上田綺世所属のフェイエノールト、スロット監督の後任決定…チェコ1部王者からプリスケ氏を招へい
2024.06.12 19:00 Wed
フェイエノールト新指揮官のプリスケ
フェイエノールトは12日、ブライアン・プリスケ氏(47)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。
2021年夏から指揮するアルネ・スロット監督のもと、昨季のエールディビジに続き、今季もKNVBベーカーのタイトルを獲得したフェイエノールト。だが、スロット監督がリバプールに引き抜かれ、後任として噂されるのがスパルタ・プラハを率いるプリスケ氏だった。
プリスケ氏を招へいするにあたり、契約が残るスパルタ・プラハとの交渉が焦点とされたフェイエノールトはクラブ間合意に。プリスケ氏は7月1日からチームの指揮を執るという。
元デンマーク代表DFのプリスケ氏は現役時代の古巣ミッティランで指導者キャリアを築き始め、アシスタントコーチ、暫定監督、そして正式監督を歴任。その後、ベルギーのロイヤル・アントワープでの指揮を挟み、2022年夏からチェコのスパルタ・プラハに移った。
そのスパルタ・プラハでは就任1年目から9年ぶりの優勝に導き、今季も制して見事に2連覇。その今季は国内カップ戦も制すなか、ヨーロッパリーグ(EL)でもラウンド16進出の成績を残した。
「何カ月ものプロセスを経てであり、私以外の人物が密接に関わるなかで、多くの指導者を集中的に調査し、我々が求めるプロフィールに最も適した人材を見極めた。クラブとして、これまでの成長と成功をベースにしていきたいと考える」
「そうしてブライアン・プリスケが論理的かつ、誰にとっても最長の選択と結論づけた。彼はこれまでにいくつかのクラブで選手を成長させ、攻撃的なフットボールを展開するなかで、結果を出している。オランダ語を話せるのも良いおまけだ」
2021年夏から指揮するアルネ・スロット監督のもと、昨季のエールディビジに続き、今季もKNVBベーカーのタイトルを獲得したフェイエノールト。だが、スロット監督がリバプールに引き抜かれ、後任として噂されるのがスパルタ・プラハを率いるプリスケ氏だった。
プリスケ氏を招へいするにあたり、契約が残るスパルタ・プラハとの交渉が焦点とされたフェイエノールトはクラブ間合意に。プリスケ氏は7月1日からチームの指揮を執るという。
そのスパルタ・プラハでは就任1年目から9年ぶりの優勝に導き、今季も制して見事に2連覇。その今季は国内カップ戦も制すなか、ヨーロッパリーグ(EL)でもラウンド16進出の成績を残した。
フェイエノールトのテクニカルディレクター(TD)であるデニス・テ・クローゼ氏は「新しい監督を急いで決めたわけではない」とし、
「何カ月ものプロセスを経てであり、私以外の人物が密接に関わるなかで、多くの指導者を集中的に調査し、我々が求めるプロフィールに最も適した人材を見極めた。クラブとして、これまでの成長と成功をベースにしていきたいと考える」
「そうしてブライアン・プリスケが論理的かつ、誰にとっても最長の選択と結論づけた。彼はこれまでにいくつかのクラブで選手を成長させ、攻撃的なフットボールを展開するなかで、結果を出している。オランダ語を話せるのも良いおまけだ」
ブライアン・プリスケの関連記事
フェイエノールトの関連記事
エールディビジの関連記事
記事をさがす
|
ブライアン・プリスケの人気記事ランキング
1
上田綺世が所属するフェイエノールト、レジェンドのファン・ペルシ氏を新指揮官に招へいへ
フェイエノールトがクラブレジェンドであるロビン・ファン・ペルシ氏(41)の招へいに動いていることがわかった。 先日にブライアン・プリスケ前監督を解任したフェイエノールト。現在、チームはU-21チームを率いるパスカル・ボシャールト氏が暫定指揮官を務め、チャンピオンズリーグ(CL)では格上ミランを撃破し、ベスト16進出を決めた。 ただ、ボシャールト氏はあくまで暫定指揮官とみなされており、クラブは新指揮官探しに奔走している。 そんななか、地元メディアの『Vi』は、オランダ人指揮官の招へいを最優先とするクラブがレジェンドの招へいへオファーを掲示したと報じている。 現役時代に名ストライカーとして名を馳せたファン・ペルシ氏は、フェイエノールトやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍し、2度のプレミアリーグ得点王。