「VARはどこにいったの?」なでしこジャパンとの試合での微妙な判定にチリ代表のキャプテンが苦言
2021.07.28 16:44 Wed
【写真】なでしこに敗れたチリの主将が微妙な判定に苦言
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長谷川唯の痛恨OGが決勝点…日本人対決となったFA女子リーグカップ決勝はチェルシーに軍配
イングランドで行われたなでしこジャパン対決は明暗が分かれてしまった。 15日、FA女子リーグカップ決勝が行われ、マンチェスター・シティ・ウィメンとチェルシー・ウィメンが行われた。 シティは、GK山下杏也加、MF長谷川唯、FW藤野あおばが先発出場。チェルシーはFW浜野まいかが先発出場した。 今季最初のタイトルを懸けた戦い。試合は開始8分、スルーパスに抜け出したマイラ・ラミレスがボックス内でコントロールしGK山下と一対一に。そのままシュートを放つと山下が体に当ててセーブするも、跳ね返りがマイラ・ラミレスの下に溢れて押し込まれてしまう。 先制を許したシティだったが、攻撃で何度もチェルシーを崩していく。右サイドの藤野を中心に細かいパスワークで崩してゴールに迫っていく。 チェルシーはマイラ・ラミレスが再び背後をとって独走もGK山下がシュートを打たせずに、角度のない位置へ追い込んで得点を許さない。 山下のビッグセーブもあり追加点を許さなかったシティ。すると68分、ドリブルで持ち出した藤野がボックス内右からミドルシュート。強烈な一撃がニアサイドに突き刺さり、シティが同点に追いつく。 追いついたシティは、決定機を活かせない展開となると、77分に悲劇が。ボックス右からマイラ・ラミレスがグラウンダーのクロスを入れると、戻って対応した長谷川のクリアがそのままゴールへ。背後には浜野が居ただけに、クリアしていなければ蹴り込まれていた可能性もあったが、悔しいオウンゴールとなった。 勝ち越されてしまったシティ。その後も反撃はできず、1-2でチェルシーが勝利。長谷川のオウンゴールが決勝点となり、6年連続で決勝に勝ち進んだチェルシーが4年ぶりに優勝。シティは3年ぶりの優勝を逃してしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】藤野あおばの豪快ゴールも、懸命に戻った長谷川唯が痛恨のOG…チェルシーがカップ王者に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UDfIZhv8CkM";var video_start = 227;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 13:50 Sun2
「悔しさが抜け切れていない」スクランブルで両ウイングバックを務めた守屋都弥、将来の海外挑戦を視野に意欲高く成長を誓う「意識して取り組みたい」
パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。DF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)が大会を振り返った。 守屋は当初はバックアップメンバーとして招集を受けていた中、大会のレギュレーションが変更となり、22人のメンバーが試合ごとに18名になるレギュレーションに。そんな中、初戦でDF清水梨紗が負傷離脱すると、右サイドバックとして抜擢された。 第2戦のブラジル女子代表戦は左ウイングバックでプレーすると、ナイジェリア女子代表戦、アメリカ女子代表戦は右ウイングバックとしてプレー。両サイドを支えるウインガーとしてチームに貢献した。 守屋はオリンピックを終え、「自分の打ったシュートだったり、相手の得点シーンが凄く飛行機の中でもよぎる感じでした。まだ、悔しさが抜け切れていないと思います」と現在の心境を語った。 世界を相手には2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも経験している中、「アメリカ戦の前半だったりは相手も疲れている部分がありましたが、突破をさせなかったり、守備でもできた部分は多かったです」と、プレーには一定の手応えも感じたようだ。 スクランブルにチームを支えた守屋。「自チームでも何回もスプリントしてクロスを上げることは持ち味なので、海外のチーム相手でも関係なく挑戦しようと思っていました。そこから得点やアシストはなかったので、そこが課題かなと思います」と、攻撃的にプレーしたいと考えていた通りのプレーはできたものの、数字に繋がらなかったことを悔やんだ。 なでしこジャパンは海外組が増えてきた中、守屋もその考えはあるとのこと。