2025年2月16日、高知ユナイテッドSCの歴史的Jリーグ初戦は栃木SCと…「J3で20番目のチーム」は気概を示せるか

2025.02.13 17:00 Thu
【公式X】高知ユナイテッドSCのファンクラブがJ3入会でリニューアル!“プチ会員”でも「コスパ高すぎ」!?



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13日、日本フットボールリーグ(JFL)第16節の3試合が各地で行われた。今節残りの5試合は14日と15日に行われる。 ◇V三重 0-1 高知 首位・高知ユナイテッドSCと3位・ヴィアティン三重による、6試合無敗どうしの上位対決は、アウェイ三重に乗り込んだ高知に軍配。 63分に3枚替えを敢行した高知。 入った1人は今季6得点中5得点が途中出場からというFW小林心。23歳のストライカーは0-0で迎えた85分、オープンな展開から相手の中途半端なクリアを拾ったMF上月翔聖の浮き玉に走り、GKとの一対一を冷静に沈めた。 やはり、終盤の勝負強さも高知が現JFLで最強たる所以か。“アウェイで0-1”という最少スコアで勝ち切った高知は2試合ぶりの白星となり、今節は2位・栃木シティがレイラック滋賀を撃破も、勝ち点「10」差を詰めさせなかった。 ◇沖縄 3-1 新宿 16チーム中15位のクリアソン新宿は、前節のブリオベッカ浦安戦が悪天候で中止・延期となったなか、アウェイで10位・沖縄SVと対戦し、痛恨の逆転負けだ。 新宿は23分、敵陣左サイドでFKを得ると、キッカーはレフティーのMF中山雄登。アウトスイングの低いクロスを入れ、ゴール前の混戦をすり抜けて直接ゴールへ吸い込まれた。 しかし48分、MF大崎淳矢の足裏タックルによる2枚目警告で新宿は数的不利に。66分、72分の被弾で逆転され、最後は87分、FW小池純輝のクリアミスがオウンゴールとなった。 これにより、延期となった浦安戦を除いても5試合未勝利に。最下位のミネベアミツミFCが今節(14日)勝利なら、新宿は最下位転落だ。一方、勝利した沖縄は5月19日の第9節・ソニー仙台FC戦以来となる勝ち点「3」だ。 ◆第16節 ▽7月13日(土) ヴィアティン三重 0-1 高知ユナイテッドSC 栃木シティ 1-0 レイラック滋賀 沖縄SV 3-1 クリアソン新宿 ▽7月14日(日) ラインメール青森 vs ミネベアミツミFC アトレチコ鈴鹿 vs ヴェルスパ大分 横河武蔵野FC vs FCティアモ枚方 ソニー仙台FC vs Honda FC ▽7月15日(月) FCマルヤス岡崎 vs ブリオベッカ浦安 ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点40 | +19 2位 栃木シティ | 勝ち点30 | +9 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点27 | +6 4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +2 5位 Honda FC | 勝ち点23 | +5 6位 沖縄SV | 勝ち点23 | +2 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 8位 ラインメール青森 | 勝ち点22 | +5 9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点21 | -1 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点20 | +2 11位 ソニー仙台FC | 勝ち点18 | -3 12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -3 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -17 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点9 | -17 2024.07.13 20:13 Sat

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ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの去就は? Jリーグ挑戦は現在3名、JFLor地域リーグ移籍、現役引退…

ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの新天地が概ね決定。一方でスパイクを脱ぎ、社業に専念する者も少なくない。 2024シーズン限りで活動終了、日本フットボールリーグ(JFL)を退会したソニー。JFL王者に輝いたこともある名門実業団が幕を閉じた。 ラストイヤーを彩った選手たちの去就は、1月14日時点で概ね発表済み。現役続行でJリーグ、JFL、地域リーグに新天地を求める者いれば、引退してソニーの社業に専念する者も。 例えば、中盤主力のMF伊藤綾汰(24)はJ3リーグへ参入する高知ユナイテッドSCに移籍。不動の右サイドバックを担ったDF後藤裕二(24)は福島ユナイテッドFC、DF中山雅斗(23)は奈良クラブへ。現在、Jリーグ挑戦は3名を数える。 JFLクラブへ移籍するのは、昨季リーグ新人王のFW布方叶夢(22/→FCマルヤス岡崎)、DF辻椋大(23/→ブリオベッカ浦安)など今のところ計5名。VONDS市原へ向かうFW勝浦太郎(24)など地域リーグ移籍も計5名である。 一方、キャプテンを担ったMF吉野蓮(27)、2023シーズンJFLベストイレブンのMF平田健人(28)、正守護神のGK佐川雅寛(28)など、これまでに計7名が引退を発表。吉野は発表に伴い、「今後は会社に恩返しを」と綴っている。 ◆選手たちの去就(1月14日時点) GK 1 佐川雅寛→現役引退 21 八井田舜→現役引退 26 松田亮→ジェイリースFC(九州/地域) DF 2 後藤裕二→福島ユナイテッドFC(J3) 3 塩崎悠司→現役引退 4 長江皓亮→未発表 6 中山雅斗→奈良クラブ(J3) 16 辻椋大→ブリオベッカ浦安(JFL) 22 平山裕也→ヴェルスパ大分(JFL) 23 神田悠成→福山シティFC(中国/地域) 25 山下翼→FC延岡AGATA(九州/地域) 30 大友豪士→未発表 MF 5 平田健人→現役引退 7 吉森恭兵→現役引退 8 伊藤綾汰→高知ユナイテッドSC(J3) 10 藤原元輝→現役引退 11 信太英駿→未発表 14 吉野蓮→現役引退 18 秋元佑太→未発表 20 小池陸斗→福山シティFC(中国/地域) FW 9 勝浦太郎→VONDS市原FC(関東1部/地域) 13 山田晋平→ヴィアティン三重(JFL) 15 布方叶夢→FCマルヤス岡崎(JFL) 17 加藤佑弥→未発表 19 甲元大成→飛鳥FC(JFL) 2025.01.15 15:15 Wed
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「デカいところがきたー!」世界的電機メーカー『CASIO』が高知ユナイテッドSCのメインスポンサーに! 創業家が高知県出身、J3新規参入のクラブに追い風

2025シーズンから明治安田J3リーグに入会する高知ユナイテッドSCは13日、カシオ計算機株式会社(東京都渋谷区)とのメインパートナー契約締結を発表した。 「CASIO」のブランドで世界的に知られるカシオ計算機。社史を紐解くと、高知県長岡郡出身の故・樫尾忠雄氏が戦後まもない時期に樫尾製作所を創業し、その後、兄弟3人とともにカシオ計算機を立ち上げ。今日まで至る。 高知ユナイテッドSCは同社とのパートナー契約に伴い、トップチームが初めてJリーグの舞台に立つ2025シーズンのユニフォーム左袖に「CASIO」のロゴを掲出することとなる。 カシオ計算機も声明。 「当社創業家の出身地である高知県では、毎年『カシオワールドオープン ゴルフトーナメント』を主催し、地域経済の発展、ゴルフやスポーツの振興、スポーツを通じた子どもたちの育成に寄与しています」 「一方、高知ユナイテッドSCは、昨シーズン、悲願となる高知県初のJリーグ加盟を達成。今シーズンは、元日本代表である秋田豊監督のもと、さらなる成長を目指します。また、高知県の活性化に貢献するため、地元の学校や自治体と連携してサッカー教室を開催するなど、地域に根ざした取り組みに力を入れています」 「今回のスポンサー契約は、高知ユナイテッドSCが当社と深いつながりのある高知県を拠点に活動をしているチームであること、さらにスポーツを通じて地域の振興や次世代の育成を理念に掲げていることに当社が共感し、実現に至りました。今後は契約締結に伴い、高知ユナイテッドSCの選手は左袖に“CASIO”ロゴを入れたユニフォームを着用して試合に出場します」 ◆明治安田J3リーグ第1節 2025年2月16日(日) 14:00KO 栃木SC vs 高知ユナイテッドSC 会場:カンセキスタジアム栃木(宇都宮市) 中継:とちぎテレビ、NHK高知放送局 配信:DAZN、Lemino <span class="paragraph-title">【公式X】高知ユナイテッドSCのファンクラブがJ3入会でリニューアル!“プチ会員”でも「コスパ高すぎ」!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">高知ユナイテッドSC「クラブユナイテッド2025」のご案内<br><br>皆様大変お待たせいたしました<br><br>これから観戦に行かれる方など、多くの皆様により一層お楽しみいただけるよう、昨年から内容をリニューアル!<br><br>詳細はこちら<a href="https://t.co/9bqr4UFzqh">https://t.co/9bqr4UFzqh</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89SC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知ユナイテッドSC</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E4%B8%80%E5%BF%83?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#高知一心</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/0s77SM4MUs">pic.twitter.com/0s77SM4MUs</a></p>&mdash; 高知ユナイテッドSC (@kochi_United) <a href="https://twitter.com/kochi_United/status/1885288364758405412?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.14 18:00 Fri
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クラブ名変更にライバルとの統合…南国高知FCはアイゴッソ高知へ、そして高知ユナイテッドSCへ【JFL高知の歩み】

