ラストプレーの劇的決勝弾! PSGを打ちのめしたコレアがチームを称える「守備とチームワークで懸命に働いた」

2024.11.07 12:05 Thu
劇的な決勝ゴールを決めたコレア
Getty Images
劇的な決勝ゴールを決めたコレア
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが劇的な決勝ゴールを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
PR
6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節が行われ、アトレティコはアウェイでPSGと対戦した。ここまで1勝2敗のアトレティコと、1勝1分け1敗のPSGの対戦。試合は、14分にウォーレン・ザイール=エメリのゴールでPSGが先制するも、アトレティコは18分にナウエル・モリーナのゴールで追いつく。その後はこう着状態となった試合だったが、アトレティコは選手交代で流れを変えることに。それでもゴールがなかなか生まれなかったが、後半アディショナルタイムに左サイドからのアントワーヌ・グリーズマンのクロスを受けたコレアがボックス内からシュート。これが決まり、アトレティコが劇的な逆転勝利を収めた。
チームを勝利に導く劇的ゴールを決めたコレア。スペイン『モビスター』のインタビューに応じ、チームとしてしっかりと戦えたと振り返った。

「チームは難しいスタジアムで素晴らしい努力をした。パリは非常に良いプレーをし、試合中ずっと攻撃的だったけど、僕たちは自信を持って、守備とチームワークで懸命に働き、最後にゴールを決めて勝利を収めた」
「パリは早い段階でゴールしたけど、チームはリラックスして同点に追いついた。素晴らしいチームプレーだった。もう少しボールを使ってプレーするように自分たちを鼓舞するという考えは、僕たちが持つべきものだった」

「上手くいかないこともあるけど、常に戦い続けるという考えだ。今は休む時だと思う」



PR
1 2

アンヘル・コレアの関連記事

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は17日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表メンバー26名を発表した。 南米予選で首位に立つアルゼンチン。3月21日にアウェイでウルグアイ代表と、25日にホームでブラジル代表と対戦する。 2日に候補メンバー33名が発表されていた中、キャプ 2025.03.18 11:25 Tue
ラ・リーガ第28節、アトレティコvsバルセロナが、日本時間16日29:00にリヤド・エア・メトロポリターノでキックオフされる。三つ巴の覇権争い左右する3位と首位の直接対決だ。 3位のアトレティコ(勝ち点56)は前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のセルロートの 2025.03.16 18:35 Sun
先週末に行われた第27節では突然の訃報によってバルセロナのホームゲームが急遽延期となったなか、マドリードの2強ではレアル・マドリーが勝利を収めた一方、アトレティコ・マドリーが敗戦と明暗分かれる形となった。 UEFAコンペティションのラウンド16が終了し、週明けには今年最初のインターナショナルマッチウィークに突入す 2025.03.14 20:50 Fri
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグ、アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーが12日にエスタディオ・メトロポリターノで行われ、延長戦までもつれ込んだ激闘は2戦合計2-2で終了。その後、PK戦を2-4で制したレアル・マドリーの準々決勝進出が決まった。 敵地での1stレグを1-2の敗戦で終えたア 2025.03.13 07:55 Thu
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが、合計5試合の出場停止処分を科されることになった。 コレアは9日に行われたラ・リーガ第27節のヘタフェ戦に途中出場。後半終盤の86分に前線でアグレッシブにボール奪取を試みた際、足裏が相手DFジェネの脛に入ってしまい、オンフィールド・レビューの結果、一発 2025.03.13 06:00 Thu

アトレティコ・マドリーの関連記事

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が14日に行われ、4-2で勝利したラ・リーガ第31節のレアル・バジャドリー戦を振り返った。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコは、シラのPKでバジャドリーに先制を許したが、25分にアルバレスがPKを沈めてすぐに追いつくと、27分にはバリ 2025.04.15 08:30 Tue
アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第31節でレアル・バジャドリーとリヤド・エア・メトロポリターノで対戦し4-2で勝利した。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコ(勝ち点60)は、その試合の先発からアスピリクエタやモリーナ、ル・ノルマンをヒメネス、ハビ・ガラン、コケに変更した以 2025.04.15 06:10 Tue
先週末に行われた第30節は首位のバルセロナがドロー、2位のレアル・マドリーが敗戦、3位のアトレティコ・マドリーが勝利と三者三様の結果で優勝争いに動きがあった。さらにオトラ・リーガでも上位陣の取りこぼしによってヨーロッパ出場権争いはより拮抗してきている。 UEFAコンペティションの準々決勝の狭間での開催となる第31 2025.04.11 19:00 Fri
アトレティコ・マドリーは10日、ナイキとのパートナーシップ契約を2035年まで延長することを発表した。 アトレティコとナイキは、2001年にナイキがテクニカルスポンサーになったことから関係がスタート。革新性、創造性、そして品質を約束してユニフォーム製作をしたことから始まり、ここまで約25年間の関係を続けてきた。 2025.04.10 17:55 Thu
アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメ 2025.04.07 06:30 Mon

