フランクフルト移籍のゲッツェ、去就巡る注目度に「ちょっとびっくりした」

2022.06.29 17:25 Wed
Getty Images
元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェフランクフルト入団会見後、ドイツ『スカイ』のインタビューに応じた。

2013年夏のバイエルン入りからキャリアが落ち込み、古巣ドルトムントでもかつての輝きを取り戻せず、2020年10月にPSV入りしたゲッツェ。代表からもすっかり遠ざかってしまったが、オランダで復活を印象づけ、今夏にフランクフルト入りが決定した。

ヨーロッパリーグ(EL)王者の仲間入りを果たす可能性の以外にも、メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミや、PSV時代の恩師であるロジャー・シュミット監督のベンフィカからも興味が噂されたが、決め手は旧知の戦友たちの言葉だったようだ。
「セップル(セバスチャン・ローデ)や、ケビン(・トラップ)とは話をしたよ。前から知る仲だからね。それに代表チームや、バイエルン、ドルトムントで一緒だったし」

「連絡して尋ねてみたんだ。選手たちとの接点も大事な要素だし、2人とも全体的に前向きだった。ポジティブな経験をして、楽しむのは今後を見据えても大切だ」
そうした舞台裏もあって、フランクフルト入りで決着した去就だが、注目度に「ちょっとびっくりしたよ」と驚きも口にして、フランクフルトのサポーターに対する印象を続けた。

「彼らはすごくエモーショナル。特に、アウェイ戦や、(EL)決勝でチームを後押しする姿を見ると、特別だと感じたよ。しっかりとした土台の上に色々なものが積み重なっている」

「だからこそ、昨季の彼らが示したようなプラスアルファを成し遂げられたんだと思う。それは僕にとっても大事。もちろん、いちアスリートとしての自分をワクワクさせるものだ」

熱いサポーターの心を掴むのにも活躍が求められ、オリバー・グラスナー監督の戦術に適応する必要があるが、「大した問題じゃない」ときっぱり。PSV時代のロジャー・シュミット監督が志向する縦を意識した戦い方に「すごく似ている」と自信を示した。

フランクフルトでもオランダ時代のような輝きを放てれば、2017年を最後に遠ざかるドイツ代表復帰も期待できるが、ゲッツェ自身は所属先での活躍しか意識していないようだ。

「僕はブンデスリーガとチャンピオンズリーグ(CL)の戦いに集中している。それ以外に影響を与えるのは無理だしね。そこにエネルギーを注いでも意味がない」

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ローゼンゴード門脇真依が意地のゴール!熊谷紗希&南萌華のローマはバイエルンとドローでGS突破に黄色信号【UWCL】

UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)のグループステージ第5節が24日から25日にかけて行われた。 ▽グループC 3ポイント差に4チームがひしめく混戦の同組では、なでしこジャパンのDF熊谷紗希とDF南萌華を擁する最下位ローマが、24日にホームで3位バイエルンと対戦した。両日本人選手はフル出場を果たしている。 序盤から攻勢に出たローマは、33分にバレンティナ・ジャチンティのゴールで先制に成功。87分に南がレア・シューラーに競り負け、同点弾を献上したものの、90+3分にマヌエラ・ジュリアーノの技ありボレーで再びリードを奪った。 だが、90+6分にセットプレーからまたもシューラーに同点弾を許し、2-2のドローでタイムアップを迎えた。 グループCのもう1試合は、パリ・サンジェルマン(PSG)がアヤックスに3-1で勝利。この結果、順位は以下の通りに。最終節はバイエルンvsPSG、アヤックスvsローマとなり、ローマのグループステージ突破は、勝利した上での他会場の結果次第となる。 ◆UWCL グループC順位表 首位:PSG(勝ち点9) 2位:アヤックス(勝ち点7) 3位:バイエルン(勝ち点6) 4位:ローマ(勝ち点5) ▽グループA 4連敗ですでにグループステージ敗退が決まっているローゼンゴードだが、門脇真依がホームのベンフィカ戦で意地を見せた。 2トップの一角で先発フル出場した門脇は、1-2とビハインドで迎えた82分に同点ゴールを奪取。6のスルーパスに反応して、GKとの一対一を冷静に制した。 裏を狙った一度目のタイミングではボールが出てこなかったが、ポジションを取り直して再びスペースへパスを要求。海外実況も「素晴らしい動き」と伝えた。 ローゼンゴードとベンフィカは2-2の引き分けで試合を終え、ベンフィカはクラブ史上初のグループステージ突破が決定。すでにベスト8入りを決めているバルセロナは、フランクフルトと2-0で退けている。 なお、今冬に加入したローゼンゴードのMF谷川萌々子と、フランクフルトのFW千葉玲海菜は、グループステージ向けメンバーの登録期間の関係でベンチ外となっている。 ◆UWCL グループA順位表 首位:バイエルン(勝ち点15)☆ 2位:ベンフィカ(勝ち点8)☆ 3位:フランクフルト(勝ち点4) 4位:ローゼンゴード(勝ち点1) ▽グループB 大会最多8度の優勝を誇るリヨンがザンクト・ペルテンを7-0と一蹴。ノルウェー女子代表FWアダ・ヘゲルベリが、史上初となる単独クラブでのUWCL60ゴールを達成している。 また、スラヴィア・プラハを1-0で下したSKブランが、初の準々決勝進出を決めている。 ◆UWCL グループB順位表 首位:リヨン(勝ち点13)☆ 2位:SKブラン(勝ち点10)☆ 3位:スラヴィア・プラハ(勝ち点4) 4位:ザンクト・ペルテン(勝ち点1) ▽グループD チェルシーの浜野まいかはメンバー外だったが、チームはスタンフォード・ブリッジでレアル・マドリーに2-1で勝利。グループステージ突破を確定させた。 ◆UWCL グループD順位表 首位:チェルシー(勝ち点11)☆ 2位:ヘッケン(勝ち点8) 3位:パリFC(勝ち点7) 4位:レアル・マドリー(勝ち点1) ☆はグループステージ突破チーム <span class="paragraph-title">【動画】見事な動き出したから門脇真依がベンフィカ相手にゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NuWGb76OAEk";var video_start = 393;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】2度のリードもローマは逃げ切れずバイエルンとドロー</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="-cArVPf7sg4";var video_start = 13;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.26 21:15 Fri

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