リバプール戦で無謀タックル受けたR・ペレイラが骨折の重傷…選手&指揮官は判定に怒り

2021.12.27 07:30 Mon
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レスター・シティのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラが、リバプール戦で重傷を負ったことが分かった。リカルド・ペレイラは22日に行われたEFLカップ準々決勝のリバプール戦に先発出場。しかし、前半序盤の10分にリバプールMFタイラー・モートンから左足に危険な両足タックルを見舞われた。その後、前半終盤までプレーを続けた同選手だったが、42分にMFマーク・オルブライトンとの交代でピッチを後にしていた。
そして、その試合から4日後に行われたプレミアリーグ第19節のマンチェスター・シティ戦後にチームを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、同選手が前述のファウル被害によって左足の腓骨に骨折を負ったことを明らかにした。

さらに、モートンの無謀なタックルに対して、レッドカードではなくイエローカードしか出なかったことに対しても改めて苦言を呈している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「リカルド・ペレイラは6週間から8週間の離脱となるだろう」
「彼がこれまでどれだけ頑張ってきたかを考えると、とても残念だ」

「審判がああいったファウルを見逃すのは信じがたい。それは腓骨の骨折だった。それでも、最悪の状況は免れた」

また、2020年3月に負ったヒザ前十字じん帯(ACL)断裂の重傷を負って以降、ベストコンディションを取り戻すことに苦労してきた中、キャリアを終わらせかねない危険なタックルを浴びることになったリカルド・ペレイラは、自身の公式『インスタグラム』を通じて、アンディ・マドリー主審やVAR担当を含めたリバプール戦でのレフェリングに憤りを示している。

「見方。復帰戦で負傷交代したことは不運だと僕の一部では感じるかもしれない。だけど、シーズンを終わらせる可能性のあるタックル、ACLに影響を与えかねないものだったことを考えれば、少しの間離脱することになるにしても、大きな問題にならなかったことは幸運だと感じるべきかもしれない」

「それはあくまで僕の見方だけど、一部の人にとってそれは単なるイエローカードに値するレベルの出来事だった」

なお、先日のトッテナム戦ではDFアンドリュー・ロバートソンに対するイングランド代表FWハリー・ケインのハードタックルに対して、レッドカードを免れたことについて憤りを示していたリバプールのユルゲン・クロップ監督だが、モートンのリカルド・ペレイラに対するファウルに関して現時点でいかなるリアクションも示していない。

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レスターに大打撃…リカルド・ペレイラがアキレス腱断裂の重傷

レスター・シティのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラが、アキレス腱断裂の重傷を負ったことが分かった。 7日に、ブレントフォードとの2022-23シーズンのプレミアリーグ開幕戦を控えるレスター。その重要な一戦に向け、公式会見に出席したブレンダン・ロジャーズ監督が最新のチームニュースを提供。 その際、先週末に行われたセビージャとのプレシーズンマッチで負傷交代したペレイラに言及。アキレス腱断裂により、すでに手術を行い6カ月程度の離脱となることを明らかにした。 「ここまで非常に良い感じで来ていたが、最後の試合となったセビージャ戦で負傷者を出してしまった」 「残念なことに、リカルド・ペレイラは最長で6カ月の離脱を余儀なくされる」 「彼はアキレス腱を断裂した。夏の間の我々のゲームアイデアの多くはサイドバック、とりわけ彼に基づいており、離脱はとても残念だ。彼はとても調子が良かっただけに、大きな打撃だ。彼は昨夜手術を受けたが、これから回復して再び強くなり、より良くなって戻ってくると確信している」 なお、ペレイラは2020年3月に負ったヒザ前十字じん帯(ACL)断裂の重傷を負って以降、ベストコンディションを取り戻すことに苦労。昨シーズンの終盤から徐々にコンディションを取り戻していただけに、同選手にとって厳しい長期離脱となった。 また、ロジャーズ監督は同じセビージャ戦で負傷交代していたFWハーヴィー・バーンズについても言及。「彼は負傷交代した。その時点ではそれほど悪いとは思わなかったが、ヒザの具合を見ると、ここから数週間は休むかもしれない」と、ペレイラに続く主力の離脱を嘆いている。 2022.08.05 23:25 Fri

レスター、主力右SBリカルド・ペレイラと契約延長!

