甲府に完勝の蔚山ホン・ミョンボ監督「ゴールが生まれたのは戦術を切り替えたから」
2024.02.16 18:40 Fri
指示を伝える蔚山HDのホン・ミョンボ監督
蔚山HDのホン・ミョンボ監督が、勝利したヴァンフォーレ甲府との一戦を振り返った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。15日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のラウンド16・1stレグの蔚山vs甲府が蔚山文殊サッカー競技場で行われ、3-0で蔚山が勝利を収めた。
37分にチュ・ミンギュのヘディングで試合を動かすと、前半終了間際にはキム・ミヌの突破から得たPKをチュ・ミンギュが沈めてリードを広げる。
韓国国内リーグ2連覇中、ACLも2度制している韓国の雄は、後半にも61分にソル・ヨンウが追加点を奪うなど、2024年の初陣で力の差を見せ付けた。
指揮官はキム・ミヌやファン・ソッコといったJリーグにゆかりのある新加入選手を早速起用。[3-4-3]の布陣を採用しつつも、試合途中からは左ウイングバックで先発したキム・ミヌをトップ下へ移した[4-2-3-1]へ移行するなどし、甲府のゴールをこじ開けた。
「前半は、リズムを掴むのに15分ほどかかりましたが、ゴールが生まれたのは戦術を切り替えて厳しい守備を突破できたからでした」
また、この日2ゴールを挙げた昨季のKリーグ1得点王についても言及。コンディションはさらに上がり、結果を残し続けてくれるだろうと期待のコメントしている。
「(チュ・)ミンギュは、グループステージではローテーションの中で出場は限定的でしたが、昨年は国内得点王でした。今も彼の状態はずっと良くなっていると思います」
「もちろん簡単なことではないですが、今後も得点を重ね、チャンスを掴み続けることができると信じています」
37分にチュ・ミンギュのヘディングで試合を動かすと、前半終了間際にはキム・ミヌの突破から得たPKをチュ・ミンギュが沈めてリードを広げる。
指揮官はキム・ミヌやファン・ソッコといったJリーグにゆかりのある新加入選手を早速起用。[3-4-3]の布陣を採用しつつも、試合途中からは左ウイングバックで先発したキム・ミヌをトップ下へ移した[4-2-3-1]へ移行するなどし、甲府のゴールをこじ開けた。
「これが2024年最初の試合だったので、ほとんどのチームと同じ様に、完璧な準備ができていたとは言えませんが、全員がベストを尽くしてくれました。初めて一緒にプレーする選手もいましたが、よくやってくれたと思います」
「前半は、リズムを掴むのに15分ほどかかりましたが、ゴールが生まれたのは戦術を切り替えて厳しい守備を突破できたからでした」
また、この日2ゴールを挙げた昨季のKリーグ1得点王についても言及。コンディションはさらに上がり、結果を残し続けてくれるだろうと期待のコメントしている。
「(チュ・)ミンギュは、グループステージではローテーションの中で出場は限定的でしたが、昨年は国内得点王でした。今も彼の状態はずっと良くなっていると思います」
「もちろん簡単なことではないですが、今後も得点を重ね、チャンスを掴み続けることができると信じています」
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は25日、2022年のアジアサッカー連盟(AFC)所属クラブのランキングを発表した。 様々な統計を行うIFFHS。2022年1月1日から12月31日までの試合結果を基に作成され、勝利数や勝ち点数などからポイントを算出。ランキングを作成している。 Jリーグクラブで最上位は浦和レッズ。98ポイントを獲得し、アジアで5位となった。なお、世界では150位となっている。 アジア1位は天野純が所属する全北現代モータース(韓国)で165ポイント。世界全体でも42位に位置している。また、2位は江坂任が所属する蔚山現代(韓国)で121ポイント。こちらも世界で99位と100位内に入り、韓国の2クラブが上位に並んだ。 3位はアル・ヒラル(サウジアラビア)で112ポイント。