東京Vに痛快リベンジ果たした磐田・横内監督「最後までやり切った選手を誇りに思う」
2024.06.27 09:05 Thu
ジュビロ磐田の横内昭展監督が、総力戦で手にした4試合ぶりの白星を誇った。
迎えた後半戦初戦は前回対戦で2-3と競り負けた昇格組をホームで迎え撃った中、前半は良い入りを見せたものの、FWジャーメイン良のPK失敗によって先制のチャンスを逸した。以降は微妙な判定続きでフラストレーションを募らす展開となり、前半終盤は押し返される形となったが、最低限のゴールレスで折り返した。
すると、勢いを持って入った後半は立ち上がりの51分にMFブルーノ・ジョゼのクロスが誘発したオウンゴールで先制に成功すると、61分には左CKの場面でMF上原力也の正確なクロスをFWマテウス・ペイショットが頭で合わせ、畳みかける2点目を奪取。
同試合後の会見で横内監督は「ミーティングや選手間で、しっかりみんながこのゲームをどう戦うかというところを共有してくれた。それが試合を通してやれた」と、短い準備期間の中、適切な姿勢で試合にアプローチし、ピッチ上でもやるべきことをこなした選手たちを称賛した。
C大阪戦を含めて追加点が課題となっていた中、この試合では流れを完全に引き寄せる上で重要だった2点目、トドメの3点目と効果的に得点を重ねることができた。
その点についても「今回も先に点を取ることができて、その後はしっかり次の2点目というところを、ここ数試合言ってきましたけど、本当に選手は貪欲にそこに向かってくれた。もちろん失点しないことが大前提ですけど、その両方を実行してくれたので、最後は本当にここまで苦しんでいたと言えば、苦しんでいたと思いますけど、(古川)陽介がダメ押し点を取ってくれて本当に良かったなと思っています。本当に最後までやり切った選手を誇りに思っています」と、課題克服へ前のめりに取り組んだチームの姿勢にも満足感を示した。
巻き返しを図る後半戦初戦、4試合ぶりの勝利、ホームゲームという部分でのモチベーションは言うまでもないが、この試合ではとりわけ球際の局面でいつも以上の気迫も窺えたが、やはり指揮官を含め前回対戦の悔しい敗戦、昨季のJ2で鎬を削った同じ昇格組相手の対戦で期するものがあったという。
「前回対戦したアウェイのヴェルディ戦で負けたのが本当に悔しかった。もちろん昨年J2で切磋琢磨しながらお互い上がったチームで、去年も勝つことができずに前回アウェイでもやっぱりそこに手が届かなかった。勝ちを持って帰れなかったことで本当に悔しい思いをして、それは僕だけではなくて選手もそう思っていました」
「その悔しさというのを本当に忘れずに今日選手はピッチでその悔しさを晴らすというか、表現してくれたかなと。一対一のバトルでも本当に意地と意地がぶつかり合うような、もちろんお互いファウルになることもありましたけど、そういうのが多く見られた本当にいいゲームだったなと」
その前回対戦では2点差を追いついた後、激しい接触プレーの影響もあったエースのPK失敗によって流れを失い敗れた経緯もあり、前半のジャーメインのPK失敗によってそういったいやな雰囲気が漂ってもおかしくなかった。だが、後半に再びギアを上げて大量得点を奪って勝ち切るという、チームとしてのタフさを証明した。
試合総括の際にも選手間での良いコミュニケーションに言及していた指揮官は、ピッチ上、ハーフタイムでのコミュニケーションを見守っていた中、必ずや後半自分たちが流れを引き寄せられる確信を得ていたという。
「ジャメ(ジャーメイン良)がPKを失敗して、ジャメ自身すごくショックもあったとは思いますけど、ジャメに対していろんな選手が声をかけていましたし、そのプレーの後も変わらずに選手がやり切ってくれていたと思います。ハーフタイムに戻ってきても、別に0-0でオーケーという言い方が合っているかどうかわからないですけど、『後半絶対いけるぞ』という雰囲気は選手の中であって、僕は少し遅れてロッカールームに入りましたけど、かなり選手間で話をしていました。これまでで一番そういうのが多かったかなというぐらいに選手間で話をしていて、これは後半いけるなと。その光景を見たときに、僕自身思いましたし、その通りに後半パワーを出してくれたなと思っています」
個人に目を向けると、この試合ではDFリカルド・グラッサ、MF松本昌也が軽度の負傷によってベンチを外れた中、代役を担ったDF森岡陸、MF金子翔太、MFブルーノ・ジョゼといったギラギラした控え選手たちの奮闘が光った。
とりわけ、ここまで定期的にチャンスを得ながらも、なかなか目に見える結果を残せずにいた古川の活躍は鮮烈だった。
