韓国人コンビの得点に加え、ミッチェル・デュークがダメ押し弾! 京都に3発完勝の町田が首位キープ【明治安田J1第12節】
2024.05.06 16:20 Mon
【動画】落ち着いて流し込んだミッチェル・デュークの7年ぶりJ1弾
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 6, 2024
Welcome Back デューク
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ミッチェル デュークが
FKのこぼれ球に反応しゴール!
デュークの今シーズン初ゴール
そしてJ1で7年ぶりとなる
ゴールで京都をさらに突き放す!
明治安田J1第12節
京都×町田
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1
2
平賀大空
チョウ・キジェ
川崎颯太
一美和成
鈴木冬一
オ・セフン
荒木駿太
藤尾翔太
平河悠
黒田剛
昌子源
谷晃生
宮本優太
宮本優
福田心之助
藤本一輝
ナ・サンホ
原大智
ミッチェル・デューク
仙頭啓矢
マルコ・トゥーリオ
安齋悠人
松田佳大
鈴木準弥
京都サンガF.C.
FC町田ゼルビア
J1
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U-19日本代表メンバーが発表! 海外組は3名、横浜FMでデビュー済みの慶大FW塩貝健人ら大学生は8名招集【モーリスレベロトーナメント】
日本サッカー協会(JFA)は29日、モーリスレベロトーナメントに臨むU-19日本代表メンバーを発表した。 かつてはトゥーロン国際大会という名前で行われていた大会。6月1日から18日までフランスで開催される。 船越優蔵監督が率いるチームには、ロアッソ熊本のFW道脇豊や大分トリニータのMF保田堅心、大宮アルディージャのDF市原吏音などのJリーガーに加え、DF髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ)、DF小杉啓太(ユールゴーデン)、MF行友翔哉(ファマリカン)と海外でプレーする選手も招集された。 また、大学からは8名が招集され、横浜F・マリノスでJリーグデビューを果たしているFW塩貝健人(慶応義塾大学)などが招集されている。 U-19日本代表はグループBに入っており、U-21イタリア代表、U-20インドネシア代表、U-23ウクライナ代表、U-23パナマ代表と対戦。その後に勝ち上がりによっては順位決定戦が待っている。 また、テレビ放送は「J SPORTS」が独占ライブ放送。「J SPORTS オンデマンド」でも独占ライブ配信される。 今回発表されたU-19日本代表メンバーは以下の通り。 ◆U-19日本代表 GK 1.中村圭佑(東京ヴェルディ) 12.後藤亘(FC東京U-18) 23.荒木琉偉(ガンバ大阪ユース) DF 20.桒原陸人(明治大学) 4.塩川桜道(流通経済大学) 25.尾崎凱琉(早稲田大学) 5.市原吏音(大宮アルディージャ) 3.髙橋センダゴルタ仁胡(バルセロナ/スペイン) 16.梅木怜(FC今治) 22.林奏太朗(早稲田大学) 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸) 24.喜多壱也(京都サンガF.C.) 17.小杉啓太(ユールゴーデン/スウェーデン) MF 15.行友翔哉(ファマリカン/ポルトガル) 10.大関友翔(福島ユナイテッドFC) 11.平賀大空(京都サンガF.C.) 8.保田堅心(大分トリニータ) 19.廣井蘭人(筑波大学) 6.小倉幸成(法政大学) 26.神田拓人(早稲田大学) 13.石井久継(湘南ベルマーレ) 18.中島洋太朗(サンフレッチェ広島) 7.佐藤龍之介(FC東京) FW 14.塩貝健人(慶応義塾大学) 9.神田奏真(川崎フロンターレ) 21.道脇豊(ロアッソ熊本) 2024.05.29 16:50 Wedゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Satディエゴ・オリヴェイラの2試合連続弾! FC東京が京都に競り勝ち2連勝【明治安田J1第11節】
3日、明治安田J1リーグ第11節のFC東京vs京都サンガF.C.が味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利した。 仲川輝人や白井康介の活躍もあり、前節のアルビレックス新潟戦を3-1の快勝とした8位FC東京。上位浮上に向け2連勝を目指す。ピーター・クラモフスキー監督は新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ・オリヴェイラをスタメンに加え、最終ラインでは森重真人と土肥幹太がセンターバックコンビを組んだ。 対する17位京都は前節、原大智がCKから決めた1点を守り抜き、昨シーズン王者のヴィッセル神戸に勝利。7試合ぶりの白星を手にした。こちらも2連勝が懸かる中、チョウ・キジェ監督はメンバー変更なしで今節に臨んでいる。 立ち上がりから先制に成功したのはFC東京。4分、ディエゴ・オリヴェイラが最前線でタメを作ると、右サイドを抜け出した安斎颯馬がグラウンダーのクロス。ファーまでボールが流れるとバングーナガンデ佳史扶が走り込み、左足で決めた。 追いかける形となった京都は15分に決定機を迎える。左サイドを豊川雄太が抜け出すと、シュートのこぼれ球に反応したのは原。GK波多野豪が飛び出しているゴールに頭で押し込もうとしたが、わずかに左へ外してしまった。 21分、FC東京がまたもネットを揺らす。俵積田晃太が左サイドから仕掛けてカットインすると、クロスに合わせたのはディエゴ・オリヴェイラ。叩きつけたヘディングシュートをゴール左に決め、リードを2点に広げた。 FC東京は攻撃の手を緩めず、32分にはショートカウンターから仲川輝人がドリブルで中央突破。ボックス内まで到達すると左足を振ったが、相手DFのスライディングブロックに遭う。 前半のうちに1点は返しておきたい京都だったが、前半アディショナルタイム直前の福田心之助の思い切りの良いシュートはゴール左へ。ホームチームの2点リードで試合を折り返した。 両指揮官共に交代カードを切って後半へ。FC東京は土肥を下げて岡哲平を投入とCBを入れ替え。京都は武田将平と松田佳大をピッチに送り出し、佐藤響を左ウイングから左サイドバックに下げるなど複数の選手の立ち位置を変えた。 膠着状態が続く中、攻勢をかけたいチョウ・キジェ監督はさらに交代カードを2枚切る。豊川と松田天馬に代えて一美和成と平賀大空を起用。それに応じてクラモフスキー監督も原川力とジャジャ・シルバを投入する。 75分にはFC東京に追加点のチャンス。押し込んだ流れからクリアボールに反応した高宇洋がシュートに持ち込むと、直後のCKから安斎にシュートチャンス。左ポケットから狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。 一方、決め手に欠く京都だったが、79分に左CKから反撃。途中出場の平賀がニアで合わせ、1点差に詰め寄った。 さらに83分、左CKから今度は平戸が直接ゴールを狙ったが、ここはGK波多野がしっかりと弾き出す。もう一度突き放したいFC東京は、途中出場の長友佑都と野澤零温で決定機を創出。長友のスルーパスから野澤が最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一を迎えたが、決めきることはできなかった。 6分の後半アディショナルタイムを迎えると、原の右クロスから森重のハンドが取られ、京都が土壇場でPKを獲得。かに思われたが、VARとOFRによるチェックの結果、手が身体についていたと判断され、PKは取り消しとなった。 ヒヤッとしたFC東京だったが、その後も同点弾は許さず2-1で試合終了。ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続ゴールが決勝点となり、2連勝を飾った。 FC東京 2-1 京都サンガF.C. 【FC東京】 バングーナガンデ佳史扶(前4) ディエゴ・オリヴェイラ(前21) 【京都】 平賀大空(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ヘディングで叩き込んだディエゴ・オリヴェイラの決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第11節<br> FC東京vs京都<br> 2-0<br> 21分<br> ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/qEYgi4srHz">pic.twitter.com/qEYgi4srHz</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1786306582898475118?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:53 Fri京都の選手背番号が決定! 福田心之助&平賀大空は新番号に、指揮官と再会の新顔2人は?
京都サンガF.C.は13日、2024年のトップチーム所属選手と背番号を発表した。 昨年のJ1リーグを13位でフィニッシュし、クラブ設立30周年の今季を迎える京都。曹貴裁体制4年目の今季に臨むにあたり、補強ではレンタルバックや完全移籍移行を除くと、10選手を獲得した。 そのなかには監督にとって湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一や、流通経済大学時代に指導した宮本優太も。45失点を記録した守備改善の一手としては統率力にも秀でる鈴木義宜を射止めた。 そうした新顔の背番号は鈴木が「28」、宮本が「24」、鈴木が「50」に。新たな得点源として期待され、オーストラリアから加入したマルコ・トゥーリオは9番に決まった。 GK 21.ヴァルネル・ハーン 26.太田岳志 36.ファンティーニ燦←福島ユナイテッドFC/完全 94.ク・ソンユン←北海道コンサドーレ札幌/完全移行 DF 2.福田心之助 ※背番号変更「20」 3.麻田将吾 4.松田佳大←水戸ホーリーホック/完全 5.アピアタウィア久 6.三竿雄斗 20.喜多壱也←京都サンガF.C.U-18/昇格 24.宮本優太←浦和レッズ/期限付き 28.鈴木冬一←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全 30.飯田陸斗←京都サンガF.C.U-18/昇格 50.鈴木義宜←清水エスパルス/完全 MF 7.川﨑颯太 8.塚川孝輝←FC東京/期限付き 10.福岡慎平 16.武田将平 17.安齋悠人←尚志高校/新加入 18.松田天馬 19.金子大毅 25.谷内田哲平 39.平戸太貴 44.佐藤響 FW 9.マルコ・トゥーリオ←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全 11.山﨑凌吾 13.宮吉拓実 14.原大智 21.一美和成 23.豊川雄太 31.平賀大空 ※背番号変更「28」 2024.01.13 17:50 Sat京都サンガF.C.の関連記事
J2降格圏に沈む京都…主軸DF麻田将吾がじん帯断裂で全治6~8カ月
京都サンガF.C.は28日、DF麻田将吾(25)の負傷を発表した。 京都U-18出身の主軸ディフェンダー、麻田。 昨季J1リーグ全34試合に出場したなか、今季もコンスタントにプレーしてきたが、12日の天皇杯2回戦・大宮アルディージャ戦で負傷した。 京都によると、京都市内の病院で検査した結果、右ヒザ前十字じん帯断裂との診断が出たとのこと。全治は6カ月から8カ月だという。 J2リーグ降格圏の19位に沈む京都にとって、痛すぎる麻田の離脱だ。 2024.06.28 18:19 Fri京都MF谷内田哲平がFC安養へ期限付き移籍、今季ここまで5試合出場「韓国の地でも自分自身のプレーを忘れる事なく」
京都サンガF.C.は27日、MF谷内田哲平(22)が韓国のFC安養へ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2024年12月31日までとなる。 谷内田は2020年に帝京長岡高校から京都へ加入。翌年には栃木SCへの期限付き移籍も経験しつつ、2023年から京都に復帰した。 今シーズンは中々出場機会を確保できず。ここまで明治安田J1リーグで3試合、YBCルヴァンカップで1試合、天皇杯で1試合の出場にとどまっていた。 韓国でチャレンジすることになった谷内田は、クラブを通じてコメントしている。 「韓国のFC安養に期限付き移籍する事になりました。ファン、サポーターの皆さんには期待に応えられず申し訳ないと思っています。韓国の地でも自分自身のプレーを忘れる事なく存分に発揮して成長してきたいと思います」 2024.06.27 10:00 Thu京都が名古屋からMF米本拓司を期限付き移籍で獲得!「京都の為に全力で」
京都サンガF.C.は27日、名古屋グランパスからMF米本拓司(33)が期限付き移籍で加入すると発表した。背番号は「37」となる。 契約期間は2025年1月31日まで。加入期間中、名古屋との公式戦には出場できない。 米本はFC東京でプロデビューを果たすと、2019年に名古屋へ完全移籍。2022年には湘南ベルマーレへ期限付き移籍となったが、昨シーズンから再び名古屋に復帰していた。 今シーズンはこれまで、明治安田J1リーグで13試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場。一方で、リーグ戦の直近3試合はベンチからも外れていた。 残るシーズンを京都でプレーすることが決まった米本は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆京都サンガF.C. 「初めまして、名古屋グランパスから来た米本です。京都の為に全力で戦います!早く認められるように精一杯頑張ります!よろしくお願いします」 ◆名古屋グランパス 「このたび、京都サンガF.C.に期限付き移籍することになりました。シーズン途中での移籍となり申し訳なく思っています。京都さんからお話をいただいた際、自分のことを強く必要としていただき少しでも力になりたいと考えました。そして新しいチャレンジをし、選手としてさらに成長したいという思いでこの移籍を決断しました」 「どんな時でも熱くチームを鼓舞してくれるグランパスファミリーは、ぼくの誇りであり共に闘ってくれる仲間だと思っています。京都でもけがには気を付けて、頑張ってきます。本当にありがとうございます」 2024.06.27 09:30 Thu![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
柏がマテウス・サヴィオの劇的同点弾で連敗ストップ! 京都は三竿雄斗が圧巻FKも逃げ切り失敗【明治安田J1第20節】
26日、明治安田J1リーグ第20節の京都サンガF.C.vs柏レイソルがサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-2の引き分けに終わった。 19位京都はホーム初勝利後のサガン鳥栖戦で0-3の完敗。降格圏脱出に向け早めの立て直しが求められる。最前線を山崎凌吾とし、最終ラインにはアピアタウィア久と三竿雄斗が入った。 対する13位柏は前節のサンフレッチェ広島戦で4連敗に。6試合ぶりの白星が欲しい今節だが、広島戦からスタメンはそのままに試合に臨んだ。 柏は立ち上がりからセットプレーのチャンス。ボックス手前左寄りの位置で直接FKを獲得すると、マテウス・サヴィオが直接狙うも壁に阻まれる。 一方の京都は早々にアクシデント。17分に山崎が負傷交代となり、一美和成が緊急出場する。 なかなかゴールに迫れない京都だったが、22分には右CKの流れからアピアタウィア久にシュートチャンス。枠に収めることはできなかった。 それでも主導権を握る京都は36分に均衡を破る。ボックス手前でFKを得ると、三竿が左足で直接狙う。ゴール右上に飛んだボールはGK佐々木雅士も見送るしかなかった。 追いかける形となった柏は攻勢を強めると、42分に同点弾。右サイドの崩しからゴール前で混戦が生まれると、抜け目なく狙っていた細谷真大が流し込んだ。 前半アディショナルタイムには高嶺朋樹が遠目から狙うも、惜しくも外れてハーフタイムへ。イーブンのまま試合を折り返す。 後半に入ると再び京都が一歩前に出る。波状攻撃を仕掛けると、クリアボールに反応した川崎颯太が左足一閃。コースが変わりながらネットを揺らした。 再びビハインドの柏は小屋松知哉に代えて木下康介を起用。それでも崩しきれないまま時計の針は進んでいく。 島村拓弥、白井永地を投入してさらに勝負をかける柏。78分には細谷が右ポケットに抜け出すが、ニアを狙ったシュートはGKク・ソンユンに防がれる。 京都は圧巻の先制点を決めた三竿が担架に運ばれてピッチを後にするなか、5バック気味にして逃げ切り体勢。2点目が遠い柏は、後半アディショナルタイムに木下が振り向きざまシュートも枠に収まらない。 しかし、試合終了間際にドラマが。左サイドでボールを持ったマテウス・サヴィオが味方も使いながら中央へ。右足を振り抜くとゴール左隅に突き刺さり、柏が土壇場で追いつく。 その後、逆転も狙った柏だったが試合は2-2で終了。京都は惜しくもホーム2連勝を逃し、柏は劇的な形で連敗を「4」で止めた。 京都サンガF.C. 2-2 柏レイソル 【京都】 三竿雄斗(前36) 川崎颯太(後2) 【柏】 細谷真大(前42) マテウス・サヴィオ(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】三竿雄斗の鮮やかFKで京都が先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これは美しい<br>パーフェクトなFK‼<br>\<br><br>三竿雄斗が芸術的な直接FKを沈める!<br>キーパーは一歩も動けず...<br><br>明治安田J1第20節<br>京都×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9F%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都柏</a> <a href="https://t.co/u1N2J2ej8w">pic.twitter.com/u1N2J2ej8w</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1805915992792457531?ref_src=twsrc%5Etfw">June 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.26 21:32 Wed19位京都に元U-20ブラジル代表ストライカーが加入! FWラファエル・エリアスがクルゼイロから期限付き移籍
京都サンガF.C.は24日、ブラジル人FWラファエル・エリアス(25)のクルゼイロECからの期限付き移籍加入を発表した。今後のメディカルチェックを経て正式契約を結び、期限付き移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エリアスはブラジル出身のレフティで、U-20ブラジル代表でもプレーした経歴の持ち主。2018年にパウメイラスでファーストチームデビューを果たすと、その後はブラジル国内の複数クラブやUAEのバニーヤースSCへのレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にクルゼイロへ完全移籍した。 今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで5試合1得点の成績を残しており、全公式戦では17試合7ゴールを記録。京都は「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介している。 明治安田J1リーグで19位に沈む京都で戦うことになったエリアスは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います」 「京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 2024.06.24 09:48 MonJ1の関連記事
湘南とライブドアグルメの協働プロジェクト名は「湘南食べるマーレ」に決定! 7月4日リリース、「オリジナルうちわ」も配布
湘南ベルマーレは28日、株式会社ライブドアが運営するグルメSNSサービス『ライブドアグルメ』と協働プロジェクトの名称決定を発表した。 5月1日、湘南は株式会社ライブドアとの協業を発表。プロジェクト名を公募することを発表していた。 そんな中28日、プロジェクト名が「湘南食べるマーレ」に決定。7月4日にリリースされることとなった。 「湘南食べるマーレ」は、「ライブドアグルメ」アプリを用いたサービスで、「サポーターにホームタウンの飲食店で食事をしてもらい地域全体を盛り上げる」ことを目的として、サポーター・飲食店・サッカークラブの三者を支援する仕組みを提供。湘南ベルマーレが勝利するとサポーターが盛り上がる。サポーターが盛り上がると、地域飲食店が盛り上がる。地域飲食店が盛り上がると、ホームタウンが元気になる。そんな仕組みを通して、湘南ベルマーレが勝利することで普段応援するホームタウンの皆さまにもポジティブな循環をもたらすことを目指している。 「湘南食べるマーレ」加盟店での食事で食事代金に応じたポイントが貯まることに。ベルマーレが試合に勝利すると試合後72時間「勝利のセール」が発動し、受け取れるポイント還元率が2倍になるほか、豪華プレゼントが当たるキャンペーンなどに参加も可能となる。 貯まったポイントはコンビニやカフェ、デリバリーなど全国57万か所で利用可能。今後チームの強化支援に繋がる利用先も整備予定となっている。 また、「湘南食べるマーレ」のリリースを記念して、湘南ベルマーレのホームゲームおよび湘南ベルマーレが出展するイベントで「オリジナルうちわ」を1000枚配布。この中には計150枚の選手直筆サイン入りの「あたり」うちわが含まれている。 2024.06.28 19:20 Fri浦和DFショルツが海外移籍のためチーム離脱「悲しいですが、私はここでチームを去ります」、酒井宏樹、岩尾憲に続いて今夏3人目の退団へ
浦和レッズは28日、DFアレクサンダー・ショルツ(31)がチームを離脱することを発表した。海外クラブへの移籍の手続きと準備とのことだ。 ショルツはクラブを通じてコメントしている。 「共に闘い、共に思い出を作った3年間。悲しいですが、私はここでチームを去ります。浦和レッズでプレーする機会を与えてくれたクラブに心から感謝をしています」 「私は自分が何者であるかをみなさんに示すことができました。今の自分にある全てをこのクラブに捧げました。そして、みなさんはそれ以上のものを私に与えてくれました」 「フットボールはフットボールでしかありませんが、共にした私たち全員はきっとそれ以上に深い何かを感じていると思います。日曜日の試合が終わったら、みなさんにお別れをしたいです」 「As Always, We are REDS.アレクサンダーショルツ」 ショルツは、デンマークのヴェイレBKでキャリアをスタート。アイスランドのストヤルナン、ベルギーのロケレン、スタンダール・リエージュ、クラブ・ブルージュでプレーしたのち、母国のミッティランへと完全移籍した。 2021年5月に浦和に完全移籍で加入。およそ3年間在籍し、公式戦135試合に出場し21得点3アシストを記録。AFCチャンピオンズリーグ、天皇杯、FUJIFILM Super Cupと3つのトロフィーを手にしていた。 移籍先の候補にはカタールのアル・ワクラが濃厚とされている。 浦和は、元日本代表DF酒井宏樹が海外移籍のためにチームを離脱。MF岩尾憲が古巣の徳島ヴォルティスへ完全移籍しており、チームの主軸選手の退団が相次いでいる。 2024.06.28 18:57 FriJ2降格圏に沈む京都…主軸DF麻田将吾がじん帯断裂で全治6~8カ月
京都サンガF.C.は28日、DF麻田将吾(25)の負傷を発表した。 京都U-18出身の主軸ディフェンダー、麻田。 昨季J1リーグ全34試合に出場したなか、今季もコンスタントにプレーしてきたが、12日の天皇杯2回戦・大宮アルディージャ戦で負傷した。 京都によると、京都市内の病院で検査した結果、右ヒザ前十字じん帯断裂との診断が出たとのこと。全治は6カ月から8カ月だという。 J2リーグ降格圏の19位に沈む京都にとって、痛すぎる麻田の離脱だ。 2024.06.28 18:19 Fri東京Vの31歳DF山越康平が千葉へ期限付き移籍「僕の持てる力全てを注ぎます」
ジェフユナイテッド千葉は28日、DF山越康平(31)の東京ヴェルディからの期限付き移籍加入を発表した。移籍期限は2025年1月31日までとなり、東京V戦の公式戦出場は不可となる。 山越は栃木SCのジュニアユース出身で、矢板中央高校から明治大学へと進学。大宮アルディージャでプロキャリアをスタートし、2022年から東京Vでプレーしている。 明治安田J1リーグへ昇格した今シーズンは、ここまで出番が4試合とプレータイムが減少。YBCルヴァンカップの2試合はどちらもプレーしたものの、J1では4月13日の第8節FC東京戦を最後にメンバー外が続いていた。 山越は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ジェフユナイテッド千葉 「東京ヴェルディから来ました山越康平です。ジェフ千葉の為に僕の持てる力全てを注ぎます。素晴らしいサポーターとスタジアムで闘えることを心待ちにしています。応援よろしくお願いします」 ◆東京ヴェルディ 「このたび、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍することを決断しました。このエンブレムを背負って最高のチームメイト達やサポーターと共に闘えた2年半はとても幸せでしたし誇りでした。こんな感情を普段中々抱かないのですが、心の底からヴェルディというクラブが好きになりました」 「ヴェルディにいた選手が口を揃えていうように、僕も緑色が好きになりましたし、身につける物を緑色を好んで選ぶようになりました。昨年のJ1昇格を決めた国立の景色は一生忘れることのない思い出です。ここで経験したことを次のチームで生かして頑張ります。心からヴェルディのJ1『定着』を願っています。2年半本当にありがとうございました」 2024.06.28 17:31 Fri柏が法政大MF中川敦瑛の来季加入、東洋大DF山之内佑成の2026年加入内定を発表!
