リーズの新監督候補がまた1人消える…元アヤックスのスロイデル氏は試合や施設視察も就任せず

2023.02.14 13:12 Tue
Getty Images
新監督探しが難航しているリーズ・ユナイテッドだが、アヤックスを指揮していたアルフレッド・スロイデル氏(50)が就任することはないようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

降格圏ギリギリの17位に低迷するリーズは6日、ジェシー・マーシュ監督を解任。現在はマイケル・スクバラ氏ら3人のコーチを暫定指揮官に据えている状況だ。
新指揮官探しに奔走するクラブではWBAのカルロス・コルベラン監督、ラージョ・バジェカーノのアンドニ・イラオラ監督、フェイエノールトのアルネ・スロット監督らの引き抜きを目指したものの、いずれの交渉も失敗。直近ではアストン・ビラを解任されて以降、フリーのスティーブン・ジェラード氏の名前も浮上していた。

そんな中、12日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの試合をスロイデル氏がスタンド観戦。さらにトレーニング施設を視察したという。

また、クラブの幹部とも話をしたが、すでにオランダへ帰国。リーズの監督候補はまた1人消えることとなった。
スロイデル氏は、エリク・テン・ハグ監督がユナイテッドの指揮官に就任したことを受けてアヤックスの監督に就任。しかし、今シーズンは苦しい戦いが続き、1月に解任されていた。



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ウニオン・ベルリン、ボヌッチの後釜にホッフェンハイムDFフォクトを獲得

ウニオン・ベルリンは11日、ホッフェンハイムからドイツ人DFケビン・フォクト(32)を完全移籍で獲得した。 なお、ドイツ『キッカー』によれば、契約期間は2026年6月30日までで1年間の延長オプションが付随、移籍金は150万ユーロ(約2億4000万円)を投じたとのことだ。 ウニオン・ベルリンへの移籍が決まったフォクとは、公式サイト以下のように喜びを語った。 「ベルリンという街、クラブ、そしてこれから数ヶ月のチャレンジが楽しみだ。ベルリンは僕にとって魅力的な街だったので、ブンデスリーガの戦いをこの首都で続けられること、そしてシーズン後半戦を新しいチームで戦えることをとても楽しみにしている」 ボーフムの下部組織出身のフォクトは、アウグスブルクやケルン移籍を経て2016年夏に加入。元々はボランチの選手だが、当時の指揮官であったユリアン・ナーゲルスマンによってセンターバックとして起用されると、加入1年目からブンデスリーガ31試合に出場し確かな地位を築いた。 2年目の2017-18シーズンからはキャプテンも任され、リーグ3位の躍進に貢献。翌シーズンには、クラブとしても初参加となるチャンピオンズリーグに初めて出場した。 ナーゲルスマン監督が退任し、アルフレッド・スロイデル監督の下でスタートを切った2019-20シーズンは、開幕から主将としてスタメン出場を続けていたが、2019年末に同監督と衝突し、2020年冬の移籍市場でブレーメンにレンタル移籍した。 それでも、新たにセバスティアン・ヘーネス監督が就任した2020-21シーズンから再びホッフェンハイムに落ち着くと、2022年夏から指揮を執ったアンドレ・ブライテンライター監督、2023年冬から指揮を執るペッレグリノ・マタラッツォ監督からも守備の要として重宝され、今季も公式戦全試合に出場。 現在に至るまで、クラブ歴代7位にあたる公式戦通算226試合に出場していた。 2024.01.12 22:30 Fri

アル・アインがクレスポ氏の新監督就任を正式発表!

UAEのアル・アインは14日、アルゼンチン人指揮官エルナン・クレスポ氏(48)が新監督に就任したことを正式発表した。 現役時代にリーベル・プレートやパルマ、ラツィオ、インテル、チェルシー、ミランなどでストライカーとして活躍したクレスポ氏は、古巣パルマのプリマヴェーラなどイタリアの地で指揮官としてのキャリアをスタート。 その後、母国のデフェンサ・イ・フスティシアやブラジル屈指の名門サンパウロで監督を歴任。2022年3月からカタールのアル・ドゥハイルで監督を務めると、2022-23シーズンはスターズリーグ、リーグカップ、スターズカップの3冠を達成。 しかし、今シーズンのカタール・スターズリーグでは5試合終了時点で4位とスタートで躓くと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも2試合で1分け1敗と勝利がなかったことで、10月11日に監督を解任されていた。 昨季2位でシーズンを終えたアル・アインは、退任したセルゲイ・レブロフ監督の後任として今夏にオランダ人指揮官アルフレッド・スロイデル監督を招へい。 リーグ開幕4連勝を飾るなど、これまで公式戦15試合で13勝2敗と好成績を収めていたが、同監督らコーチ陣とクラブ首脳陣との間に確執が生まれたことを理由に8日に契約を解除していた。 2023.11.14 23:30 Tue

