「攻撃は課題」広島新戦力MF田中聡、デビュー戦でタイトル獲得に貢献も「すごく悔しい」

2025.02.08 22:16 Sat
湘南から広島に加わったMF田中聡
©超ワールドサッカー
湘南から広島に加わったMF田中聡
サンフレッチェ広島のMF田中聡が新天地での初めての公式戦を振り返った。
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下部組織から在籍した湘南ベルマーレを離れ、広島への完全移籍を決断した田中。8日に行われたFUJIFILM SUPER CUP 2025のヴィッセル神戸戦で初の公式戦を戦った。ボランチの一角として69分までプレーし、2-0の勝利やタイトル獲得に貢献。しかし、本人は反省の色を見せている。
「ボールを奪えたらまた違った展開というか、自分はシュートもあまりなかったですし、絡む回数も少なかった。やはり攻撃は課題だなと思いました」

「キャンプから結構手応えはありましたし、宮崎での練習試合も悪くなかったですけど、今日の試合でそのパフォーマンスを出せなくてすごく悔しいというか。こういうところで実力が出ると思うので、まだまだだなと思いました」
また、コンビを組んだ18歳のMF中島洋太朗にも言及。この試合ではバランスを取る役割を担ったが、連携のさらなる向上を図るつもりだ。

「洋太朗も今日は素晴らしいパフォーマンスを見せていましたし、コンビネーションでやっていかないと優勝は目指せないと思う。自分は今日足を引っ張った」

「洋太朗は前に行きたいと言っていましたし、前に行きたいタイプなので、自分がなるべく後ろでリスクカバーとか、守備のプラス1の役割を。キャンプからやっていたので、そこは形としてできた部分」

「もっと自分もボールに絡みたいなというのはあったので、不甲斐ないプレーになってしまいました。状況を見れば自分も(前に)出ていけますし、それは状況を見てやっていきたいなと思います」

新天地では反省を伴ってのスタートになったが、湘南時代から修正力に長けた田中はシーズン本番に向けて必ずやフィットさせていくはずだ。



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【FUJIFILM SUPER CUPプレビュー | 神戸vs広島】昨季優勝争った両者のシーズン開幕を告げる戦い

【FUJIFILM SUPER CUP 2025】 2025年2月8日(土) 13:35キックオフ ヴィッセル神戸(J1王者) vs サンフレッチェ広島(J1・2位) [国立競技場] 2025シーズンの開幕を告げる戦い。2024シーズンのJ1王者であり、天皇杯も制した2冠のヴィッセル神戸と、2位に終わったサンフレッチェ広島の一戦。シーズン最初のタイトルを獲得するのはどちらか、熱い戦いが繰り広げられる。 <h3>◆2年連続出場、昨季の悔しさを晴らせ【ヴィッセル神戸】</h3> 2024シーズンはJ1連覇を達成し、天皇杯も制しての2冠を達成した神戸。充実したシーズンを過ごしている近年だが、シーズンのスタートをしっかり切りたいところだ。 吉田孝行監督が継続して指揮を執る中、主力の大半は残留。それでもキャプテンを務めていたMF山口蛍がV・ファーレン長崎に移籍。また、昨季チーム2位タイの7アシストを記録したDF初瀬亮はシェフィールド・ウェンズデイに完全移籍。DF菊池流帆はFC町田ゼルビアへ移籍した。 補強も最小限に留め、DF小池裕太(横浜F・マリノス)、DF本山遥(ファジアーノ岡山)、DF松田陸(ガンバ大阪)、DFカエターノ(コリンチャンス)、MF橋本陸斗(東京ヴェルディ)と守備陣を中心に行われた。 1週間後にリーグは開幕するが、その前にはAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の戦いもあり、開幕までの準備期間は例年より短い部分は懸念。また、主軸の数名のコンディションが整わず、昨シーズンとは違った顔ぶれがピッチに並ぶ可能性が高い。総力戦で戦う必要があるなか、吉田孝行監督は「昨年のベースをしっかり出せるかどうか」と今シーズンの狙いを語り、ベースを変えずに上積みをして結果を残していきたいところ。守備は堅く、攻撃は大胆に、神戸らしさを見せる戦いにしたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、小池裕太 MF:山内翔、扇原貴宏、濱﨑健斗 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、汰木康也 監督:吉田孝行 <h3>◆3年連続リーグ3位以内、今季こそ【サンフレッチェ広島】</h3> 2024シーズンはリーグ2位に終わった広島。神戸とは優勝を2年連続で争ったライバルでもあり、今シーズンも熾烈な争いを繰り広げることが期待されている。 ミヒャエル・スキッベ監督が率いて4年目のシーズン。前線の外国人3選手の退団に加え、青山敏弘が引退、松本泰志が浦和レッズへ移籍するなど戦力の入れ替えは大きい。ただ、MF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)、MF田中聡(湘南ベルマーレ)、FWジャーメイン良い(ジュビロ磐田)と実力者を補強。チーム力は落ちていないといって良いだろう。 トルコと宮崎でキャンプを行ってきた広島。欧州クラブとのトレーニングマッチも行い、しっかりと高いレベルを保って調整。アグレッシブにプレスをかけ、ショートカウンターでゴールに迫る姿は変わらない。 「チーム全体の団結力、全員で戦う姿勢を見てほしい」とスキッベ監督が語る通り、総合力をより強固なものとして戦えるか。2冠王者相手にどんなプレーを見せるか注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:塩谷司、荒木隼人、佐々木翔 MF:中野就斗、田中聡、中島洋太朗、東俊希 MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン FW:ジャーメイン良 監督:ミヒャエル・スキッベ 2025.02.08 09:00 Sat
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アンバサダー就任の槙野智章氏はキャンプ地帰り…古巣の神戸vs広島のFUJIFILM SUPER CUPに「たくさん点が入る展開を期待」