柏レイソルは28日、法政大学のMF中川敦瑛(22)の2025シーズン加入内定と、東洋大学のDF山之内佑成(20)の2026シーズン加入内定を発表した。 中川は神奈川県出身。横浜FCジュニアユース、ユースを経て、現在は法政大学体育会サッカー部に在籍している。 山之内は愛知県出身で、JFAアカデミー福島U-15、U-18でプレー。東洋大学の3年生で、体育会サッカー部に在籍している。 来シーズンから加入の中川は、クラブを通じてコメントしている。 「2025シーズンより柏レイソルに加入することになりました、法政大学の中川敦瑛です。夢であったプロサッカー選手を柏レイソルという素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います」 「どんな時も支えてくれた家族、これまで出会ったたくさんの指導者の方々やチームメイトに少しでも恩返しできるよう全力でプレーし、柏レイソルの勝利に貢献できるよう頑張ります。柏レイソルに関わる皆様、応援よろしくお願いいたします」 また、2026年のプロ入りが内定した山之内もその喜びを語った。 「2026シーズンより柏レイソルに加入することになりました、東洋大学の山之内佑成です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手というキャリアを、この柏レイソルという素晴らしいチームでスタートできることを大変嬉しく思います」 「これまで支えてくれた家族をはじめ、すべての方々への感謝の気持ちを胸に日々精進していきます。そして、柏レイソルの勝利に貢献できるよう、覚悟を持って全力で戦います。柏レイソルのファン、サポーターの皆様応援よろしくお願いします」 2024.06.28 15:53 Fri記事をさがす
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ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続弾! FC東京が京都に競り勝ち2連勝【明治安田J1第11節】
3日、明治安田J1リーグ第11節のFC東京vs京都サンガF.C.が味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利した。 仲川輝人や白井康介の活躍もあり、前節のアルビレックス新潟戦を3-1の快勝とした8位FC東京。上位浮上に向け2連勝を目指す。ピーター・クラモフスキー監督は新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ・オリヴェイラをスタメンに加え、最終ラインでは森重真人と土肥幹太がセンターバックコンビを組んだ。 対する17位京都は前節、原大智がCKから決めた1点を守り抜き、昨シーズン王者のヴィッセル神戸に勝利。7試合ぶりの白星を手にした。こちらも2連勝が懸かる中、チョウ・キジェ監督はメンバー変更なしで今節に臨んでいる。 立ち上がりから先制に成功したのはFC東京。4分、ディエゴ・オリヴェイラが最前線でタメを作ると、右サイドを抜け出した安斎颯馬がグラウンダーのクロス。ファーまでボールが流れるとバングーナガンデ佳史扶が走り込み、左足で決めた。 追いかける形となった京都は15分に決定機を迎える。左サイドを豊川雄太が抜け出すと、シュートのこぼれ球に反応したのは原。GK波多野豪が飛び出しているゴールに頭で押し込もうとしたが、わずかに左へ外してしまった。 21分、FC東京がまたもネットを揺らす。俵積田晃太が左サイドから仕掛けてカットインすると、クロスに合わせたのはディエゴ・オリヴェイラ。叩きつけたヘディングシュートをゴール左に決め、リードを2点に広げた。 FC東京は攻撃の手を緩めず、32分にはショートカウンターから仲川輝人がドリブルで中央突破。ボックス内まで到達すると左足を振ったが、相手DFのスライディングブロックに遭う。 前半のうちに1点は返しておきたい京都だったが、前半アディショナルタイム直前の福田心之助の思い切りの良いシュートはゴール左へ。ホームチームの2点リードで試合を折り返した。 両指揮官共に交代カードを切って後半へ。FC東京は土肥を下げて岡哲平を投入とCBを入れ替え。京都は武田将平と松田佳大をピッチに送り出し、佐藤響を左ウイングから左サイドバックに下げるなど複数の選手の立ち位置を変えた。 膠着状態が続く中、攻勢をかけたいチョウ・キジェ監督はさらに交代カードを2枚切る。豊川と松田天馬に代えて一美和成と平賀大空を起用。それに応じてクラモフスキー監督も原川力とジャジャ・シルバを投入する。 75分にはFC東京に追加点のチャンス。押し込んだ流れからクリアボールに反応した高宇洋がシュートに持ち込むと、直後のCKから安斎にシュートチャンス。左ポケットから狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。 一方、決め手に欠く京都だったが、79分に左CKから反撃。途中出場の平賀がニアで合わせ、1点差に詰め寄った。 さらに83分、左CKから今度は平戸が直接ゴールを狙ったが、ここはGK波多野がしっかりと弾き出す。もう一度突き放したいFC東京は、途中出場の長友佑都と野澤零温で決定機を創出。長友のスルーパスから野澤が最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一を迎えたが、決めきることはできなかった。 6分の後半アディショナルタイムを迎えると、原の右クロスから森重のハンドが取られ、京都が土壇場でPKを獲得。かに思われたが、VARとOFRによるチェックの結果、手が身体についていたと判断され、PKは取り消しとなった。 ヒヤッとしたFC東京だったが、その後も同点弾は許さず2-1で試合終了。ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続ゴールが決勝点となり、2連勝を飾った。 FC東京 2-1 京都サンガF.C. 【FC東京】 バングーナガンデ佳史扶(前4) ディエゴ・オリヴェイラ(前21) 【京都】 平賀大空(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ヘディングで叩き込んだディエゴ・オリヴェイラの決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第11節<br> FC東京vs京都<br> 2-0<br> 21分<br> ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/qEYgi4srHz">pic.twitter.com/qEYgi4srHz</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1786306582898475118?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:53 Fri「自分の成長を感じられるのは嬉しい」代表初選出を喜ぶ満田誠、成長のきっかけは「チョウ・キジェ監督との出会い」
日本代表FW満田誠(サンフレッチェ広島)が21日、メディアのオンライン取材に応対し、EAFF E-1サッカー選手権での意気込みを語った。 19日から開幕したE-1サッカー選手権。日本は初戦の香港代表戦で6-0の大勝を収めており、現在は24日の中国代表戦に向けて準備を進めている。 所属する広島で17日にリーグ戦を戦った影響から、合流が遅れ初戦はその他の同僚と共に出番なしに終わった満田。それでも初招集となった代表での活動については「今まで自分が対戦してきた選手と過ごせて、これまでなかったコミュニケーションや会話があったりします。自分にとっては貴重な時間になっていますね」と早くも充実感を語る。合流の遅れについても「周りの選手よりスタートは遅れましたが、まだ2試合あります。それに向けての練習もあるので、しっかりとアピールして、少しでも多くの時間出場して、結果を出せれば良いですね」と、あくまでポジティブな姿勢を貫いている。 森保一監督からの言葉として「初日に合流したとき、今の自分の活躍を評価して選出したと言われました」と明かした通り、満田はルーキーイヤーながら今季公式戦ですでに7ゴールを記録。自身もこの成績について「プロ1年目のシーズンから結果を数字として出せているので、満足する結果になっているかなと。でも、まだまだ結果を出す必要があるとも思っています」と触れており、満足感と共にさらなる改善を期している。 そんな満田は広島のユースに所属していたものの、トップチームには昇格できず、流通経済大学へ進学。しかし、そこで出会ったチョウ・キジェ監督(現京都サンガ)との出会いが、キャリアの転機になったと明かした。 「自分の中で転機になったのは大学時代ですね。3年生のときに、チョウ・キジェ監督と出会ったのが転機でした。チョウさんと出会う前まで、ゴールだけにこだわり過ぎていて、点がとれなければ駄目だと思っていたんです」 「でも、点だけでなく自分の特徴であるハードワークやアシストで貢献できることはあると、チョウさんと話して感じました。そして、それをやっていると、ボールが自然と来るようになって点をとれるようになったんです。そこで、結局全部は繋がっている、チームのためにやれば、最終的に自分に返ってくるのだと思いました」 さらに、現在広島を率いるミヒャエル・スキッベ監督についても「今いる広島の選手に合ったスタイル、戦術だと思っています。自分にもすごく合っていますしね。チームとしてやることが統一されていて、自分の役割もはっきりしているので、良い監督に出会えたなと思います」と触れており、恵まれた環境でプレーできる感謝を口にした。 代表でのアピールポイントとしては「攻撃はもちろん、守備でもしっかりと貢献できるのが特徴かなと思います。それと、ゴールに関わることが自分の得意なプレー。得点はもちろん、アシストとかで得点に関与できれば自分の特徴を最大限に発揮できると思うので、そこはこだわっていきたいですね」とコメント。「可能性が高いわけではない」としつつも、「この後日本代表を背負って、W杯に出られる可能性もゼロではありません」と滑り込みでのW杯メンバー入りへの野心も示している。 初招集、Jリーグではルーキーということもあり、所属クラブが同じ選手を除き、ここまで多くの選手とコミュニケーションを取れていないという満田。ただ、FW宮市亮(横浜F・マリノス)との間ではその豊富な海外での経験について聞く機会があったという。 「自分と比べて、宮市選手はプレー年数や経験が桁違いです。海外での話や、実際にプレーして衝撃を受けた選手の話を聞きました。話を聞いていると、やはり世界と日本では経験値の差が違うなと思いましたね。でも、Jリーグと海外を比べて、Jリーグにも良さはあると宮市選手は語ってくれたので、Jリーグもレベルは高くなってきているのかなと感じました」 これまで年代別の代表にも選出された経験がなかった満田は「率直に嬉しいですね。でも、スタート地点に立っただけかなと。これから選ばれるだけでなく試合に出て、結果を残して、もっと上を目指す位置づけに今大会をしていきたい」と宣言。今回広島の選手が6人選出されたことにも触れ「試合に一緒に出れば、ほかの選手よりは連携がとれて、プレーしやすい環境になるかなと思います」と期待を込めている。 また、広島から選ばれた選手の中でも、すでに代表経験を積んでいるGK大迫敬介に対しては「同期の大迫選手が代表に入っていたので、その存在は大きかったですね。負けたくない、代表に入りたいという思いが強まりました。彼は高校の時から常に先を行く存在です。まだ追いついたとは思っていませんが、それでもやっと同じ立場に立てたかなと。自分の成長を感じられるのは嬉しいです」と語るなど、強く意識する存在のようだ。 最後に、今後代表で存在感を増していく方法を聞かれた満田は「結果も大事ですが、チームメイトや監督からの信頼も大事です。だから、やるべきことをやり、プラスアルファで自分のゴールやアシストという特徴を出したい。毎試合のように結果を出せれば、メンバーに定着して活躍できると思うので、それにこだわりたいです」として、試合に向けた意気込みを示した。 2022.07.21 15:36 Thu鳥栖の大卒ルーキー佐藤響が京都に期限付き移籍 「明日への活力を届けられるよう」
京都サンガF.C.は14日、サガン鳥栖からMF佐藤響(22)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2023年1月31日まで、背番号は「44」。14日からチームに合流する予定だという。 佐藤は今季、流通経済大学から鳥栖入りのルーキー。サイドを主戦場にドリブルが売りで、公式戦出場はここまで10試合だった。 2020年まで流通経済大学のコーチを務めたチョウ・キジェ現京都監督と再会となる佐藤は新天地の公式サイトで決意を語っている。 「はじめまして、サガン鳥栖から来ました佐藤響です。京都サンガF.C.の勝利の為に全身全霊で闘います。ファン・サポーターの皆さまに勇気や希望を与えられるよう、また、明日への活力を届けられるよう頑張ります! よろしくお願いします!」 一方、鳥栖を通じては「この度、京都サンガF.C.に期限付き移籍することになりました」と移籍を報告した上で、加入先での成長を誓った。 「まずはじめに、自分の意見を尊重し、快く送り出してくださったクラブに関わる全ての皆さまには感謝しかありません。沢山悩みましたが、環境を変えてチャレンジしたいという思いが強くこの決断に至りました」 「約半年、日々全力で取り組んで来ましたが、皆さまの期待に応えられず悔しい気持ちでいっぱいです。大きく成長して皆さまの前で躍動する姿を見せられるよう、精進していきます。短い間でしたがありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!」 2022.06.14 09:55 Tue来季J1の京都、武富孝介との契約更新を発表 「怪我なく1年間チームに貢献できるように頑張ります」
京都サンガF.C.は5日、MF武富孝介(31)との契約更新を発表した。 武富は2009年に柏レイソルの下部組織からトップチーム昇格後、ロアッソ熊本、湘南ベルマーレにそれぞれレンタル。2015年に柏復帰を果たして、2018年に地元クラブの浦和レッズに完全移籍加入した。 それから湘南にレンタルで復帰すると、昨季から京都に完全移籍加入して、湘南時代の恩師であるチョウ・キジェ監督と再会。ケガの影響で明治安田生命J2リーグ10試合1得点にとどまったが、チームは2位で12年ぶりのJ1昇格を決めた。 来季も京都でプレーする武富はクラブを通じて意気込みを語っている。 「怪我なく1年間チームに貢献できるように頑張ります。今シーズンはJ1での戦い、間違いなく厳しい戦いが待っています。京都に関わるすべての皆さんとともにチーム一丸となって助け合い、1試合1試合戦っていきましょう。今年もよろしくお願いします」 2022.01.05 12:53 Wed「再び曺貴裁監督の下で…」 仙台DFアピアタウィア久が京都に完全移籍
京都サンガF.C.は28日、ベガルタ仙台からDFアピアタウィア久(23)の完全移籍加入を発表した。 身長191cmの長身センターバックであるアピアタウィア久は流通経済大学在学中の2020年に仙台の特別指定選手に登録され、プロデビュー。翌年に正式入団すると、今季は明治安田生命J1リーグ29試合1得点をマークした。 流通経済大学時代にコーチと選手という間柄だったチョウ・キジェ監督と再会を果たすアピアタウィア久は両クラブを通じてコメントした。 ◆京都サンガF.C. 「再び曺貴裁監督の下で京都サンガF.C.の一員としてプレーできることを非常にうれしく思います。チームの勝利に貢献できるように全力で戦います。応援よろしくお願いいたします」 ◆ベガルタ仙台 「このたび、京都サンガF.C.に移籍することになりました。2020シーズンは仙台で特別指定選手としてJリーグデビューする機会をいただきました。以降、さまざまな経験を積ませてもらい、大きく成長することができました。みなさまにはこの1年間、なかなか勝利を届けることができず、非常に不甲斐なく思っています」 「それでも、いつも暖かい応援をしてくれたファン、サポーターのみなさまには感謝しかありません。ベガルタ仙台のユニフォームを着て、ユアテックスタジアム仙台でプレーすることができないのは非常に寂しいですが、ベガルタ仙台出身の選手として更に成長し、みなさまの耳に活躍が届くように日々精進してまいります。本当にありがとうございました」 2021.12.28 14:07 Tue![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
柏がマテウス・サヴィオの劇的同点弾で連敗ストップ! 京都は三竿雄斗が圧巻FKも逃げ切り失敗【明治安田J1第20節】
26日、明治安田J1リーグ第20節の京都サンガF.C.vs柏レイソルがサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-2の引き分けに終わった。 19位京都はホーム初勝利後のサガン鳥栖戦で0-3の完敗。降格圏脱出に向け早めの立て直しが求められる。最前線を山崎凌吾とし、最終ラインにはアピアタウィア久と三竿雄斗が入った。 対する13位柏は前節のサンフレッチェ広島戦で4連敗に。6試合ぶりの白星が欲しい今節だが、広島戦からスタメンはそのままに試合に臨んだ。 柏は立ち上がりからセットプレーのチャンス。ボックス手前左寄りの位置で直接FKを獲得すると、マテウス・サヴィオが直接狙うも壁に阻まれる。 一方の京都は早々にアクシデント。17分に山崎が負傷交代となり、一美和成が緊急出場する。 なかなかゴールに迫れない京都だったが、22分には右CKの流れからアピアタウィア久にシュートチャンス。枠に収めることはできなかった。 それでも主導権を握る京都は36分に均衡を破る。ボックス手前でFKを得ると、三竿が左足で直接狙う。ゴール右上に飛んだボールはGK佐々木雅士も見送るしかなかった。 追いかける形となった柏は攻勢を強めると、42分に同点弾。右サイドの崩しからゴール前で混戦が生まれると、抜け目なく狙っていた細谷真大が流し込んだ。 前半アディショナルタイムには高嶺朋樹が遠目から狙うも、惜しくも外れてハーフタイムへ。イーブンのまま試合を折り返す。 後半に入ると再び京都が一歩前に出る。波状攻撃を仕掛けると、クリアボールに反応した川崎颯太が左足一閃。コースが変わりながらネットを揺らした。 再びビハインドの柏は小屋松知哉に代えて木下康介を起用。それでも崩しきれないまま時計の針は進んでいく。 島村拓弥、白井永地を投入してさらに勝負をかける柏。78分には細谷が右ポケットに抜け出すが、ニアを狙ったシュートはGKク・ソンユンに防がれる。 京都は圧巻の先制点を決めた三竿が担架に運ばれてピッチを後にするなか、5バック気味にして逃げ切り体勢。2点目が遠い柏は、後半アディショナルタイムに木下が振り向きざまシュートも枠に収まらない。 しかし、試合終了間際にドラマが。左サイドでボールを持ったマテウス・サヴィオが味方も使いながら中央へ。右足を振り抜くとゴール左隅に突き刺さり、柏が土壇場で追いつく。 その後、逆転も狙った柏だったが試合は2-2で終了。京都は惜しくもホーム2連勝を逃し、柏は劇的な形で連敗を「4」で止めた。 京都サンガF.C. 2-2 柏レイソル 【京都】 三竿雄斗(前36) 川崎颯太(後2) 【柏】 細谷真大(前42) マテウス・サヴィオ(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】三竿雄斗の鮮やかFKで京都が先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これは美しい<br>パーフェクトなFK‼<br>\<br><br>三竿雄斗が芸術的な直接FKを沈める!<br>キーパーは一歩も動けず...<br><br>明治安田J1第20節<br>京都×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9F%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都柏</a> <a href="https://t.co/u1N2J2ej8w">pic.twitter.com/u1N2J2ej8w</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1805915992792457531?ref_src=twsrc%5Etfw">June 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.26 21:32 Wed京都が序盤2得点で待望のホーム初白星! 札幌とのシックスポインター制す【明治安田J1第18節】
15日、明治安田J1リーグ第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、ホームの京都が2-0で勝利した。 勝ち点「11」で並ぶ下位同士の一戦。19位のホーム京都はミッドウィークに行われた天皇杯2回戦の大宮アルディージャ戦で勝利を収めたなか、リーグ戦で8試合ぶりの勝利、さらにはホーム初白星を狙った。U-23日本代表帰りの川崎颯太が早速先発したほか、今節は麻田将吾がメンバー外となり、鈴木義宜がスタメンに入った。 対する最下位のアウェイ札幌は、前節の東京ヴェルディ戦で3-5と打ち負けたが、その後のYBCルヴァンカップ、天皇杯2回戦で2勝1分け。この流れを継続し、リーグ戦の連敗を「3」でストップしたいところ。東京V戦からは3人メンバーが変わり、小林祐希、田中宏武、西野奨太が先発した。 立ち上がりからチャンスを作ったのは札幌。3分、ロングボールから近藤友喜が右サイドを抜け出すと、シュートのこぼれ球に小林が反応。枠内に押し込むことはできなかった。 京都もゴールに迫るなか、川崎が相手との接触により一時ピッチを去るアクシデント。大事には至らず、すぐにピッチへと復帰した。 14分、京都は左からのクロスがファーまで流れると、豊川雄太にチャンス。相手をワンフェイクで外してのシュートを試みるが、かわしきれずブロックに阻まれた。 それでも18分にはゴールをこじ開ける。右サイドを連携で崩すと、福田心之助のグラウンダーのクロスに松田天馬。弾んだボールをハーフボレーで叩き込み、2試合連続得点を記録した。 畳み掛ける京都は2分後に追加点。ハイプレッシャーをかけた松田がボックス内でボールを奪うと、豊川が落ち着いて流し込んだ。 反撃を試みる札幌だったが、なかなかゴール前を攻略することができず。前半終盤には荒野拓馬がボックス内で倒されてVARチェックが行われたが、正当なタックルと判断され、PKは与えられなかった。 札幌は後半頭から今シーズン初先発の西野を下げ、長谷川竜也を投入。長谷川がシャドーの一角に入り、駒井善成と馬場晴也がそれぞれ1列下にスライドした。 勢いを持って後半に入った札幌は49分に近藤が左クロスに飛び込むも、GKク・ソンユンがファインセーブ。一方、札幌のGK菅野孝憲も負けじと豊川のシュートをストップする。 しかし、これで得たCKから京都が3度ネットを揺らす。鈴木が高い打点のヘディングで叩き込み、決定的な3点目かに思われたが、VARチェックの結果、オフェンシブファウルでゴールは取り消された。 追加点を奪えなかった京都は、豊川が負傷交代するアクシデントも。同じタイミングで札幌もカードを切り、田中克幸の投入で勝負をかける。 その後も京都は集中した守備でゴールを許さず。終盤には選手を変えながら5バックにシステム変更し、逃げ切りを図る。 7分の後半アディショナルタイムにもスコアは動かず、2-0のまま試合終了。京都が残留を左右するシックスポインターを制すると同時に、待望のホーム初白星を挙げた。 京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌 【京都】 松田天馬(前18) 豊川雄太(前20) <span class="paragraph-title">【動画】福田心之助のクロスに合わせた松田天馬の2戦連発弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>美しい崩し<br>\<br><br>平戸のワンタッチパスから綺麗に崩し<br>最後は松田天馬が2試合連続弾<br><br>ホームの京都が先制点を奪う<br><br>明治安田J1第18節<br>京都×札幌<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都札幌</a> <a href="https://t.co/ldasZGIudO">pic.twitter.com/ldasZGIudO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801924640748544123?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 21:16 Sat大岩ジャパンが五輪メンバー発表前最後の実戦でU-23アメリカを下す! 藤尾翔太&細谷真大の両ストライカーがゴール【国際親善試合】
U-23日本代表は日本時間12日にカンザスシティでU-23アメリカ代表との国際親善試合に臨み、2-0で勝利した。 パリ五輪メンバー発表前最後の活動でアメリカ遠征のU-23日本代表。同じく五輪に出場するU-23アメリカとは7日にも非公開で試合し、連戦となる。[4-3-3]のシステムを用いた大岩剛監督は小久保玲央ブライアンを最後の砦とし、最終ラインに右から半田陸、西尾隆矢、高井幸大、大畑歩夢を起用。中盤は藤田譲瑠チマをアンカー役に山本理仁と荒木遼太郎をインサイドハーフに置き、前線に三戸舜介、藤尾翔太、斉藤光毅を並べた。 U-23日本の選手からすれば、最後のアピール場となるなか、5分に左サイドハーフの斉藤がボックス右に仕掛け、中央にクロスを上げようとすると、相手のハンドを誘ってPKのチャンス。これを藤尾が右足でゴール左に沈め、U-23日本が6分に先制する。 16分にも斉藤が右足ミドルで迫り、随所に鋭い攻めを繰り出すなか、25分に山本理仁の脳しんとうによる交代で川崎颯太がピッチに。それにも動じず、うまく試合を進め、40分にもロングカウンターから好機を作り、荒木のお膳立てから藤田がゴールに近づく。 前半アディショナルタイムこそカウンターからピンチを迎えたU-23日本だが、その場面も小久保の鋭い飛び出しで凌ぎ、試合を折り返すと、その後半から平河悠、細谷真大を投入。U-23アメリカが前重心となるなか、U-23日本も次のゴールを目指していく。 そのU-23日本は51分の荒木が直接FKで迫れば、67分の藤田も際どい右足ミドルを放っていったなか、68分に佐藤恵允を送り込むと、69分にボックス右から縦に仕掛けた三戸の折り返しが相手DF、そしてGKに当たってこぼれ球に。細谷が押し込んだ。 突き放しに成功した後、関根大輝と佐野航大も立て続けに送り出し、半田を左サイドバックに回してみたりと試しの色も濃くしたU-23日本だが、最後まで攻守に隙なく、五輪メンバー発表前最後の実践を白星締め。18選手に絞られるメンバー発表は7月3日に行われる。 U-23アメリカ代表 0-2 U-23日本代表 【U-23日本】 藤尾翔太(前6[PK]) 細谷真大(後24) ◆出場メンバー GK 小久保玲央ブライアン DF 半田陸 西尾隆矢 高井幸大 大畑歩夢(→77分 関根大輝) MF 山本理仁(→25分 川崎颯太) 藤田譲瑠チマ 荒木遼太郎(→68分 佐藤恵允) FW 三戸舜介(→81分 佐野航大) 藤尾翔太(→HT 細谷真大) 斉藤光毅(→HT 平河悠) 2024.06.12 11:00 Wed![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
得点ランク首位のレオ・セアラが今季13点目もC大阪逃げ切れず…京都は松田天馬の同点弾で今季ホーム初の勝ち点【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の京都サンガF.C.vsセレッソ大阪がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節の名古屋グランパス戦のドローで連敗を「5」で止めたものの、最下位の20位に沈む京都。残留に向け、ホームでの初勝利を狙う。豊川雄太の先制点を守りきれなかった名古屋戦からはメンバー変更なしで臨んだ。 対する7位C大阪は2試合負けなしの状況。前節はサンフレッチェ広島相手に1-1のドローで終えていた。今節はジョルディ・クルークスがベンチ外となり、ケガから復帰のカピシャーバが第10節以来の先発を飾った。 立ち上がりから古巣対戦の豊川がクロスに合わせていき、その後も押し込む京都。6分にも豊川がオーバーヘッド気味のシュートを狙っていく。 一方、徐々に押し戻したC大阪。12分には持ち上がったルーカス・フェルナンデスが自ら枠内にシュートを飛ばす。 得点ランキング首位を走るレオ・セアラもゴールに迫るが、京都も集中した守備で対応。0-0のまま推移していく。 スコアが動いたのは33分。ルーカス・フェルナンデスが中盤で粘ると、敵陣中央を奥埜博亮、ヴィトール・ブエノと繋いで最後はレオ・セアラがフィニッシュ。エースの今シーズン13点目でC大阪がリードを得た。 追う形となった京都は原大智が強引にシュートまで持ち込むが、GKキム・ジンヒョンがきっちりセーブ。43分にはボックス手前で粘った川崎颯太が左足を振るも、シュートはバーの上を越えた。 前半アディショナルタイムには左クロスに豊川が合わせるが、GKキム・ジンヒョンの牙城を崩せず。C大阪1点リードでハーフタイムを迎える。 両チーム交代なしで後半へ。C大阪は52分、毎熊晟矢のクロスからレオ・セアラが2点目に迫る。 それでも次にネットを揺らしたのはホームチーム。55分、右サイドからの斜めのパスに原大智が抜け出すと、シュートはGKキム・ジンヒョンに防がれるも、こぼれ球に川崎が反応。ワンタッチパスを松田天馬が押し込み、試合を振り出しに戻した。 勢いに乗った京都は平戸太貴が積極的にシュート。再び勝ち越したいC大阪も64分、カピシャーバが遠めから左足で狙う。 拮抗した展開が続くなか、先に動いたのは京都ベンチ。豊川を下げて一美和成をピッチに送り出す。後を追ってC大阪も交代カードを切り、清武弘嗣と為田大貴を投入した。 なかなか決定機を生み出せない両チームだったが、86分には京都がネットを揺らす。左サイドからクロスが上がると、GKキム・ジンヒョンがキャッチするも、飛び込んできた一美との接触もあってファンブル。そのまま一美が押し込んだが、これはファウルの判定でゴールは認められなかった。 少しヒヤッとしたC大阪は、上門知樹と山田寛人の投入で勝ち点「3」を狙いに行く。しかし、8分の後半アディショナルタイムにも追加点は生まれず試合終了。両チームともに2試合連続のドローとなった。 京都は開幕からホームで7戦全敗だった中、8戦目にして初の勝ち点を獲得となった。 京都サンガF.C. 1-1 セレッソ大阪 【京都】 松田天馬(後10) 【C大阪】 レオ・セアラ(前33) <span class="paragraph-title">【動画】京都にホーム初勝ち点をもたらした松田天馬の同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まずは同点!<br>\<br><br>ゴール前のこぼれ球を<br>川﨑が拾い冷静にパス<br>そして最後は松田天馬が流し込んだ!<br><br>久しぶりの勝利に向けて<br>同点に追いつく!<br><br>明治安田J1第17節<br>京都×C大阪<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BDC%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都C大阪</a> <a href="https://t.co/7Nf13KdxWh">pic.twitter.com/7Nf13KdxWh</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796869283965727074?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 21:26 Sat選手採点&寸評:U23日本代表 1-0 U23ウズベキスタン代表【AFC U23アジアカップ】
3日、AFC U23アジアカップの決勝、U-23日本代表vsU-23ウズベキスタン代表が行われ、1-0で日本が勝利。これにより、2016年以来2度目の優勝を果たした。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240503_jpn_uzb_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 7.0 ミドルシュートにも落ち着いた対応。いつになく仕事は多かったが冷静。絶体絶命のPKのピンチを完璧なセーブで優勝に導いた。 DF 4 関根大輝 6.0 前半はあまり上がれなかったが、後半は攻撃に顔を出す。最後のPKは仕方なかったが救われた。 5 木村誠二 6.0 ロングボール対応はしっかり。強力な攻撃陣を相手に冷静なプレーを続けた。 21 大畑歩夢 6.0 序盤は積極的に前にボールを運ぶ。タイトなマークで競り合いでも負けない。 (→16 内野貴史 -) 出場時間が短く採点なし。 22 高井幸大 6.5 高さでは負けない。運び出すプレーも。後半ATには見事なボール奪取から先制点に繋げる。 MF 7 山本理仁 6.0 バランスを取りながらビルドアップに参加。タイトな前からの守備も。後半は見事なターンで決定機を演出。 (→6 川崎颯太 6.0) 難しい試合に入っていったが、アグレッシブさとテンポを作る。 8 藤田譲瑠チマ 6.5 効果的な縦パスを入れてリズムに変化。狭い局面でも上手く繋ぎを見せる。守備ではセカンドボールを上手く回収。 17 松木玖生 6.0 ゴールへ向かうアグレッシブなパスを出す。豊富な運動量でチームに貢献。後半は見事な連係からチャンスを作るシーンも。 (→13 荒木遼太郎 6.0) 終盤にビッグチャンスもシュートに行けず。相手GKと激突するアクシデントも、先制点時には落ち着いて繋いでアシスト。 FW 9 藤尾翔太 5.5 右サイドを積極的に仕掛ける。前半はなかなか上手くいかず、後半立ち上がりは関根大輝を使って何度かチャンスメイク。 (→20 平河悠 6.0) 右に左に積極的に仕掛けた。守備でもアグレッシブにプレスをかけて貢献。 10 佐藤恵允 5.5 前半の決定機でシュートをミートできず。ハードワークはしていたが攻撃面では効果的なプレーできず。 (→11 山田楓喜 6.5) 投入後のビッグチャンスでヘディング合わず。それでも91分には得意の左足で見事な先制ゴール!日本を優勝に導いた。 19 細谷真大 6.0 体を張って前線でプレー。シュートを打つチャンスはなかったが、ファーストディフェンダーとしての制限をしっかり行った。 監督 大岩剛 6.5 見事なマネジメントを見せて大会制覇。これまでの競争というフェースからチームとしての完成度を上げていき、全員の力で見事に優勝。この試合では采配も的中し決勝ゴールが生まれた。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 小久保玲央ブライアン(日本) 今大会4度目のクリーンシート。多くのシュートを打たれながらも冷静にプレー。極めつけは後半アディショナルタイムの絶体絶命のPKを完璧にセーブし、チームを優勝に導いた。 U-23日本代表 1-0 U-23ウズベキスタン代表 【得点者】 1-0:90分+1 山田楓喜(日本) <span class="paragraph-title">【動画】絶体絶命のPKのピンチを小久保玲央ブライアンが完璧セーブ!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中 <a href="https://t.co/0QRyjjBEfC">pic.twitter.com/0QRyjjBEfC</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1786452111535800451?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】後半AT、山田楓喜が日本を優勝へ導く左足ミドルを決める!!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="QYyvg_78ZLE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.04 02:50 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
柏がマテウス・サヴィオの劇的同点弾で連敗ストップ! 京都は三竿雄斗が圧巻FKも逃げ切り失敗【明治安田J1第20節】