レスター・シティは18日、ポルトガル代表DFリカルド・ペレイラ(28)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたリカルド・ペレイラは、公式サイトで以下のように喜びを語っている。 「契約延長は自然な流れだと思う。僕はここで幸せだし、クラブも喜んでくれていると思う。Win-Winな関係だよ。プレミアリーグやレスターのようなクラブでプレーすることは、若い頃の僕にはとても遠い存在だった。いま僕はこの瞬間を楽しみ、現在を楽しみ、クラブのため、自分のためにベストを尽くし続けなければならないと思っているよ」 2012年4月にヴィトーリアでプロデビューしたリカルド・ペレイラは、2013年7月に母国の強豪ポルトへ移籍。ポルトでは出場機会に恵まれず、2015-16シーズンから2年間ニースへレンタル移籍すると、ここで右サイドバックとしての地位を確立した。 ポルトに復帰した2018-19シーズンは、リーグ戦27試合に出場し2ゴール5アシストを記録。チームの5年ぶりの優勝に貢献すると、2019年の夏にレスターへ完全移籍。 レスターでは、加入初年度から右サイドバックのレギュラーとして活躍し、在籍2年半で公式戦103試合に出場し7ゴール13アシストを記録。今季はハムストリングのケガなどもあり、ここまで公式戦14試合の出場にとどまっていたが、直近のウェストハム戦では今季初ゴールを記録していた。 2022.02.19 01:40 Sat

C・ロナウドやB・フェルナンデスらポルトガル代表25名が発表《カタールW杯欧州予選》

ポルトガルサッカー連盟(FPF)は26日、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に向けたポルトガル代表メンバー25名を発表した。 フェルナンド・サントス監督は、キャプテンでエースのFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)やMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、FWベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)、GKルイ・パトリシオ(ローマ)ら主力を順当に選出した。 また、ポルトのGKジオゴ・コスタ、MFオタビオ、スポルティング・リスボンのDFゴンサロ・イナシオが初招集を受けている。 なお、負傷中のFWジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)やMFレナト・サンチェス(リール)らは選外となっている。 ポルトガル代表は欧州予選でグループAに入り、勝ち点7で首位。9月1日にホームでアイルランド代表(0pt/4位)、同7日にアウェイでアゼルバイジャン代表(0pt/5位)と対戦。また、4日に親善試合でW杯開催国であるカタール代表と対戦する。 今回発表されたポルトガル代表メンバー25名は以下の通り。 ◆ポルトガル代表メンバー25名 GK ルイ・パトリシオ(ローマ/イタリア) アントニー・ロペス(リヨン/フランス) ジオゴ・コスタ(ポルト) DF ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/イングランド) ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ/イングランド) リカルド・ペレイラ(レスター・シティ/イングランド) ラファエウ・ゲレイロ(ドルトムント/ドイツ) ドミンゴス・ドゥアルテ(グラナダ/スペイン) ペペ(ポルト) ヌーノ・メンデス(スポルティング・リスボン) ゴンサロ・イナシオ(スポルティング・リスボン) MF ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) ジョアン・モウティーニョ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ルベン・ネヴェス(ウォルバーハンプトン/イングランド) ダニーロ・ペレイラ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・パリーニャ(スポルティング・リスボン) ジョアン・マリオ(ベンフィカ) オタビオ(ポルト) FW クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス/イタリア) ゴンサロ・ゲデス(バレンシア/スペイン) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) ジオゴ・ジョタ(リバプール/イングランド) アンドレ・シウバ(RBライプツィヒ/ドイツ) ラファ・シウバ(ベンフィカ) ペドロ・ゴンサウベス(スポルティング・リスボン) 2021.08.26 21:11 Thu

