「プレーする準備はできていない」ダニ・オルモは開幕戦欠場、ラ・リーガ初陣を控えるバルサのフリック監督が意気込み「素晴らしい挑戦になる」
2024.08.16 23:40 Fri
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「察したら去る」 F・デ・ヨングが思うバルサ退団のタイミング…加入後のタイトル数にも言及
オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがバルセロナを去るタイミングを語った。 2019年夏にアヤックスでの活躍が認められ、バルセロナの門を叩いたF・デ・ヨング。バルセロナで移籍初年度から主力に数えられる存在となり、アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ前政権下のマンチェスター・ユナイテッドらの関心が囁かれる時期も幾度かありながら、通算226試合で18得点22アシストをマークしている。 これまでもバルセロナ愛を言葉にし、忠誠を誓う27歳だが、ピッチ内での状況が芳しくなければ移籍も辞さぬようだ。オランダメディア『Voetbal International』のインタビューで明かす。 「周りは僕がこのままバルセロナに残りたいと考えているかもしれないけど、それはフットボール以外でも生活が心地良いからだ。それは確かだけど、ピッチでの出来事に比べたら二の次だ」 「ここで十分に力を発揮できなかったり、貢献できていなかったり、チームで何も勝ち取れないと察したら、もう去るだろう」 「僕はキャリアの岐路に立っているんだ。まだバルセロナでの1年半が残っているのに、新聞ではそれが問題だと書かれているけど、僕にとって、今は違う。まずは再びフットボールがしたい」 「それからクラブの計画に目をやり、家族や代理人と話し合って自分が何を望むかを決断する」 そう語るF・デ・ヨングは今季で6年目となるバルセロナでの歩みにも触れ、「バルサは僕にとって夢のクラブだったし、今もそう」としつつ、チームとしてのタイトル数という部分を残念がった。 「小さい頃からここでプレーしたかったんだ。今もこのクラブでの日々を楽しんでいるけど、実生活のように、すべてが理想どおりというわけじゃない」 「『ヒーローに会ってはいけない』という言葉があるのは理由があるよね? ここで契約にサインしたとき、5年が経ってもリーガやコパ・デル・レイ、スーペルコパでそれぞれ1回ずつしか優勝できないなんて思ってもいなかった」 「最低でもその倍は優勝できると思っていたから、トロフィーの数は残念だね。でも、その過程で前もって予測できない出来事が常に起こるものさ」 昨季終盤に負った足首の負傷が長引き、今季開幕に間に合わずのF・デ・ヨング。2024年10月1日のチャンピオンズリーグでようやく初出場したが、ハンジ・フリック新監督のもとでスターターとしての出番が限られ、出場した公式戦13試合で実に2回のスタメンにとどまる。 2025.01.03 14:30 Fri2
【ラ・リーガ注目プレビュー】2024年プリメーラ締めくくるバルサvsアトレティコの首位攻防戦
ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが、日本時間21日29:00にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスでキックオフされる。勝ち点38で並ぶ首位のバルセロナと2位のアトレティコによる、頂上決戦となった2024年のプリメーラ最終戦。 バルセロナは前節、ホームでレガネスと対戦。試合序盤にセットプレーから先制点を奪われると、以降は猛攻を仕掛けていくが、再三の決定機でシュートが枠に嫌われると、メンバー交代で勝負に出た後半終盤はトーンダウン。格下相手にまさかのウノセロ負けを喫し、2度のリードを守れずに引き分けたレアル・ベティス戦以上にダメージが残る敗戦に。 連勝が「4」でストップしたレアル・ソシエダ戦から1勝2分け3敗と急失速し、とりわけホームでは格下相手に連敗と、ハンジ・フリック新体制で正念場を迎えている。1試合未消化のマドリード勢に自力での首位奪還のチャンスを与える状況のなか、より勝ち点3が必要な状況で今回の大一番に臨む。 一方、アトレティコは前節、ヘタフェとのマドリード自治州ダービーをウノセロで勝利。タフでソリッドなアウェイチームに試合を膠着させられ、ボールは握れども決定機まで持ち込めない難しい戦いを強いられた。しかし、指揮官シメオネの早めの交代策が機能し、途中出場セルロートの値千金のゴールを守り抜いた。これで公式戦11連勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるチームは、1試合未消化ながら序盤独走のブラウグラナと勝ち点で並び、敵地での大一番を迎えた。 現状でのチーム状態は明らかにアトレティコに分があるが、直近2シーズンはバルセロナがいずれもシーズンダブルを達成するなど5連勝中。