ECL優勝の30歳セルジオ・オリベイラはローマ残留か?ナポリやバレンシアも関心寄せる
2022.06.13 19:17 Mon
ポルトからローマへとレンタル移籍しているポルトガル代表MFセルジオ・オリベイラ(30)に対し、ナポリとバレンシアが関心を寄せているようだ。ポルトガル『A Bola』が報じている。
ポルトの下部組織で育ったセルジオ・オリベイラは、2010年7月に18歳でファーストチームへと昇格。その後は幾度となくローン移籍を繰り返しながら、27歳となった2019-20シーズンからようやくポルトの主力としての地位を築いた。
しかし、今シーズンは再び交代要員としての扱いが増えると、1月の移籍市場において、買い取りオプション付きのレンタル移籍でローマへと加入。後半戦のみの在籍ながらリーグ戦で14試合2得点1アシストを記録するなど主力として活躍すると、シーズンの締めくくりとしてヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)も制し、自身初となる欧州のタイトルを獲得した。
セルジオ・オリベイラのレンタル加入期間は6月末までとなっており、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督はチーム残留を強く希望しているとされる。しかし、『A Bola』によると、ローマはセルジオ・オリベイラの買い取りに必要となる1300万ユーロ(約18億3000万円)の支払いに二の足を踏んでおり、ポルト側から減額を引き出したい考えとのこと。だが、ポルトとしては金額を譲歩する意向は一切ないため、両者の交渉は停滞気味とみられている。
そんな中、新シーズンを見据えてスカッドの大幅な刷新を目論むナポリや、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督のもとでラ・リーガにおける復権を目指すバレンシアがセルジオ・オリベイラの獲得を模索し始めているという。
ポルトの下部組織で育ったセルジオ・オリベイラは、2010年7月に18歳でファーストチームへと昇格。その後は幾度となくローン移籍を繰り返しながら、27歳となった2019-20シーズンからようやくポルトの主力としての地位を築いた。
しかし、今シーズンは再び交代要員としての扱いが増えると、1月の移籍市場において、買い取りオプション付きのレンタル移籍でローマへと加入。後半戦のみの在籍ながらリーグ戦で14試合2得点1アシストを記録するなど主力として活躍すると、シーズンの締めくくりとしてヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)も制し、自身初となる欧州のタイトルを獲得した。
そんな中、新シーズンを見据えてスカッドの大幅な刷新を目論むナポリや、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督のもとでラ・リーガにおける復権を目指すバレンシアがセルジオ・オリベイラの獲得を模索し始めているという。
しかし、両クラブともローマ同様に1300万ユーロの支払いには躊躇しており、選手本人がイタリアの首都に留まる意思が堅いことからも、現時点ではローマが契約通りの金額で買い取りオプションを行使する可能性が高いのではないかと考えられている。
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