「ラマダンだから難しい」悲願のW杯出場へ、日本代表戦へ調整するバーレーン代表のエースが夢へ強い意気込み「W杯出場はバーレーン国民全員の夢」

2025.03.18 20:20 Tue
バーレーンの中心選手であるマルフーン
Getty Images
バーレーンの中心選手であるマルフーン
いよいよ決戦が近づく日本代表。勝てば8大会連続8度目のワールドカップ(W杯)出場が決まり、史上最速での出場権獲得となる。

その対戦相手はバーレーン代表。第2節で対戦した際には、上田綺世守田英正が2ゴールを記録。小川航基もゴールを決め、アウェイながら0-5で日本が圧勝を収めていた。

一方のバーレーンは、ここまでの6試合を1勝3分け2敗で乗り切り、勝ち点「6」。5位と順位こそ下にいるが、勝ち点は2位のオーストラリア代表とわずかに「1」しか離れておらず、3位以下は4カ国が同勝ち点で並んでいる。
3月は日本とインドネシア代表との戦いとなり、6月にサウジアラビア代表、中国代表と対戦する中で、悲願のW杯初出場に向けては大事な2試合となる。

バーレーンのエースでもあるFWモハメド・マルフーンは、『FIFA』のインタビューに応じ、自身のルーツについて語り、小国をW杯に導くことに強い意気込みがあるという。
「僕は全てが海を中心に回っている島で育ったので、サッカー以外では海への旅行や釣りが大好きだ。それが僕の逃げる場所だよ」

バーレーンはサウジアラビアとカタールに挟まれた小さな島国。人口は150万人程度しかおらず、W杯という非常に難しい獲物を狙う釣り人は、海老で鯛を釣りたいところだろう。

すでに日本戦に向けて来日しており、寒暖差を含めて調整中。日本から勝ち点を奪うことを目標にしっかりと準備している。

「W杯予選では、ホームでもアウェイでも、どの試合も難しい挑戦だ。僕たちはこの予選のこれまでの試合から多くの教訓を学んだ。これからの試合に向けて全力で準備しなければならない」

「もちろん、強豪チームと対戦し、満員のスタジアムで試合をすること、またラマダン期間中なので試合がより難しくなることは分かっている。それでも、W杯出場権を獲得するには、全ての試合で全力を尽くす必要があるため、万全の準備をしなければならない」

「僕たちはチャンスを維持し、夢を叶えるために、1ポイントずつをかけて戦うつもりだ。対戦するチーム全てに敬意を表するが、誰も恐れることはない」

バーレーンがこれまでW杯に最も近づいたのは2006年のドイツ大会。アジア予選では切符は掴めなかったが、大陸間プレーオフに出場。トリニダード・トバゴ代表と戦い敗れた。さらに、2010年の南アフリカ大会でも大陸間プレーオフに進出。今度はニュージーランド代表に敗れて、またもチャンスを逃した。

幼少期にその姿を見ていたマルフーンは、3度目のビッグチャンスこそ生かせると信じていると語った。

「バーレーンには『3回目は確実(日本でいうところの「3度目の正直」)』ということわざがあるので、今回は成功することを期待している」

「W杯出場はバーレーン国民全員の夢であり、もちろん選手たちにとってこの大会に参加できれば素晴らしいことだ。僕たちはこの目標達成に2度も非常に近づいたことを自覚しており、このチームは前進し続け、夢を実現させる決意をさらに固めている」

今年1月にはガルフカップで見事に優勝。グループステージではサウジアラビア、イラクに勝利し、決勝ではオマーンに勝利した。マルフーンは得点王に輝くとともに、最優秀選手賞も受賞しチームに栄光をもたらしている。

「僕は、こうした個人賞をとても誇りに思っているけど、大会優勝はバーレーンにとって大きな成功だった。僕がこうした賞を獲得できたのは、チームメイトやコーチ、テクニカルスタッフの全面的なサポート、そしてもちろん、家族や僕たちを前進させてくれたバーレーンのファン全員からの激励のおかげだ」

「(ガルフカップでの)経験はいつまでも美しい思い出として大切にされるだろうが、今はこれから先に集中することが僕たちににとって重要だ」

大きな夢に向けて動くマルフーン。W杯出場への思いは強く、残り4試合での出場権獲得を目指す。

「僕たちの成功の裏に秘密はない。僕たちは長年にわたり素晴らしい選手を輩出してきたし、サッカーのレベルを引き上げ、アジアやその他の国々と競い合おうという強い意欲がある。役員やファンのサッカーへの関心は非常に高く、誰もがあらゆるレベルでサッカーを発展させようと努力している」

