レアルMFブラヒム・ディアスがAFCON予選で大暴れ! プロ初のハットトリックに「満足」

2024.11.19 17:43 Tue
レアル・マドリーのブラヒム・ディアス
Getty Images
レアル・マドリーのブラヒム・ディアス
レアル・マドリーモロッコ代表MFブラヒム・ディアスがハットトリックを達成した。モロッコは18日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選のグループB第6節でレソト代表と対戦。5戦全勝で迎えたなか、7-0の圧勝を収めた。

この試合で大暴れしたのが10番・ブラヒム。開始5分に左足で流し込み先制点を挙げると、15分には右ポケットから右足一閃。3点リードの42分には右ポケットへの浮き球のパスに抜け出し、角度のないところからネットを揺らした。
前半のみで3得点を奪い、62分にお役御免。15日に行われたガボン代表戦でも2ゴールを記録していたブラヒムは、4試合7ゴールで得点ランキングトップに立った。

試合後にはインスタグラムを更新。チームの勝利やプロ入り後初のハットトリックを喜んだ。
「熱心なファンの前で、ホームで大勝を収めてインターナショナルブレイクを終える。プロとして初のハットトリックには満足だ。応援ありがとう!」

1 2

ブラヒム・ディアスの関連記事

レアル・マドリーは6日、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの負傷を報告した。 チュアメニは5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節のミラン戦に先発出場。だが、前半終了後にFWブラヒム・ディアスとの交代でベンチへ下がっていた。 そのチュアメニに関してマドリーは試合翌日に行われた検 2024.11.07 06:30 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節、レアル・マドリーvsミランが5日に行われ、1-3でミランが勝利した。 昨季決勝で対戦したドルトムントとの前節を鮮やかな逆転勝利で返り討ちとしたマドリー(勝ち点6)は、直近のバレンシア戦が洪水の影響で中止となった中、ムバッペとヴィニシウスの2トップとするフラットな[ 2024.11.06 07:11 Wed
レアル・マドリーのモロッコ代表MFブラヒム・ディアスが練習復帰。スペイン『Relevo』などが伝えた。 9月15日のレアル・ソシエダ戦で先発出場も、前半途中で交代したブラヒム。右足長内転筋の損傷と診断され、以来ピッチから遠ざかり、全治は3カ月前後とされてきた。 公式戦復帰は早くて12月初旬と思われたが、11 2024.10.22 16:20 Tue
レアル・マドリーは9月30日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のリールに向けた招集メンバーを発表した。 17日に行われた初戦のシュツットガルト戦を快勝したマドリー。第2節では初戦で守田英正の所属するスポルティングCPに敗れたリールとのアウェイゲームに臨む。 連勝を目指すチームは、FWヴィニシ 2024.10.01 00:10 Tue
ラ・リーガ第8節、アトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーが、日本時間29日28:00にシビタス・メトロポリターノでキックオフされる。首位バルセロナの初黒星によって今シーズンのラ・リーガで無敗対決となる、激戦必至の首都決戦だ。 今夏の移籍市場ではモラタやデパイ、エルモソ、サウール、サビッチらここ数年のチームを支 2024.09.29 19:42 Sun

モロッコの関連記事

アフリカサッカー連盟(CAF)は18日、CAFアワード2024で表彰されるアフリカ年間最優秀選手賞のノミネート選手5名を発表した。 10月末に発表された10名の候補から5名に絞られた候補者には、昨年の同賞で惜しくも2位に終わったパリ・サンジェルマン(PSG)DFアクラフ・ハキミやヨーロッパリーグ(EL)決勝でハッ 2024.11.19 07:30 Tue
かつてヘタフェやマルセイユでプレーした元モロッコ代表MFのアベラジズ・バラダ氏(35)が急逝した。 フランス『Le360 Sport』によると、バラダ氏は24日にフランスで死亡が確認されたという。現時点で死因は不明となっているが、心臓発作が原因である可能性があるという。 フランスのプロヴァン生まれでパリ・サ 2024.10.25 06:00 Fri

