「バルサ?インテル?いいや…」エトーが振り返る3冠達成の2クラブを超えるのは?

2019.10.01 21:00 Tue
Getty Images
2日、チャンピオンズリーグ(CL)第2節でバルセロナインテルが対戦する。

どちらのチームでもプレーし、どちらのチームでもCLを制している元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が両チームについて語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

エトーは、レアル・マドリーの下部組織で育ち、1997年にトップチームへ昇格。その後、レガネス、エスパニョール、マジョルかへとレンタル移籍を経験し、2000年にマジョルカへと完全移籍。2004年にバルセロナへと完全移籍した。
バルセロナでは、ラ・リーガで3度の優勝を経験した他、CLも2度優勝。2008-09シーズンには3冠を達成したが、2009年夏に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(現ロサンゼルス・ギャラクシー)とのトレードという形でインテルへ完全移籍した。

インテルでは、加入1年目の2009-10シーズンでセリエA、コッパ・イタリアに加え、CLも制覇。2シーズン連続で3冠を達成した初の選手として知られている。
その後はアンジ・マハチカラ、チェルシー、エバートン、サンプドリア、アンタルヤシュポル、コンヤシュポル、カタールSCでプレーし、2019年9月に現役を引退していた。

古巣同士がCLで対戦することになるエトー。最高の時間を過ごした両クラブでのキャリアを振り返った。

「バルサは、私が何百万人ものアフリカの子供たちに、人生では全てが可能であることを夢見させるためのショーケースだった。インテルは、次のポイントだった。2つの異なるチームで、連続して3冠を達成したんだ」

バルセロナで成功を収めたエトーだが、当時はセリエAに移籍することを止められていたという。しかし、「私は彼らに耳を傾けることはしなかった」とコメントし、その声を無視していたことを明かした。

また、キャリアの中での最高の経験についても問われると、3冠を達成した両クラブ以外を挙げている。

「インテルかバルサかって? いいや、マジョルカが最高だった。でもキャリアのハイライトは、インテルが50%、バルサが50%だった」

多くのタイトルを獲得し、成功を収めたバルセロナとインテルで過ごした日々が良いものであったと語ったエトー。一方で、最高の瞬間は、自身が成功への階段を登り始めたマジョルカと、意外とも言える答えを出していた。

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マジョルカは7日、パレルモから北マケドニア代表FWアレクサンダル・トライコフスキ(26)をフリーで獲得したことを発表した。契約期間は2023年までの4年間となる。 2015年にベルギーのズルテ・ワレヘムからからパレルモに加入したトライコフスキは、セカンドトップと左右のウイングを主戦場とするアタッカー。パレルモでは在籍4シーズンで公式戦113試合に出場し20ゴール26アシストをマーク。 昨シーズンもセリエB(イタリア2部)で34試合に出場し8ゴールを挙げるなど主力として活躍。しかし、パレルモはシーズン終了後に財務管理と管理体制の不備が発覚しセリエC(イタリア3部)へ降格。これを機にトライコフスキは、パレルモとの契約を解除していた。 2019.08.08 01:00 Thu
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「バルサ?インテル?いいや…」エトーが振り返る3冠達成の2クラブを超えるのは?

2日、チャンピオンズリーグ(CL)第2節でバルセロナとインテルが対戦する。 どちらのチームでもプレーし、どちらのチームでもCLを制している元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が両チームについて語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 エトーは、レアル・マドリーの下部組織で育ち、1997年にトップチームへ昇格。その後、レガネス、エスパニョール、マジョルかへとレンタル移籍を経験し、2000年にマジョルカへと完全移籍。2004年にバルセロナへと完全移籍した。 バルセロナでは、ラ・リーガで3度の優勝を経験した他、CLも2度優勝。2008-09シーズンには3冠を達成したが、2009年夏に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(現ロサンゼルス・ギャラクシー)とのトレードという形でインテルへ完全移籍した。 インテルでは、加入1年目の2009-10シーズンでセリエA、コッパ・イタリアに加え、CLも制覇。2シーズン連続で3冠を達成した初の選手として知られている。 その後はアンジ・マハチカラ、チェルシー、エバートン、サンプドリア、アンタルヤシュポル、コンヤシュポル、カタールSCでプレーし、2019年9月に現役を引退していた。 古巣同士がCLで対戦することになるエトー。最高の時間を過ごした両クラブでのキャリアを振り返った。 「バルサは、私が何百万人ものアフリカの子供たちに、人生では全てが可能であることを夢見させるためのショーケースだった。インテルは、次のポイントだった。2つの異なるチームで、連続して3冠を達成したんだ」 バルセロナで成功を収めたエトーだが、当時はセリエAに移籍することを止められていたという。しかし、「私は彼らに耳を傾けることはしなかった」とコメントし、その声を無視していたことを明かした。 また、キャリアの中での最高の経験についても問われると、3冠を達成した両クラブ以外を挙げている。 「インテルかバルサかって? いいや、マジョルカが最高だった。でもキャリアのハイライトは、インテルが50%、バルサが50%だった」 多くのタイトルを獲得し、成功を収めたバルセロナとインテルで過ごした日々が良いものであったと語ったエトー。一方で、最高の瞬間は、自身が成功への階段を登り始めたマジョルカと、意外とも言える答えを出していた。 2019.10.01 21:00 Tue
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オサスナがマジョルカFWブディミルを買取OP付きのレンタル移籍で獲得、昨季は久保建英らとプレーし13ゴールを記録

オサスナは5日、マジョルカのクロアチア人FWアンテ・ブディミル(29)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、買い取りオプションがついているとのこと。金額は800万ユーロ(約9億7000万円)で、マジョルカは25%の保有権を持つとのことだ。 ブディミルは母国のNKラドニクでキャリアをスタート。その後オーストリアのLASKリンツへ完全移籍。その後は、母国のHNKゴリツァ、NKインテル・ザプレシッチ、NKロコモティヴァでプレー。2014年8月にザンクト・パウリへと完全移籍した。 その後はクロトーネやサンプドリアでプレーすると、2019年1月にマジョルカへレンタル移籍。2019-20シーズンは完全移籍で加入していた。 久保建英らと共にプレーした2019-20シーズンは、ラ・リーガで35試合に出場し13ゴール3アシストを記録。今シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)の開幕戦となったラージョ・バジェカーノ戦に出場していたが、第2節以降はメンバー外だった。 2020.10.06 10:12 Tue
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ソン・フンミンが2021年のアジア版バロンドールに! 5年連続7度目

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンがアジア最優秀選手賞を受賞した。 中国のスポーツ紙『タイタン・スポーツ』が主催する同賞はベスト・フットボーラー・イン・アジアと冠され、2013年に創設。アジア版のバロンドールにも位置づけられ、2013年のスタートからFW本田圭佑やFW岡崎慎司の元日本代表勢も歴代受賞者に名を連ねる。 そんな栄誉ある賞にソン・フンミンが5年連続で輝いた。2021年は公式戦51試合の出場で30得点13アシストの数字をマーク。2位のイラン代表FWサルダール・アズムン(ゼニト)、3位のイラン代表FWメフディ・タレミ(ポルト)を抑え込み、通算7度目の受賞となる。 なお、日本人ではアーセナルの日本代表DF冨安健洋が5位。セルティックの日本代表FW古橋亨梧が6位に入り、マジョルカの日本代表MF久保建英が11位にランクインしている。 2022.01.05 09:15 Wed

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