ビッグ6キラーのレスターがアーセナル戦へ R・ペレイラ「一瞬で試合を変えられる選手がいる」

レスター・シティのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラが、アーセナル戦に向けた意気込みを語った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。 28日にプレミアリーグ第26節でアーセナルと対戦するレスター。リーグ戦では直近12試合で7勝4分け1敗と好調で、その中でトッテナムやチェルシー、そしてリバプールといったビッグクラブ相手にも白星を挙げてきた。 リカルド・ペレイラは、アーセナルも強力な選手が揃ったチームであると警戒しながらも、好調を維持できれば勝利につながると自信をのぞかせた。 「この調子を続けて、これから戦う手強い相手からも勝ち点を得たい。難しい試合になるだろう。でもベストを尽くせば3ポイントに手が届くはずだ」 「素晴らしい試合になると感じている。彼らは良いチームで、良い選手が揃っている。ボールを持つことを好み、一瞬で試合の流れを変えられる選手たちがいる」 「僕たちはその点に注意しなければならない。同時に最高のクオリティを示す必要もある。ホーム戦でもあるから、勝利の重要度はより高いよ」 リカルド・ペレイラはまた、前節のアストン・ビラ戦で本職のサイドバックよりも一列高い位置でプレーしたことにも言及。 「新しいことではないよ!若い頃はよくそこでプレーしていたからね。昔に戻っただけさ」 「後ろでプレーする時はポジションに気を付けながら危険なエリアを守って、何も考えず攻め上がっていた」 「前でプレーする時は少し異なっていて、より自由度が増すんだ。ゴールにも近くなるし、そのチャンスも増えるだろうね」 2021.02.28 17:45 Sun

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引退した岡崎慎司が選んだ印象に残るゴールは? 植えついたイメージを払拭したい悔しさで決めたゴール「ニューカッスル戦のオーバーヘッド」