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

記事をさがす

アンヘル・コレアの人気記事ランキング

1

「引き分けは当然」レアル相手に土壇場でドローに持ち込んだアトレティコ、シメオネ監督は「ミスはなかった」と振り返る

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 29日、ラ・リーガ第8節でアトレティコはホームにマドリーを迎え“マドリード・ダービー”を戦った。ここまで4勝3分けで3位のアトレティコと5勝2分けで2位のマドリー。ともにリーグ戦無敗で迎えた大一番。首位のバルセロナが敗れただけに、どちらも勝ち点3を積み上げたい試合だった。 試合は堅い入りとなり前半はゴールが生まれず。それでも64分にはFKの流れからエデル・ミリトンがネットを揺らしてマドリーが先制。ただ、諦めないアトレティコは95分にアンヘル・コレアが値千金の同点ゴール。1-1の痛み分けに終わった。 試合を振り返ったシメオネ監督は、攻撃で多くの脅威を与えられなかったとコメント。ただ、ミスもなかったと振り返った。 「前半は正しく守備ができていたが、良いプレーはできなかった。カウンターを上手くやることはできたが、主役にはなれなかった」 「後半、我々は好調を維持し、ゴールを決め、結果的には我々にとって良いことが起こった。なぜなら、試合ではチームが違うやり方でプレーしていたからだ」 「それは危険な状況を引き起こし、エリアで目立った点がなかった試合では、引き分けは当然だったと思う。ミスを犯したと感じさせるものは何もなかった」 また、試合中にはマドリーのGKティボー・クルトワがアトレティコのファンを挑発。それにより、スタンドからライターなどが投げ込まれ、事態が大きくなり試合は中断していた。 シメオネ監督はゴール裏へ出向き、ファンと対話。その際に話したことを明かした。 「冷静になること。私が人々にアプローチしたとき、それは何も正当化されず、逆に、クラブの世話をする人、プッシュする人、これらの状況を行う人が必要だ。このような状況で、それはクラブに損害を与える。彼らは助けることはできない」 また「彼らが不満を抱いていたのは、自分たちのせいではなく、ライバルのGKが引き起こしたということだった」と、クルトワの態度が原因だと話していたと明かした。 <span class="paragraph-title">【動画】白熱のマドリード・ダービー! 終盤にドラマが</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6FmFoG1rQcM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.30 12:30 Mon
2

アトレティコに痛手…ヘタフェ戦退場に審判侮辱のコレアに合計5試合の出場停止処分

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアが、合計5試合の出場停止処分を科されることになった。 コレアは9日に行われたラ・リーガ第27節のヘタフェ戦に途中出場。後半終盤の86分に前線でアグレッシブにボール奪取を試みた際、足裏が相手DFジェネの脛に入ってしまい、オンフィールド・レビューの結果、一発レッドでの退場となった。 通常では1試合の出場停止となるが、コレアはVARの末の退場の際に主審に対して侮辱的な罵声を浴びせており、その事実が審判団のマッチレポートによって含まれていたという。 これを問題視したスペインサッカー連盟(RFEF)の懲戒委員会は、その1試合に加えて追加で4試合の出場停止処分を科すことを決断した。なお、4試合より長い出場停止処分であり、単なる退場処分以上の問題が絡んでいることから、コレアの出場停止はラ・リーガだけでなくコパ・デル・レイにも適用される。 そのため、コレアはラ・リーガのバルセロナ戦、エスパニョール戦、セビージャ戦、バジャドリー戦に加え、コパ・デル・レイ準決勝2ndレグのバルセロナ戦を欠場。復帰は4月20日に予定されるラ・リーガのラス・パルマス戦となる。 なお、コレアは事件後にチームメイト、アトレティコのファン、審判団に謝罪を行っているという。 前線とサイドのバックアッパーを担う30歳FWは、今シーズンここまで公式戦38試合7ゴール5アシストの数字を残している。 2025.03.13 06:00 Thu
3

