韓国王者の蔚山がついに今大会初ゴールも5戦全敗…中国王者の上海海港がバルガス3発で制す【ACLE2024-25】

2024.11.26 20:59 Tue
後半途中から出場した江坂任
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後半途中から出場した江坂任
AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)リーグステージ第5節が26日に行われ、上海海港(中国)が蔚山HD(韓国)を3-1で下した。

今季のKリーグ1王者の蔚山だが、ここまでのACLEではまさかの4戦全敗で最下位。しかも、いずれも完封負けと苦しむなか、1勝1分け2敗で10位につけ、元横浜F・マリノス指揮官ケヴィン・マスカットが率いる中国王者の上海海港をホームに迎え撃った。

江坂任がベンチスタートの蔚山は序盤から崩しにかかったが、上海海港は11分に敵陣左サイドでのパスカットからカウンター。オスカルのパスをボックス右で受けたマティアス・バルガスが右足で先制弾を決める。
先に失点後も攻める蔚山だが、23分にもまたもビルドアップのところで痛恨のミス。24分にバイタルエリア中央での横パスがずれると、オスカルがワンタッチで繋ぎ、バルガスが再び右足で追加点をマークする。

勿体ない失点が続く蔚山だが、29分にバイタルエリア右でボールをかっさらったイ・チョンヨンリー・アンのファウルを誘発。当初はイエローカードだったが、VARチェックの末にレッドカードに変わり、数的優位に立つ。
そんな蔚山はより攻め立てる流れになるが、なかなかゴールが生まれず、後半へ。後半に入ってより敵陣での時間を増やし、58分から江坂を入れたりと交代で試合を動かしにかかるが、相手を脅かすようなシーンに持ち込めず。

江坂も再三にわたって最後の崩しに絡み、なんとかこじ開けようと攻め続ける蔚山は73分、右CKからチュ・ミンギュがヘッドで合わせ、ついに反撃の一発。大会を通じても初の得点で勢い続くが、上海海港も粘る。

すると、上海海港は83分にマティアス・バルガスが中央から独力カウンターに持ち込み、右足ミドルでハットトリック。上海海港が2試合ぶり白星でバウンスバックの一方で、蔚山HDは5戦全敗と苦しい戦いが続いている。

蔚山HD 1-3 上海海港
【蔚山】
チュ・ミンギュ(後28)
【上海海港】
マティアス・バルガス(前11、前23、後38)

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A・ロペスの2発など4発快勝の横浜FMが上海海港に連勝でベスト8進出!【ACLE2024-25】