その静岡学園出身のドリブラーについて横内監督は「前半戦プレー時間はあった中で、なかなか自分の思う結果が出せていなかったところで、本当にこの2戦前は悔しい思いをしていたと思います。ただ、そこで腐ることなくトレーニングから違いを見せていたので、何かやってくれるのではないかという予感はしていましたけど、本当にぶっちぎって個の力で奪ったゴールというところで、彼にとってもチームにとっても大きな1点だった」と、期待以上の活躍に目を細めた。
さらに、自称“夏男”としてこの一戦でも攻守に豊富な運動量で貢献した金子、先制点を演出したブルーノ・ジョゼら前半戦で出番が限られた選手たちの活躍を評価し、後半戦に向け、チーム内のさらなる競争を促した。
「彼らは前半戦なかなか出場機会も少なくて、スタートで出る機会も翔太にしても、ブルーノ・ジョゼにしても、多分リーグ戦は初先発だと思いますけど、本当にチームの力になりたい。それは途中から出てもスタメンで出ても、その思いは変わりないと思っています」
「その思いでトレーニングをしてくれていて、いつスタメンで自分が名前を呼ばれてもいける準備をずっと続けてきてくれた選手たちなので、本当に今日はピッチで表現できる形になって、結果になって終わったことというのは、本人たちも嬉しいと思いますし、チームとしてはそれが本当にまた力になりますし、また競争が生まれます。これは本当にまた成長する上ですごく重要なことかなと僕自身は思っています。なので、今日は本当にそういう選手たちがよくやってくれたなと思っています」
内容が伴った結果に加え、後半戦に向けた戦力の底上げという部分でも実り多きものとなった後半戦初戦を経て勢いに乗りそうなサックスブルーは、中3日で臨む次節浦和レッズとのアウェイゲームで今季2度目の連勝を狙う。
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磐田は26日、ヤマハスタジアムで行われた明治安田J1第20節の東京ヴェルディ戦に3-0で快勝した。前節、セレッソ大阪相手に好ゲームを見せながらもリードを守り切れずに1-1のドローとなった磐田。これで3戦未勝利のチームは16位で前半戦を終える形となった。すると、勢いを持って入った後半は立ち上がりの51分にMFブルーノ・ジョゼのクロスが誘発したオウンゴールで先制に成功すると、61分には左CKの場面でMF上原力也の正確なクロスをFWマテウス・ペイショットが頭で合わせ、畳みかける2点目を奪取。
この連続ゴールで完全に主導権を握ると、相手守護神マテウスの再三の好守に阻まれて3点目を奪うのに苦労したが、試合終了間際にはMF古川陽介が5人の守備者を翻弄する鮮やかなソロゴールを叩き込み、ダメ押しに成功。リーグ10試合ぶりのクリーンシートも達成し、会心の4試合ぶり勝利で後半戦を白星でスタートした。
同試合後の会見で横内監督は「ミーティングや選手間で、しっかりみんながこのゲームをどう戦うかというところを共有してくれた。それが試合を通してやれた」と、短い準備期間の中、適切な姿勢で試合にアプローチし、ピッチ上でもやるべきことをこなした選手たちを称賛した。
C大阪戦を含めて追加点が課題となっていた中、この試合では流れを完全に引き寄せる上で重要だった2点目、トドメの3点目と効果的に得点を重ねることができた。
その点についても「今回も先に点を取ることができて、その後はしっかり次の2点目というところを、ここ数試合言ってきましたけど、本当に選手は貪欲にそこに向かってくれた。もちろん失点しないことが大前提ですけど、その両方を実行してくれたので、最後は本当にここまで苦しんでいたと言えば、苦しんでいたと思いますけど、(古川)陽介がダメ押し点を取ってくれて本当に良かったなと思っています。本当に最後までやり切った選手を誇りに思っています」と、課題克服へ前のめりに取り組んだチームの姿勢にも満足感を示した。
巻き返しを図る後半戦初戦、4試合ぶりの勝利、ホームゲームという部分でのモチベーションは言うまでもないが、この試合ではとりわけ球際の局面でいつも以上の気迫も窺えたが、やはり指揮官を含め前回対戦の悔しい敗戦、昨季のJ2で鎬を削った同じ昇格組相手の対戦で期するものがあったという。
「前回対戦したアウェイのヴェルディ戦で負けたのが本当に悔しかった。もちろん昨年J2で切磋琢磨しながらお互い上がったチームで、去年も勝つことができずに前回アウェイでもやっぱりそこに手が届かなかった。勝ちを持って帰れなかったことで本当に悔しい思いをして、それは僕だけではなくて選手もそう思っていました」
「その悔しさというのを本当に忘れずに今日選手はピッチでその悔しさを晴らすというか、表現してくれたかなと。一対一のバトルでも本当に意地と意地がぶつかり合うような、もちろんお互いファウルになることもありましたけど、そういうのが多く見られた本当にいいゲームだったなと」
