アトレティコがシメオネのラ・リーガ通算500戦目を白星で祝う! 浅野拓磨が途中出場のマジョルカは5戦連続無得点での敗戦に…【ラ・リーガ】

2025.02.02 04:35 Sun
アトレティコが3戦ぶり白星
Getty Images
アトレティコが3戦ぶり白星
ラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリーvsマジョルカが1日にリヤド・エア・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが2-0で勝利した。なお、マジョルカのFW浅野拓磨は67分から途中出場した。

2位のアトレティコは6位のマジョルカとの上位対決でリーガ3試合ぶりの勝利を目指した。前節のビジャレアル戦を1-1のドローで終え、レガネス戦の敗戦に続く2戦未勝利となったコルチョネロス。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)ではレッドブル・ザルツブルク相手に4-1の完勝。目標であるトップ8フィニッシュを達成した。シメオネ監督はその一戦から先発3人を変更。アスピリクエタ、デ・パウル、グリーズマンに代えてヘイニウド、バリオス、セルロートを起用した。

対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。連敗阻止を期した難敵相手のアウェイゲームでは、[5-3-2]の布陣を採用。浅野はベンチスタートとなった。
シメオネ監督のラ・リーガ通算500試合目となったメモリアルゲーム。立ち上がりは後ろ重心で前線のムリキ、ラリンをシンプルに使ったロングボールで陣地を回復するマジョルカが良い入りを見せた。

それでも、時間の経過とともにギアを上げたホームチームは20分、アルバレスのスルーパスに抜け出したセルロートがニアを狙ったシュートで最初の決定機を作り出すと、得意のカウンターから先制点を奪う。
26分、ハーフウェイライン付近でのル・ノルマンの潰しからボールを引き取ったジュリアーノ・シメオネがボックス付近まで運んで左で浮いたリーノにラストパスを供給。ここでリーノは冷静にゴール右隅へ左足シュートを流し込み、ラ・リーガ2試合連続ゴールとした。

失点後もマジョルカが同じ戦いを継続も、攻撃でリズムを掴み始めたアトレティコは、前半のうちに追加点を奪うべく攻勢を仕掛けていく。39分にはボックス左でアルバレスが折り返した正確なボールを、ゴール前に飛び込んだジュリアーノがワンタッチシュート。さらに、GKにはじかれたボールを繋いでバリオスが鋭いグラウンダーシュートを放ったが、これは枠の左に外れた。

アトレティコの1点リードで折り返した後半。互いに選手交代なしで臨んだなか、前半同様にホームチームが押し込む展開が続く。ただ、コケのミドルシュートはGKグライフの守備範囲。

膠着状態が続くと、60分を過ぎて両ベンチが動く。アトレティコは次節に控えるマドリード・ダービーを睨み、カードトラブルやプレータイムのコントロールを意識。ジュリアーノやアルバレス、コケらを下げてギャラガー、グリーズマン、アンヘル・コレアらをピッチに送り出す。

これに対してゴールが必要なマジョルカは浅野やアブドン、サラスらフレッシュなアタッカーをピッチに送り出し、前がかってゴールを目指す。アウェイチームでは浅野が積極的にボールに関与し、ボックス内でシュートを放つなど積極性を示したが、アトレティコの堅守をこじ開けるまでには至らず。

すると、試合巧者のホームチームは試合終了間際の93分にルーズボールの競り合いを制し、リケルメが突っついたボールに反応して抜け出したグリーズマンが絶妙なミドルループシュートを流し込み、勝利を決定づける2点目を挙げた。

そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、らしい形の試合運びで勝ち切ったアトレティコがシメオネ監督のラ・リーガ500試合目を白星で飾り、3戦ぶりの白星で次節のダービーに臨むことに。一方、敗れたマジョルカは5戦連続無得点での5連敗に。

アトレティコ・マドリー 2-0 マジョルカ
【アトレティコ】
サムエウ・リーノ(前26)
アントワーヌ・グリーズマン(後48)

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【ラ・リーガ第22節プレビュー】強豪は欧州に一区切りで臨むリーグ戦! 2戦未勝利アトレティコが浅野マジョルカと激突

