鎌田大地ら新戦力について「うまくチームに溶け込んでいる」 ラツィオ指揮官は3連勝と好調、7位まで浮上の要因を語る

2023.10.31 10:30 Tue
リーグ3連勝を飾ったラツィオのマウリツィオ・サッリ監督
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リーグ3連勝を飾ったラツィオのマウリツィオ・サッリ監督
ラツィオマウリツィオ・サッリ監督が、セリエAでの連勝を喜んだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。30日、フィオレンティーナとのセリエA第10節に臨んだラツィオは、お互いチャンスを作りながらもゴールは生まれないまま後半へ。67分に日本代表MF鎌田大地を投入した後もスコアは動かず、このまま試合終了かに思われたアディショナルタイム、ハンドによって得たPKを途中出場のFWチーロ・インモービレが冷静に決め、劇的勝利を収めた。

セリエAで3連勝を飾り7位まで浮上したサッリ監督はパフォーマンスを評価しつつ、鎌田ら新戦力はまだ適応段階であることにも触れている。
「試合はタフで難しいものだった。おそらく前半は相手のほうが良かったが、後半は我々も決定機を作っていたと思う。結果として失点もなく、この勝利は正当なものだろう」

「我々には調子のいい選手(タティ・カステジャノス)がいるのだから、彼の先発起用は正しいと思っている。だからといって、チーロに問題があるわけでもない。今日のゴールは彼にとって良いことだ。そして、ここ1カ月は連戦でほとんど練習できていなかったから、少し時間ができるのも喜ばしい」
「新戦力たちはうまくチームに溶け込んでいる。問題は、彼らがチームになじもうとする段階で、これまでチームのため頑張っていた選手たちのパフォーマンスが落ちていることだ。それでも、チームは自分たちの形を見つけつつあり、この調子を続けたい」

「(60分での交代が多いのは)フットボール自体がこの方向に進んでいるのだと思う。我々には多くの大会があり、多くの選手にとって90分のプレーは長すぎるのだ。私としては、昨シーズンよりチームは強くなっていると思う。そして、今はそれを証明しなければならない」

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3選手の連れ戻しをレアルが検討中…レンタル先で活躍のラファ・マリンら

レアル・マドリーが他クラブへ放出した選手の再加入を選択肢に考えているようだ。 現在ラ・リーガで首位を走り、チャンピオンズリーグ(CL)でも準々決勝進出が見えているマドリー。新戦力ではドルトムントから大金をはたいて獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが驚異的な活躍を見せている他、ミランからレンタルバックしたスペイン代表MFブラヒム・ディアスや、ラージョ・バジェカーノから買い戻したスペイン代表DFフラン・ガルシアなども戦力としてチームに貢献している。 周知の通り、マドリーは他クラブへ放出した選手でも手の届く範囲にとどめていることが多く、レアル・ソシエダで活躍する日本代表MF久保建英もその1人。50%の保有権があることから、今夏の買い戻しがにわかに囁かれていたが、最近2029年までの契約延長にサインしたこともあり、可能性はかなり低くなると考えられている。 しかし、スペイン『マルカ』によると、マドリーが今夏の再加入を検討しているのは久保ではなく、カンテラ出身の3選手とのこと。アラベスにレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFラファ・マリン(21)、ラツィオのU-21スペイン代表DFマリオ・ヒラ(23)、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)のようだ。 マリンは191cmのセンターバックで、昨夏アラベスへ武者修行。ここまで主力としてラ・リーガの21試合に出場し、来シーズンの復帰は確実とみられている。 同じくセンターバックのヒラは2022年夏にラツィオへ完全移籍したが、久保と同様にマドリーが保有権を50%残している形。昨年11月下旬あたりからレギュラーの座を勝ち取った今シーズンは、ここまでセリエAで11試合に出場している。 リーグ首位を争うジローナのグティエレスも2022年夏にマドリーから完全移籍。左サイドバックや左ウイングバックとしてチームの躍進を支えており、マドリーは安価での買い戻しが可能と言われている。 また、昨夏買い取りオプション付きのレンタルでミランへと移籍したスペイン人DFアレックス・ヒメネス(18)の動向も注視している模様。他にも多くの選手がマドリーの支配下にあり、さらなる成長が期待されている。 2024.02.18 23:00 Sun
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ラツィオ、ヴェローナの主力MFザッカーニを獲得!

ラツィオがエラス・ヴェローナからイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(26)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得した。保有元のヴェローナが8月31日に発表した。 なお、今回の契約では出場試合数など、一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えるところによれば、買い取りの金額は700万ユーロ(約9億1000万円)となり、200万~300万ユーロ(約2億6000万~3億9000万円)のボーナスも付くようだ。 ベッラーリアでキャリアをスタートしたザッカーニは2013年にヴェローナへレンタルで加入。その後、完全移籍に切り替わると、2016–17シーズンから主力に定着した。 トップ下を主戦場にセントラルMFや左ウイングでもプレー可能な攻撃的MFは、ボールのオン・オフに関わらず、チームの攻撃にリズムと創造性をもたらせる玄人好みのプレーヤーだ。昨シーズンのセリエAでは36試合に出場し、5ゴール7アシストの数字を残したほか、前指揮官のイヴァン・ユリッチ仕込みのプレー強度にも定評がある。 2021.09.01 04:35 Wed

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