ナポリがマクトミネイ獲得に前進…ユナイテッドと48.3億円で合意報道
2024.08.26 12:25 Mon
ナポリ行きが噂されるマクトミネイ
ナポリがマンチェスター・ユナイテッドから狙うスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)の獲得に前進したようだ。
報じた『The Athletic』によると、3000万ユーロ(約48億3000万円)程度の移籍金額でクラブ間合意。ユナイテッドは将来の一部売却額を手にする転売条項をつけての合意という。となれば、あとは選手次第だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、マクトミネイはすでにナポリのプロジェクトを受け入れ、給与面を協議中とのことだ。
『The Athletic』はユナイテッドにとってアカデミー出身MFの売却が「純利益」となるため、プレミアリーグや欧州サッカー連盟(UEFA)での財政ルールを守る上で助けになり、パリ・サンジェルマン(PSG)から狙うウルグイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)の動きを加速させうるとも主張している。
なお、ベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得メドが立ったことで、中盤の強化に注力するナポリはブライトン&ホーヴ・アルビオンからスコットランド代表MFビリー・ギルモア(23)も狙っているとされる。
報じた『The Athletic』によると、3000万ユーロ(約48億3000万円)程度の移籍金額でクラブ間合意。ユナイテッドは将来の一部売却額を手にする転売条項をつけての合意という。となれば、あとは選手次第だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、マクトミネイはすでにナポリのプロジェクトを受け入れ、給与面を協議中とのことだ。
『The Athletic』はユナイテッドにとってアカデミー出身MFの売却が「純利益」となるため、プレミアリーグや欧州サッカー連盟(UEFA)での財政ルールを守る上で助けになり、パリ・サンジェルマン(PSG)から狙うウルグイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)の動きを加速させうるとも主張している。
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