クラブキャリア通算274得点、オランダ代表通算50得点を叩き出した。 その後、古巣フェイエノールトで指導者キャリアをスタートし、2021-22シーズンから3年間、ファーストチームのテクニカルスタッフとU-18監督を並行させ、2024-25シーズンからヘーレンフェーンのファーストチーム指揮官に就任。就任1年目となった今シーズンのエールディビジでは7勝6分け10敗の9位という成績を残している。 フェイエノールトはヘーレンフェーンに対して、引き抜きの際の違約金の支払いなどの交渉も行っており、ファン・ペルシ氏のサポート役として、マンチェスター・ユナイテッドでエリク・テン・ハグ監督のコーチングスタッフを務めていたレネ・ハケ氏の招へいにも動いているようだ。 現在、フェイエノールトではファン・ペルシ氏の息子であるFWシャキール・ファン・ペルシ(18)がU-19チームでプレーしており、その辺りも招へいにプラスに働く可能性が高い。 現役時代には小野伸二氏とともに共闘したファン・ペルシ氏だが、今度は指揮官としては上田綺世を指導することになるのか。 2025.02.20 07:36 Thuフェイエノールトの人気記事ランキング
1
フェイエノールトがブライトンからポーランド代表MFモデルを獲得!3年半契約を締結
フェイエノールトは20日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンからポーランドMFヤクブ・モデル(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 フェイエノールトに活躍の場を移したモデルは、公式サイトで以下のように意気込みを語っている。 「すべてがあっという間だった。この新しいステップにとてもワクワクしているし、その準備はできている。僕にとっては新しいリーグ、新しいクラブだけど、最も高いレベルのクラブだ。マッツ・ヴァイファーやヤンクバ・ミンテ、セバスティアン・シマンスキからもポジティブな話しか聞いていない」 「もちろん、ここでプレーするのは慣れるまで時間がかかるだろうけど、できるだけ早く自分の持ち味を発揮したいね。フェイエノールトは毎年ヨーロッパレベルで戦っているビッグクラブだから、その舞台にも立てることを楽しみにしているよ」 「次のバイエルン戦とリール戦の2試合は、まだ僕は選手として参加できないけど、その次からはピッチに立ちたいね。プレーする機会はたくさんあるが、最終的な目的はただひとつ、できるだけ多く勝つことだ」 母国のレフ・ポズナンでプロデビューを飾ったモデルは、2020年10月にブライトンに完全移籍。2020-21シーズンはレンタルの形でレフ・ポズナンに残留したが、2021年夏に復帰すると、その後は在籍3年半で公式戦71試合に出場し2ゴール4アシストを記録していた。 また、U-17から世代別のポーランド代表に選出されており、2020年に8月にフル代表初招集を受けると、同年9月のUEFAネーションズリーグのオランダ代表戦でデビュー。これまで31試合に出場し2ゴールを挙げている。 2025.01.21 10:00 Tue2
フェイエノールト、31年ぶりの快挙に邁進するトゥベンテMFステインの獲得を発表…今夏に加入
フェイエノールトは1日、トゥベンテのオランダ人MFセム・ステイン(23)が今夏に加入することを発表した。契約期間は2025年7月1日~2029年6月30日までとなる。 ゴールを量産する攻撃的MFのステインは、現オランダ2部のADOでプロデビュー後、VVVフェンロやUAEのアル・ワフダへのレンタル移籍を経て、2022年夏に移籍金ゼロでトゥベンテへ加入。加入1年目は取り立てて目立つ活躍を見せなかったが、昨季のエールディビジで17ゴールをマークし、知名度が急上昇。 そして、加入3年目となった今季はここまでエールディビジ29試合の出場で23ゴールを叩き出し、14ゴールで2位タイのFWトロイ・パロット(AZ)、FWイゴール・パイシャオン(フェイエノールト)に「9」ゴール差をつけて得点ランキングを独走している。 なお、FW登録の選手ではないにも関わらず、このまま主要リーグの得点王に輝いた場合、エールディビジでは1993-94シーズンの元フィンランド代表MFヤリ・リトマネン氏以来、31年ぶりの快挙ということになる。 2025.05.02 10:30 Fri3
