1年での2部降格、マジョルカ指揮官が謝罪「言葉を選ぶのがとても複雑」
2020.07.17 09:55 Fri
1年での2部降格が決定したマジョルカのビセンテ・モレノ監督が、グラナダ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。日本代表MF久保建英を擁したマジョルカは、16日にラ・リーガ第37節でグラナダと対戦。先制するも、逆転負けを喫し、最終節を残し1部残留の可能性が潰えてしまった。
この日も久保は右サイドで先発出場。14分にはあわやゴールというシュートも放つなど、この日もチームの攻撃を牽引していた。
昇格から1年での降格となってしまったモレノ監督は、試合を振り返りシーズン中の出来事を繰り返してしまったと語った。
「試合は今シーズンそのものだった。我々は、試合を決めるほど良いゲームをしたが、結局試合を左右する時間帯でエラーが発生した。その上に、様々な部分でも運がなかった。メリットのために、我々はもっと価値があると感じていたが、それを達成できなかった」
また、ファンやスタッフなど関わる人へ2部降格を謝罪。それでも、明日から強くなるために前を向くと意気込みを語った。
「申し訳なく思う。目標を達成するために努力してくれた私を支える全ての人々に対してだ。選手たちは目標を達成できなかった。それは、彼らが我々を信じていたからだ」
「そして、マジョルカを形成する全ての家族、全てのスタッフにも謝罪する。そして、何よりも、我々を信じてくれ、ふさわしいものを我々が与えられなかったファンにもだ」
「我々は続けなければいけない。明日はトレーニングをし、最終節まで熱意を持っていく。前進しなければならない。サッカーはいつも楽しいものではない。マジョルカは素晴らしいチームであり、これまで行ってきた全てのことを受け、2部で強いチームになる」
◆先制も逆転負け…マジョルカvsグラナダ
この日も久保は右サイドで先発出場。14分にはあわやゴールというシュートも放つなど、この日もチームの攻撃を牽引していた。
「試合は今シーズンそのものだった。我々は、試合を決めるほど良いゲームをしたが、結局試合を左右する時間帯でエラーが発生した。その上に、様々な部分でも運がなかった。メリットのために、我々はもっと価値があると感じていたが、それを達成できなかった」
「難しい。言葉を選ぶのがとても複雑だ。選手たちは全てを出したし、彼らはチームのために全てを尽くした。彼らは諦めなかった。人生は続く。次の課題について考えるため、明日で立ち止まる必要はない」
また、ファンやスタッフなど関わる人へ2部降格を謝罪。それでも、明日から強くなるために前を向くと意気込みを語った。
「申し訳なく思う。目標を達成するために努力してくれた私を支える全ての人々に対してだ。選手たちは目標を達成できなかった。それは、彼らが我々を信じていたからだ」
「そして、マジョルカを形成する全ての家族、全てのスタッフにも謝罪する。そして、何よりも、我々を信じてくれ、ふさわしいものを我々が与えられなかったファンにもだ」
「我々は続けなければいけない。明日はトレーニングをし、最終節まで熱意を持っていく。前進しなければならない。サッカーはいつも楽しいものではない。マジョルカは素晴らしいチームであり、これまで行ってきた全てのことを受け、2部で強いチームになる」
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