Jリーグは30日、「FUJIFILM SUPER CUP 2025 概要発表記者会見」を開催した。 2月8日(土)に国立競技場で行われる「FUJIFILM SUPER CUP 2025」。J1連覇で天皇杯も優勝したヴィッセル神戸とJリーグ2位のサンフレッチェ広島が対戦する。 大会アンバサダーには、神戸、広島の両クラブでプレーした経験のある元日本代表DF槙野智章氏が就任。広島時代の2008年、浦和レッズ時代の2015年、2019年に同大会に出場。2024年はピッチ解説で盛り上げていた。 槙野氏は今大会について「楽しみだと思います。間違いなくファン・サポーターはもちろん、他クラブのサポーターも注目の一戦だと思いますし、今シーズンはどういったサッカーを展開するのか。新加入選手も含めて新しい監督ならどういう風な変化があるのかというのは皆んなが注目する大会だと思いますので、選手たちはこの大会を機に良いスタートを切りたいと思っていると思います」と、シーズン開幕を告げる戦いを楽しみにしているとした。 自身にとっては古巣同士の対戦ともなる今大会。昨シーズンのリーグ優勝を争った両チームについては「お互い、ホームとアウェイで苦手とする意識があるというのは選手たちから伺っていますし、僕自身が現役時代もそういう風に思っていました。これが国立で開催するとなった時にどういう風に転ぶのかなというのが楽しみだなと思います」と、中立地での戦いでどんなプレーを見せるのか注目ポイントを語った。 神戸は昨シーズンのメンバーをベースに守備陣を補強。一方の広島は、前線の外国人FWが全員退団し昨季のJ1で19得点を記録したFWジャーメイン良が加入。また、MF菅大輝、MF田中聡と所属クラブの主軸選手が加わった。 槙野氏は「先ほどまで広島のキャンプ地である宮崎にいまして、昨日も広島のトレーニングを見てきましたけど、新しい選手たちが早くも融合しているし、コミュニケーションもとっている。その中で神戸は、昨年と同じようなメンバー構成でさらなるレベルアップ、ヴァージョンアップを狙ってこの試合に向けて準備しているので楽しみだと思います」と、新加入選手の出来も大事になると見解を示した。 大会に向けては神戸のDF山川哲史、広島のDF佐々木翔がそれぞれ意気込みをコメント。山川は一緒にプレーしたこともある仲だが「ここ数年の立ち振る舞いはすごく成長している。これまではベテランの選手たちに支持を受けてなんとかやっている形でしたけど、ここ数年の立ち振る舞いを見ると、自分から言葉を発してベテランの選手たちを動かすような堂々たるプレーが見られるし、ピッチの外でも存在感は高まっているんじゃないかと思います」と成長について言及。「(昨季は1点差に泣いた)リーグ戦でも守備だけじゃなく攻撃のところ、セットプレーでもゴールに結びつくようなプレーを見せている。今年は本人もゴールのところも見てほしいと話していました」と、攻守で結果を残したいと意気込んでいたと明かした。 一方で、広島については「昨年もそうですけど、スキッべ監督が求めるサッカー、前線から攻撃を意識したサッカーはJリーグファンもよくわかっていると思う。宮崎キャンプ、トルコキャンプではヨーロッパの強豪相手に負けなしで日本に帰ってきた。プラス昨年のJリーグの最後のところで失速した攻撃力のところで言うと、新戦力のジャーメイン選手など個人で点が取れる選手を補強している、ポイントで選手たちを連れてきたのは楽しみなところなので、この富士フィルムスーパーカップでどういった変化をもたらしてくれるのかというのは楽しみなところだと思います」と良い準備ができていると語り、「攻撃は最大の防御じゃないですけど、常に攻撃を意識したプレーというのは今年も見れるのかなと思います」と見解を述べていた。 3度スーパーカップのピッチに立っている槙野氏。当時の心境については「まずはタイトルを獲りたい。その一心で大会に臨んでいたし、全チーム、全選手、この大会前にはハードなキャンプを乗り越えてやってくる。この大会に100%合わせてくる選手もいるので、それ以上の昨年を上回るプレーをしないといけないと思って準備していました。ここでどれだけのものを出すのか、出しすぎないようにするのかの駆け引きも大事になると思います」と、結果を求める中で、どこまで手の内を明かすのかの駆け引きも楽しめるとした。 試合の展望については「凄く難しいな(笑)」と語り、「両チームとも攻撃的なチームですし、攻撃的なタレントが多いのでたくさん点が入る展開を期待しています。(誰が点をとる?)練習も見て、コンディションも含めて面白いなと思ったのが、大迫勇也選手、武藤嘉紀選手、宮代大聖選手の3枚がかなりハードにトレーニングマッチもやっていた。広島も加藤陸次樹選手、トルガイ・アルスラン選手も練習に全て入っていたので、どういったメンバー構成で臨んでくるのかというところが楽しみだと思います」と、両チームともに攻撃のキーマンがいるとし、どんな組み合わせで臨むか采配も楽しみだとした。 多くの人が注目する「FUJIFILM SUPER CUP」。槙野氏は「昨年の優勝チームであるヴィッセル神戸、そこに対して優勝できなかったけど、ここ数年はずっと優勝争いをしている広島という日本サッカー界を引っ張っている両チームというところでは、日本代表に選ばれてもおかしくない選手がゴロゴロいる。この大会を機にブレイクする選手もいると思うので、そこに注目してもらえたら、まだサッカーを知らない、Jリーグを知らない方たちにも楽しんでもらえるんじゃないかと思います」と、ファン・サポーターへ呼びかけていた。 2025.01.30 19:30 Thu
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広島、韓国1部の水原FCからGKチョン・ミンギを期限付き移籍で獲得!「皆様の応援が私の何よりの支え」