【2024-25ラ・リーガ前半戦総括】超WS選出の最優秀選手はグリーズマン

◆アトレティコが三つ巴の争いをリード 新生バルセロナのロケットスタートによって一時はカタルーニャの雄が独走気配を示したが、以降の失速とマドリード勢の復調によって三つ巴のタイトルレースが繰り広げられるなか、ここきて圧巻のフォームを継続するアトレティコ・マドリー(勝ち点44)が前半戦の王者に輝いた。 昨シーズン後半の巻き返しに加え、昨夏の移籍市場でFWアルバレス、FWセルロート、DFル・ノルマン、DFラングレらを積極補強したコルチョネロスは、チャンピオンズリーグ(CL)の戦いで苦戦を強いられたものの、リーグ戦では取りこぼしこそありながらも、13勝5分け1敗と安定。とりわけ、昨年11月から現在まで公式戦15連勝と圧巻の勝負強さを発揮。昨年末の最終戦では天敵バルセロナとのアウェイゲームを劇的逆転勝利で飾り、首位奪還に成功した。 そのマドリードのライバルを1ポイント差で追走する2位のレアル・マドリー(勝ち点43)は、上位陣相手の戦績はいまひとつも格下相手に着実に勝ち点3を積み重ねてプリメーラ連覇の可能性をしっかりと残す前半戦となった。FWムバッペの加入によってセンターフォワード不在を除けば、前線は世界屈指の陣容となったが、DFミリトンやDFカルバハルの長期離脱によって懸念のディフェンスラインは火の車だ。格下相手に終始押し込める展開では問題はないものの、今季2度のエル・クラシコでの大敗など、実力が拮抗した相手に対しては一部選手のクオリティの問題、献身性を欠く前線の守備負担をチーム全体で管理し切れず、その点が後半戦の懸念材料となる。 開幕7連勝スタートも、対戦相手の対策が進んだ昨年11月以降の急失速によって首位と6ポイント差の3位で前半戦を終えたバルセロナ(勝ち点38)。ハイライン・ハイプレスのアグレッシブなスタイルに、カンテラーノ重用のスタイルで序盤戦の主役となったフリック監督の采配は見事だったが、得点力の低下とともに守備のリスクが高まり、ゲームクローズの拙さとともに勝ち点逸が続いている。年明け以降は自慢の攻撃陣の爆発で逆転優勝への弾みを付けた印象だが、前半戦で出た課題の微調整がカギを握りそうだ。また、未だ決着を見ないMFダニ・オルモ、FWパウ・ビクトルの選手登録問題も気がかりなところだ。 オトラ・リーガでは昨季のコパ・デル・レイ王者である4位のアスレティック・ビルバオ(勝ち点36)が頭一つ抜けた存在に。持ち味の堅守に加え、イニャキ&ニコのウィリアムズ兄弟ら攻撃陣も安定したパフォーマンスを披露。コパ連覇の夢は潰えたが、ヨーロッパリーグ(EL)でも好調を維持しており、後半戦もトップ4争いの主役を担う。 MF久保建英の所属する7位のレアル・ソシエダ(勝ち点28)は、可もなく不可もない前半戦に。今季も多くの離脱者が出ているなか、新戦力ではMFスチッチ、DFアゲルドのセンターラインの活躍が光るものの、FWオスカールソンら前線のタレントが殻を破れず。攻撃面では日本人エースへの依存が顕著だが、指揮官の微妙な起用法もあってチームとしてうまく勝ち点を繋げられずにいる。なお、久保は前半戦19試合4ゴールと昨季に比べて目に見える数字という部分は限定的。年明け以降は異次元のパフォーマンスを見せており、この後半戦でチームをヨーロッパ出場圏内に押し上げる活躍を期待したい。 ヨーロッパ出場権争いは5位のビジャレアル(勝ち点30)、8位のジローナ(勝ち点28)とある程度予想通りの顔ぶれとなったが、昨季は残留争いを強いられたマジョルカ(勝ち点30)が6位と大健闘。一方で、10位のレアル・ベティス(勝ち点25)、13位のセビージャ(勝ち点23)のアンダルシア勢は厳しい前半戦となっている。 残留争いでは18位のアラベス(勝ち点17)、19位のバジャドリー(勝ち点15)、最下位のバレンシア(勝ち点13)が降格圏に沈む。ただ、14位のラス・パルマス(勝ち点22)辺りまでが後半戦でも残留争いを戦うことになりそうだ。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 首位チームの大黒柱。ここまで19試合7ゴール4アシストと、数字面においてはバルセロナやマドリーにより優れた選手がいることも事実だが、首位チームで最も存在感を放ったエースを前半戦のMVPに選出した。 今季も3バック、4バックを併用し、前線に関してはFWアンヘル・コレアを除いて大きく顔ぶれが変わったなか、序盤戦は連携面や新戦力の適応に時間を要したが、傑出した戦術眼と献身性、バランス感覚に長けたエースの存在によってチームは安定。2トップ起用では相棒をうまく活かしながら、MFバリオスやMFデ・パウルとともにゲームメイク、前線と中盤のリンクマンを担いつつ、仕上げの仕事もこなすマルチタスクを見事に完遂した。 さらに、前述のバルセロナ戦とともに首位ターンにおいて重要な一戦となったセビージャ戦では圧巻のドブレーテでチームを4-3の劇的な逆転勝利に導くなど、その勝負強さも傑出していた。 ★最優秀監督 ◆ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 真骨頂発揮で首位に導く。