アトレティコとの契約を延長したマルコス・ジョレンテが意気込み 「一緒にこの美しい道を進み続けよう」

2021.08.19 17:18 Thu
Getty Images
アトレティコ・マドリーと契約延長を結んだスペイン代表MFマルコス・ジョレンテが、クラブとサポーターに向けてメッセージを発信した。

18日にアトレティコと2027年6月30日までの長期契約を締結したことが発表されたマルコス・ジョレンテ。昨季は共に自己ベストとなるリーグ戦12ゴール11アシストを記録し、7シーズンぶりのラ・リーガ制覇の立役者となった。
今夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドやリバプールなど、プレミアリーグのメガクラブからの関心も伝えられていたが、現行契約からさらに3年延長して、ロヒブランコスへの忠誠を強調。自身のツイッターでアトレティコを「第二の家族」と表現し、クラブやサポーターとともに歩みたいと新たな決意を表明した。

「2年前、大きな野心を持ってアトレティコに加入した。それ以来、サッカー選手として、そして一人の人間として成長してきた。転ぶ度に立ち上がってきたんだ」

「ここで第二の家族を見つけ、忘れられない瞬間を過ごしてきたよ。世界には、心が満たされる場所があり、人生を活き活きとさせてくれる人々がいて、いつまでも心に残る出来事がある」
「僕はそのすべてをここで手に入れ、幸せを感じている。そして、少なくとも2027年まではそうありたいと思っているんだ」

「一緒にこの美しい道を進み続けよう」

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「不運だった」土壇場被弾で勝ち点2を落としたレアル、アンチェロッティ監督は次節の首位攻防戦に自信「ダメージを与える」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、アトレティコ・マドリーとのダービーを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 4日、ラ・リーガ第23節でマドリーはホームでアトレティコと対戦。今季4度目の“マドリード・ダービー”を迎えた。 リーグ戦では既に敗れた相手であり、スーパル・コパでは勝利したものの、コパ・デル・レイでは敗れていたアトレティコ。ただ、この試合では序盤からペースを握っていくことに。すると20分にブラヒム・ディアスのゴールが決まり、先制に成功する。 アトレティコにも何本かチャンスを作られ、後半はアトレティコにペースを握られることもあったが、無失点で耐えることに。勝利かと思われた中、後半アディショナルタイムにマルコス・ジョレンテに一撃を喰らい、1-1のドローに終わった。 試合後アンチェロッティ監督はドローに終わったダービーに言及。良いプレーをできたが不運だったとコメント。来週末には2位のジローナとの直接対決があり、そこで首位を堅持することを誓った。 「我々としては非常に良い試合だった。良いプレーをし、良くコントロールもしたが、土壇場で失点したのは不運だった。我々には高さが足りず、そこで苦しむこととなった」 「我々は勝利に値したが、最後の数分で勝った試合も何度もあった。何も自分たちを責める必要はない。我々は首位であり、来週土曜日には順位表にダメージを与える機会がある」 「チームはとても好調であり、落ち着いている。我々はとても良いサッカーをしており、それがリーグの将来に最も自信を与えてくれる。我々には強いチームがある」 「ケガ人もでたが、全員が貢献し、全員が献身的に取り組んできた。勝つに値したので、我々は満足していない」 「我々はこれまで何度も逆転劇を演じてきており、幸せだった。チームは落ち着かなければならない。満足し、自信を持ち、落ち着いている。首位として、2位に2ポイント差をつけている」 <span class="paragraph-title">【動画】何度もパス失敗もブラヒム・ディアスが先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pAPWoIEAQQ4";var video_start = 120;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.05 13:45 Mon

「当然の引き分けを手に入れた」土壇場で追いつきダービーでドロー、シメオネ監督は諦めない姿勢を称える

アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、レアル・マドリーとのダービーを振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 4日、ラ・リーガ第23節でアトレティコはアウェイでマドリーと対戦。今季4度目の“マドリード・ダービー”を迎えた。 今シーズンはリーグ戦では3-1で勝利、スーペル・コパでは3-5で敗戦、コパ・デル・レイでは4-2で勝利しているアトレティコ。序盤はマドリーにペースを掴まれ、アトレティコは後ろ重心で戦っていく。 押し込まれる展開となった中で先制を許した中、徐々に盛り返すと、後半に反撃。決定機を作りながらもゴールを奪えず、敗戦かと思われたが、後半アディショナルタイムにマルコス・ジョレンテが値千金のゴール。1-1のドローに終わった。 土壇場で引き分けに持ち込んだシメオネ監督は、やや盛り上がりに欠けたと振り返り、互いに慎重に戦った結果と分析。引き分けられたことが良かったとした。 「両チームとも弱い試合だった。彼らはゴールを決めたが、エキサイティングな試合とまではいかなかったし、彼らの方が優れていた」 「より慎重で、注意深く、誰もミスを犯したくなかった。後半も同様で、彼らはブラヒムとロドリゴ、我々はグリーズマンとサビッチにゴールがあってもよかった。そして、その瞬間はGKの前にサウールがいた。このゴールのおかげで引き分けとなり、リーグ戦で勝ち続けることに繋がる」 土壇場で勝ち点1を拾う形となったが「私には特に味はしない。それはただの勝ち点であり、チームは最後までそれを模索した。ゴールを目指し続けた結果、当然の引き分けを手に入れたまでだ」とコメント。特別な勝ち点ではないとした。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコ、敗戦目前での見事な劇的同点ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pAPWoIEAQQ4";var video_start = 515;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.05 12:05 Mon

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