内輪揉め騒動もなんの!サウジの豪胆マンチーニ監督「その問題は終わったこと。何のプレッシャーもない」

2024.01.17 18:20 Wed
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督
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サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督
サウジアラビア代表ロベルト・マンチーニ監督が、アジアカップ初戦を終えての心境を語った。サウジアラビア『アル・リヤディア』が伝えている。アジアカップ2023で7大会ぶりの優勝を目指すサウジアラビアは16日、オマーン代表とのグループF第1節に臨み、2-1で逆転勝利した。

PKで14分に失点を喫して追い掛ける展開のなか、途中出場のMFアブドゥラフマン・ガリーブのゴールで78分に同点とし、最終盤にはDFアリ・アルブラシがセットプレーから逆転弾を奪取。白星スタートを切った。
辛くも3ポイントを獲得した指揮官は試合後、相手の守備を称えつつ、結果については妥当と評価。一方で、苦戦は自分たちのミスに起因するものとの見解も示した。

「良い試合ができたので、我々の勝利は必然だった。選手たちのパフォーマンスには満足しているし、この試合で素晴らしい仕事をしてくれた」
「オマーンの守備が良かったので、なかなか得点チャンスを見いだせず、同点までに時間はかかったが、終盤、最終的に2点目も奪えた」

試合の流れについては、「前半、オマーンには1、2回チャンスがあったが、後半はなかった。我々は3、4、5つのミスを犯したが、その点は改善する必要がある。PKで失点は喫したが、直近6試合ではこの1つのみだったことにも満足している」

試合前の記者会見では、主要選手を含む複数人が代表招集を拒否したとの発言が波紋を広げていたが、「その問題は終わったこと」と一蹴。「どの選手に対しても、何の反感も持っていない」と続けた。

また、言動も含めて様々な圧力にさらされていることについても、選手・監督と長期のキャリアを経ているだけに「何のプレッシャーも感じていない。普通のことだ」と、意に介さなかった。

マンチーニ監督率いるサウジアラビアは、21日に第2節でキルギス代表と対戦する。

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「受け入れ難い」まさかの黒星スタートのアルゼンチン、指揮官は意気込み「次の2試合に勝たなければ」

アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、サウジアラビア代表戦の敗戦を振り返った。アルゼンチン『Tyc Sport』が伝えた。 22日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節のアルゼンチンvsサウジアラビアが行われた。 優勝候補に挙がっているアルゼンチンにとっては、落とせない初戦。立ち上がりから押し込み続けると、であるメッシにとって最後の大会となるなか、開始10分で得たPKをFWリオネル・メッシが決めてアルゼンチンが先制する。 その後も終始アルゼンチンが押し込み続け、サウジアラビアはハイラインでオフサイドを取るという戦いに。メッシやFWラウタロ・マルティネスがネットを揺らすも、ことごとくオフサイドに阻まれてしまう。 そんな中迎えた、後半早々の48分に失点すると、53分には逆転弾を許す展開に。アルゼンチンは逆転を目指して攻勢をかけるが、サウジアラビアの集中した守備の前に苦しむことに。時間が経過し、焦りが出たことで精度を欠くと、最後まで攻め込んだもののゴールは生まれず、1-2で逆転負けを喫した。 まさかの初戦黒星、無敗も36試合でストップし、W杯史上初めてアジア勢に敗れるという失態を演じてしまったアルゼンチン。スカローニ監督は、細かいことは話さず、残り2試合を勝つしかないとした。 「受け入れ難い。4、5分の間に2点を決められ、なかなか上手くいかなかった。唯一の枠内シュートだった」 「自分たちを奮い立たせ、次の2試合に勝たなければいけない。それ以上、分析する必要はないだろう」 「今日は悲しい日だが、頭を上げて、進み続けるしかない」 前半は支配しながらも、オフサイドに何度もかかっていたアルゼンチン。スカローニ監督は、相手の戦い方は分かっていたとし、機械が導入されたことで取られたオフサイドがほとんどだとしながらも、サウジアラビアを称えた。 「我々は彼らがどのようにプレーするかはすでに知っていたし、実際にディフェンスラインを前に出して、試合の準備をしてきた」 「オフサイドは数ミリ単位だった。それは新しいテクノロジーによるものだ。でも、それを超越して、彼らは遂行し、上手くやっていた」 「前半は全て我々が支配していたと思うし、オフサイドのシチュエーションでもゴールを決めていた。ハーフタイムに、このゲームは奇妙で、1ゴールで全てが変わる可能性があると言った」 「彼らは我々に追いつき、実質的に次のプレーで2-1とした」 予想外の敗戦。これで残り2試合の勝利が必要となったアルゼンチンだが、試合直後に選手たちと会話はしていないと語ったスカローニ監督。とにかく、次の試合に勝つことが大事だとした。 「この後、もっと冷静になって分析していく。選手たちは傷ついており、不利な結果だと考えている。どう状況を好転させるのかについては、まだ話していない」 「次の試合に勝つことが全てであり、それが我々の目標だ」 アルゼンチンは第2戦でメキシコ代表と対戦。試合は26日の28時から行われる。 2022.11.22 23:47 Tue
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2034年W杯開催地はFIFAの規定路線通り?/六川亨の日本サッカー見聞録

