アーセナルがチェルシー司令塔ジョルジーニョを獲得! アルテタ「知性と深いリーダーシップを備えたMF」
2023.02.01 05:20 Wed
アーセナルは31日、チェルシーからイタリア代表MFジョルジーニョ(31)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「20」に決定している。
イギリス『The Athletic』によれば、移籍金は1200万ポンド(約19億3000万円)となり、ジョルジーニョは1年間の延長オプションが付く2024年夏までの1年半契約にサインしたという。
手薄な中盤に実力者を迎え入れたミケル・アルテタ監督は、大きな期待を口にしている。
「ジョルジーニョは知性と深いリーダーシップを備えたミッドフィールドプレーヤーであり、プレミアリーグと国際的な経験が豊富だ。ジョルジーニョはそのキャリアで勝利を収めているが、彼はまだここで貢献したいという渇望と大きな意欲を持っている」
「ジョルジーニョと契約することができて、彼と家族をクラブに迎えられることをとても嬉しく思う」
アンカーとして長短のパスを使い分けてゲームメイクができる中盤の選手で、ポジショニング能力と戦術眼に長けており、PKキッカーとしても活躍。チェルシーでは公式戦213試合に出場し29ゴール9アシストを記録。プレミアリーグでも143試合で21ゴール5アシストの成績を残していた。
アーセナルは当初、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に力を注いでいたが、相手クラブの徹底抗戦に遭ったことで、最終的にイタリア代表MFの獲得にこぎ着けた。
イギリス『The Athletic』によれば、移籍金は1200万ポンド(約19億3000万円)となり、ジョルジーニョは1年間の延長オプションが付く2024年夏までの1年半契約にサインしたという。
手薄な中盤に実力者を迎え入れたミケル・アルテタ監督は、大きな期待を口にしている。
「ジョルジーニョと契約することができて、彼と家族をクラブに迎えられることをとても嬉しく思う」
ジョルジーニョは、ブラジルにルーツを持つイタリア人。エラス・ヴェローナでキャリアをスタートさせると、ナポリで飛躍。マウリツィオ・サッリ監督の下で大きく羽ばたき、イタリア代表にも選出されるようになると、2018年7月にサッリ監督と共にチェルシーへ完全移籍していた。
アンカーとして長短のパスを使い分けてゲームメイクができる中盤の選手で、ポジショニング能力と戦術眼に長けており、PKキッカーとしても活躍。チェルシーでは公式戦213試合に出場し29ゴール9アシストを記録。プレミアリーグでも143試合で21ゴール5アシストの成績を残していた。
アーセナルは当初、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に力を注いでいたが、相手クラブの徹底抗戦に遭ったことで、最終的にイタリア代表MFの獲得にこぎ着けた。
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