アル・アイン、昨季アル・ドゥハイルをカタール3冠に導いたクレスポ氏を新監督に招へい

UAEのアル・アインは8日、新監督としてアルゼンチン人指揮官エルナン・クレスポ氏(48)を迎えることでプレ合意したことを発表した。 同日に今夏から就任したアルフレッド・スロイデル監督(51)との契約解除を発表していたアル・アイン。その後任としてカタールで実績を残したアルゼンチン人指揮官に白羽の矢を立てたようだ。 現役時代にリーベル・プレートやパルマ、ラツィオ、インテル、チェルシー、ミランなどでストライカーとして活躍したクレスポ氏は、古巣パルマのプリマヴェーラなどイタリアの地で指揮官としてのキャリアをスタート。 その後、母国のデフェンサ・イ・フスティシアやブラジル屈指の名門サンパウロで監督を歴任。2022年3月からカタールのアル・ドゥハイルで監督を務めると、2022-23シーズンはスターズリーグ、リーグカップ、スターズカップの3冠を達成。 しかし、今シーズンのカタール・スターズリーグでは5試合終了時点で4位とスタートで躓くと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも2試合で1分け1敗と勝利がなかったことで、10月11日に監督を解任されていた。 なお、アル・アインによれば、クレスポ氏は数日中にUAEに到着し、クラブとの契約手続きを完了させ、正式就任することだ。 2023.11.09 07:30 Thu

アル・アイン、今夏就任のスロイデル監督と双方合意の下で契約を解除

UAEのアル・アインは8日、オランダ人指揮官アルフレッド・スロイデル監督(51)との契約を双方合意の下で解除したことを発表した。 クラブの発表によれば、今回の決定はスロイデル監督らコーチスタッフとクラブ首脳陣との間で調和が取れていなかったことが原因だという。 スロイデル氏は、これまでホッフェンハイムでユリアン・ナーゲルスマン監督、アヤックスでエリク・テン・ハグ監督、バルセロナでロナルド・クーマン監督の副官を歴任。監督としてはホッフェンハイム、クラブ・ブルージュ、アヤックスで指揮を執った。 今夏にセルゲイ・レブロフ前監督の後任としてアル・アインの指揮官に就任すると、リーグ開幕4連勝を飾るなどスタートダッシュに成功。これまで公式戦15試合で13勝2敗と好成績を収めていた。 なお、後任監督については近日中に発表するとのことだ。 2023.11.08 23:30 Wed

「困ったらアラダイス」ビッグサムが指揮官不在リーズの救済に立候補?「私なら整えられる」

老将サム・アラダイス氏(68)がリーズ・ユナイテッドの次期指揮官に立候補した。イギリス『サン』が伝えている。 残留請負人としてお馴染みのアラダイス氏。過去にクリスタル・パレスやエバートンなどを途中就任からプレミアリーグ残留へと導き、他にもウェストハムやサンダーランドなどを率いた経験を持つ。 2020-21シーズンにウェストブロムウィッチ・アルビオン(WBA)を率いて以降は現場から遠ざかっているが、つい先日まで降格圏に沈むエバートンの指揮官就任が取り沙汰されるなど、「困ったらアラダイス」の印象は根強い。 自身がレギュラー出演するポッドキャスト番組の最新話では、成績不振でジェシー・マーシュ監督を解任後、正指揮官不在が続くリーズ・ユナイテッドに言及。救済に名乗りを上げた。 「リーズからの電話は今のところない。マンチェスター・ユナイテッド戦を見た印象としては、私なら彼らを整えられるだろう。もし私に電話がかかってきたら? もちろん話を聞きに行く。断る理由はないし、何も問題ない」 リーズはマーシュ監督を解任後、後任の選定に苦労。前リーベル・プレート指揮官のマルセロ・ガジャルド氏(47)などに断られたとされ、現在は前アヤックス指揮官のアルフレッド・スロイデル氏(50)に接触しているとされる。 2023.02.13 16:43 Mon

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「レッドブルではリーズを救えない」プレミアクラブでCEO経験のコンサルタントが推察