26日、明治安田J1リーグ第20節の京都サンガF.C.vs柏レイソルがサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-2の引き分けに終わった。 19位京都はホーム初勝利後のサガン鳥栖戦で0-3の完敗。降格圏脱出に向け早めの立て直しが求められる。最前線を山崎凌吾とし、最終ラインにはアピアタウィア久と三竿雄斗が入った。 対する13位柏は前節のサンフレッチェ広島戦で4連敗に。6試合ぶりの白星が欲しい今節だが、広島戦からスタメンはそのままに試合に臨んだ。 柏は立ち上がりからセットプレーのチャンス。ボックス手前左寄りの位置で直接FKを獲得すると、マテウス・サヴィオが直接狙うも壁に阻まれる。 一方の京都は早々にアクシデント。17分に山崎が負傷交代となり、一美和成が緊急出場する。 なかなかゴールに迫れない京都だったが、22分には右CKの流れからアピアタウィア久にシュートチャンス。枠に収めることはできなかった。 それでも主導権を握る京都は36分に均衡を破る。ボックス手前でFKを得ると、三竿が左足で直接狙う。ゴール右上に飛んだボールはGK佐々木雅士も見送るしかなかった。 追いかける形となった柏は攻勢を強めると、42分に同点弾。右サイドの崩しからゴール前で混戦が生まれると、抜け目なく狙っていた細谷真大が流し込んだ。 前半アディショナルタイムには高嶺朋樹が遠目から狙うも、惜しくも外れてハーフタイムへ。イーブンのまま試合を折り返す。 後半に入ると再び京都が一歩前に出る。波状攻撃を仕掛けると、クリアボールに反応した川崎颯太が左足一閃。コースが変わりながらネットを揺らした。 再びビハインドの柏は小屋松知哉に代えて木下康介を起用。それでも崩しきれないまま時計の針は進んでいく。 島村拓弥、白井永地を投入してさらに勝負をかける柏。78分には細谷が右ポケットに抜け出すが、ニアを狙ったシュートはGKク・ソンユンに防がれる。 京都は圧巻の先制点を決めた三竿が担架に運ばれてピッチを後にするなか、5バック気味にして逃げ切り体勢。2点目が遠い柏は、後半アディショナルタイムに木下が振り向きざまシュートも枠に収まらない。 しかし、試合終了間際にドラマが。左サイドでボールを持ったマテウス・サヴィオが味方も使いながら中央へ。右足を振り抜くとゴール左隅に突き刺さり、柏が土壇場で追いつく。 その後、逆転も狙った柏だったが試合は2-2で終了。京都は惜しくもホーム2連勝を逃し、柏は劇的な形で連敗を「4」で止めた。 京都サンガF.C. 2-2 柏レイソル 【京都】 三竿雄斗(前36) 川崎颯太(後2) 【柏】 細谷真大(前42) マテウス・サヴィオ(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】三竿雄斗の鮮やかFKで京都が先制!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これは美しい<br>パーフェクトなFK‼<br>\<br><br>三竿雄斗が芸術的な直接FKを沈める!<br>キーパーは一歩も動けず...<br><br>明治安田J1第20節<br>京都×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9F%8F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都柏</a> <a href="https://t.co/u1N2J2ej8w">pic.twitter.com/u1N2J2ej8w</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1805915992792457531?ref_src=twsrc%5Etfw">June 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.26 21:32 Wed鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
得点ランク首位のレオ・セアラが今季13点目もC大阪逃げ切れず…京都は松田天馬の同点弾で今季ホーム初の勝ち点【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の京都サンガF.C.vsセレッソ大阪がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節の名古屋グランパス戦のドローで連敗を「5」で止めたものの、最下位の20位に沈む京都。残留に向け、ホームでの初勝利を狙う。豊川雄太の先制点を守りきれなかった名古屋戦からはメンバー変更なしで臨んだ。 対する7位C大阪は2試合負けなしの状況。前節はサンフレッチェ広島相手に1-1のドローで終えていた。今節はジョルディ・クルークスがベンチ外となり、ケガから復帰のカピシャーバが第10節以来の先発を飾った。 立ち上がりから古巣対戦の豊川がクロスに合わせていき、その後も押し込む京都。6分にも豊川がオーバーヘッド気味のシュートを狙っていく。 一方、徐々に押し戻したC大阪。12分には持ち上がったルーカス・フェルナンデスが自ら枠内にシュートを飛ばす。 得点ランキング首位を走るレオ・セアラもゴールに迫るが、京都も集中した守備で対応。0-0のまま推移していく。 スコアが動いたのは33分。ルーカス・フェルナンデスが中盤で粘ると、敵陣中央を奥埜博亮、ヴィトール・ブエノと繋いで最後はレオ・セアラがフィニッシュ。エースの今シーズン13点目でC大阪がリードを得た。 追う形となった京都は原大智が強引にシュートまで持ち込むが、GKキム・ジンヒョンがきっちりセーブ。43分にはボックス手前で粘った川崎颯太が左足を振るも、シュートはバーの上を越えた。 前半アディショナルタイムには左クロスに豊川が合わせるが、GKキム・ジンヒョンの牙城を崩せず。C大阪1点リードでハーフタイムを迎える。 両チーム交代なしで後半へ。C大阪は52分、毎熊晟矢のクロスからレオ・セアラが2点目に迫る。 それでも次にネットを揺らしたのはホームチーム。55分、右サイドからの斜めのパスに原大智が抜け出すと、シュートはGKキム・ジンヒョンに防がれるも、こぼれ球に川崎が反応。ワンタッチパスを松田天馬が押し込み、試合を振り出しに戻した。 勢いに乗った京都は平戸太貴が積極的にシュート。再び勝ち越したいC大阪も64分、カピシャーバが遠めから左足で狙う。 拮抗した展開が続くなか、先に動いたのは京都ベンチ。豊川を下げて一美和成をピッチに送り出す。後を追ってC大阪も交代カードを切り、清武弘嗣と為田大貴を投入した。 なかなか決定機を生み出せない両チームだったが、86分には京都がネットを揺らす。左サイドからクロスが上がると、GKキム・ジンヒョンがキャッチするも、飛び込んできた一美との接触もあってファンブル。そのまま一美が押し込んだが、これはファウルの判定でゴールは認められなかった。 少しヒヤッとしたC大阪は、上門知樹と山田寛人の投入で勝ち点「3」を狙いに行く。しかし、8分の後半アディショナルタイムにも追加点は生まれず試合終了。両チームともに2試合連続のドローとなった。 京都は開幕からホームで7戦全敗だった中、8戦目にして初の勝ち点を獲得となった。 京都サンガF.C. 1-1 セレッソ大阪 【京都】 松田天馬(後10) 【C大阪】 レオ・セアラ(前33) <span class="paragraph-title">【動画】京都にホーム初勝ち点をもたらした松田天馬の同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まずは同点!<br>\<br><br>ゴール前のこぼれ球を<br>川﨑が拾い冷静にパス<br>そして最後は松田天馬が流し込んだ!<br><br>久しぶりの勝利に向けて<br>同点に追いつく!<br><br>明治安田J1第17節<br>京都×C大阪<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BDC%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都C大阪</a> <a href="https://t.co/7Nf13KdxWh">pic.twitter.com/7Nf13KdxWh</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796869283965727074?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 21:26 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Satディエゴ・オリヴェイラの2試合連続弾! FC東京が京都に競り勝ち2連勝【明治安田J1第11節】
3日、明治安田J1リーグ第11節のFC東京vs京都サンガF.C.が味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利した。 仲川輝人や白井康介の活躍もあり、前節のアルビレックス新潟戦を3-1の快勝とした8位FC東京。上位浮上に向け2連勝を目指す。ピーター・クラモフスキー監督は新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ・オリヴェイラをスタメンに加え、最終ラインでは森重真人と土肥幹太がセンターバックコンビを組んだ。 対する17位京都は前節、原大智がCKから決めた1点を守り抜き、昨シーズン王者のヴィッセル神戸に勝利。7試合ぶりの白星を手にした。こちらも2連勝が懸かる中、チョウ・キジェ監督はメンバー変更なしで今節に臨んでいる。 立ち上がりから先制に成功したのはFC東京。4分、ディエゴ・オリヴェイラが最前線でタメを作ると、右サイドを抜け出した安斎颯馬がグラウンダーのクロス。ファーまでボールが流れるとバングーナガンデ佳史扶が走り込み、左足で決めた。 追いかける形となった京都は15分に決定機を迎える。左サイドを豊川雄太が抜け出すと、シュートのこぼれ球に反応したのは原。GK波多野豪が飛び出しているゴールに頭で押し込もうとしたが、わずかに左へ外してしまった。 21分、FC東京がまたもネットを揺らす。俵積田晃太が左サイドから仕掛けてカットインすると、クロスに合わせたのはディエゴ・オリヴェイラ。叩きつけたヘディングシュートをゴール左に決め、リードを2点に広げた。 FC東京は攻撃の手を緩めず、32分にはショートカウンターから仲川輝人がドリブルで中央突破。ボックス内まで到達すると左足を振ったが、相手DFのスライディングブロックに遭う。 前半のうちに1点は返しておきたい京都だったが、前半アディショナルタイム直前の福田心之助の思い切りの良いシュートはゴール左へ。ホームチームの2点リードで試合を折り返した。 両指揮官共に交代カードを切って後半へ。FC東京は土肥を下げて岡哲平を投入とCBを入れ替え。京都は武田将平と松田佳大をピッチに送り出し、佐藤響を左ウイングから左サイドバックに下げるなど複数の選手の立ち位置を変えた。 膠着状態が続く中、攻勢をかけたいチョウ・キジェ監督はさらに交代カードを2枚切る。豊川と松田天馬に代えて一美和成と平賀大空を起用。それに応じてクラモフスキー監督も原川力とジャジャ・シルバを投入する。 75分にはFC東京に追加点のチャンス。押し込んだ流れからクリアボールに反応した高宇洋がシュートに持ち込むと、直後のCKから安斎にシュートチャンス。左ポケットから狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。 一方、決め手に欠く京都だったが、79分に左CKから反撃。途中出場の平賀がニアで合わせ、1点差に詰め寄った。 さらに83分、左CKから今度は平戸が直接ゴールを狙ったが、ここはGK波多野がしっかりと弾き出す。もう一度突き放したいFC東京は、途中出場の長友佑都と野澤零温で決定機を創出。長友のスルーパスから野澤が最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一を迎えたが、決めきることはできなかった。 6分の後半アディショナルタイムを迎えると、原の右クロスから森重のハンドが取られ、京都が土壇場でPKを獲得。かに思われたが、VARとOFRによるチェックの結果、手が身体についていたと判断され、PKは取り消しとなった。 ヒヤッとしたFC東京だったが、その後も同点弾は許さず2-1で試合終了。ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続ゴールが決勝点となり、2連勝を飾った。 FC東京 2-1 京都サンガF.C. 【FC東京】 バングーナガンデ佳史扶(前4) ディエゴ・オリヴェイラ(前21) 【京都】 平賀大空(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ヘディングで叩き込んだディエゴ・オリヴェイラの決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第11節<br> FC東京vs京都<br> 2-0<br> 21分<br> ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/qEYgi4srHz">pic.twitter.com/qEYgi4srHz</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1786306582898475118?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:53 Fri鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat【J1注目プレビュー|第12節:京都vs町田】カタール帰りの3人の出場は!? 京都が首位・町田を迎える
【明治安田J1リーグ第12節】 2024年5月6日(月) 14:00キックオフ 京都サンガF.C.(17位/9pt) vs FC町田ゼルビア(1位/22pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆早く波に乗りたい【京都サンガF.C.】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦し2-1で敗戦。先行される苦しい展開となった中で、追いつけずに終わった。 アウェイでヴィッセル神戸を下して臨んだ試合で勝ち点を持ち帰れず。特に攻撃陣の不振ぶりは際立っており、直近5試合で2得点では勝ち点も積み上がらない。 その中で、キャプテンである川﨑颯太がカタールから帰国。アジアの戦いを終えて、さらに成長した男は「出るつもり」と帰国時に試合出場を口にしていた。 帰国して中1日。それでもピッチに立つことがキャプテンの使命とも考える川﨑だが、苦しんでいるチームにどのような活力を与えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、アピアタウィア久、松田佳大、麻田将吾 MF:川﨑颯太、金子大毅、松田天馬 FW:豊川雄太、原大智、鈴木冬一 監督:曺貴裁 出場停止:佐藤響 <span class=“paragraph-subtitle">◆今度こそ首位は明け渡さない【FC町田ゼルビア】</span> 前節はホームに柏レイソルを迎え、2-0で勝利。これで首位に再び立つこととなった。 決して選手層が厚いとは言えない中で、カタールから戻ってきた平河悠、藤尾翔太の存在は大きい。大会でも多く稼働した2人が先発で登場とはいかないが、試合の中で必要な場面ではピッチに立つだろう。 また、前節は長期離脱していたエースのFWエリキが復帰。まだまだコンディションを上げる必要はあるが、貴重な得点源が戻ってきたことはプラス。チーム内の競争もより高まっていくことになるだろう。 初黒星を喫してからは勝ちと負けが交互に来ている状況。その流れで行けば今節は黒星だが、払拭してしっかりと連勝を収めたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:髙橋大悟、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 2024.05.06 11:35 Mon谷口海斗の反転ボレー弾守り抜いた新潟が6試合ぶり白星! 京都はまたも無得点で3連敗【明治安田J1第9節】
20日、明治安田J1リーグ第9節の京都サンガF.C.vsアルビレックス新潟がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの新潟が0-1で勝利した。 5試合勝利なし、2連敗中で18位に低迷する京都。前節は鹿島アントラーズに競り負け、3試合連続の無得点となってしまった。ホームでの初勝利も懸かる中、塚川孝輝が加入後初先発に。4試合欠場が続いた金子大毅もスタメンに名を連ねた。 対する14位の新潟も同じく5試合勝ちなしの状況。しかし、前節の北海道コンサドーレ札幌戦を引き分けて連敗を止め、週中のYBCルヴァンカップ2回戦ではいわきFC相手に2-0で勝利。公式戦連勝を目指す今回の一戦ではスタメンが2人入れ替わり、高木善朗と千葉和彦が先発した。 立ち上がりはハイプレスをかける京都がセットプレーも絡めて押し込む展開となったが、新潟もカウンターから反撃。10分、最終ラインの裏へ抜け出した谷口海斗が右サイドからボックス内へ侵入すると、切り返しから左足シュート。これはDF宮本優太のシュートブロックに遭った。 以降も前がかりな京都、速攻を仕掛ける新潟という構図が続く。28分には新潟の松田詠太郎がドリブルで右サイドを崩し、折り返しに宮本英治が合わせたが、GKク・ソンユンの正面に飛んだ。 なかなか決定機を作れない京都に対し、アウェイチームは35分にネットを揺らす。今度は松田が最終ラインの裏へ抜け出すと、GKとの一対一に。これは制することができなかったが、その流れから谷口がゴール左隅へ。新潟の先制かに思われたが、VARチェックの結果、松田のオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。 前半終盤にも新潟の右CKから藤原奏哉のボレーシュートが枠を捉えたが、GKク・ソンユンがセーブ。ゴールレスのまま折り返す。 流れを代えたい京都の曹貴裁監督は、後半頭から先発起用した塚川を下げ、松田天馬を投入。早速その松田のFKから武田将平のヘディングシュートが生まれると、カウンターから山崎凌吾の左足を振り抜くシーンも見られる。 その後も武田将平、原大智がゴールに迫った京都だったが、均衡を破ったのは新潟。59分、右サイドから攻め込むと一度はシュートが弾かれるも、高木からの浮き球のパスをうまく処理した谷口が振り向きざまにハーフボレー。これがゴール右隅に決まった。 リードした新潟は追加点の流れ。高木の落としを受けた小見洋太のダイレクトシュートは宮本が身を挺して防ぐ。 66分には両指揮官動き、どちらも3枚替え。曹貴裁監督はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一、アピアタウィア久を送り込み、追加点が欲しい松橋力蔵監督も小野裕二、太田修介、長谷川元希と攻撃的なカードを切った。 すると71分、右サイドに入った鈴木が遠めからパンチのあるミドルで新潟ゴールを狙う。これはGK小島亨介がしっかりと弾き出し、新潟は事なきを得た。 その後、谷内田哲平も投入し、交代カードを使い切った京都。83分にはCKのこぼれ球に反応した佐藤響が右足を振ったが、バーの上を越える。 1点リードの新潟がうまく時間を使いながら後半アディショナルタイムを迎えると、京都のCKの際にはGKク・ソンユンも攻撃参加。しかし、最後までゴールは割れず。アウェイの新潟がリーグ戦6試合ぶりの白星を手にした一方、京都は6試合勝利なしで3連敗となった。 京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 谷口海斗(後14) <span class="paragraph-title">【動画】新潟の決勝点となった谷口海斗の鮮やかボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞストライカー<br>\<br><br>ゴール前の混戦から<br>谷口が浮き玉をコントロールし<br>反転してのスーパーショット<br><br>6試合ぶりの勝利に向け<br>大きな大きな先制点<br><br>明治安田J1第9節<br>京都×新潟<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都新潟</a> <a href="https://t.co/A4ftOPId1d">pic.twitter.com/A4ftOPId1d</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781570870546186743?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:45 Sat大卒ルーキー・濃野公人のJ初ゴールで鹿島が3試合ぶり白星! ホームで京都相手に勝ち切る【明治安田J1第8節】
13日、明治安田J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvs京都サンガF.C.が県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島が1-0で勝利した。 アビスパ福岡、FC東京とのアウェイ2連戦を落とし、9位に後退した鹿島。どちらの試合も1点が遠かった。流れを変えたいランコ・ポポヴィッチ監督は中盤をテコ入れ。仲間隼斗を藤井智也に代えた。 対する17位の京都は7試合を終えて1勝のみと低迷。前節のジュビロ磐田戦では0-3の完封負けを喫し、4試合白星から遠ざかっている。京都にとってアウェイでの鹿島戦は1996年の初対戦から勝利なしと鬼門。その上、今節はU-23日本代表に選出された主将・川崎颯太が不在だ。 曹貴裁監督は川崎のいない中盤に谷内田哲平を起用し、前線はマルコ・トゥーリオに代えて山崎凌吾。最終ラインはアピアタウィア久がメンバー外となり、宮本優太が先発した。 立ち上がりから前半中盤にかけては激しいボールの奪い合いが続く。それでも13分、京都が中央を細かいパスワークで崩すと、最後は原大智がボックス手前左からシュート。これはゴール左に外れた。 鹿島が最初に決定機を迎えたのは21分。左サイド深い位置でボールを持った藤井がカットインから右足で狙う。シュートはゴール左下を捉えたが、GKク・ソンユンのファインセーブに遭った。 その後もチャヴリッチのスピードを活かし、右サイドから攻め込む鹿島だが、27分に京都が反撃。原大智が左サイドを1人で持ち上がると、中央へ切り込んでからシュート。遠めから思い切って右足を振ったが、再びゴール左に外れた。 32分には京都の豊川雄太が球際の強さを見せる。後方からのロングボールを無理矢理マイボールにし、ボックス内で右足シュート。しかし、戻った植田直通がスライディングで間一髪ブロックした。 終盤にかけては鹿島にチャンスが生まれ、鈴木優磨やチャヴリッチがゴールを狙ったが、ネットを揺らせず。ゴールレスで試合を折り返した。 後半は立ち上がりから攻勢の両チーム。チャヴリッチと藤井の位置を入れ替えた鹿島は48分、右サイドに回った藤井のクロスがファーまで流れると、後ろから走り込んだのは知念慶。右足ボレーに持ち込んだが、このシュートはバーの上を越えた。 目まぐるしく攻守が入れ替わる中、58分には鹿島の濃野公人に2度の決定機が訪れる。左からのクロスを右ポケットで収めると、右足のシュートはクロスバー直撃。その流れから上がった左クロスに足で合わせにいったが、ミートしきれず枠外へ飛んだ。 押し返したい京都の曹貴裁監督は65分、先発起用した谷内田に代えて塚川孝輝を投入。一方のポポヴィッチ監督も69分に樋口雄太を下げ、師岡柊生を起用する。この交代で鈴木とチャヴリッチの2トップとなり、諸岡は左サイドに入った。 すると73分、チャヴリッチのポストプレーから安西幸輝が左足クロス。中央で待っていた鈴木優磨が頭でそらすが、このシュートはGKク・ソンユンの正面だった。 さらにその2分後、左ボックス手前でボールを持ったチャヴリッチが不意をついた切り返しから右足シュート。GKク・ソンユンが触ったボールは右ポストに当たり跳ね返った。 その後も攻め続けた鹿島がついに均衡を破ったのは85分。左からのクロスをファーで関川郁万が折り返すと、ゴール前に飛び込んだのは濃野。頭で押し込み、Jリーグ初ゴールでチームにリードをもたらした。 追いかける形となった京都はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一を投入して反撃を試みたが、流れを大きく変えられず。ルーキーの値千金のゴールで勝ちきった鹿島は3試合ぶりの白星。一方の京都は2連敗となった。 鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C. 【鹿島】 濃野公人(後40) <span class="paragraph-title">【動画】頭で押し込んだ濃野公人のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>長い均衡を破ったドンピシャヘッド!<br>\<br><br>クロスボールを関川郁万が折り返して最後は<br>濃野公人がヘディングでしっかりと決めて<br>鹿島が先制点を獲得!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>鹿島×京都<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/ycrXOePfxw">pic.twitter.com/ycrXOePfxw</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779055611419795739?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 17:24 Sat「オ・セフンのために全力疾走」韓国のエースFWソン・フンミンが後輩を思う自身の変化に驚き「こんな日が来るとは思わなかった」
韓国代表のFWソン・フンミンが、後輩たちへの想いを口にした。韓国『OSEN』が伝えた。 6日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のグループ第5節が行われた。 まだ2次予選突破が決まっていない韓国は、アウェイでシンガポール代表と対戦。ソン・フンミン、イ・ガンインが2ゴールずつを記録するなど、大量7ゴールを奪って圧勝。2次予選通過を決めた。 この試合では、FC町田ゼルビアのFWオ・セフン、ストーク・シティのMFペ・ジュノ、金泉尚武FCのDFパク・スンウクが韓国代表デビューを飾っていた。 オ・セフンは0-7となった87分にソン・フンミンと交代してピッチに入り韓国代表デビュー。試合後、ソン・フンミンが交代時の想いを語り、オ・セフンのことを思ったと語った。 「(実は交代でピッチを出る時に)もっとプレーしたいと話していたんだ。でも、僕の欲より、デビューする選手たちに思い出に残る貴重な経験を残したいと思い、全力疾走して出ることにした」 「オ・セフンに1つでもシュートチャンスがあるかもしれないと思って速く走って出たんだ」 後輩のデビュー戦を良い形でと考えたというソン・フンミン。アジアカップ後には代表引退説も噂されたが、結局はプレーを継続中。ただ、31歳になった韓国のエースは、かつてとは変わり、後輩への想いを抱くようになっている自分に驚いているようだ。 「サッカーの才能が本当にある友人だ。実際、自分がこのような立場になるとは思っていなかった。後輩を見て誇りに思い、デビュー戦を見て誇りに思う。こんな日が来るなんて思わなかった」 「イ・ガンインから才能のある選手を見続けてきたから、情も湧いている。これらの選手たちを見ていると、これからの韓国の未来は明るいと思う」 「ペ・ジュノも頑張っていた。本人がしっかりと準備したからこそ、チャンスを得たと思う。もっと褒めてあげたいし、可愛がってあげたい」 2024.06.07 13:25 Fri【J1注目プレビュー|第17節:町田vs新潟】今季2度目の4連勝目指す町田は首位堅持なるか? 新潟はストロングを出して連敗ストップへ
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/35pt) vs アルビレックス新潟(16位/16pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆目指せ2度目の4連勝【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでの浦和レッズ戦。埼玉スタジアム2002の圧力を前にしっかりとした戦いを見せた中で引き分けに終わるかと思われたが、ラストにドラマが待っておりPKが決勝点となった勝利を収めた。 大きすぎる1勝。浦和を沈黙させ、プレッシャーを跳ね除けた選手たちは大喜び。ただ、地に足をつけている。 今節の相手は苦戦が続いている新潟。ボールを保持してくる相手だけに、強度の高いハイプレスでボールを奪い、カウンターを目指したい相手。ただ、新潟も簡単に流行らせてくれないだろう。 自らがやるべきことをしっかりとやり遂げられれば、そこまで苦戦は考えにくい。浮かれずに精度の高いプレーをやり続けることができれば、勝利は自ずと着いてくる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、オ・セフン 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆連敗ストップへ、真っ向勝負!【アルビレックス新潟】</span> 前節はホームにアビスパ福岡を迎えた中、1-2で敗戦。これで連敗を喫してしまった。 ケガ人の問題などもあり、苦しい戦いが続いている中で、町田相手には自分たちのポゼッションサッカーを見せたいところ。ただ、新潟をよく知るコーチ陣を構える相手に、スタイルを読み切られている可能性はある。 ただ、そこを跳ね除けてこそ。しっかりと自分たちのストロングを見せて、上回っていくことが、この先に向けた大きな自信にもなるはずだ。 苦しい戦いは続くことになるが、相手は首位。胸を借りるつもりで、しっかりとぶつかり合って戦い、勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉 MF:秋山裕紀、島田譲 MF:小見洋太、長倉幹樹、谷口海斗 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.06.01 12:10 SatJ1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。 1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。 さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。 町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太、藤本一輝、オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。 同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホ、エリキ、ミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。 果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。 ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.27 21:40 Mon町田で活躍するFWオ・セフンが韓国代表初招集! 名古屋DFハ・チャンレも29歳で初招集【2026W杯アジア2次予選】
大韓サッカー協会(KFA)は27日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に臨む韓国代表メンバー23名を発表した。 アジアカップではベスト4入りを果たすも、チーム内に内紛があったこともあり、マネジメントに疑問を投げかけられたユルゲン・クリンスマン監督が退任。3月は後任監督が決まらず、U-23韓国代表のファン・ソンホン監督が指揮を執っていた中、今回も新監督が決まらず、キム・ドフン暫定監督が指揮を執る。 韓国はグループCに入っており、すでに2次予選突破を決定済み。6日に4位のシンガポール代表と、11日に2位の中国代表と対戦し、両者の命運を握る存在となる。 この2試合に向けては主軸であるFWソン・フンミン(トッテナム)やMFイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、MFイ・ジェソン(マインツ)、FWファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)らが順当に選出された。元ヴィッセル神戸のMFチョン・ウヨン(アル・ハリージュ)も久々の復帰を果たした。 一方で、DFキム・ミンジェ(バイエルン)は足首の負傷により招集外。FWチョ・ギュソン(ミッティラン)も右ヒザの手術をこのオフに行うこととなり、招集されなかった。 また、7名が韓国代表に初招集。FC町田ゼルビアでプレーするFWオ・セフンや名古屋グランパスのDFハ・チャンレらが初招集。Jリーグ組からはGKソン・ボムグン(湘南ベルマーレ)も招集されている。 今回発表された韓国代表メンバーは以下の通り。 ◆韓国代表メンバー23名 GK チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC) ソン・ボムグン(湘南ベルマーレ/日本) ファン・インジェ(浦項スティーラース) DF クォン・ギョンウォン(水原FC) パク・スンウク(金泉尚武FC) チョ・ユミン(シャールジャFC/UAE) ハ・チャンレ(名古屋グランパス/日本) キム・ジンス(全北現代モータース) イ・ミョンジェ(蔚山HD FC) ファン・ジェウォン(大邱FC) チェ・ジュン(FCソウル) MF パク・ヨンウ(アル・アイン/UAE) チョン・ウヨン(アル・ハリージュ/サウジアラビア) ファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア) ホン・ヒョンソク(ヘント/ベルギー) ペ・ジュノ(ストーク・シティ/イングランド) イ・ジェソン(マインツ/ドイツ) ソン・フンミン(トッテナム/イングランド) ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン/イングランド) オム・ウォンサン(蔚山HD FC) イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス) FW チュ・ミンギュ(蔚山HD FC) オ・セフン(FC町田ゼルビア/日本) 2024.05.27 13:05 Mon「完敗でした」…町田相手の大敗で12戦ぶり黒星の東京V・城福監督「この歴然とした差をどう埋めていくか…」
東京ヴェルディの城福浩監督が、完敗に終わった東京クラシックを振り返った。 東京Vは19日、町田GIONスタジアムで行われた明治安田J1リーグ第15節のFC町田ゼルビア戦に0-5で大敗した。 前節終了時点でリーグ戦11試合無敗の11位の東京Vは、直近3勝1分けで2位を位置する町田とのJ1では初となるダービーマッチに臨んだ。 試合は時間の経過と共にFWオ・セフンへのロングボール、リスタート、サイドでの背後を狙った攻撃でリズムを掴んだ町田がペースを握ると、11分にFW藤尾翔太のクロスがDF宮原和也のオウンゴールを誘発し、先制点を奪取。さらに、29分にはスローインの流れからDF鈴木準弥のピンポイントクロスを藤尾がダイビングヘッドで合わせて追加点。 2点差で折り返した後半も立ち上がりに藤尾のPKで3点目を挙げると、後半終盤にはMF柴戸海の見事なダイレクトボレー、こぼれ球に反応したFWエリキがヘディングシュートを決め、いずれも今季初ゴールを記録。ホーム開催のダービーで今季最多5ゴールを挙げる快勝を収め、首位に返り咲いた。 一方、敵地で完敗し、12戦ぶりの黒星を喫した東京Vは、今季最多5失点に加え、昨年6月4日のベガルタ仙台戦の0-2の敗戦以来となる複数得点差での敗戦となった。 同試合後の会見で城福監督は、開口一番「完敗でした」とコメント。「今シーズンはこの歴然とした差をどう埋めていくかというところが、我々のやるべきことだなと思います」と、町田との間に大きな差があったことを素直に認めた。 「(相手の)インテンシティの高いときにどんなサッカーをするのか。つなげるようになったときにシュートまでどう持っていくのか。そこは前半も後半も足りなかった。何よりももちろん個の差はあるといえども、最後の一対一のところでの粘りであったり、シュートブロックのときに顔をそむけてしまうとか、本当に基本中の基本で、大事にしてきた部分が緩んだら、J1のステージで勝利できない。それがいくつか出てきてしまった。もちろん選手に疲れもありますが、そこのところは真摯に受け止めて次に向かいたいと思います」 さらに、常々伸びしろ豊かな若きチームの成長をテーマに掲げ、チームの底上げを促してきた指揮官は、「このチームにとって今一番の課題は競争の部分。高いレベルで競争した選手がピッチに出ていくという意味で、そこの問題が今回の試合で露呈したと。今日は普段競争がないと思われるポジションの選手がよくなかった。これは我々が抱える問題で、チーム内競争というのが、J1を戦っていくなかで絶対に必要なものだと改めて感じました。しっかり競争力のあるチーム内競争力があるチームにして、この大敗を次に活かしたい」とコメント。 元々のスカッドの質や個々の経験値に差はあるものの、チームとしてスタメン、交代選手がいずれも高いレベルで貢献を示し、競争力を示したこの日の対戦相手のパフォーマンスに思うところがあったか、自らのチームの課題を改めて指摘した。 試合内容の部分では「失点の場面を含めてボールが(ラインを越えて)出たのかなと思ったら出ていなかったとか、ちょっとした油断があった」、「そこでプレーを切るべきところでそのまま続いてしまったり、相手のスローインのところで、我々に準備をする時間があったにもかかわらず、ボールホルダーへの対応も中のマークもできていなかった。準備してきたところが、アラートにできなかったところの原因をしっかりと検証したい」と、大量失点に繋がった個々の局面での対応の甘さや油断を問題視。 相手の強度の高さと老獪さに屈したビルドアップを中心とする攻撃面に関しては、「前から相手が奪いに来た際に、空く中盤のスペースをうまく使いたかったですが、そこを使い切るクオリティが我々にはなかった。そこの勇気がなかったというか、自信がなかったと。それを持たせてあげるレベルになっていなかったのは自分の反省」と、戦術の落とし込みの部分を含め反省の言葉を口にした。 同じ昇格組相手にJ1での厳しさを味わわされた格好となったが、この大敗がここまでのチームの歩みを否定するものではない。それだけに、ルヴァンカップを挟んで臨む次節のヴィッセル神戸戦では、昨季J1王者相手に町田戦で得た教訓を活かしてヴェルディらしい、アグレッシブで粘り強い戦いを見せたいところだ。 2024.05.20 07:00 Mon首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat新潟が連敗ストップの大きな白星! 町田は今季初3失点で7戦ぶり黒星【明治安田J1第17節】
