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町田対秋田戦の2次元視野の限界/六川亨の日本サッカー見聞録

ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)の森下源基元社長(82歳)が4月30日に肺炎のため死去したことが昨日報じられた。読売クラブ時代に副社長を、1994年から98年まではヴェルディ川崎の社長を務め、Jリーグ誕生前にはブラジルのサントスから三浦知良と三浦泰年の兄弟を獲得し、クラブの黄金時代を築いた。 Jリーグの川淵三郎 2023.05.05 13:00 Fri
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シーズン移行の疑問点/六川亨の日本サッカー見聞録

Jリーグは4月25日の理事会後の会見で、現在の春秋制から秋春制へのシーズン移行を検討していることを報告した。シーズンを移行するかどうかの結論は今年中に出し、Jリーグ理事会の多数決で決定するという。 正直なところ、シーズン移行を蒸し返すのは拙速に過ぎるし、「結論ありき」の議論という印象が拭えなかった。 元々は 2023.04.27 18:00 Thu
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Jリーグ30周年アウォーズのベストゴールは?/六川亨の日本サッカー見聞録

早いか遅いかは個人の感じ方の違いだが、93年にスタートしたJリーグ(当時)は今年で30周年を迎える。確か10年前も、20周年記念としてファン・サポーターからのベストイレブンやベストマッチなどの投票が行われた。しかしながら記念行事としては大東和美チェアマンが主催したJリーグ関係者やスポンサーなどを招待したパーティーだった 2023.04.21 13:00 Fri
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名古屋vs浦和の見解の相違と町田vs秋田の誤審/六川亨の日本サッカー見聞録

3月9日のJ1リーグ、名古屋対浦和戦のことだった。浦和のサポーターが立ち入り禁止エリアへの侵入や警備員への威嚇、脅し行為があったと名古屋が公表。浦和も一部の行為を認めて当該サポーターへの処分を発表した。ところが12日、名古屋の情報発信について浦和は見解の食い違いがあるとして、座席の移動に伴う当該行為に至るまでの両チーム 2023.04.13 19:30 Thu
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日本代表のポテンシャルとは?/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)の技術委員会が4月6日に開催され、終了後に反町康治技術委員長がズームでメディアとの会見に応じた。3月のウルグアイ、コロンビアとのキリンチャレンジカップ2023については、「マッチメイクに焦ったが、意味ある2試合だった。挑戦なくして前進はない。スタートとしてランク上のチームなので上手くいかないが 2023.04.07 22:15 Fri
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歴史は繰り返す~イスラエルの入国拒否でインドネシアの開催権を剥奪/六川亨の日本サッカー見聞録

「スポーツと政治は別物」と言われたが、それは幻想に過ぎないことをサッカーの歴史が証明している。さらに最近ではIOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が、ロシアとベラルーシの選手について、個人参加であればパリ五輪に出場できる可能性を示唆して欧州から猛反発を食らっている。 サッカーに関して言えば、2月1 2023.03.31 14:30 Fri
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日本対ウルグアイ戦戦評/六川亨の日本サッカー見聞録

ウルグアイ代表を招いてのキリンチャレンジカップ2023が3月24日に開催され、日本はMFフェデリコ・バルベルデに先制点を奪われたものの、交代出場のMF西村拓真の同点弾で1-1のドローに持ち込んだ。 カタールW杯から約3ヶ月、森保ジャパン第2クールの初戦だったが、試合そのものは「こんなものだろう」という想定内の内容 2023.03.25 20:30 Sat
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ウルグアイ戦のスタメン予想と使って欲しい選手/六川亨の日本サッカー見聞録

3月15日にキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表26名が発表された。とはいえ翌16日のネットのスポーツニュースでは、WBCの話題でもちきり。ただのメンバー発表と、同日夜にイタリアとの準々決勝に臨む侍ジャパン。ましてや大谷翔平が先発とくれば、SAMURAI BLUEも太刀打ちできないのは仕方のないところ。 2023.03.16 19:45 Thu
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FW起用の松木が新境地を開くか/六川亨の日本サッカー見聞録

昨日9日の夜は、スポーツファンは大いに盛り上がったのではないだろうか。18時過ぎからワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のテレビ中継がスタート。19時30分過ぎには始球式を行った森保一監督のズーム会見もメディア向けに行われた。 そして侍ジャパンはチャンスを迎えながらもなかなか追加点を取れない展開で、21時 2023.03.10 19:30 Fri
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新ミュージアムに期待したいこと/六川亨の日本サッカー見聞録

日本サッカー協会(JFA)が、今年の6月で現在のJFAハウスから飯田橋にあるトヨタ自動車東京本社ビルに移転するのはご存じだろう。同じくJリーグ事務局は、Jリーグタイトルパートナーである千代田区の明治安田生命本社ビルへと移転する。 Jリーグはスポンサーとの結びつきをより強固にできるだろうし、JFAは“縁”のある文京 2023.03.02 21:00 Thu
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VARもジャッジは人間のため誤審は避けられないか/六川亨の日本サッカー見聞録

すでに当サイトでも既報の“誤審問題"である。扇谷健司審判委員長が22日に臨時のメディアブリーフィングを開催して事実経過を報告した。 問題のシーンは後半29分、広島の左CKで起きた。野津田岳人のクロスをDF佐々木翔がフリック。これをMF川村拓夢がヘディングでゴール右スミに叩きつけた。札幌GK菅野孝憲は左足で掻き出し 2023.02.25 11:30 Sat
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Jリーグ30周年の開幕と木之本会/六川亨の日本サッカー見聞録

30周年を迎えるJリーグが17日に開幕した。“金J”ということで1試合限定の開幕戦、さらに横浜FM対川崎Fという昨シーズンの1位と2位による神奈川ダービーとあって、2万人を超えるファン・サポーターが詰めかけた。 試合はというと、いつものようにボールを保持して攻めたい川崎Fに対し、横浜FMは試合開始から強烈なプレス 2023.02.18 21:45 Sat
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キリン杯にW杯メンバー招集の是非/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)は、3月28日にヨドコウ桜スタジアムで開催するキリンチャレンジカップ2023の対戦相手がコロンビアに決まったと発表した。24日に国立競技場で開催される試合に関しては、ウルグアイやアルゼンチンの名前が取り沙汰されているものの正式なアナウンスはまだない。 とはいえ3月のヨーロッパ勢はEURO 2023.02.10 17:30 Fri
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山本昌邦ナショナルチームダイレクターの役割とは?/六川亨の日本サッカー見聞録

JFA(日本サッカー協会)の技術委員会は2月2日に技術委員会を開き、会議後に反町康治技術委員長がズームでの記者会見に応じた。 この会見で反町技術委員長は、新たにナショナルチームダイレクター(NTD)を復活させることを明らかにし、96年アトランタ五輪や02年日韓W杯で代表コーチを務め、04年アテネ五輪では監督として 2023.02.03 19:30 Fri
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Jリーグ、今シーズンからオフサイドの判定に3Dを導入/六川亨の日本サッカー見聞録

Jリーグの2023シーズンのレフェリングのスタンダードを説明する、毎年恒例の『レフェリーブリーフィング』が1月27日に夢フィールドで開催された。 今シーズンのJ1リーグでの大きな変更点は、オフサイドラインの判定に3Dが採用されることだ。これまでは2台のビデオカメラによる2Dで確認してきた。16mのラインによる確認 2023.01.27 21:50 Fri
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フットボールカンファレンスからオランダの凄さを実感/六川亨の日本サッカー見聞録

今週の「見聞録」は月曜のコラムに引き続き、第13回フットボールカンファレンスから興味深い報告があったので紹介したい。 まずは反町康治技術委員長の報告だ。同氏はカタールW杯の“指標"として「ハイ・インテンシティとコンパクトネス」を掲げた。 「ハイ・インテンシティ」とは時速20㎞以上のスピードでプレーすることを 2023.01.19 22:00 Thu
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ジャンルカ・ヴィアッリの訃報に接して/六川亨の日本サッカー見聞録

「訃報は続く」と言われるが、昨年末のペレに続いて1月8日には元ブラジル代表のストライカー、ロベルト・ディナミッチが腸癌のためリオデジャネイロの病院で死去した。68歳での他界は、やはり早いと言っていいだろう。 彼の名を初めて知ったのは78年アルゼンチンW杯だった。登録名(本名)はロベルト・ジ・オリヴェイラだったが、 2023.01.13 16:30 Fri
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インファンティーノ会長の見当違い/六川亨の日本サッカー見聞録

1月2日と3日、85歳で死去したペレの葬儀がサントスのホームスタジアムで行われ、数千人のファン・サポーターが弔問に訪れて別れを惜しんだ。その後は家族葬が営まれ、同スタジアムを見下ろせるメモリアル・ネクロポール・エキュメニカ墓地に埋葬された。 ただ、葬儀の際に参列したFIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファ 2023.01.06 23:25 Fri
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森保監督契約延長に見る忖度は? 気になる具体的事例のレポート/六川亨の日本サッカー見聞録

年末も押し迫った12月28日、JFA(日本サッカー協会)は午前中に臨時の技術委員会と臨時理事会を立て続けに開催し、森保一氏に26年アメリカ・カナダ・メキシコ共催のW杯までサムライブルーの監督の契約延長を提示。森保氏も受諾したため仮契約を済ませ、17時30分から緊急の記者会見を開催した。 唐突な記者会見ではあったが 2022.12.30 20:00 Fri
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W杯のMVPミニヒストリーとOB会/六川亨の日本サッカー見聞録

W杯出場5度(06年〜22年)はローター・マテウス(82年〜98年)らと並んで最多タイ、そして通算出場試合数はマテウス(ドイツ)を抜いて1位の26。10代、20代、30代の各年代でゴールを決めたのも史上初。そしてW杯通算得点は、1位のミロスラフ・クローゼ(ドイツ)の16点に3点及ばず13ゴールだが、それでもペレを抜いて 2022.12.22 22:00 Thu
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オランダは無敗で大会を去り、王者フランスは苦戦もベスト4へ/六川亨の日本サッカー見聞録

帰国後の会見でキャプテンの吉田麻也は、「いままでで一番短いワールドカップだったんですけど、一番楽しかったです」と大会を振り返った。彼の言葉にもあるように、今大会はこれまでの“中4日”での連戦ではなく“中3日”の連戦で、それはグループリーグからノックアウトステージのラウンド16まで変わることなく続けられた。 選手は 2022.12.11 22:00 Sun
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スペイン戦振り返りとラウンド16展望/六川亨の日本サッカー見聞録

グループリーグが終わってみれば、“波乱の主役”は日本だったと言っても過言ではないだろう。フランスがチュニジアに、ブラジルがカメルーンに負けたのも意外だったが、すでにグループリーグ突破を決めており、両チームともスタメンを9人も入れ替えたのだから「必然」とも言える。 同じ過ちは日本もコスタリカ戦で犯したが、同じミスを 2022.12.03 17:00 Sat
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カタールW杯、日本対コスタリカ戦を検証/六川亨の日本サッカーの歩み

「机上の空論」あるいは「取らぬ狸の皮算用」という言葉がある。 コスタリカが日本を相手に[5-4-1]で守備を固めてカウンター狙いで来ることは十分に想定できた。スペイン戦も0-3で迎えた後半は5BKにして守備を固めたが、それでもスペインのパスワークに翻弄されて4失点した。 日本がスペインのようなパスワークを駆 2022.11.29 22:35 Tue
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カタールW杯グループリーグ第1節総評/六川亨の日本サッカー見聞録

11月20日に始まったカタールW杯は、現地時間24日の4試合で各グループとも2試合を消化した。今回は序盤戦の戦いから大会全体を眺めてみたい。 開幕戦ではW杯初出場の開催国カタールが、いいところなくエクアドルに0-2と完敗した。日本が初出場した98年フランス大会の初戦、アルゼンチン戦のように「何をしたらいいのか」わ 2022.11.26 10:30 Sat
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フランクフルト戦での浦和の大卒ルーキーは新鮮な発見/六川亨の日本サッカー見聞録

元日本代表のキャプテンである長谷部誠が率いるE・フランクフルトと、彼の古巣である浦和レッズが激突した「さいたまシティカップ」が16日に埼玉スタジアムで行われ、浦和が4-2の勝利を収めた。 浦和サポーターお目当ての長谷部は左膝の負傷からか、出場したのは後半30分過ぎ。リベロではなく3-4-3の右ボランチに入ったもの 2022.11.18 13:05 Fri
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俊輔引退会見で知ったセリエA移籍の真相/六川亨の日本サッカー見聞録

カタールW杯に臨む国内組6名、長友佑都、権田修一、谷口彰俉、山根視来、相馬勇紀、町野修斗は昨日9日、無事にドーハへ到着したとJFA(日本サッカー協会)から連絡が来た。もう1人の国内組である酒井宏樹は事情により出国が1日遅れたものの、明日には合流していることだろう。(※編集部注:酒井も無事に合流済み) そんな国内組 2022.11.12 22:30 Sat
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キング落選に見る最終メンバー選考の難しさ/六川亨の日本サッカー見聞録

いよいよカタールW杯に臨む日本代表メンバー26名の発表が11月1日に迫ってきた。ネットでも元代表選手がセレクトされる最終26人を予想しているものの、かなり"苦戦"を強いられているようだ。 というのもこれまで森保一監督はほぼ固定されたメンバー、いわゆる「ラージグループ」からの選手選考がほとんどだったため、「サプライ 2022.10.30 19:00 Sun
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中村俊輔の引退で忘れられないFKとCK/六川亨の日本サッカー見聞録

現役選手である以上、いつかはユニホームを脱ぐときが来る。「稀代のファンタジスタ」である中村俊輔(44歳)も、今シーズン限りでスパイクを脱ぐことを表明した。すると日本代表のチームメイトである遠藤保仁や中村憲剛らをはじめ、海外からも彼の引退を惜しむ声が寄せられると同時に、印象に残るFKの数々をプレイバックしていた。 2022.10.20 21:10 Thu
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過去にもあった相手スローインを奪っての得点/六川亨の日本サッカー見聞録

J1リーグは横浜Mの優勝が濃厚かと思われたものの、雲行きが怪しくなってきた。2位の川崎Fの結果次第だったとはいえ、優勝に“王手"をかけながらホームで残留争いの渦中にあるG大阪(17位)と磐田(18位)にまさかの連敗。対照的に川崎Fは苦しみながらも清水と京都に連勝した結果、一時は8あった勝点差は2まで縮まった。 残 2022.10.14 22:20 Fri
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ACLのシーズン移行に疑問、Jのシーズンはどうすべきか/六川亨の日本サッカー見聞録

AFC(アジアサッカー連盟)は8月1日、来シーズンのACL(AFCチャンピオンズリーグ)を現行の春秋制から秋春制へ移行する日程を発表した。来シーズンのACL1次リーグは9月に開幕し、決勝は2024年5月11日と18日に行われる予定だ。 これまでも「シーズン移行」については幾度となく議論が重ねられ、そのたびに結論は 2022.08.12 23:00 Fri
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