先週末に行われた第21節はレアル・マドリー、バルセロナがいずれも快勝を収めた一方、アトレティコ・マドリーはビジャレアルとの上位対決をドローで終えて勝ち点逸となった。 今週に終了したチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズではジローナが唯一の敗退となったが、バルセロナとアトレティコがCLでラウンド16ストレートイン。マドリー、レアル・ソシエダがプレーオフ進出。その強豪クラブは欧州の戦いに一区切りがついたなか、今節はラ・リーガの戦いに集中する。 2位のアトレティコはFW浅野拓磨を擁する6位のマジョルカとの上位対決でリーガ3試合ぶりの勝利を目指す。アトレティコは前節、サスペンションや一部主力温存で臨んだビジャレアル戦を1-1のドローで終えた。MFリーノのゴールで追いついた後は攻勢を続けたものの勝ち切ることはできず。レガネス戦の敗戦に続く2戦未勝利となった。 それでも、CLではレッドブル・ザルツブルク相手にFWアントワーヌ・グリーズマンのドブレーテ、FWジュリアーノ・シメオネの1ゴール1アシストの活躍などで4-1の完勝。目標であるトップ8フィニッシュを達成した。ホーム開催の上位対決ではエースを軸に復調気配の攻撃陣の活躍に期待だ。 対するマジョルカは前節のレアル・ベティス戦の敗戦によって公式戦4試合連続無得点での連敗と苦戦が続く。途中出場の浅野はFWムリキとともにカウンターの起点を担ったが、味方の退場によって守備に追われる形で消化不良となった。難敵相手のアウェイゲームでもまずはセットした守備からカウンターを狙う構図に変わりはないが、少ないチャンスで仕留め切る勝負強さが求められる。 首位のマドリーは前節、FWムバッペのトリプレーテの活躍によってバジャドリーに3-0で完勝。リーグ4連勝を達成した。続くCLではトップ8には届かなかったものの、スタッド・ブレスト相手にFWロドリゴのドブレーテの活躍などで同じく3-0の完勝。好調を継続している。プリメーラ5連勝を期す今節は降格圏の18位に沈むエスパニョールとのアウェイゲームに臨む。今節はサスペンション明けのFWヴィニシウスが戦列に復帰しより攻撃陣に厚みが増しており、押し切りたいところだ。 3位のバルセロナは前節、バレンシア相手に7-1の圧勝。ラ・リーガ5戦ぶりの白星を挙げた。MFフレンキー・デ・ヨングの開始早々のゴールを皮切りに、MFフェルミン・ロペスのドブレーテなどで前半だけでマニータを達成。ターンオーバーにも成功し、最高の形で久々の白星を手にした。直近のアタランタ戦では2度のリードを守り切れず、ホームで2-2のドローも2位フィニッシュでラウンド16ストレートインを決めている。降格圏手前の17位に位置するアラベスをホームで迎え撃つ今節はラ・リーガ連勝を狙う。いくつかのポジションでターンオーバーも見込まれるが、アタランタ戦で異次元の活躍を見せたFWラミン・ヤマルの活躍に期待だ。 MF久保建英を擁する9位のソシエダは11位のオサスナとのアウェイゲームに臨む。リーグ前節はヘタフェ相手にホームで0-3の惨敗。フル出場で孤軍奮闘だった久保も試合後に悔しさを露わにした。それでも、ELのPAOK戦では大幅にメンバーを入れ替えたなか、FWオスカールソンのドブレーテの活躍などで2-0の快勝。久保も後半半ば以降の途中出場で勝利に貢献した。これでプレーオフ進出を確定させたラ・レアルは、リーグ戦でも白星を取り戻すべく曲者オサスナと対戦。FWオヤルサバルらとともに先発復帰見込みの久保にはリーグ連敗ストップへの決定的な仕事を期待したい。 CL敗退の8位ジローナは15位のラス・パルマスと対戦。CLではアーセナル相手に善戦も、1-2で敗戦。これでラ・リーガ1本の戦いとなるなか、公式戦4連敗中のチームは後半戦でのヨーロッパ出場権獲得を目指し、下位相手に勝利を掴めるか。 ELリーグフェーズ2位フィニッシュの4位アスレティック・ビルバオは、10位のベティスと対戦。直近のビクトリア・プルゼニ戦ではホームで3-1の快勝を収め、公式戦3試合ぶりの勝利。良い形で今回のアウェイゲームに臨む。 その他ではバルセロナに衝撃的な大敗を喫した19位のバレンシアのリバウンドメンタリティ試される一戦にも注目だ。 《ラ・リーガ第22節》 ▽1/31(金) 《29:00》 レガネス vs ラージョ ▽2/1(土) 《22:00》 ヘタフェ vs セビージャ 《24:15》 ビジャレアル vs バジャドリー 《26:30》 アトレティコ・マドリー vs マジョルカ 《29:00》 エスパニョール vs レアル・マドリー ▽2/2(日) 《22:00》 バルセロナ vs アラベス 《24:15》 バレンシア vs セルタ 《26:30》 オサスナ vs レアル・ソシエダ 《29:00》 ベティス vs アスレティック・ビルバオ ▽2/3(月) 《29:00》 ジローナ vs ラス・パルマス 2025.01.31 19:00 Fri

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