横浜F・マリノスは11日、横浜国際総合競技場で行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のノックアウトステージ ラウンド16・2ndレグで上海海港(中国)と対戦し、4-1で快勝。2戦合計5-1として準々決勝進出を決めた。 4日にアウェイで行われた1stレグではアンデルソン・ロペスのゴールを守り抜いて1-0の先勝。大きなアドバンテージを得て、ホームでのリターンレグを迎えた。先週末のJ1リーグが延期となり、中6日と休養十分で臨んだ一戦でホーランド監督は1stレグから先発1人を変更。ベンチ外の松原健に代わって宮市亮が右サイドバックに入った。 試合は開始早々にホームチームがスコアを動かす立ち上がりに。2分、相手のGKからのビルドアップの流れで植中朝日がシュー・シンのマイナスのパスを引っかけると、前向きでこぼれを回収した山根陸がボックス左に走り込む遠野大弥へラストパスを供給。遠野は冷静に左足のシュートをゴール右隅に流し込み、相手のミスを突いてファーストチャンスをモノにした。 これで2戦合計2点のアドバンテージを得た横浜FMだが、これで守りに入る意識はなく引き続き追加点を目指していく。9分にはボックス付近でボールキープしたアンデルソン・ロペスからのマイナスの落としに反応した山根が右足を一閃。このシュートが枠を捉えたが、ここはGKヤン・チュンリンの好守に遭う。 以降はグスタボとレオナルドの強力な2トップを起点に上海海港にチャンスを許す場面もありながら、ヤン・マテウスのスピードを活かしたロングカウンターに、植中の傑出した切り替えが光る中盤の守備から先制点同様のショートカウンターも仕掛けていくトリコロール。 以降は軽率なロストや切り替えの鈍さによって相手に主導権を握られる時間帯が続いたが、やや幸運な形からエースにゴールが生まれる。29分、ジャン・クルードのプッシングのファウルも、主審が上海海港のアドバンテージを取った流れからルーズボールがクルードにこぼれて中央突破。正確なスルーパスに抜け出したアンデルソン・ロペスがボックス内に持ち込んで絶妙なチップキックをゴール右隅に流し込んだ。 その後、35分には上海海港の左CKの場面でボックス中央で競り勝ったシュー・シンのヘディングでのフリックがファーに流れたところをレオナルドに胸で押し込まれて1点を返された横浜FM。直後のアンデルソン・ロペスのスルーパスに抜け出した遠野のループシュートはオフサイドでノーゴール判定も、前半終了間際に再び突き放す。 44分、左サイドをドリブルで突破したクルードが中央のアンデルソン・ロペスに繋ぐと、背番号10は冷静に右でフリーのヤン・マテウスに展開すると、足を滑らせたDFを振り切ってボックス内に運んだヤン・マテウスが得意の角度から左足のコントロールシュートをゴール左下隅へ流し込んだ。 全体的に重さは見受けられたものの、見事な決定力によって3-1のスコアで試合を折り返したホームチーム。後半も立ち上がりから攻勢を仕掛けると、再びエースが魅せる。 56分、左CKの二次攻撃からクルードがペナルティアーク付近で右足を一閃。このシュートは左ポストに阻まれるが、こぼれを拾ったサンディ・ウォルシュのグラウンダーシュートをゴール前で足元にピタッと収めたアンデルソン・ロペスが冷静に左足シュートを流し込んだ。 この4点目によって勝利を決定づけた横浜FMは、63分に右ヒザを痛めたクルードと先制点の遠野を下げて渡辺皓太、エウベルを同時投入。以降も植中やアンデルソン・ロペスがカウンターから決定機に絡み、試合の主導権を掌握する。そのなかで72分には攻守に存在感を放った植中に代えて天野純をピッチに送り出し、ゲームコントロールに意識を傾けた。 試合終盤に浅田大翔、井上健太も投入したホームチームは、このまま4-1のスコアでゲームをクローズ。元指揮官ケヴィン・マスカット率いる上海海港を連勝で下し、ベスト8進出を決めた。 横浜F・マリノス 4-1(AGG:5-1) 上海海港 【横浜FM】 遠野大弥(前2) アンデルソン・ロペス(前29、後11) ヤン・マテウス(前44) 【上海海港】 レオナルド(前35) <span class="paragraph-title">【動画】流れ引き寄せた遠野大弥の電光石火弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ベスト8へ最高の立ち上がり<br><br>ミスに乗じて出鼻をくじく<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%81%A0%E9%87%8E%E5%A4%A7%E5%BC%A5?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#遠野大弥</a> 先制ゴール<br>2戦合計でリードを2点に広げる<br><br>ACLエリート ラウンド16 第2戦<br>横浜FM×上海海港<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%81%BF%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%9C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jみようぜ</a> <a href="https://t.co/IB7THxD1FC">pic.twitter.com/IB7THxD1FC</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899402086602752447?ref_src=twsrc%5Etfw">March 11, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.11 20:57 Tue
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中国代表に痛手...国内リーグMVPの主将ウー・レイが手術を決断、3月サウジ戦&豪州戦を回避へ

中国代表の主将を担うFWウー・レイが、ここにきて手術を決断した。 かつてラ・リーガのエスパニョールでもプレーしたウー・レイは、2024シーズンの上海海港で中国スーパーリーグ34得点を記録。リーグ2連覇のチームで得点王とMVPをW受賞した。 アジア杯後に中国代表の主将も担い、W杯最終予選が進むなか、昨年6月に右ヒザ半月板を負傷。当初はすぐに復帰も、状態が悪化し、10〜11月の代表ウィークを欠場することに。 シーズンが終わってリハビリに努めてきたそうだが、このたび中国『足球之夜』で苦渋の決断を発表。手術を受けるのだという。 「昨年11月の時点で、ヒザの浮腫はますます深刻になっていたんだ。ほとんどがジムでのリハビリで、ボールを蹴ることはできていない」 「僕は33歳で、全フットボーラーにとっての夢であるW杯は、間違いなく今回(2026年)がラストチャンス。手術を受けることを決断した」 最新の診断結果は、右ヒザ外側半月板断裂(グレード3)、骨浮腫、右大腿骨顆部骨折、右ヒザ外側関節の局所的軟骨損傷。 12月にはイタリアへ渡り、専門家グループによる保存治療を進めるも、およそ3週間の安静でも治癒が進まず。これにより手術を決断し、少なくとも2カ月のさらなる離脱が決定した。 この結果、ウー・レイは3月の最終予選2試合、サウジアラビア代表戦とオーストラリア代表戦の欠場が確実に。術後の経過が良くなければ、6月のラスト2試合も回避することになる。 2025.01.14 13:25 Tue
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中国スーパーリーグが年俸上限を設定、外国人の年俸は3億8000万円