レッドブルでは財政難のリーズ・ユナイテッドを救えないという。 世界的飲料メーカーの「レッドブル」。これまでに各国のサッカークラブへ進出しているなか、先月末に、来季からリーズのユニフォームスポンサーとなることが発表された。 現時点では少数株主で、リーズ取締役会に議席もなし。シンプルな資金投入で今後の経営参画を強めていきたい思惑だろうが、このレッドブル介入を財政難リーズのファンがエキサイティングに捉えているのは想像に難くない。 そんななか、アストン・ビラとエバートンで最高経営責任者(CEO)を務めた経験があるコンサルタント、キース・ワイネス氏がイギリス『フットボール・インサイダー』で「レッドブルではリーズの経営を救えない」とコメントした。 「詳細がわからないので憶測も入るが、リーズがレッドブルとの契約でどのくらい資金を得るか…ユニフォームのスポンサーシップ、他の諸スポンサーシップ…どれだけの現金を来季、最終利益として計上できるだろうか」 「言わずもがなリーズは危機的状況」 「未払い移籍金(約146億円)の支払い期限が6月末に迫り、PSR(リーグの収益性と持続可能性に関する規則)問題をカバーすべく、レッドブルが入っても選手を売却する必要があるのは変わりないだろう。よほどの金額でもない限り」 「悪気はないが、レッドブルでは今のリーズを救えないと思う。リーズが抱える財政難は、もっともっと大きい構造的な問題だ」 リーズは前体制時代の21-22シーズンに3400万ポンド(約67.4億円)、22-23シーズンも3370万ポンド(約67.0億円)の損失を計上。選手売却を避けてPSRに抵触した場合、待っているのは勝ち点剥奪だ。 2024.06.07 15:50 Fri

プレミア昇格ならずのリーズ、今季加入のブルガリア代表MFにブンデス方面から関心集中か

ドルトムントがリーズ・ユナイテッドのブルガリア代表MFイリア・グルエフ(24)に狙いを定めているようだ。 ヴェルダー・ブレーメンの下部組織で育ったグルエフは、2020年にファーストチームデビュー。主力の一人として活躍していたが、今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズに加入した。 リーズでも序盤こそ出番を得られない日々が続いたが、中盤以降は主軸に定着。公式戦35試合出場1ゴール1アシストの成績を残したものの、チームはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝で敗れ、最大の目標だった昇格を逃す結果となった。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、これを受けてドルトムントら複数クラブがグルエフ獲得に関心を示している模様。前述した昇格プレーオフ決勝の舞台であるウェンブリー・スタジアムには、多くのクラブ関係者が訪れていたようだ。ドルトムントのテクニカル・ディレクター(TD)であるスヴェン・ミスリンタート氏(51)も、姿を見せていたという。 ただし、グルエフとリーズは2027年夏まで契約を残しており、契約解除条項なども存在しないとのこと。リーズは売却に消極的な構えではあるものの、プレミアリーグ昇格を逃し財政的に厳しい状態であることから、適切な移籍金を提示されれば話し合いに応じる可能性がある。 2024.06.04 13:10 Tue

『レッドブル』が1年でのプレミア復帰逃したリーズの少数株主に…来季は胸スポンサーに

世界的な飲料メーカーである『レッドブル』が、リーズ・ユナイテッドの少数株主となった。イギリス『The Athletic』が伝えている。 先日に行われたサウサンプトンとのプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝に敗れ、1年でのプレミアリーグ復帰を逃したリーズ。これにより以前から財政面の問題を抱えるクラブは、主力数人の売却を余儀なくされるなどネガティブな報道もされている。 『The Athletic』は、そのホワイツに関して『レッドブル』の経営参画というホットな話題を提供している。 リーズは昨年7月、NFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズのプライベートエクイティ部門『49ers Enterprises』が、アンドレア・ラドリッツァーニ前オーナーから56%の株式を買い取り、100%の株式を保有。正式にクラブオーナーとなった。 なお、『49ers Enterprises』はフォーティナイナーズ自身が全体の責任を負っているが、多数の団体や個人で構成されており、今月初めにはハリウッド俳優のウィル・フェレルがエランド・ロードの投資家リストに新たに名を連ねたことが話題となっていた。 報道によると、フットボール界だけでなくスポーツ界全体に投資を続ける『レッドブル』は、新たな投資先としてリーズをリストアップ。そして、『49ers Enterprises』との交渉によって少数株を取得し、来シーズンはユニフォームスポンサーになることが決定した。 同報道後の30日に『レッドブル』との契約を公式発表したリーズ。パラーグ・マラテ会長は今回の合意に際して、「レッドブルがリーズ・ユナイテッドの明るい未来を築くため、我々に加わっ​​てくれることを嬉しく思います。この本当に特別なクラブに対する我々の深い尊敬の念を共有します。これはクラブが競争力を最大限に発揮できるようさらに力づける歴史的な節目となります」と、その意義を語った。 また、『The Athletic』は、現時点で『レッドブル』は株式買収の一環としてリーズの取締役会に席を与えることはなく、クラブ名、ユニフォームの色、スタジアム名の変更などにも関与する気はないとしている。 2024.05.30 19:15 Thu

昇格失敗で2部残留のリーズ…主力1人や2人の現金化だけでは解決できぬ財務危機も、18歳グレイだけは守り抜く?

