「本物の男」「エリクセンの命を救った」とデンマーク代表主将シモン・ケアーの数々の行動に称賛の嵐
2021.06.13 12:55 Sun
デンマーク代表のキャプテンを務めるDFシモン・ケアーに称賛の声が集まっている。
デンマークは12日、ユーロ2020の第1節でフィンランド代表と対戦。2大会ぶり9度目の出場となるデンマークが試合を優勢に進めていた中、前半の終盤に悲劇が起きる。
43分、クリスティアン・エリクセンがスローインのボールを受けにいくと、足元がおぼつかず、そのままピッチへと力なく倒れ込む事態に。突然の出来事に一瞬時が止まったが、すぐに選手たちが気が付き、エリクセンの下へ。ドクターも呼ばれる緊急事態となった。
スタンドの観客も騒然とする中、10分以上の治療がピッチ上で行われ、その後ストレッチャーで運び出されたエリクセン。緊急搬送された病院では状態が安定し、最悪の結末は免れ、安堵が走っている。
1年越しに開催され、ファンもスタンドで見守った中で起こった悲劇。しかし、この緊急事態でケアーが見せた行動が称賛されている。
さらに、その後はCPR(Cardio Pulmonary Resuscitation)という心肺蘇生ができる体勢にエリクセンを置き、ドクターが来てすぐ処置に移せるようにしており、この的確な対応に多くの称賛の声が集まった。
キャプテンとしてチームを牽引するケアーだが、さらに素晴らしい対応を見せる。
心肺蘇生が始まると、今度は現場でこの事態を見ており、ショックを受けているエリクセンの妻であるサブリナさんのケアに。カスパー・シュマイケルとともに、ピッチサイドのサブリナさんの下へと行き、落ち着くように声を掛けていた。エリクセンは専門家のドクターの処置に任せ、家族のメンタルケアにまで動いていたのだ。
極め付けはチームメイトに声を掛け、治療を受けるエリクセンの前に壁を作ったこと。ショックが大きいことはケアーも同じだったが、キャプテン以上に1人の人間としての素晴らしい行動は、エリクセンを最悪の事態に招かなかったことに大きく貢献したはずだ。
インテルでエリクセンのチーメイトでもあるイタリア代表MFニコロ・バレッラも自身のインスタグラムのストーリーズで「真のキャプテンであり、本物の男」と称賛。その他、ジャーナリストらも「エリクセンの命を救うことができた」など、SNSを通じて、ケアーの行動を褒め称えた。
デンマークは12日、ユーロ2020の第1節でフィンランド代表と対戦。2大会ぶり9度目の出場となるデンマークが試合を優勢に進めていた中、前半の終盤に悲劇が起きる。
43分、クリスティアン・エリクセンがスローインのボールを受けにいくと、足元がおぼつかず、そのままピッチへと力なく倒れ込む事態に。突然の出来事に一瞬時が止まったが、すぐに選手たちが気が付き、エリクセンの下へ。ドクターも呼ばれる緊急事態となった。
1年越しに開催され、ファンもスタンドで見守った中で起こった悲劇。しかし、この緊急事態でケアーが見せた行動が称賛されている。
最も称賛されているのが、ケアーの最初の行動。エリクセンが倒れた中、気がついた味方が駆け寄る中、ケアーは遅れてきたものの、即座に気道確保の行動に。首を固定し、気を失ったエリクセンが舌を飲み込まないようにした。この行動が、エリクセンの命を救ったとも言われている。
さらに、その後はCPR(Cardio Pulmonary Resuscitation)という心肺蘇生ができる体勢にエリクセンを置き、ドクターが来てすぐ処置に移せるようにしており、この的確な対応に多くの称賛の声が集まった。
キャプテンとしてチームを牽引するケアーだが、さらに素晴らしい対応を見せる。
心肺蘇生が始まると、今度は現場でこの事態を見ており、ショックを受けているエリクセンの妻であるサブリナさんのケアに。カスパー・シュマイケルとともに、ピッチサイドのサブリナさんの下へと行き、落ち着くように声を掛けていた。エリクセンは専門家のドクターの処置に任せ、家族のメンタルケアにまで動いていたのだ。
極め付けはチームメイトに声を掛け、治療を受けるエリクセンの前に壁を作ったこと。ショックが大きいことはケアーも同じだったが、キャプテン以上に1人の人間としての素晴らしい行動は、エリクセンを最悪の事態に招かなかったことに大きく貢献したはずだ。
インテルでエリクセンのチーメイトでもあるイタリア代表MFニコロ・バレッラも自身のインスタグラムのストーリーズで「真のキャプテンであり、本物の男」と称賛。その他、ジャーナリストらも「エリクセンの命を救うことができた」など、SNSを通じて、ケアーの行動を褒め称えた。
