鈴木彩艶がベルギーデビューもセルクル・ブルージュに2失点敗戦…日本人は5名出場【ジュピラー・プロ・リーグ】

2023.08.28 09:47 Mon
©STVV
27日、ジュピラー・プロ・リーグ第5節のシント=トロイデンvsセルクル・ブルージュが行われ、0-2でセルクル・ブルージュが勝利した。

この試合では浦和レッズからレンタル移籍で加入したGK鈴木彩艶がデビュー。またDF橋岡大樹、MF藤田譲瑠チマが先発出場。MF山本理仁、MF伊藤涼太郎が70分から出場し、FW岡崎慎司はベンチ入りも出番はなかった。

開幕2連勝スタートも、その後は勝利がないシント=トロイデン。一方で2勝2敗のスタートとなったセルクル・ブルージュを迎えた。
最初のチャンスは5分、左サイドから大きく右に展開すると、パスを受けた橋岡がボックス手前からシュート。鋭いボールがゴールに飛ぶが、わずかに枠を外れる。

その後セルクル・ブルージュが攻め込むが、デビュー戦のGK鈴木は落ち着いたプレーでゴールを守っていく。
26分にはあわやのシーン。最終ラインからビルドアップしようとしたところ、GK鈴木が目測を誤りトラップミス。僅かにズレていた為ことなきを得たが、あわやオウンゴールというシーンを招いた。

さらに42分には、GK鈴木がスペースへのボールを前に出て処理しようとしたが、相手の足が先に触れてゴールがガラ空きに。味方のカバーもあり失点を免れるが、デビュー戦ということもあり周囲との連係ミス、判断ミスも散見された。

0-0で迎えた後半も立ち上がりにピンチ。52分にはボックス内のヤン・グボホにボールが渡ると、その前に倒れてしまったGK鈴木の頭上を狙われそうになるが、ミスショットに助けられる。

攻撃面ではなかなか良いところが見られないシント=トロイデン。59分には、右サイドでフリーになっていた橋岡がボックス内右から豪快に振り抜くが、これは枠を越えていく。

すると64分、セルクル・ブルージュがスコアを動かす。自陣からの縦パスをグボホが体を入れながらスルーすると、ケビン・デンキーが落とし、受けたグボホが絶妙なスルーパス。これをティボ・ソマーズが落ち着いて流し込む。シント=トロイデンは完全に崩されての失点となった。

さらに69分には、連係と個人技でやられることに。グボホ、デンキー、グボホとボックス手前で細かくつなぎ、パスを受けたアラン・ミンダがボックス内で仕掛けると、前に出てきたGK鈴木を嘲笑うかのように転がしてゴールへシュート。これをデンキーが押し込み、セルクル・ブルージュが追加点を奪う。

上手くいかないシント=トロイデンは、85分に途中出場の山本がボックス内でボレーも大きくふかしてしまう。すると、88分にはミンダのミドルシュートが右ポスト直撃。跳ね返りをオリヴィエ・デマンが蹴り込むが、今度はクロスバーに直撃し3点目とはならない。

90分にはカウンターを受けると、ミンダが持ち込み逆サイドへとパス。これをエミリオ・ケーラーがファーサイドで詰めようとしたが、GK鈴木が手を伸ばしてセーブ。それでもデンキーが無人のゴールへと蹴り込むが、最後はDFがブロックし粘りを見せる。

アディショナルタイム2分には、左サイドからカットインした伊藤が右足を振り抜くが、右ポストを直撃。攻撃面で上手くいかなかったシント=トロイデンは0-2で敗戦。セルクル・ブルージュは連勝となった。

シント=トロイデン 0-2 セルクル・ブルージュ
【セルクル・ブルージュ】
ティボ・ソマーズ(後19)
ケビン・デンキー(後24)

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またしても日本人ライン開通!鈴木2G、橋岡2Aのシント=トロイデンが1部残留を決める《ジュピラー・プロ・リーグ》

日本人のホットラインがこの試合でも開通した。 6日、ベルギー・ジュピラー・プロ・リーグ第31節のワースラント=ベフェレンvsシント=トロイデンが行われ、2-4でシント=トロイデンが勝利を収めた。 この試合にはFW鈴木優磨、GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹が先発フル出場を果たし、鈴木は2ゴール、橋岡は2アシストの活躍を見せた。 新型コロナウイルスがチーム内で蔓延したことで延期されていた一戦。最下位のワースラント=ベフェレンのホームに乗り込んでの一戦となった。 しかし、試合は開始早々に動く。2分、左サイドからのクロスをクリア。こぼれ球をシヴェルト・ヘルトネ・ニルセンがミドルシュートもこれはキックミス。しかし、これがDFのミスにより絶妙なパスになると、最後はボックス内でフリーのミヒャエル・フライが蹴り込んでワースラント=ベフェレンが先制する。 思わぬ失点でビハインドスタートとなったシント=トロイデン。すると25分にタッチライン際でクリスティアン・ブルースとアレクサンダル・ヴコティッチが競り合う展開にこれがOFR(オン・フィールド・レビュー)となると、主審はイエローカードからレッドカードへと変わり、一発退場となる。 数的有利となったシント=トロイデンは32分に同点に追いつく。左サイドでCKを得ると、ショートコーナーからブルースがクロス。これがファーに流れると、鈴木が押し込み、同点に追いつく。 前半を1-1で終えると、シント=トロイデンが押し込む展開に。51分には、左サイドからのクロスが流れるとファーサイドに走り込んだ橋岡が折り返し、最後はジョンべ・ムボヨが蹴り込んで逆転に成功する。 さらに73分にはワースラント=ベフェレンが2枚目のイエローカードで退場。すると75分には、ボックス内で横パスを受けた鈴木がシュート。これはGKがセーブも、ムボヨが詰めてリードを広げる。 78分にはワースラント=ベフェレンが1点を返すが、84分には日本人のホットラインが開通。オーバーラップした橋岡のグラウンダーのクロスを鈴木がボックス中央でダイレクトで蹴り込み2-4でタイムアップ。2連勝となったシント=トロイデンはこの勝利で1部の残留を決めた。 ワースラント=ベフェレン 2-4 シント=トロイデン 1-0:ミヒャエル・フライ(ワースラント=ベフェレン) 1-1:鈴木優磨(シント=トロイデン) 1-2:ジョンべ・ムボヨ(シント=トロイデン) 1-3:ジョンべ・ムボヨ(シント=トロイデン) 2-3:ルイス・フェルストラーテ(ワースラント=ベフェレン) 2-4:鈴木優磨(シント=トロイデン) <span class="paragraph-title">【動画】鈴木が2ゴール、橋岡2アシストで逆転勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=h29xgo38ru1s10aqmejs5zvpx" async></script> 2021.04.07 09:45 Wed

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