サンフレッチェ広島は5日、Kリーグ1(韓国1部)の水原FCから韓国人GKチョン・ミンギ(28)が期限付き移籍で加入すると発表した。 移籍期間は2025年12月31日まで。背番号は「26」であり、2月6日(木)のトレーニングからチームに合流予定となる。 チョン・ミンギは190cmの高さを持つGK。母国韓国でキャリアを積んでおり、FC安養でプロキャリアをスタートさせると、これまで全北現代モータース、水原FCでプレーしていた。 初めてJリーグでプレーすることになるチョン・ミンギは、クラブを通じてコメントしている。 「日々サンフレッチェ広島を応援してくださっているファン・サポーターの皆様、こんにちは。この度、加入することになりましたGKのチョン・ミンギです。まず、サンフレッチェ広島というJリーグ屈指の歴史と伝統を誇る偉大なクラブの一員になれたことを、心から光栄に感じています。長年多くの成功を収めてきたこのクラブに迎え入れていただいたことに感謝し、その期待に応えるために強い責任感と覚悟を持ってここに来ました」 「ミヒャエル・スキッベ監督を含む素晴らしいコーチングスタッフ、熱心なファンの皆様、そして最高の環境でサッカーができることは、私にとって非常に大きな喜びであり、モチベーションそのものです。ここで多くを学びながら、選手としても人としてもさらに成長していきたいと思っています」 「今回が初めての海外挑戦となりますが、広島のチームカラーである紫は、私がプロキャリアをスタートしたFC安養のユニフォームと同じ色です。そのため、新しい環境でありながらも、まるで故郷に帰ってきたかのような懐かしさと親しみを感じています。同時に、早くこの環境に適応し、チームの一員として確実に力になれるように最善を尽くします」 「これから、ファンの皆様の前で私のトレードマークであるアイパッチとともに、安定感あるプレー、ダイナミックなパフォーマンスをお見せできるよう努力してまいります。皆様の応援が私の何よりの支えですので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!」 2025.02.05 19:05 Wed
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「自分たちの良さを存分に」2冠の神戸との対戦を控える広島、スキッベ監督が語るFUJIFILM SUPER CUPの注目ポイントは「団結力、全員で戦う姿勢」

サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、8日に行われるFUJIFILM SUPER CUPのヴィッセル神戸戦へ意気込みを語った。 2025シーズンのJリーグ開幕を1週間後に控える中、8日に国立競技場でシーズン開幕を告げるFUJIFILM SUPER CUPが開催される。 2024シーズンの明治安田J1リーグ王者であり、天皇杯との2冠も達成した神戸と、J1で2位の広島の一戦。近年Jリーグを牽引する2チームが、開幕より一足先に激突する。 6日、スキッベ監督は試合に向けたオンライン記者会見に出席。「この大会に出られることを嬉しく思うし、次の試合を凄く楽しみにしている。現状、リーグ戦を制し、カップ戦(天皇杯)も獲ったヴィッセル神戸と対戦できることを凄く楽しみにしている」と、大会に向けて意気込みを語った。 自身は広島で4シーズン目を迎える中、リーグ戦は全て3位以内。YBCルヴァンカップで優勝を経験している。 今シーズンの広島については「チーム全体の団結力、全員で戦う姿勢を見てほしいと思う」と語り、「相手の神戸は非常に強いので、しっかりリスペクトしながら、自分たちの良さも存分に発揮したい」と、試合へ意気込んでいる。 チームはトルコキャンプ、宮崎キャンプを終えて調整。準備期間は短かったが、スキッベ監督はシーズンが進めば状態が上がってくるだろうと語った。 「準備が昨シーズンよりも短く、昨シーズンは6週間できたが、今シーズンは4週間半しかできていない。ただ、こういった日程が組まれているので、こういった中でやることはしょうがないかもしれない。最初は完成していない部分もあるかもしれないが、試合を積むにつれて良くなっていくと思う」 当然ながら万全ではない中での試合。優勝を争った神戸との戦いについては「まだまだ今シーズンを占うというところは早すぎると感じている」とコメント。「昨シーズンからオフェンスも3人FWがいなくなり、中盤のエゼキエウもいなくなった。そして、FWが1人入ってきた状況だ。長いシーズンを戦っていく中で、選手数自体が少なくなった部分があるため、この1試合で何かを占うことは不可能だと思う。ただ、初戦から自分たちらしさをしっかり出して戦っていきたいと思う」とコメント。まだまだな部分がありながらも、チームとしてやるべきことをやっていくと語った。 これまで3シーズンを振り返ったスキッベ監督は「これまでのシーズンは色々なことが起こり、途中でチームから選手が離脱することがあった。ケガや移籍などだ。今シーズンはその辺りを極力無くしたいと思う」とコメント。シーズン中の戦力ダウンを避けたいとした。 また、「これまで統計上、凄くたくさんのチャンスを作り出せている。もう少し良い形でゴールにつながっていれば、もう少し良い結果になっていたかもしれない」とチームに期待することを語り、「それを突き詰めていきたいが、うちだけではなく、他のクラブも思っていることではないかなと思う」と、どのクラブも決定力を上げてゴールを多く奪いたいはずだと語った。 チームとしては的確な補強を行った中、昨シーズンのJ1で19ゴールを記録しているFWジャーメイン良やパリ・オリンピック世代だったMF田中聡を獲得した。 スキッベ監督は「2人とも凄く良い形でチームに溶け込んでくれていると思う。自分たちが求めているスタイルに合う選手が来てくれた」と評価。「チームの雰囲気も含めて、受け入れること、入ってくることが上手くできていると思う」と、チームにはすでに馴染んでおり、ピッチ上でどんなプレーを見せてくれるのか注目が集まる。 2025.02.06 16:20 Thu

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