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▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。12カ国目は、デンマーク代表を紹介する。 ◆デンマーク代表 監督:オーゲ・ハレイデ 主将:シモン・ケアー 予選成績:6勝/2分け/2敗 W杯出場数:2大会ぶり5回目 W杯最高位:ベスト8 FIFAランク:12位 ◆エリクセン依存の攻撃がカギ<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_denmark_fom.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>▽2大会ぶり5度目の本大会行きを決めたダニッシュ・ダイナマイトは、優勝を果たしたユーロ1992以来のサプライズを今大会で目指す。 ▽近年、勝負弱さが指摘され続けてきたデンマークだが、ポーランドやモンテネグロ、ルーマニアと実力拮抗の欧州予選グループEをポーランドに次ぐ2位でフィニッシュすると、アイルランドとの対戦となったプレーオフでは天才司令塔エリクセンの圧巻のハットトリックの活躍などで2戦合計5-1のスコアで勝ち抜きを決めた。 ▽攻守のバランスを重視するノルウェー人指揮官の下でチームは、絶対的司令塔エリクセンを最大限に生かすための[4-3-3]の布陣を採用している。球出しに優れるセンターバックを擁しているものの、身体能力の高い前線の特長を生かした縦に速い攻撃を得意としている。 ▽守備陣では近年エリクセンと年間最優秀選手を争う守護神シュマイケルが絶対的な存在だ。最終ラインではドゥルミシ、ビェランといった主力がメンバーを外れたため、キャプテンのケアーを除き代表キャップ数が「20」に満たないユニットとなる。それでも、チェルシーやボルシアMG、ウディネーゼで活躍するクリステンセンやヴェステルゴーア、ストリガー・ラーセンと能力の高いメンバーが揃った。 ▽中盤では絶対的な司令塔エリクセン、デラネイ、クヴィストの3選手が絶対的な主力を担い、シェーネとクローン=デリのベテラン2選手がバックアップを務める。前線では頼れるベントナーがケガの影響で招集外となるアクシデントに見舞われたが、速さと強さを兼ね備えたポウルセン、ターゲットマンのヨルゲンセン、トリッキーな仕掛けとチャンスメーク能力が高いシストという個性派の3選手に加え、次期エース候補のドルベリやコーネリウスら興味深いタレントが揃う。 ◆超WS的注目プレーヤー MFトーマス・デラネイ(ドルトムント/ドイツ)<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/worldcup2018_denmark_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ミカエル・ラウドルップやピーター・シュマイケルらと共に歴代最高のタレントと評されるエリクセンがチーム躍進のカギを握ることに間違いはないが、今予選で重要な役割を担ったデラネイに注目したい。 ▽母国屈指の名門コペンハーゲンで長らく主力を担ってきた26歳は昨季ブレーメンに加入すると、今季は初挑戦のブンデスリーガで32試合に出場し3ゴール5アシストを記録。また、驚異的なスタミナでリーグ3位の走行距離を記録するなど攻守両面の貢献度の高さ、高精度の左足を生かしたゲームメークで高い評価を得て、今夏のドルトムント行きを勝ち取っている。デンマーク代表では守備と後方からの繋ぎを担うクヴィスト、攻撃の全権を担うエリクセンを質と量を兼ね備えたプレーで支えている。また、予選のアルメニア戦でハットトリックを記録するなど、ミドルシュートやゴール前への飛び出しと意外性のある一発も持っている。 ◆登録メンバー GK 1.カスパー・シュマイケル(レスター・シティ/イングランド) 16.ヨナス・レッスル(ハダースフィールド/イングランド) 22.フレデリック・レノウ(ブレンビー) DF 3.ヤニク・ヴェステルゴーア(ボルシアMG/ドイツ) 4.シモン・ケアー(セビージャ/スペイン) 5.ヨナス・クヌドセン(イプスウィッチ/イングランド) 6.アンドレアス・クリステンセン(チェルシー/イングランド) 13.マティアス・ヨルゲンセン(ハダースフィールド/イングランド) 14.ヘンリク・ダルスゴーア(ブレントフォード/イングランド) 17.