マジョルカを6位に躍進させたハゴバ・アラサテ監督やアスレティックのバルベルデ監督の手腕も素晴らしかったが、首位チームの指揮官を最優秀監督に選出した。 アトレティコ13年目で近年は戦術面、マネジメントの部分で限界説も囁かれながらも、微調整を繰り返しつつ、ブレない戦い方で結果を出し続けるアルゼンチン人指揮官。今季は前述の新戦力に加え、構想外と思われたDFハビ・ガラン、レンタルバックの実子ジュリアーノ・シメオネなど既存戦力の力も引き出し、チームとしての最大値をうまく引き出している印象だ。 序盤戦は[3-4-2-1(3-5-2)]をメインに戦ってきたが、代名詞の[4-4-2]に原点回帰すると、リーグ最少失点の堅守を武器に前線のタレントの個人技や連携を活かしながら攻撃面も改善。ラ・リーガにおいては最も安定感のある戦いぶりを見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆マジョルカ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下、ヨーロッパ出場権争いに絡む。昨季は質実剛健なハビエル・アギーレ監督の下、堅守速攻を徹底した戦いで降格圏と7ポイント差の15位フィニッシュとなったマジョルカ。その指揮官の退任を受け、オサスナで長期政権を築いたアラサテ監督を招へいすると、前半戦を9勝3分け7敗の戦績で終えた。ここまで1試合平均1得点の19ゴールと、より攻撃的な[4-3-3]に変更した狙いは出ていないが、21失点の安定した守備と勝負強い戦いで接戦をモノにしてきた。 ライバルの今冬補強が見込まれるなか、限られた財政でヨーロッパ出場権を得る上ではここまで3ゴールにとどまる主砲ムリキに、負傷明けから後半戦の爆発が求められるFW浅野拓磨ら前線のタレントの奮起が必要となる。 ★選手 ◆MFマルク・カサド(バルセロナ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チャビ体制での構想外から一転して中盤の絶対的主力に。アトレティコDFハビ・ガラン、ビジャレアルFWバリー、ラージョDFラティウ、バジャドリーDFジュマ・バー、ソシエダDFアランブルらの活躍も印象的だったが、バルセロナの躍進に大きく貢献した21歳MFを選出した。 カンテラ時代から才能は高く評価されながらも、多くのカンテラーノがファーストチームに登用されたチャビ体制では同世代や後輩が定着していくなか、思うようなチャンスを得られず。一時は換金対象として放出の可能性も取り沙汰された。 しかし、中盤に多くの離脱者が続出したなか、後輩MFベルナルとともにプレシーズンの段階からフリック監督の評価を得ると、ここまで16試合3アシストを記録。MFガビやMFフェルミン・ロペスら負傷者が復帰後も、MFペドリとともにピボーテの主力を担い、指揮官の期待に応える高水準のパフォーマンスを披露し続ける。172cmとサイズには恵まれていないが、傑出したフットボールIQ、パスセンス、献身性を武器にブラウグラナの中盤に君臨し、ラ・ロハデビューまで飾っている。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 復活の兆し見せた昨季の勢いを活かせず。昨季はフルシーズンを率いることになったバラハ前監督の下で9位フィニッシュしたが、今季は2勝7分け10敗の最下位に低迷。その低迷の大きな要因はオーナーのピーター・リムの杜撰な運営、昨年10月末に発生した深刻な豪雨洪水といった要因が大きい。 ただ、スカッドの質を鑑みれば、少なくとも中位の力は十分にあるだけに、コーチングスタッフ、選手の責任も避けられないところだ。守備に関しては29失点とそこまで悪い数字ではないが、先日のマドリー戦で10人相手にミス絡みの失点で悲劇的な敗戦を喫するなど、メンタルの部分を含めて勝負弱さが顕著。 より深刻な攻撃陣ではFWウーゴ・ドゥーロが5ゴール2アシストと奮闘も、FWラファ・ミルらの低調なパフォーマンスによって1試合平均1点に満たない18ゴールにとどまった。今冬の移籍市場ではFWサディクを獲得も、さらなる補強が行われなければ、コルベラン新監督の手腕でもさすがに立て直しは厳しく、1986-87シーズン以来のセグンダ降格の可能性が現実味を帯びてくる。 ★選手 ◆FWセバスティアン・アラー(レガネス) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ初挑戦は完全に失敗に。昨夏の移籍市場において、ある意味で最も大きなサプライズとなったのが、2021-22シーズンのエールディビジ得点王で、アヤックス、ドルトムントでプレーしたコートジボワール代表FWのレガネス加入だった。 ドルトムントでは精巣ガンの治療の影響などもあって思うような活躍はできなかったが、昨年2月のアフリカ・ネーションズカップでコートジボワールを優勝に導いたストライカーのラ・リーガ弱小クラブへの加入は驚きとして伝えられた。 しかし、大きな期待を背負って臨んだ前半戦では8試合(先発5)の出場で無得点に終わり、今冬の移籍市場ではレンタル契約を解消し、オランダの古巣であるユトレヒトへ移籍。スペインの地でなんのインパクトも残せずに、半年でプレーを終えることになった。 2025.01.18 18:30 Sat
4