「永遠の愛」「決して忘れない」小野伸二氏がフェイエノールトに帰還、UEFAカップを掲げる姿にファンが大興奮「これぞレジェンド」
クラブのレジェンドが帰還を果たしたことが話題だ。 そのクラブとは日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールト。クラブの公式X(旧ツイッター/@Feyenoord)が1枚の写真をアップ。それは、UEFAカップを手にした元日本代表MF小野伸二氏だった。 2001年に浦和レッズからフェイエノールトに移籍した小野。2001-02シーズンに初めて海を渡った小野は、すぐにクラブのレギュラーに定着。すると、UEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)を見事に優勝した。 当時のメンバーには、オランダ代表で活躍したFWピエール・ファン・ホーイ・ドンク氏や、デンマーク代表として活躍したFWヨン・ダール・トマソン氏、若き頃のロビン・ファン・ペルシ氏らがおり、小野もレギュラーとして公式戦42試合に出場した。 UEFAカップの決勝ではドルトムントと対戦。GKには元ドイツ代表のイェンス・レーマン、中盤には元チェコ代表のトーマス・ロシツキ、FWには元チェコ代表のヤン・コレル、ヴェルディ川崎にも所属したことがあるFWアモローゾなどがいた。試合は、3-2でフェイエノールトが勝利していた。 フェイエノールトは「小野伸二、ロッテルダムに戻る」と投稿。笑顔でトロフィーを掲げる小野の姿には、「なんていうレジェンド」、「永遠の愛がある」、「決して忘れない」、「これぞレジェンド」と当時を懐かしむ声が寄せられている。 今シーズンのフェイエノールトは現在勝点66で2位。首位のPSVを勝ち点差「9」で追いかけている状況。6日には、ホームでのアヤックスとの“デ・クラシケル”が控えている。 <span class="paragraph-title">【写真】小野伸二氏がロッテルダムに登場!フェイエノールトでUEFAカップを掲げる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Pricel̷e̷s̷s̷ memories...<br><br><a href="https://t.co/s54CMiZtn4">pic.twitter.com/s54CMiZtn4</a></p>— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) <a href="https://twitter.com/Feyenoord/status/1776167294877442369?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.05 21:55 Fri4
上田綺世が所属するフェイエノールトがウルブスのU-21スペイン代表DFブエノをレンタルで補強「すぐ捕まなければいけないと思った」
フェイエノールトは13日、ウォルバーハンプトンのU-21スペイン代表DFウーゴ・ブエノ(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「16」をつける。 スペイン出身のブエノは、2019年7月にウォルバーハンプトンの下部組織に加入。2022年7月にファーストチームに昇格していた。 これまで公式戦で48試合に出場し1ゴール1アシスト。左サイドバックを主戦場に、左サイドハーフとしてもプレーしていた。 プレミアリーグでも42試合に出場しているブエノ。フェイエノールトでも貴重な左サイドバックのオプションとして期待されている。 ブエノはクラブを通じてコメントしている。 「今シーズン、フェイエノールトでプレーするチャンスが来たとき、すぐにそれを掴まなければならないと思った」 「ここは素晴らしいサポーターがいる巨大なクラブで、すべての試合に勝つことが求められている。僕はそれが好きだ。フェイエノールトでの最初の試合でプレーし、チームにとって重要な存在になるのが待ちきれない」 2024.08.13 20:40 Tue5