イェンス・ストリガー・ラーセン(ウディネーゼ/イタリア) MF 2.ミカエル・クローン=デリ(デポルティボ/スペイン) 7.ウィリアム・クヴィスト(コペンハーゲン) 8.トーマス・デラネイ(ドルトムント/ドイツ) 10.クリスティアン・エリクセン(トッテナム/イングランド) 18.ルーカス・レラガー(ボルドー/フランス) 19.ラッセ・シェーネ(アヤックス/オランダ) FW 9.ニコライ・ヨルゲンセン(フェイエノールト/オランダ) 11.マルティン・ブラースヴァイト(ボルドー/フランス) 12.カスパー・ドルベリ(アヤックス/オランダ) 15.ビクトル・フィッシャー(コペンハーゲン) 20.ユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ/ドイツ) 21.アンドレアス・コーネリウス(アタランタ/イタリア) 23.ピオネ・シスト(セルタ/スペイン) ◆グループステージ日程 ▽6/16 《25:00》 vsペルー代表 @モルドヴィア・アリーナ ▽6/21 《21:00》 vsオーストラリア代表 @サマーラ・アリーナ ▽6/26 《23:00》 vsフランス 代表 @ルジニキ・スタジアム ★いそっぺFCロシアW杯篇~デンマーク代表~ <div style="position: relative;text-align:center;padding-bottom: 56.25%;height: 0; overflow: hidden;" id="cws_ad"><iframe style="position: absolute;top:0; left:0; width:100%;height:100%;" src="https://www.youtube.com/embed/IZH6083WNts" frameborder="0" allow="autoplay; encrypted-media" allowfullscreen></iframe></div> 2018.06.12 23:59 Tue4
内輪揉めのデンマーク代表が発表…3部、4部+フットサル4名で構成《国際親善試合》
▽デンマークサッカー協会(DBU)は4日、スロバキア代表との国際親善試合に向けたデンマーク代表メンバー24名を発表した。 ▽選手たちとの契約問題が合意に達せず、今回のメンバー発表を延期していたDBU。結局、選手たちとの契約は合意に至らなかったものの、試合中止を避けるため、下部リーグのクラブから選手を招集した。 ▽ロシア・ワールドカップでベスト16に進みながら、MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム)やGKカスパー・シュマイケル(レスター・シティ)など主力選手たちの招集はできず、国内の3部、4部のチームから選手を招集。さらに、2016年のフットサル・ワールドカップに出場したフットサルプレーヤーを4名招集した。 ▽デンマーク代表は、スロバキア代表との国際親善試合を終えると、UEFAネイションズリーグでウェールズ代表と対戦。しかし、UEFA(欧州サッカー連盟)がふさわしくないと判断した場合は、大会から追放される可能性があるようだ。 ◆デンマーク代表メンバー24名 GK モルテン・バンク(BKアバルタ) クリストファー・ハー(フレズレクソン) ビクトル・ラルセン(Tarup-Paarup IF) DF クリスティアン・バニス(Tarup-Paarup IF) マッズ・ベルテルセン(Tarup-Paarup IF) クリスティアン・クリステンセン(イエーアスボーBK) ビクトル・ハンセン(フレズレクソン) ニコライ・ヨハンセン(バンレーセ) ダニエル・ニールセン(バンレーセ) カスパー・スクラプ(Tarup-Paarup IF) シモン・フォールセン(ビアケレズ) MF ラスムス・ガウディン(バンレーセ) アダム・フォクト(カストルプ) アンデルス・ハンスバレ(グレーベ) オスカル・ホイビュ(バンレーセ) クリストファー・ヤコブセン(ヒレレズ) ラスムス・ヨハンソン(ヘレルプIK) ケビン・ヨルゲンセン(イエーアスボーBK) カスパー・ケンペル(スコウフホーズIF) FW アンドレス・フェーンス(Tarup-Paarup IF) トロエルス・ニールセン(ビアケレズ) クリスティアン・オッフェンベルグ(BKアバルタ) ダニエル・ソーレンセン(スコウフホーズIF) ルイス・ベイス(イエーアスボーBK) 2018.09.05 14:00 Wed5