グリーズマンのドブレーテなどでセビージャとの打ち合いを制したアトレティコが公式戦8連勝!【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは8日、ラ・リーガ第16節でセビージャと対戦し4-3で勝利した。 公式戦8連勝中の3位アトレティコは、大勝した前節のラージョ・バジェカーノ戦と同じ11名をピッチに送り込むことに。2トップにアルバレスとグリーズマンを据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦2試合負けなしの13位セビージャに対し、アトレティコは6分、ボックス左に侵入したアルバレスの折り返しからグリーズマンがダイレクトシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。 勢いづくアトレティコは10分、ショートコーナーの流れからデ・パウルがクロスを供給。これは相手DFにクリアされたがM・ジョレンテがハイプレスをかけると、ボールを奪い返したデ・パウルがボックス右手前から右足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった 先制したアトレティコだったが、わずか2分で追いつかれる。12分、ショートコーナーを受けたルケバキオにボックス左からカットインを許すと、強烈なシュートをゴール左隅に決められた。 その後は一進一退の展開が続くなか、アトレティコは32分に再び失点する。敵陣でのボールロストからロングカウンターを受けると、キケ・サラスのパスでDFの裏に抜け出したロメロがボックス左から侵入。左足から放たれたシュートはGKオブラクの手を弾き、ゴールに吸い込まれた。 勝ち越しを許したアトレティコは、前半終了間際の44分にアルバレスがゴールネットを揺らしたが、VARの末に直前のプレーでオフサイドがあったと判定され、ゴールは認められず。 迎えた後半は立ち上がりから1点を追うアトレティコがボールを保持する展開となったが、再びスコアを動かしたのはセビージャ。57分、ソウのパスをボックス左手前で受けたサラスがクロスを供給すると、逆サイドから走り込んだフアンルがワンバウンドしたボールを右足でゴールに流し込んだ。 リードを広げられたアトレティコだが、62分に1点を返す。バリオスの鋭い縦パスを相手DFの間のスぺースで受けたグリーズマンがボックス中央右から侵入すると、冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。 畳みかけたいアトレティコは、63分にギャラガーとデ・パウルを下げてセルロートとコケを投入。すると71分、右サイドを持ち上がったM・ジョレンテのクロスをセルロートがヘディングで合わせたが、これはGKアルバロ・フェルナンデスの好セーブに防がれた。 さらに76分にアンヘル・コレアとリーノを投入したアトレティコは、80分に試合を振り出しに戻す。コケのパスをバイタルエリア中央手前で受けたリーノが右足一閃。狙いすましたシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイムにドラマが生まれる。アトレティコは94分、リーノの左クロスに反応したボックス内のグリーズマンがDFサラスと入れ替わると、倒れながらもシュートをゴール右に突き刺した。 結局、試合はそのまま4-3でタイムアップ。グリーズマンのドブレーテなどで2点のビハインドを跳ねのけたアトレティコが、打ち合いを制して公式戦9連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-3 セビージャ 【アトレティコ】 ロドリゴ・デ・パウル(前10) アントワーヌ・グリーズマン(後17) サムエウ・リーノ(後34) アントワーヌ・グリーズマン(後49) 【セビージャ】 ドディ・ルケバキオ(前12) イザーク・ロメロ(前32) フアンル(後12) 2024.12.09 07:13 Mon
5

