「間違いなく失敗」CL敗退に落胆のコンセイソン監督…「責任があるのは私」“戦犯”と非難浴びるテオを擁護

2025.02.19 09:11 Wed
敗退に落胆するコンセイソン監督
Getty Images
敗退に落胆するコンセイソン監督
ミランセルジオ・コンセイソン監督が、痛恨のチャンピオンズリーグ(CL)敗退に落胆した。イタリア『スカイ・スポルト』が伝えている。

ミランは18日、サン・シーロで行われたCLのノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグでフェイエノールトと対戦し、1-1のドローで終えた。この結果、1stレグを0-1で落としていたロッソネリは2戦合計1-2でプレーオフ敗退が決定した。

ホームで逆転突破を目指した一戦では開始36秒でFWサンティアゴ・ヒメネスのゴールが決まって2戦合計スコアをタイに戻した。以降は徐々に攻撃がトーンダウンしたものの、相手陣内でハーフコートゲームを展開。悪くない形で試合を折り返した。
しかし、後半立ち上がりの51分にDFテオ・エルナンデスが相手ボックス内でのダイブで2枚目のイエローカードをもらって退場となり、試合の流れが一変。守勢の状況において指揮官は守備的な交代カードを切って立て直しを図ったが、73分にFWフリアン・カランサに2戦合計2-1となるゴールを奪われ、このまま無念の敗退が決定した。

同試合後、コンセイソン監督は「間違いなく失敗だ。我々はベスト16に進出したかった」と落胆を隠さず。その一方で、前半の不必要な小競り合いでの1枚目のカードに加え、シミュレーションでの2枚目のカードで退場となり、ファン・サポーター、識者から厳しい非難に晒されるテオに対しては「敗戦は自分の責任」と擁護した。
「この試合は、我々が相手よりも強いこと。そして決定的な瞬間が違いを生んだことを示した。ザグレブでレッドカード、今日もレッドカードだった」

「判定が厳しすぎたと言うこともできるが、我々は精神的にもっと強くなる必要があった。責任があるのは私であり、テオではない。ドレッシングルームで話し合う。テオはミランに多くのものを与えてくれたが、私はキャリアの中で多くのミスを犯した」

「我々は怒っている。テオがレッドカードを受けるまで、フェイエノールトはゴールを奪うための方法を知らなかった。我々は失望し、怒っている」

この敗戦でミランの指揮官就任後、3敗目を喫したポルトガル人指揮官は就任からここまでの短い期間に名門クラブ特有の難しさを感じている。

「私は1カ月半前に着任したが、何年もここにいた監督たちと比較されている」

「フルメンバーで練習できていない。練習は数人のプレーヤーだけで、それぞれ違うことをしている。獲得できる唯一のトロフィー(スーペル・コッパ)を獲得し、コッパ・イタリア準決勝に進出。リーグ戦では、私が加入してから、ナポリが15ポイント獲得しているのに対し、我々は14ポイントを獲得している。だが、それでは完璧ではない」

また、クラブを巡る雰囲気は良いものではないとしながらも、ここからセリエA、コッパ・イタリアでベストを尽くしたいと新たな決意を語った。

「ここミランの雰囲気は最高とは言えず、レッドカードがそれを証明している。我々はこれに取り組む必要があるが、それは簡単なことではない」

「今日も、チャンスを作りながらゴールへのシュートを許さないことを示した。その後、テオのレッドカードがすべてを変えた。そして、我々は本当に怒り、失望している」

「環境を変える必要があることは、私よりもあなたの方がよく知っているはずだ。私はファンのことを言っているのではないし、環境を変えるには、勝たなければならない」

「次はトリノでの試合だ。その試合に勝ち、その次の試合、その次の試合に勝つ必要がある。そして、コッパ・イタリアに集中したい」

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