また、試合前の会見でフリック監督が語ったように、レアル・マドリー、バイエルン、ドルトムントと今季は強豪相手のビッグマッチで結果・内容ともに相手を凌駕している。今回の一戦ではブラウグラナの勝負強さ、アトレティコの勢いのいずれが勝るか…。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ペーニャ DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:ペドリ、カサド MF:フェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、フォルト、MFベルナル、FWラミン・ヤマル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えて、前節負傷のヤマルが欠場となる。一方で、アンス・ファティが戦列に復帰できる見込みだ。 スタメンに関してはヤマルの代役と中盤の構成が注目ポイント。ガビやフレンキー・デ・ヨングをドブレピボーテの一角に配してペドリをトップ下、ダニ・オルモを左のエストレーモに置くオプションもあるが、フェラン・トーレスをそのまま代役に据えるとみる。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、ギャラガー FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者、負傷者ともになし。全主力が起用可能な状態だ。 システムは[4-4-2]の継続が濃厚だが、今週は[5-4-1]の布陣でトレーニングを行ったとの報道もあり、システム変更か可変式の戦いを採用する可能性もありそうだ。 スタメンは前述の11名を予想。バルセロナ相手のアウェイゲームという部分で、リーノに代えてギャラガーを左サイドで起用する可能性が高い。 ★注目選手 ◆バルセロナ:DFパウ・クバルシ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 強力攻撃陣と対峙する17歳の若きディフェンスリーダー。ヤマルを欠く状況でリーグ最少タイのアトレティコの堅守と対峙する、ハフィーニャやレヴァンドフスキの出来も勝敗の行方を大きく左右するが、やはりここ最近の勝ち点逸の要因となっている守備面の修正という部分で17歳DFのパフォーマンスに注目したい。 前指揮官チャビの下で昨季台頭した現代型DFはハンジ・フリック体制で完全にその才能を開花。相棒イニゴ・マルティネスとともにハイライン戦術の要を担い、傑出した配球力に加え、17歳とは思えないライン統率で首位チームを最後尾から支える。 ただ、その特殊なスタイルへの対戦相手の分析に加え、相棒とともにほぼフル稼働を強いられる過酷な状況でのパフォーマンス低下によって、ここ最近は対人対応、ラインコントロールの部分で少しミスも出始めている。それでも、DFアラウホの戦列復帰に加え、この試合後には短いウィンターブレークが待っており、ここで踏ん張れればチームとしても個人としても状態を上げられるはずだ。 グリーズマンとアルバレスの強力な2トップに加え、2列目やサイドバックのポジションから背後を狙うジュリアーノやジョレンテ、ギャラガーと多くの選手のケアを求められるなか、若きディフェンスリーダーの奮闘に期待したい。 ◆アトレティコ:FWフリアン・アルバレス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 期待通りの存在感示す新生コルチョネロスのエースストライカー。アトレティコのキーマンはマンチェスター・シティから加入のニューカマーだ。ラウタロ・マルティネスとともにアルゼンチン人指揮官がリーベル・プレート在籍時から獲得を熱望していたストライカーは、今夏の移籍市場でプレミアリーグ4連覇中の王者から電撃加入。 コパ・アメリカ参戦の影響もあってシーズン序盤はコンディション調整、初挑戦のラ・リーガへの適応期間を余儀なくされたが、ここまで公式戦25試合12ゴール2アシストを記録。モリーナやデ・パウル、アンヘル・コレアといった同胞に加え、グリーズマンとの連携も深まり、徐々に本領を発揮し始めている。 今回のビッグマッチでは2トップの一角での起用が見込まれるなか、持ち味の献身的かつ狡猾な守備で2センターバックの球出しに制限を加えつつ、攻撃では得意とするディフェンスラインとの駆け引きで自らのラインブレイク、味方の飛び出しを活かすためにずれを作り出すオフ・サ・ボールの動きでバルセロナの守備を揺さぶりたい。 また、今季ここまでの12ゴール中、アウェイで9ゴールを挙げており、内弁慶のアトレティコにあってアウェイで結果を出せるメンタリティは今回のビッグマッチでも頼りになるところだ。 2024.12.21 18:15 Sat3
バルサはすでに来夏のターゲットを決めた?ドイツ代表の2人をフリーで狙う…2選手の契約延長にも着手か
バルセロナが、来夏の補強戦略を既に立てているとのこと。ハンジ・フリック監督もよく知る、ドイツ代表の2選手をフリーで手にするつもりがあるようだ。 今シーズンからハンジ・フリック監督が就任したバルセロナ。シーズン開幕から4連勝を飾るなど、周囲の心配を跳ね除けるパフォーマンスをここまで発揮している。 今夏の移籍市場では、ここ数年の恒例行事ともなった財政問題を理由になかなか獲得が進まず。さらに、サラリー問題は全く解決の糸口がないため、主軸選手を手放す形で無理矢理選手登録の枠を開ける始末となった。 RBライプツィヒから、カンテラ育ちでもあるスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したが、重くのしかかる移籍金とサラリーを受け、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)やDFセルジ・ロベルト(コモ)、DFマルコス・アロンソ(セルタ)とベテランの主軸がチームを去った。 財政問題が決して解決したわけではなく、その場凌ぎを毎年繰り返しているバルセロナだが、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると来夏のターゲットは既に決まっているとのこと。バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)とのことだ。 キミッヒはバイエルンとの契約が2025年夏までとなっており、契約延長が打診されているものの、本人はチームを去る事を決断。契約満了をもって退団し、移籍する意思を示している。 一方のターは、レバークーゼンから今夏バイエルンへの移籍が取り沙汰されたが、こちらも移籍が成立せずに残留。レバークーゼンとの契約は今シーズン限りとなっており、夏にはフリーで獲得できる状況だ。 バルセロナは、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(27)とウルグアイ代表DFロナルド・アラウホ(25)との契約が2026年6月30日までとなっており、こちらの契約延長も進めたいところだが、デ・ヨングはサインしていない。また、アラウホに関しては、契約延長が正式には打診されていないとのこと。両者ともに来夏チームを去る可能性すら残っている状況だ。 2人の代役としても確保したいキミッヒとター。果たして、今シーズンどういった動きを見せていくのか注目だ。 2024.09.09 18:55 Mon4
バルサは学べないのか? 97億円で獲得したダニ・オルモは未だ選手登録できず…3年連続同じ問題を繰り返す
なぜバルセロナは学ぶことができないのだろうか。今夏6000万ユーロ(約97億円)でRBライプツィヒから加入したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、未だに選手登録ができずプレーが許可されていない。 バルセロナのカンテラ育ちのダニ・オルモはディナモ・ザグレブ、ライプツィヒでプレー。今夏バルセロナへと復帰し、多くの歓迎を受けた。 スペイン代表としても活躍するオルモは、ユーロ2024でも優勝に貢献。バルセロナとしても大きな戦力であり、カンテラーノの帰還は今夏の大きな目玉だった。 しかし、第2節を前に未だに選手登録はされておらず、このままでは2試合続けてメンバー外という状況に。まだリミットまで時間はあるようだが、簡単に行かない話でもある。 この事象は今に始まった事ではない。過去2年間も夏には同じ状況に追い込まれ、獲得した選手が登録できずに試合を迎えていた。その理由は財政難。長らく続く問題は、一向に解消されない。 ハンジ・フリック監督も、24日のアスレティック・ビルバオ戦に向けては「願っている」とダニ・オルモを起用したい意向を示したが、期待に沿える可能性は低いと見られている。 ラ・リーガでは、各クラブの収入から選手の給与上限を設定。バルセロナは、広く知られた財政難により、選手登録に制限があり、2023-24シーズンも収支がマイナス1億ユーロ(約161億8000万円)となったために解決が困難な状況だ。 過去2年も同じ問題を抱えており、選手の売却やサラリーのカットなどで無理矢理乗り切ることに成功。ただ、それによってバルサを離れなければいけない選手も出た。 そして、全く同じことを今夏も繰り返している。選手の売却計画はあるものの、交渉が全くと言って良いほど纏まらず、一方で選手は獲得してしまうという状況。当然登録ができない。 今夏はFWマルク・ギウ、DFフリアン・アラウホ、MFオリオル・ロメウ、DFセルジーニョ・デスト、DFセルジ・ロベルトがチームを去り、23日にはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが1年でマンチェスター・シティに復帰。その理由も財政難を助けるためであり、ギュンドアンのサラリーがなくなることがチームを助けることに。「僕の移籍で財政を助けられるならよかった」と選手に言わせるほどだ。 残りの期間でまだまだ選手を売りに出していく計画があるバルセロナだが、ダニ・オルモの登録には足りていない状況だ。 果たしてダニ・オルモがバルセロナの選手としてデビューするのはいつになるのか。そして、いつまでこの状況を続けるのか、注目される。 2024.08.24 23:01 Sat5
「もう少しでプレーできる」バルセロナ指揮官がアラウホの復帰に言及、前節回避のダニ・オルモは「必要に応じて先発」
バルセロナのハンジ・フリック監督が選手の状態について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 直近のラ・リーガ第15節ラス・パルマス戦で1-2の敗戦を喫し、リーグ戦では3試合白星から遠ざかっているバルセロナ。3日に行われるマジョルカ戦では4試合ぶりの勝利を狙う。 フリック監督は試合前の会見で「ロナルドを除くすべての選手が出場可能だ」とコメント。7月のコパ・アメリカ2024で右足を負傷して以来、ピッチから遠ざかっているウルグアイ代表DFロナルド・アラウホについて語った。 「彼はとても良くやっているし、調子は上がっている。非常に良いレベルにあり、もう少しでプレーできる。だが、それが来週になるかどうかはわからない。プレッシャーはかけたくないが、練習でのフィーリングはとても良い」 また、恥骨の違和感によりラス・パルマス戦をベンチから見守ったスペイン代表MFダニ・オルモにも言及。こちらはスタメン入りもほのめかしている。 「ダニに関しては戻ってきた。必要に応じて先発させられる」 一方、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア=シュテーゲンの長期離脱により、緊急的に契約を交わした元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーについても語った指揮官。加入以降もスペイン人GKイニャキ・ペーニャがゴールマウスを守るが、方針を変えるつもりはないと主張した。 「シュチェスニーは今日のトレーニングでとても良かった。だが、今はGKを変えるつもりはないと言える。以前もいったように、イニャキが先発GKで、それが現状だ」 2024.12.03 10:16 Tueバルセロナの人気記事ランキング
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ダニ・オルモをプレミアのクラブが注視? バルサの訴え却下で、2025年はプレーできないことが濃厚に
バルセロナの目論見が脆くも崩れたことにより、自身の立場が一気に怪しくなったスペイン代表MFダニ・オルモ(26)。ここぞとばかりに、プレミアリーグのクラブが獲得に動く可能性があるかもしれない。 厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱えるバルセロナ。2024-25シーズンのラ・リーガが課す年間支出上限は4億2600万ユーロ(約700億円)に設定されているなか、クラブは依然としてその制限に違反している。 それでも、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を利用し、ダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの2選手に関しては12月31日までの暫定措置で登録が可能となった。 この間にクラブは財務改善に向けた金策に走りつつ、バルセロナの第10商事裁判所に対して、2選手の登録に関する暫定措置の延長を求める訴えを起こしていたが、同裁判所はバルセロナのこの訴えを却下。クラブサイドはすぐさま控訴に動く構えを見せているが、現状では2選手が後半戦に登録することは不可能となった。 騙し騙しやってきた中で、“ノー”を突きつけられる形となったバルセロナ。ダニ・オルモは1月1日からプレーできない可能性がある中、イギリス『The Times』は、プレミアリーグのトップクラブが獲得に動くと伝えている。 『The Times』によれば、バルセロナの財政状況に改善の見込みは薄く、ダニ・オルモをフリーで手放す可能性があるとのこと。不透明な部分が多いが、間違いなく動向を注視し始めているという。 ユーロ2024ではスペイン代表の優勝に貢献したダニ・オルモ。クラブは今シーズン一杯の登録を求めたものの却下。ラ・りーがもこの判決を歓迎しているとされ、堅実な動きを見せない限りは悲劇はこの先も続くことになりそうだ。 2024.12.28 23:40 Sat2
バルサの命運を握るVIP席…1億ユーロで売却できればダニ・オルモ登録可能に、一部合意も現時点では足りず