アフリカ・ネーションズカップの関連記事

ブラヒム・ディアスの人気記事ランキング

1

【ラ・リーガ シーズンプレビュー】ムバッペ加入の王者マドリーが大本命…久保建英に加え、浅野拓磨が初参戦

2024-25シーズンのラ・リーガが8月15日(木)に開幕を迎える。2023-24シーズンはジローナというダークホースが上位争いをかき回したが、最終的に2位以下に10ポイント以上の大差を付けたレアル・マドリーが2シーズンぶりの覇権奪還に成功した。迎える新シーズンは連覇を狙うレアル・マドリーを大本命に、新生バルセロナ、積極補強のアトレティコ・マドリーが王者の牙城崩しを狙う構図となりそうだ。(選手のIN&OUTは2024年8月14日時点) ◆昨季王者に超スーパースターが加入~レアル・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンはディフェンスラインを中心に多くのケガ人に悩まされながらも、イタリア人指揮官による傑出したチームマネジメントと新エースとなったMFベリンガムらの勝負強い活躍によって2シーズンぶり36度目のプリメーラ制覇を成し遂げたエル・ブランコ。加えて、チャンピオンズリーグ(CL)も制覇した絶対王者は今シーズンもタイトルレースの大本命だ。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)とフランス代表の絶対的エースであるFWキリアン・ムバッペが加入。昨季のベリンガム以上のスーパースターの一挙手一投足に注目が集まるところだ。さらに、国際移籍が可能となる18歳を迎えたブラジルの新たな至宝であるFWエンドリッキも正式加入となり、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、FWブラヒム・ディアスが並ぶ前線のユニットはFWホセルの退団で高さを失ったものの、世界屈指の陣容となった。 一方で、中盤とディフェンスラインではMFクロースの現役引退にカピタンのDFナチョが退団。開幕時点では明確な穴埋め補強は行われず、強烈な個性が並ぶ前線の組み合わせの難しさと共に若干の不安要素だ。とはいえ、負傷によって長期離脱を強いられた守護神クルトワ、DFミリトンがプレシーズンから稼働し、DFアラバも前半戦途中に復帰が見込まれ、レンタルバックのDFバジェホがバックアッパーとして計算できる働きを見せれば、何の問題もない。中盤に関しては世界屈指のオーガナイザーの不在に加え、開幕直前にヒザを痛めたMFカマヴィンガの状態はやや気がかりだが、MFチュアメニ、MFバルベルデを軸に、百戦錬磨のMFモドリッチやより中盤的な振る舞いが想定されるベリンガムらがしっかりとその穴を埋めるはずだ。 ユーロ、コパ・アメリカの影響で主力の合流が遅れ、昨季以上に序盤戦はシステム含め試行錯誤の戦いが予想されるが、最終的にはアンチェロッティ監督が現有戦力の最大値を引き出す最適解を見いだすはずだ。また、ムバッペの加入によって流れに関係なく“個”で試合を決められる選手が増えたことで、昨季以上に相手にとっては理不尽な形での勝ち方も目立つことになりそうだ。 ◆フリック新体制で覇権奪還狙う~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者との実力差は否めないが、混迷の昨季を2位でフィニッシュした一昨季王者をマドリーの対抗とする。 連覇を狙った昨季はMFギュンドアン、DFカンセロ、FWフェリックスら実力者を積極補強も、戦術の要だったMFガビの長期離脱や主砲レヴァンドフスキの不振、守備力の大幅な低下によって苦戦。クラブと衝突したチャビ前監督の去就問題もあってスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保が精いっぱいの低調な1年を過ごした。 捲土重来を期す新シーズンに向けては新監督探しが難航した末、前バイエルン、ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック新監督を招へい。クラブ伝統のポゼッションスタイルから、より縦に速いモデルチェンジを図る。 移籍市場ではカンセロとフェリックスのレンタルバックに加え、カピタンのDFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソ、MFロメウといったバックアッパークラスのベテランが退団。