ウェストハムがロペテギ新監督招へいを発表…「このクラブに名を刻めるよう努力する」

2024.05.23 19:47 Thu
1年ぶりのプレミア帰還となるロペテギ
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1年ぶりのプレミア帰還となるロペテギ
ウェストハムは23日、フレン・ロペテギ氏(57)の新監督就任を発表した。同氏は7月1日から正式にクラブを率いることになる。

昨シーズンはクラブ史上初のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)制覇を成し遂げたウェストハム。しかし、今シーズンのプレミアリーグでの9位という戦績や、74失点という脆弱な守備といった振るわないチームパフォーマンスを鑑みて、デイビッド・モイーズ監督の今季限りでの退任を決断。

その後任に関しては一時スポルティングCPのルベン・アモリム監督が最有力候補に挙がっていたが、最終的には前ウォルバーハンプトン指揮官となった。
これまでポルトやスペイン代表、レアル・マドリー、セビージャなどの指揮官を歴任したロペテギ氏は、2023年8月まではウルブスを指揮。しかし、今シーズンはフリーの状態が続き、今夏はステファノ・ピオリ監督の後任として、ミランが招へいに動いていたが、ミラニスタの強い反発も影響して交渉は破談に終わっていた。

紆余曲折の末に1年ぶりにプレミアリーグで指揮を執ることになったスペイン人指揮官は、クラブ公式チャンネルを通じて意気込みを語った。
「まず第一に、このビッグクラブの未来の一部になれることをとても嬉しく思っている。我々はこのクラブに名を刻めるよう努力するつもりだ」

「我々は素晴らしいプラットフォームを持っていると感じている。もちろん、ここ数年はこの基盤を築くのに非常に良い時期だったと思う。監督としての私の野心は常により強く、より多く、より大きな目標を達成し、プレーヤー、チームを成長させ、フットボールの本質である競争に勝つことだ。我々は、とりわけこの部分に関して非常に野心的だ」

「私は自分が行きたい場所にいる。ここに今いるのは、ここにいたいと思ったからだ。契約を結んだ日は、我々にとって素晴らしい日となった。なぜなら、我々はここに来ることへの100%の決意を抱いているからだ。他にもチャンスはあったが、ウェストハムが私を選んでくれたのはとても嬉しいし、私もウェストハムを選んだのだから、本当に嬉しいよ」

「我々は大きな衝撃を与えるというアイデアを持ってここに来た。それこそここに来た理由であり、この挑戦に興奮している。もちろん、クラブとチームが最高のレベルを達成し、目標を達成できるよう全力を尽くす。また、彼らが我々のすべての成果のカギとなることをファンに保証する」

なお、ロペテギ新体制の始動は7月上旬のプレシーズントレーニングからとなり、同月下旬にはアメリカのフロリダへプレシーズンツアーに赴き、同地で指揮官の古巣ウルブスやクリスタル・パレスと対戦予定だ。

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イングランド代表招集歴もあるDFが27歳で代表キャリアスタートか? ワン=ビサカがDRコンゴ代表に初招集

ウェストハムのDFアーロン・ワン=ビサカ(27)が、DRコンゴ代表に初招集された。 ロンドン生まれのワン=ビサカは、クリスタル・パレスの下部組織で育ち2018年1月にファーストチームに昇格。2019年7月にはマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、右サイドバックとして活躍した。 今シーズンからウェストハムに完全移籍。ユナイテッドでは出番が減っていた中、プレミアリーグで33試合に出場し2ゴール3アシストを記録。FAカップ、カラバオカップ(EFLカップ)でも1試合ずつ出場した。 そのワン=ビサカだが、これまでは世代別のイングランド代表とDRコンゴ代表の経験はあった中、初めてA代表に選出。DRコンゴ代表に招集された。 2019年9月にガレス・サウスゲイト監督の下、イングランド代表に招集を受けたが、背中の負傷もあり離脱。試合に出場しないまま、その後はお声がかからなかった。 DRコンゴ代表は6月5日にマリ代表、同8日にマダガスカル代表と親善試合を戦う。今年12月に予定されている2026年北中米ワールドカップ予選と、アフリカ・ネーションズカップに向けた準備であり、DRコンゴ代表にとっては大きな戦力になると期待されている。 1974年にザイール時代にW杯に出場しているが、DRコンゴとしては出場停止ない状況。現在6試合を終えてセネガル代表に勝ち点差1をつけた首位に立っている。 2025.05.10 21:25 Sat

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