「海外にはいずれ行きたいと思っていますが、タイミングとかもありますし、オファーがあれば考えたいです」と、今はINAC神戸に集中しているという。 プレー強度の部分については「ナイジェリア戦では一発で抜かれたり、アメリカ戦も攻撃面のファーストタッチで食われる部分もあったので、自チームでやっていることとの差も感じました」とコメント。「自チームでも海外を意識して取り組んでいかないと、また海外でプレーした時にブランクも生まれてしまうので、これから意識しつつやって行きたいです」と、今後のチームではレベルを高くトレーニングしたいとのこと。「攻撃面でもっとドリブルで仕掛けることは挑戦したいです。出してもらってクロスということはできているので、そこから自分で切り込んであげるためにどうやるかということを自チームでもやりたいです」と、より攻撃面に磨きをかけたいと意気込んだ。 大会中に印象に残っているシーンについては、「(植木)理子に上げたクロスというのは、INACでもやっている持ち味でもあるので、あそこから得点が生まれたことはプラスかなと思います」と振り返り、ナイジェリア戦での田中美南のゴールに繋がったクロスをピックアップした。 次は3年後の女子W杯。守屋は「一旦は休もうかなとも思いますが、WEリーグも始まるので難しいところです」と語り、「取り敢えずは、WEリーグを盛り上げるために自分も頑張りたいですし、そこから代表に呼ばれたら目標を持ってやりたいです」とコメント。海外へこのオフも多くの選手がWEリーグから移籍し、INAC神戸もGK山下杏也加、FW田中美南となでしこでもチームメイトの2人はチームを去ることが決まっている。 「今までは(田中)美南さんだったり、(北川)ひかる、山さん(山下杏也加)だったりに頼っていて、そのままでは勝っていけないと思うので、自分が昨シーズンよりももう一歩、もう二歩成長したプレーをしないと、WEリーグ優勝、皇后杯、カップの優勝も遠いと思うので、自チームでも高めあって行きたいです」 「今までチームにプラスな言葉をかけてくれた美南さん、山さんがいなくなるということは、自分は苦手なんですがやっていかないといけないなと思います。まだINACに一度も合流していないですが、自分の役割を見つめ直して行きたいと思います」 意欲も十分な守屋。オリンピックでの悔しさを胸に、このまま精進して行きたいという。 「得点に絡めていなかったり、自分が決められるシーンもあったりしたので、ふとした時に絶対過ぎると思います。悔しさをバネにじゃないですが、W杯もずっと悔しさがあって、メダルを獲るまでやりきったと思うことはないと思うので、そこに向かってこれから頑張って行きたいです」 2024.08.06 06:25 Tue3
「信じられない」「GKノーチャンス」なでしこ谷川萌々子が開始18秒で衝撃の左足ミドル! 海外のファンも驚愕「日本はいつだって脅威」
なでしこジャパンのMF谷川萌々子がキックオフからスーパーゴールを記録した。 ニルス・ニールセン監督が就任し、初の活動を行っているなでしこジャパン。アメリカで開催されているSheBelieves CUPに参加している。 初戦はオーストラリア女子代表を相手に4-0で快勝していた中、23日にコロンビア女子代表と対戦。先発した谷川はキックオフの流れから衝撃のゴールを記録した。 なでしこジャパンのキックオフで始まった中、GK山下杏也加まで戻したボールを前線へロングフィード。これは競り負けるも、こぼれ球に素早くプレス。これを拾った谷川がドリブルで運ぶと、ボックス手前の離れた位置から左足一閃。糸を引くミドルシュートがゴール右に突き刺さった。 衝撃的なゴールをたった18秒で記録した谷川には、海外のファンも驚愕。「信じられないゴールだ」、「このゴールがなければ観ることはなかった」、「素晴らしい」、「GKはノーチャンス」、「まるでスローモーション」、「これは生で観たかった」、「とんでもない選手」、「日本はいつだって脅威だ」と絶賛のコメントが寄せられている。 谷川は代表活動前には所属のバイエルンでも圧巻のアシストとゴールを記録して話題に。19歳のニューヒロインが遂に覚醒し始めたようだ。 なお、日本はその後に田中美南の2ゴール、浜野まいかにもゴールが生まれ、4-1で勝利。ニールセン新体制では2試合連続4ゴールで連勝と、良いスタートを切っている。 <span class="paragraph-title">【動画】キックオフから18秒、谷川萌々子が衝撃の左足ミドル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ItM0_MTH0l8";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.24 12:15 Mon4