こういうのを「出来レース」というのだろうか。それとも用意周到な「努力の成果」というべきだろうか。34年のW杯の開催地はサウジアラビアでほぼ決まったようだ。 FIFA(国際サッカー連盟)は10月4日の理事会で、34年のW杯は大陸ローテーション(持ち回り)の原則から、アジアとオセアニアからの立候補を受け付けることを確認。するとサウジアラビア協会が立候補を表明し、AFC(アジアサッカー連盟)とJFA(日本サッカー協会)はサウジ支持を表明した。 W杯の招致に立候補するかどうかの準備期間は10月31日の締め切りまで4週間足らず。するとインドネシア・サッカー連盟のエリク・トヒル会長はオーストラリア、マレーシア、シンガポールとの共催で招致することを目ざし、オーストラリアと協議していることを10月11日に明らかにした。 インドネシアは、実力はともかくとしてファン・サポーターの熱狂度は東南アジアでも1、2位を争う。そして07年にはタイ、マレーシア、ベトナムと4か国共催でアジアカップを開催した実績もある。シンガポールとマレーシアは陸続きと移動は便利だし、東南アジアとオーストラリアは飛行機の定期便も頻繁に飛んでいる。 しかしながら準備期間が短かったため、立候補を検討していたオーストラリアが締め切り日の10月31日に断念を発表した。 それもそうだろう。 W杯はサッカー協会だけで招致できるような規模の大会ではない。スタジアムの整備・建設からホテルや移動手段の確保など、開催地に決まれば国を挙げての一大事業となる。そのための確約を事前に政財界に保証してもらう必要がある。そうした事前準備の期間がたった1ヶ月では元々、無理があったのだ。 2002年のW杯を招致しようとJFAが活動を始めたのは1990年のことだった。イタリアW杯を取材中のある日のこと、ローマのオリンピコ・スタジアム内にある体育館がプレスセンターに当てられていたが、入口の前にJFAの村田忠男専務理事と中野事務局長がいた。 挨拶を交わしてから事情を聞くと、海外のプレスに02年のW杯を日本に招致したいパンフレットを作ってきたものの、W杯のIDがないと体育館には入れないので途方に暮れていたという。そこでパンフレットを受け取り、記者仲間と手分けして海外のプレスに配ったのだった。 その後、93年のドーハで日本はW杯初出場の夢を断たれると、94年のアジア選出のFIFA副会長戦で村田氏は韓国の鄭夢準氏に敗れ、日韓両国は熾烈な招致合戦に突入した。 話を34年のW杯に戻すと、30年を含めた2大会の開催国は来年バンコクで開催される定期総会で正式に決定する。そして34年のW杯に関していえば、大会に必要な14会場のうち、必要な既存スタジアムは30年大会が7に対し、34年大会は4と激減していた。 ちなみにサウジにあるスタジアムは、21日に日本がシリアと戦うプリンス・アブドゥラー・アル・ファイサル・スタジアム(ジッダ。2万収容)の他に、キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム(ジッダ。6万人収容)、リヤドにはキング・ファハド国際スタジアム(6万8752人収容)とキング・サイード大学スタジアム(2万5千人収容)がある。 さらにリヤドにはプリンス・ファイサル・スタジアム(2万8千人収容)と、ペルシャ湾に面してバーレーンとは陸橋でつながっているダンマームにプリンス・モハメド・スタジアム(3万5千人収容)があるものの、こちらは陸上トラック付きの多目的スタジアムのためサッカー専用ではない。 現状、サウジアラビアがW杯で使用できる既存のスタジアムは4つしかなく、残る10会場は34年までに建設しなければならない。W杯開催で既存のスタジアムの条件を下げ、立候補の期間も極めて短いことからも、FIFAは「サウジのため」に開催要件を決めた印象は拭えない。 それだけサウジは早い段階からFIFAにアプローチして、入念な準備をしてきた成果といえるだろう。 34年大会だけでなく、30年大会も来年のFIFA総会で開催地は正式に決定する。すでに30年はスペイン、ポルトガル、モロッコの共催になり、さらにW杯100周年を記念して、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンでそれぞれ開幕戦が行われることが濃厚だと噂されている。 ローテーションからすれば、10年アフリカ(南ア)→14年南米(ブラジル)→18年ヨーロッパ(ロシア)→22年アジア・オセアニア(カタール)→26年北中米(アメリカ、カナダ、メキシコ)ときたのだから、次はアフリカか南米となるはずだ。しかし両大陸のどの国も財政難などでW杯を開催する余力はないだろう。 そこでヨーロッパでの共催に近距離のモロッコ(アフリカ)を加え、さらにブラジルをのぞく南米の強豪国で開幕戦を開催する。「何でもあり」のFIFAならではの、とてつもなく素晴らしい折衷案ではないだろうか。 2023.11.03 21:15 Fri

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