ウルブス、スポルティングCPのヌネス獲得へ? クラブ史上最高額オファーを打診

2022.08.16 13:59 Tue
Getty Images
ウォルバーハンプトンスポルティングCPからポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(23)の獲得を目指しているようだ。

ヌネスは2019年1月にスポルティングのU-23チームに加わり、その後にファーストチーム昇格。以後は着実に序列を高め、昨季は公式戦50試合4得点5アシストの成績を残した。

今季のプリメイラ・リーガでも全2試合にフル出場するなか、去就が注目されるヌネスは、イギリス『デイリー・メール』によると、ウェストハムへの移籍話を蹴ったといわれる。
どうやらチャンピオンズリーグ(CL)出場クラブへの移籍を目指しているようだが、ウォルバーハンプトンのブルーノ・ラージ監督から自身の下に加われば将来的にビッグクラブ移籍の足がかりになると口説かれているという。

そして、ウォルバーハンプトンは以前にリバプールやマンチェスター・シティも関心を抱いたヌネスを巡り、移籍金3800万ポンド(約61億円)+アドオンのオファーをスポルティングに提示。話し合いはポジティブな雰囲気に包まれている模様だ。
なお、ウォルバーハンプトンのクラブレコードなる移籍金額は2020年夏にポルトからポルトガル代表FWファビオ・シウバを獲得した際の3500万ポンド(約56億円)となっている。

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「足にレンガがついてる」“フィジカルお化け”スペイン代表FWのえげつない筋肉が再び脚光

サッカー選手とは思えない筋骨隆々な肉体と圧倒的なスピードを武器に、2020年にはスペイン代表デビューも果たしたウォルバーハンプトンのFWアダマ・トラオレ。今シーズンも変わらぬ筋肉が話題になっている。 『433』が注目したのは、トラオレの脚の筋肉だ。トラオレは29日に行われたプレミアリーグ第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場していたが、キックのモーションに入ったトラオレのパンツとソックスの間からは見事な大腿四頭筋が顔を覗かせている。 筋肉があるだけでなく体脂肪率も低いため、筋肉が部位ごとにしっかりと別れ、境目がハッキリしている。そして、脚の太さも圧巻だ。 『433』が「今シーズンも同じ」と投稿したこの規格外の筋肉には「足にレンガがついている」「ボディビルダーの様だ」「モンスター」と感嘆する声が多く上がっている。 ユナイテッド戦ではゴールに直結する結果こそ残せなかったものの、そのスピードと突破力で幾度もユナイテッドゴールを脅かしていたトラオレ。今シーズンもその筋肉で自らの武器を存分に披露してくれそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ボディビルダーのようなトラオレの大腿四頭筋</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">New season, same <a href="https://twitter.com/AdamaTrd37?ref_src=twsrc%5Etfw">@AdamaTrd37</a> <a href="https://t.co/P3ffzzM9lz">pic.twitter.com/P3ffzzM9lz</a></p>&mdash; 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1432434853098795011?ref_src=twsrc%5Etfw">August 30, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.31 12:05 Tue
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ウルブスが英国初の試みへ スタジアム全席をレールシートに変更

ウォルバーハンプトンは14日、本拠地モリニュー・スタジアムのシートを全てレールシートに変える計画を発表した。 この計画はすでにチケットシーズンホルダーの97%の賛同を得ており、今夏に改修を行い、来シーズンから実装される見込みだ。 レールシートとは映画館などで見られる開閉式の座席のことで、最近完成したトッテナムの新スタジアムには同様のシートが備え付けられているが、既存のスタジアムにおいて今回のように全席が変更されることはイギリスでは初めてのことのようだ。 レールシートのメリットは安全性。バリアシートとも呼ばれ、転落防止の安全柵に組み込まれているため、着席時にも立ち見の場合でも観客の安全をより確保できるようになるという。 一部的にすでにレールシートを取り入れているクラブは多く、セルティックがイギリス最大の規模の2900席のレールシートを設置している。また、シュルーズベリーも昨年500席導入。モリニュー・スタジアムの収容人数は現在32000人だが、将来的に50000人まで増やす計画を立てているようだ。 また、クリスタル・パレスやエバートン、マンチェスター・シティも現在進行形でレールシートの導入を協議中。今後さらにレールシートを活用するクラブは増えていくかもしれない。 2019.05.15 13:43 Wed
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ウルブスの中国人オーナー妻がスイスの名門を買収! J・メンデスの関与は?

スイスの名門グラスホッパー・クラブ・チューリッヒは9日、香港の企業『Champion Union』による買収が成立したことを発表した。イギリス『101greatgoals』が伝えている。 同クラブの発表によると、『Champion Union』は前所有者のピーター・スチューバー氏とシュテファン・アンリカー氏からクラブ株式の90パーセントを取得したという。 なお、『Champion Union』の代表を務めるのは中国の『Fuson Group』の会長であり、ウォルバーハンプトンのオーナーを務める郭広昌氏の妻であるジェニー・ワン氏だ。 『Champion Union』は『Fuson Group』の子会社であるものの、現時点でウルブスとグラスホッパーの間に公式な提携関係はないという。 とはいえ、ウルブスの取締役会に属していたスカイ・サン氏と、ヨーロッパスカウト担当のベルナール・シューテマン氏は、グラスホッパーの会長とスポーツ・ディレクターに就任するためクラブを退団しており、事実上の提携関係にあるようだ。 また、両クラブ間ではすでに2つの移籍が成立している。ウルブスは昨年3月にグラスホッパーの下部組織からU-17スイス代表DFクリスティアン・マルケスを引き抜いている。一方、今冬の移籍市場ではイングランド人DFエド・フランシスがウルブスからグラスホッパーにレンタル移籍していた。 なお、ウルブスオーナーの郭広昌氏といえば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを顧客に持つ世界最高の代理人とも呼ばれる、ジョルジュ・メンデス氏と親密な関係にある。 そのため、今回のグラスホッパー買収にあたってもメンデス氏の手引きが噂されているが、スイス『Blick』は疑惑はあるものの、その証拠となる材料はないとしている。 1886年に創立されたグラスホッパーは、バーゼルやヤングボーイズらを抑えてスイス1部リーグ最多優勝(27回)を誇る同国屈指の名門クラブ。しかし、近年は成績不振に陥っており、昨シーズンのスイス・スーパーリーグを最下位で終えたことにより、今季は1950-51シーズン以来となる2部での戦いを強いられている。 2020.04.10 20:20 Fri

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