「非常によくやった」リーグ・アンデビューの古橋亨梧、指揮官が貢献を称え言及「幸せそうに笑っている」
2025.02.03 23:25 Mon
スタッド・レンヌのハビブ・ベイェ監督が、デビューを果たした日本代表FW古橋亨梧について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。2日、リーグ・アン第20節が行われ、レンヌはホームにストラスブールを迎えた。
セルティックから加入し、5大リーグ初挑戦となった古橋はいきなり先発出場。66分までプレーすると、チームは1-0で勝利を収めた。
攻撃のシーンでは大きな見せ場はなかった古橋だが、持ち味の1つでもある前線からの守備で貢献。チームは4連敗でストップする大きな勝利を手にした。
試合後、自身も初陣となったベイェ監督が古橋について言及。守備面では特に求めていたものを出してくれたと評価。エネルギーを感じる選手であり、チームに良いものをもたらしてくれると期待を寄せた。
「彼にとっては新しい文化、新しいサッカーだが、幸せそうに笑っている。アリドゥ・セイドゥのように、彼らはトレーニングセンターに到着すると光を放つ選手たちだ。我々は彼らのエネルギーに感染したい。楽しいという概念があるからこそ、我々はさらに頑張ることができる」
セルティックから加入し、5大リーグ初挑戦となった古橋はいきなり先発出場。66分までプレーすると、チームは1-0で勝利を収めた。
試合後、自身も初陣となったベイェ監督が古橋について言及。守備面では特に求めていたものを出してくれたと評価。エネルギーを感じる選手であり、チームに良いものをもたらしてくれると期待を寄せた。
「彼には攻撃のチャンスがあったが、相手チームの攻撃を阻止するために選手たちが行った努力にも注目する必要がある。彼は守備面で求められたことを非常によくやった。我々はそれを評価しなければいけない」
「彼にとっては新しい文化、新しいサッカーだが、幸せそうに笑っている。アリドゥ・セイドゥのように、彼らはトレーニングセンターに到着すると光を放つ選手たちだ。我々は彼らのエネルギーに感染したい。楽しいという概念があるからこそ、我々はさらに頑張ることができる」
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ジョタが1年半ぶりにセルティック復帰! スタッド・レンヌでは満足いく出番なく古巣に帰還「とても懐かしく感じる」
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日本人6人目を獲得したサウサンプトン/六川亨の日本サッカー見聞録
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古橋亨梧がスタメン新天地デビュー! 見せ場限られるもチームは新体制初陣で勝利【リーグ・アン】
リーグ・アン第20節、スタッド・レンヌvsストラスブールが2日にロアゾン・パルクで行われ、ホームのレンヌが1-0で勝利した。なお、レンヌのFW古橋亨梧は66分までプレーした。 前節終了後に古橋の加入に加え、サンパオリからベイェへの監督交代が発表されるなど、激震の1週間を過ごした16位のレンヌ。リーグ4連敗中と苦境のチームは9位のストラスブールとのホームゲームで新体制初勝利を目指した。なお、注目の古橋は[3-4-3]の最前線で新天地デビューを飾った。 開始直後にカリムエンド、ウーと続けて枠内シュートを放つ良い入りを見せたレンヌ。しかし、時間の経過とともに押し返されて、22分にはジエゴ・モレイラからの左クロスでゴール前のエメガに決定機を許す。だが、ここは相手のシュートミスに救われた。 以降は中盤での潰し合いが目立つクローズな展開に。入りは中央に立ち位置を取った古橋だったが、カリムエンドとのポジションチェンジで左に立ち位置を取る形となり積極的にボールを呼び込む。だが、加入間もないところで、なかなか良い形でボールを受けられない。 それでも、前半終盤の40分過ぎにはオフサイドになったものの、右のハテブールの折り返しに飛び込んでのダイレクトシュートやボックス右で足を振るシーンと見せ場を作って前半を終えた。 後半も一進一退の展開が続くなか、レンヌはブラスのカットインシュートなどでチャンスの糸口を見いだそうとするが、全体的に攻撃の迫力を欠く。66分には足が攣ったブラシエとともに古橋がベンチへ下がり、フェイとメイテが投入された。日本人FWにとっては顔見せ程度のデビュー戦となり、本領発揮は次節以降に。 その後も一進一退の攻防が繰り広げられた試合は0-0のまま後半最終盤を迎え、痛み分けの可能性が濃厚かに思われたが、土壇場の89分にはボックス内でこぼれ球に反応したブラスがゴール前の密集を抜く見事な左足シュートをゴール左隅に突き刺し、先制に成功した。 そして、新体制初陣で勝負強さを発揮した新生レンヌがリーグ連敗をストップする大きな勝ち点3を手にした。 スタッド・レンヌ 1-0 ストラスブール 【スタッド・レンヌ】 リュドヴィク・ブラス(後44) 2025.02.03 03:20 Mon5
「これ以上良いストーリーは書けなかった」セルティック復帰のジョタ、前田大然のアシストから初戦ゴールに「まるで昔を思い出すよう」
セルティックに復帰したポルトガル人FWジョタが、早速のゴールを喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。 先日、スタッド・レンヌからセルティックへの完全移籍が決まったジョタ。サウジ・プロ・リーグのアル・イテハドやレンヌを経て、日本代表FW古橋亨梧と入れ替わる形で1年半ぶりに古巣へ戻った。 2日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第25節のマザーウェル戦では、復帰後初のベンチ入り。試合は日本代表FW前田大然が開始早々のヘディング弾など1ゴール1アシストの活躍を見せ、2-1の1点リードで折り返す。 後半は日本代表MF旗手怜央のパスから3点目が決まりかけるが、オフサイドの判定でノーゴールに。それでも後半アディショナルタイム、65分からピッチに立っていたジョタが前田の右からの折り返しを押し込み、3-1の勝利で終えた。 復帰初戦から勝利に貢献したジョタ。試合後には「僕にとっては素晴らしい瞬間だし、これ以上良いストーリーは書けなかっただろう」と歓喜の言葉を述べている。 「結局は信じることが大事だ。ピッチに立った時からボールが来るだろうと常に信じていたし、最終的にそれが実現した」 「非常にパーソナルな瞬間だったし、それをセルティックファンと共有したかった。まるで昔を思い出すようだった」 また、レンヌで満足なプレータイムを得られていなかった25歳は、「ベストの状態に戻るまでまだ時間がかかると思う」と自らの状態にも言及。今後のさらなる活躍を誓っている。 「時間はかかるけど、当然そのために毎日一生懸命ハードワークするつもりだ」 「今日は本当に良いスタートだったけど、サッカーは常に進み続けるし、明日はまた別の日だ。また集中する必要がある。一日一日のことを考えて、それをできるだけ長く楽しむのが良い」 「重要なことがこれから起こるのはわかっているけど、大事なのは今を精一杯生きて、この瞬間をセルティックファンや家族と楽しむことだけだ。そして、明日はまたレノックスタウン(練習場)で頑張るよ」 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然の折り返しから復帰戦ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QSaPhit7WpE";var video_start = 474;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.03 16:10 Monスタッド・レンヌの人気記事ランキング
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