スペイン代表MFダニ・オルモの登録に関して、暫定措置が拒否されるという事態に陥ったバルセロナ。1月の移籍市場が開く目前ということ、そして暫定措置の期限が12月31日であることから、大きな注目を集めている。 バルセロナは、厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱え続けている。 財政問題があると言いながらも、各国代表クラスの選手を獲得し続ける中、結果的にその皺寄せを受けることになりながらも、まるで自転車操業状態となっている。 今夏もRBライプツィヒからダニ・オルモを獲得したが、当然サラリーキャップ制度に引っかかることに。ただ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を有効活用し、ダニ・オルモと共にスペイン人FWパウ・ビクトルを暫定措置で選手登録させていた。 しかし、期限が迫っていた中、暫定措置の延長を求めたバルセロナだったが、そこまで上手くことは運ばない。バルセロナの第10商事裁判所が申し出を却下。クラブは控訴する予定とされているが、12月31日をもって一旦両選手は選手登録を外れることになる。 ダニ・オルモがプレーできないとなれば、当然他のクラブが関心を寄せるもの。プレミアリーグのクラブが動向を注視すると応じられた中、スペイン『ムンド・デポルティボ』が朗報を伝えた。 資金獲得に奔走していたジョアン・ラポルタ会長が中東から巨額の資金を持ち帰る予定だという。 ラポルタ会長はドバイを訪れており、現在改装中のSpotifyカンプ・ノウのVIP席を販売しているとのこと。その額は総額1億ユーロ(約164億5000万円)となり、既に一部が合意に達しているという。 ただ、合意分ではダニ・オルモを登録するためには不足しているとのこと。引き続き1億ユーロでの交渉成立を目指しているという。 この動きが全て達成されれば、全ての金額を補強や給与に充てられる状況となるだけに、クラブにとっては重要な局面を迎えている。仮に破談となれば、すぐ解決することは不可能な状況。しっかりと交渉し、ハシゴを外されないことを祈るばかりだろう。 2024.12.29 23:45 Sun3
ラ・リーガは「バルセロナが代替案を提示していない」とし、ダニ・オルモとビクトルの登録を認めず
ラ・リーガは12月31日、バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)とスペイン人FWパウ・ビクトル(23)の登録を認めないことを発表した。 ラ・リーガは声明にて「12月31日現在、バルセロナはラ・リーガの定めるファイナンシャルフェアプレーに従い、1月2日から選手の登録を認める代替案を提示していない」と発表。 これにより1月からダニ・オルモに加え、ビクトルの登録が抹消となる。両選手はDFアンドレアス・クリステンセンとDFロナルド・アラウホの長期離脱を活用して、今季ここまで特例措置により登録されていた。 バルセロナはSpotifyカンプ・ノウのVIP席を中東の投資家に売却することでダニ・オルモとビクトルの登録を実現させるべく動いていたが、うまく行かなかったようだ。 なお、バルセロナはスペインサッカー連盟(REFF)に対して両選手の登録を認めるよう申請したようだが、ラ・リーガが登録を認めない限り実現することはないと報じられている。 2025.01.01 09:00 Wed4
バルサの登録問題が移籍話に発展のオルモ…代理人が代弁 「ダニの決断は残ること」
バルセロナの財政事情からお先真っ暗のスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、代理人いわく、クラブにとどまるようだ。 今季からバルセロナに復帰したカンテラ育ちのオルモ。移籍金は総額6200万ユーロ(現レートで約100億6000万円)で、バルセロナにとって今季の目玉補強で、ここまで公式戦15試合で6得点1アシストと期待どおりの働きといえる。 そんなシーズンもいよいよ後半戦に入るが、バルセロナはラ・リーガでの選手登録問題が再燃している。 デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの負傷による特別措置でその問題を先延ばしにできたバルセロナだが、期限は昨年12月31日まで。新年の戦いに臨むにあたり、改めて登録が必要だ。 オルモは特別措置で登録され、前半戦に出場したとあって、このままいけば後半戦から出られず。バルセロナは引き続き財務改善を図りつつ、すぐさま控訴にも動くが、実力申し分なしの選手とあって移籍話も盛り上がり始める。 行き先候補としてプレミアリーグやブンデスリーガの数クラブが浮かぶが、『beIN SPORTS』によると、オルモの代理人を務めるアンディ・バラ氏はバルセロナ残留が本人の意向と強調した。 「ダニが下した決断はバルセロナに残ること。バルサのためにプレーしたいからだ。ほかのオプションなんて考えてもいない。ダニはバルセロナでプレーしたいんだ」 バルセロナが問題を解決しない限り、今季後半戦でプレーできなくなるオルモだが、いかに。 2025.01.01 12:15 Wed5