【プレイバック2020】南野拓実がプレミアデビュー、本田圭佑がブラジルへ、ヴィッセル神戸が初タイトル獲得!《2020年1月》
2020.12.20 21:40 Sun
残すところあとわずかとなった2020年。今年は新型コロナウイルスの感染拡大による各リーグの延期や中止、さらには無観客試合など、サッカー界にとっても未曾有の1年となった。今年も様々な注目すべき出来事が起こった中、今回は「超ワールドサッカー」で人気があったトップニュースを1月~12月まで1カ月ごとにプレイバック。今年のサッカー界を振り返っていく。
◆神戸が元日新国立でクラブ初タイトル! 鹿島を破りACL出場へ!《天皇杯》 (2020/1/1)
1月1日に第99回大会の天皇杯決勝が、新たに完成した国立競技場で開催された。昨年11月に完成した国立競技場で行われる初のスポーツ公式戦としても大きな注目を集めた試合は、クラブ初タイトルがかかる戦いに挑むヴィッセル神戸と、この試合限りで終焉となった大岩剛体制の有終の美を飾るべく、2016年大会以来3年ぶり6度目の優勝を狙う鹿島アントラーズの一戦となるも、神戸が鹿島を2-0で破り、クラブ創設25年目にして初タイトルを獲得。2020シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。
◆リバプール南野 拓実がプレミアデビュー! クロップ評は? (2020/1/24)
クロップ監督は「プレミアリーグデビュー戦にしては並外れて良かったと思う。チームにも完璧に溶け込めていて、それも本当に良いことだ」と南野を評価していた。
◆本田 圭佑の新天地は初の南米・ブラジル!ボタフォゴが“ポケモン”に見立てて加入を発表(2020/1/31)
2019年末に加入したフィテッセを約1カ月半で退団した本田は、1月31日にブラジルのボタフォゴに加入。日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアに次いで7カ国目の挑戦となった。
ボタフォゴは加入決定前からSNSで「#本田さんボタフォゴに来て」のハッシュタグを使い、加入発表も「ポケットモンスター」をオマージュするなど、ファンも大きく盛り上がっていた。
他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。
・ユナイテッドに快勝のアーセナルがアルテタ体制初勝利!《プレミアリーグ》
・バルサ、バルベルデ監督との契約を解除! 後任には元ベティスのセティエン氏
・歴代の日本人最高額は? あのJリーグレジェンドも市場価値で堂々ランクイン
・サウジアラビアとの延長戦を制した韓国が初優勝!《AFC U-23選手権》
・まさに超人! “インスタグラマー”C・ロナウド、フォロワーが人類至上初の2億人突破
2020年1月
◆神戸が元日新国立でクラブ初タイトル! 鹿島を破りACL出場へ!《天皇杯》 (2020/1/1)
◆リバプール南野 拓実がプレミアデビュー! クロップ評は? (2020/1/24)
2020年1月の移籍市場でザルツブルクから加わり、FAカップ3回戦のエバートン戦で移籍後初出場を果たした南野は、1月23日に敵地で行われたプレミアリーグ第24節のウォルバーハンプトン戦で3試合連続のベンチ入りを果たすと、セネガル代表FWサディオ・マネの負傷で急きょ出場機会が巡り、33分に待望のプレミアリーグデビューを飾った。
クロップ監督は「プレミアリーグデビュー戦にしては並外れて良かったと思う。チームにも完璧に溶け込めていて、それも本当に良いことだ」と南野を評価していた。
◆本田 圭佑の新天地は初の南米・ブラジル!ボタフォゴが“ポケモン”に見立てて加入を発表(2020/1/31)
2019年末に加入したフィテッセを約1カ月半で退団した本田は、1月31日にブラジルのボタフォゴに加入。日本、オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアに次いで7カ国目の挑戦となった。
ボタフォゴは加入決定前からSNSで「#本田さんボタフォゴに来て」のハッシュタグを使い、加入発表も「ポケットモンスター」をオマージュするなど、ファンも大きく盛り上がっていた。
他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。
・ユナイテッドに快勝のアーセナルがアルテタ体制初勝利!《プレミアリーグ》
・バルサ、バルベルデ監督との契約を解除! 後任には元ベティスのセティエン氏
・歴代の日本人最高額は? あのJリーグレジェンドも市場価値で堂々ランクイン
・サウジアラビアとの延長戦を制した韓国が初優勝!《AFC U-23選手権》
・まさに超人! “インスタグラマー”C・ロナウド、フォロワーが人類至上初の2億人突破
◆ソン・フンミンのプレミアゴールベスト集
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【パリ行きの命運を託された23選手】チームをけん引する存在、FC東京の若き司令塔・松木玖生
