造反のバルサMFアルトゥール、カンプ・ノウ訪問も入場を拒否される

2020.08.09 13:20 Sun
Getty Images
今シーズン限りでバルセロナを退団するブラジル代表MFアルトゥールだが、カンプ・ノウに入ることを許可されなかったようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。
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アルトゥールは、ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチとのトレードという形で今シーズン限りでバルセロナを退団。移籍決定後は出場機会がないまま、ラ・リーガが終了していた。
◆CLラウンド16/バルセロナvsナポリ

バルセロナではもうプレーしないという意思表示もあったため、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのナポリ戦に向けたチームにも合流せず。クラブに無断でブラジルに帰国するなど、やりたい放題の状況だった。
そのアルトゥールは、ナポリ戦が行われたカンプ・ノウにやってきたものの、入れてもらえなかったとのこと。それは、欧州サッカー連盟(UEFA)による厳格なプロトコルに則っていなかったからのようだ。

アルトゥールは、世界でも新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続くブラジルに帰国し約2週間滞在したことに加え、PCR検査を受けたものの結果がまだ出ていなかったとのこと。そのため、スタジアムに入れることはできず、自宅での観戦を余儀なくされたとのことだ。
バルセロナのスポーツ組織関係ディレクターのギジェルモ・アモール氏は「アルトゥールは、必要な時に来なかった。 UEFAとクラブのPCR検査に合格しなかった。それがここに居ない理由だ。何が起こるかは理解しているが、大事なのは今日の試合であり、後日説明する」と試合前にコメントしていた。

アルトゥールはバルセロナとの早期契約解消をクラブに求める意向があり、エリック・アビダル氏との会談を望んでいるが、実現していない状況。果たしてどう決着がつくのだろうか。

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【ラ・リーガ第30節プレビュー】9連勝のバルセロナと6連勝のベティスの絶好調対決!

先週末に行われた第29節ではバルセロナ、レアル・マドリーが揃って勝利を収めた一方、3位のアトレティコ・マドリーは痛恨のドローに終わってリーグタイトルレースは2強に絞り込まれた印象だ。また、第2集団の勝ち点差も徐々に詰まってきている。 週明けにUEFAコンペティションの準々決勝1stレグが控えるなか、今節の最注目カードは9連勝で首位に位置するバルセロナ(勝ち点66)と、6連勝で6位につけるレアル・ベティス(勝ち点47)による絶好調同士の上位対決だ。 バルセロナは前節、ジローナとの自治州ダービーをFWレヴァンドフスキのドブレーテの活躍などで4-1の圧勝。リーグ連勝を「9」に更新した。続くコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではアトレティコとのタフなアウェイゲームを、絶好調のFWフェラン・トーレスの公式戦4試合連続ゴールの活躍で1-0と制し、2戦合計5-4で決勝進出を決めた。 週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のドルトムント戦を控えるなか、今回のホームゲームでは難敵ベティスと対戦。直近の対戦となったコパのラウンド16では5-1とマニータの圧勝を収めたが、リーグ前回対戦は土壇場の失点によって2-2のドローに持ち込まれている。過密日程が続くなか、再びある程度のターンオーバーも見込まれるが、ハイレベルのポジション争いを繰り広げる攻撃陣の活躍に期待だ。 対するベティスは前節、ホームで行われたエル・グラン・デルビをMFカルドーソ、FWクチョ・エルナンデスのゴールで2-1と逆転勝利。圧巻の6連勝達成となった。週明けにはカンファレンスリーグ(ECL)のヤギエロニア戦を控えるが、対戦相手との力関係を鑑みれば、リーグ首位チームとのアウェイゲームにより注力できる。MFイスコ、FWアントニーにクチョと前線は充実している一方、敵地でのバルサ撃破に向けてはディフェンスライン、ドブレピボーテの奮闘が必須となる。 ベティスのアシストを期待しつつ、リーグ4連勝を目指す2位のマドリー(勝ち点63)。前節はレガネスに思わぬ打ち合いに持ち込まれたものの、FWキリアン・ムバッペのドブレーテによって3-2の勝利。続くコパではホームでレアル・ソシエダに90分間では3-4の敗戦を喫したが、延長戦をDFリュディガーのゴールで制してファイナル進出を決めた。 週明けにCLアーセナル戦を控えるなか、今節は15位のバレンシアとのホームゲームを戦う。前回対戦で激闘を演じた曲者との対戦だが、相手はDFフルキエやDFガヤといった一部主力をサスペンションで欠くこともあり、ホームでしっかりと勝ち切りたい。ただ、ラ・レアル戦の消耗に加え、GKルニンの負傷が報じられており、守護神クルトワを引き続き欠く状況で19歳GKフラン・ゴンサレスのプリメーラデビューの可能性も伝えられる。仮に、そうなった場合は守備陣の集中と攻撃陣のさらなる活躍が求められる。 3位のアトレティコ(勝ち点57)は11位のセビージャとのアウェイゲームでバウンスバックの勝利を目指す。ここ数試合のリーグ戦での不振に加え、コパ準決勝敗退で今季無冠が濃厚となったシメオネのチーム。また、4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点53)とのポイント差も詰まっており、今回の一戦では同じくデルビ敗戦で気落ちする相手にリバウンドメンタリティを示したいところだ。 MF久保建英の所属する10位のソシエダは、降格圏の19位ラス・パルマスと対戦。リーグ前節は最下位のバジャドリー相手に4戦ぶりの白星を挙げたが、前述のコパではマドリーをあと一歩のところに追い詰めながらも無念の準決勝敗退となった。その古巣対戦で躍動した久保を筆頭にチームは疲労困憊の状況だが、シーズン残りの目標であるヨーロッパ出場権獲得には1つの取りこぼしも許されず、日本人エースを筆頭にここが踏ん張りどころだ。 FW浅野拓磨を擁する9位のマジョルカは、同勝ち点で8位のセルタとのトップハーフ対決に挑む。バレンシアとの前節は0-1の敗戦に終わり、7戦ぶりの黒星に。スタメン出場となった浅野も2度の決定機をモノにできず、悔しい一戦となった。今回の一戦ではその日本人ストライカーの奮起にも期待しつつ、ヨーロッパ出場権獲得へ重要なホームゲームをモノにしたい。 週明けにヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えるアスレティックは、6ポイント差で5位に位置するビジャレアルとの上位対決に臨む。EL決勝が本拠地サン・マメス開催となるため、プライオリティはELにあることは間違いないが、ここにきて選手層も充実しており、総力戦でホームチーム撃破といきたい。 《ラ・リーガ第30節》 ▽4/4(金) 《28:00》 ラージョ vs エスパニョール ▽4/5(土) 《21:00》 ジローナ vs アラベス 《23:15》 レアル・マドリー vs バレンシア 《25:30》 マジョルカ vs セルタ 《28:00》 バルセロナ vs ベティス ▽4/6(日) 《21:00》 ラス・パルマス vs レアル・ソシエダ 《23:15》 セビージャ vs アトレティコ・マドリー 《25:30》 バジャドリー vs ヘタフェ 《28:00》 ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ ▽4/7(月) 《29:00》 レガネス vs オサスナ 2025.04.04 22:00 Fri

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