代わってカンテラーノの昇格やDFエリック・ガルシアのレンタルバックと共にRBライプツィヒから元カンテラーノで、ユーロ得点王であるMFダニ・オルモが加入。現状では左ウイング起用がメインも、攻撃的ポジションすべてをカバーする多才なアタッカーの加入は大きい。 一方で、サイドバックや守備的MF、突破力のあるウイングとその他の補強ポジションは意中のアスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズの獲得が絶望的な状況もあり、大きな不安要素だ。とりわけ、序盤戦ではDFアラウホ、MFガビ、MFペドリ、MFフレンキー・デ・ヨングらをケガで欠く形となり、エースのFWラミン・ヤマル、DFクバルシ、MFフェルミン・ロペスと共にMFカサド、MFベルナル、DFバジェといったカンテラーノのブレイクが必須。ここからの補強を含め、序盤戦の戦いが新生ブラウグラナのカギを握る。 ◆アルバレスらセンターラインに実力者を補強~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は4位フィニッシュも、大躍進で主力大量流出となった3位のジローナではなくアトレティコがマドリー、バルセロナの有力な対抗馬となる。 昨季は比較的地味目な補強にとどめ、継続路線を歩んだなかで課題の攻撃面に大きな改善が見受けられた一方、真骨頂である守備面の緩さやアウェイゲームでの深刻な勝負弱さによって上位に大きく水をあけられる形となった。 その反省を踏まえて新たな気持ちで臨む新シーズンに向けては前線を中心に積極補強を敢行中だ。終盤戦の失速とクラブとの関係悪化によってミランに旅立ったFWモラタ、FWデパイとベテランストライカーが去った前線には大枚を叩いてマンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレス、ビジャレアルで昨季得点ランキング2位の23ゴールを挙げたFWセルロートを補強。 さらに、DFサビッチ、DFエルモソが去ったディフェンスラインにはレアル・ソシエダとスペイン代表で主軸を担うDFル・ノルマンを補強。MFサウールをセビージャに放出した中盤ではここに来て雲行きが怪しくなったチェルシーMFギャラガーか、バレンシアのMFハビ・ゲラの噂が出ており、少なくとも実力者1枚を獲得することになりそうだ。 新戦力が早々にフィットし、やや手薄なディフェンスラインに離脱者が出なければ、不安要素が大きいバルセロナを上回って王者の有力な対抗馬となる可能性は十二分にある。 ◆リーグの顔の一人となった久保に、浅野が初挑戦~ソシエダ、マジョルカ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新シーズンのラ・リーガは3シーズンぶりに複数の日本人選手のプレーが見られることになりそうだ。レアル・ソシエダ3年目のMF久保建英に加え、ボーフムからフリートランスファーでマジョルカに加入したFW浅野拓磨がプリメーラ初挑戦となる。 ラ・レアル加入2年目となった昨季は自身初のCLの舞台でも存在感を放った一方、ラ・リーガでは1年目の35試合9ゴール7アシストを下回る、30試合7ゴール4アシストの数字にとどまった久保。とりわけ、後半戦はアジアカップ参戦やコンディション問題で本来のパフォーマンスを見せられなかった。 今夏の移籍市場では一時リバプール行きの可能性が取り沙汰されたが、ここに来て沈静化。現状では引き続きラ・レアルのエースとしてプレーする可能性が高い。トップ4返り咲きを狙う新シーズンに向けてチームでは前述のル・ノルマンに加えてMFメリーノの流出が濃厚。また、得点力不足解消へ必須のストライカー補強も進んでおらず、久保にはFWオヤルサバル、MFブライス・メンデスらと共に昨季以上に数字面での貢献が求められるところだ。また、MFスチッチやDFセルヒオ・ゴメスら新戦力との連携も早い段階で深めていきたい。 FW原大智以来となるプリメーラ初参戦の日本人選手となる浅野は、アギーレ監督から前オサスナのアラサテ新監督に監督交代した昨季15位のマジョルカに加入。前体制では[5-3-2(5-4-1)]の堅守速攻スタイルで戦っていたが、新指揮官はより攻撃的な[4-3-3]をメインシステムとしており、浅野は右ウイングでの起用が見込まれる。 プレシーズン2戦目で裏抜けからゴールを挙げており、持ち味のスピードはラ・リーガでも十分に通用するはずだ。