明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイのアルビレックス新潟がFC町田ゼルビアを3-1で下した。 首位町田は下田北斗に代わり、柴戸海が先発。一方、16位新潟も前節から1選手の変更にとどめ、千葉和彦に代わって舞行龍ジェームズがスタートから出場した。 首位チームのホームに乗り込んでの一戦になる新潟だが、24分に小見洋太が味方を使いながらドリブルで右サイドからボックス中央に。最後は右足でネットを揺らし、先制する。 新潟の攻撃は26分にも町田の守備陣に襲いかかり、右サイドからのクロスに大外の谷口がヘッド。GK谷晃生も前に出ており、万事休すかに追われたが、昌子源がぎりぎりで跳ね返す。 すると、直後の27分に平河悠が左サイドを独走してカウンター。左足での折り返しを並走するボックス中央の藤尾翔太が右足で押し込み、町田がすぐさま追いついてみせる。 ところが、45分に長倉幹樹がボックス右に仕掛け、折り返しに谷口海斗が右足で合わせると、ボックス右のスペースにうまくこぼれ、それを藤原奏哉が右足でプッシュ。新潟が再び前に出る。 後半からナ・サンホを送り込み、仕切り直しを図る町田だが、52分に新潟が敵陣左サイドでFKのチャンス。クロスにニアの谷口が反応すると、チャン・ミンジュのオウンゴールを誘って突き放す。 追いかける町田は59分にエリキや、荒木駿太、望月ヘンリー海輝を一挙に送り込み、63分に平河が左ポストを叩くフィニッシュ。そのこぼれ球から荒木が押し込みにかかったりと猛攻に出る。 だが、それでもこじ開けられず、73分に最後のカードでミッチェル・デュークも投入した町田だが、新潟も次のゴールを目指しながらこのリードを死守。守り一辺倒の戦いに持ち込ませず。 堀米悠斗や、島田譲、ダニーロ・ゴメス、松田詠太郎、石山青空といった交代カードを切りながら町田に反撃を許さなかった新潟は連敗ストップの3戦ぶり白星。今季初3失点の町田は7戦ぶりの黒星となった。 FC町田ゼルビア 1-3 アルビレックス新潟 【町田】 藤尾翔太(前27) 【新潟】 小見洋太(前24) 藤原奏哉(前45) OG(後7) 2024.06.01 17:12 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
17位湘南vs首位町田は0-0ドロー…湘南は今季初の無失点も好機活かせず、町田はオ・セフン弾もVARに泣く【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の湘南ベルマーレvsFC町田ゼルビアがレモンガスタジアム平塚で行われ、0-0のゴールレスドローで決着した。 リーグ最多24失点で2勝4分け6敗の湘南(17位)、2連勝中で8勝1分け3敗の町田(1位)。首位町田はU-23日本代表の平河悠が先発復帰し、藤尾翔太もベンチでスタンバイする。 湘南は4分、畑大雅の低いマイナスクロスに池田昌生がボックス内で左足シュート。バウンドを上手く見極め、ボレー気味に枠を突くも、古巣対戦のGK谷晃生に間一髪で弾き出される。 6分にもビッグチャンス。成長著しい福田翔生、ベテラン阿部浩之を経由し、最後は21歳平岡太陽がボックス内から左足シュート。惜しくもゴール右へ外れる。 その他にも首位相手に数多くのシュートを飛ばす湘南だが、肝心のゴールは訪れず。18分には福田のオーバーヘッドシュートが枠を突くが、接触でのファウルを取られてしまう。 ゴールレスで折り返した後半、前半途中から持ち直すも決定機を作れなかった町田は、ナ・サンホを下げて藤本一輝を投入する。 その町田は56分、荒木駿太のワンタッチフリックが利いて右サイドを抜け出した平河…低いクロスにオ・セフンが飛び込みネットを揺らすも、VARオンリーレビューで荒木の戻りオフサイドが確認され、先制点は無効に。 62分には決定機。左サイドをえぐった平河のクロスに、途中出場の藤尾がヘディングシュートを放つもクロスバー直撃。U-23日本代表ラインでの先制点ならず。 藤尾はU23アジア杯でも披露した通り、積極的なチェイシングを見せ、68分にはボックス手前から果敢にも右足を振る。枠を突いたが、威力に乏しくGKがキャッチ。 湘南は84分、右から崩して押し込み、最後はこぼれ球に左からボックス周辺へ駆け上がった畑が左足ミドル。強烈な一撃は枠を捉えるも、線上に立ったDFのブロックで先制ならず。 町田は終盤にきてミッチェル・デュークやエリキを相次いで投入。アタッカー陣の層の厚さを見せつけ、“1点”を奪いに行くが、試合は0-0のゴールレスドローで決着。3連勝とはならなかった。 湘南は今季初の無失点も、同時に4試合ぶりのノーゴール。前節勝利の勢いで首位撃破、とはいかなかった。 湘南ベルマーレ 0-0 FC町田ゼルビア 2024.05.11 17:03 Sat連敗しない町田が首位再浮上!初先発の荒木が1G1Aの活躍で柏下す【明治安田J1第11節】
明治安田J1リーグ第11節、FC町田ゼルビアvs柏レイソルが3日に町田GIONスタジアムで行われ、ホームの町田が2-0で勝利した。 前節、ジュビロ磐田に敗れてシーズン3敗目を喫した町田。その試合から望月、宇野、高橋に代えて鈴木、柴戸、荒木が先発で起用されており、システムはオ・セフンと荒木が2トップを組む[4-4-2]を敷いている。 一方、前節サガン鳥栖と引き分けた柏は、犬飼、島村に代えて立田、木下を起用。こちらもシステムは[4-4-2]を採用しており、小屋松と先発復帰した木下が前線で組む形となっている。 立ち上がり、町田が得意のロングボールからゴールに迫るのに対して、柏は低いラインで待ち構える展開に。5分にはセットプレーから柏ゴールを脅かすなど、町田がペースを掴む。 すると10分、町田は右からロングスローではなくクイックなスローインを入れると、ボックス内で受けた荒木が中央のオ・セフンにパス。韓国人ストライカーがこれを落ち着いてゴールに流し込み、町田が先制に成功した。 出鼻をくじかれた柏は15分過ぎから徐々にボールを保持し始めると、マテウス・サヴィオを中心にチャンスを伺う。一方の町田はセットプレーから何度も柏ゴールに迫るなど、スタイルを前面に出した攻撃を見せる。 徐々に試合は拮抗した展開となる中、37分にはロングフィードに抜け出した荒木から最終的にオ・セフンがシュートを放つもオフサイドに。全体的には町田がペースを握ったまま、ハーフタイムを迎える形になった。 後半も51分に仙頭がシュートを放つなど、引き続き町田ペースが続く。58分には相手のミスを突いたカウンターから藤本がシュートを放つも、これは柏GK松本が防いだ。 徐々に試合が膠着する中、再びスコアを動かしたのは町田。69分、右サイドの攻撃からナ・サンホがシュート気味のクロスを放つと、DFに当たって軌道が変化。これにボックス中央の荒木が巧みに頭で反応し、ゴールに流し込んだ。 2点を追いかける立場になった柏は、フロート、戸嶋、山本を一気に投入。一方で逃げ切り体制に入り始める町田も80分に長期離脱からエリキが復帰すると、スタジアムは歓喜の拍手に包まれる。 フロートの高さを活かすべく、ロングスローも交えた攻撃を見せる柏だが、町田が流石の守備の堅さを見せつけ攻撃をシャットアウト。最後まで集中力を切らさず、タイムアップとなった。 連敗することなく堅実な勝利を収めた町田は、これで首位に再浮上。一方の柏はシーズン2敗目を喫し、リーグ2試合未勝利となっている。 FC町田ゼルビア 2-0 柏レイソル 【町田】 オ・セフン(前9) 荒木駿太(後24) 2024.05.03 17:15 Fri挑むクラブ史上初のJ1、新加入選手は各国代表クラス揃う【J1開幕直前ガイド|FC町田ゼルビア】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、FC町田ゼルビアを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:1位(26勝9分け7敗) 2022シーズン:15位(14勝9分け19敗) 2021シーズン:5位(20勝12分け10敗) ※いずれもJ2 【昨季チーム得点王】 エリキ 18ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 FW平河悠 昨季J2:35試合出場/6ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆悲願のJ1初昇格、新たな歴史を作れ</span> 青森山田高校での実績を持つ黒田剛監督はプロで通用するのか、ロングスローの是非は、といった外野の懐疑的な声を吹き飛ばし、昨季は2位に12ポイント差を付けてのJ2優勝。JFL降格やJ1参入プレーオフ不参加という苦難の歴史を乗り越え、クラブ史上初のJ1昇格を勝ち取った。 <span class="paragraph-subtitle">◆プレー強度はJ1で通用するのか</span> 最注目ポイントは、町田の特徴であるプレー強度の高いサッカーが、J1でどこまで通用するかだろう。球際での勝負で勝ち切ることはもちろんだが、対戦相手のプレス回避能力も一段上がるため、自分たちの土俵に持ち込めるか否かが焦点となる。同様に、奪ってからの素早い攻撃でも、前線の収める力は試される。 個々人にとっても、昨季全試合出場で6得点とブレイクの平河悠、8年目のベテラン奥山政幸といった主軸らが初のトップカテゴリー挑戦となる。高い強度の中で、年間を通じてこれまで以上の力が必要とされるだろう。 <span class="paragraph-subtitle">◆新加入選手は各国代表クラス</span> 一方で、ミッチェル・デューク、下田北斗などはそもそもがJ1レベルで、ポープ・ウィリアムが抜けた穴には元日本代表GK谷晃生、センターバックには昌子源、コソボ代表イブラヒム・ドレシェヴィッチ、前線にも韓国代表ナ・サンホと代表クラスの人材を補強。ここに柴戸海、仙頭啓矢とJ1経験を携えた選手が加わった。各選手が実績やネームバリュー通りのパフォーマンスを披露すれば、残留だけ終わるのはもったいないとさえ思わされる。エリキの復帰は当然待たれるが、前線の顔ぶれは相当に豊富。競争にも注目が集まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆育成面も楽しみ、スタジアムアクセスは…</span> 町田は、少年サッカーチームにトップが付随するという、珍しい成り立ちのクラブだ。今季はアカデミースタッフに、育成の実績に長けた永田雅人氏が就任。現在のホームグロウン選手は三鬼海と樋口堅の2名だが、今後はより活性化しそうだ。 また、運営にとっても初のJ1。来場者は過去を上回ることを予想されるうえに、町田GIONスタジアムへ初めて足を運ぶファンもいるだろう。チーム側による導線の指示はもとより、シャトルバス以外にも、慣れたら野津田高校の裏を通っての野津田車庫へのルートも検討すべきだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK谷晃生(23)←ガンバ大阪/期限付き移籍 GK山口瑠伊(25)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF奈良坂巧(21)←カマタマーレ讃岐/期限付き移籍より復帰 DF望月ヘンリー海輝(22)←国士舘大学/新加入 DF林幸多郎(23)←横浜FC/完全移籍 DF青木義孝(25)←ラインメール青森FC/期限付き移籍より復帰 DFドレシェヴィッチ(27)←ファティ・カラギュムリュク(トルコ)/完全移籍 DF昌子源(31)←鹿島アントラーズ/完全移籍 MF高崎天史郎(17)←QUON FD/新加入 MF樋口堅(20)←沖縄SV/期限付き移籍より復帰 MF芦部晃生(22)←関東学院大学/新加入 MF黒川淳史(26)←大宮アルディージャ/期限付き移籍より復帰 MF柴戸海(28)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF仙頭啓矢(29)←柏レイソル/完全移籍 FW藤尾翔太(22)←セレッソ大阪/完全移籍移行 FW荒木駿太(24)←サガン鳥栖/完全移籍移行 FW藤本一輝(25)←大分トリニータ/完全移籍 FWオ・セフン(25)←清水エスパルス/期限付き移籍 FWナ・サンホ(27)←FCソウル(韓国)/完全移籍 【OUT】 GKストイシッチ(26)→未定 GKポープ・ウィリアム(29)→横浜F・マリノス/完全移籍 DF藤原優大(21)→浦和レッズ/期限付き移籍満了 DF深港壮一郎(23)→カマタマーレ讃岐/期限付き移籍延長 DF内田瑞己(24)→カマタマーレ讃岐/期限付き移籍 DF高橋祥平(32)→松本山雅FC/完全移籍 DF太田宏介(36)→現役引退 MF布施谷翔(23)→カターレ富山/育成型期限付き移籍 MF松井蓮之(23)→川崎フロンターレ/期限付き移籍満了 MF翁長聖(28)→東京ヴェルディ/完全移籍 FW佐藤大樹(24)→ブラウブリッツ秋田/期限付き先変更 FW髙澤優也(26)→ザスパクサツ群馬/完全移籍 FWアデミウソン(30)→未定 2024.02.12 18:30 Mon【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat日本のS級ライセンスで欧州の監督ができるかも/六川亨の日本サッカー見聞録
日本時間の12日朝9時から、U-23日本対U-23アメリカの親善試合をテレビで観戦した。日本は藤尾翔太のPKと細谷真大の追加点で2-0の勝利を収めたが、意外だったのは、あまりに低調なアメリカの試合ぶりだった。 プレスはその場しのぎで連動性はなく、間延びした陣形に、日本は左MFの斉藤光毅が得意のドリブルで対戦相手を翻弄した。アメリカはOA枠の選手も加わっていたものの、意図的に手の内を見せないよう“手抜き“をしているのではないかと疑ったほど酷い試合内容だった。 それでも2度ほどカウンターからチャンスをつかみかけた。相手はかなりの俊足だったのか、それとも日本のCB西尾隆矢と高井幸大はあまり足が速くないのか。本大会に向けて後者でないことを祈るばかりだ。 そしてこのピンチを救ったのがGK小久保怜央ブライアンだった。迷うことなく果敢にペナルティーエリアを飛び出すと、最初は左足で相手のドリブルをストップ、次は相手より先にボールに到達してクリアした。ミャンマー戦とシリア戦に招集されたGK3人は現状横並びの状態だろうが、U-23日本代表は小久保怜央ブライアンが正GKにふさわしい活躍をU-23アジアカップから見せていると言っても過言ではないだろう。 さて13日はJFAの技術委員会が開催され、終了後に影山雅永技術委員長がメディアブリーフィングを実施した。そこで影山技術委員長は、「早ければ来年にも」日本のS級ライセンスでヨーロッパ5大リーグの監督が務められるようになる「可能性がある」と明かした。 これまでヨーロッパの5大リーグで監督を務めた日本人は、84-85シーズンに当時西ドイツのブンデスリーガ1部、アルメニア・ビーレフェルトを率いた鈴木良平氏しかいなかった。鈴木氏は73年に東海大学を卒業後、元三菱と日本代表監督の二宮寛氏の勧めもありボルシア・メンヘングラッドバッハにコーチとして留学。現地ではヘネス・バイスバイラー監督(後にバルセロナや1FCケルンの監督を歴任)の薫陶を受け、ドイツのS級ライセンスを日本人として初めて取得。一度は帰国したものの、ビーレフェルトからの要請があり、ブンデスリーガの監督となった。 しかし近年では多くの日本人選手がヨーロッパに渡り、5大リーグでレギュラーとして活躍している選手も増えてきた。そこで「指導者養成をどうするか」(影山技術委員長)というのが次のテーマになったという。そして「近年はUEFAとAFCの互換性が認められつつある」として、AFCでプロライセンス制度を導入しているのは47協会中16協会しかなく、その16協会すべてをUEFAは認めないだろうが、AFCより先にプロのライセンス制度をスタートさせた日本協会のS級ライセンスはUEFAにも認可される可能性が高いという。 実際、アンジェ・ポステコグルーはオーストラリア人として初めてプレミアリーグの監督になったが、彼の場合はUEFAの面談を受け、英語でスムーズにコミュニケーションが取れるとしてスパーズの監督に就任することができた。影山技術委員長は「日本でS級を取れば、アジアのどの国でも監督はできる」と現状を解説しつつ、5大リーグのクラブから「オファーがなければ監督にはなれない」と厳しい現実も説明した。 その上で、「風穴を開けるのに、最初に頑張ってくれる人がいたらいいなあ」と正直な感想を漏らしていた。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.14 11:30 Fri【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat大岩ジャパンが五輪メンバー発表前最後の実戦でU-23アメリカを下す! 藤尾翔太&細谷真大の両ストライカーがゴール【国際親善試合】
U-23日本代表は日本時間12日にカンザスシティでU-23アメリカ代表との国際親善試合に臨み、2-0で勝利した。 パリ五輪メンバー発表前最後の活動でアメリカ遠征のU-23日本代表。同じく五輪に出場するU-23アメリカとは7日にも非公開で試合し、連戦となる。[4-3-3]のシステムを用いた大岩剛監督は小久保玲央ブライアンを最後の砦とし、最終ラインに右から半田陸、西尾隆矢、高井幸大、大畑歩夢を起用。中盤は藤田譲瑠チマをアンカー役に山本理仁と荒木遼太郎をインサイドハーフに置き、前線に三戸舜介、藤尾翔太、斉藤光毅を並べた。 U-23日本の選手からすれば、最後のアピール場となるなか、5分に左サイドハーフの斉藤がボックス右に仕掛け、中央にクロスを上げようとすると、相手のハンドを誘ってPKのチャンス。これを藤尾が右足でゴール左に沈め、U-23日本が6分に先制する。 16分にも斉藤が右足ミドルで迫り、随所に鋭い攻めを繰り出すなか、25分に山本理仁の脳しんとうによる交代で川崎颯太がピッチに。それにも動じず、うまく試合を進め、40分にもロングカウンターから好機を作り、荒木のお膳立てから藤田がゴールに近づく。 前半アディショナルタイムこそカウンターからピンチを迎えたU-23日本だが、その場面も小久保の鋭い飛び出しで凌ぎ、試合を折り返すと、その後半から平河悠、細谷真大を投入。U-23アメリカが前重心となるなか、U-23日本も次のゴールを目指していく。 そのU-23日本は51分の荒木が直接FKで迫れば、67分の藤田も際どい右足ミドルを放っていったなか、68分に佐藤恵允を送り込むと、69分にボックス右から縦に仕掛けた三戸の折り返しが相手DF、そしてGKに当たってこぼれ球に。細谷が押し込んだ。 突き放しに成功した後、関根大輝と佐野航大も立て続けに送り出し、半田を左サイドバックに回してみたりと試しの色も濃くしたU-23日本だが、最後まで攻守に隙なく、五輪メンバー発表前最後の実践を白星締め。18選手に絞られるメンバー発表は7月3日に行われる。 U-23アメリカ代表 0-2 U-23日本代表 【U-23日本】 藤尾翔太(前6[PK]) 細谷真大(後24) ◆出場メンバー GK 小久保玲央ブライアン DF 半田陸 西尾隆矢 高井幸大 大畑歩夢(→77分 関根大輝) MF 山本理仁(→25分 川崎颯太) 藤田譲瑠チマ 荒木遼太郎(→68分 佐藤恵允) FW 三戸舜介(→81分 佐野航大) 藤尾翔太(→HT 細谷真大) 斉藤光毅(→HT 平河悠) 2024.06.12 11:00 Wed【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み
先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱
FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 Sun![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
3位神戸vs首位町田はゴールレスドロー決着、堅い展開で勝ち点1を分け合う【明治安田J1第20節】
26日、明治安田J1リーグ第20節のヴィッセル神戸vsFC町田ゼルビアがノエビアスタジアム神戸で行われ、0-0のドロー決着だ。 互いにセットプレーからの得点も多いソリッドなチームどうし、3位神戸と首位町田。 戦前の予想通り、非常に“堅い”ゲーム展開が続いていき、決定機と呼べるシーンはどちらも作れず。ホーム神戸は頼みの大迫勇也をベンチにスタンバイさせている。 神戸は35分、自陣での守備から、武藤嘉紀が相手のコンタクトをもろともせずドリブルで前進。パスを受けた佐々木大樹がさらに運び、ボックス手前でFKを獲得する。 絶好の位置でキッカーはレフティー初瀬亮。しかし、狙いすました一撃は町田の壁に跳ね返され、先制ならず。 後半開始直後には、自陣での鋭い守備からカウンターを発動。運んだジェアン・パトリッキがボックス手前から右足を振り抜くが、惜しくもクロスバーの上へ外れる。 64分、神戸はついにベンチスタートの大迫を投入。膠着した展開が長引くなか、1点をもぎ取りにいく。 大迫にボールを集め、エース自らシュートを放つシーンも作るが、町田の日本代表GK谷晃生を脅かすには至らず。時計の針が進んでいく。 結局、神戸と町田、互いにビッグチャンスと呼べるシーンはなく、0-0のゴールレスドロー決着に。勝ち点1を分け合った。 ヴィッセル神戸 0-0 FC町田ゼルビア 2024.06.26 21:24 Wed【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat【J1注目プレビュー|第18節:京都vs札幌】勝ち点「11」で並ぶ下位2チームの“シックスポインター”
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
京都の未勝利街道続く 名古屋から先制も同点被弾でドロー決着【明治安田J1第16節】
26日、明治安田J1リーグ第16節の名古屋グランパスvs京都サンガF.C.が豊田スタジアムで行われ、1-1のドロー決着となった。 公式戦3連勝中の名古屋(5位)と、J1リーグ5連敗で最下位に沈む京都(20位)。5試合16失点の京都としては、今回アウェイで上位との対決だが、「勝ち点3」で弾みを作りたい。 名古屋は16分、古巣対戦のパトリックが左からのクロスに右足で合わせ、GKと逆シグナルのシュートが枠を突く。しかし、ゴールマウスのカバーへ走ったDFにクリアされる。 25分過ぎにはアクシデント。小野雅史が左ヒザ付近を痛めたようで、担架に乗せられてピッチ外へ。28分に中山克広との交代を余儀なくされる。 先制は京都。36分、右サイドからのスローインを191cm原大智がポストプレーで落とすと、こぼれ球を拾った平戸太貴の浮き玉に豊川雄太が走り、右足ボレーでGKランゲラックとの一対一を制した。 堅守速攻の名古屋に対して根気強く“穴”を探し、比較的よい時間帯で1点を奪った京都。43分にはFKを獲得、名古屋パトリックのクリアがポスト直撃という惜しいシーンを作る。 名古屋は45+4分に決定機。森島司のロングスルーパスに抜け出した永井謙佑が、ボックス右でワントラップから右足を振る。やや角度が足りなかったか、GKク・ソンユンに阻まれた。 51分、京都はセットプレー崩れから佐藤響がボックス手前で右足ミドルも、GKランゲラックが反応できなかった一撃はクロスバー直撃。惜しくも追加点ならず。 今度は名古屋。55分、途中出場した中山の右からのクロスに永井がヘディングで合わせるが、GKク・ソンユンのファインセーブに阻まれる。 57分、名古屋はパトリック&永井を下げ、キャスパー・ユンカー&山岸祐也をピッチへ。早い時間でまず追いつきたい。 76分にようやく同点に。右から崩し、ボックス右角でボールをキープするユンカー。DF2枚を背負い、形成は不利だったが、巧みな身のこなしでバックパスを送り、受けた椎橋慧也がワントラップから右足ボレーを放つ。 枠を突きつつ、威力には乏しかったが、これが京都の宮本優太に当たってコースが変わり、GKク・ソンユンの動きと逆方向へ。ク・ソンユンは咄嗟の判断で見送ったが、これがネットへと吸い込まれた。 椎橋の加入後初ゴールで勢いに乗った名古屋。一気呵成に京都を押し込んでいくが、勝ち点3を求めて大挙して来たサポーターに後押しされる京都も意地。名古屋の攻撃を“決定機未遂”で凌いでいき、陣地回復へ前を向く。 どちらも2点目は奪えず、1-1のドロー決着。京都は連敗こそ5でストップも、未勝利街道が続くことになった。 名古屋グランパス 1-1 京都サンガF.C. 【名古屋】 椎橋慧也(後31) 【京都】 豊川雄太(前36) 2024.05.26 17:04 Sunゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat谷口海斗の反転ボレー弾守り抜いた新潟が6試合ぶり白星! 京都はまたも無得点で3連敗【明治安田J1第9節】
20日、明治安田J1リーグ第9節の京都サンガF.C.vsアルビレックス新潟がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの新潟が0-1で勝利した。 5試合勝利なし、2連敗中で18位に低迷する京都。前節は鹿島アントラーズに競り負け、3試合連続の無得点となってしまった。ホームでの初勝利も懸かる中、塚川孝輝が加入後初先発に。4試合欠場が続いた金子大毅もスタメンに名を連ねた。 対する14位の新潟も同じく5試合勝ちなしの状況。しかし、前節の北海道コンサドーレ札幌戦を引き分けて連敗を止め、週中のYBCルヴァンカップ2回戦ではいわきFC相手に2-0で勝利。公式戦連勝を目指す今回の一戦ではスタメンが2人入れ替わり、高木善朗と千葉和彦が先発した。 立ち上がりはハイプレスをかける京都がセットプレーも絡めて押し込む展開となったが、新潟もカウンターから反撃。10分、最終ラインの裏へ抜け出した谷口海斗が右サイドからボックス内へ侵入すると、切り返しから左足シュート。これはDF宮本優太のシュートブロックに遭った。 以降も前がかりな京都、速攻を仕掛ける新潟という構図が続く。28分には新潟の松田詠太郎がドリブルで右サイドを崩し、折り返しに宮本英治が合わせたが、GKク・ソンユンの正面に飛んだ。 なかなか決定機を作れない京都に対し、アウェイチームは35分にネットを揺らす。今度は松田が最終ラインの裏へ抜け出すと、GKとの一対一に。これは制することができなかったが、その流れから谷口がゴール左隅へ。新潟の先制かに思われたが、VARチェックの結果、松田のオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。 前半終盤にも新潟の右CKから藤原奏哉のボレーシュートが枠を捉えたが、GKク・ソンユンがセーブ。ゴールレスのまま折り返す。 流れを代えたい京都の曹貴裁監督は、後半頭から先発起用した塚川を下げ、松田天馬を投入。早速その松田のFKから武田将平のヘディングシュートが生まれると、カウンターから山崎凌吾の左足を振り抜くシーンも見られる。 その後も武田将平、原大智がゴールに迫った京都だったが、均衡を破ったのは新潟。59分、右サイドから攻め込むと一度はシュートが弾かれるも、高木からの浮き球のパスをうまく処理した谷口が振り向きざまにハーフボレー。これがゴール右隅に決まった。 リードした新潟は追加点の流れ。高木の落としを受けた小見洋太のダイレクトシュートは宮本が身を挺して防ぐ。 66分には両指揮官動き、どちらも3枚替え。曹貴裁監督はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一、アピアタウィア久を送り込み、追加点が欲しい松橋力蔵監督も小野裕二、太田修介、長谷川元希と攻撃的なカードを切った。 すると71分、右サイドに入った鈴木が遠めからパンチのあるミドルで新潟ゴールを狙う。これはGK小島亨介がしっかりと弾き出し、新潟は事なきを得た。 その後、谷内田哲平も投入し、交代カードを使い切った京都。83分にはCKのこぼれ球に反応した佐藤響が右足を振ったが、バーの上を越える。 1点リードの新潟がうまく時間を使いながら後半アディショナルタイムを迎えると、京都のCKの際にはGKク・ソンユンも攻撃参加。しかし、最後までゴールは割れず。アウェイの新潟がリーグ戦6試合ぶりの白星を手にした一方、京都は6試合勝利なしで3連敗となった。 京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 谷口海斗(後14) <span class="paragraph-title">【動画】新潟の決勝点となった谷口海斗の鮮やかボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞストライカー<br>\<br><br>ゴール前の混戦から<br>谷口が浮き玉をコントロールし<br>反転してのスーパーショット<br><br>6試合ぶりの勝利に向け<br>大きな大きな先制点<br><br>明治安田J1第9節<br>京都×新潟<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都新潟</a> <a href="https://t.co/A4ftOPId1d">pic.twitter.com/A4ftOPId1d</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781570870546186743?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:45 Sat大卒ルーキー・濃野公人のJ初ゴールで鹿島が3試合ぶり白星! ホームで京都相手に勝ち切る【明治安田J1第8節】
13日、明治安田J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvs京都サンガF.C.が県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島が1-0で勝利した。 アビスパ福岡、FC東京とのアウェイ2連戦を落とし、9位に後退した鹿島。どちらの試合も1点が遠かった。流れを変えたいランコ・ポポヴィッチ監督は中盤をテコ入れ。仲間隼斗を藤井智也に代えた。 対する17位の京都は7試合を終えて1勝のみと低迷。前節のジュビロ磐田戦では0-3の完封負けを喫し、4試合白星から遠ざかっている。京都にとってアウェイでの鹿島戦は1996年の初対戦から勝利なしと鬼門。その上、今節はU-23日本代表に選出された主将・川崎颯太が不在だ。 曹貴裁監督は川崎のいない中盤に谷内田哲平を起用し、前線はマルコ・トゥーリオに代えて山崎凌吾。最終ラインはアピアタウィア久がメンバー外となり、宮本優太が先発した。 立ち上がりから前半中盤にかけては激しいボールの奪い合いが続く。それでも13分、京都が中央を細かいパスワークで崩すと、最後は原大智がボックス手前左からシュート。これはゴール左に外れた。 鹿島が最初に決定機を迎えたのは21分。左サイド深い位置でボールを持った藤井がカットインから右足で狙う。シュートはゴール左下を捉えたが、GKク・ソンユンのファインセーブに遭った。 その後もチャヴリッチのスピードを活かし、右サイドから攻め込む鹿島だが、27分に京都が反撃。原大智が左サイドを1人で持ち上がると、中央へ切り込んでからシュート。遠めから思い切って右足を振ったが、再びゴール左に外れた。 32分には京都の豊川雄太が球際の強さを見せる。後方からのロングボールを無理矢理マイボールにし、ボックス内で右足シュート。しかし、戻った植田直通がスライディングで間一髪ブロックした。 終盤にかけては鹿島にチャンスが生まれ、鈴木優磨やチャヴリッチがゴールを狙ったが、ネットを揺らせず。ゴールレスで試合を折り返した。 後半は立ち上がりから攻勢の両チーム。チャヴリッチと藤井の位置を入れ替えた鹿島は48分、右サイドに回った藤井のクロスがファーまで流れると、後ろから走り込んだのは知念慶。右足ボレーに持ち込んだが、このシュートはバーの上を越えた。 目まぐるしく攻守が入れ替わる中、58分には鹿島の濃野公人に2度の決定機が訪れる。左からのクロスを右ポケットで収めると、右足のシュートはクロスバー直撃。その流れから上がった左クロスに足で合わせにいったが、ミートしきれず枠外へ飛んだ。 押し返したい京都の曹貴裁監督は65分、先発起用した谷内田に代えて塚川孝輝を投入。一方のポポヴィッチ監督も69分に樋口雄太を下げ、師岡柊生を起用する。この交代で鈴木とチャヴリッチの2トップとなり、諸岡は左サイドに入った。 すると73分、チャヴリッチのポストプレーから安西幸輝が左足クロス。中央で待っていた鈴木優磨が頭でそらすが、このシュートはGKク・ソンユンの正面だった。 さらにその2分後、左ボックス手前でボールを持ったチャヴリッチが不意をついた切り返しから右足シュート。GKク・ソンユンが触ったボールは右ポストに当たり跳ね返った。 その後も攻め続けた鹿島がついに均衡を破ったのは85分。左からのクロスをファーで関川郁万が折り返すと、ゴール前に飛び込んだのは濃野。頭で押し込み、Jリーグ初ゴールでチームにリードをもたらした。 追いかける形となった京都はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一を投入して反撃を試みたが、流れを大きく変えられず。ルーキーの値千金のゴールで勝ちきった鹿島は3試合ぶりの白星。一方の京都は2連敗となった。 鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C. 【鹿島】 濃野公人(後40) <span class="paragraph-title">【動画】頭で押し込んだ濃野公人のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>長い均衡を破ったドンピシャヘッド!<br>\<br><br>クロスボールを関川郁万が折り返して最後は<br>濃野公人がヘディングでしっかりと決めて<br>鹿島が先制点を獲得!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>鹿島×京都<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/ycrXOePfxw">pic.twitter.com/ycrXOePfxw</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779055611419795739?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 17:24 Sat恩師率いる京都相手にJ1デビュー目指す東京Vの永井颯太、少なくない課題自覚も「チームを勝たせられる選手に」
