ナポリ戦で人種差別的発言疑惑のアチェルビがイタリア代表から除外…ローマDFマンチーニが追加招集

2024.03.18 23:16 Mon
代表除外となったアチェルビ
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代表除外となったアチェルビ
インテルのDFフランチェスコ・アチェルビが、ナポリ戦での元ブラジル代表DFファン・ジェズスに対する人種差別的発言疑惑によってイタリア代表の招集メンバーを外れることになった。
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アチェルビは、17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でジェズスと小競り合いになっていた。その際、ジェズスは人種差別的発言を受けたとして主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。同試合後、インタビューに答えたジェズスはアチェルビとのやり取りに関する詳細には言及しなかったものの、同選手から謝罪を受けたことを明らかにしていた。
当人同士ではすでに問題は解決した模様だが、イタリアサッカー連盟(FIGC)はマッチオフィシャルからの報告を受け、今回の一件の調査に乗り出している。

そういった中、FIGCとインテルは18日に公式声明を発表し、今回のインターナショナルマッチウィークに行われるベネズエラ代表戦、エクアドル代表戦を戦うイタリア代表からアチェルビを外すことで合意に至ったことを報告した。
◆FIGC
「今朝、ローマの代表チームの合宿所に到着したフランチェスコ・アチェルビは、クラブ・イタリアの内部方針の規定に従い、ルチアーノ・スパレッティ監督とチームメイトに対し、フェン・ジェズスが訴えた人種差別的表現疑惑について自分なりの解釈を説明した」

「スポーツ司法当局からの独立した報告を待っていたネラッズーリのディフェンダーの発言から、彼にはいかなる中傷、軽蔑、または人種差別的な意図がなかったことが明らかになった。しかし、我々は依然としてアメリカでの次の2試合からアチェルビを除外することを選択した」

◆インテル
「FCインテルナツィオナーレ・ミラノは、昨夜のナポリ戦でのフランチェスコ・アチェルビに関する事実に関するFIGCの声明と、FIGCとアチェルビが今後の親善試合で同選手を起用しないことに合意したという事実に留意する」

「FCインテルナツィオナーレ・ミラノは、昨夜何が起こったのかを明らかにするために、できるだけ早く選手と面会するつもりだ」

現時点でアチェルビに何らかの処分が科されるか否かを含めて不透明な部分が多いが、仮に処分が科された場合、10試合の出場停止の可能性もあるようだ。

なお、イタリア代表はアチェルビ離脱に伴い、ローマのDFジャンルカ・マンチーニを追加招集している。

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ラビオ&ディーニュ躍動のフランスが敵地でイタリア撃破! 逆転で首位通過決める【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグAグループ2最終節のイタリア代表vsフランス代表が17日に行われ、アウェイのフランスが1-3で勝利した。 ここまで4勝1分けの無敗でグループ首位に立つイタリアは、首位通過を懸けたホームでの大一番に臨んだ。1-0で競り勝ったベルギー代表戦からは先発2人を変更。体調不良の守護神ドンナルンマに代えてヴィカーリオ、ロベッラに代えてロカテッリを起用した。 一方、3勝1分け1敗で2位に付けるフランスはすでに準々決勝進出を決めているなか、逆転での首位通過を目指した。0-0のドローに終わったイスラエル代表戦からは先発7人を変更。サスペンションのカマヴィンガを始めカンテやテオ・エルナンデス、バルコラらがメンバーを外れ、マヌ・コネやディーニュ、エンクンク、テュラムらが起用された。 2点差以上での勝利が逆転首位の条件となるフランスが開始早々にスコアを動かす。2分、ディーニュの左足アウトスウィングの左CKをゴール前で競り勝ったラビオがヘディングシュートをゴール右隅に突き刺した。 前回対戦同様にフランスの開始早々の先制点で幕を開けた大一番は以降もフランスペースで進んでいく。畳みかける攻撃とはならずも、ボールの主導権争いと球際の勝負で優位に立ってゲームをコントロール。 中盤での攻防がメインとなり、膠着状態が続いたが、30分を過ぎて試合が慌ただしく動く。 まずは33分、ボックス手前で仕掛けたエンクンクが得たFKの場面でキッカーのディーニュが左足の鋭いシュートを放つと、枠の左上隅を叩いたボールがGKヴィカーリオの背中に当たってゴールネットに吸い込まれ、ディーニュの左足が演出したオウンゴールによってフランスが追加点を挙げる。 この失点で2位に転落したイタリアはすぐさま反撃に転じると、左サイド深くでトナーリとパス交換したディマルコがゴールライン際までえぐって折り返した浮き球のクロスをファーから絞ったカンビアーゾが左足ダイレクトで合わせ、ものの見事にゴールネットを揺らした。 これで再び首位の座を取り戻したイタリアは完全に押し返す。そして、相手ボックス内でのボールタッチも増やしていくが、フランスもフィニッシュまでは持ち込ませず。アウェイチームの1点リードでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は立ち上がりから拮抗した展開が続く。 より相手陣内でプレーするものの、なかなか決定機まで持ち込めずにいたフランスだったが、後半もセットプレーで違いを生んだ。65分、テュラムの仕掛けで得た相手陣内左サイド深くでのFKで、キッカーのディーニュが正確なクロスを上げると、ゴール前で競り勝ったラビオがゴール右隅の完璧なコースへヘディングシュートを流し込んだ。 三度ディーニュとラビオに屈して2位に転落したイタリアはここから一気にメンバーを入れ替えていく。失点直後の3枚替えでロベッラ、ラスパドーリ、ケアンを、さらにカンビアーゾを下げてダニエル・マルディーニを投入し前がかる。これによって押し込む形を作り出すが、逃げ切り態勢に入ったフランスの堅守に手を焼く。 1点差のまま迎えた後半最終盤の攻防では押し込んだイタリアが幾度か際どい場面を作り出したが、後半アディショナルタイムのケアンの決定的なシュートはGKメニャンのビッグセーブに阻まれて万事休す。 この結果、敵地で会心の勝利を収めたフランスが逆転での首位通過を決めた。 イタリア代表 1-3 フランス代表 【イタリア】 アンドレア・カンビアーゾ(前35) 【フランス】 アドリアン・ラビオ(前2、後20) オウンゴール(前33) 2024.11.18 06:50 Mon

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