また、チームにはFWムリキ、FWラリン、FWアブドンと屈強なセンターフォワードタイプが揃っており、昨季のボーフムでは1アシストにとどまったチャンスメイクで、アーリークロスや右サイドを深くえぐってのプルバックといった部分に磨きをかけたい。 ◆昨季のジローナのような台頭期待~オトラ・リーガ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前述の3強、日本人所属クラブを除くオトラ・リーガは、いずれも移籍市場で苦戦を強いられているものの、昨季のミラクル・ジローナのような台頭を期待したい。 安定した戦いが期待できそうなのは、昨季5位のアスレティック・ビルバオと8位のビジャレアル。 昨季のコパ・デル・レイ王者であるアスレティックは、ユーロでの圧巻のパフォーマンスによってFWニコ・ウィリアムズにビッグクラブ行きが取り沙汰されるが、現状では残留を決断した模様。兄イニャキ、昨季ブレイクしたFWグルセタ、MFサンセトや新戦力FWジャロと攻撃陣にはタレントが揃う。ユーロ後に手術を行った守護神ウナイ・シモンの序盤戦不在は懸念材料も、ヨーロッパの争いに絡んでくることは間違いない。 昨季途中就任のマルセリーノ監督の下で8位フィニッシュのビジャレアルでは守護神ヨルゲンセン、主砲セルロートに加え、DFクエンカやMFトリゲロスらが退団。代わってFWアジョセ・ペレス、DFカンブワラ、FWニコラ・ペペ、DFセルジ・カルドナらを補強。大幅なスカッド刷新に踏み切った。ただ、ユーロ&パリ五輪制覇に貢献したMFバエナやエースFWジェラール・モレノ、MFパレホらは健在で、長期離脱明けのFWピノが問題なく試合に絡めれば、アスレティック同様に上位争いに絡むはずだ。 昨季は堂々の優勝争いの主役を演じ、クラブ史上初のCL出場権獲得に成功したジローナだが、今季はCLとの二足の草鞋を履くなかで難しい戦いが予想される。今夏の移籍市場ではピチーチ賞獲得のFWドフビク、司令塔のMFアレイシ・ガルシアに加え、DFヤン・コウト、エリック・ガルシア、FWサヴィオのレンタル組が退団し、絶対的な主力5人が流出した。もちろん、その代役としてパリ五輪金メダルに貢献したFWアベル・ルイス、元主力MFロメウ、FWブライアン・ヒル、DFクレイチ、MFファン・デ・ベークらを補強。ただ、スケールダウンは否めず、フィットへの時間や過密日程のなかで昨季同等のパフォーマンスは望めない。ある意味でミチェル監督には昨季以上の手腕が求められるところだ。 昨季7位のベティス、14位のセビージャのアンダルシア両雄に、9位のバレンシアという名門3クラブは今季もどっちに転ぶかわからない不透明な状況だ。 ペジェグリーニ監督の下で継続路線を歩むベティスだが、慢性的な財政問題によって今夏もアジョセ・ペレス、DFペッセージャ、FWウィリアン・ジョゼ、MFギド・ロドリゲス、DFミランダといった主力が相次いで流出。DFディエゴ・ジョレンテ、DFリカルド・ロドリゲスら経験豊富な選手の獲得は大きいが、開幕時点で得点源となるセンターフォワードが不在となっており、MFイスコら能力が高い2列目を活かしつつ決定力のある長身ストライカーの確保は急務だ。 一方、セビージャは前ラス・パルマスのピミエンタ新監督の下で捲土重来のシーズンに臨む。今夏の移籍市場ではDFセルヒオ・ラモスの退団、主砲エン=ネシリの移籍を含め大幅なスカッド刷新が進行中。そのなかでFWイヘアナチョ、サウール、MFサンビ・ロコンガ、FWエジュケらが加入。サウールはある程度戦力として計算できるが、イヘアナチョ、サンビ・ロコンガのプレミアリーグ組が苦戦を強いられれば、昨季同様に難しいシーズンとなるかもしれない。 ルベン・バラハ監督の下で戦力面を考えれば、まずまずの9位フィニッシュとなったバレンシアはここまで比較的静かな夏を過ごす。主力クラスに流出はなく、前線にFWラファ・ミル、FWダニ・ゴメスを獲得。ただ、守護神ママルダシュヴィリ、ハビ・ゲラを移籍市場閉幕までに死守できるかで、今季の戦いが大きく変わる。 降格したカディス、アルメリア、グラナダに代わって昇格したのはレガネス、バジャドリー、エスパニョールの3クラブ。いずれもしっかりとしたプレーモデルを持って昨季のセグンダ・ディビシオンのタフな戦いを制した好チームだが、プリメーラの戦いに向けてはあくまで身の丈の補強にとどまっており、ボトムハーフのライバル次第ではあるものの、残留争いを主戦場とする可能性が高い。 2024.08.14 19:00 Wed
2