NPB(プロ野球)球団がなくとも「野球」が根付き、球史に名を残すスターを輩出してきた高知県。一方で「サッカー」では今や6県しかない“Jなし県”のひとつとなり、県出身の現役Jリーガーは1人だけ。2023年夏、「高知ユナイテッドSC」の躍進で、そんな高知県のサッカーに日本全国から注目が集まることとなる。【第2回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452484" target="_blank">前編</a>、<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452489" target="_blank">後編</a>に続く】 <span class="paragraph-subtitle">~天皇杯でJ1勢に2連勝~</span> 2023年6月7日、第103回天皇杯2回戦が全国各地で行われ、J1リーグのガンバ大阪は本拠地・パナソニックスタジアム吹田で高知ユナイテッドSC(高知県代表)と対戦。開始4分で先制点を奪われると、41分には追加点も献上し、試合終盤に1点を返すも1-2の敗戦となった。 そう、天皇杯の風物詩“ジャイアントキリング”が成立した瞬間だ。G大阪はJ1制覇2回、アジア制覇1回を誇る関西随一の名門。その本拠地へと乗り込んできた「高知ユナイテッドSC」は県予選を勝ち抜いて天皇杯に出場する日本フットボールリーグ(JFL)所属の社会人チームだ。 「高知から本気でJリーグ!」を合言葉に県勢初のJリーグ参入を掲げる彼らは、2023シーズンのJFLで第26節を終えて6位。来季のJ3参入が「継続審議」とされているなかでも、残り4試合でJ3参入の最低ラインとなる「2位以内確保」を目指して奮闘しているところである。 話を天皇杯での躍進に戻そう。 G大阪撃破という快挙に沸いた高知県。高知は続く3回戦の横浜FC(J1)戦を本拠地・高知県立春野総合運動公園陸上競技場で戦い、この一戦には3000人超が来場。J1クラブのファンにはピンとこないかもしれないが、高知県でサッカーに3000人という集客は大きな数字なのだ。 結果、高知はG大阪に続いて横浜FCも1-0と撃破し、さらに沸き上がる高知県。3試合連続のJ1勢撃破を狙ったラウンド16では川崎フロンターレに敗れたが、今度は春野陸上競技場に7243人が来場。高知県の人口は66万6293人(令和5年10月1日現在)なので、川崎Fファンの存在を考慮しても、高知県民90〜100人に1人は来場した計算となる。 <span class="paragraph-subtitle">〜高知ユナイテッドSCって?〜</span> このように、今シーズンの天皇杯を大いに盛り上げ、地元のファンを大いに沸かせた高知ユナイテッドSC。しかし、彼らはどのような道のりを歩んできたクラブなのか、詳しく知るサッカーファンはあまりいないはずだ。 それもそのはず、高知ユナイテッドSCは前身時代を含め、Jリーグ誕生前の1977年から2018年にかけて40年以上も四国サッカーリーグに所属。この間、四国を代表する社会人の強豪であり続けてきたかと言えばそうでもなく、42年間でリーグ制覇は9回となっている。 それでも、四国から3番目のJクラブとしてカマタマーレ讃岐がJ2参入を果たし、いよいよ高知県が四国4県で唯一の“Jなし県”となった2014年、クラブは「南国高知FC」から「アイゴッソ高知」へと名称を変更。高知県のサッカー界全体がJリーグへの想いを強めるなか、四国リーグ優勝を争うライバルクラブを巻き込んだ変革期へと突入していく。 新生「アイゴッソ高知」は2014年の四国リーグで2位、2015年は3位に終わり、2005年以来の栄冠を逃すことに。2014年は同じ高知県の「高知UトラスターFC」が四国リーグ初制覇を成し遂げ、2015年もアイゴッソ高知を上回る2位という成績を収めている。 この2015年ごろから「アイゴッソ高知」と「高知UトラスターFC」の統合話が持ち上がり、年が明けた16年1月に統合が正式発表。新クラブの母体はアイゴッソ高知側が引き継ぐ(※1)こととなり、ともにJFL参入、Jリーグ参入を目指した高知県の2大クラブが1つになった新しいクラブは「高知ユナイテッドSC」と名付けられた。 (※1)高知UトラスターFCは活動を終え、「KUFC南国」が後継クラブとして四国サッカーリーグに参戦(2016〜) その後、「高知ユナイテッドSC」は1年目の2016年こそ四国リーグ2位に甘んじるも、優勝したFC今治のJFL昇格にも助けられ、2017〜19年にかけて3連覇を達成。四国における地位を確固たるものとする。 そして3連覇達成の2019年、高知は毎年11月に開催される全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)で2位となり、JFL昇格が決定。高知県は、長い長い年月をかけ、とうとう令和元年に全国リーグ(JFL)の舞台までクラブを送り込んだ。 ◆「高知県にJリーグを」目指すは来季のJ3参入!「残り4試合戦い抜きます」【JFL高知の歩み/第3回(全3回)】に続く 2023.11.02 21:00 Thu