【ラ・リーガ注目プレビュー】2024年プリメーラ締めくくるバルサvsアトレティコの首位攻防戦

ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが、日本時間21日29:00にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスでキックオフされる。勝ち点38で並ぶ首位のバルセロナと2位のアトレティコによる、頂上決戦となった2024年のプリメーラ最終戦。 バルセロナは前節、ホームでレガネスと対戦。試合序盤にセットプレーから先制点を奪われると、以降は猛攻を仕掛けていくが、再三の決定機でシュートが枠に嫌われると、メンバー交代で勝負に出た後半終盤はトーンダウン。格下相手にまさかのウノセロ負けを喫し、2度のリードを守れずに引き分けたレアル・ベティス戦以上にダメージが残る敗戦に。 連勝が「4」でストップしたレアル・ソシエダ戦から1勝2分け3敗と急失速し、とりわけホームでは格下相手に連敗と、ハンジ・フリック新体制で正念場を迎えている。1試合未消化のマドリード勢に自力での首位奪還のチャンスを与える状況のなか、より勝ち点3が必要な状況で今回の大一番に臨む。 一方、アトレティコは前節、ヘタフェとのマドリード自治州ダービーをウノセロで勝利。タフでソリッドなアウェイチームに試合を膠着させられ、ボールは握れども決定機まで持ち込めない難しい戦いを強いられた。しかし、指揮官シメオネの早めの交代策が機能し、途中出場セルロートの値千金のゴールを守り抜いた。これで公式戦11連勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるチームは、1試合未消化ながら序盤独走のブラウグラナと勝ち点で並び、敵地での大一番を迎えた。 現状でのチーム状態は明らかにアトレティコに分があるが、直近2シーズンはバルセロナがいずれもシーズンダブルを達成するなど5連勝中。また、試合前の会見でフリック監督が語ったように、レアル・マドリー、バイエルン、ドルトムントと今季は強豪相手のビッグマッチで結果・内容ともに相手を凌駕している。今回の一戦ではブラウグラナの勝負強さ、アトレティコの勢いのいずれが勝るか…。 ◆バルセロナ◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ペーニャ DF:クンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ MF:ペドリ、カサド MF:フェラン・トーレス、ダニ・オルモ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:GKテア・シュテーゲン、DFクリステンセン、フォルト、MFベルナル、FWラミン・ヤマル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加えて、前節負傷のヤマルが欠場となる。一方で、アンス・ファティが戦列に復帰できる見込みだ。 スタメンに関してはヤマルの代役と中盤の構成が注目ポイント。ガビやフレンキー・デ・ヨングをドブレピボーテの一角に配してペドリをトップ下、ダニ・オルモを左のエストレーモに置くオプションもあるが、フェラン・トーレスをそのまま代役に据えるとみる。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【4-4-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:ジョレンテ、ヒメネス、ラングレ、ガラン MF:ジュリアーノ・シメオネ、デ・パウル、バリオス、ギャラガー FW:アルバレス、グリーズマン 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者、負傷者ともになし。全主力が起用可能な状態だ。 システムは[4-4-2]の継続が濃厚だが、今週は[5-4-1]の布陣でトレーニングを行ったとの報道もあり、システム変更か可変式の戦いを採用する可能性もありそうだ。 スタメンは前述の11名を予想。バルセロナ相手のアウェイゲームという部分で、リーノに代えてギャラガーを左サイドで起用する可能性が高い。 ★注目選手 ◆バルセロナ:DFパウ・クバルシ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 強力攻撃陣と対峙する17歳の若きディフェンスリーダー。ヤマルを欠く状況でリーグ最少タイのアトレティコの堅守と対峙する、ハフィーニャやレヴァンドフスキの出来も勝敗の行方を大きく左右するが、やはりここ最近の勝ち点逸の要因となっている守備面の修正という部分で17歳DFのパフォーマンスに注目したい。 前指揮官チャビの下で昨季台頭した現代型DFはハンジ・フリック体制で完全にその才能を開花。相棒イニゴ・マルティネスとともにハイライン戦術の要を担い、傑出した配球力に加え、17歳とは思えないライン統率で首位チームを最後尾から支える。 ただ、その特殊なスタイルへの対戦相手の分析に加え、相棒とともにほぼフル稼働を強いられる過酷な状況でのパフォーマンス低下によって、ここ最近は対人対応、ラインコントロールの部分で少しミスも出始めている。それでも、DFアラウホの戦列復帰に加え、この試合後には短いウィンターブレークが待っており、ここで踏ん張れればチームとしても個人としても状態を上げられるはずだ。 グリーズマンとアルバレスの強力な2トップに加え、2列目やサイドバックのポジションから背後を狙うジュリアーノやジョレンテ、ギャラガーと多くの選手のケアを求められるなか、若きディフェンスリーダーの奮闘に期待したい。 ◆アトレティコ:FWフリアン・アルバレス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20241221_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 期待通りの存在感示す新生コルチョネロスのエースストライカー。アトレティコのキーマンはマンチェスター・シティから加入のニューカマーだ。ラウタロ・マルティネスとともにアルゼンチン人指揮官がリーベル・プレート在籍時から獲得を熱望していたストライカーは、今夏の移籍市場でプレミアリーグ4連覇中の王者から電撃加入。 コパ・アメリカ参戦の影響もあってシーズン序盤はコンディション調整、初挑戦のラ・リーガへの適応期間を余儀なくされたが、ここまで公式戦25試合12ゴール2アシストを記録。モリーナやデ・パウル、アンヘル・コレアといった同胞に加え、グリーズマンとの連携も深まり、徐々に本領を発揮し始めている。 今回のビッグマッチでは2トップの一角での起用が見込まれるなか、持ち味の献身的かつ狡猾な守備で2センターバックの球出しに制限を加えつつ、攻撃では得意とするディフェンスラインとの駆け引きで自らのラインブレイク、味方の飛び出しを活かすためにずれを作り出すオフ・サ・ボールの動きでバルセロナの守備を揺さぶりたい。 また、今季ここまでの12ゴール中、アウェイで9ゴールを挙げており、内弁慶のアトレティコにあってアウェイで結果を出せるメンタリティは今回のビッグマッチでも頼りになるところだ。 2024.12.21 18:15 Sat

アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング

1

【ラ・リーガ第31節プレビュー】3強はいずれも下位と対戦、奇跡のレモンターダ期すマドリーはアラベス戦で連敗ストップなるか

先週末に行われた第30節は首位のバルセロナがドロー、2位のレアル・マドリーが敗戦、3位のアトレティコ・マドリーが勝利と三者三様の結果で優勝争いに動きがあった。さらにオトラ・リーガでも上位陣の取りこぼしによってヨーロッパ出場権争いはより拮抗してきている。 UEFAコンペティションの準々決勝の狭間での開催となる第31節は上位3チームがいずれも下位との対戦となる。また、FW浅野拓磨の負傷離脱で日本人対決はならずも、8位のレアル・ソシエダと10位のマジョルカによるトップハーフ対決にも注目が集まる。 首位のバルセロナは前節、レアル・ベティスとの絶好調同士の対戦を1-1のドローで終えた。古巣対戦となったMFガビの恩返しゴールで先制に成功したが、セットプレーからすぐに追いつかれる。後半は押し気味に進めたものの、相手の堅守を前に勝ち越しゴールを奪えず。リーグ連勝が「9」でストップしたが、2位チームの敗戦によって4ポイント差での首位キープに成功した。 さらに、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグではドルトムントとのホームゲームに4-0で先勝。古巣対戦のFWレヴァンドフスキのドブレーテに、FWハフィーニャが1ゴール2アシストの活躍を見せるなど強力トリデンテ揃い踏みの活躍によって敵地での2ndレグを前に準決勝への切符をほぼ手中に収めた。そのリターンレグへ余裕を持って臨めるなか、リーグ2戦ぶりの白星を目指す今節は降格圏の18位に低迷するレガネスと対戦。前回対戦ではホームでまさかの敗戦を喫した相手ではあるが、現状のフォームを鑑みればいくつかのポジションでターンオーバーを敢行しても勝ち点3を取りこぼす可能性は低い。 2位のマドリーは前節、バレンシアとのホームゲームで1-2の敗戦。ホームでは圧倒的に相性がいいお得意様との対戦だったが、FWヴィニシウス・ジュニオールのPK失敗なども響き後半アディショナルタイムに喫した失点によって痛恨の取りこぼしとなった。さらに、敵地で行われたCLではMFライスに圧巻の直接FK2発を叩き込まれるなど0-3の完敗。大会連覇に向けて崖っぷちの状況だ。 サンティアゴ・ベルナベウで奇跡のレモンターダが必要となるなか、今節は降格圏手前の17位アラベスとのアウェイゲームで公式戦連敗ストップを狙う。リーグ戦でもこれ以上勝ち点の取りこぼしが許されない状況だが、アーセナル戦をベストな状態で迎えるためにターンオーバーの採用が濃厚だ。2ndレグをサスペンションで欠場するMFカマヴィンガやFWブラヒム・ディアス、FWエンドリッキ、MFギュレルら若き力の躍動によって弾みを付ける勝利を掴みたい。 3位のアトレティコは前節、セビージャとのアウェイゲームで2-1の逆転勝利。公式戦4試合ぶりの白星を挙げた。開始早々に先制点を奪われるもFWアルバレスのPKで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはMFバリオスが見事な個人技から左足ミドルシュートを突き刺し、劇的な勝利を収めた。これで首位との勝ち点差を「7」に縮めて逆転優勝へ望みを繋げた。マンデーナイト開催となる今節は最下位のバジャドリーとのホームゲームとなり、きっちり連勝を飾りたい。 MF久保建英を擁するソシエダは前節、下位に沈むラス・パルマスを相手に3-1の快勝。途中出場の久保も鋭い仕掛けからのチャンスメイクに幻のゴラッソと見せ場も作り、久々のリーグ連勝に花を添えた。先発復帰が見込まれる今節は右足ハムストリングの負傷で戦線離脱の浅野との日本人対決はならずも、チームとしては逆転でのヨーロッパコンペティション出場権獲得へ是が非でも勝ち点3がほしいところ。日本人エースの躍動に期待したい。 ヨーロッパリーグ(EL)とカンファレンスリーグ(ECL)参戦組の4位アスレティック・ビルバオ、6位のベティスはそれぞれ9位のラージョ・バジェカーノ、5位のビジャレアルというタフな相手との上位対決に臨む。 敵地でELレンジャーズ戦を戦ったアスレティックは前半序盤に数的優位、後半半ばにPK獲得と先勝のチャンスが十二分にありながらも0-0のドローに終わり、ホーム開催の2ndレグへアドバンテージを得られず。一方、ベティスはヤギエロニアとのホーム開催の初戦を2-0で勝利しており、こちらはリーグ上位対決により注力できる状況だ。 《ラ・リーガ第31節》 ▽4/11(金) 《28:00》 バレンシア vs セビージャ ▽4/12(土) 《21:00》 レアル・ソシエダ vs マジョルカ 《23:15》 ヘタフェ vs ラス・パルマス 《25:30》 セルタ vs エスパニョール 《28:00》 レガネス vs バルセロナ ▽4/13(日) 《21:00》 オサスナ vs ジローナ 《23:15》 アラベス vs レアル・マドリー 《25:30》 ベティス vs ビジャレアル 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs ラージョ ▽4/14(月) 《29:00》 アトレティコ・マドリー vs バジャドリー 2025.04.11 19:00 Fri
2

シメオネ監督、無得点の続くグリーズマンのパフォーマンスに言及「彼は今、ベストの状態じゃない」

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が14日に行われ、4-2で勝利したラ・リーガ第31節のレアル・バジャドリー戦を振り返った。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコは、シラのPKでバジャドリーに先制を許したが、25分にアルバレスがPKを沈めてすぐに追いつくと、27分にはバリオスのロブパスでDFの裏に抜け出したG・シメオネがカットインから豪快にネットを揺らし、逆転に成功。 1点リードで迎えた後半、アトレティコは56分にセットプレーから不運な形で追いつかれたが、積極的な選手交代で流れを引き戻すと70分にアルバレスが2本目のPKを沈めて勝ち越しに成功。 さらに79分には、右サイドをドリブルで仕掛けたリケルメのクロスをアルバレスが右足で合わせると、GKアンドレ・フェレイラの弾いたボールをセルロートがゴールに押し込み、そのまま4-2で勝利した。 試合後に会見に臨んだシメオネ監督は、9試合連続ノーゴールと不調が続くアントワーヌ・グリーズマンのパフォーマンスについてコメントした。 「「グリーズマンは今、ベストの状態ではない。彼はアトレティコに来てからずっと、ゴールとアシストで我々に常に勝利と成功をもたらしてくれた。しかし、私が彼を先発に起用し続けるのは、彼を信じているからであり、彼のプレーが好きだからだ。残り7試合は、最高の選手をピッチに立たせなければならないと思っている」 2025.04.15 08:30 Tue
3

アトレティコがナイキと長期契約! 2001年スタートのパートナーシップが2035年まで継続

アトレティコ・マドリーは10日、ナイキとのパートナーシップ契約を2035年まで延長することを発表した。 アトレティコとナイキは、2001年にナイキがテクニカルスポンサーになったことから関係がスタート。革新性、創造性、そして品質を約束してユニフォーム製作をしたことから始まり、ここまで約25年間の関係を続けてきた。 新たに長期契約にサインした両者の関係は、10年後の2035年まで続くことに。今回の新契約により、男子チーム以外に女子チームへのサポートも強化されることになるという。 ナイキとパートナーシップを結んでから、アトレティコは16個のタイトルを獲得。ラ・リーガで2回、女子もリーグ戦で3回優勝。ヨーロッパのタイトルは6つにものぼり、チームをヨーロッパのビッグクラブの仲間入りに大きく貢献してきた。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコとナイキが長期契約を知らせるムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">2035.<br>Atleti x Nike. <a href="https://t.co/jW1HnORRL4">pic.twitter.com/jW1HnORRL4</a></p>&mdash; Atlético de Madrid (@Atleti) <a href="https://twitter.com/Atleti/status/1910245109184049205?ref_src=twsrc%5Etfw">April 10, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.10 17:55 Thu
4