王者マドリーがチェイス・アンリCLデビューのシュツットガルト撃破で白星発進! リュディガー恩返し弾にエンドリッキがCLクラブ最年少弾【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節、レアル・マドリーvsシュツットガルトが17日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で勝利した。なお、シュツットガルトのDFチェイス・アンリは63分から出場した。 大会連覇と共に新フォーマットでの初優勝を狙うマドリー。インターナショナルマッチウィークの中断明けの初戦ではレアル・ソシエダを2-0で下し、今シーズンのアウェイ戦初勝利。良い形でホーム開催のCL初陣に臨んだ。アンチェロッティ監督はそのソシエダ戦から先発4人を変更。ミリトンに代えてルーカス・バスケスを右サイドバックで起用し、カルバハルをリュディガーの相棒に起用。また、モドリッチとギュレル、ブラヒム・ディアスに代えて負傷明けのチュアメニとベリンガム、ロドリゴを起用した。 一方、昨季のブンデスリーガで2位躍進を果たしたシュツットガルトは久々のCL参戦。直近のボルシアMG戦を3-1で快勝し、今季リーグ戦初勝利を得たチームは王者とのアウェイゲームに臨んだ。なお、直近2試合連続スタメン起用でCLデビューが期待されたチェイス・アンリはベンチスタートとなった。 戦前はホームのマドリー圧倒の試合展開が予想されたが、蓋を開けてみればアウェイでアグレッシブに入ったシュツットガルトが主導権を握る。開始8分にウンダブのスルーパスに抜け出したミロがいきなり際どいシュートを放つと、以降もルウェリングとミロ、スティラーと鮮やかな連携から再三ディフェンスラインを破って決定的なシュートを放っていくが、GKクルトワのビッグセーブに遭う。 頼れる守護神の連続セーブで辛くも失点を免れたマドリーは、左サイドに流れるムバッペとヴィニシウスを起点にチャンスを窺う。序盤にはボックス左に持ち込んだムバッペのシュートでゴールに迫ったが、その後がなかなか続かない。 前半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く。シュツットガルトが鋭いロングカウンターからウンダブのシュートがDFカルバハルにディフレクトしたボールがクロスバーを叩く決定機を作り出すと、マドリーは直後にセットプレーの競り合いの場面で相手と交錯したリュディガーがPKを獲得。しかし、微妙な接触となったこのプレーはオンフィールド・レビューの結果、ノーファウルの判定に。 そして、アウェイチームの予想以上の善戦やクルトワの再三好守によって試合は互角の状況のままゴールレスで折り返した。 迎えた後半、マドリーはバスケスを下げてミリトンを投入。カルバハルを本職の右サイドバックに戻す。すると、後半開始早々にホームチームが電光石火の先制点を奪う。 46分、ハーフウェイライン手前のチュアメニがダイレクトで右サイドの背後へ出した縦パスをDFがはじき返せずにロドリゴが完璧に抜け出す。そのままボックス内まで運んでグラウンダーの折り返しを入れると、ムバッペがうまく右足インサイドで押し込んだ。 ムバッペの公式戦3試合連続ゴールで先制に成功したマドリーは前半の苦戦とは打って変わって後半はハーフコートゲームを展開。左サイドに加えて後半は右サイドのロドリゴも効果的に攻撃に絡み、より流動的な攻めで簡単にボックス内を陥れ、際どいシーンを続けていく。だが、自分たちの時間帯で相手の心を折る追加点を奪い切れない。 一方、後半は防戦一方が続いたシュツットガルトは63分に2枚替えを敢行。ヴァグノマンとヒューリッヒを下げてチェイス・アンリ、リーダーを投入。CLデビューの日本人DFは右サイドバックでヴィニシウスとマッチアップする形に。 すると、粘りの守備で2失点目を回避したシュツットガルトがようやくクルトワの牙城を破る。68分、セットプレーの二次攻撃からファーサイドのルウェリングが折り返したボールをファーでフリーのウンダブが頭で合わせた。 一瞬の隙を突かれて追いつかれたマドリーは失点後にモドリッチ、ギュレル、エンドリッキらフレッシュなアタッカーを続けて投入。フレッシュな選手に勝ち越しゴールを託すと、この交代策が試合を動かす。 83分、左CKの場面でキッカーのモドリッチが右足インスウィングの正確なクロスを上げると、これを古巣対戦のリュディガーが打点の高いヘディングで合わせ、強烈な恩返しゴールとした。 さすがの勝負強さで勝ち越しに成功したマドリーはゲームコントロール優先の試合運びにシフト。さらに、試合終了間際の95分にはロングカウンターから長い距離をドリブルで持ち上がったエンドリッキが周囲の味方をオトリにペナルティアーク付近で左足を振り抜くと、グラウンダーの鋭いシュートがGKニューベルの手をはじいてゴールネットに突き刺さった。 そして、ラウール・ゴンサレスのクラブ最年少ゴール記録を更新するエンドリッキの18歳と58日でのCLデビュー弾でダメ押しの王者マドリーが善戦のシュツットガルトを振り切って開幕白星スタートを飾った。 レアル・マドリー 3-1 シュツットガルト 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(後1) アントニオ・リュディガー(後38) エンドリッキ(後50) 【シュツットガルト】 デニス・ウンダブ(後23) 2024.09.18 06:21 Wed
3