東京ヴェルディのMF永井颯太が、J1デビューに向けて一歩ずつ着実に歩みを進めている。 永井は2022年に流通経済大学から当時J3リーグのいわきFCに加入し、プロキャリアをスタート。昨シーズンはJ2リーグに昇格したいわきでジョーカー役として存在感を示すと、今シーズンからJ1リーグに昇格した東京Vに完全移籍した。 その新天地ではいわき時代にも課題とされたプレー強度、守備の部分で成長途上ということもあり、開幕4試合はいずれもベンチ外。J1デビューはお預けとなっている。 それでも、「ちょっとずつ身体も動くようになっている」と、ここ最近のトレーニングや練習試合では最大の持ち味であるドリブルや、個での局面打開という攻撃面で良いアピールを見せている。 「日々の練習で成長を感じている」と手応えや充実を語る永井だが、自身の現状についてはウイークだけでなく、ストロングの部分でも改善の必要性を感じているという。 「(プレー強度は)まだ足りないというのが自分の中ではあるので、90分持つ、持たないではなく、そのノルマのレベルを短い時間でも達成できるようなプレーヤーになりたいです」 「スタメン組とか、試合に出ている選手と比べると、守備の面で足りないですし、自分は攻撃の選手として最後のシュートやアシスト、その最後のクオリティがまだ足りないかなと感じています」 攻撃面ではサイドでの仕掛けなど得意なプレーに関して十分に通用するという自信を得ている一方、チームで求められるユニットでの崩しや中央でのプレーを改善点に挙げる。 「ヴェルディに来てからはユニットで崩すという部分で、周りの選手を見てもとても上手い選手が多いので、自分の個人での仕掛けだけではなくて、そういう周りを使ったプレーをもっと磨いていきたいです」 「カットインとか縦の一瞬とかは得意ですけど、そこからのクロスだったり、どう崩していくか。結局はゴールを取らないといけないポジションなので、そこの部分を突き詰めていきたい。また、最近はサイドのプレーだけではなく、中でのプレーを磨いてプレーの幅を増やしてほしいとも言われています」 J1デビューに向けて現状を冷静に分析する24歳だが、満田誠(サンフレッチェ広島)、安居海渡(浦和レッズ)、佐々木旭(川崎フロンターレ)ら12名がJリーグに加入した流経大の同期、今季いわきからJ1にステップアップした元チームメイトの存在もあり、自身も早く同じ舞台で戦いたいと野心に燃える。 とりわけ、流経大といわきの同期だった家泉怜依(北海道コンサドーレ札幌)の存在や、直近のアルビレックス新潟戦後に交流した宮本英治、遠藤凌らいわきの元同僚から刺激を受けているという。 「同期はやっぱり今、試合に絡んでる選手が多い中で自分は絡めていないので、早くみんなに追いつけるようにしたいです。いわきのときから一緒のコンサドーレの家泉選手との対戦は非常に楽しみですね。お互い試合にまだ絡めていないので、やるときには絡めていたらなと思います」 「(宮本、遠藤と)少し話をしましたが、J1のレベルの高さを感じていて余裕はないというか、苦戦している部分もあると言っていました。そういう意味で自分なんかはもっとやらないといけないですし、他の選手を刺激にしながら成長していきたい。J1は対戦相手を見てもレベルが格段と上がっているので、その中で自分がどれだけできるかだったり、活躍したいという気持ちはより強くなっています」 そういった中、29日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第5節の京都サンガF.C.戦は、ここまで開幕全試合で先発出場していたMF山田楓喜、FW木村勇大が保有元との対戦で契約によって起用できず。前線の控え選手にとっては大きなチャンスとなる。 さらに、永井にとっては佐藤響、宮本優太の大学の同期2人に加え、大学時代に指導を受け、「恩師」と語る曺貴裁監督との対戦となり、この一戦に対するモチベーションは非常に高い。 「大学時3年生のときに指導してもらいましたが、自分の中ではサッカー人生を変えるような出会いだったので、チョウさんと出会ってからは、常日ごろから練習は100%、120%と全力でやれと言われていたので、それをいつも心がけています」 「今までと違う指導のアプローチの仕方というか、自分自身もすごくいろんなものを学ばせてもらった監督でもあるので、恩師みたいな感じです」 「(京都の印象は)前からプレスをかけるところだったり、両サイドバックが結構攻撃的に仕掛けてくるという部分は、やっぱりチョウさんらしいなと。あとは、カウンターのときの枚数のかけ方、駆け上がりというのは、本当にチョウさんの色が出ているなと感じています」 現状でメンバー入りに向けたハードルは決して低くないが、「今まで試合に絡めていなかった部分で、すごいチャンスだと思う」と虎視眈々とデビューの機会を窺うドリブラーは、「自分が出るときは攻撃で違いを見せるとき。負けている状況や引き分けの状況でチームを勝たせられるようにしたい」と、強い意気込みを示した。 2024.03.28 20:30 Thu初代王者が16年ぶりJ1復帰、百戦錬磨の指揮官が最年少スカッドと共にサプライズ狙う【J1開幕直前ガイド|東京ヴェルディ】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、東京ヴェルディを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン(J2):3位(21勝12分け9敗) 2022シーズン(J2):9位(16勝13分け13敗) 2021シーズン(J2):12位(16勝10分け16敗) 【昨季チーム得点王】 染野唯月 6ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 DF谷口栄斗 昨季J2:20試合出場/1ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆城福体制2年目で悲願達成</span> 昨季は就任2年目の城福浩監督の下、一昨季の終盤戦に手応えを掴んだハイプレス・ハイラインの戦いを先鋭化。“リカバリーパワー”を合言葉に、クラブ伝統の高い技術と新たに加えたハイインテンシティを武器に、シーズン通して昇格争いのメインキャストを担い、最終的に3位フィニッシュ。その後、劇的な形で昇格プレーオフを制し、16年ぶりのJ1復帰という悲願を達成した。 <span class="paragraph-subtitle">◆平均年齢24歳の今季J1最年少スカッド</span> 昇格組ではJ1仕様への大幅な入れ替え、強力な外国籍選手の補強、J2&J3の主力引き抜きなど様々な強化策がある。そのなかで東京Vは育成路線を継続し、若手偏重の補強を敢行。指揮官が求めるスタイルに合致したタレントを集めた結果、30代の選手がわずか3名、平均年齢24.1歳という今季J1で最も若いスカッドができあがった。 <span class="paragraph-subtitle">◆得点力不足改善に、J1仕様の堅守構築がカギ</span> 現スカッドで最もJ1での実績を持つ宮原和也や染野唯月、林尚輝の残留によって、主力クラスの流出は中原輝、加藤蓮の2選手のみに。その後釜に山田楓喜、翁長聖を迎え入れ、新10番の見木友哉、山見大登といった実力者を補強し、昨季から間違いなく戦力アップに成功した。 ただ、J1基準という点ではエースの染野、J2ベストイレブンに選出された主将の森田晃樹、ディフェンスリーダーを担う谷口栄斗を含め未知数な部分は否めない。とりわけ、昨季J2での総得点が「57」で、2桁得点者不在だった得点力は最大の懸念材料。染野、山田楓、木村勇大といったパリ五輪候補、プロ2年目で本格ブレイクが期待される山田剛綺らアタッカー陣の覚醒は必須だ。 J2最少失点(31)を記録した守備に関しても個のレベルが圧倒的に上がるJ1の舞台において、ハイラインの強気な守備を牽引する谷口や林、守護神マテウスを中心に、いかに早い段階でJ1仕様に仕上げられるかが浮沈のカギを握る。 <span class="paragraph-subtitle">◆初志貫徹で残留勝ち取れるか</span> 16年ぶりのJ1挑戦に向けて「新たなヴェルディのスタイル追求」を掲げ、どんな状況においてもブレない戦いを強調した城福監督。今季J1で最も成長の余白を残すチームは、幾多の苦難が待ち受けるシーズンにおいて、その指揮官の言葉通りの戦いができれば、ノルマである残留と共に下馬評を覆した昨季同様のサプライズをもたらせるはずだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK中村圭佑(18)←静岡学園高校/新加入 DF河村匠(23)←いわきFC/完全移籍 DF山田裕翔(22)←国士舘大学/新加入 DF袴田裕太郎(27)←大宮アルディージャ/完全移籍 DF林尚輝(25)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍延長 MF見木友哉(25)←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 MF山田楓喜(22)←京都サンガF.C./期限付き移籍 MF翁長聖(28)←FC町田ゼルビア/完全移籍 MF永井颯太(24)←いわきFC/完全移籍 MF食野壮磨(22)←京都産業大学/新加入 MF山本丈偉(17)←東京Vユース/昇格 MF松橋優安(22)←レノファ山口FC/期限付き移籍より復帰 FW山見大登(24)←ガンバ大阪/期限付き移籍 FW木村勇大(22)←京都サンガF.C./期限付き移籍 FW古川真人(22)←国士舘大学/新加入 FW白井亮丞(18)←東京Vユース/昇格 FW染野唯月(22)←鹿島アントラーズ/期限付き移籍延長 【OUT】 GK高木和徹(28)→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 GK飯田雅浩(23)→ヴァンラーレ八戸/期限付き移籍 DFアルハン(22)→水原FC(韓国)/完全移籍 DF佐古真礼(21)→いわてグルージャ盛岡/期限付き移籍 DF加藤蓮(24)→横浜F・マリノス/完全移籍 DF宮本優(24)→ヴェルスパ大分/期限付き移籍 MF奈良輪雄太(36)→現役引退 MF小池純輝(36)→クリアソン新宿/完全移籍 MF梶川諒太(34)→藤枝MYFC/完全移籍 MF杉本竜士(30)→ザスパクサツ群馬/完全移籍移行 MF楠大樹(23)→テゲバジャーロ宮崎/期限付き移籍 MF阿野真拓(20)→テゲバジャーロ宮崎/期限付き移籍 MF西谷亮(20)→FC岐阜/期限付き移籍 MF橋本陸斗(18)→Y.S.C.C.横浜/育成型期限付き移籍期間延長 MF持井響太(25)→アスルクラロ沼津/完全移籍移行 MF石浦大雅(22)→愛媛FC/完全移籍移行 MF甲田英將(20)→名古屋グランパス/育成型期限付き移籍満了 MF北島祐二(23)→アビスパ福岡/期限付き移籍満了 MF長谷川竜也(29)→横浜FC(→北海道コンサドーレ札幌)/期限付き移籍満了 MF中原輝(27)→セレッソ大阪(→サガン鳥栖)/期限付き移籍満了 FW佐川洸介(23)→ザスパクサツ群馬/期限付き移籍 2024.02.16 18:30 Fri【Jリーグ移籍情報まとめ/1月11日】セレッソからガンバへライバル間で2人が同時移籍! 浦和FWユンカーは名古屋に完全移籍
Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月11日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】浦和から名古屋に完全移籍したFWキャスパー・ ユンカー</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw1.jpg" alt="浦和から名古屋に完全移籍したFWキャスパー・ ユンカー" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">浦和から名古屋に完全移籍したユンカー/©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 FWキャスパー・ユンカー(29)→名古屋グランパス/期限付き→完全 ◆柏レイソル [OUT] 《完全移籍》 MF仙頭啓矢(29)→FC町田ゼルビア 《育成型期限付き移籍》 DF田中隼人(20)→V・ファーレン長崎 ◆横浜F・マリノス 《契約更新》 GK飯倉大樹(37) ◆名古屋グランパス 《契約更新》 GKランゲラック(35) FW酒井宣福(31) MF重廣卓也(28) FWターレス(22) GK三井大輝(22) FW貴田遼河(18) [IN] 《完全移籍》 FWキャスパー・ユンカー(29)←浦和レッズ/期限付き→完全 ◆京都サンガF.C. 《契約更新》 MF川﨑颯太(22) ◆ガンバ大阪 [IN] 《完全移籍》 DF松田陸(32)←セレッソ大阪 MF鈴木徳真(26)←セレッソ大阪 ◆セレッソ大阪 《契約更新》 MF奥埜博亮(34) [OUT] 《完全移籍》 DF松田陸(32)→ガンバ大阪 MF鈴木徳真(26)→ガンバ大阪 ◆サガン鳥栖 [OUT] 《育成型期限付き移籍》 DF大里皇馬(19)→レイラック滋賀FC(JFL) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】町田が柏からMF仙頭啓矢を補強</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw2.jpg" alt="町田が柏からMF仙頭啓矢を補強" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">町田でプレーするMF仙頭啓矢/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆栃木SC [IN] 《完全移籍》 DF小野寺健也(26)→レイラック滋賀FC(JFL) ◆東京ヴェルディ [OUT] 《期限付き移籍》 GK飯田雅浩(23)→ヴァンラーレ八戸 DF宮本優(24)→ヴェルスパ大分(JFL) ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 DF鈴木準弥(28) MF宇野禅斗(19) FW平河悠(23) [IN] 《完全移籍》 MF仙頭啓矢(29)←柏レイソル 《期限付き移籍満了》 DF奈良坂巧(21)←カマタマーレ讃岐 [OUT] 《期限付き移籍》 DF内田瑞己(24)→カマタマーレ讃岐 ◆V・ファーレン長崎 [IN] 《育成型期限付き移籍》 DF田中隼人(20)←柏レイソル <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240111_tw3.jpg" alt="高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">高校時代を過ごした地へ加入するGK飯田雅浩/©︎超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457779&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆ヴァンラーレ八戸 [IN] 《期限付き移籍》 GK飯田雅浩(23)←東京ヴェルディ ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 DF附木雄也(29) ◆カマタマーレ讃岐 [IN] 《新加入》 DF左合修土(21)←日本体育大学 《期限付き移籍》 DF内田瑞己(24)←FC町田ゼルビア [OUT] 《期限付き移籍満了》 DF奈良坂巧(21)→FC町田ゼルビア ◆ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《完全移籍》 MF池髙暢希(23)→沖縄SV(JFL) DF大石悠介(23→ラインメール青森(JFL) ◆テゲバジャーロ宮崎 [OUT] 《完全移籍》 FW青戸翔(27)→ヴェロスクロノス都農(九州L) ◆FC琉球 [OUT] 《契約満了》 FW金崎夢生(34)→契約満了 2024.01.12 07:30 Fri東京VのDF宮本優は今季もJFLへ武者修行、ヴェルスパ大分に期限付き移籍「ピッチ内外で自分の役割を全う」
東京ヴェルディは11日、DF宮本優(24)が日本フットボールリーグ(JFL)のヴェルスパ大分へ期限付き移籍で加入すると発表した。 加入期間は2025年1月31日まで。加入中、東京Vとの公式戦には出場できない。 熊本県出身の宮本は、2022年に法政大学から東京Vに加入。ルーキーイヤーは明治安田生命J2リーグでの9試合を含む公式戦11試合に出場した。 2023シーズンは、さらなる出場機会を求めてJFLの高知ユナイテッドSCへ育成型期限付き移籍で加入。序盤こそ出番のない時期が続いたが、終盤からはポジションを得てリーグ戦10試合に出場した。 新シーズンもJFLでプレーすることが決まった宮本は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆ヴェルスパ大分 「2024シーズンからヴェルスパ大分でプレーさせていただくことになりました、東京ヴェルディの宮本優です。僕自身、出身は九州なので住み慣れた地でサッカーができることに喜びを感じています」 「力のあるこのクラブでJFL優勝、J3昇格を果たすために日々自分と向き合いながらピッチ内外で自分の役割を全うしていきます。またファン・サポーターのみなさんと会場でお会いできることを楽しみにしています。覚悟はできています。一緒に闘ってください!」 ◆東京ヴェルディ 「いつも応援のメッセージありがとうございます。2024シーズンはヴェルスパ大分でプレーします。どんな状況でも東京ヴェルディでプレーしたいという気持ちは変わりません。ここからどこまで這い上がれるか僕なりにワクワクしています。東京ヴェルディの一員だという自覚をしっかりと持ち、ピッチ内外で表現していきます。いってきます!」 2024.01.11 11:45 Thu【Jリーグ移籍情報まとめ/1月4日】横浜FMが山村和也を獲得、川崎Fは名古屋退団のDF丸山祐市を確保!
Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月4日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】FC東京で続投が決まったピーター・クラモフスキー監督</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw1.jpg" alt="FC東京で続投が決まったピーター・クラモフスキー監督" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">今季途中からFC東京を指揮したクラモフスキー監督/©J.LEAGUE<hr></div> ◆浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 MF松崎快(26)→清水エスパルス ◆柏レイソル [IN] 《期限付き移籍満了》 FW森海渡(23)←徳島ヴォルティス [OUT] 《完全移籍》 FW森海渡(23)→横浜FC ◆FC東京 《契約更新》 FW仲川輝人(31) MF俵積田晃太(19) 《続投》 ピーター・クラモフスキー監督(45) [OUT] 《育成型期限付き移籍延長》 MF梶浦勇輝(19)→ツエーゲン金沢 ◆川崎フロンターレ [IN] 《完全移籍》 DF丸山祐市(34)←名古屋グランパス [OUT] 《完全移籍》 DF山村和也(34)→横浜F・マリノス ◆横浜F・マリノス [IN] 《完全移籍》 DF山村和也(34)←川崎フロンターレ ◆横浜FC [IN] 《完全移籍》 FW森海渡(23)←柏レイソル FW室井彗佑(23)←大宮アルディージャ [OUT] 《完全移籍》 DFマテウス・モラエス(22)→ベガルタ仙台 ◆アルビレックス新潟 《契約更新》 DF新井直人(27) ◆名古屋グランパス [OUT] 《完全移籍》 DF丸山祐市(34)→川崎フロンターレ ◆セレッソ大阪 [OUT] 《完全移籍》 FW澤上竜二(30)→福島ユナイテッドFC/期限付き→完全 ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《育成型期限付き移籍満了》 MF櫻井辰徳(21)←徳島ヴォルティス [OUT] 《期限付き移籍満了》 DF高橋祥平(32)→FC町田ゼルビア ◆サンフレッチェ広島 《契約更新》 FWドウグラス・ヴィエイラ(36) MFエゼキエウ(25) MFマルコス・ジュニオール(30) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】千葉の守備を支えた新井一耀が長崎へ完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw2.jpg" alt="千葉の守備を支えた新井一耀が長崎へ完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">長崎へ完全移籍が決まった新井一耀/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆ベガルタ仙台 [IN] 《完全移籍》 DFマテウス・モラエス(22)←横浜FC ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《期限付き移籍》 MF小野原和哉(27)←ツエーゲン金沢 ◆栃木SC 《契約更新》 DFラファエル(23) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 MF奥村晃司(25)→Y.S.C.C.横浜 ◆大宮アルディージャ 《契約更新》 MF泉澤仁(32) GK若林学歩(19) [IN] 《期限付き移籍満了》 GK加藤有輝(26)←ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《完全移籍》 FW室井彗佑(23)→横浜FC ◆ジェフユナイテッド千葉 [OUT] 《完全移籍》 DF新井一耀(30)→V・ファーレン長崎 ◆東京ヴェルディ [IN] 《期限付き移籍満了》 DF宮本優(24)←高知ユナイテッドSC(JFL) ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 DF池田樹雷人(27) [IN] 《完全移籍》 FWナ・サンホ(27)←FCソウル(韓国) 《期限付き移籍満了》 DF高橋祥平(32)←ヴィッセル神戸 [OUT] 《完全移籍》 DF高橋祥平(32)→松本山雅FC ◆清水エスパルス 《契約更新》 DF北爪健吾(31) MF西澤健太(27) MF白崎凌兵(30) [IN] 《完全移籍》 MF松崎快(26)←浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 DF井林章(33)→鹿児島ユナイテッドFC ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 MF嶋田慎太郎(28) [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 MF梶浦勇輝(19)←FC東京 [OUT] 《期限付き移籍満了》 DFパク・ジュンソ(19)→大田ハナシチズン(韓国) 《期限付き移籍》 MF小野原和哉(27)→ブラウブリッツ秋田 ◆レノファ山口FC 《契約更新》 DFヘナン(27) ◆徳島ヴォルティス 《契約更新》 GKホセ・アウレリオ・スアレス(28) [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW森海渡(23)→柏レイソル 《育成型期限付き移籍満了》 MF櫻井辰徳(21)→ヴィッセル神戸 ◆V・ファーレン長崎 [IN] 《完全移籍》 DF新井一耀(30)←ジェフユナイテッド千葉 ◆大分トリニータ 《契約更新》 DF安藤智哉(24) GK新井栄聡(28) <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】松本が町田からDF高橋祥平を完全移籍で獲得</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw3.jpg" alt="松本が町田からDF高橋祥平を完全移籍で獲得" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">今季は神戸でプレーしていた高橋祥平/©︎超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 MF桐蒼太(24) ◆福島ユナイテッドFC [IN] 《完全移籍》 FW澤上竜二(30)←セレッソ大阪/期限付き→完全 ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 DF藤原拓也(31) [IN] 《完全移籍》 MF奥村晃司(25)←ザスパクサツ群馬 [OUT] 《期限付き移籍》 FW田原廉登(22)→CDアトレチコ・パソ(スペイン4部) ◆SC相模原 《契約更新》 MF金城ジャスティン俊樹(26) GK古賀貴大(24) ◆松本山雅FC [IN] 《完全移籍》 DF高橋祥平(32)←FC町田ゼルビア ◆AC長野パルセイロ 《契約更新》 MF三田尚希(31) ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 MF伊東輝悦(49) ◆奈良クラブ 《契約更新》 MF嫁阪翔太(27) ◆ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《期限付き移籍満了》 GK加藤有輝(26)→大宮アルディージャ ◆鹿児島ユナイテッドFC [IN] 《完全移籍》 DF井林章(33)←清水エスパルス 2024.01.05 07:30 Fri鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat京都が序盤2得点で待望のホーム初白星! 札幌とのシックスポインター制す【明治安田J1第18節】
15日、明治安田J1リーグ第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、ホームの京都が2-0で勝利した。 勝ち点「11」で並ぶ下位同士の一戦。19位のホーム京都はミッドウィークに行われた天皇杯2回戦の大宮アルディージャ戦で勝利を収めたなか、リーグ戦で8試合ぶりの勝利、さらにはホーム初白星を狙った。U-23日本代表帰りの川崎颯太が早速先発したほか、今節は麻田将吾がメンバー外となり、鈴木義宜がスタメンに入った。 対する最下位のアウェイ札幌は、前節の東京ヴェルディ戦で3-5と打ち負けたが、その後のYBCルヴァンカップ、天皇杯2回戦で2勝1分け。この流れを継続し、リーグ戦の連敗を「3」でストップしたいところ。東京V戦からは3人メンバーが変わり、小林祐希、田中宏武、西野奨太が先発した。 立ち上がりからチャンスを作ったのは札幌。3分、ロングボールから近藤友喜が右サイドを抜け出すと、シュートのこぼれ球に小林が反応。枠内に押し込むことはできなかった。 京都もゴールに迫るなか、川崎が相手との接触により一時ピッチを去るアクシデント。大事には至らず、すぐにピッチへと復帰した。 14分、京都は左からのクロスがファーまで流れると、豊川雄太にチャンス。相手をワンフェイクで外してのシュートを試みるが、かわしきれずブロックに阻まれた。 それでも18分にはゴールをこじ開ける。右サイドを連携で崩すと、福田心之助のグラウンダーのクロスに松田天馬。弾んだボールをハーフボレーで叩き込み、2試合連続得点を記録した。 畳み掛ける京都は2分後に追加点。ハイプレッシャーをかけた松田がボックス内でボールを奪うと、豊川が落ち着いて流し込んだ。 反撃を試みる札幌だったが、なかなかゴール前を攻略することができず。前半終盤には荒野拓馬がボックス内で倒されてVARチェックが行われたが、正当なタックルと判断され、PKは与えられなかった。 札幌は後半頭から今シーズン初先発の西野を下げ、長谷川竜也を投入。長谷川がシャドーの一角に入り、駒井善成と馬場晴也がそれぞれ1列下にスライドした。 勢いを持って後半に入った札幌は49分に近藤が左クロスに飛び込むも、GKク・ソンユンがファインセーブ。一方、札幌のGK菅野孝憲も負けじと豊川のシュートをストップする。 しかし、これで得たCKから京都が3度ネットを揺らす。鈴木が高い打点のヘディングで叩き込み、決定的な3点目かに思われたが、VARチェックの結果、オフェンシブファウルでゴールは取り消された。 追加点を奪えなかった京都は、豊川が負傷交代するアクシデントも。同じタイミングで札幌もカードを切り、田中克幸の投入で勝負をかける。 その後も京都は集中した守備でゴールを許さず。終盤には選手を変えながら5バックにシステム変更し、逃げ切りを図る。 7分の後半アディショナルタイムにもスコアは動かず、2-0のまま試合終了。京都が残留を左右するシックスポインターを制すると同時に、待望のホーム初白星を挙げた。 京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌 【京都】 松田天馬(前18) 豊川雄太(前20) <span class="paragraph-title">【動画】福田心之助のクロスに合わせた松田天馬の2戦連発弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>美しい崩し<br>\<br><br>平戸のワンタッチパスから綺麗に崩し<br>最後は松田天馬が2試合連続弾<br><br>ホームの京都が先制点を奪う<br><br>明治安田J1第18節<br>京都×札幌<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都札幌</a> <a href="https://t.co/ldasZGIudO">pic.twitter.com/ldasZGIudO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801924640748544123?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 21:16 Sat【J1注目プレビュー|第18節:京都vs札幌】勝ち点「11」で並ぶ下位2チームの“シックスポインター”
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat異例の事態、神戸vs京都で1つの事象に2度のVARチェック…判定決定後に再度VARに対してJFA審判委員会が見解「受け入れられ辛い」
9日、日本サッカー協会(JFA)は今シーズン第3回目のレフェリーブリーフィングを開催した。 2024シーズンの明治安田Jリーグ開幕後の2度目のブリーフィング。冒頭、今シーズンの第10節までの反則数や警告・退場数のデータが紹介された。 昨シーズンは18クラブだったが、今シーズンから20クラブに。10節までの反則数は「2578」から「2756」に増加。ただ、チーム数が1.11倍になっていることを考慮すると、「2862」になるため、ほぼ変わらない搭乗橋。1チームの平均反則数も「14.3」から「13.9」と変わらない。 また、警告数に関しては「243」から「291」となり、1.11倍だと「270」になるため、増加傾向。その中で、ラフプレーが「107」から「139」、反スポーツ的行為が「105」から「130」と増加傾向にある。 さらに退場数は10節で「19」となっており、昨年は「14」。1.11倍でも「16」となり少し増加。これは得点機会阻止が「3」から「10」に増加しており、DOGSOでの退場が増えていることとなる。 懲戒罰については「ボールをプレーしようと試みて、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジする」という文言が規則に書かれており、これによりPKが与えられた場合は、レッドカードがイエローカード、イエローカードがカードなしにカードが軽減されることとなる。 これにより警告が増えていることにも繋がり、DOGSOによる退場も増えることとなっている。 そんな中で、Jリーグの事象についても言及。注目されたのは4月27日に行われた明治安田J1リーグ第10節のヴィッセル神戸vs京都サンガF.C.の一戦でのVARの事象だ。 この試合では0-0で迎えた前半終了間際に問題のシーン。左サイドからのスローインのボールをニアサイドで福田心之助が触ると、これを大迫勇也が合わせて神戸が先制した。しかし、これにはVARチェックが入り、大迫がわずかにオフサイドだったとしてゴールは取り消し。チェックオーバーとなり試合が再開されると思われた。 しかし、再びVARチェックとなると、松田天馬のハンドのチェックが。すると、今度はハンドを取り、神戸にPKが与えられることとなった。 1つの事象に対し異例の2度のVARチェック+オンフィールド・レビュー。ゴール、オフサイドで取り消し、ハンドでPKと判定も二転三転してしまい、時間にしておよそ9分間止まっていた。 JFA審判マネジャー Jリーグ担当統括の佐藤隆治氏は、このシーンについて主審とVARの交信の様子も公開。一部の抜粋となったが、まずはオフサイドに関してVARオンリーレビューが行われ、オフサイドとなった。この際に、飯田淳平主審はVARに対し「APP(アタッキング・ポゼッション・フェーズ/攻撃側チームがボールを保持し攻撃に移る局面)は大丈夫か?」と確認。これは、オフサイド以外の事象のチェックは済んでいるかという確認だったが、VARは「大丈夫です」と答えた。 ただ、佐藤氏よれば、飯田主審は「松田天馬の手にボールが当たっている」ことは認識していたとのこと。そのため、オフサイドではなく、ハンドの可能性をチェックしたかを確認したという。 一度はチェックオーバーとしたが、VARがサイド確認するとハンドの可能性が疑われ、オンフィールド・レビュー。飯田主審は映像で確認しPKと判定した。なお、PKは大迫のシュートをク・ソンユンがセーブして失敗していた。 佐藤氏はこの一連の流れについて「何に疑義があるかと言えば手に当たっていることのチェックが完了しているか」と飯田主審の確認事項について説明。ただ、「オフサイドでゴールを取り消す前に確認すべきだと思う」と、VARの判定が出たという前にチェックすべきだったとした。 状況をしっかり把握できない状況の選手やファン、スタッフからすれば疑念が生じかねない状況。「最終決定をしてから念のためにもう1回見ますというのは適切なのか。決めたあとにもう1回見に行くのは、結果が正しくてもなかなか受け入れられ辛く、自分の疑いがクリアになってから決定すべきという話をしました」と、決定を覆すようなことはしない方が良いと見解を示した。 <span class="paragraph-title">【動画】神戸vs京都、2度のVARチェックが入ったプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HorDFYo7ogk";var video_start = 183;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.09 20:55 Thu首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 Sun【J1注目プレビュー|第17節:町田vs新潟】今季2度目の4連勝目指す町田は首位堅持なるか? 新潟はストロングを出して連敗ストップへ
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/35pt) vs アルビレックス新潟(16位/16pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆目指せ2度目の4連勝【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでの浦和レッズ戦。埼玉スタジアム2002の圧力を前にしっかりとした戦いを見せた中で引き分けに終わるかと思われたが、ラストにドラマが待っておりPKが決勝点となった勝利を収めた。 大きすぎる1勝。浦和を沈黙させ、プレッシャーを跳ね除けた選手たちは大喜び。ただ、地に足をつけている。 今節の相手は苦戦が続いている新潟。ボールを保持してくる相手だけに、強度の高いハイプレスでボールを奪い、カウンターを目指したい相手。ただ、新潟も簡単に流行らせてくれないだろう。 自らがやるべきことをしっかりとやり遂げられれば、そこまで苦戦は考えにくい。浮かれずに精度の高いプレーをやり続けることができれば、勝利は自ずと着いてくる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、オ・セフン 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆連敗ストップへ、真っ向勝負!【アルビレックス新潟】</span> 前節はホームにアビスパ福岡を迎えた中、1-2で敗戦。これで連敗を喫してしまった。 ケガ人の問題などもあり、苦しい戦いが続いている中で、町田相手には自分たちのポゼッションサッカーを見せたいところ。ただ、新潟をよく知るコーチ陣を構える相手に、スタイルを読み切られている可能性はある。 ただ、そこを跳ね除けてこそ。しっかりと自分たちのストロングを見せて、上回っていくことが、この先に向けた大きな自信にもなるはずだ。 苦しい戦いは続くことになるが、相手は首位。胸を借りるつもりで、しっかりとぶつかり合って戦い、勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉 MF:秋山裕紀、島田譲 MF:小見洋太、長倉幹樹、谷口海斗 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.06.01 12:10 SatJ1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。 1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。 さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。 町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太、藤本一輝、オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。 同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホ、エリキ、ミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。 果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。 ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.27 21:40 Mon町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み
先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱
FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 SunJ2長崎は新潟に逆転負け、J3富山は札幌と引き分けてPOラウンド第2戦へ…J1首位町田は3発逆転で先勝【YBCルヴァンカップ】
5日、YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第1戦の5試合が各地で行われた。 1stラウンド3回戦で浦和レッズを破り勝ち上がったJ2勢のV・ファーレン長崎は、アウェイでアルビレックス新潟と対戦。先手を取ったのは18分の長崎。山田陸が一度味方に預けてボックス内に侵入すると、浮き球のリターンパスに左足を伸ばし、GKの頭を越すループ気味のシュートを沈めた。 リードを許した新潟は負傷したトーマス・デンも含め前半のうちに2枚替え。早めに動いたホームチームは69 分、右サイドのFKから小見洋太が右足ボレーを叩き込むと、82分にはハンドで得たPKを長倉幹樹が沈めて逆転。そのまま試合は終了し、新潟の先勝で4日後の第2戦へと向かう。 J3勢のカターレ富山は、昨シーズンJ1王者のヴィッセル神戸をPK戦の末に下してPOラウンド進出。今回は北海道コンサドーレ札幌とのアウェイゲームに臨み、序盤の8分に先制する。ボックス手前でパスを受けた碓井聖生がワンタッチで相手DFをかわし、左足で流し込んだ。 追う形となった札幌はなかなかゴールをこじ開けられなかったが、81分に同点弾。ボックス左手前で相手GKのクリアボールを拾った長谷川竜也が、ゴール右隅にコントロールショット。1-1のドローで第1戦を終えた。 その他、J1首位のFC町田ゼルビアは、セレッソ大阪に立ち上がりから先制されるも、後半に下田北斗のPK、ナ・サンホのミドルシュート、エリキのダメ押しゴールで逆転勝利。サンフレッチェ広島は敵地でFC東京相手に2-1で逃げ切り、高嶺朋樹の豪快な一撃で追いついた柏レイソルは、名古屋グランパスとのホームゲームをドローで終えている。 ◆YBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 【第1戦】 ▽6/5(水) 柏レイソル 1-1 名古屋グランパス セレッソ大阪 1-3 FC町田ゼルビア アルビレックス新潟 2-1 V・ファーレン長崎 FC東京 1-2 サンフレッチェ広島 北海道コンサドーレ札幌 1-1 カターレ富山 【第2戦】 ▽6/9(日) 《14:00》 カターレ富山 vs 北海道コンサドーレ札幌 [富山県総合運動公園陸上競技場] FC町田ゼルビア vs セレッソ大阪 [町田GIONスタジアム] 《16:00》 名古屋グランパス vs 柏レイソル [豊田スタジアム] 《18:00》 V・ファーレン長崎 vs アルビレックス新潟 [トランスコスモススタジアム長崎] 《18:30》 サンフレッチェ広島 vs FC東京 [エディオンピースウイング広島] <span class="paragraph-title">【動画】柏MF高嶺朋樹が左足一閃のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">左足一閃!同点ゴラッソ☀<br><br> ゴール動画 <br> JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦<br> 柏vs名古屋<br> 1-1<br> 72分<br> 高嶺 朋樹(柏)<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ルヴァンカップ</a> <a href="https://t.co/xjQYr0oUBr">pic.twitter.com/xjQYr0oUBr</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1798325217577574505?ref_src=twsrc%5Etfw">June 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.05 21:37 Wed新潟が連敗ストップの大きな白星! 町田は今季初3失点で7戦ぶり黒星【明治安田J1第17節】
