荻原欠場もセルティック日本人3選手は先発! D・ザグレブvsセルティックは膠着のゴールレス【CL】

2024.12.11 04:50 Wed
痛み分けのゴールレス
Getty Images
痛み分けのゴールレス
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、ディナモ・ザグレブvsセルティックが10日にスタディオン・マクシミールで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ザグレブのDF荻原拓也は負傷欠場、セルティックのFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央は先発出場した。

共にプレーオフ圏内に位置する23位のザグレブと、20位のセルティックによる一戦。3勝目を狙うフープスでは日本人3選手が揃ってスタメンを飾った。

敵地での戦いながら立ち上がりからボールの主導権を握ったセルティック。古橋や前田が背後を狙いつつ、キューンや旗手を起点にボールを動かしながらチャンスを窺う展開に。
なかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続くなか、16分にはボックス手前の好位置で得たFKをベルナルドが直接狙うが、これは枠を捉え切れず。以降はアタッキングサードで攻めあぐねる場面が目立ち、古橋や前田にもなかなか良い形でボールが入らない。

一方、カウンター主体の戦い方を選択したザグレブは何度かそのチャンスが訪れたが、人数のかけ方や崩しの精度の問題もあってフィニッシュで完結できない。前半アディショナルタイムには右サイド深くに抜け出したシュピキッチのクロスにボックス内のクレノビッチが反応したが、右足ボレーは枠を捉え切れなかった。
ともに枠内シュート0本とクローズな展開となった前半を経て試合はゴールレスで後半に突入。後半は立ち上がりに右サイドを突破したキューンがカットインから際どい左足シュートを放つなど、よりオープンな展開に。ザグレブも60分手前にはピアツァ、バトゥリナがボックス内で連続シュートを放って応戦する。

その後はセットプレー流れから古橋、旗手のシュートなどで日本人選手にも見せ場が訪れたが、65分には古橋、72分には古橋と前田もベンチに下がり、やや消化不良の内容でピッチを離れた。

その後、後半終盤は行ったり来たりのオープンな展開となったが、互いに最後の局面で体を張る相手の守備を上回る攻撃を見せられず。この結果、試合は痛み分けのゴールレスドローに終わった。

ディナモ・ザグレブ 0-0 セルティック

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敵地で2点差追いついてドロー…モナコ指揮官「満足しているとは言えないが、困難な状況で示したメンタリティに満足」

モナコのアディ・ヒュッター監督が、2点差を追いついてドローに持ち込んだディナモ・ザグレブ戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えている。 モナコは2日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)でディナモ・ザグレブと対戦し、2-2のドローで終えた。 バルセロナとの開幕節の金星によって勢いづくチームは、連勝を狙って敵地へ乗り込んだ。試合前から降り続いた激しい雨の影響によって厳しいピッチコンディションで臨んだ一戦は、前半序盤にFW南野拓実に絶好機が訪れるもこれを決め切れず。 すると、序盤から苦戦していた相手のロングカウンターから前半終了間際に先制点を奪われると、ハーフタイムの2枚替えで[4-4-2]に変更した後半も流れを変えられず。後半半ばには再びカウンターから追加点を奪われた。 それでも、よりリスクを負った布陣で攻勢を仕掛けると、74分に右CKからDFモハメド・サリスのヘディングシュートで点差をで縮めると、南野が2度目の決定機を相手の好守に阻まれたものの、その直後に得たPKをキャプテンのMFデニス・ザカリアが決めて2点差を追いついてドローに持ち込んだ。 同試合後、ヒュッター監督は連勝を逃した結果を悔やむも、厳しいアウェイゲームで2点差を追いついたチームの姿勢を評価した。 「正直に言えば、これは我々にとって良いポイントだ。このような状況でプレーするのは簡単ではなかったが、チームの精神力に拍手を送る。満足しているとは言えないが、2-0で負けていた状況からのドローに満足しなければならない。そして、困難な状況でプレーヤーたちが示したメンタリティには満足している」 試合内容については「それはフットボールの一部で、自然の要素だ」と厳しいピッチコンディションにも言い訳をせず、対戦相手のプレーを称賛。 「ディナモのプレースタイルに拍手を送る。彼らは守備が強く、切り替えが早かった。前半はディナモの方が優れていて、我々は足場をつかむことができなかった」 それでも「我々は諦めず、自分たちの能力を信じ、最後には重要なポイントを獲得した。それがポイントを持ち帰ることができた理由だ」と、最後まで戦い抜いたチームを改めて称えた。 後半ラストプレーで逆転ゴールを決めた直近のモンペリエ戦に続く後半最終盤のゴールで追いついたこの試合では、最終的に6人のアタッカーがピッチ並ぶ非常に攻撃的な形となった。 その点について指揮官は1-3での敗戦のリスクを背負ってでも勝ち点1を持ち帰る必要があったと自身のアプローチを説明した。 「リスクを冒さなければならなかった。もし3点目を許していたら試合は終わっていただろうが、1-2の時点で、私の立場だったらどうしていただろうか? ディフェンダーを投入するか、アタッカーを投入するか? 少なくとも1ポイントか勝利を持って試合を終えたいという気持ちを選手たちに示さなければならなかった。我々には引き分けに持ち込む勇気があったということだ」 2024.10.03 11:30 Thu
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敵地でゴールレスドローのセルティック、ロジャーズ監督はチームの進歩を実感「勝ち点1で満足できないなら…」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、アウェイでのディナモ・ザグレブ戦を振り返った。 セルティックは2勝2分け1敗で迎えたディナモ・ザグレブ戦、日本人3選手が先発した中、7年ぶりのCLアウェイ戦勝利を目指したが、約70%のポゼッションをマークしながらも決定機はさほど生み出せずゴールレスドローに終わった。 しかしロージャズ監督は敵地での勝ち点1獲得を軽視していない。 「確かにもっと頑張る必要はあった。我々にチャンスがあったが、もう少し実力を発揮しなければならなかった。ただ、ポジティブなことは守備面で隙を見せず無失点で終えたことだ。アタッキングサードでのクオリティに関しては欠けていたと思う。それでもCLのアウェイ戦を無失点で終え、勝ち点1でも満足できないということはそれはチームがどれだけ進歩したかを示している。今のチームは自信を深めている」 暫定19位に付けるセルティックは残り2試合でヤング・ボーイズ、アストン・ビラと戦うが、1勝すればラウンド16プレーオフに進出できる24位以内に入れる算段が高まっている。 2024.12.11 09:00 Wed
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荻原拓也所属のクロアチア王者が迷走、昨季まで国内リーグ7連覇も今季は…

