3年間で総合値「30」もアップ、ゴール量産のハーランドの進化が驚異的

2021.09.16 20:25 Thu
Getty Images
次世代のサッカー界を牽引していくと見られている2人のストライカー。1人は、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペだ。若くしてその才能を見出され、PSGやフランス代表でも活躍。そのムバッペは、10月1日に発売される人気サッカーゲーム『FIFA 22』のパッケージに採用。2作連続の採用は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに続く3人目の快挙となった。

世界最高峰の2人に次ぐスター性が見込まれているムバッペだが、急激に評価を上げている1人はドルトムントノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだろう。
圧倒的な得点力を誇るハーランドは、ドルトムントでの在籍1年半で公式戦66試合に出場し66ゴール19アシストと1試合1ゴールのペース。また、ドルトムント移籍に繋がったザルツブルクでも1年間の在籍で公式戦27試合で29ゴール7アシストと、1試合1ゴール以上の結果を残している。

文句のつけようがない活躍を見せるハーランドだが、ムバッペがパッケージになっている『FIFA 22』でも驚きの数字を記録していた。
最新作でのハーランドの能力値は「88」に設定されているが、3年前のマルメ時代は「58」と、3年間で「30」も評価を上げているのだ。

『FIFA』シリーズでは「Pace(スピード)」、「Shooting(シュート)」、「
Passing(パス)」、「Dribbling(ドリブル)」、「Defending(ディフェンス)」、「Physical(フィジカル)」の6つの大きな数値で選手の評価が決まるが、ハーランドは全ての数値が飛躍的に伸びている。

特に伸びているのは「シュート」だ。3年前は「57」という評価だったが、今回は「91」と高い数値を記録し、一流のストライカーと認めら得た証拠だろう。

また、スピードは「68」から「89」、パスは「44」から「65」、ドリブルは「58」から「80」、ディフェンスは「18」から「45」、フィジカルは「62」から「88」と評価が上がっているが、シュートが最も伸びていることとなる。

ちなみに、ムバッペは総合値が「90」だが、シュートは「88」とハーランドの方が上。ゲームだけではなく、実際にも2人がコンビを組む日は来るのだろうか。

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板倉滉にドルトムントが強い関心? 19.5億円で移籍成立と現地報道

今夏のステップアップが噂されるボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)だが、ドルトムントが熱心に関心を寄せているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。そのままオランダのフローニンヘンへ2度のレンタル移籍を経験すると、その後はシャルケにレンタル移籍。2022年7月にシティでは1度もユニフォームに袖を通すことなく、ボルシアMGに完全移籍で加入した。 シャルケをブンデスリーガ昇格に導いた能力の高さを買われた板倉は、ブンデスリーガでも遺憾なくその能力を発揮。守備の要としてプレーし、負傷離脱する時期もあったが、3シーズン目を迎えて公式戦通算78試合で7ゴール3アシストを記録している。 契約が残り1年となる板倉だが、今夏のステップアップが噂されており、ドイツ国内をはじめ、イングランドやスペイン、フランス、オランダからも関心があると報じられていた。 そんな中、『ビルト』はドルトムントが板倉に強い関心を持っていると報道。ドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(25)が左ヒザ半月板損傷で長期離脱中に加え、ニコ・コバチ監督が採用する3バックには板倉が最適と考えているとのこと。ボルシアMGは1200万ユーロ(約19億5000万円)での売却を認めるとされており、ドルトムントが支払えば成立する状況のようだ。 シュロッターベックが復帰して以降は良き阿防になるとも考えられており、ドルトムント戦では先日に対戦時にドリブルでの持ち上がりから圧巻のゴールを決めたばかり。ドルトムントが来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得すれば、より実現性が高まるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】こんなCBは見たことない!板倉滉の圧巻ドリブル突破で見事なゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="utS5TDINxO0";var video_start = 10;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.30 20:25 Wed
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ベンフィカのヴァイグルがドルトムント時代を回想「誰も僕のことは知らなかった」

ベンフィカの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、ドルトムント時代を回想した。ドイツ『キッカー』が伝えている。 ヴァイグルは2015年夏に1860ミュンヘンからドルトムントへ加入。当初は無名の存在だったが、トーマス・トゥヘル監督(現チェルシー指揮官)の下で主軸に抜擢さ飛躍を遂げた。 トゥヘル監督がクラブから去った後も主力としてチームを支えたが、クラブでの序列は徐々に低下。こうした状況を受け、2020年12月に移籍金2000万ユーロ(現レートで約25億7000万円)でベンフィカに完全移籍を果たした。 ベンフィカでは出場機会に恵まれない時期もあったが、今シーズンは主力として公式戦30試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナを上回り決勝トーナメント進出を果たすなど、充実の時間を過ごしている。 ドイツ『キッカー』のインタビューに応じたヴァイグルはドルトムント時代を振り返り、トゥヘル監督との関係に言及。同時に、加入当初でまだ無名だった時代のエピソードを明かした。 「彼は僕のキャリアの中で、とても重要な監督だった。ドルトムントに加入する前は、1860ミュンヘンから段階的にステップアップしようと思い、代理人と一緒にクラブを探していたんだ。フライブルクやマインツとも接触していたよ。そうしたら、そこにビッグなドルトムントが声をかけてきた」 「トーマス・トゥヘルと話をしたとき、彼はまず僕が選手としてどうあるべきかを説明してくれたよ。それがとても印象的だったね。そして、僕には試合に出られるチャンスがあると言ってくれた」 「ドルトムントに来てすぐ、ジャージを買おうと思ってファン・ストアに行ったんだ。そこで、『選手割引はありますか』と尋ねると、「どこでプレーしているの? ユース? リザーブリーグ?』って聞かれたよ。誰も僕のことは知らなかったね」 また、ヴァイグルは2015-16シーズンのブンデスリーガで「218」のボールタッチを記録し、元スペイン代表MFのシャビ・アロンソ氏が持っていたブンデスリーガ最多ボールタッチ数を更新したことに言及。現在も破られていない記録について、誇りに思っていると語った。 「あの時は試合中そのことにまったく気づかなかった。今でもよく聞かれるし、もちろん誇りに思っているよ。シャビ・アロンソは僕にとってのお手本だからね。そしてもし、誰かが僕に追いつくことがあるなら、その人物はそれに値するということだ」 2022.01.25 18:46 Tue

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