「足速すぎ!」「F1マシンのよう」約15m前方の相手に走り勝ってゴールのブラヒム・ディアス「オブラクはスプリントに慣れていない」

レアル・マドリーのスペイン代表MFブラヒム・ディアスが、アトレティコ・マドリー戦のゴールを振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 10日にサウジアラビアで行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ準決勝で、アトレティコ・マドリーと対戦したレアル。ブラヒム・ディアスは3-3の同点で迎えた後半の82分から途中出場すると、4-3とリードして迎えた延長後半アディショナルタイムに試合を決める5点目を決めていた。 ブラヒム・ディアスのゴールが生まれたのは、アトレティコのコーナーキックから。1点を追うアトレティコはGKヤン・オブラクもゴール前に上がり同点を目指したが、ゴール前にこぼれたボールをマドリーのFWホセルがクリアすると、一気に駆け上がったブラヒム・ディアスが15mほど前にいたオブラクを抜き去り、そのままボールを奪取。無人のゴールへグラウンダーのロングシュートを流し込んでいた。 普段の試合では長い距離をスプリントすることがないGK相手とはいえ、約15m後ろからの競争に勝ってゴールを決めたブラヒム・ディアスには、「足速すぎ!」、「はえええええ」、「F1マシンのよう」、「こんなにも速かったのか」と称賛の声が寄せられていた。 また、ブラヒム・ディアスも試合後にこのゴールを振り返っている。 「僕は足が遅いわけじゃない。オブラクがゴールにいないのが見えたし、彼はスプリントに慣れていないから、競争に勝つことができたよ。最後まで情熱を持って戦い抜いた。これはファミリー全体がそうであり、クラブ全体がそうなんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ブラヒム・ディアスが約15m前の相手を抜き去りゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="et" dir="ltr">Pole. <a href="https://t.co/JDMYNbP8eY">pic.twitter.com/JDMYNbP8eY</a></p>&mdash; Real Madrid C.F. (@realmadrid) <a href="https://twitter.com/realmadrid/status/1745211579077886312?ref_src=twsrc%5Etfw">January 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.11 17:05 Thu
4