ディナモ・ザグレブが迷走中だ。 荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブと言えば、東欧クロアチアの絶対王者。昨季まで国内リーグを7連覇し、過去19シーズンで優勝18回…ダヴォール・シューケル、ズボニミール・ボバン、ルカ・モドリッチと、数多のスーパースターがこのクラブから巣立っていった。 ところが、国内リーグで昨季36試合「4敗」のチームは、今季すでに15試合「4敗」。21年ぶりの覇権奪還へジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を新監督とした“宿敵”ハイドゥク・スプリトに首位を譲り、勝ち点差も「7」となっている。 また、9月のチャンピオンズリーグ(CL)初戦でバイエルンに9失点惨敗を喫し、セルゲイ・ヤキロビッチ監督を即刻解任。 後任となったネナド・ビエリカ監督のもとでも成績は上がらず、迎えた2日、宿敵ハイドゥクに0-1と敗戦。レギュラーシーズンで同じ相手と4度対戦するクロアチア1部において、対ハイドゥクは今季すでに2連敗、いずれも0-1である。 クロアチア『Slobodna Dalmacija』によると、ディナモ・ザグレブ上層部は怒れるファンを意識し、緊急ミーティングへ。ここではビエリカ監督の続投が決まったといい、3日には指揮官への信頼を強調する声明も発表された。 一方で、こんな文言も。 「マルティン・バトゥリナを冬に売り捌くことは絶対にありません。彼を含む複数の選手へのオファーが毎週のように届きますが、この冬に選手を売る可能性はありません」 実はディナモ・ザグレブ、モドリッチの後継者とも言われるクロアチア代表MFバトゥリナ(21)が、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーから関心を寄せられており、ユーロ2024後は評価が高まる一方なのだ。 ビエリカ監督の続投についてはファン評が分かれるようだが、背番号「10」バトゥリナの売却完全否定は好意的に受け止められている模様。その場凌ぎの声明でなければよいのだが…。 2024.12.04 16:10 Wed
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試合巧者ミラン、格下ディナモ・ザグレブに快勝《CL》

ミランは14日、チャンピオンズリーグ(CL)グループE第2節でディナモ・ザグレブをホームに迎え、3-1で快勝した。 初戦のザルツブルク戦を低調なドローで終えたミランは、ジルーを最前線に、2列目に右からサーレマーケルス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べた。 初戦のチェルシー戦で金星を挙げたディナモ・ザグレブに対し、立ち上がりから押し込む展開としたミランは9分、ジルーがミドルシュートで牽制。 その後も22分にベナセルがミドルシュートで、31分にはジルーがオンターゲットのヘディングシュートを放ってゴールに迫った。 そんな中、35分にオルシッチのコントロールシュートでゴールを脅かされたミランだったが、43分にPKを獲得。クサビのパスをボックス内で受けたレオンがシュタロに倒された。このPKをジルーが決め、ミランが1点をリードして前半を終えた。 迎えた後半開始1分、レオンの左クロスからサーレマーケルスがヘディングシュートを叩き込んでリードを広げたミラン。 しかし56分、ペトコビッチの見事なポストプレーからオルシッチにコントロールシュートを決められ、1点差とされてしまう。 そのミランは67分、ジルーに代えてデ・ケテラエルを最前線に投入。敵陣でのプレーを続けると、77分にリードを広げた。テオ・エルナンデスとのパス交換から途中出場のポベガがゴールを挙げた。 終盤にかけては余裕を持って時間を使ったミランが3-1で快勝。初勝利としている。 2022.09.15 03:36 Thu

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