主力の大量放出がほぼ確実なリーズ・ユナイテッドだが、生え抜きのスター候補生だけはどうしても守り抜きたいようだ。 プレミアリーグへの昇格プレーオフ決勝で敗れ、24-25シーズンもチャンピオンシップ(イングランド2部)残留となったリーズ。 この結果、莫大な負債を抱えて今季会計中の資金調達も必須というなか、財務安定化のためには、高額な移籍金を見込める主力選手の売却しか道がない状況に。それも、1人や2人の現金化で解決するレベルではないとされる。 売却候補は世代別オランダ代表のクリセンシオ・サマーフィル(22)、若きイタリア代表戦士のウィルフレッド・ニョント(20)、守備陣を束ねるイーサン・アンパドゥ(23)、U-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)など。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、どうしてもグレイだけは残しておきたいのだという。 グレイは親族含めて一族4人目のリーズ選手で、トップ昇格1年目の今季いきなり主軸に定着。イングランドの今夏移籍市場で最もアツい選手の1人と位置付けられ、リバプールやトッテナムが獲得へ熱視線…また、シンプルな関心だけならレアル・マドリーとバイエルンもこの18歳を高く評価していることが判明済み。 したがって、複数いる売却候補の中でも、とりわけ高額な売却益を見込めるのがグレイなわけだが、リーズは引き留めのために「できることは全てやる」つもりとのこと。クラブ関係者がそう語ったという。 具体的には、1月に延長したばかりのグレイとの契約をさらに伸ばし、他の主力選手は軒並み売却する、といったところか。来季の戦力ダウンが避けられないリーズ。来季もプレミア復帰を目指すうえでは、グレイだけは欠かせないと判断したようだ。 2024.05.29 15:35 Wed

プレミア昇格ならずのリーズ…多額の負債抱え主力の売却は避けられずか

プレミアリーグ昇格を逃すことになったリーズ・ユナイテッドだが、その代償は大きなものになってしまうようだ。 今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)を3位で終え、プレミアリーグ昇格プレーオフに回ることとなったリーズ。準決勝でノリッジ・シティを下し、26日に迎えた決勝戦ではサウサンプトンと対戦することになったが、前半に失点を許すと最後まで得点は奪えず、0-1で敗れた。 これにより、プレミアリーグ昇格とはならず、来シーズンもチャンピオンシップに留まることになったリーズ。イギリス『デイリー・メール』によると、昇格失敗で1億ポンド(約199億円)以上の収入を逃すことになるクラブは、主力の大量売却を余儀なくされるとのことだ。 現在クラブは1億9000万ポンド(約379.8億円)の負債を抱えており、6月末までに未払い移籍金のうち7360万ポンド(約146.2億円)を支払う必要がある模様。一刻も早い資金調達が必要であり、もはや選手の保持は不可能となっている。 真っ先に売却対象となるのは、クリセンシオ・サマーフィル(22)とアーチー・グレイ(18)。いずれの選手もリバプールやチェルシーなどプレミアリーグのクラブから高い関心を示されており、今夏確実にクラブを去る見通しだ。 また、昨季加入のジョルジニオ・ラター(22)や、昨夏移籍の噂があったウィルフレッド・ニョント(20)、安定したパフォーマンスを披露したイーサン・アンパドゥ(23)についても、オファーがあれば売却の可能性が濃厚に。いずれにしても、来季のリーズは文字通り一からの立て直しになると考えられる。 2024.05.28 18:35 Tue