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、松木玖生にフォーカスする。 ■松木玖生(MF/FC東京) 青森山田高校では1年時から高校選手権に出場し、3年時にはインターハイ、プレミアリーグ・イースト、高校選手権の3冠制覇を成し遂げた松木。鳴り物入りで2022年にFC東京へ加入すると、高卒ルーキーとしてクラブ15年ぶりに開幕戦先発デビューを遂げ、1年を通じてアルベル・プッチ・オルトネダ監督からレギュラー起用された。 続く2023シーズンは背番号を「44」から「7」に変更。ピーター・クラモフスキー監督への指揮官交代などもありながらプロ2年目も主軸として戦い、リーグ戦22試合に出場した。 今シーズンは3人体制となったFC東京のキャプテンのうちの1人に就任。弱冠20歳で名実ともにチームの顔と化す。開幕からここまで7試合連続で先発しており、直近2試合は1ゴール2アシスト。トップ下として直接得点に繋がる働きを見せている。 一方、代表では長らくU-20世代の中心選手としてプレーし、2023年3月のU-20アジアカップは主将として全5試合に出場。同年5月に行われたU-20ワールドカップ(W杯)のセネガル代表戦では強烈なミドルシュートを突き刺し、その存在を世界にアピールした。 大岩剛監督率いるパリ五輪世代の日本代表には、発足当初の2022年3月から飛び級で参加。同年6月にウズベキスタンで開催されたU23アジアカップ、2023年9月のU23アジアカップ予選などで継続的に招集され、中盤のレギュラーを争っている。 ボランチやインサイドハーフ、トップ下をこなす松木の長所は強靭なメンタルとフィジカルから成り立つタフさ。パンチ力と精度を伴う左足のキック、豊富な運動量を生かした献身的なプレーも魅力だ。 総力戦が予想される今大会では山本理仁や藤田譲瑠チマら先輩たちと共にフル稼働で中盤を支えることが期待される。今季からFC東京でも共闘する荒木遼太郎とのコンビーネーションも1つの武器となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】闘志とセンスに溢れる若き才能!松木玖生</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="26ZPWNvVtz8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.13 10:00 Sat2
パリ五輪世代を率いる大岩剛監督、強豪国アルゼンチンに5発勝利も「もっとやれるんじゃないか」
U-22日本代表は18日の国際親善試合でU-22アルゼンチン代表をIAIスタジアム日本平に迎え撃ち、5-2で勝利した。 パリ・オリンピックを目指すなか、強豪国のアルゼンチンを相手に国内で初となるテストマッチの日本。先制してから一時勝ち越されたが、終わってみれば5得点で力強く勝ち切った。 今後の活動に向けても弾みがつく勝利だが、大岩剛監督は「試合内容はこの後、振り返りをしないといけないが、スコアとは別として…」と戦いぶりにフォーカスし、感想を述べた。 「できていることがあれば、自分たちで流れを掴めなかったところもあり、色んなことがあった90分だった。そのなかで、我々のスタイルを出して戦えたのは1つの収穫。次に繋げていければと思う」 また、「我々の課題であるビルドアップのところや、自分たちが優位な形でボールを持っているにもかかわらず、判断やプレーチョイスのミスで簡単に失う場面があった」と課題を続けた。 「そういうところは個人的な問題とチームの構造で少し整理が必要と感じる」と話したが、この日は前からの守備を攻撃に繋げる戦いがうまく機能。だが、指揮官はより上を要求するようだ。 「前線からの守備は我々の生命線。その積極性と状況を判断しながらポジションを取るところ、選手にその2つを要求している」 「相手の技術的なところで自信がなくていけなかったのか、見えていなくていけなかったのか、細かく戦術的な要素があるが、もっともっと我々の流動性や連動性を出していってほしい」 「私自身はそこに自信を持っていて、試合の後に選手にも伝えた。もっとやれるんじゃないかなと思っている」 「ただ、前線からの守備だけでは成り立たない。我々の強みはミドルゾーンの守備。最終ラインのミスもだが、そういう部分は私自身、選手にもっとうまく伝えていきたいと思っている」 「言われたビルドアップもサイドレーンで数的優位を作りたい。コンセプトを理解しているが、イメージできていない場面も多々あった。そういう部分は今後、強みとして作り上げたい」 強豪国相手に点差をつけての勝利にもしっかりと課題に目を向ける大岩監督のもと、パリ五輪を目指して、力をつける日本。21日に予定する非公開のトレーニングマッチでアルゼンチンと再戦する。 2023.11.18 18:05 Sat3
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