明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイのアルビレックス新潟がFC町田ゼルビアを3-1で下した。 首位町田は下田北斗に代わり、柴戸海が先発。一方、16位新潟も前節から1選手の変更にとどめ、千葉和彦に代わって舞行龍ジェームズがスタートから出場した。 首位チームのホームに乗り込んでの一戦になる新潟だが、24分に小見洋太が味方を使いながらドリブルで右サイドからボックス中央に。最後は右足でネットを揺らし、先制する。 新潟の攻撃は26分にも町田の守備陣に襲いかかり、右サイドからのクロスに大外の谷口がヘッド。GK谷晃生も前に出ており、万事休すかに追われたが、昌子源がぎりぎりで跳ね返す。 すると、直後の27分に平河悠が左サイドを独走してカウンター。左足での折り返しを並走するボックス中央の藤尾翔太が右足で押し込み、町田がすぐさま追いついてみせる。 ところが、45分に長倉幹樹がボックス右に仕掛け、折り返しに谷口海斗が右足で合わせると、ボックス右のスペースにうまくこぼれ、それを藤原奏哉が右足でプッシュ。新潟が再び前に出る。 後半からナ・サンホを送り込み、仕切り直しを図る町田だが、52分に新潟が敵陣左サイドでFKのチャンス。クロスにニアの谷口が反応すると、チャン・ミンジュのオウンゴールを誘って突き放す。 追いかける町田は59分にエリキや、荒木駿太、望月ヘンリー海輝を一挙に送り込み、63分に平河が左ポストを叩くフィニッシュ。そのこぼれ球から荒木が押し込みにかかったりと猛攻に出る。 だが、それでもこじ開けられず、73分に最後のカードでミッチェル・デュークも投入した町田だが、新潟も次のゴールを目指しながらこのリードを死守。守り一辺倒の戦いに持ち込ませず。 堀米悠斗や、島田譲、ダニーロ・ゴメス、松田詠太郎、石山青空といった交代カードを切りながら町田に反撃を許さなかった新潟は連敗ストップの3戦ぶり白星。今季初3失点の町田は7戦ぶりの黒星となった。 FC町田ゼルビア 1-3 アルビレックス新潟 【町田】 藤尾翔太(前27) 【新潟】 小見洋太(前24) 藤原奏哉(前45) OG(後7) 2024.06.01 17:12 Sat鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat【J1注目プレビュー|第18節:京都vs札幌】勝ち点「11」で並ぶ下位2チームの“シックスポインター”
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
得点ランク首位のレオ・セアラが今季13点目もC大阪逃げ切れず…京都は松田天馬の同点弾で今季ホーム初の勝ち点【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の京都サンガF.C.vsセレッソ大阪がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、1-1の引き分けに終わった。 前節の名古屋グランパス戦のドローで連敗を「5」で止めたものの、最下位の20位に沈む京都。残留に向け、ホームでの初勝利を狙う。豊川雄太の先制点を守りきれなかった名古屋戦からはメンバー変更なしで臨んだ。 対する7位C大阪は2試合負けなしの状況。前節はサンフレッチェ広島相手に1-1のドローで終えていた。今節はジョルディ・クルークスがベンチ外となり、ケガから復帰のカピシャーバが第10節以来の先発を飾った。 立ち上がりから古巣対戦の豊川がクロスに合わせていき、その後も押し込む京都。6分にも豊川がオーバーヘッド気味のシュートを狙っていく。 一方、徐々に押し戻したC大阪。12分には持ち上がったルーカス・フェルナンデスが自ら枠内にシュートを飛ばす。 得点ランキング首位を走るレオ・セアラもゴールに迫るが、京都も集中した守備で対応。0-0のまま推移していく。 スコアが動いたのは33分。ルーカス・フェルナンデスが中盤で粘ると、敵陣中央を奥埜博亮、ヴィトール・ブエノと繋いで最後はレオ・セアラがフィニッシュ。エースの今シーズン13点目でC大阪がリードを得た。 追う形となった京都は原大智が強引にシュートまで持ち込むが、GKキム・ジンヒョンがきっちりセーブ。43分にはボックス手前で粘った川崎颯太が左足を振るも、シュートはバーの上を越えた。 前半アディショナルタイムには左クロスに豊川が合わせるが、GKキム・ジンヒョンの牙城を崩せず。C大阪1点リードでハーフタイムを迎える。 両チーム交代なしで後半へ。C大阪は52分、毎熊晟矢のクロスからレオ・セアラが2点目に迫る。 それでも次にネットを揺らしたのはホームチーム。55分、右サイドからの斜めのパスに原大智が抜け出すと、シュートはGKキム・ジンヒョンに防がれるも、こぼれ球に川崎が反応。ワンタッチパスを松田天馬が押し込み、試合を振り出しに戻した。 勢いに乗った京都は平戸太貴が積極的にシュート。再び勝ち越したいC大阪も64分、カピシャーバが遠めから左足で狙う。 拮抗した展開が続くなか、先に動いたのは京都ベンチ。豊川を下げて一美和成をピッチに送り出す。後を追ってC大阪も交代カードを切り、清武弘嗣と為田大貴を投入した。 なかなか決定機を生み出せない両チームだったが、86分には京都がネットを揺らす。左サイドからクロスが上がると、GKキム・ジンヒョンがキャッチするも、飛び込んできた一美との接触もあってファンブル。そのまま一美が押し込んだが、これはファウルの判定でゴールは認められなかった。 少しヒヤッとしたC大阪は、上門知樹と山田寛人の投入で勝ち点「3」を狙いに行く。しかし、8分の後半アディショナルタイムにも追加点は生まれず試合終了。両チームともに2試合連続のドローとなった。 京都は開幕からホームで7戦全敗だった中、8戦目にして初の勝ち点を獲得となった。 京都サンガF.C. 1-1 セレッソ大阪 【京都】 松田天馬(後10) 【C大阪】 レオ・セアラ(前33) <span class="paragraph-title">【動画】京都にホーム初勝ち点をもたらした松田天馬の同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>まずは同点!<br>\<br><br>ゴール前のこぼれ球を<br>川﨑が拾い冷静にパス<br>そして最後は松田天馬が流し込んだ!<br><br>久しぶりの勝利に向けて<br>同点に追いつく!<br><br>明治安田J1第17節<br>京都×C大阪<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BDC%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都C大阪</a> <a href="https://t.co/7Nf13KdxWh">pic.twitter.com/7Nf13KdxWh</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796869283965727074?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 21:26 Sat![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
京都の未勝利街道続く 名古屋から先制も同点被弾でドロー決着【明治安田J1第16節】
26日、明治安田J1リーグ第16節の名古屋グランパスvs京都サンガF.C.が豊田スタジアムで行われ、1-1のドロー決着となった。 公式戦3連勝中の名古屋(5位)と、J1リーグ5連敗で最下位に沈む京都(20位)。5試合16失点の京都としては、今回アウェイで上位との対決だが、「勝ち点3」で弾みを作りたい。 名古屋は16分、古巣対戦のパトリックが左からのクロスに右足で合わせ、GKと逆シグナルのシュートが枠を突く。しかし、ゴールマウスのカバーへ走ったDFにクリアされる。 25分過ぎにはアクシデント。小野雅史が左ヒザ付近を痛めたようで、担架に乗せられてピッチ外へ。28分に中山克広との交代を余儀なくされる。 先制は京都。36分、右サイドからのスローインを191cm原大智がポストプレーで落とすと、こぼれ球を拾った平戸太貴の浮き玉に豊川雄太が走り、右足ボレーでGKランゲラックとの一対一を制した。 堅守速攻の名古屋に対して根気強く“穴”を探し、比較的よい時間帯で1点を奪った京都。43分にはFKを獲得、名古屋パトリックのクリアがポスト直撃という惜しいシーンを作る。 名古屋は45+4分に決定機。森島司のロングスルーパスに抜け出した永井謙佑が、ボックス右でワントラップから右足を振る。やや角度が足りなかったか、GKク・ソンユンに阻まれた。 51分、京都はセットプレー崩れから佐藤響がボックス手前で右足ミドルも、GKランゲラックが反応できなかった一撃はクロスバー直撃。惜しくも追加点ならず。 今度は名古屋。55分、途中出場した中山の右からのクロスに永井がヘディングで合わせるが、GKク・ソンユンのファインセーブに阻まれる。 57分、名古屋はパトリック&永井を下げ、キャスパー・ユンカー&山岸祐也をピッチへ。早い時間でまず追いつきたい。 76分にようやく同点に。右から崩し、ボックス右角でボールをキープするユンカー。DF2枚を背負い、形成は不利だったが、巧みな身のこなしでバックパスを送り、受けた椎橋慧也がワントラップから右足ボレーを放つ。 枠を突きつつ、威力には乏しかったが、これが京都の宮本優太に当たってコースが変わり、GKク・ソンユンの動きと逆方向へ。ク・ソンユンは咄嗟の判断で見送ったが、これがネットへと吸い込まれた。 椎橋の加入後初ゴールで勢いに乗った名古屋。一気呵成に京都を押し込んでいくが、勝ち点3を求めて大挙して来たサポーターに後押しされる京都も意地。名古屋の攻撃を“決定機未遂”で凌いでいき、陣地回復へ前を向く。 どちらも2点目は奪えず、1-1のドロー決着。京都は連敗こそ5でストップも、未勝利街道が続くことになった。 名古屋グランパス 1-1 京都サンガF.C. 【名古屋】 椎橋慧也(後31) 【京都】 豊川雄太(前36) 2024.05.26 17:04 Sunゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み
先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱
FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 Sunミッチェル・デュークが豪州代表を早期離脱…8日に町田帰還
この代表ウィークにオーストラリア代表の活動に参加するFWミッチェル・デュークだが、所属先のFC町田ゼルビアが代表離脱とともに、本日8日の合流を発表した。 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選進出が決定済みのオーストラリアはこの6月シリーズでバングラデシュ代表、パレスチナ代表と対戦。6日にはアウェイのバングラデシュ戦に臨み、2-0で勝利した。 Jリーグから唯一の選出となるデュークはそのバングラデシュ戦にフル出場。11日にホームで行われるパレスチナ戦を前に町田帰還の運びとなった。 2024.06.08 13:55 SatJ1町田の豪代表ミッチェル・デュークが母国メディアに退団を示唆「次の移籍期間で大きな決断をすべきかも」
オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(33)がFC町田ゼルビアからの退団を示唆した。豪『news.com.au』が伝える。 現在オーストラリア代表の活動に参加しているデューク。2022年カタールW杯でゴールも決めた33歳は、グラハム・アーノルド監督率いる同代表でセンターフォワードのファーストチョイスを長く守っている。 Jリーグ歴も長くなったなか、昨季の町田ではJ2リーグ34試合10得点で優勝およびJ1初昇格に貢献。ただ、アジア杯におけるケガで今季を少し出遅れ、J1首位を走る町田において、デュークはリーグ戦での先発機会がない。 そんななかでの代表活動。デュークは母国メディアに対し、「僕の持つ競争心を考慮すれば、次の移籍期間で大きな決断をしなくてはならない可能性が高くなっているよ…すでにクラブ(町田)とは話をしている。これからどうなっていくか様子を見ないといけない」とコメント。 「この1カ月は調子も良く、結果も出せている。もっとプレー時間が増えるかどうかを見てみよう」 デュークは今季、J1リーグ出場15試合は全て途中出場で2得点。スタメン機会がYBCルヴァンカップに限られるなか、同大会では2回戦の鹿島アントラーズ戦(5月22日)で2得点を挙げている。 2024.06.03 18:40 Mon首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】
YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 Sun【J1注目プレビュー|第17節:町田vs新潟】今季2度目の4連勝目指す町田は首位堅持なるか? 新潟はストロングを出して連敗ストップへ
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/35pt) vs アルビレックス新潟(16位/16pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆目指せ2度目の4連勝【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでの浦和レッズ戦。埼玉スタジアム2002の圧力を前にしっかりとした戦いを見せた中で引き分けに終わるかと思われたが、ラストにドラマが待っておりPKが決勝点となった勝利を収めた。 大きすぎる1勝。浦和を沈黙させ、プレッシャーを跳ね除けた選手たちは大喜び。ただ、地に足をつけている。 今節の相手は苦戦が続いている新潟。ボールを保持してくる相手だけに、強度の高いハイプレスでボールを奪い、カウンターを目指したい相手。ただ、新潟も簡単に流行らせてくれないだろう。 自らがやるべきことをしっかりとやり遂げられれば、そこまで苦戦は考えにくい。浮かれずに精度の高いプレーをやり続けることができれば、勝利は自ずと着いてくる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、オ・セフン 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆連敗ストップへ、真っ向勝負!【アルビレックス新潟】</span> 前節はホームにアビスパ福岡を迎えた中、1-2で敗戦。これで連敗を喫してしまった。 ケガ人の問題などもあり、苦しい戦いが続いている中で、町田相手には自分たちのポゼッションサッカーを見せたいところ。ただ、新潟をよく知るコーチ陣を構える相手に、スタイルを読み切られている可能性はある。 ただ、そこを跳ね除けてこそ。しっかりと自分たちのストロングを見せて、上回っていくことが、この先に向けた大きな自信にもなるはずだ。 苦しい戦いは続くことになるが、相手は首位。胸を借りるつもりで、しっかりとぶつかり合って戦い、勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉 MF:秋山裕紀、島田譲 MF:小見洋太、長倉幹樹、谷口海斗 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.06.01 12:10 Sat【J1注目プレビュー|第16節:浦和vs町田】首位・町田は埼スタの”圧”に耐えられるか!? 浦和は味方につけ撃破へ
【明治安田J1リーグ第16節】 2024年5月26日(日) 16:00キックオフ 浦和レッズ(6位/24pt) vs FC町田ゼルビア(1位/32pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆苦しい台所事情も見せつけたい埼スタの“圧”【浦和レッズ】</span> 前節はアウェイでのジュビロ磐田戦で1-1のドロー。先制するもすぐに追いつかれるという嫌な形で連勝が「3」でストップしてしまった。 さらに、ミッドウィークのYBCルヴァンカップではJ2のV・ファーレン長崎相手に1-0で敗戦。数的優位な状況から先制を許すなど、隙を見せてやられてしまったことはいただけない。 ただ、オラ・ソルバッケンがついにデビュー。それでも、伊藤敦樹が負傷交代したり、ケガ人が絶えないという悩ましい側面は全く変わらない。 継続して起用してきた選手たちが徐々にいなくなり、チームとしての完成度が再び下がるなど悪循環も生まれつつあるが、ここでどう踏ん張れるか。J1の先輩としての意地、そして埼スタの圧力を町田に見せつけたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、大畑歩夢 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、渡邊凌磨 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、中島翔哉 監督:ペア・マティアス・ヘグモ <span class=“paragraph-subtitle">◆首位を守るため、埼スタの圧を跳ね除けろ【FC町田ゼルビア】</span> 前節はホームに東京ヴェルディを迎えての“東京クラシック”。意地を見せたい中で、5-0と完璧な勝利を収め、今シーズン1の出来だったといえる戦いを見せた。 これで5戦負けなしで首位に立っている状況。迎えるはアウェイでの浦和戦だ。 この試合に向けての不安材料は2つ。1つは中盤を支え強度と保つために必要な柴戸海が契約の問題で出場ができないこと。町田での存在感を考えれば、この欠場は大きな痛手と言えるだろう。 そしてもう1つが埼スタという場所。今までに味わったことのない数のサポーターと、全方位からくる圧力に町田の選手たちがどういう反応を見せるか。普段の強度を保ち続けて戦い抜けるかはポイントとなる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、宇野禅斗、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、ミッチェル・デューク 監督:黒田剛 契約上出場不可:柴戸海 2024.05.26 13:15 Sun鳥栖が下位直接対決を制して残留圏へ! 京都に3発快勝【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節の1試合が22日に駅前不動産スタジアムで行われ、ホームのサガン鳥栖が京都サンガF.C.を3-0で下した。 ともに勝ち点14で降格圏内に沈む両チームのシックスポインター。18位鳥栖が5選手を入れ替え、長沼洋一らがスタートから出場した一方で、19位京都は前節と変わらずの11選手をチョイスした。 7分に左CKから原大智のヘッドで相手ゴールに襲いかかった京都は続く21分にも福田心之助の左足ミドルで迫ると、24分にバックラインでのパスの乱れを突いて決定機。原が左足を振り抜いていくが、ゴールを割れず。 後半の立ち上がりにも原の頭で迫った京都だが、前半をゼロで凌いだ鳥栖が53分に原田亘のミドルでフィニッシュシーンを作ると、58分に右サイドからのクロスにマルセロ・ヒアンがヘッド。これがゴール左に決まる。 先制した鳥栖は続く60分にもマルセロ・ヒアンがゴール。敵陣中央で相手DF数人をなぎ倒しながらボールを収めると、ボックス中央でキックフェイントからの左足でネットを揺らして、京都の突き放しに成功する。 63分にマルコ・トゥーリオ、山崎凌吾、一美和成を送り込むと、67分にも鈴木冬一を投入した京都だが、76分に左サイドからのクロスに長沼がヘッドで合わせ、鳥栖が3点目。京都は80分にも福岡慎平を入れるが、ゴールを奪えず。 一方の鳥栖は菊地泰智や、藤田直之、富樫敬真を入れてバランスを保ちながら、最後のカードで手塚康平、ヴィニシウス・アラウージョもピッチへ。90分にはゴールとならなかったが、菊地の惜しいヘッドで4点目に迫る。 下位対決で快勝した鳥栖は3連敗ストップの4戦ぶり白星を掴み、残留圏の17位に浮上。京都は4戦ぶり黒星だが、残留争いのライバルとの直接対決を落とす痛い敗戦となった。 サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C. 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(後13、後15) 長沼洋一(後32) 2024.06.22 21:51 Sat谷口海斗の反転ボレー弾守り抜いた新潟が6試合ぶり白星! 京都はまたも無得点で3連敗【明治安田J1第9節】
20日、明治安田J1リーグ第9節の京都サンガF.C.vsアルビレックス新潟がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの新潟が0-1で勝利した。 5試合勝利なし、2連敗中で18位に低迷する京都。前節は鹿島アントラーズに競り負け、3試合連続の無得点となってしまった。ホームでの初勝利も懸かる中、塚川孝輝が加入後初先発に。4試合欠場が続いた金子大毅もスタメンに名を連ねた。 対する14位の新潟も同じく5試合勝ちなしの状況。しかし、前節の北海道コンサドーレ札幌戦を引き分けて連敗を止め、週中のYBCルヴァンカップ2回戦ではいわきFC相手に2-0で勝利。公式戦連勝を目指す今回の一戦ではスタメンが2人入れ替わり、高木善朗と千葉和彦が先発した。 立ち上がりはハイプレスをかける京都がセットプレーも絡めて押し込む展開となったが、新潟もカウンターから反撃。10分、最終ラインの裏へ抜け出した谷口海斗が右サイドからボックス内へ侵入すると、切り返しから左足シュート。これはDF宮本優太のシュートブロックに遭った。 以降も前がかりな京都、速攻を仕掛ける新潟という構図が続く。28分には新潟の松田詠太郎がドリブルで右サイドを崩し、折り返しに宮本英治が合わせたが、GKク・ソンユンの正面に飛んだ。 なかなか決定機を作れない京都に対し、アウェイチームは35分にネットを揺らす。今度は松田が最終ラインの裏へ抜け出すと、GKとの一対一に。これは制することができなかったが、その流れから谷口がゴール左隅へ。新潟の先制かに思われたが、VARチェックの結果、松田のオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。 前半終盤にも新潟の右CKから藤原奏哉のボレーシュートが枠を捉えたが、GKク・ソンユンがセーブ。ゴールレスのまま折り返す。 流れを代えたい京都の曹貴裁監督は、後半頭から先発起用した塚川を下げ、松田天馬を投入。早速その松田のFKから武田将平のヘディングシュートが生まれると、カウンターから山崎凌吾の左足を振り抜くシーンも見られる。 その後も武田将平、原大智がゴールに迫った京都だったが、均衡を破ったのは新潟。59分、右サイドから攻め込むと一度はシュートが弾かれるも、高木からの浮き球のパスをうまく処理した谷口が振り向きざまにハーフボレー。これがゴール右隅に決まった。 リードした新潟は追加点の流れ。高木の落としを受けた小見洋太のダイレクトシュートは宮本が身を挺して防ぐ。 66分には両指揮官動き、どちらも3枚替え。曹貴裁監督はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一、アピアタウィア久を送り込み、追加点が欲しい松橋力蔵監督も小野裕二、太田修介、長谷川元希と攻撃的なカードを切った。 すると71分、右サイドに入った鈴木が遠めからパンチのあるミドルで新潟ゴールを狙う。これはGK小島亨介がしっかりと弾き出し、新潟は事なきを得た。 その後、谷内田哲平も投入し、交代カードを使い切った京都。83分にはCKのこぼれ球に反応した佐藤響が右足を振ったが、バーの上を越える。 1点リードの新潟がうまく時間を使いながら後半アディショナルタイムを迎えると、京都のCKの際にはGKク・ソンユンも攻撃参加。しかし、最後までゴールは割れず。アウェイの新潟がリーグ戦6試合ぶりの白星を手にした一方、京都は6試合勝利なしで3連敗となった。 京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟 【新潟】 谷口海斗(後14) <span class="paragraph-title">【動画】新潟の決勝点となった谷口海斗の鮮やかボレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞストライカー<br>\<br><br>ゴール前の混戦から<br>谷口が浮き玉をコントロールし<br>反転してのスーパーショット<br><br>6試合ぶりの勝利に向け<br>大きな大きな先制点<br><br>明治安田J1第9節<br>京都×新潟<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%96%B0%E6%BD%9F?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都新潟</a> <a href="https://t.co/A4ftOPId1d">pic.twitter.com/A4ftOPId1d</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781570870546186743?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:45 Sat大卒ルーキー・濃野公人のJ初ゴールで鹿島が3試合ぶり白星! ホームで京都相手に勝ち切る【明治安田J1第8節】
13日、明治安田J1リーグ第8節の鹿島アントラーズvs京都サンガF.C.が県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島が1-0で勝利した。 アビスパ福岡、FC東京とのアウェイ2連戦を落とし、9位に後退した鹿島。どちらの試合も1点が遠かった。流れを変えたいランコ・ポポヴィッチ監督は中盤をテコ入れ。仲間隼斗を藤井智也に代えた。 対する17位の京都は7試合を終えて1勝のみと低迷。前節のジュビロ磐田戦では0-3の完封負けを喫し、4試合白星から遠ざかっている。京都にとってアウェイでの鹿島戦は1996年の初対戦から勝利なしと鬼門。その上、今節はU-23日本代表に選出された主将・川崎颯太が不在だ。 曹貴裁監督は川崎のいない中盤に谷内田哲平を起用し、前線はマルコ・トゥーリオに代えて山崎凌吾。最終ラインはアピアタウィア久がメンバー外となり、宮本優太が先発した。 立ち上がりから前半中盤にかけては激しいボールの奪い合いが続く。それでも13分、京都が中央を細かいパスワークで崩すと、最後は原大智がボックス手前左からシュート。これはゴール左に外れた。 鹿島が最初に決定機を迎えたのは21分。左サイド深い位置でボールを持った藤井がカットインから右足で狙う。シュートはゴール左下を捉えたが、GKク・ソンユンのファインセーブに遭った。 その後もチャヴリッチのスピードを活かし、右サイドから攻め込む鹿島だが、27分に京都が反撃。原大智が左サイドを1人で持ち上がると、中央へ切り込んでからシュート。遠めから思い切って右足を振ったが、再びゴール左に外れた。 32分には京都の豊川雄太が球際の強さを見せる。後方からのロングボールを無理矢理マイボールにし、ボックス内で右足シュート。しかし、戻った植田直通がスライディングで間一髪ブロックした。 終盤にかけては鹿島にチャンスが生まれ、鈴木優磨やチャヴリッチがゴールを狙ったが、ネットを揺らせず。ゴールレスで試合を折り返した。 後半は立ち上がりから攻勢の両チーム。チャヴリッチと藤井の位置を入れ替えた鹿島は48分、右サイドに回った藤井のクロスがファーまで流れると、後ろから走り込んだのは知念慶。右足ボレーに持ち込んだが、このシュートはバーの上を越えた。 目まぐるしく攻守が入れ替わる中、58分には鹿島の濃野公人に2度の決定機が訪れる。左からのクロスを右ポケットで収めると、右足のシュートはクロスバー直撃。その流れから上がった左クロスに足で合わせにいったが、ミートしきれず枠外へ飛んだ。 押し返したい京都の曹貴裁監督は65分、先発起用した谷内田に代えて塚川孝輝を投入。一方のポポヴィッチ監督も69分に樋口雄太を下げ、師岡柊生を起用する。この交代で鈴木とチャヴリッチの2トップとなり、諸岡は左サイドに入った。 すると73分、チャヴリッチのポストプレーから安西幸輝が左足クロス。中央で待っていた鈴木優磨が頭でそらすが、このシュートはGKク・ソンユンの正面だった。 さらにその2分後、左ボックス手前でボールを持ったチャヴリッチが不意をついた切り返しから右足シュート。GKク・ソンユンが触ったボールは右ポストに当たり跳ね返った。 その後も攻め続けた鹿島がついに均衡を破ったのは85分。左からのクロスをファーで関川郁万が折り返すと、ゴール前に飛び込んだのは濃野。頭で押し込み、Jリーグ初ゴールでチームにリードをもたらした。 追いかける形となった京都はマルコ・トゥーリオ、鈴木冬一を投入して反撃を試みたが、流れを大きく変えられず。ルーキーの値千金のゴールで勝ちきった鹿島は3試合ぶりの白星。一方の京都は2連敗となった。 鹿島アントラーズ 1-0 京都サンガF.C. 【鹿島】 濃野公人(後40) <span class="paragraph-title">【動画】頭で押し込んだ濃野公人のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>長い均衡を破ったドンピシャヘッド!<br>\<br><br>クロスボールを関川郁万が折り返して最後は<br>濃野公人がヘディングでしっかりと決めて<br>鹿島が先制点を獲得!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>鹿島×京都<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E4%BA%AC%E9%83%BD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島京都</a> <a href="https://t.co/ycrXOePfxw">pic.twitter.com/ycrXOePfxw</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779055611419795739?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 17:24 SatPK失敗のマテウス・ペイショットが2得点で挽回! 西久保駿介も起用に応えた磐田がアウェイ京都戦を快勝【明治安田J1第7節】
7日、明治安田J1リーグ第7節の京都サンガF.C.vsジュビロ磐田がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの磐田が0-3で勝利した。 前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終え、直近3試合勝利なしの京都。今シーズンのホーム初勝利を目指す。曹貴裁監督はスタメンを1人変更し、安齋悠人に代わりマルコ・トゥーリオが左ウイングに入った。 対するアウェイの磐田は、ジャーメイン良の2ゴールで前節アルビレックス新潟を下し、連敗を「3」でストップ。2連勝として波に乗りたいところ。今節は松原后が負傷のためメンバー外に。西久保駿介が代わりに先発し、前線もマテウス・ペイショットがスタメン入りした。 最初に決定機を迎えたのは4分のホームチーム。ボックス手前でパスを受けた原大智が思い切って右足を振ったが、これはGK川島永嗣のファインセーブに阻まれた。 その後もやや京都優勢の中、28分には磐田がボックス手前中央でFKを獲得。藤原健介が上から落とすシュートで直接狙ったが、高く跳んだ壁を越えることができなかった。 ゴールに近づいた磐田は30分にもチャンス。クイックリスタートから右サイドへ展開すると、そこから中央へクロス。DFのクリアボールに藤原健介が反応したが、福田心之助のシュートブロックに遭い、ネットは揺らせなかった。 一方の京都もカウンターから反撃。マルコ・トゥーリオが起点となり、原大智が左サイドを突破。自ら左ポケットまで持ち込んだが、左足のシュートは枠の右に外れた。 良い流れに乗る磐田は前半終盤、マテウス・ペイショットのヘディングシュートが麻田将吾の手に阻まれ、VARとOFRによるチェックの結果、PKを獲得。しかし、マテウス・ペイショットの真ん中へのシュートは、足を残したGKク・ソンユンにセーブされ、スコアは動かなかった。 後半も勢いを維持するアウェイチーム。立ち上がりに左サイド敵陣中央あたりでFKを獲得すると、キッカーの藤原が思い切って直接狙うが、枠を捉えたブレ球のシュートはGKク・ソンユンがしっかりと弾き出した。 それでも51分、磐田がセットプレーから先制。右CKを得ると、藤原のアウトスイングのクロスに合わせたのは西久保。頭でゴール左隅へ流し込み、加入後初得点で先発起用に応えた。 さらに63分、ジャーメイン良がゴール左上を狙うと、このシュートがバーを直撃。流れを変えたい京都の曹貴裁監督はその直後、一気に3枚交代カードを切る。 しかし、一方の磐田がすかさず追撃。65分、右サイドから崩すと西久保のクロスに飛び込んだのはマテウス・ペイショット。ダイビングヘッドでゴールに叩き込み、PK失敗の汚名を返上した。 リードを2点に広げた磐田だが、勢いは止まらず。71分、松本昌也の右からのクロスに合わせたのは再びマテウス・ペイショット。今度は直立気味のまま頭でそらし、ゴール左隅へ流し込んだ。 京都はさらに安齋悠人、福岡慎平を投入し、反撃を試みるが、さっそく訪れた安齋のシュートチャンスは相手DFに阻まれる。磐田の横内昭展監督は森岡陸らを起用しながら、クローズにかかる。 後半アディショナルタイムには、競り合いの際に頭部を痛めた鈴木海音が負傷交代するアクシデントもあった磐田だが、3点差を維持したまま試合終了。アウェイの地で今シーズン初の連勝を飾った。 京都サンガF.C. 0-3 ジュビロ磐田 【磐田】 西久保駿介(後6) マテウス・ペイショット(後20、後26) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたマテウス・ペイショットの2得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ペイショット爆発<br>\<br><br>マテウス ペイショットが<br>65分、71分に立て続けのゴール<br><br>いずれも右サイドからのクロスに頭で合わせた<br><br>2本続けてどうぞ<br><br>明治安田J1第7節<br>京都×磐田<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/stSj59Sbmw">pic.twitter.com/stSj59Sbmw</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776864972598886824?ref_src=twsrc%5Etfw">April 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 16:19 Sun金J開催の東京Vvs京都は白熱ドロー…豊川雄太ゴラッソなど京都2点先行も東京Vが染野唯月2発で劇的ドローに【明治安田J1第5節】
明治安田J1リーグ第5節の東京ヴェルディvs京都サンガF.C.が29日に味の素スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のアルビレックス新潟戦は後半終盤に追いついて2-2のドローに持ち込んだ東京V。これまでにない形での勝ち点1獲得も、開幕4戦未勝利の19位に沈む。中断明け初戦で初勝利を狙ったフライデーナイト開催の一戦では先発4人を変更。保有元との契約の問題で起用不可の木村勇大、山田楓喜の代役に山田剛綺、松橋優安を起用した一方、宮原和也がスタメンに戻った。 対する14位の京都は、前半序盤に数的不利を背負いながら2-3で競り負けた横浜F・マリノス戦の敗戦によって今季初の連勝はならず。今節は敵地でバウンスバックの白星を狙った。曺貴裁監督は前節から先発2人を変更。出場停止のアピアタウィア久、負傷の金子大毅の代役に宮本優太、武田将平を起用した。 互いにリスク回避の慎重な入りを見せるが、開始3分にアウェイの京都に決定機。ディフェンスラインからのロングボールをマルコ・トゥーリオがすかさず背後へ流すと、これに抜け出した豊川雄太がGKとの一対一を制す。だが、自信を持ってラインを上げていた東京Vのアピール通り、VARの介入の末にオフサイドでのゴール取り消しとなった。 それでも、早々の決定機を作ってリズムを掴んだ京都は切り替えの速さ、前からの強度の高い守備で相手に自由を与えず。カウンターを主体に縦に速い仕掛けでチャンスを窺う。16分にはGKマテウスのパスをカットし、原大智が最初の枠内シュートを記録した。 以降も優勢に進めるアウェイチームは、立ち上がりにオフサイドでゴールが取り消された豊川が今度は文句なしのゴールを決めて見せる。22分、ディフェンスラインからの長いボールをボックス手前フリーで胸トラップした豊川がうまくバウンドに合わせて右足を一閃。鋭いシュートがクロスバーの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。 豊川のゴラッソで先制し、さらに勢い増す京都は畳みかけて2点目まで奪取。26分、右サイドを起点に押し込んだ流れからボックス手前右でクリアボールを回収した松田天馬が右からのダイアゴナルランでボックス右に走り込む原へラストパス。これを原が冷静にゴール左下隅へ流し込んだ。 今季初めて2点差を付けられて厳しくなった東京Vは、相変わらずビルドアップの局面で苦戦が続き効果的に前進できない。それでも、幾度かカウンターや長いボールを使った攻めで相手陣内に侵攻。サイドからのシンプルなクロスをフィニッシュに繋げていく。34分にはデザインされたFKからボックス内で混戦を作ると、最後はボックス左の深澤大輝が鋭い右足シュートを放つが、DFにディフレクトしたボールはGKク・ソンユンのセーブに阻まれた。 前半終盤にかけては京都が再び攻勢を強めたが、トゥーリオらの際どいシュートは枠を外れて前半のうちにトドメを刺すまでには至らなかった。 迎えた後半、東京Vは翁長聖、山田剛を下げて齋藤功佑、稲見哲行をハーフタイム明けに投入。これで見木友哉をセカンドトップ、稲見をボランチ、サイドハーフは右に齋藤、左に松橋という形に。 立ち上がりの守勢を凌いだホームチームは51分、ボックス手前中央左で得たFKをキッカーの染野唯月が右足で直接狙う。壁を越えた鋭いシュートが枠の左隅へ向かうが、これはわずかに左へ外れた。さらに、徐々に相手陣内でのプレーを増やしていく中、59分にはショートカウンターから見木の左足ミドルシュートで枠内シュートも記録した。 前半の京都のように押し切りたいホームチームは、深澤を下げて山見大登を投入し、松橋を左サイドバックに置く攻撃的な布陣に変更。前半には見られなかったボックス付近でのコンビネーションから再三際どいシーンを作り出すが、最後のところで相手の身体を張った守備に撥ね返される。 一方、後半序盤以降はなかなか自陣から出られなくなった京都は足を痛めた豊川に代えて宮吉拓実、トゥーリオに代えて福岡慎平を続けてピッチに送り込む。両ワイドに松田、宮吉を置く形に。大きくやることは変えずに全体の強度を維持する。 後半半ばを過ぎて膠着状態が続いたが、東京Vが反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。78分、左サイドで強引に仕掛けた山見がDF福田心之助にボックス内で倒されてPKを獲得。キッカーの染野が冷静に右隅へ蹴り込んだ。 これでホームチームに俄然勢いが出てくると、84分には山見の正確な左クロスをゴール前の染野が頭で合わす。だが、これはGKク・ソンユンの守備範囲。その後、京都は原や松田を下げて山﨑凌吾、三竿雄斗の投入で試合をクローズにかかる。 5分が加えられた後半アディショナルタイムは京都がしたたかに時計を進めたが、東京Vが2試合続けて土壇場での底力を示した。92分、前線に上がっていた綱島悠斗が競り勝ったボールがボックス右に流れると、齋藤が絶妙なグラウンダークロスをゴール前に供給。これに反応した染野が見事なスライディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、前後半で主導権が大きく入れ替わった一戦は2-2のドロー。2点差を追いついて気概を示した東京Vだったが、またしてもJ1初勝利はお預けに。一方、京都は2点差を守り切れずに悔いが残る勝ち点1となった。 東京ヴェルディ 2-2 京都サンガF.C. 【東京V】 染野唯月(後35、後45+3) 【京都】 豊川雄太(前22) 原大智(前26) <span class="paragraph-title">【動画】染野唯月の執念が生んだ後半ATの同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞストライカーの嗅覚<br>\<br><br>齋藤功佑のパスに飛び込んだ9番<br>染野唯月がアディショナルタイムに同点ゴール‼️<br>今日2ゴール目でエースの仕事を果たす<br><br>明治安田J1リーグ第5節<br>東京V×京都<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/Q6b24K8aKt">pic.twitter.com/Q6b24K8aKt</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1773682281170751940?ref_src=twsrc%5Etfw">March 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.29 21:07 FriPK失敗のマテウス・ペイショットが2得点で挽回! 西久保駿介も起用に応えた磐田がアウェイ京都戦を快勝【明治安田J1第7節】
7日、明治安田J1リーグ第7節の京都サンガF.C.vsジュビロ磐田がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの磐田が0-3で勝利した。 前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終え、直近3試合勝利なしの京都。今シーズンのホーム初勝利を目指す。曹貴裁監督はスタメンを1人変更し、安齋悠人に代わりマルコ・トゥーリオが左ウイングに入った。 対するアウェイの磐田は、ジャーメイン良の2ゴールで前節アルビレックス新潟を下し、連敗を「3」でストップ。2連勝として波に乗りたいところ。今節は松原后が負傷のためメンバー外に。西久保駿介が代わりに先発し、前線もマテウス・ペイショットがスタメン入りした。 最初に決定機を迎えたのは4分のホームチーム。ボックス手前でパスを受けた原大智が思い切って右足を振ったが、これはGK川島永嗣のファインセーブに阻まれた。 その後もやや京都優勢の中、28分には磐田がボックス手前中央でFKを獲得。藤原健介が上から落とすシュートで直接狙ったが、高く跳んだ壁を越えることができなかった。 ゴールに近づいた磐田は30分にもチャンス。クイックリスタートから右サイドへ展開すると、そこから中央へクロス。DFのクリアボールに藤原健介が反応したが、福田心之助のシュートブロックに遭い、ネットは揺らせなかった。 一方の京都もカウンターから反撃。マルコ・トゥーリオが起点となり、原大智が左サイドを突破。自ら左ポケットまで持ち込んだが、左足のシュートは枠の右に外れた。 良い流れに乗る磐田は前半終盤、マテウス・ペイショットのヘディングシュートが麻田将吾の手に阻まれ、VARとOFRによるチェックの結果、PKを獲得。しかし、マテウス・ペイショットの真ん中へのシュートは、足を残したGKク・ソンユンにセーブされ、スコアは動かなかった。 後半も勢いを維持するアウェイチーム。立ち上がりに左サイド敵陣中央あたりでFKを獲得すると、キッカーの藤原が思い切って直接狙うが、枠を捉えたブレ球のシュートはGKク・ソンユンがしっかりと弾き出した。 それでも51分、磐田がセットプレーから先制。右CKを得ると、藤原のアウトスイングのクロスに合わせたのは西久保。頭でゴール左隅へ流し込み、加入後初得点で先発起用に応えた。 さらに63分、ジャーメイン良がゴール左上を狙うと、このシュートがバーを直撃。流れを変えたい京都の曹貴裁監督はその直後、一気に3枚交代カードを切る。 しかし、一方の磐田がすかさず追撃。65分、右サイドから崩すと西久保のクロスに飛び込んだのはマテウス・ペイショット。ダイビングヘッドでゴールに叩き込み、PK失敗の汚名を返上した。 リードを2点に広げた磐田だが、勢いは止まらず。71分、松本昌也の右からのクロスに合わせたのは再びマテウス・ペイショット。今度は直立気味のまま頭でそらし、ゴール左隅へ流し込んだ。 京都はさらに安齋悠人、福岡慎平を投入し、反撃を試みるが、さっそく訪れた安齋のシュートチャンスは相手DFに阻まれる。磐田の横内昭展監督は森岡陸らを起用しながら、クローズにかかる。 後半アディショナルタイムには、競り合いの際に頭部を痛めた鈴木海音が負傷交代するアクシデントもあった磐田だが、3点差を維持したまま試合終了。アウェイの地で今シーズン初の連勝を飾った。 京都サンガF.C. 0-3 ジュビロ磐田 【磐田】 西久保駿介(後6) マテウス・ペイショット(後20、後26) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたマテウス・ペイショットの2得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ペイショット爆発<br>\<br><br>マテウス ペイショットが<br>65分、71分に立て続けのゴール<br><br>いずれも右サイドからのクロスに頭で合わせた<br><br>2本続けてどうぞ<br><br>明治安田J1第7節<br>京都×磐田<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/stSj59Sbmw">pic.twitter.com/stSj59Sbmw</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776864972598886824?ref_src=twsrc%5Etfw">April 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 16:19 Sun横浜FMが両軍退場者の激闘を制す! 京都粘るもアンデルソン・ロペスの2点目が決勝弾に【明治安田J1第4節】
明治安田J1リーグの京都サンガF.C.vs横浜F・マリノスが17日にサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの横浜FMが2-3で勝利した。 前節は川崎颯太のゴールで川崎フロンターレを1-0で下し、今シーズン初勝利を手にした京都。今節はホームでの初勝利と2連勝を狙った。川崎F戦からは2人メンバーを入れ替え、マルコ・トゥーリオと佐藤響が先発した。 対する横浜F・マリノスは、ベスト4進出を決めたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の一戦から中3日。リーグ戦では開幕節こそ東京ヴェルディに勝利したが、第2節でアビスパ福岡に敗れており、立て直しの2勝目がほしい。ACLの山東泰山戦で負傷したヤン・マテウスに代わり、水沼宏太がスタメン起用された。 立ち上がり積極的に仕掛けたのは京都。前がかりにゴールを目指し、川崎が左足で狙う。 しかし、先手を取ったのは一瞬の隙をついた横浜FMだった。アンデルソン・ロペスが左サイド高い位置でボールを奪うと、ゴール前に折り返し。走り込んだ水沼が押し込み、5分に先制点を奪った。 さらに8分、植中朝日が左サイド最終ラインの裏に抜け出すと、追いかけたアピアタウィア久が後ろから倒してしまう。決定機阻止で一発退場の判定となり、京都は序盤から数的不利での戦いを強いられる。 その後も畳みかける横浜FM。15分には水沼の際どいシュートが枠を捉えるが、コースに入っていた金子大毅が間一髪クリアする。 劣勢の京都だが、ゴールを狙う姿勢は崩さず。20分には、カウンターからマルコ・トゥーリオが右サイドを抜け出し、ゴール前へグラウンダーのクロス。原大智が足から飛び込んだが、枠の外からネットを揺らした。 セットプレーも駆使して追加点を取りにいく横浜FMは、28分にまたしても相手のミスをつく。バックパスを狙っていた渡辺皓太がGKク・ソンユンとの一対一を迎え、並走したアンデルソン・ロペスに横パス。これはわずかに合わず、シュートまで持ち込めなかった。 それでも33分にはリードを広げる。エウベルが左サイドから仕掛けると、グラウンダーのクロスをファーで水沼が折り返し。最後はアンデルソン・ロペスが落ち着いて流し込んだ。 10人でも十分戦えているものの、徐々に窮地へ追い込まれていく京都。39分には佐藤のダイレクトシュートが枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムがわずかに触れ、クロスバーに跳ね返される。 一進一退の攻防が続く中、42分には横浜FMに3点目のチャンス。またしても京都のビルドアップミスをつくと、植中がボックス内で縦パスを受ける。かわしてから左足で狙ったが、粘り強い守備に阻まれた。 44分、今度は京都が反撃。カウンターの流れから原大智が左ポケットでスルーパスを受け、左足でシュート。これはわずかに右に外れた。 攻撃の手を緩めなかった京都は45分に報われる。ボックス手前で佐藤響が相手のクリアボールを拾うと、そのままGKとの一対一を迎え、ゴール右隅にシュート。プロ初ゴールで1点差とした。 前半はまだ終わらない。3分のアディショナルタイムに左CKを獲得した京都は、松田天馬のクロスを麻田将吾がニアでそらす。ファーで原がヘディングで合わせると、GKポープ・ウィリアムが弾いたボールを川崎が押し込み、追いついてからハーフタイムに突入した。 2点のリードを失った横浜FMは、後半立ち上がりから永戸勝也のシュートで京都ゴールに襲いかかる。一方、10人の京都は51分にアクシデントが発生。金子が負傷交代となり、代わりに宮本優太がピッチに立った。 すると直後の52分、横浜FMが再び勝ち越す。右サイド深い位置でのスローインからボックス内で素早く繋ぐと最後はアンデルソン・ロペス。頭で押し込み、再びアウェイチームが一歩前に出た。 その4分後、横浜FMのハリー・キューウェル監督は植中を下げて宮市亮を投入。追加点を取りにいく。 ところが64分、今度は横浜FMに波乱。京都のカウンターから福田心之助が最終ラインの裏へ抜け出すと、飛び出したGKポープ・ウィリアムがファウルで決定機阻止。一発退場の判定で残りの約30分を10人同士で戦うこととなり、急遽出場のGK白坂楓馬はこれがJ1デビュー戦となった。 数的不利がなくなった京都の曹貴裁監督は、同点弾を決めた佐藤響に代えて鈴木冬一を起用。さらに83分には福岡慎平、安齋悠人を入れ、勝負をかける。 直後の85分、いきなり安齋が決定機を迎える。ボックス内で相手からボールを奪い、そのまま右足シュート。抜け目なく狙っていたが、やや力が入りバーの上を越えた。 8分の後半アディショナルタイムには再び安齋のシュートが枠を捉えたが、上島拓巳がブロック。2-3からスコアは動かないまま試合終了し、激闘を制した横浜FMが今シーズン2勝目を手にした。 京都サンガF.C. 2-3 横浜F・マリノス 【京都】 佐藤響(前45) 川崎颯太(前48) 【横浜FM】 水沼宏太(前5) アンデルソン・ロペス(前33、後7) <span class="paragraph-title">【動画】頭で押し込んだアンデルソン・ロペスの決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これがストライカーの嗅覚<br>\<br><br>素早いリスタートから<br>アンデルソン ロペスのゴールで再びリード<br><br>明治安田J1リーグ第4節<br>京都×横浜FM<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/IDBsTTBYxj">pic.twitter.com/IDBsTTBYxj</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1769247465427866065?ref_src=twsrc%5Etfw">March 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.17 16:14 Sunプレーでも結果でも感動を、J1復帰3年目は「強く超える」飛躍のシーズンに【J1開幕直前ガイド|京都サンガF.C.】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、京都サンガF.C.を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:13位(12勝4分け18敗) 2022シーズン:16位(8勝14分け12敗) 2021シーズン:J2・2位(24勝6分け12敗) 【昨季チーム得点王】 パトリック、豊川雄太 10ゴール 【今季ノルマ】 中位 【編集部イチオシ】 FW原大智 昨季J1:13試合出場/7ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆2年目のJ1で改善</span> 曺貴裁監督が率いて3年目、J1に昇格して2年目のシーズンとなった2023シーズンは順位を上げて13位でフィニッシュ。継続路線でハードワークを続けて前進していくスタイルを継続した。一定の成果を得たシーズンだったと言えるが、ゴールに向かっていくワクワクさせるフットボールは見せられたとは言い難い。主導権を握り続ける戦いを目指したいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆目標は高く設定、ハードな1年に</span> チームとしての目標は勝ち点60。2023シーズンに照らし合わせるとトップ3を争える成績。通常のシーズンでも5位以内に入ることができる数字を目標に掲げた。 それ以上の注目は得点を「60」に設定したこと。2023年は40得点、2022年は30得点と10得点は増えたが、今まで以上にゴールへの意欲を高める必要がある。感動、ワクワクを与えるサッカーを目指す中で、得点力向上は重要。昨季のチーム得点王のパトリックが去ったことは大きいが、新戦力のマルコ・トゥーリオ、昨季途中加入の原大智に懸かる期待は大きくなる。 失点は「45」と2023年と同じ数字を保ちたいという目標だが、守備陣には鈴木義宜を補強して浦和レッズへ移籍した井上黎生人の代役を確保。さらに湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一をスイスから戻し、サイドにも厚みを持たせることにも成功した。中盤にもハードなプレーが得意で対人プレーが得意な塚川孝輝もFC東京から獲得。退団選手もいる中で、チームに必要な人材を揃えたと言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆軸を定められるか</span> 京都として気になるのは、チームの軸になっている選手が少ないこと。2023シーズンから残る選手で先発出場を20試合以上達成したのは4名だけ。良く言えば実力が拮抗していると言えるが、悪く取れば固定できるほどのハイパフォーマンスを出し続けた選手がいなかったとも言える。自動降格が3チームになる今季は早くチームを波に乗せることが重要になる。目標に掲げた勝ち点60を達成するためにも任せられる軸になる選手が多く出ることは必要になるだろう。 【IN】 GKク・ソンユン(29)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍 GKファンティーニ燦(25)←福島ユナイテッドFC/完全移籍 DF飯田陸斗(18)←京都サンガF.C.U-18/昇格 DF喜多壱成(18)←京都サンガ.C.U-18/昇格 DF松田佳大(23)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF鈴木義宜(31)←清水エスパルス/完全移籍 DF鈴木冬一(23)←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全移籍 DF宮本優太(24)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF安齋悠人(18)←尚志高校/新加入 MF塚川孝輝(29)←FC東京/期限付き移籍 FWマルコ・トゥーリオ(25)←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全移籍 【OUT】 GK若原智哉(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 GKマイケル・ウッド(25)→未定 DF井上黎生人(26)→浦和レッズ/完全移籍 DF植田悠太(19)→大宮アルディージャ/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(25)→サンフレッチェ広島/期限付き移籍満了 DF飯田貴敬(29)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF三沢直人(28)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍 MF荒木大吾(29)→FC岐阜/完全移籍 MF山田楓喜(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FWパトリック(36)→名古屋グランパス/完全移籍 FW木下康介(29)→柏レイソル/完全移籍 FW木村勇大(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FW田中和樹(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍→完全移籍 FWイスマイラ(25)→栃木SC/期限付き移籍→完全移籍 2024.02.15 18:45 Thu京都の選手背番号が決定! 福田心之助&平賀大空は新番号に、指揮官と再会の新顔2人は?
京都サンガF.C.は13日、2024年のトップチーム所属選手と背番号を発表した。 昨年のJ1リーグを13位でフィニッシュし、クラブ設立30周年の今季を迎える京都。曹貴裁体制4年目の今季に臨むにあたり、補強ではレンタルバックや完全移籍移行を除くと、10選手を獲得した。 そのなかには監督にとって湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一や、流通経済大学時代に指導した宮本優太も。45失点を記録した守備改善の一手としては統率力にも秀でる鈴木義宜を射止めた。 そうした新顔の背番号は鈴木が「28」、宮本が「24」、鈴木が「50」に。新たな得点源として期待され、オーストラリアから加入したマルコ・トゥーリオは9番に決まった。 GK 21.ヴァルネル・ハーン 26.太田岳志 36.ファンティーニ燦←福島ユナイテッドFC/完全 94.ク・ソンユン←北海道コンサドーレ札幌/完全移行 DF 2.福田心之助 ※背番号変更「20」 3.麻田将吾 4.松田佳大←水戸ホーリーホック/完全 5.アピアタウィア久 6.三竿雄斗 20.喜多壱也←京都サンガF.C.U-18/昇格 24.宮本優太←浦和レッズ/期限付き 28.鈴木冬一←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全 30.飯田陸斗←京都サンガF.C.U-18/昇格 50.鈴木義宜←清水エスパルス/完全 MF 7.川﨑颯太 8.塚川孝輝←FC東京/期限付き 10.福岡慎平 16.武田将平 17.安齋悠人←尚志高校/新加入 18.松田天馬 19.金子大毅 25.谷内田哲平 39.平戸太貴 44.佐藤響 FW 9.マルコ・トゥーリオ←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全 11.山﨑凌吾 13.宮吉拓実 14.原大智 21.一美和成 23.豊川雄太 31.平賀大空 ※背番号変更「28」 2024.01.13 17:50 Sat京都が尚志のU-19日本代表MF安齋悠人の加入内定を発表 「1試合でも早く試合に出て、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」
京都サンガF.C.は10日、尚志高校のMF安齋悠人(18)のトップチーム加入内定を発表した。 福島県出身の安齋は福島ユナイテッドFCのU-15チーム出身。尚志高校に進むと、今年のU-17日本高校サッカー選抜に選ばれた他、U-18やU-19日本代表も経験。2年次の昨年は全国高校サッカー選手権大会にも出場していた。 クラブが「スピードを活かしたドリブル突破が特徴のプレイヤー」と紹介する安齋は、クラブを通じてコメントしている。 「この度、京都サンガF.C.に加入することになりました尚志高等学校の安齋悠人です。伝統あるクラブで自分のキャリアをスタートできることをとても光栄に思います」 「1試合でも早く試合に出て、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。京都サンガF.C.のファン・サポーターの皆さん、熱い応援よろしくお願いいたします」 2023.12.10 14:22 Sun広島が最下位京都を5発粉砕! 直接FKも決めた新井直人が初のハットトリック達成【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節の京都サンガF.C.vsサンフレッチェ広島がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの広島が0-5で勝利した。 前節の浦和レッズ戦で4連敗を喫し、リーグ最下位に沈んでしまった京都。今シーズンのホーム初白星を懸けて今回の広島戦に臨む。今節は浦和戦で一発退場のアピアタウィア久のほか、松田天馬や武田翔平もスタメンを外れ、豊川雄太や山崎凌吾らが先発した。 対する9位広島も2連敗中、6試合勝ちなしとブレーキ。前節の鹿島アントラーズ戦は一時1点差に詰め寄りながら、1-3で敗れた。こちらもメンバーを5人入れ替え、ピエロス・ソティリウや松本泰志、新井直人が先発したほか、野津田岳人と志知孝明が今シーズン初のスタメン入りとなった。 京都が広島と同じ[3-4-2-1]の布陣を採用した中、立ち上がりから攻勢なのは広島。9分には高い位置でのボール奪取からピエロス・ソティリウが右サイドを抜け出し、ゴール前へのグラウンダーのクロスを川村拓夢が押し込んだ。 幸先良く先制したアウェイチームはその3分後に追加点。ピエロス・ソティリウが今度は左サイド深くから折り返すと、走り込んだ新井が左足ダイレクトでゴール左隅に決めた。 その後も攻撃の手を緩めない広島。25分には左CKからの志知孝明のクロスをニアで新井がそらし、この試合2ゴール目を記録する。 一方的な展開は続き、37分には志知の強烈なミドルシュートがGKク・ソンユンを強襲。4点目は生まれることなくハーフタイムへ突入する。 後半に向けては両チーム共に選手交代。まず1点を返したい京都は松田佳大を下げて武田を投入し、4バックの形に変更。広島は加藤陸次樹、東俊希を起用した。 早速セットプレーからゴールに迫った広島は、55分にダメ押し。中野就斗の右サイドからのスローインが直接ゴール前まで届くと、これを松本が右足ダイレクトで合わせた。 63分にはボックス手前でパスを受けた川村の左足ミドルが左ポストを直撃。その6分後には、ボックス手前右で獲得したFKを新井がゴール右隅に直接決め、ハットトリックを達成する。 一矢報いるべく選手を代えながら反撃を試みた京都だが、結局最後までネットを揺らすことはできないまま試合終了。プロ入り後初のハットトリックを達成した新井の活躍もあり、5発完勝の広島が7試合ぶりに勝ち点「3」を積み上げた。 京都サンガF.C. 0-5 サンフレッチェ広島 【広島】 川村拓夢(前9) 新井直人(前12、前25、後24) 松本泰志(後10) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかな直接FKから決まった新井直人の3点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">スーパーFKでハットトリック達成<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第15節<br> 京都vs広島<br> 0-5<br> 69分<br> 新井 直人(広島)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/xIUCo2Qfuv">pic.twitter.com/xIUCo2Qfuv</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1792088801113669727?ref_src=twsrc%5Etfw">May 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.19 16:08 Sun【J1注目プレビュー|第12節:京都vs町田】カタール帰りの3人の出場は!? 京都が首位・町田を迎える
【明治安田J1リーグ第12節】 2024年5月6日(月) 14:00キックオフ 京都サンガF.C.(17位/9pt) vs FC町田ゼルビア(1位/22pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆早く波に乗りたい【京都サンガF.C.】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦し2-1で敗戦。先行される苦しい展開となった中で、追いつけずに終わった。 アウェイでヴィッセル神戸を下して臨んだ試合で勝ち点を持ち帰れず。特に攻撃陣の不振ぶりは際立っており、直近5試合で2得点では勝ち点も積み上がらない。 その中で、キャプテンである川﨑颯太がカタールから帰国。アジアの戦いを終えて、さらに成長した男は「出るつもり」と帰国時に試合出場を口にしていた。 帰国して中1日。それでもピッチに立つことがキャプテンの使命とも考える川﨑だが、苦しんでいるチームにどのような活力を与えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、アピアタウィア久、松田佳大、麻田将吾 MF:川﨑颯太、金子大毅、松田天馬 FW:豊川雄太、原大智、鈴木冬一 監督:曺貴裁 出場停止:佐藤響 <span class=“paragraph-subtitle">◆今度こそ首位は明け渡さない【FC町田ゼルビア】</span> 前節はホームに柏レイソルを迎え、2-0で勝利。これで首位に再び立つこととなった。 決して選手層が厚いとは言えない中で、カタールから戻ってきた平河悠、藤尾翔太の存在は大きい。大会でも多く稼働した2人が先発で登場とはいかないが、試合の中で必要な場面ではピッチに立つだろう。 また、前節は長期離脱していたエースのFWエリキが復帰。まだまだコンディションを上げる必要はあるが、貴重な得点源が戻ってきたことはプラス。チーム内の競争もより高まっていくことになるだろう。 初黒星を喫してからは勝ちと負けが交互に来ている状況。その流れで行けば今節は黒星だが、払拭してしっかりと連勝を収めたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:髙橋大悟、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 2024.05.06 11:35 Monディエゴ・オリヴェイラの2試合連続弾! FC東京が京都に競り勝ち2連勝【明治安田J1第11節】
3日、明治安田J1リーグ第11節のFC東京vs京都サンガF.C.が味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-1で勝利した。 仲川輝人や白井康介の活躍もあり、前節のアルビレックス新潟戦を3-1の快勝とした8位FC東京。上位浮上に向け2連勝を目指す。ピーター・クラモフスキー監督は新潟戦で今シーズン初ゴールを決めたディエゴ・オリヴェイラをスタメンに加え、最終ラインでは森重真人と土肥幹太がセンターバックコンビを組んだ。 対する17位京都は前節、原大智がCKから決めた1点を守り抜き、昨シーズン王者のヴィッセル神戸に勝利。7試合ぶりの白星を手にした。こちらも2連勝が懸かる中、チョウ・キジェ監督はメンバー変更なしで今節に臨んでいる。 立ち上がりから先制に成功したのはFC東京。4分、ディエゴ・オリヴェイラが最前線でタメを作ると、右サイドを抜け出した安斎颯馬がグラウンダーのクロス。ファーまでボールが流れるとバングーナガンデ佳史扶が走り込み、左足で決めた。 追いかける形となった京都は15分に決定機を迎える。左サイドを豊川雄太が抜け出すと、シュートのこぼれ球に反応したのは原。GK波多野豪が飛び出しているゴールに頭で押し込もうとしたが、わずかに左へ外してしまった。 21分、FC東京がまたもネットを揺らす。俵積田晃太が左サイドから仕掛けてカットインすると、クロスに合わせたのはディエゴ・オリヴェイラ。叩きつけたヘディングシュートをゴール左に決め、リードを2点に広げた。 FC東京は攻撃の手を緩めず、32分にはショートカウンターから仲川輝人がドリブルで中央突破。ボックス内まで到達すると左足を振ったが、相手DFのスライディングブロックに遭う。 前半のうちに1点は返しておきたい京都だったが、前半アディショナルタイム直前の福田心之助の思い切りの良いシュートはゴール左へ。ホームチームの2点リードで試合を折り返した。 両指揮官共に交代カードを切って後半へ。FC東京は土肥を下げて岡哲平を投入とCBを入れ替え。京都は武田将平と松田佳大をピッチに送り出し、佐藤響を左ウイングから左サイドバックに下げるなど複数の選手の立ち位置を変えた。 膠着状態が続く中、攻勢をかけたいチョウ・キジェ監督はさらに交代カードを2枚切る。豊川と松田天馬に代えて一美和成と平賀大空を起用。それに応じてクラモフスキー監督も原川力とジャジャ・シルバを投入する。 75分にはFC東京に追加点のチャンス。押し込んだ流れからクリアボールに反応した高宇洋がシュートに持ち込むと、直後のCKから安斎にシュートチャンス。左ポケットから狙ったが、惜しくもゴール左に外れた。 一方、決め手に欠く京都だったが、79分に左CKから反撃。途中出場の平賀がニアで合わせ、1点差に詰め寄った。 さらに83分、左CKから今度は平戸が直接ゴールを狙ったが、ここはGK波多野がしっかりと弾き出す。もう一度突き放したいFC東京は、途中出場の長友佑都と野澤零温で決定機を創出。長友のスルーパスから野澤が最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一を迎えたが、決めきることはできなかった。 6分の後半アディショナルタイムを迎えると、原の右クロスから森重のハンドが取られ、京都が土壇場でPKを獲得。かに思われたが、VARとOFRによるチェックの結果、手が身体についていたと判断され、PKは取り消しとなった。 ヒヤッとしたFC東京だったが、その後も同点弾は許さず2-1で試合終了。ディエゴ・オリヴェイラの2試合連続ゴールが決勝点となり、2連勝を飾った。 FC東京 2-1 京都サンガF.C. 【FC東京】 バングーナガンデ佳史扶(前4) ディエゴ・オリヴェイラ(前21) 【京都】 平賀大空(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ヘディングで叩き込んだディエゴ・オリヴェイラの決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第11節<br> FC東京vs京都<br> 2-0<br> 21分<br> ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/qEYgi4srHz">pic.twitter.com/qEYgi4srHz</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1786306582898475118?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:53 Fri京都が王者神戸を下し7試合ぶり勝利!原大智の決勝弾を最後まで守り切る【明治安田J1第10節】
明治安田J1リーグ第10節、ヴィッセル神戸vs京都サンガF.C.が27日にノエビアスタジアム神戸で行われ、アウェイの京都が1-0で勝利した。 前節、終了間際の劇的ゴールで湘南ベルマーレに勝利して4位につける神戸。その試合で負傷から復帰した大迫が山内に代わって先発しており、[4-3-3]のワントップを務める形となっている。 一方で、前節アルビレックス新潟に敗れてリーグ3連敗となった京都。宮本、塚川、山崎に代わってアピアタウィア久、松田佳大、松田天馬が先発起用され、システムも3バックを採用している。 立ち上がり、いきなりチャンスを得たのは京都。2分に左サイドでの粘りから最後はボックス内の豊川がグラウンダーのシュートを放ったが、GK前川が足を使った好セーブでこれを防いだ。 ヒヤリとした神戸だったが、5分にはサイドを使った攻撃から武藤がボレーシュートを放つなどこちらもチャンスを創出。直後の8分には京都の福田が中盤のデュエルに勝利して強烈なミドルシュートを狙うなど、オープンな展開が続く。 14分には京都の左CKからアピアタウィア久が狙いすましたヘディングシュート放ったが、山川がライン上でクリア。ピンチをしのいだ神戸は20分過ぎから徐々に試合をコントロールし始めると、セットプレーからゴールに迫るが京都も集中した守備で対応する。 37分には右サイドの酒井高徳のクロスから武藤がドンピシャのヘディングを放ったが、GKク・ソンユンがビッグセーブ。チャンスを作り続けた神戸は、アディショナルタイムに大迫勇也がゴールネットを揺らすも、VARの結果オフサイドで取り消しに。その後、さらなるVARで京都DFのハンドがとられ神戸にPKが与えられたが、大迫が痛恨の失敗でゴールレスのままハーフタイムとなった。 後半に入って最初にビッグチャンスを得たのは京都。52分にカウンターから最後は原がボックス内でシュートを放つも、再び山川の好ブロックに防がれた。それでもチャンスを作り続ける京都は、56分に先制。右CKから原が扇原との空中戦を完全に制し、強烈なヘディングシュートをゴールに叩き込んだ。 失点を許した神戸は62分、初瀬のクロスに中央で完全フリーの武藤がヘッドで合わせたが、枠を捉えられず。77分にはセットプレーから途中交代のパトリッキが頭で逸らすも、GKク・ソンユンが落ち着いてキャッチした。 1点が遠い神戸は、負傷明けの汰木を投入して打開を目指すも、完全に守りに入った京都を崩しきれず。集中力を最後まで切らさなかった京都が、リーグ戦7試合ぶりの白星を挙げた。 ヴィッセル神戸 0-1 京都サンガF.C. 【京都】 原大智(後10) 2024.04.27 16:20 Satプレーでも結果でも感動を、J1復帰3年目は「強く超える」飛躍のシーズンに【J1開幕直前ガイド|京都サンガF.C.】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、京都サンガF.C.を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:13位(12勝4分け18敗) 2022シーズン:16位(8勝14分け12敗) 2021シーズン:J2・2位(24勝6分け12敗) 【昨季チーム得点王】 パトリック、豊川雄太 10ゴール 【今季ノルマ】 中位 【編集部イチオシ】 FW原大智 昨季J1:13試合出場/7ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆2年目のJ1で改善</span> 曺貴裁監督が率いて3年目、J1に昇格して2年目のシーズンとなった2023シーズンは順位を上げて13位でフィニッシュ。継続路線でハードワークを続けて前進していくスタイルを継続した。一定の成果を得たシーズンだったと言えるが、ゴールに向かっていくワクワクさせるフットボールは見せられたとは言い難い。主導権を握り続ける戦いを目指したいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆目標は高く設定、ハードな1年に</span> チームとしての目標は勝ち点60。2023シーズンに照らし合わせるとトップ3を争える成績。通常のシーズンでも5位以内に入ることができる数字を目標に掲げた。 それ以上の注目は得点を「60」に設定したこと。2023年は40得点、2022年は30得点と10得点は増えたが、今まで以上にゴールへの意欲を高める必要がある。感動、ワクワクを与えるサッカーを目指す中で、得点力向上は重要。昨季のチーム得点王のパトリックが去ったことは大きいが、新戦力のマルコ・トゥーリオ、昨季途中加入の原大智に懸かる期待は大きくなる。 失点は「45」と2023年と同じ数字を保ちたいという目標だが、守備陣には鈴木義宜を補強して浦和レッズへ移籍した井上黎生人の代役を確保。さらに湘南ベルマーレ時代の教え子である鈴木冬一をスイスから戻し、サイドにも厚みを持たせることにも成功した。中盤にもハードなプレーが得意で対人プレーが得意な塚川孝輝もFC東京から獲得。退団選手もいる中で、チームに必要な人材を揃えたと言える。 <span class="paragraph-subtitle">◆軸を定められるか</span> 京都として気になるのは、チームの軸になっている選手が少ないこと。2023シーズンから残る選手で先発出場を20試合以上達成したのは4名だけ。良く言えば実力が拮抗していると言えるが、悪く取れば固定できるほどのハイパフォーマンスを出し続けた選手がいなかったとも言える。自動降格が3チームになる今季は早くチームを波に乗せることが重要になる。目標に掲げた勝ち点60を達成するためにも任せられる軸になる選手が多く出ることは必要になるだろう。 【IN】 GKク・ソンユン(29)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍→完全移籍 GKファンティーニ燦(25)←福島ユナイテッドFC/完全移籍 DF飯田陸斗(18)←京都サンガF.C.U-18/昇格 DF喜多壱成(18)←京都サンガ.C.U-18/昇格 DF松田佳大(23)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF鈴木義宜(31)←清水エスパルス/完全移籍 DF鈴木冬一(23)←ローザンヌ・スポルト(スイス)/完全移籍 DF宮本優太(24)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF安齋悠人(18)←尚志高校/新加入 MF塚川孝輝(29)←FC東京/期限付き移籍 FWマルコ・トゥーリオ(25)←セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)/完全移籍 【OUT】 GK若原智哉(24)→V・ファーレン長崎/期限付き移籍 GKマイケル・ウッド(25)→未定 DF井上黎生人(26)→浦和レッズ/完全移籍 DF植田悠太(19)→大宮アルディージャ/期限付き移籍 DFイヨハ理ヘンリー(25)→サンフレッチェ広島/期限付き移籍満了 DF飯田貴敬(29)→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍 MF三沢直人(28)→ヴァンフォーレ甲府/完全移籍 MF荒木大吾(29)→FC岐阜/完全移籍 MF山田楓喜(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FWパトリック(36)→名古屋グランパス/完全移籍 FW木下康介(29)→柏レイソル/完全移籍 FW木村勇大(22)→東京ヴェルディ/期限付き移籍 FW田中和樹(24)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍→完全移籍 FWイスマイラ(25)→栃木SC/期限付き移籍→完全移籍 2024.02.15 18:45 Thu【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第17節:町田vs新潟】今季2度目の4連勝目指す町田は首位堅持なるか? 新潟はストロングを出して連敗ストップへ
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/35pt) vs アルビレックス新潟(16位/16pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆目指せ2度目の4連勝【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでの浦和レッズ戦。埼玉スタジアム2002の圧力を前にしっかりとした戦いを見せた中で引き分けに終わるかと思われたが、ラストにドラマが待っておりPKが決勝点となった勝利を収めた。 大きすぎる1勝。浦和を沈黙させ、プレッシャーを跳ね除けた選手たちは大喜び。ただ、地に足をつけている。 今節の相手は苦戦が続いている新潟。ボールを保持してくる相手だけに、強度の高いハイプレスでボールを奪い、カウンターを目指したい相手。ただ、新潟も簡単に流行らせてくれないだろう。 自らがやるべきことをしっかりとやり遂げられれば、そこまで苦戦は考えにくい。浮かれずに精度の高いプレーをやり続けることができれば、勝利は自ずと着いてくる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、オ・セフン 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆連敗ストップへ、真っ向勝負!【アルビレックス新潟】</span> 前節はホームにアビスパ福岡を迎えた中、1-2で敗戦。これで連敗を喫してしまった。 ケガ人の問題などもあり、苦しい戦いが続いている中で、町田相手には自分たちのポゼッションサッカーを見せたいところ。ただ、新潟をよく知るコーチ陣を構える相手に、スタイルを読み切られている可能性はある。 ただ、そこを跳ね除けてこそ。しっかりと自分たちのストロングを見せて、上回っていくことが、この先に向けた大きな自信にもなるはずだ。 苦しい戦いは続くことになるが、相手は首位。胸を借りるつもりで、しっかりとぶつかり合って戦い、勝利を掴みたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:小島亨介 DF:藤原奏哉、舞行龍ジェームズ、トーマス・デン、早川史哉 MF:秋山裕紀、島田譲 MF:小見洋太、長倉幹樹、谷口海斗 FW:鈴木孝司 監督:松橋力蔵 2024.06.01 12:10 Sat首位町田が後半AT劇的勝利! 下田北斗がPK沈め3連勝、浦和との拮抗の一戦制す!【明治安田J1第16節】
26日、明治安田J1リーグ第16節の浦和レッズvsFC町田ゼルビアが埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイの町田が1-2で勝利した。 前節のジュビロ磐田戦を1-1のドローで終えた6位浦和は連勝が「3」でストップ。ミッドウィークのYBCルヴァンカップではJ2のV・ファーレン長崎に0-1で敗れ、やや気がかりな状態となっている。今節はその長崎戦でついにデビューしたオラ・ソルバッケンが初先発し、同じく長崎戦で負傷離脱から復帰していた岩尾憲もスタメンに名を連ねた。 対するアウェイの首位町田は2連勝中で5試合負けなし。直近のルヴァンカップの鹿島アントラーズ戦も2-0の勝利で終えた。浦和から期限付き移籍中の柴戸海は出場不可のため、今節は下田北斗がスタートからピッチに立った。 町田は立ち上がり、ショートコーナーから下田のファーストシュートに繋げていく。しかし、その後は比較的ボールを保持して打開を図る浦和、構えつつもハイプレスをかける町田のにらみ合いが繰り広げられる。 両チームともにファイナルサードを攻略できないなか、25分には昌子源が思い切って遠めからシュート。これは枠の左に外れ、緊迫した状況が続く。 攻めあぐねる浦和は38分にようやくゴールの匂いが。伊藤敦樹がボックス右角付近でパスを受けると、カットイン気味に動いてから左足シュート。ゴール左隅に飛んだがGK谷晃生のセーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけても一進一退の攻防が続き、結局得点は生まれないまま前半終了。町田ベンチは後半頭から動き、藤本一輝に代えてナ・サンホを投入する。 すると52分、その町田がついに均衡を破る。ボックス内に走り込んだ平河悠に左サイドから斜めのパスが入ると、一度目のシュートはGK西川周作に止められたものの、こぼれ球を平河が自らプッシュ。先制点を奪った。 しかし、浦和もすぐさま反撃。右サイドから前田直輝がクロスを上げると、味方が頭で繋いで最後は伊藤が右足でフィニッシュ。失点してから2分でスコアをイーブンに戻した。 再び勝ち越したい町田は、ミッチェル・デュークと宇野禅斗が58分から途中出場。これに続いた浦和ベンチはソルバッケンと岩尾を下げ、サミュエル・グスタフソンと酒井宏樹をピッチに送り出した。 69分、町田はトリッキーなセットプレーから2点目に迫る。ボックス手前左でFKを獲得すると、キッカーの鈴木準弥は壁の裏から顔を出した下田へショートパス。反転からのシュートは集中していた浦和DFのブロックに遭った。 拮抗したまま試合は終盤へ。浦和は80分、右サイドを抜け出した酒井がチャンスを演出するが、グラウンダーのクロスは味方に合わない。 すると、ドロー決着かに思われた後半アディショナルタイム、平河のスルーパスから右ポケットへ抜け出したナ・サンホが倒され、町田がPKを獲得。キッカーを務めた下田が落ち着いて右隅に決め、土壇場で勝ち越しに成功した。 そのまま試合を締めた町田は3連勝達成。ホームの浦和は2試合勝利なしとなった。 浦和レッズ 1-2 FC町田ゼルビア 【浦和】 伊藤敦樹(後9) 【町田】 平河悠(後7) 下田北斗(後45+6) <span class="paragraph-title">【動画】 プレッシャーがかかるなか決めた下田北斗の劇的PK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>最後にドラマが待っていた<br>\<br><br>試合の勝敗を決する判定は...PK<br>これを下田北斗が沈め首位の町田が連勝を伸ばす‼️<br><br>明治安田J1第16節<br>浦和×町田<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和町田</a> <a href="https://t.co/v6028KYkS0">pic.twitter.com/v6028KYkS0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794658774155718921?ref_src=twsrc%5Etfw">May 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 18:17 Sun【J1注目プレビュー|第16節:浦和vs町田】首位・町田は埼スタの”圧”に耐えられるか!? 浦和は味方につけ撃破へ
【明治安田J1リーグ第16節】 2024年5月26日(日) 16:00キックオフ 浦和レッズ(6位/24pt) vs FC町田ゼルビア(1位/32pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆苦しい台所事情も見せつけたい埼スタの“圧”【浦和レッズ】</span> 前節はアウェイでのジュビロ磐田戦で1-1のドロー。先制するもすぐに追いつかれるという嫌な形で連勝が「3」でストップしてしまった。 さらに、ミッドウィークのYBCルヴァンカップではJ2のV・ファーレン長崎相手に1-0で敗戦。数的優位な状況から先制を許すなど、隙を見せてやられてしまったことはいただけない。 ただ、オラ・ソルバッケンがついにデビュー。それでも、伊藤敦樹が負傷交代したり、ケガ人が絶えないという悩ましい側面は全く変わらない。 継続して起用してきた選手たちが徐々にいなくなり、チームとしての完成度が再び下がるなど悪循環も生まれつつあるが、ここでどう踏ん張れるか。J1の先輩としての意地、そして埼スタの圧力を町田に見せつけたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、大畑歩夢 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、渡邊凌磨 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、中島翔哉 監督:ペア・マティアス・ヘグモ <span class=“paragraph-subtitle">◆首位を守るため、埼スタの圧を跳ね除けろ【FC町田ゼルビア】</span> 前節はホームに東京ヴェルディを迎えての“東京クラシック”。意地を見せたい中で、5-0と完璧な勝利を収め、今シーズン1の出来だったといえる戦いを見せた。 これで5戦負けなしで首位に立っている状況。迎えるはアウェイでの浦和戦だ。 この試合に向けての不安材料は2つ。1つは中盤を支え強度と保つために必要な柴戸海が契約の問題で出場ができないこと。町田での存在感を考えれば、この欠場は大きな痛手と言えるだろう。 そしてもう1つが埼スタという場所。今までに味わったことのない数のサポーターと、全方位からくる圧力に町田の選手たちがどういう反応を見せるか。普段の強度を保ち続けて戦い抜けるかはポイントとなる。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、チャン・ミンギュ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、宇野禅斗、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、ミッチェル・デューク 監督:黒田剛 契約上出場不可:柴戸海 2024.05.26 13:15 Sun![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
3位神戸vs首位町田はゴールレスドロー決着、堅い展開で勝ち点1を分け合う【明治安田J1第20節】
26日、明治安田J1リーグ第20節のヴィッセル神戸vsFC町田ゼルビアがノエビアスタジアム神戸で行われ、0-0のドロー決着だ。 互いにセットプレーからの得点も多いソリッドなチームどうし、3位神戸と首位町田。 戦前の予想通り、非常に“堅い”ゲーム展開が続いていき、決定機と呼べるシーンはどちらも作れず。ホーム神戸は頼みの大迫勇也をベンチにスタンバイさせている。 神戸は35分、自陣での守備から、武藤嘉紀が相手のコンタクトをもろともせずドリブルで前進。パスを受けた佐々木大樹がさらに運び、ボックス手前でFKを獲得する。 絶好の位置でキッカーはレフティー初瀬亮。しかし、狙いすました一撃は町田の壁に跳ね返され、先制ならず。 後半開始直後には、自陣での鋭い守備からカウンターを発動。運んだジェアン・パトリッキがボックス手前から右足を振り抜くが、惜しくもクロスバーの上へ外れる。 64分、神戸はついにベンチスタートの大迫を投入。膠着した展開が長引くなか、1点をもぎ取りにいく。 大迫にボールを集め、エース自らシュートを放つシーンも作るが、町田の日本代表GK谷晃生を脅かすには至らず。時計の針が進んでいく。 結局、神戸と町田、互いにビッグチャンスと呼べるシーンはなく、0-0のゴールレスドロー決着に。勝ち点1を分け合った。 ヴィッセル神戸 0-0 FC町田ゼルビア 2024.06.26 21:24 Wed【J1注目プレビュー|第20節:神戸vs町田】王者と首位が後半戦でいきなり激突! 意地を見せるか、リベンジか
【明治安田J1リーグ第20節】 2024年6月26日(水) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(4位/33pt) vs FC町田ゼルビア(1位/39pt) [ノエビアスタジアム神戸] <span class="paragraph-subtitle">◆連覇へ、首位叩きで後半戦スタートに【ヴィッセル神戸】</span> 前半戦ラストマッチはガンバ大阪との試合で敗戦。首位チームを射程圏に捉えて後半戦初戦を迎えたかったが、それは叶わなかった。 王者として唯一連覇を果たせる神戸としては、後半戦初戦は絶対に負けられない。その首位に立つ町田が相手。アウェイでも勝利を挙げているだけに、ホームでもしっかりと叩きたいところだ。 気がかりな点は攻撃陣が停滞気味というところ。直近6試合で複数ゴールがなく、結果も2勝1分け3敗と負け越しており、特徴の1つである攻撃陣の爆発が待たれるところだ。 守備陣もリーグ戦7試合ぶりの複数失点と、前節は良くないところが出たが、短い時間でしっかりと修正できるか。山川哲史の出場停止が響かないことを願うばかりだろう。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、マテウス・トゥーレル、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 出場停止:山川哲史 <span class=“paragraph-subtitle">◆後半戦もリードしていきたい【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1挑戦となっている町田だが、前半戦は首位ターンに成功。勝ち点差は離れていないため、全くもって予断を許さない状況ではあるが、それでも首位でシーズンを折り返したことは大きな自信になるはずだ。 決して勢いだけでなく、ましてやまぐれでもないここまでの戦いぶり。得点、失点ともにリーグ3位では首位に立っているのも頷ける。 ケガ人が多く出てしまっている状況でもチームは崩壊することなく、これまで通りのハードなプレスや戦い方は変わらずに結果を残し続けている。多くの選手が自信を掴んでいるはずだ。 ホームでは主軸選手を欠いていた中での対戦で敗れているが、アウェイでしっかりとリベンジし、後半戦も良いスタートを切りたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.26 16:05 Wed「ポニテかわいい!」「また来てほしい」現役アイドル2人が“天空の城”で初観戦! スパガの鎌田彩樺さん&河村果歩さんがゼルビアポーズも披露し観戦レポも
アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のメンバーである鎌田彩樺さんと河村果歩さんが、Jリーグ観戦を報告した。 鎌田さんは広島県出身。舞台などで活躍していた中、2023年1月に「SUPER☆GiRLS」の第6期メンバーとして加入した。 河村さんは岐阜県出身で、モデル活動をしていた中、鎌田さんと同じ6期メンバーとして「SUPER☆GiRLS」に加入した。 鎌田さんは自身のX(旧ツイッター/@SG6_AYAKA_avex)を更新。22日に行われた、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡の試合を現地観戦したことを報告した。 鎌田さんは、町田GIONスタジアムを訪れたのは初めてとのこと。スタンドでの姿や、クラブOBである太田宏介との写真、そして『Abema』で放送されている「FC町田ゼルビアをつくろう〜ゼルつく〜」にも出演している若林萌々さんとの2ショットなどをアップ。写真と共に試合の感想を綴っている。 ーーーーー FC町田ゼルビア観戦に初Gスタ行かせていただきました〜 前後半ともにとっても惜しい場面とチャンスが沢山あり悔しい引き分けでした、! 守備が凄かったり、ゴールまで意地でも!っていうすごく力強いプレーで終始圧巻されてた とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと ーーーーー また、河村さんも自身のX(@SG6_KAHO_avex)を更新し、鎌田さんとのショットやゼルビアポーズなど写真をアップ。試合の感想も綴った。 ーーーーー FC町田ゼルビアを見に、 あやちと行ってきました〜!! 初町田GIONスタジアム~❕ コンセプトに合わせた取り組みが沢山あって驚き(՞ ܸ. .ܸ ՞)".ᐟ.ᐟ 選手達の最後まで徹底的に攻め、守る姿を見てドキドキワクワク楽しかったです ーーーーー ファンは「ポニテかわいい!」、「4枚目のビジュ好きかも」、「また来てほしい!」、「よく行きました!」、「応援ありがとう」、「お疲れ様!」とコメントを寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】現役アイドル2人が町田のスタジアムで初観戦! </span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><br><br>とっても会いたかった若林萌々ちゃん、太田宏介さんと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a>… <a href="https://t.co/RMk5BhLSiQ">https://t.co/RMk5BhLSiQ</a> <a href="https://t.co/A8UJsmuLDP">pic.twitter.com/A8UJsmuLDP</a></p>— 鎌田彩樺(スパガ) (@SG6_AYAKA_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_AYAKA_avex/status/1804499562448752989?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#スパガ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E7%94%BA%E7%94%B0%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FC町田ゼルビア</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/zelvia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#zelvia</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/jleaguepr?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#jleaguepr</a> <a href="https://t.co/yEoCMiSzr2">pic.twitter.com/yEoCMiSzr2</a></p>— 河村果歩 かほっち(スパガ) (@SG6_KAHO_avex) <a href="https://twitter.com/SG6_KAHO_avex/status/1804736976459080163?ref_src=twsrc%5Etfw">June 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.24 23:25 Mon![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
首位町田と3連勝福岡の一戦はゴールレスドロー…両チームとも堅守を崩せず【明治安田J1第19節】
明治安田J1リーグ第19節、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡が22日に町田GIONスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 前節横浜F・マリノスに勝利して、首位をキープする好調町田。前節から柴戸に代えて仙頭がスタメンとなっており、システムは藤尾とエリキが2トップを組む[4-4-2]のシステムを採用している。 一方、前節サガン鳥栖とのダービーを制してリーグ3連勝と、こちらも絶好調の福岡。システムは変わらず[3-4-2-1]の形を採っており、前節から出場停止の紺野に代わって金森が先発している。 立ち上がり、ボックス手前で得たFKから下田が惜しいシュートを放ち、町田が早速チャンスを作る。9分にもセットプレーから藤尾がヘディングシュートを狙うなど、ホームチームが攻勢を仕掛ける展開が続く。 その後も激しいプレッシングと鋭い飛び出しを武器にゴールへと迫る町田。福岡も反撃の隙は伺うものの、ボールを前進させることができずチャンスを作るまでに至らない。 それでも、30分を過ぎたあたりからは徐々に福岡も押し込み始め、セットプレーなどからゴールを伺う展開に。34分にはCKのこぼれ球から最後は金森がシュートを放ったが、大きく枠から外れた。 38分には福岡の右CKから小田が頭で合わせたが、これはポスト直撃で惜しくもゴールとはならず。町田もハーフタイム直前には左サイドからのクロスにバスケス・バイロンが飛び込んだがわずかに届かず、ゴールレスのまま前半を終えた。 後半、57分に右サイドからのクロスにウェリントンがヘディングシュートを放つなど、福岡が積極的な入りに。対する町田も60分には手数をかけた攻撃からゴールに迫るなど、両者一歩も引かない姿勢を見せる。 72分には前がボックス手前から狙いすましたコントロールシュートを放つが、わずかに枠上へ。78分には左サイドの崩しから、完全フリーとなっていた途中交代のザヘディに完璧なクロスが上がったが、ヘディングをミートしきれず枠外となった。 徐々にチャンスを作れなくなっていた町田は、84分に柴戸がミドルシュートを放つも枠は捉えられず。88分にはFKの流れからボックス内で藤尾がシュートを放ったが、福岡DFのブロックに防がれた。 終盤も一進一退の攻防が続いたが、両チームとも最後までゴールネットは揺らせないまま試合終了。首位町田は連勝ならず、福岡も連勝が「3」でストップとなる両者にとって悔しいゴールレスドローとなった。 FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡 2024.06.22 17:05 Sat【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか
【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat
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日本サッカー協会(JFA)は22日、U-18日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーを発表した。 今回のトレーニングキャンプは、2月27日〜3月3日まで実施。キャンプ中に流通経済大学、早稲田大学とのトレーニングマッチを行う。 今回のメンバーには、京都サンガF.C.のMF平賀大空やセレッソ大阪のMF石渡ネルソンらが招集。その他、下部組織所属の選手に加え、高校からは7人が選出された。 GK 濱﨑知康(川崎フロンターレU-18) 中村圭佑(静岡学園高校) 小林将天(FC東京U-18) DF 桒原陸人(ガンバ大阪ユース) 櫻井稜(鹿島学園高校)※ 稲垣篤志(浦和レッズユース) 池田春汰(横浜F・マリノスユース) 尾崎凱琉(大阪桐蔭高校) 畑野優真(横浜F・マリノスユース) 市原吏音(大宮アルディージャU18) 水木康誠(横浜FCユース) 本間ジャスティン(ヴィッセル神戸U-18) 喜多壱也(京都サンガF.C.U-18) MF 平賀大空(京都サンガF.C.) 岡崎寅太郎(川崎フロンターレU-18) 石渡ネルソン(セレッソ大阪) 鈴木陽人(名古屋グランパスU-18) 中川育(サンフレッチェ広島ユース) 由井航太(川崎フロンターレU-18) 永田滉太朗(横浜FCユース) 神田拓人(尚志高校) 林奏太朗(サガン鳥栖U-18) 早川隼平(浦和レッズユース) 清水大翔(セレッソ大阪U-18) FW 貴田遼河(名古屋グランパスU-18) 横山夢樹(帝京高校) 綱代陽勇(尚志高校) 神田奏真(静岡学園高校) ※個人の事情のため3月2日(木)午後のトレーニング後にチームを離脱 2023.02.22 16:22 Wed2
スペイン遠征のU-18日本代表が23選手招集 ニューヒーロー賞の早川隼平らがメンバー入り
日本サッカー協会(JFA)は8日、U-18日本代表のスペイン遠征メンバーを発表した。 U-18日本はマラガに飛び、U-18メキシコ代表、U-18イングランド代表、U-18ルーマニア代表との国際親善試合に挑む。 今回は23選手を呼ばれ、ルヴァンカップでニューヒーロー賞に輝いた浦和レッズMF早川隼平らがメンバー入りした。 GK 1.濱﨑知康(川崎フロンターレU-18) 12.中村圭佑(静岡学園高校) 23.染谷奎(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18) DF 5.桒原陸人(明治大学) 20.塩川桜道(流通経済大学付属柏高校) 3.市原吏音(大宮アルディージャU18) 15.飯田陸斗(京都サンガF.C.U-18) 16.梅木怜(帝京高校) 2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸U-18) 4.喜多壱也(京都サンガF.C.U-18) 22.林賢吾(横浜FCユース) MF 11.行友翔哉(FCファマリカン/ポルトガル) 10.大関友翔(川崎フロンターレ) 17.平賀大空(京都サンガF.C.) 8.保田堅心(大分トリニータ) 18.石渡ネルソン(セレッソ大阪) 19.永田滉太朗(UDオリヴェイレンセ/ポルトガル) 6.神田拓人(尚志高校) 7.早川隼平(浦和レッズ) FW 14.塩貝健人(慶応義塾大学) 21.石井久継(湘南ベルマーレU-18) 9.貴田遼河(名古屋グランパスU-18) 13.花城琳斗(JFAアカデミー福島U-18) 2023.11.08 17:25 Wed3
フランス遠征中のU-19日本代表、京都MF平賀大空が負傷離脱…追加招集なし
日本サッカー協会(JFA)は8日、MF平賀大空(京都サンガF.C.)のU-19日本代表メンバー離脱を発表した。 フランスにてモーリスレベロトーナメントに参戦中のU-19日本。4日のグループB初戦ではU-21イタリア代表と対戦し、3-4の敗戦を喫した。 グループステージではU-20インドネシア代表、U-23ウクライナ代表、U-23パナマ代表との対戦を残すなか、平賀がケガで離脱に。追加招集はない。 なお、2日にはDF市原吏音(大宮アルディージャ)の負傷不参加が発表されており、この際はDF木吹翔太(サンフレッチェ広島)が追加招集されていた。 2024.06.08 11:10 Sat京都サンガF.C.の人気記事ランキング
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「赤のアクセントが良い」京都の新ユニフォームが発表! デザインに注目も、発表の仕方に不満の声「ネタバレしてたのか」「選手に着せるとかしないの?」
京都サンガF.C.は6日、2024シーズンの新ユニフォームを発表した。 2023シーズンは明治安田生命J1リーグで13位に終わり、2022シーズンよりは順位を上げてのフィニッシュ。ただ、残留争いにも巻き込まれた苦しいシーズンとなった。 曺貴裁監督の続投も決定した中、2024シーズンもサプライヤーは『プーマ』が継続。京都の伝統工芸のひとつである組子細工からインスピレーションを得たオリジナルデザインとなっている。 デザインは、新たなものの創造や成長をイメージする三角形を、幾何学模様のテキスタイルで3色のパープルを用いてグラフィック化。京都サンガF.C.に関わる全ての人の思いが折り重なり、様々な形に変化し、成長していく無限の可能性を表現している。 また、首元や袖口に飽くなき勝利への情熱を表現するレッドをあしらっている。 すべてのユニフォームが同じデザインとなり、FP1stはシャツとソックスがクラブカラーのパープルにパンツはブラック。2ndはホワイトのシャツにグレーのパンツとソックスとなっている。GK1stは全身が水色、2nd全身が緑となっている。 新ユニフォームにファンは「かっこいいぞ」、「赤のアクセントが良い」、「結構好き」、「個人的には好み」と好評の声が。一方で、「カレンダーでネタバレしてたのか」、「選手に着せるとかしないの?」、「もうちょっと発表の仕方を考えてほしい」、「他のクラブの発表見習った方が良い」とデザイン画のみの発表となっていることへの不満が多く出ている。 <span class="paragraph-title">【写真】京都の新ユニフォームは組子細工からインスピレーション</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">FP 1st・2nd</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sanga20231206_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">GK 1st・2nd</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/sanga20231206_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:(C) KYOTO SANGA F.C. 2023.12.06 20:10 Wed![thumb](/pc/img/cws_logo_news.jpg)
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柏がマテウス・サヴィオの劇的同点弾で連敗ストップ! 京都は三竿雄斗が圧巻FKも逃げ切り失敗【明治安田J1第20節】
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京都が名古屋からMF米本拓司を期限付き移籍で獲得!「京都の為に全力で」
京都サンガF.C.は27日、名古屋グランパスからMF米本拓司(33)が期限付き移籍で加入すると発表した。背番号は「37」となる。 契約期間は2025年1月31日まで。加入期間中、名古屋との公式戦には出場できない。 米本はFC東京でプロデビューを果たすと、2019年に名古屋へ完全移籍。2022年には湘南ベルマーレへ期限付き移籍となったが、昨シーズンから再び名古屋に復帰していた。 今シーズンはこれまで、明治安田J1リーグで13試合、YBCルヴァンカップで2試合に出場。一方で、リーグ戦の直近3試合はベンチからも外れていた。 残るシーズンを京都でプレーすることが決まった米本は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆京都サンガF.C. 「初めまして、名古屋グランパスから来た米本です。京都の為に全力で戦います!早く認められるように精一杯頑張ります!よろしくお願いします」 ◆名古屋グランパス 「このたび、京都サンガF.C.に期限付き移籍することになりました。シーズン途中での移籍となり申し訳なく思っています。京都さんからお話をいただいた際、自分のことを強く必要としていただき少しでも力になりたいと考えました。そして新しいチャレンジをし、選手としてさらに成長したいという思いでこの移籍を決断しました」 「どんな時でも熱くチームを鼓舞してくれるグランパスファミリーは、ぼくの誇りであり共に闘ってくれる仲間だと思っています。京都でもけがには気を付けて、頑張ってきます。本当にありがとうございます」 2024.06.27 09:30 Thu4
19位京都に元U-20ブラジル代表ストライカーが加入! FWラファエル・エリアスがクルゼイロから期限付き移籍
京都サンガF.C.は24日、ブラジル人FWラファエル・エリアス(25)のクルゼイロECからの期限付き移籍加入を発表した。今後のメディカルチェックを経て正式契約を結び、期限付き移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エリアスはブラジル出身のレフティで、U-20ブラジル代表でもプレーした経歴の持ち主。2018年にパウメイラスでファーストチームデビューを果たすと、その後はブラジル国内の複数クラブやUAEのバニーヤースSCへのレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にクルゼイロへ完全移籍した。 今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで5試合1得点の成績を残しており、全公式戦では17試合7ゴールを記録。京都は「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介している。 明治安田J1リーグで19位に沈む京都で戦うことになったエリアスは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います」 「京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 2024.06.24 09:48 Mon5