その前回対戦では2点差を追いついた後、激しい接触プレーの影響もあったエースのPK失敗によって流れを失い敗れた経緯もあり、前半のジャーメインのPK失敗によってそういったいやな雰囲気が漂ってもおかしくなかった。だが、後半に再びギアを上げて大量得点を奪って勝ち切るという、チームとしてのタフさを証明した。
試合総括の際にも選手間での良いコミュニケーションに言及していた指揮官は、ピッチ上、ハーフタイムでのコミュニケーションを見守っていた中、必ずや後半自分たちが流れを引き寄せられる確信を得ていたという。
「ジャメ(ジャーメイン良)がPKを失敗して、ジャメ自身すごくショックもあったとは思いますけど、ジャメに対していろんな選手が声をかけていましたし、そのプレーの後も変わらずに選手がやり切ってくれていたと思います。ハーフタイムに戻ってきても、別に0-0でオーケーという言い方が合っているかどうかわからないですけど、『後半絶対いけるぞ』という雰囲気は選手の中であって、僕は少し遅れてロッカールームに入りましたけど、かなり選手間で話をしていました。これまでで一番そういうのが多かったかなというぐらいに選手間で話をしていて、これは後半いけるなと。その光景を見たときに、僕自身思いましたし、その通りに後半パワーを出してくれたなと思っています」
個人に目を向けると、この試合ではDFリカルド・グラッサ、MF松本昌也が軽度の負傷によってベンチを外れた中、代役を担ったDF森岡陸、MF金子翔太、MFブルーノ・ジョゼといったギラギラした控え選手たちの奮闘が光った。
とりわけ、ここまで定期的にチャンスを得ながらも、なかなか目に見える結果を残せずにいた古川の活躍は鮮烈だった。
その静岡学園出身のドリブラーについて横内監督は「前半戦プレー時間はあった中で、なかなか自分の思う結果が出せていなかったところで、本当にこの2戦前は悔しい思いをしていたと思います。ただ、そこで腐ることなくトレーニングから違いを見せていたので、何かやってくれるのではないかという予感はしていましたけど、本当にぶっちぎって個の力で奪ったゴールというところで、彼にとってもチームにとっても大きな1点だった」と、期待以上の活躍に目を細めた。
さらに、自称“夏男”としてこの一戦でも攻守に豊富な運動量で貢献した金子、先制点を演出したブルーノ・ジョゼら前半戦で出番が限られた選手たちの活躍を評価し、後半戦に向け、チーム内のさらなる競争を促した。
「彼らは前半戦なかなか出場機会も少なくて、スタートで出る機会も翔太にしても、ブルーノ・ジョゼにしても、多分リーグ戦は初先発だと思いますけど、本当にチームの力になりたい。それは途中から出てもスタメンで出ても、その思いは変わりないと思っています」
「その思いでトレーニングをしてくれていて、いつスタメンで自分が名前を呼ばれてもいける準備をずっと続けてきてくれた選手たちなので、本当に今日はピッチで表現できる形になって、結果になって終わったことというのは、本人たちも嬉しいと思いますし、チームとしてはそれが本当にまた力になりますし、また競争が生まれます。これは本当にまた成長する上ですごく重要なことかなと僕自身は思っています。なので、今日は本当にそういう選手たちがよくやってくれたなと思っています」
内容が伴った結果に加え、後半戦に向けた戦力の底上げという部分でも実り多きものとなった後半戦初戦を経て勢いに乗りそうなサックスブルーは、中3日で臨む次節浦和レッズとのアウェイゲームで今季2度目の連勝を狙う。
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J2リーグアウォーズ各賞が発表! MVPはエリキ、ベストイレブンは7クラブから選出! 優秀監督賞は磐田・横内昭展監督が受賞
7日、2023J2リーグアウォーズが開催。2023シーズンの明治安田生命J2リーグの各賞が発表された。 2023シーズンのJ2では、FC町田ゼルビアが見事に初優勝。J1初昇格を掴んだ。 自動昇格の2位にはジュビロ磐田が入ると、J1昇格プレーオフは3位の東京ヴェルディが制して3クラブが昇格。2位を守り続けていた清水エスパルスは最終節で4位に転落し、プレーオフでも決勝で敗れてJ2を来季も戦うこととなった。 一方で、下位に目を向ければ最下位はツエーゲン金沢、21位は大宮アルディージャとなり2チームはJ3降格が決定していた。 最優秀選手賞(MVP)は町田のFWエリキが初受賞。シーズン途中に重傷を喫したが、30試合で18得点を記録して優勝と昇格に貢献していた。 ベストイレブンにはエリキの他、清水から4選手、東京Vとジェフユナイテッド千葉から2名ずつが選出。