中国スーパーリーグが、2021シーズンからのサラリーキャップ制度導入を発表した。 かつては“爆買い”が大きな話題となり、ヨーロッパで活躍するトッププレーヤーを資金力に任せて大量に獲得していた中国スーパーリーグのクラブたち。しかし、近年は中国サッカー協会(CFA)の方針転換などもあり、給与面などが改善されている。 また、クラブの給与未払い問題や、クラブの消滅などを繰り返した中、今シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて変則的なシーズンを過ごしていた。 その中国スーパーリーグは、2021シーズンからサラリーキャップを導入することを発表。外国人選手の年俸は300万ユーロ(約3億8000万円)を上限、国内選手は500万元(約8000万円)を上限とすることになった。 なお、この制限を超えたチームに関しては、最大で勝ち点24が剥奪されることとなる。また、選手はCFA主催の試合への出場停止措置を受ける可能性もあるとのことだ。 中国スーパーリーグではチェルシーなどでプレーした元ブラジル代表MFオスカルが6000万ユーロ(約75億5000万円)で上海上港で加入。年俸は2300万ユーロ(約29億円)であり、今回も受けられる上限のおよそ8倍をもらっていた。 CFAがサラリーキャップ制度を導入する理由は「マネーフットボール」の抑制と中国代表への「投資バブル」をもたらしたいとのことだ。 CFAの陳戌源会長は、「中国スーパーリーグのクラブの支出は、韓国のKリーグの約10倍、日本のJリーグの3倍となっている。しかし、我々の代表チームははるかに遅れをとっている」とコメントしている。 FIFAランキングで見れば、中国は75位に対し、韓国は38位、日本は27位となっており、会長の言葉通りコストに対して代表強化が進んでいないのが現状だ。 なお、1月1日から有効となり、2部と3部でもサラリーキャップ制度が導入されるとのことだ。 2020.12.16 13:05 Wed
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元JリーガーFWフッキが将来的な古巣復帰願望を明かす「僕の心の中にある」

上海上港の元ブラジル代表FWフッキが、自身の将来について言及した。ポルトガル『レコルド』が伝えている。 かつては北海道コンサドーレ札幌や川崎フロンターレ、東京ヴェルディでプレー。その後はポルト、ゼニトでプレーし、2016年7月から中国スーパーリーグの上海上港でプレーしている。 中国スーパーリーグでは3シーズン半プレーし、84試合で44ゴール37アシストと驚異的な数字を残しているフッキ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも26試合で18ゴール12アシストを記録し、その能力の高さを遺憾なく発揮している。 フッキは初めての欧州挑戦となったポルトの公式番組に出演し、いつの日かポルト復帰を望んでいることを明かした。 「たくさんの友情があり、多くの愛情を受けられる場所に戻りたいと思うのは普通のことだ。ポルトは僕の心の中にあるし、戻ることは夢だよ。それはとても幸せだ。僕は油断せず、前よりも優れているし、素晴らしいプロであることに挑んでいる」 「移籍してきたときは正面から入ってきたし、出ていくときも正面から出て行った。どこに行ってもしっかりと仕事をこなし、クラブの移籍金レコードでゼニトへ行った」 「周囲の人間に不信感を抱いたが、常にピッチの上の結果で打ち勝ってきた。中国でも同じだ。僕たちは初めてのタイトルを勝ち取り、僕は初めてトロフィーを掲げたキャプテンだった。できる限り長くプレーを続けることを望んでいる」 33歳を迎えたフッキと上海上港の契約は2020年までとみられており、その後にポルトガル復帰というプランもありそうだ。 2020.04.24 18:55 Fri
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不摂生に次ぐ不摂生…アルナウトビッチ、中国を舐めていたことを明かす

上海上港に所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチが移籍当初の心境を明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 アルナウトビッチは昨夏にウェストハムから上海上港へ移籍。シーズン後半の途中加入ながらも中国スーパーリーグで11試合に出場し、9ゴール3アシストと上々の成績を残した。 だが、その裏では中国サッカーを過小評価し、時差ボケから来る不規則な生活を続けていたとアルナウトビッチは話す。不摂生な食事もやめられなかったようだ。 「俺は舐めていた。練習もせず、身体のケアもせず、無制限に食べてスプライトやコーラ、ファンタのような炭酸飲料をずっと飲んでいた。体に悪いと知りながらね」 「不規則な食事をしてたよ。中国に着いて3週間ぐらいは時差ボケで寝つけも悪かった。朝の6時や7時に寝て、夕方の3時か4時に起きる。それからトレーニングをして一晩中起き続け、間違った時間に食べていた」 しかし、31歳はその後は改心したという。クラブに求められていることに応えようと、自分を見つめ直した。 「今はクラブが俺に求めていること、タイトルの為にプレーすることを念頭に置いている。そしてもっと上手くやるために、もっと良くなるために俺は変わった。そうでなければここでプレーすることは出来ない」 上海上港との契約は2022年12月まで。生まれ変わったというオーストリア代表は、どんな活躍を見せてくれるだろうか。 2020.09.01 21:17 Tue

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