4位は大邱FC(韓国)で104.75ポイントとなっている。 なお、6位には川崎フロンターレで93.5ポイント(世界161位)、昨年のJ1王者の横浜F・マリノスは88.5ポイントで8位(世界179位)となっている。 ちなみに、トップ30では日本は4クラブで2位、韓国が8クラブで1位となっている。日本の残り1クラブはヴィッセル神戸で69.5ポイントの16位(世界267位)だった。 <span class="paragraph-subtitle">◆IFFHSクラブランキング(アジア)</span> 順位/世界順位/クラブ名/ポイント 1(42):全北現代モータース(韓国)/165pt 2(99):蔚山現代(韓国)/121pt 3(115):アル・ヒラル(サウジアラビア)/112pt 4(133):大邱FC(韓国)/104.75pt 5(150):浦和レッズ/98pt 6(161):川崎フロンターレ/93.5pt 7(167):アル・シャーブ(サウジアラビア)/91.5pt 8(172):BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)/90.5pt 9(179):横浜F・マリノス/88.5pt 10(183):ナサフ・カルシ(ウズベキスタン)/87pt 11(188):アル・ドゥハイル(カタール)/86pt 12(213):フーラード(イラン)/77.5pt 13(242):シャールジャ(アラブ首長国連邦)/72.75pt 14(249):PFCソグディアナ・ジザフ(ウズベキスタン)/71.5pt 15(250):ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)/71pt 16(267):ヴィッセル神戸/69.5pt 17(271):FCソウル(韓国)/68.5pt 17(271):アル・アハリ・ドバイ(アラブ首長国連邦)/68.5pt 19(296):浦項スティーラース(韓国)/66pt 20(308):セパハン(イラン)/65.5pt 21(310):山東泰山(中国)/64.5pt 22(320):メルボルン・シth(オーストラリア)/63.75pt 23(321):アル・シーブ(オマーン)/63.5pt 24(339):仁川ユナイテッド(韓国)/61.5pt 25(370):アル・タアーウン(サウジアラビア)/58.75pt 26(372):アル・ジャジーラ(アラブ首長国連邦)/58.5pt 27(390):済州ユナイテッド(韓国)/57pt 27(390):パフタコール(ウズベキスタン)/57pt 29(407):アル・サッド(カタール)/55.5pt 29(407):江原FC(韓国)/55.5pt 2023.01.27 17:55 Fri3
数的不利でよく耐えた! 横浜FMが死闘の末にPK戦制して蔚山撃破、クラブ史上初のアジア王者懸かる決勝戦へ【ACL2023-24】
横浜F・マリノスは24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24・東地区準決勝2ndレグの蔚山HD(韓国)戦を本拠地・横浜国際総合競技場で戦い、2戦合計3-3のドローからPK戦を制し、決勝戦進出を決めた。 敵地韓国での1stレグを0-1と落とした横浜FM。決勝戦進出へ向けて2ndレグは「90分間で1点差の勝利」が最低条件であり、まさにACL初制覇へ向けた大一番、正念場。 “対韓国”の観点からも期待が懸かるなか、喜田拓也&渡辺皓太がメンバー外の中盤は1stレグ同様に苦しい構成。一方ではエウベルがスタメン復帰し、ブラジリアン3トップが揃って先発だ。 その一角を担うヤン・マテウスが開始3分、右ワイドから得意のカットインで左足一閃。枠を捉えず副審の旗が上がるも、蔚山にまずはひとつ見せつける。重要なのは繰り返しとアイデアだ。 7分にはGKポープ・ウィリアムがキャッチ即ロングフィード。これが左ワイドのエウベルへ綺麗に通り、急襲カウンターに。ラストパスをアンデルソン・ロペスへ通したかった。 意志の強さを見せる横浜FMは13分に先制。 右サイドからの攻撃は一度バイタルエリアで寸断されるも、ここのところ中盤起用が多い植中朝日がボックス内まで走って即奪い返し。勢いそのままに右足シュートを流し込んだ。 大雨のなか、なおも気概を感じさせる横浜FM。 16分には深く押し込み、最後はボックス手前からアンカー榊原彗悟が右足内巻きミドル。ほんのわずかにクロスバーを超えて追加点=2試合トータルでの逆転はならず。 なんて思った矢先に2点目。 20分、押しこんだ状態からボックス手前でパスを受けたのは、頼みのアンデルソン・ロペス。Jリーグ屈指の点取り屋は、ワントラップから迷わず左足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。 ホームの利と言うべきか、1stレグとは別のチームかと思わせるほど、ひとつひとつの攻撃が蔚山に打撃を与え、早い段階で“逆転”に成功した横浜FM。テンションを落とさず3点目が欲しい。 27分、右サイドの崩しからアンデルソン・ロペスがボックス内で粘って落とし、エウベルが右足ボレー。ゴール右上を狙って威力・コースともに十分だったが、ほんのわずかに枠外へ。 誰もが確信して疑わなかった3点目は30分。 敵陣でのボール奪取から鋭い縦パスが入ると、さらに縦の植中へワンタッチで流し、植中は巧みなターンで前を向く。植中は蔚山GKチョ・ヒョヌが反応できぬゴール右上隅へコントロールショットを流し込んだ。 横浜FMはハッキリ言って“出来すぎ”な30分間。 蔚山を率いるホン・ミョンボ監督が堪らず34分で最初の選手交代を敢行すると、直後の35分にさっそく1点を返されることに。右CKを与え、マテウス・サレスにヘディング弾を流し込まれた。 さらに39分、カウンターを浴び、自軍ボックス内でスライディングした上島拓巳がハンド。PKを与えるとともに、上島は1発レッドの厳しい判定に。先ほど投入のダリヤン・ボヤニッチにPKを決められ、横浜FMは数的不利となった。 これを境に30分までと真逆のゲーム展開に。前半アディショナルタイム7分間を含め、ラインを押し上げれず、蔚山に幾度も決定機を作られ、なんとか凌いで「2戦合計3-3」を維持した横浜FM。 ハリー・キューウェル監督は後半頭からエウベルとナム・テヒを下げ、センターバックのエドゥアルド、そして中盤に山根陸を投入。このセーフティな采配は功を奏すか否か。 47分にいきなり被弾。蔚山の右SB、ソル・ヨンウにボックス内へ侵入され、最後はボヤニッチの地を這うシュートがネットへ。ただ、シュートに関与した選手のオフサイドにより、かろうじて1点リードおよび「2戦合計3-3」をキープする。 その後も守備のたびに決定機を作られ、GKポープ・ウィリアムの一対一顔面セーブなどで凌いでいく横浜FM。一気呵成でカウンターに転じる気配はなく、耐えるしかない時間が続く。 それでも63分、手数をかけない攻撃から永戸勝也のクロスにヤン・マテウスのヘディングがネットを揺らす。オフサイドの判定だったが、集中力を保ってこの形を何度も作るしかない。この点を改めて理解するには十分な場面を作った。 気づけば“守り慣れた”横浜FM。やはりなかなか前進できないが、個々の集中力に鋭さが増し、一対一の攻防で劣勢を強いられても必ずカバーが入る。体力が厳しいだろうが、頑張ってほしい。 90分間も終盤に差し掛かると、再び蔚山の決定機が増え、横浜FMはポストに救われる場面も。それでもなお耐えに耐え、試合は“180分間”を終えて3-3。延長戦への突入に。 延後3分、なおも耐えるなかでワンチャンス。やはり攻撃に手数をかけれないなか、タッチライン際敵陣深くでのボール奪取から、素早いクロスに途中出場の水沼宏太が右足シュート。GKチョ・ヒョヌに寸前でCKに逃げられる。 延後10分、今度は蔚山に押し込まれ、ケルビンの決定的なボックス内からの右足シュートをGKポープ・ウィリアムが決死のスーパーセーブ。わずかに指をかすめ、ポストに弾かれて難を逃れる。 延後12分には、元サガン鳥栖のキム・ミヌにCKからネットを揺らされるもかろうじてオフサイド。延後13分もCKからキム・ミヌが決定的なシュートも、ギリッギリで枠を外れて肝を冷やす。 