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留任のテン・ハグ監督、経緯を語る 「私にトゥヘルと話をしたと言ったが…」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督(54)が来季の続投見通しを認め、その経緯を語った。 ユナイテッドを率いて2年が過ぎ、初年度のカラバオカップに続いて、今季もFAカップのタイトルに導いたテン・ハグ監督。最終的に来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたが、プレミアリーグに目を向ければクラブワーストの8位で終戦したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位に終わった。 ケガ人の多さも大きく影響した1年ではあったが、ユナイテッド内では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織となり、テン・ハグ監督の進退も不透明に。そのなかで、解任されるのではとの見方が強く、後任探しの動きも取り沙汰されたが、最近では今季総括を経て、留任の見通しと報じられる。 イギリス『BBC』によると、渦中のオランダ人指揮官は母国のテレビ局『NOS』でその件にこう述べたという。 「私がイビサ島で休暇を過ごしていると、クラブの経営陣はその私のところまで来た。突然のことだったが、私の目の前に現れ、彼らから続投させたいと言われたんだ」 「マンチェスター・ユナイテッドは(後任候補の1人に浮上したトーマス・)トゥヘルと話をしたと言ったが、最終的にもうベストな監督がいるとの結論に達したと説明した」 「『INEOS』は時間をかけているが、新しくフットボール界に参入したばかりで、シーズンを振り返るのもごく普通のこと。複数の後任候補と話をしたのは周知の事実だ」 そう明かしたテン・ハグ監督は続投に伴ってクラブと来季までの契約を巡り、延長交渉も噂に。その件にも口を開いた。 「マンチェスター・ユナイテッドと私は新契約に関してまだ合意していない。簡単にいくものでもないし、まだ話し合わないといけない」 2024.06.17 12:55 Mon

リバプールが2季連続シュツットガルト主将引き抜きか…ドイツ代表CBが獲得候補に

リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon

アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

今季ヘタフェでプレーのグリーンウッドはスペイン残留希望か…バレンシアがユナイテッドにオファー

マンチェスター・ユナイテッド保有の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)は来シーズンもスペインでのプレーを望んでいるようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 強姦未遂などの容疑による活動停止、訴訟の取り下げを経て、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ったグリーンウッド。レギュラーとして活躍し、公式戦36試合で10ゴール6アシストの結果を残した。 今夏の去就が注目されるなか、ユベントスなどが獲得に関心。移籍金はボーナスも含めて最大4000万ポンド(約80億2000万円)程度と考えられている。 一方、スペインのクラブが獲得に動き出しているようで、バレンシアが2500万ポンド(約50億1000万円)のオファーをユナイテッドに提示。これを受け、グリーンウッドはスペインへの完全移籍を優先しているという。 スペインではバルセロナとアトレティコ・マドリーも関心を示しており、イタリアではラツィオとナポリもグリーウンドに注目。ナポリはすでにユナイテッドと交渉を行ったとみられている。 ユナイテッドとは2025年6月までの契約を結んでいるが、すでに1年の契約延長オプションが行使され、2026年6月まで契約期間が伸びたという見方も。ヘタフェも引き続きのレンタル、もしくは完全移籍を望んでいるが、来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。 2024.06.16 15:20 Sun

プレミア最年少指揮官が誕生!三笘のブライトンが31歳ヒュルツェラー氏の招へいを正式発表

日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは15日、ザンクト・パウリのファビアン・ヒュルツェラー氏(31)を新監督に招へいしたことを発表した。 なお、契約期間は2027年6月30日までで、労働許可証の手続きが完了し次第、7月のプレシーズンに向けた準備に戻るチームを待たずして、すぐに仕事を始めることになるという。 バイエルンの下部組織で育ったヒュルツェラー監督は、ファーストチームに昇格はできなかったが、セカンドチームからホッフェンハイムのセカンドチームに移籍。1860ミュンヘンのセカンドチームに移ると、FCピピンスリート、アイムスビュッテラTVでプレーし、2022年12月に現役を引退した。 世代別ではU-15からU-19までドイツ代表でのプレー経験もあった中、若くして指導者に転向する意思があったとのこと。FCピピンスリートでは選手兼監督を務め、U-20ドイツ代表、U-18ドイツ代表では現役時代にアシスタントコーチも経験していた。 ザンクト・パウリでも現役時代からアシスタントコーチを務めていると、暫定監督に就任したタイミングで引退を決断。すぐに正式な監督に就任。今シーズンは2.ブンデスリーガで20勝9分け5敗の成績を残し、チームは見事に優勝。ブンデスリーガ昇格を決めるなど、若くしてその手腕が高く評価されていた。 ヒュルツェラー氏の招へいについてトニー・ブルーム会長は、公式サイトで以下のように語った。 「新しい監督を決める段階から、常にファビアンは候補の一人だった。彼はザンクト・パウリでの1年半で、素晴らしい仕事を続けており、私たちの注目していた」 「ファビアンは、我々が掲げるチームのスタイルと合致するスタイルを持っており、サポーターもそれを高く評価し、楽しめると確信している。また、彼は優れた指導者としての素質も持っており、ドイツ連盟の様々な年代レベルで働いた経験もある。来シーズンに向けて、一緒に働けることをとても楽しみにしている」 2024.06.16 07:00 Sun

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