2023-24シーズン限りでの現役引退を発表していたFW岡崎慎司(38)が、東京都内で引退会見を実施した。 清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた岡崎。ダイビングヘッドや気持ちのこもったプレー、泥臭さもあるゴールゲッターとして飛躍すると、2011年1月にシュツットガルトへと完全移籍しヨーロッパでのキャリアをスタートさせる。 その後、マインツでのプレーを経て、2015年7月にレスター・シティへと完全移籍。クラウディオ・ラニエリ監督の下で奇跡のプレミアリーグ優勝を経験。ハードワークを武器にチームの優勝に貢献していた。 その後、マラガへの移籍が成立するもプレーできないことが決まるとウエスカにそのまま移籍。カルタヘナとスペインでのプレーを経て、2022年8月にシント=トロイデンに完全移籍で加入した。 ヨーロッパで7クラブ目となったシント=トロイデンでは、2シーズンを過ごして41試合で2ゴールを記録。今シーズンはヒザのケガに苦しむこともあり引退を決断。5月17日のOHルーヴェン戦がラストマッチとなり、現役を引退した。 日本代表としても119試合で歴代3位の50ゴールを記録するなど、多くの記憶にも残る岡崎。改めて引退の理由について語り、妻の後押しがあったとした。 「引退を決めた理由は、まずはヒザのケガが一番です。昨シーズンスタートしてからずっとヒザの痛みを抱えながらプレーしていて、プレーできなくなるまで半年ぐらい痛みながらプレーしていたんですけど、その時に色々なことを考えてプレーしていました」 「試合に出たり出なかったり、『岡崎は必要だけど、こういう場面では使えない』という話などをフィンク監督と話して、そうだよなと思いながら、そういうシチュエーションが増えて、練習では若い日本人やベルギー人選手がいて、これから上を目指す彼らと話をして、リスペクトをしてもらっていた中で、自分は凄く悔しい思いをしながら練習や試合をしていました」 「彼らが気を遣うというより、自分がもっと要求できる、あの頃ならもっとこういうプレーができたよなと、毎練習、毎試合思いながら、俺だったらもっとあそこ行けると。でも試合では、そういう動きがだんだんできなくて、その繰り返しを昨シーズンずっと続けていましたが、12月前半にプレーできないぐらいのケガになり、サッカー人生で初めて辞めたいと思いました。そこで、これが引退なのかなと自分が燃え尽きてしまった。今まで諦めたことは一度もなかったんですが、諦めると決断した時に、引退するという気持ちと、このまま終わりたくないという気持ちが芽生えていて、サッカー選手の続きをヨーロッパで作っていきたいと考えた時に、サッカー選手じゃないなと自分の中で決めてしまいました」 「自分は決めてしまうと一直線になってしまう人間だとその時に改めて感じて、引退しました。初めて奥さんに話した時、『絶対に早くみんなに言って』と言われて。自分はシーズン最後までやっていきなり辞めても良いかなと相談したら、『応援してくれた人に伝えるべきだ』と言われて、2月ぐらいに発表しました」 「みなさんが自分のイメージをどう思っているか分からないですが、僕はあまりみんなのため、ファンのためというのではなく、自分がこうしたいという思いでやってきて、サッカー選手としてわがままにやって家族にも迷惑をかけました。それでも、それを貫いて最後までやり切ろうと決めました。挑戦の続きが自分で作れると思ったからこそ辞められたというのもあって、自分の中ではポジティブな形で結論に至った感じです」 ヨーロッパで13年半プレーした岡崎。最後は体が悲鳴を上げてしまうという結果に終わったが、キャリアを振り返り、有言実行にならなかったと語った。 「後悔だらけと言いますか、自分が目標として口にしたことはほとんど達成できていないです。ワールドカップ優勝、北京オリンピック、プレミアリーグ2桁、ビッグクラブでもプレーしていません。セリエAでプレーしたい、4大リーグでプレーしたいということも達成できませんでした」 「40歳まで現役を続けるというのが最後の目標を決めていたんですけど、ワールドカップもワンチャンあると思っていて。でも、今回決断したということで、やってきたことには後悔はないですけど、ほとんど記憶に残っているのは悔しさだけです。でも、ここまで来れることを想像していたかというと、そうではないので、ということはやってきたことは間違いではなかったかなと。次の人生で先を見れたらなと思っています」 それでも、記憶に残り、そしてプレーヤーとしてだけでなく人間性も多くの人に愛された岡崎。現役ラストマッチでは、相手チームも加わり、花道で送り出された。 「想像していなくて、当日もフィンク監督が『最後前半20分で良いだろう』と話していて、僕は『20糞じゃダメだろ』と会話しました。練習もほとんど参加していなくて、最後の1週間だけ参加していました。監督も自分のコンディションを考えてそう言ってくれたんだと思うんですけど、自分はそこをターゲットにしてラスト5カ月やっていたので、監督と話して45分出て。監督は後半に代えることを決めていて、ラスト5分出ました」 「これで終わりかと思っていたんですが、ああいう風に両チームにやってもらえる、胴上げもそうですけど、やってきて良かったなと思えたというのが良い終わり方だったなと。シント=トロイデンの選手たち、ルーヴェンの選手たちにも感謝したいです。あれは1人のシント=トロイデンの2ndGKが言ってくれたみたいなんですが、そういう人がいなければあれもなかったと。リスペクトされて終わったのかなと思います」 その岡崎だが、周りのことを考えてプレーしてはこなかったと明かした。 「愛されているかどうかも分からないですが、自分自身は結構一直線に自分がやりたいことをやっていて、正直に自分が酷い人間だなと思うこともありますし、失敗ばかりしたり、近い人であればあるほど迷惑をかけているんだろうなと」 「ただ、自分がやることに対して責任を持つということは、間違いなくやっていますし、関わってくれた人に対して損はさせたくない、応援してくれた人に対しては自分の最後を見せたい、姿を見せたいという責任や覚悟は誰よりも持っているかと思います」 岡崎のキャリアを振り返る上では欠かせないのレスター時代。プレミアリーグでの奇跡的な優勝を成し遂げた一員となり、岡崎のクラブキャリアでは1部リーグでのタイトルはこの1つとなる。 「嬉しかったというのは本音の部分で、優勝決まる直前までは、点を取りたい、でもチームのためにやらなきゃいけないということばかりを考えて、試合に出ることに必死になっていたシーズンでした」 「優勝が決まる前にトッテナムとチェルシーの試合を(ジェイミー・)ヴァーディーの家に観に行ったときまではあまり考えていなかったんですが、あるかもしれないとなってきた時に、『優勝するんか』というのが自分の中にあって、優勝するのはこういう気持ちなんだということを感じました」 「ウエスカでのスペイン2部での優勝も凄く嬉しかったんですが、レスターでの優勝は他の人の記憶にこれまでも残ると思うんですけど、そこに関われたことは本当に嬉しいです」 ハードワークの印象が強い岡崎だったが、そこは生粋のストライカー。チームに求められることをやる一方で、自身に対しての期待が前線からの守備ということに葛藤があったという。クラブレベルで一番記憶に残っているのもレスターでの試合だった。 「ほぼ全部印象に残っています。クラブでいうと、優勝したレスターでのシーズンのニューカッスル戦のオーバーヘッドですかね。プレミアリーグでフィットするというために、ハードワーク、チームの潤滑油が一番に認められてしまったがために、45分や60分で交代させられるという数がめちゃくちゃ多かったシーズンです」 「ある意味、その悔しさは自分しか知らず、周りはあまりそういうことはわかっていなくて、どう証明するかというとゴールしかなかったです。ストライカーであるということだけではなく、監督や選手に岡崎はこういう選手だというのを超えたい。自分の人生は海外では特にそうやってきました。印象的なゴールとしては、あのゴールが残っています」 <span class="paragraph-title">【動画】岡崎慎司が選んだ印象残るオーバーヘッド!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="i4_F3NsIgNs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.17 21:25 Mon

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マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督(54)が来季の続投見通しを認め、その経緯を語った。 ユナイテッドを率いて2年が過ぎ、初年度のカラバオカップに続いて、今季もFAカップのタイトルに導いたテン・ハグ監督。最終的に来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を手にしたが、プレミアリーグに目を向ければクラブワーストの8位で終戦したほか、チャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ最下位に終わった。 ケガ人の多さも大きく影響した1年ではあったが、ユナイテッド内では共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏のもとで新組織となり、テン・ハグ監督の進退も不透明に。そのなかで、解任されるのではとの見方が強く、後任探しの動きも取り沙汰されたが、最近では今季総括を経て、留任の見通しと報じられる。 イギリス『BBC』によると、渦中のオランダ人指揮官は母国のテレビ局『NOS』でその件にこう述べたという。 「私がイビサ島で休暇を過ごしていると、クラブの経営陣はその私のところまで来た。突然のことだったが、私の目の前に現れ、彼らから続投させたいと言われたんだ」 「マンチェスター・ユナイテッドは(後任候補の1人に浮上したトーマス・)トゥヘルと話をしたと言ったが、最終的にもうベストな監督がいるとの結論に達したと説明した」 「『INEOS』は時間をかけているが、新しくフットボール界に参入したばかりで、シーズンを振り返るのもごく普通のこと。複数の後任候補と話をしたのは周知の事実だ」 そう明かしたテン・ハグ監督は続投に伴ってクラブと来季までの契約を巡り、延長交渉も噂に。その件にも口を開いた。 「マンチェスター・ユナイテッドと私は新契約に関してまだ合意していない。簡単にいくものでもないし、まだ話し合わないといけない」 2024.06.17 12:55 Mon

リバプールが2季連続シュツットガルト主将引き抜きか…ドイツ代表CBが獲得候補に

リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon

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