その他、磐田、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本から選ばれている。 またJ2得点王はベストイレブンにも選ばれたFWフアンマ・デルガドでキャリアハイの26得点を記録した。 最優秀ゴールには、清水のMF乾貴士が7月9日の明治安田第25節の大分トリニータ戦で決めたゴールに。1-1で迎えた63分、大分の攻撃を止めてからのカウンター。自陣のハーフウェイライン付近でボールを持った乾は周りを窺いながらもドリブルで中央を持ち上がると、そのままボックス手前で右足一閃。ゴール右上に大きく曲がったミドルシュートがクロスバーを掠めて決まったものになった。 その他、優秀監督賞には監督初挑戦となり、それまではサンフレッチェ広島や日本代表で森保一監督の右腕として従事してきた横内昭展監督が受賞。磐田を見事にJ1復帰させたことが評価された。なお優秀監督賞の得票数も公開されており、大宮の原崎政人監督のみ票が入らなかった。 フェアプレー賞はザスパクサツ群馬、ヴァンフォーレ甲府、ツエーゲン金沢の3クラブが受賞。フェアプレー個人賞は全てGKで櫛引政敏(ザスパクサツ群馬)、マテウス(東京V)、権田修一(清水)、波多野豪(長崎)が受賞した。今回から新設されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆最優秀選手賞</span> FWエリキ(FC町田ゼルビア)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆J2ベストイレブン</span> GK 権田修一(清水エスパルス)/初受賞 DF 宮原和也(東京ヴェルディ)/初受賞 鈴木義宜(清水エスパルス)/初受賞 リカルド・グラッサ(ジュビロ磐田)/初受賞 MF 田口泰士(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 森田晃樹(東京ヴェルディ)/初受賞 乾貴士(清水エスパルス)/初受賞 平川怜(ロアッソ熊本)/初受賞 FW 小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)/初受賞 エリキ(FC町田ゼルビア)/初受賞 フアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆得点王</span> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎)/初受賞 26得点 <span class="paragraph-subtitle">◆最優秀ゴール賞</span> MF乾貴士(清水エスパルス)/初受賞 明治安田生命J2リーグ第25節 7月9日(日) 大分トリニータ vs 清水エスパルス(63分) <span class="paragraph-subtitle">◆優勝監督賞</span> 黒田剛監督(FC町田ゼルビア)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆優秀監督賞</span> 横内昭展監督(ジュビロ磐田)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆フェアプレー賞</span> ザスパクサツ群馬 ヴァンフォーレ甲府 ツエーゲン金沢 ※反則ポイントが少ない順 <span class="paragraph-subtitle">◆フェアプレー個人賞</span> GK櫛引政敏(ザスパクサツ群馬)/初受賞 GKマテウス(東京ヴェルディ)/初受賞 GK権田修一(清水エスパルス)/初受賞 GK波多野豪(V・ファーレン長崎)/初受賞 <span class="paragraph-subtitle">◆優秀監督賞(得票順)</span> 1位:107票/横内昭展(ジュビロ磐田)リーグ順位:2位 2位:63票/秋葉忠宏(清水エスパルス)リーグ順位:4位 3位:39票/城福浩(東京ヴェルディ)リーグ順位:3位 4位:37票/小林慶行(ジェフユナイテッド千葉)リーグ順位:6位 5位:27票/大槻毅(ザスパクサツ群馬)リーグ順位:11位 6位:24票/大木武(ロアッソ熊本)リーグ順位:14位 7位:15票/渡邉晋(モンテディオ山形)リーグ順位:5位 8位:10票/須藤大輔(藤枝MYFC)リーグ順位:12位 9位:9票/篠田善之(ヴァンフォーレ甲府)リーグ順位:8位 10位:8票/下平隆宏(大分トリニータ)リーグ順位:9位 11位:5票/吉田謙(ブラウブリッツ秋田)リーグ順位:13位 11位:5票/濱崎芳己(水戸ホーリーホック)リーグ順位:17位 13位:4票/田村雄三(いわきFC)リーグ順位:18位 14位:3票/吉田達磨(徳島ヴォルティス)リーグ順位:15位 14位:3票/時崎悠(栃木SC)リーグ順位:19位 16位:2票/木山隆之(ファジアーノ岡山)リーグ順位:10位 16位:2票/堀孝史(ベガルタ仙台)リーグ順位:16位 16位:2票/柳下正明(ツエーゲン金沢)リーグ順位:22位 19位:1票/ファビオ・カリーレ(V・ファーレン長崎)リーグ順位:7位 19位:1票/フアン・エスナイデル(レノファ山口FC)リーグ順位:20位 ※優勝した黒田 剛監督(FC町田ゼルビア)以外の監督から投票 ※原崎政人監督(大宮アルディージャ)は得票がなかった <span class="paragraph-title">【動画】J2のベストゴールは乾貴士の圧巻カーブミドルシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SRAvHVCdwqA";var video_start = 380;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.08 06:45 Fri2
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森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Monジュビロ磐田の人気記事ランキング
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磐田の10番、元日本代表MF山田大記が今季で現役引退 「まずは残り2試合、魂を懸けて闘いたい」
ジュビロ磐田は26日、元日本代表MF山田大記(35)の現役引退を発表した。 山田は明治大学から2011年に磐田に加入。背番号10を託され、1年目からJ1リーグで29試合5得点を記録した。 その後も主力としてプレーを続けるが、2014シーズンはJ2リーグを戦うことに。2014年7月には2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のカールスルーエに完全移籍した。 ドイツでも主力を担い、在籍3シーズンでリーグ戦88試合に出場し、10得点14アシストを記録。しかし、2016-17シーズンはチームが低迷し、3部へ降格。契約満了で退団した山田は、2017年8月に磐田へ復帰した。 復帰後は再び主力としてプレー。2019年には再びJ2降格を味わうも、2年でJ1復帰。しかし、ケガに泣いた2022シーズンはJ1で7試合の出場にとどまり、チームはまたもJ2へ降格した。 続く2023シーズンはキャプテンに就任し、J2で27試合5得点をマーク。2位フィニッシュに貢献し、J1の舞台へ戻った。 2024シーズンも主将を務め、ここまでJ1で23試合3得点の成績。しかし、先発は10試合にとどまっている。 J1では通算180試合29得点、J2では通算122試合22得点を記録。リーグカップでは通算21試合3得点、天皇杯では通算9試合3得点の成績を残している。 海外挑戦前には日本代表も経験。2013年7月のEAFF E-1サッカー選手権で2試合に出場した。 J1の2試合を残して現役引退を発表した山田は、クラブを通じてコメントしている。 「今シーズン限りで引退することになりました。皆様への感謝の気持ちは、セレモニーにてお伝えさせていただきます。まずは残り2試合、魂を懸けて闘いたいと思います」 2024.11.26 17:44 Tue2
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat3
磐田MF古川陽介がポーランド1部のグールニク・ザブジェへ! 1年間の買取OP付きレンタル移籍、クラブ歴代4人目の日本人に
エクストラクラサ(ポーランド1部)のグールニク・ザブジェは6日、ジュビロ磐田のMF古川陽介(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 2025年6月30日までのレンタル移籍となり、買い取りオプションが付いているとのこと。クラブにとって4人目の日本人選手となった。 古川は静岡学園高校から2022年に磐田に加入。プロ1年目でJ1で7試合1得点を記録するなどするも、チームはJ2に降格。2年目の2023シーズンはJ2で28試合1得点を記録するなど、1年での昇格に貢献した。 今シーズンは明治安田J1リーグで23試合に出場し2得点。YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合に出場していた。 古川は磐田を通じてコメントしている。 「なかなか勝ち星を重ねられない中でチームを離れることに対して、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ同時に自分の幼い頃からの夢である、世界で1番のドリブラーになる夢を早く叶えたい気持ちがさらに強まりました」 「ファン・サポーターの皆様、関係者の皆様にこのような形で伝えることになり、本当に申し訳ありません。そして自分の決断を尊重してくださったジュビロ磐田には感謝しかありません。ありがとうございます。ジュビロなら必ず残留できると信じています」 グールニク・ザブジェには、奥抜侃志(ニュルンベルク)、横田大祐(カイザースラウテルン)、上月壮一郎(1860ミュンヘン)が過去に所属していた。 <span class="paragraph-title">【動画】グールニク・ザブジェが古川陽介の到着を発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pl" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/yosuke_furu10?ref_src=twsrc%5Etfw">@yosuke_furu10</a> <a href="https://t.co/21E3XE6QHM">pic.twitter.com/21E3XE6QHM</a></p>— Górnik Zabrze (@GornikZabrzeSSA) <a href="https://twitter.com/GornikZabrzeSSA/status/1831957940162719903?ref_src=twsrc%5Etfw">September 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.06 17:13 Fri4
浦和が“試練の一戦”で勝ち点3! 磐田を完璧に封じ込めて3-0【明治安田J1第21節】
30日、明治安田J1リーグ第21節の浦和レッズvsジュビロ磐田が埼玉スタジアム2002で行われ、浦和が3-0の完勝だ。 前節6試合ぶり白星の暫定10位・浦和と、前節3発快勝の暫定15位・磐田。 浦和のほうは、キャプテンの酒井宏樹に副キャプテンのアレクサンダー・ショルツ、さらには岩尾憲まで退団する運びとなり、ケガ人も多く頭数が心許ない状況だ。 そんな状況下で36歳・宇賀神友弥が今季初となるリーグ戦のベンチ入り。3選手退団の一方、新戦力も発表されているだけに、この磐田戦を総力で乗り切り、勝ち点「3」が欲しい。 立ち上がりから膠着した展開も、21分に浦和が先制。左サイドを崩し、緩やかなクロスに右サイドバックの石原広教が頭から飛び込み、地面に叩きつけたヘッドがネットへ吸い込まれる。 対する磐田は挽回の兆しなし。どこでボールを持っても浦和の選手が数で上回り、効果的なビルドアップもできず。36分にはレオ・ゴメスが機転をきかせたスルーパスも味方に通らない。 浦和は43分、ボックス手前からの直接FKをレフティー武田英寿が狙うが、磐田のGK川島永嗣にセーブされる。軌道もスピードも悪くなかったが、41歳守護神を焦らせるには至らず。 50分、浦和は磐田最終ラインの背後へ抜けた渡邊凌磨がネットを揺らすも、オフサイド判定で追加点ならず。それでも渡邊は直後の52分、今度こそ追加点を叩き込む。 浦和は52分、石原の素早いボール奪取から伊藤敦樹が縦へとスプリント。伊藤がゴール前へ折り返すと、走り込んだ渡邊が強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺した。 磐田のほうは相変わらず光明を見出せず。ハーフタイムで2枚替えも、試合内容は前半から変化せず、早い段階で浦和の勝ち点3が浮かぶ。 浦和は74分に実質的なダメ押し。敵陣深くでボールを奪い、左からの大畑歩夢のパスを武田がスルー。受けた伊藤がワントラップから右足シュートを突き刺した。 余裕を持って時計の針を進める浦和は89分に3枚替え。今季復帰した36歳宇賀神が、ヘグモ監督体制で初めて起用される。 結局、浦和が磐田を完璧に封じ込める形で3-0と完勝。“試練の一戦”と言うべき90分間を、ホーム埼スタの大声援とともに勝ち切った。 磐田としては光明を見出せなかった90分間。41歳GK川島の孤軍奮闘が目立ち、J1復帰後、最低水準の試合内容で、無論完敗だ。 浦和レッズ 3-0 ジュビロ磐田 【浦和】 石原広教(前21) 渡邊凌磨(後7) 伊藤敦樹(後29) 2024.06.30 20:29 Sun5