アルバレスがPK2発でドブレーテ!バジャドリーとの打ち合いを制したアトレティコが連勝【ラ・リーガ】

アトレティコ・マドリーは14日、ラ・リーガ第31節でレアル・バジャドリーとリヤド・エア・メトロポリターノで対戦し4-2で勝利した。 前節のセビージャ戦で公式戦7試合ぶりの白星を飾った3位アトレティコ(勝ち点60)は、その試合の先発からアスピリクエタやモリーナ、ル・ノルマンをヒメネス、ハビ・ガラン、コケに変更した以外は同じ先発を起用。グリーズマンとアルバレスを2トップに並べた[4-4-2]で試合に臨んだ。 リーグ戦4連敗中で最下位に沈むバジャドリー(勝ち点16)に対し、アトレティコは6分にチャンス。ハビ・ガランのスルーパスから左サイド深くまで駆け上がったギャラガーがダイレクトクロスをバリオスがシュート。これが相手GKに弾かれると、こぼれ球を再びバリオスが押し込んだが、シュートはわずかにゴール左にそれた。 その後も主導権を握ったアトレティコだったが、18分に相手CKの競り合いの場面でラングレの左手にボールが当たると、主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでバジャドリーがPKを獲得。このPKをシラにゴール中央左に沈められた。 先制を許したアトレティコだったが、直後の23分にボックス右でボールを受けたジュリアーノ・シメオネがプレスをかけたDFハビ・サンチェスに右足を踏まれると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。このPKをアルバレスがゴール中央に決め切った。 さらにアトレティコは、同点弾からわずか2分で逆転に成功する。バリオスのロブパスでDFの裏に抜け出したG・シメオネがボックス右まで駆け上がると、カットインから左足でニアサイドにシュートを突き刺した。 前半半ば以降も逆転したアトレティコが押し込む時間が続いたが、決定機を作るには至らず。前半は2-1で終了した。 迎えた後半、1点をリードするアトレティコは早い時間に追いつかれる。56分、DFラングレがペナルティアーク手前でチュキを倒してFKを献上すると、 ハビ・サンチェスの直接FKは壁のギャラガーにディフレクトしたボールがGKオブラクの逆を突き、ゴール右に吸い込まれた。 追いつかれたアトレティコは、69分にグリーズマン、コケ、ラングレを下げて、セルロート、リケルメ、ル・ノルマンを、65分にギャラガーを下げえてモリーナを投入。すると70分、ボックス右から侵入したM・ジョレンテがDFエンヒキ・シウバに右足を踏まれ、この試合2本目のPKを獲得。これをアルバレスがゴール左下に沈めた。 さらにアトレティコは79分にも、右サイドをドリブルで仕掛けたリケルメのクロスをアルバレスが右足で合わせると、GKアンドレ・フェレイラの弾いたボールをセルロートがゴールに押し込んだ。 結局、試合はそのまま4-2でタイムアップ。アルバレスのドブレーテなどで打ち合いを制したアトレティコが連勝を飾った。 アトレティコ・マドリー 4-2 バジャドリー 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前25)【PK】 ジュリアーノ・シメオネ(前27) フリアン・アルバレス(後27)【PK】 アレクサンダー・セルロート(後34) 【バジャドリー】 ママドゥ・シラ(前21)【PK】 ハビ・サンチェス(後11) 2025.04.15 06:10 Tue
5

CLアトレティコ戦後の不適切なセレブレーションでリュディガー&ムバッペに罰金、1試合の出場停止処分は1年の執行猶予が付きアーセナル戦出場に問題はなし

欧州サッカー連盟(UEFA)は4日、レアル・マドリーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとフランス代表FWキリアン・ムバッペに対して罰金と1試合の出場停止処分を科した。出場停止処分に関しては1年間の執行猶予が付く。 両選手は3月12日に行われ、PK戦までもつれ込んだ死闘の末に勝利したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのアトレティコ・マドリー戦終了直後に喜びを爆発させた際、不適切なセレブレーションをしていたとしてアトレティコから告発されていた。 PK戦で最終キッカーとなったリュディガーに関してはアトレティコサポーターに向かって喉を掻っ切るジェスチャーをし、ムバッペは同じくアトレティコサポーターに向かって股間に触れる行為をしていた。 UEFAはリュディガーに対して4万ユーロ(約640万円)、ムバッペに対して3万ユーロ(約480万円)の罰金を科した。また、同じく調査対象となっていたMFダニ・セバージョスは2万ユーロの罰金、FWヴィニシウス・ジュニオールに関してはお咎めなかった。 即時出場停止処分を免れたリュディガーとムバッペは8日に行われるCL準々決勝1stレグのアーセナル戦に出場可能となった。 2025.04.05 09:00 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly