絶好のチャンスを捨ててでも…“悪童”のフェアプレーに絶賛「スポーツマンシップ・レベル100」
2021.02.26 19:44 Fri
レンジャーズに所属するコロンビア代表FWアルフレッド・モレロスが見せたスポーツマン溢れる行動が称賛されている。イギリス『SPORTBIBLE』が伝えている。レンジャーズは25日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグで三好康児の所属するアントワープと対戦。5-2で勝利し、2戦合計スコア9-5でラウンド16進出を決めた。
この試合でも9分に先制ゴールをマークしていたレンジャーズのエースであるモレロスだが、1-1で迎えた前半アディショナルタイムに素晴らしい行動を起こす。
自陣からのロングボールに対し、右サイドで相手DFジェレミー・ゲランと競り合うと、上手く体を入れたモレロスがボールを収めたものの、ゲランがこのプレーで左足のハムストリングスを痛め、審判にアピールするように右手を上げた。
この時点で主審は笛を吹いておらず、レンジャーズにとってはカウンターの絶好のチャンスにもなりえる場面だったが、モレロスがゲランのジェスチャーに気づくと、そこでプレーを止めた。
モレロスは、2018-19シーズンには1シーズンで5度の退場処分を受けるなど、スコットランドサッカー界きっての悪童として知られており、今年1月の試合でも相手選手を踏みつけたことで3試合の出場停止処分を食らっていた。
そんなイメージとは裏腹な今回の行動は、『BTスポーツ』が「スポーツマンシップ・レベル100」と伝えたほか、この試合を観戦していたインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクも、自身のツイッターで「レンジャーズのモレロスのフェアプレー、ゴールを前に相手のケガのために立ち止まる..素晴らしいスポーツマンシップ」と称えていた。
この試合でも9分に先制ゴールをマークしていたレンジャーズのエースであるモレロスだが、1-1で迎えた前半アディショナルタイムに素晴らしい行動を起こす。
この時点で主審は笛を吹いておらず、レンジャーズにとってはカウンターの絶好のチャンスにもなりえる場面だったが、モレロスがゲランのジェスチャーに気づくと、そこでプレーを止めた。
好機を逃したことで不満を示すレンジャーズの選手もいたものの、アントワープの選手たちはモレロスの行動を称賛。痛めたゲランはこのままピッチを離れ、途中交代となった。
モレロスは、2018-19シーズンには1シーズンで5度の退場処分を受けるなど、スコットランドサッカー界きっての悪童として知られており、今年1月の試合でも相手選手を踏みつけたことで3試合の出場停止処分を食らっていた。
そんなイメージとは裏腹な今回の行動は、『BTスポーツ』が「スポーツマンシップ・レベル100」と伝えたほか、この試合を観戦していたインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクも、自身のツイッターで「レンジャーズのモレロスのフェアプレー、ゴールを前に相手のケガのために立ち止まる..素晴らしいスポーツマンシップ」と称えていた。
◆ここでプレーを止める
This sportsmanship from Alfredo Morelos
— Amazon Prime Video Sport (@primevideosport) February 25, 2021
After one of the Royal Antwerp defenders pulls up injured, he halts Rangers' dangerous attack pic.twitter.com/LTW2BYl5JB
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「上のリーグでやりたい」10ゴール10アシストを達成したMF伊東純也、移籍については慎重「どのチームに行くかは結構問題」
日本代表は26日、ミャンマー代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた合宿3日目を行った。 オール海外組で行われるミャンマー戦。クラブ事情により合流が遅れたMF三好康児(アントワープ)は出場できないことが発表された、それ以外の選手たちは調整を続けた。 トレーニング前、MF伊東純也(ヘンク)がオンラインのメディア取材に応じ、シーズンを振り返った。 伊東はヘンクでの3シーズン目となった今シーズン、ジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し10ゴール12アシストを記録。プレーオフでも6試合に出場し1ゴール4アシストを記録するなど、チームの中心選手として活躍を遂げた。 今シーズンの結果については「10ゴール10アシストを目標に掲げていたので、達成できてよかったです」とコメント。目標通りの結果を残したことを喜んだ。 一方で、「目標だった結果は達成しましたが、まだまだ数字の面ではもっと伸ばせると思いますし、仕掛けの部分で確率を上げるとか、ドリブルでも仕掛けたら取られないというのも高いレベルまでいければと思います」と、飽くなき向上心を窺わせた。 右ウイングを主戦場にインサイドでもプレーした伊東だが、プレーの幅については「サイドから張って仕掛けるとか、中に仕掛けるとか、逆サイドからのボールを受けてシュート打つということを意識したからだと思います」とし、意識を変えたことで数字に繋がったと語った。 またシーズンと通して調子も落ちなかった伊東は「調子は良いですし、ボールも集まってきますし、サイドバックのコロンビア代表の選手(ダニエル・ムニョス)とも良い連携が取れていたので、今シーズンはうまくいっていたと思います」と語り、チームとしてもうまく機能できたと語った。 ベルギーでは伊東の評価も上がり、今夏の移籍も取り沙汰される中、ステップアップについては「チャンスがあれば上のリーグでやりたいと思いますけど、5大リーグのどのチームに行くかというのは結構問題かなと思います」と語り、慎重にチームを選びたいと語った。 今回は6月までのおよそ1カ月にわたる活動となる。日本代表の現在地については「活動は難しい中でも短い時間ですがピッチでコミュニケーションをとってやれていると思います」とコメント。徐々にチームとして作られていっていると感じているようだ。 一方で、ホテルでの隔離状態が続くことになるが「部屋にいる時間が長いので、YouTube観たり、NetFlix観たりしています」と、部屋での過ごし方もちゃんと準備してきているようだ。 28日のミャンマー代表戦では、勝利すれば最終予選への進出が決まる。ミャンマー戦で気をつけたいポイントについては「まず1点目を取ることが大事だと思います」とコメント。「前回は2-0とそこまで点差は広がらなかったですし、まだ何も決まっていないので、集中して予選突破できるように全力で臨みたいと思います」と、最終予選進出を決めるために集中すると語った。 2021.05.26 18:55 Wed3
【J1開幕直前クラブガイド】諸刃の剣から真剣へ…真価問われるポステゴグルー体制2期目の幕開け《横浜F・マリノス》
2019シーズンも“蹴”春がいよいよ到来! 新シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUP 2019に先駆け、超ワールドサッカー編集部はJ1全18クラブを徹底分析。チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届けする。第7弾は横浜F・マリノスを紹介。 <span style="font-weight:700;">◆主力流出も攻撃に磨きをかけて高みへ</span>《ACL出場権争い》 <span style="font-size:0.8em;">※残留/ひと桁順位/上位争い/ACL出場権争い/優勝争いから選択</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190208_fmarinos_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>昨季はアンジェ・ポステコグルー監督を招へいし、守備的サッカーから一転、超攻撃的スタイルへの変更に踏み切った横浜FM。慣れ親しんだ堅守速攻を捨て、オーストラリア人指揮官に手を引かれ新境地に足を踏み入れたが、そうは問屋が卸さなかった。未知なるスタイルを前に、トリコロールの戦士たちは右往左往。攻撃の歯車が噛み合った時の爆発力は見応え十分だったものの、その分守備が疎かになり、自慢の堅守は見る影もなかった。 結局、優勝争いを目標にしていた横浜FMは12位という失意の順位に。それでもポステコグルー監督続投を決断。今年こそ攻撃スタイルの確立を目指す。 しかし、今回の補強は成功だったとは言い難い。ポステコグルー監督の寵児だったDF山中亮輔が浦和レッズに引き抜かれ、昨季リーグ戦チーム最多の13得点を挙げたFWウーゴ・ヴィエイラが退団。また、キャリアハイの公式戦17得点を記録したFW伊藤翔も鹿島アントラーズに移籍し、攻撃面で重要な役割を担っていた選手たちが一気に流出。さらに、2002年の加入以降、長きにわたりキャプテンとしてトリコロールを後ろから支えてきたDF中澤佑二が40歳にして引退を決め、チームは精神的支柱を失ってしまった。 そうした中で、新戦力として昨季ヴィッセル神戸でプレーしたDFティーラトンや、浦和FW李忠成を補強。だが、ティーラトンは昨年日本代表に選ばれた山中と比べると見劣りすることは否めないし、実績のある李忠成も33歳という年齢を考えるとフル稼働は見込めない。その他、FWマルコス・ジュニオールとFWエジガル・ジュニオという2人のブラジル人アタッカーを獲得したが、あまりにも未知数で計算に入れられないというのが現実だ。 こうなるとカギを握るのはポステコグルー監督の手腕だ。就任2年目で昨年よりもどこまで自身のスタイルを実現できるか。それは、経験のあるMF扇原貴宏やMF喜田拓也に、今季から背番号10を身に纏うMF天野純に懸かっている。昨季終盤に堅守を見せた守備陣も然り、指揮官の要求にどこまで応えられるかが、今季の順位に繋がることになるだろう。 <span style="font-weight:700;">◆補強動向</span>《C》<span style="font-size:0.8em;">※最低E〜最高S</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190208_fmarinos_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>【IN】 GKパク・イルギュ(29)←FC琉球/完全 DF広瀬陸斗(23)←徳島ヴォルティス/完全 DF高野遼(24)←ヴァンフォーレ甲府/復帰 DFティーラトン(28)←ムアントン・ユナイテッド(タイ)/期限付き MF椿直起(18)←横浜F・マリノスユース/昇格 MF三好康児(21)←川崎フロンターレ/期限付き FW山谷侑士(18)←横浜F・マリノスユース/昇格 FW李忠成(33)←浦和レッズ/完全 FWマルコス・ジュニオール(25)←フルミネンセ(ブラジル)/完全 FWエジガル・ジュニオ(27)←バイーア(ブラジル)/期限付き 【OUT】 GK鈴木彩貴(31)→V・ファーレン長崎/完全 DF中澤佑二(40)→引退 DF下平匠(30)→ジェフユナイテッド千葉/完全 DF生駒仁(19)→ギラヴァンツ北九州/期限付き DF西山大雅(19)→ラインメール青森FC(JFL)/期限付き DF山中亮輔(25)→浦和レッズ/完全 MFオリヴィエ・ブマル(29)→未定 MF堀研太(19)→ブラウブリッツ秋田/期限付き MF吉尾海夏(20)→ベガルタ仙台/期限付き MF中町公祐(33)→ゼスコ・ユナイテッドFC(ザンビア)/完全 FW和田昌士(21)→ブラウブリッツ秋田/期限付き FWウーゴ・ヴィエイラ(30)→シヴァスシュポル(トルコ)/完全 FW富樫敬真(25)→FC町田ゼルビア/完全 FW伊藤翔(30)→鹿島アントラーズ/完全 FW町野修斗(19)→ギラヴァンツ北九州/期限付き FW久保建英(17)→FC東京/期限付き満了 FWユン・イルロク(26)→済州ユナイテッドFC(韓国)/期限付き <span style="font-weight:700;">◆超WS編集部イチオシ選手</span> MF天野純(27)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190208_fmarinos_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>注目は新しく背番号「10」を着けることになったMF天野純だ。昨季ポステゴグルー監督の下でリーグ戦全34試合に出場し5ゴール6アシストで攻撃の中心を担ったレフティは、昨年9月11日に日本代表デビューも果たした。ポステゴグルー体制2年目を迎える今季、中村俊輔や山瀬功治も背負った栄えある10番を受け継いだ27歳はどこまでチームを熟成できるか。象徴だった中澤佑二が去った横浜FMで新たなバックボーンに成長することも期待したい。 <span style="font-weight:700;">◆注目の東京五輪世代!</span> MF三好康児(21)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190208_fmarinos_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) J.LEAGUE PHOTOS<hr></div>東京五輪世代で推したい選手は川崎フロンターレから期限付き加入したMF三好康児だ。すでに各世代の日本代表に選ばれ世界を知る21歳の若武者は、昨季はレンタル先の北海道コンサドーレ札幌でリーグ戦26試合に出場し3ゴール5アシストと上々の成果を出した。東京五輪で日本代表を指揮する森保一監督にも認められ、昨年にはU-21で7試合のうち2試合でキャプテンを務めた。持ち前の闘争心と攻撃センス、足元の確かな技術を武器に横浜FMでも活躍できれば、飛び級でサムライブルーに昇進することも夢ではない。 2019.02.11 17:00 Mon4
「感じたままに動くことはできなかった」ボローニャでの苦悩をDF冨安健洋が明かす「型にハメられた感覚」「窮屈さがあった」
日本代表は26日、ミャンマー代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた合宿3日目を行った。 オール海外組で行われるミャンマー戦。クラブ事情により合流が遅れたMF三好康児(アントワープ)は出場できないことが発表された、それ以外の選手たちは調整を続けた。 トレーニング前、DF冨安健洋(ボローニャ)がオンラインのメディア取材に応じ、シーズンを振り返った。 冨安は今シーズンのセリエAで31試合に出場し2ゴールを記録。CBの他、左右のサイドバックでプレーするなど出場機会を得ていた。 しかし、冨安本人は今シーズンについて「良いシーズンではなかったと思います。イタリアの1シーズン目も良いシーズンとは思っていないですが、なかなか難しいシーズンだったと思います。チームの順位は妥当かなと思います」とコメント。あまり良い感触ではないようだ。 前述の通り、CBとSBでプレーする冨安だが「ポジションにこだわりはないですし、ケガ人が多かったり累積の選手がいたりで左サイドバックもやりましたが、ポジティブに捉えてやっていました」とコメント。様々なポジションができたことはプラスだという。 その中でも「ボローニャのサッカーをやるなら、サイドバックの方が向いていると思います」と語り、「チームによって戦術も違うので。ボローニャではサイドバックの方が自由度が高いので、やりやすかったです」と語り、日本代表でプレーするCBよりは、SBの方が良かったとした。 そう感じる理由については「実際に窮屈にプレーしていた感覚はどこでもありましたが、CBだとより負荷がかかるというか、周りのカバーをしながらやらないといけないと感じながらやっていました」とコメント。「窮屈さはどこでプレーしていても実際ありました」と語り、シニシャ・ミハイロビッチ監督の戦術では窮屈さがあると語った。 また「側から見れば、しっかり試合に出て、良いシーズンだったと思われるかもしれないですが、ずっと去年からではありますが、悩みながらというか」と語り、「自分の良さが生きるやり方、自分のスタイルを日本やベルギーで蓄えてきた中でイタリアに来て、僕の考えていることと違うこと、違う戦術で型にハメられた感覚がずっとあって、そこでのチーム戦術としての監督から求められるやり方と、僕のやりやすいプレーというギャップはずっと苦しみながらやっていました」と語り、理想と現実の間で苦悩しながら戦っていたことを明かした。 特に辛かった部分については「全てと言えば全てですが、攻撃面においても立ち位置が決められたり、守備の時も基本的にマンツーマンで守備をしていたので、自陣でマンツーマンで人につき過ぎてスペースが空いてしまったりが結構ありました」と語り、チームとしての守り方が気になっていたとのこと。「そこに関しては、僕の周りの選手や前でプレーしている選手にはそんなに行かなくて良いと言っていました。周りだけでも良い形でプレーできるように言っていました」と、自分から働きかけて周りを動かしている部分もあったとした。 また「ボローニャのコーチングスタッフに軽く相談をして、スタッフから自分のやりやすい形でやれば良いとアドバイスをもらって、そこからは段々重く考えすぎることなくやれたと思います」とコメント。「でも、最後まで何も考えず、感覚というか、自分の頭の中がスッキリして、感じたままに動くことはできなかったです」と、違和感を持ちながらプレーを続けていたと語った。 その冨安だが、現時点で日本代表ではCBとしてプレーしている。代表については「どこでやるにしても僕は変わらないですね。サイドバックをやれと言われたらポジティブに捉えてやりたいと思います」と語り「FWで出ろと言われた、それでもやります。こだわりはないですね」と、日本代表では試合で起用されるところで貢献したいと語った。 今回は6月からはU-24日本代表に移動。久々に東京オリンピック世代として活動する。今回は日本代表でも共にプレーするDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)がオーバーエイジとして加わる。 OAの3名については「頼りになる先輩3人ですし、ピッチ上でもピッチ外でも若い選手に良い影響を与えてくれると思います」とコメント。「ピッチ上での連携というのはうまくいくと思いますし、そこは僕も含め、周りに声をかけながら、オリンピックまでの期間で、しっかり完璧な状態により近づけられればと思います」と語り、A代表で培ったものを一緒に出していきたいと語った。 A代表での経験値では、東京オリンピック世代では誰よりもある冨安だが、「まずは僕がしっかり自分のプレーすることでチームに貢献することが第一だと思います。僕もかなり久々のU-24での活動なので、練習の中でいかに連携を高めることができるかが大事になってくると思いますし、感覚のところ。1秒、1mのズレを感じると思うので、その細かいところのズレや修正をオリンピック前にしっかり終わらせることが必要だと思います」と、細かい部分の調整をしつつ、自身が経験したものをしっかりと出していきたいと意気込んだ。 2021.05.26 19:40 Wed5
「模範を示す必要がある」と語ったナインゴラン、帰国後わずか1週間で飲酒運転とスピード違反
元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが飲酒運転で検挙された。 イタリアのピアチェンツァでプロデビューしたナインゴランは、カリアリやローマでプレー。2018年夏に移籍したインテルでは出場機会を得られず、2度にわたり古巣のカリアリにレンタルに出されると、今夏に契約を解除。14日に三好康児の所属するロイヤル・アントワープへの加入が発表されていた。 ベールスホットのユース時代以降16年ぶりの母国復帰となったナインゴランだが、旧友との再会を楽しみ過ぎてしまったようだ。 ベルギー『GVA』によると、ナインゴランは22日の午前4時頃にアントワープ市内を、愛車のメルセデス・ベンツG63 SUVで時速100km以上で走っていたところを警察に止められると、呼気検査でアルコールが検出されたという。そして、裁判所から15日間の免停と罰金処分を命じられた。 アントワープ加入時には「若い選手たちのために模範を示す必要がある」と語っていたナインゴランにとっては、言葉とは裏腹のスタートになってしまったが、弁護士を通じてコメント。行いを正し、アントワープの大使になりたいとしている。 「ラジャは休みだった土曜日の夜に、一瞬の感情に流されてしまったことを謙虚に認めている。多くの幼なじみとアントワープの人々の温かい歓迎は、ラジャをとても幸せにした」 「彼は数杯飲んだ後にハンドルを握るつもりはなかった。彼は今回起きたことを後悔している。これが正当化されるか? それはダメだ。絶対にない。今後も起こるのか? それはあり得ない」 「ラジャは大きな目標を持ってアントワープに到着し、アントワープの立派な大使になりたいと思っているし、そうなるだろう。それは彼がアントワープのサポーターにした約束だ」 「マスコミに登場したスピードが明らかに間違っていることは現時点では関係ない。ラジャが車を運転する意図がなかったこともだ。彼は全責任を負いたいと考えており、交通安全に貢献するために、近いうちに慈善団体に寄付することも決めた」 「ラジャはそれ以上は話さず、後は自分の足で証明したいと思っている。木曜日にはオモニアとの重要な試合(ヨーロッパリーグの予選プレーオフ2ndレグ)がある。ラジャがメンバーに選ばれた場合、彼はピッチに立ち、予選突破を実現するために大きな目標を持って戦うだろう。それも約束されている」 『GVA』によると、ナインゴランは23日の練習にはタクシーで向かったという。ピッチ外でいきなり躓いたナインゴランだが、本人の言葉通りピッチでは模範的な活躍ができるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ベルギーに戻ったいかついナインゴラン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Radja Nainggolan loses licence for drink-driving and speeding <a href="https://t.co/Kjul3SSRfC">https://t.co/Kjul3SSRfC</a></p>— Sun Sport (@SunSport) <a href="https://twitter.com/SunSport/status/1429854375640457220?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.25 06:35 Wedレンジャーズの人気記事ランキング
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スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り
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レンジャーズに所属するコロンビア代表FWアルフレッド・モレロスが見せたスポーツマン溢れる行動が称賛されている。イギリス『SPORTBIBLE』が伝えている。 レンジャーズは25日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグで三好康児の所属するアントワープと対戦。5-2で勝利し、2戦合計スコア9-5でラウンド16進出を決めた。 この試合でも9分に先制ゴールをマークしていたレンジャーズのエースであるモレロスだが、1-1で迎えた前半アディショナルタイムに素晴らしい行動を起こす。 自陣からのロングボールに対し、右サイドで相手DFジェレミー・ゲランと競り合うと、上手く体を入れたモレロスがボールを収めたものの、ゲランがこのプレーで左足のハムストリングスを痛め、審判にアピールするように右手を上げた。 この時点で主審は笛を吹いておらず、レンジャーズにとってはカウンターの絶好のチャンスにもなりえる場面だったが、モレロスがゲランのジェスチャーに気づくと、そこでプレーを止めた。 好機を逃したことで不満を示すレンジャーズの選手もいたものの、アントワープの選手たちはモレロスの行動を称賛。痛めたゲランはこのままピッチを離れ、途中交代となった。 モレロスは、2018-19シーズンには1シーズンで5度の退場処分を受けるなど、スコットランドサッカー界きっての悪童として知られており、今年1月の試合でも相手選手を踏みつけたことで3試合の出場停止処分を食らっていた。 そんなイメージとは裏腹な今回の行動は、『BTスポーツ』が「スポーツマンシップ・レベル100」と伝えたほか、この試合を観戦していたインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクも、自身のツイッターで「レンジャーズのモレロスのフェアプレー、ゴールを前に相手のケガのために立ち止まる..素晴らしいスポーツマンシップ」と称えていた。 <div id="cws_ad">◆ここでプレーを止める<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This sportsmanship from Alfredo Morelos <br><br>After one of the Royal Antwerp defenders pulls up injured, he halts Rangers' dangerous attack <a href="https://t.co/LTW2BYl5JB">pic.twitter.com/LTW2BYl5JB</a></p>— Amazon Prime Video Sport (@primevideosport) <a href="https://twitter.com/primevideosport/status/1365011064295993350?ref_src=twsrc%5Etfw">February 25, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.02.26 19:44 Fri4
アル・イテファクと契約解除のスティーブン・ジェラード氏…次なる職場は古巣となる可能性も?
アル・イテファクを退任し現在フリーのスティーブン・ジェラード氏(44)に、古巣復帰の可能性があるようだ。 選手時代はリバプールのレジェンドとして絶大な人気を誇り、現役引退後は指導者の道を歩み始めたジェラード氏。レンジャーズではセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど評価を高めたが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは、2シーズン目に成績不振を原因として解任された。 その後、2023年7月からサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクで再スタートを切ることになったジェラード氏。しかし、55試合で指揮するも19勝16分け20敗と負け越しの形となっており、今シーズンもここまで17試合を終えて12位(18チーム)に低迷すると、先月に契約解除が発表されていた。 指導者キャリアは停滞気味のジェラード氏だが、イギリス『リバプール・エコー』によると、古巣レンジャーズに復帰する可能性あるとのこと。クラブは先週末に行われたスコティッシュカップで下部リーグのクイーンズ・パークFCに敗北しており、リーグ戦でも首位セルティックに大差をつけられていることから、フィリップ・クレメント監督の地位が危ぶまれている。 仮にクレメント監督解任となった場合に、後任としてジェラード氏の名前が浮上。クラブのレジェンドであるアリー・マッコイスト氏も、ジェラード氏復帰の可能性について言及している。 「スティーブン・ジェラードがアイブロックスに戻ってきても驚かない。彼は獲得したリーグタイトルのおかげで、サポーターから非常に高い評価を受けているのは明らかだ。そして次の仕事は彼にとって、極めて重要なものになるだろう」 2025.02.11 13:20 Tue5