ムバッペがメンバー入り!マドリーがリール戦に向けた招集メンバー発表【CL】

レアル・マドリーは9月30日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のリールに向けた招集メンバーを発表した。 17日に行われた初戦のシュツットガルト戦を快勝したマドリー。第2節では初戦で守田英正の所属するスポルティングCPに敗れたリールとのアウェイゲームに臨む。 連勝を目指すチームは、FWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエス、MFルカ・モドリッチ、MFジュード・ベリンガム、DFアントニオ・リュディガー、DFダニエル・カルバハルら主力を順当に招集。 また、左大腿二頭筋の損傷で3週間程度の離脱と報じられていたFWキリアン・ムバッペもメンバー入りを果たした。 一方、アトレティコ・マドリー戦で負傷した守護神ティボー・クルトワや負傷中のDFダビド・アラバ、MFダニ・セバージョス、ブラヒム・ディアスがメンバー外となった。今回招集された21名のメンバーは以下の通り。 ◆レアル・マドリー招集メンバー GK アンドリー・ルニン フラン・ゴンサレス セルヒオ・メストレ DF ダニエル・カルバハル エデル・ミリトン ルーカス・バスケス ヘスス・バジェホ フラン・ガルシア アントニオ・リュディガー フェルラン・メンディ ハコボ・ラモン MF ジュード・ベリンガム エドゥアルド・カマヴィンガ フェデリコ・バルベルデ ルカ・モドリッチ オーレリアン・チュアメニ アルダ・ギュレル FW ヴィニシウス・ジュニオール キリアン・ムバッペ ロドリゴ・ゴエス エンドリッキ 2024.10.01 00:10 Tue
5

モロッコ代表に新たに2人の強力アタッカー加入…ブラヒム・ディアス&ベン・セギルが初招集

モロッコ代表の前線に強力な2選手が正式に加わることになった。 王立モロッコサッカー連盟(FRMF)は13日、今月末の国際親善試合に臨むモロッコ代表を発表。この24名の招集メンバーに、レアル・マドリーMFブラヒム・ディアス、モナコMFエリーズ・ベン・セギルが初招集された。 モロッコ人の父親とスペイン人の母親の元でスペインで生まれ育ったディアスは、マンチェスター・シティ、レアル・マドリー、ミランと世界屈指の強豪クラブで研鑽を積んできた。そして、ミランでの3シーズンにおよぶレンタル期間を経て、今シーズンから復帰したエル・ブランコではここまで前線のメインキャストの一人として印象的なパフォーマンスを披露している。 この活躍を受け、過去に世代別代表でプレーし、2021年6月のリトアニア代表との親善試合でA代表デビューも飾ったスペイン代表は同選手の再招集を検討していたが、先日に父親の母国でのプレーを決断したディアスは、今回初めてワリド・レグラギ率いるチームに招集されることになった。 一方、モロッコにルーツを持ちフランスで生まれ育ったベン・セギルは、昨シーズンにモナコでプロデビューを飾った新進気鋭のアタッカー。これまでフランスの世代別代表でプレーしていたが、ディアス同様にモロッコ代表でのプレーを決断した。 なお、今回のインターナショナルマッチウィークでアンゴラ代表、モーリタニア代表と国際親善試合を戦う同国代表では、MFソフィアン・アムラバト、DFアクラフ・ハキミ、FWユセフ・エン=ネシリら主力が順当に招集されている。 2024.03.14 23:03 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly