リーズがプレミア返り咲きならカルヴァン・フィリップスに救いの手?

2024.04.16 11:05 Tue
ウェストハムでプレーするカルヴァン・フィリップス。
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ウェストハムでプレーするカルヴァン・フィリップス。
イングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)にリーズ・ユナイテッド復帰の可能性だ。

昨季加入のマンチェスター・シティでは思うように活躍できず、今年1月からウェストハムにローン移籍中のフィリップス。デイビッド・モイーズ監督のもとではここまで公式戦9試合で使われるが、失点に絡むなど、一部サポーターの槍玉にも上がる。
ウェストハムはすでにローン契約終了とともに返却を決め、シティに戻っても居場所なしといわれるなか、イギリス『デイリー・メール』によると、古巣が状況次第だが、再獲得しうるという。

リーズは今季のチャンピオンシップでプレミアリーグ復帰を果たせば、シティが求める3000万ポンド(約57億5000万円)の支払いにこそ難色を示すが、ローン契約での連れ戻しを検討しているそうだ。

ダニエル・ファルケ監督が率いるリーズはシーズン終盤のチャンピオンシップで優勝位争いを演じ、首位イプスウィッチ・タウンFCと2ポイント差の3位に位置。自動昇格圏の2位レスター・シティとも1ポイント差だ。
プレミアリーグ返り咲きなら夏の補強に力を入れる考えで、実績十分のフィリップス再獲得にも前向きとされるリーズだが、果たして。


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マンチェスター・シティのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(28)はユーロ2024へ「当落線上」か。 今季1年振るわなかったグリーリッシュ。全く活躍しなかったというわけではないが、ピッチ脇で90分間過ごす試合は決して珍しくなく、公式戦36試合出場で3得点3アシスト…フィル・フォーデンらの影に隠れた1年だった。 そんな28歳もユーロ2024へ向かうイングランド代表の候補メンバー「33名」に名を連ねているが、本大会行きは最大「26名」。イギリス『フットボール・インサイダー』は「グリーリッシュが“7名”に入る可能性は低くない」と論じる。 同代表のガレス・サウスゲイト監督は、長年一定の序列を与えながらも、今季苦しんだカルヴァン・フィリップス(ウェストハム)やマーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)を候補33名から落としており、これまでになかった”ドライさ”を見せている。 グリーリッシュのライバルは言わずもがな強力。今やプレミア最高峰アタッカーのフォーデン、アーセナルの核であるブカヨ・サカ、開花したコール・パーマー、その他ジャロッド・ボーウェン、ジェームズ・マディソン、エベレチ・エゼ、アンソニー・ゴードン…。 指揮官もメディア対応でグリーリッシュへの評価を問われ「練習でも良いエネルギーを注ぎ込んでいるよ。優秀な選手が多いポジションだし、全員が競争の最中にいる」などとお茶を濁す格好に。シティからの売却噂も存在するグリーリッシュだが、果たして…。 2024.06.03 21:05 Mon

エバートンが燻るMFフィリップスのレンタルに興味? シティには居場所なしか

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ブランスウェイトは残留でアマドゥ・オナナが移籍へ? 経営難エバートンの資金調達プラン

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シティがカルヴァン・フィリップスの安売り覚悟か…ローン先で苦戦中

マンチェスター・シティがイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)を安売りしうるようだ。 昨季加入のシティでは思うように活躍できず、今年1月からウェストハムにローン移籍したフィリップス。デイビッド・モイーズ監督のもとではここまで公式戦9試合で使われるが、失点に絡むなど、一部サポーターの槍玉にも上がる。 イギリス『Football Insider』によると、ウェストハムは今季終了後の返却をもう決めており、シティ舞い戻りが既定路線。シティはこのローンが逆に評価を下げる状況からして、売るにしても低い移籍金額になると覚悟しているという。 このウェストハム行きをユーロ2024の代表入りにつなげ、売却時に移籍金の吊り上げを狙ったというシティだが、ここまでを考えると、うまくいかなそうだ。 なお、シティは2022年夏にリーズ・ユナイテッドから獲得時に固定4200万ポンド+アドオン300万ポンドの総額4500万ポンド(現レートで約86億2000万円)を投じている。 2024.04.06 09:40 Sat

ウェストハムでも悪戦苦闘しユーロ控えて代表落選…フィリップスがシティにレンタルバックへ

イングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)がマンチェスター・シティへレンタルバックする見通しだ。 リーズ・ユナイテッド時代にとてつもない存在感を放ったフィリップス。長短のパスを正確に散らしてフィールドを掌握し、2022-23シーズンに26歳でシティへの栄転を勝ち取った。 しかし、待っていたのはベンチ生活。待てど暮らせどロドリゴ・エルナンデスの牙城を崩せず、とうとう今年1月でレンタル放出に。東ロンドンはウェストハムへやって来たが、ここではパフォーマンスが上がらず、評価が著しく低い。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ウェストハム首脳陣はすでにシティへの予定通りの返却を決定。買い取りは頭の片隅にもないものとみられている。 シティで控えながらもイングランド代表に継続招集されてきたフィリップスも、ユーロ2024メンバー発表前最後のテストマッチが組まれた3月でとうとう落選。このままでは本大会行きはない。完全移籍かシティ帰還はともかく、なんとか今季中に状態を上げねばならない状況だ。 2024.04.03 17:40 Wed

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