「一生忘れられない夜」CLデビュー戦で劇的ゴールを決めたラツィオ守護神、興奮気味にゴールを振り返る「実感が湧いてない」

2023.09.20 13:20 Wed
Getty Images
ラツィオのイタリア代表GKイバン・プロベデルが自身の劇的ゴールを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。
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19日、チャンピオンズリーグ(CL)グループE第1節でラツィオはアトレティコ・マドリーと対戦。鎌田大地も先発したこの試合は29分にバブロ・バリオスがゴールを奪い、アウェイのアトレティコが先制する。
試合はアトレティコが堅守を見せてこう着状態に。このまま敗戦かと思われた中、迎えた後半アディショナルタイム5分にドラマが待っていた。

ラストプレーになると思われる左CKを獲得したラツィオは、ダニーロ・カタルディがクロス。しかし、ミスキックとなりニアサイドでクリアされるも、これを拾ったカタルディが繋いで、ボックス手前からルイス・アルベルトがクロス。すると、上がっていた守護神のイバン・プロベデルがドンピシャヘッド。見事なゴールを叩き込み、ラツィオが土壇場で同点に追いついた。

CLデビュー戦で劇的な同点弾を決め、チームに勝ち点1をもたらせたプロベデル。PKを含めても史上3人目、PKを除けば2人目の偉業を達成した中、自身のゴールを振り返った。
「一生忘れられない夜だ。特に、負けるには値しない試合を同点にすることができたのでとても嬉しい。まだ実感が湧いていないよ」

「後になって、チャンピオンズリーグで得点したことに気がつくだろう。この勝ち点は当然であり、僕たちは先に進まなければいけない」

「サッカーはパフォーマンスではなく、その瞬間が重要な時がある。最後の1秒で同点にならなければならなかったのは残念だ」

「この勝ち点が僕たちにモチベーションと熱意、勢いを与えてくれることを願っている」

また、自身はセリエBのユーベ・スタビア時代、2020年2月7日のアスコリ戦で今回と同じような同点ゴールを記録。「僕はすでにセリエBで同じような形でゴールを決めていた。ジャンプして、ゴールを決めた」と、当時を振り返り、興奮を隠せない様子だった。



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