東京五輪に臨む、なでしこジャパンのメンバー18名が発表! キャプテンは熊谷紗希
日本サッカー協会(JFA)は18日、東京オリンピックに臨むなでしこジャパンメンバー18名を発表した。 東京オリンピックの女子サッカーは7月21日に開幕。8月6日に新国立競技場で決勝戦を迎える。 今回のメンバーには、6月の活動に参加したメンバーから招集。3月のトレーニングキャンプまで招集されていたDF鮫島彩(大宮アルディージャVENTUS)は選外となった。なお、キャプテンはDF熊谷紗希(バイエルン)が務める。 高倉麻子監督「今朝まで、最後の1ピース、2ピースは正直悩みました。朝も1時間ほど近所を散歩して、最後はこのメンバーで行こうと決心を固めてメンバーを選んできました」とコメント。最後まで考え抜いた選考となった。 ホスト国として臨むなでしこジャパンは、ブラジルのリオデジャネイロで行われた前回大会は不参加だったため、準優勝したロンドンオリンピック以来2大会ぶりの出場。グループEに入り、カナダ女子代表(4大会連続4回目)、イギリス女子代表(2大会ぶり2回目)、チリ女子代表(初出場)と対戦する。 今回発表されたなでしこジャパンメンバー18名は以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー18名 GK 1.池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース) 18.山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) DF 4.熊谷紗希(バイエルン/ドイツ) 2.清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 16.宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 5.南萌華(三菱重工浦和レッズレディース) 17.北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 3.宝田沙織(ワシントン・スピリット/アメリカ) MF 7.中島依美(INAC神戸レオネッサ) 14.長谷川唯(ミラン/イタリア) 6.杉田妃和(INAC神戸レオネッサ) 8.三浦成美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 13.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース) 12.遠藤純(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) FW 9.菅澤優衣香(三菱重工浦和レッズレディース) 10.岩渕真奈(アーセナル/イングランド) 11.田中美南(レバークーゼン/ドイツ) 15.籾木結花(OLレイン/アメリカ) 監督 高倉麻子 ◆バックアップメンバー 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(AIKフットボール/スウェーデン) 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 2021.06.18 15:11 Fri5
E-1連覇見据える守護神・山下杏也加、代表としての緊張感を訴える「チャンスを掴みにきている選手は何人いるのか」
なでしこジャパンのGK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)が25日、メディアのオンライン取材に応対。日の丸を背負って戦うことや、中国戦への意気込みを語った。 E-1サッカー選手権決勝大会に参加しているなでしこジャパンは、19日に行われた韓国女子代表との初戦を2-1で勝利。23日の第2戦チャイニーズ・タイペイ女子代表戦も4-1で勝利を飾り、26日には優勝を懸けて中国女子代表と相まみえる。 実績を踏まえれば現GKメンバーの中では1番手と思われる山下だが、ここまでの2試合ではベンチを温めている。 夏のデーゲームで連勝を飾ったチームメイトを労う一方で、日本代表という立場に対しての厳しい言葉も残している。ポジション柄ワンプレーが結果を大きく左右するだけに、誰よりも志は高い。 「代表は結果を残す場なので、その2試合を勝てて、次は引き分け以上で優勝という好条件でいけたのは、みんながこの暑さの中で走ったからかなと思います」 「(男子の代表戦をテレビで見て)チームの士気を上げたり、鼓舞しなきゃいけないっていうのを聞いて、なでしこにもそういう選手が何人いるのだろうなとは思いました。