「そして代表チームとして団結し、気迫と団結力を持ってプレーする。今、僕たちはさらに高みを目指し、選手としての夢とファン全員の希望を実現したい」

まずは20日にグループで首位を独走する日本と対戦。勝てばW杯出場が決まる日本にとっても、簡単に行く相手ではなさそうだ。


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【日本代表プレビュー】勝てば史上最速でのW杯出場決定、ホームの大観衆の前でピッチに立つスタメンは?/vsバーレーン代表【2026W杯アジア最終予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選も残すところ4試合。日本代表は6試合を終えて5勝1分けの勝ち点16で首位を独走中だ。 圧倒的な強さを見せつけている日本は、20日に行われるバーレーン代表戦で勝利すれば8大会連続8度目のW杯出場が決定。3試合を残しての出場権獲得なれば、史上最速となる。 舞台は埼玉スタジアム2002。前回大会はアウェイのオーストラリアでの決定ということもあり、盛り上がりに欠ける部分もあったが、日本でさらに祝日での決定となれば、大きな盛り上がりを見せるだろう。 <h3>◆大観衆の前で決めたい8度目のW杯</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/japan20250320_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> かつてないほどに順調な最終予選を戦っている日本。ここまでの6試合で負けなし、引き分けもホームでのオーストラリア代表戦のみで、失点はオウンゴール。その他の試合は全て2点差をつけての勝利となっている。 6試合で失点も僅かに「2」。22ゴールを記録しており、まさに順風満帆。ただ、チームの目標はW杯出場ではなくW杯優勝となっているだけに、残りの4試合でもしっかりとその強さを示す必要がある。 今回の活動にはお馴染みの顔ぶれが揃っているが、DF冨安健洋(アーセナル)、DF谷口彰悟(シント=トロイデン)、DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)と守備陣にケガ人が続出している状況だ。 中盤より前は盤石な状態だが、守備の部分でのメンバー変更がどういった影響を及ぼすのかは注目に値するだろう。ただ、海外組の選手たちも自チームでしっかり結果を残して合流しているだけに、状態は良いと言える。 森保一監督は前日の記者会見で「ホームの日本のサポーターの前で喜びを分かち合えるような状況を作りたい」とコメント。しっかりと決め切りたい考えを持って準備に励んでいる。また、日本戦の前に行われるオーストラリア代表vsインドネシア代表の結果次第では引き分けでも出場が決定することになるが「あくまでも我々は明日の試合で勝利を目指して戦う」と、勝利のみを考えるとした。 チケットはすでに完売。超満員のスタジアム、そして画面の前で応援するサポーターを歓喜の渦に巻き込めるかに注目だ。 <h3>◆悲願のW杯出場へ諦められない</h3> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/japan20250320_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するバーレーンは試合の1週間前に日本入り。現在グループ5位だが、出場権獲得の2位との勝ち点差はわずか「1」。3位以下は勝ち点で並んでいる大混戦の状況だが、この一戦に向けた想いの強さを感じさせる。 この日本戦の結果が、バーレーンにとって悲願でもあるW杯出場に大きな影響を及ぼす可能性がある。得失点もシビアな状況が考えられるため、負けるにしても大敗は避けたいところ。もちろん勝利を目指して挑んでくる。 今回の最終予選でバーレーンはアウェイでオーストラリア代表に勝利し、サウジアラビア代表に引き分けている。グループ内に混乱を生んでいる要因でもあり、日本に対してもしっかりと襲い掛かってくrだろう。 ドラガン・タライッチ監督は「アジアでベストのチームと試合をすることは、勝つチャンスがあるということ」と勝利を目指すとコメント。「この予選を通じて、色々な事を学び、1つ1つ残りの4試合を勝利を追い求めて、日本と一緒に本戦に出たいと思っている」と悲願成就を目指すとした。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[3-4-2-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/japan20250320_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝 MF:堂安律、遠藤航、守田英正、三笘薫 MF:久保建英、南野拓実 FW:上田綺世 監督:森保一 あと1勝でW杯の切符を手にできる日本。森保監督は大きな変化は付けず、[3-4-2-1]のシステムでベストメンバーで臨むと予想する。 GKはこれまで全試合でゴールを守っている鈴木彩艶(パルマ)になるだろう。わずか2失点、1点はオウンゴールであり、この最終予選をほぼ完璧に抑えている。守備陣の変更はありそうだが、しっかりと今回もクリーンシートを目指してもらいたい。 その最終ラインだが、板倉滉(ボルシアMG)が軸となるだろう。右には瀬古歩夢(グラスホッパー)、左にはケガから復帰した伊藤洋輝(バイエルン)が並ぶと予想する。瀬古は昨年11月の中国戦をプレーしており、伊藤も負傷前まではコンスタントにチームに居たため、大きな問題は生じないと考えられる。 中盤に関しては、ボランチは遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)になるだろう。守田のケガの状態は気になるが、本人は問題ないことを強調。代役として考えられる田中碧(リーズ・ユナイテッド)も好調を維持しており、大きな問題にはならないはずだ。 両ウイングバックは右に堂安律(フライブルク)、左に三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が入るだろう。選択肢は数ある中で、これまでレギュラー格としてプレーしてきた2人はクラブでも好調を維持。先発になることは間違いない。 シャドーに関しては、南野拓実(モナコ)と久保建英(レアル・ソシエダ)と予想する。鎌田大地(フランクフルト)という選択肢もあるが、調子の良さを考えてもこの2人が妥当と考えて良いだろう。 そして注目の1トップだが、自チームでゴールを量産している前田大然(セルティック)も候補にあがるが、リーグ戦でしっかりと結果を残して合流した上田綺世(フェイエノールト)と予想する。様々なタイプのストライカーがいるが、試合の流れによってどういった起用をするのかにも注目だ。 首位を独走する日本。W杯出場が決まる可能性のあるバーレーン代表戦は20日(木・祝)の19時35分にキックオフ。地上波はテレビ朝日系列で生中継、また「DAZN」でもライブ配信される。 <span class="paragraph-title">【動画】バーレーン戦へ、日本代表が調整</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cZSlUCYxHRc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.20 12:30 Thu

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