結局、延長戦も耐えまくった横浜FM。クラブ史上初のACL決勝戦進出をかけた大死闘は、PK戦に決着が委ねられることとなった。 PK戦 先攻:蔚山/後攻:横浜FM 1人目 蔚山◯/横浜FM◯(アンデルソン・ロペス) 2人目 蔚山◯/横浜FM◯(水沼宏太) 3人目 蔚山◯/横浜FM◯(松原健) 4人目 蔚山◯/横浜FM◯(天野純) 5人目 蔚山×/横浜FM◯(エドゥアルド) GKポープ・ウィリアムが5人目のキム・ミヌのキックをストップ。この結果、PK戦の末に死闘を制した横浜FM。蔚山を下し、アル・アイン(UAE)が待つ決勝戦に進出だ。 横浜F・マリノス 3-2(2戦合計3-3/PK:5-4) 蔚山HD 【横浜FM】 植中朝日(前13、前30) アンデルソン・ロペス(前20) 【蔚山】 マテウス・サレス(前35) ダリヤン・ボヤニッチ(前42) <span class="paragraph-title">【動画】ポープ・ウィリアムという神様...120分間で被シュート40本を凌ぎ、最後はPK戦で殊勲のセーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>劣勢を跳ねのけた!<br>感動のファイナル進出‼<br>\<br><br>横浜FMが5人全員PKを成功させ<br>初のファイナル進出!<br><br>長時間の数的不利を跳ねのけ<br>最後の最後にファイナルの座を勝ち取った<br><br>AFCチャンピオンズリーグ23/24 準決勝 第2戦<br>横浜FM×蔚山<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/PXdgZvQ4hq">pic.twitter.com/PXdgZvQ4hq</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1783121780288491800?ref_src=twsrc%5Etfw">April 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.24 21:55 Wed4
韓国代表にホン・ミョンボ監督を引き抜かれた蔚山HD、クラブのリーグ初優勝メンバーでもあるキム・パンゴン氏が監督就任
蔚山HD FCは28日、新監督にキム・パンゴン氏(55)を招へいしたことを発表した。クラブにとって12人目の監督となる。 キム・パンゴン監督は、現役時代に蔚山現代FC(現:蔚山HD)でもプレー。1996年にはリーグ初優勝のメンバーとしても名を連ね、その後全北現代モータースでもプレー。香港レンジャーズFCで現役を引退した。 選手兼監督として指導すると、韓国に戻り釜山アイパークで本格的な指導者に。アシスタントコーチや暫定監督などを続けると、再び香港へと戻り南華足球隊で監督に就任。その後、U-23香港代表の監督を務めると、2009年から香港代表の監督に就任した。 2011年は韓国の江原FCのアシスタントコーチを務めると、再び香港代表に戻り、アカデミーマネージャーや暫定監督を務めると、2013年5月には香港代表とU-23香港代表の兼任監督を務めることに。2018年1月には韓国代表のテクニカル・ディレクターなどを務めると、2022年1月にマレーシア代表の監督に就任していた。 2024年1月のアジアカップでは、韓国代表相手に引き分けるなどしたマレーシアだったが、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選では2連勝スタートを切るもオマーン代表相手の連敗が響き3位でフィニッシュ。最終予選に進めず、キム・パンゴン監督は退任していた。 蔚山HDは、シーズン途中にもかかわらずホン・ミョンボ監督が韓国代表に引き抜かれるという形になり、監督が不在に。クラブOBであり、初のリーグ優勝メンバーでもあるキム・パンゴン監督を招へいすることに決めた。 なお、今シーズンのKリーグ1では蔚山HDは現在4位。首位の金泉尚武とは勝ち点差「4」となっている 2024.07.29 17:15 Mon5