自分はなるべくリーダーシップを取ってやっていきたいのはあるので、平等に声をかけているつもりはなんですけど、このチャンスを本当に掴みにきている選手は何人いるのだろうなとは、後ろから見ていて思います」 「(GKやDFは)点が動くポジション。(アジアカップの)中国戦なんかはもったいない失点だった。その課題に対しての修正を練習中から指示を出して、もう一度起きないようにしたいと思っているので。厳しめの声だったり、ゴール周辺の緊張感を(出すなどして)、プレーしていないときにもコミュニケーションは取るようにしています」 中国とは2月3日にAFC女子アジアカップ2022で対戦したばかり。2度リードを奪いながらも追い付かれてのPK戦負けという結果に終わっている。借りを返し、最良の結果を得るためには、連戦も考慮して守備に追われる時間を減らし、攻守において適切な準備やポジショニングを取ることが重要だと述べた。 「韓国対中国戦(34分に韓国が先制し、76分に中国がCKから追い付き1-1)も見て、(中国は)1点を取られても追い付ける力を持っている。身長も高い分クロスがストロングで、準備次第ではやられてしまう可能性もある。この2試合は(日本も)失点が続いているので、自分が出たらゼロにしたいなとは思います」 「ストロングであるビルドアップは、中国戦でもやっていきたいと思いますし、みんな疲労も溜まっていると思うので、守備をする時間を少なくしたいです」 「(中国の守備からは)組織的なプレッシャーは感じなかったので、(味方が適切な)配置に立てば簡単に剝がせることはできると思いますし、そうすれば相手は走らざるを得ない。90分を通して相手のボロが出た時にチャンスを作りたいなとは思いますし、得点できるチャンスはたくさんあるかなと思います」 2022.07.25 17:54 Monチリ代表の人気記事ランキング
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メッシへの処分撤回に物申すビダル「全てのルールが全員に同じであることを願う」
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ブラジルに敗れたチリ、6位転落で予選敗退《ロシアW杯南米予選》
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チリ代表MFビダルが代表引退発表から数時間後にまさかの撤回!
▽バイエルンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(30)が11日、数時間前に発表したチリ代表からの引退を撤回した。同選手が再び自身の公式ツイッターを通じて明かした。 ▽チリ代表は10日、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節のブラジル代表戦を0-3で落とし、今予選を最終的に6位で終え、来年6月から開催される本大会出場を逃した。 ▽そして、ビダルはチリ代表の敗退を受けた翌日に自身のSNSを通じて、「ありがとう、仲間たち。これまで共に過ごしてきた数年の間で多くのことを共有し、僕に多くのことを教えてくれ、この国の代表として努力と懸命に仕事に取り組めば、人生においてすべてが可能だということを示すことができた。そのすべてに感謝しているよ。僕の心は破壊されたけど、同じ時を過ごした仲間とテクニカルスタッフを誇りに思うよ」と、2007年から10年間に渡ってプレーした同国代表から引退することを発表した。 ▽だが、ビダルはその代表引退発表から数時間後に自身のSNSを通じて、今後も代表でプレーを続ける意向を発表した。 「自分が求められるならば、そのときはいつでも自分の代表チームのために戦うつもりだ」 「チリ代表は戦士たちの集団だ。僕はこのグループに所属できていることに誇りを感じている。僕はそこから途中で抜けるつもりはないし、僕たちは最後まで共に戦い続けるつもりだ」 「僕たちは必ず共に強くなって戻ってくるつもりだ。僕たちは死ぬまで諦めないし、僕たちはチリの戦士たちなんだ」 ▽今年8月に行われたロシアW杯南米予選のパラグアイ代表戦でオウンゴールを犯し、これを自国サポーターから非難された際に、突発的に代表引退の意向を発表するなど、前科があるビダルだが、さすがに数時間後の引退撤回に呆れた自国サポーターも多いかもしれない。 ▽それでも、代表通算97試合23ゴールを誇る頼れる万能型MFの翻意は、今後コパ・アメリカ3連覇、2022年カタールW杯出場を目指すチームにとって、大きな後押しとなるはずだ。 2017.10.12 06:22 Thu5

