【CLノックアウトフェーズPO2ndレグ・プレビュー①】日本人所属4クラブが登場、伊藤バイエルンvs前田&旗手セルティック
2025.02.18 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグの8試合が18日と19日に行われる。ここでは18日に行われる4試合の展望を紹介していく。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ①
▽2/18(火)
《26:45》
ミランvsフェイエノールト
《29:00》
バイエルンvsセルティック
ベンフィカvsモナコ
アタランタvsクラブ・ブルージュ
先週行われた1stレグではバイエルンとベンフィカが敵地で先勝し、フェイエノールトとクラブ・ブルージュがホームで先勝した。日本人所属4クラブが登場する1日目、DF伊藤洋輝のバイエルンとFW前田大然、MF旗手怜央のセルティックがラウンド16進出を懸けて激突する。
◆伊藤vs前田&旗手、勝ち上がるのは

要塞セルティック・パークで2-1の逃げ切り勝利としたバイエルン。この試合で伊藤がバイエルンデビューを飾った中、終盤のセルティックの攻勢を凌いで勝ち切った。そして土曜に行われたブンデスリーガ頂上決戦のレバークーゼン戦では伊藤が左サイドバックで初先発した中、守勢を耐えきってゴールレスドローに持ち込み首位を堅守。日程はハードだが、ホームで戦えるアドバンテージを生かしてセルティックを退け、ラウンド16進出を果たしたい。
一方、前田のゴールで2ndレグに望みを繋いだセルティック。土曜のダンディー・ユナイテッド戦で前田は62分からの出場と、2ndレグに向けて万全の状態。1シーズンにおける日本人&セルティックCL歴代最多の4ゴールを記録した中、その記録をさらに伸ばして旗手と共に逆転突破の奇跡を演じられるか。

1stレグではFW上田綺世が先発した中、開始3分の電光石火弾が決勝点となって先勝したフェイエノールト。古巣対決となった元主砲S・ヒメネスを封殺した中、敵地でもミラン攻撃陣を抑え込んでプレーオフ突破となるか。臀部を痛めてミラン戦ではハーフタイムで交代となった上田は土曜のNAC戦を欠場しており、出場が危ぶまれている。
一方、守護神メニャンのミスで先勝を許したミランは、土曜のヴェローナ戦ではS・ヒメネスのセリエA2戦連発弾でウノゼロ勝利。1stレグでは沈黙してしまったS・ヒメネスだが、サン・シーロのミラニスタの前で古巣から恩返し弾となるか。
◆久々ゴールの南野がモナコを救うか

MF南野拓実のモナコはベンフィカとのアウェイ戦で逆転突破を目指す。ホームでの1stレグでは後半早々の失点で先制された中、数分後に数的不利に陥って反撃できず0-1で敗れた。後半半ばに投入された南野は献身的な守備と縦への仕掛けで奮闘したが、ゴールを奪うには至らず。しかし土曜に行われたナント戦では1ゴール2アシストと躍動。10月以来のゴールで勢い付いた中、モナコを逆転突破に導けるか。
◆アタランタは厳しすぎるPK判定を覆せるか

そして後半追加タイムでの厳しすぎるPK判定でクラブ・ブルージュに1-2で惜敗したアタランタは、ホームで逆転突破を目指す。敵地でも勝機を見出せそうな戦いぶりをしていた中、土曜のカリアリ戦ではデ・ケテラエルやエデルソン、デ・ローンら主力をベンチスタートに。ゴールレスドローで終えてしまったが、しっかりとコンディションを整えた中、ブルージュ撃破に全力を注ぐ。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ②
▽2/19(水)
《26:45》
ドルトムントvsスポルティングCP
《29:00》
パリ・サンジェルマンvsブレスト
PSVvsユベントス
レアル・マドリーvsマンチェスター・シティ
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ①
▽2/18(火)
《26:45》
ミランvsフェイエノールト
《29:00》
バイエルンvsセルティック
ベンフィカvsモナコ
アタランタvsクラブ・ブルージュ
先週行われた1stレグではバイエルンとベンフィカが敵地で先勝し、フェイエノールトとクラブ・ブルージュがホームで先勝した。日本人所属4クラブが登場する1日目、DF伊藤洋輝のバイエルンとFW前田大然、MF旗手怜央のセルティックがラウンド16進出を懸けて激突する。

Getty Images
要塞セルティック・パークで2-1の逃げ切り勝利としたバイエルン。この試合で伊藤がバイエルンデビューを飾った中、終盤のセルティックの攻勢を凌いで勝ち切った。そして土曜に行われたブンデスリーガ頂上決戦のレバークーゼン戦では伊藤が左サイドバックで初先発した中、守勢を耐えきってゴールレスドローに持ち込み首位を堅守。日程はハードだが、ホームで戦えるアドバンテージを生かしてセルティックを退け、ラウンド16進出を果たしたい。
一方、前田のゴールで2ndレグに望みを繋いだセルティック。土曜のダンディー・ユナイテッド戦で前田は62分からの出場と、2ndレグに向けて万全の状態。1シーズンにおける日本人&セルティックCL歴代最多の4ゴールを記録した中、その記録をさらに伸ばして旗手と共に逆転突破の奇跡を演じられるか。
◆上田の出場は!? 古巣対決ヒメネスの恩返し弾は

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1stレグではFW上田綺世が先発した中、開始3分の電光石火弾が決勝点となって先勝したフェイエノールト。古巣対決となった元主砲S・ヒメネスを封殺した中、敵地でもミラン攻撃陣を抑え込んでプレーオフ突破となるか。臀部を痛めてミラン戦ではハーフタイムで交代となった上田は土曜のNAC戦を欠場しており、出場が危ぶまれている。
一方、守護神メニャンのミスで先勝を許したミランは、土曜のヴェローナ戦ではS・ヒメネスのセリエA2戦連発弾でウノゼロ勝利。1stレグでは沈黙してしまったS・ヒメネスだが、サン・シーロのミラニスタの前で古巣から恩返し弾となるか。
◆久々ゴールの南野がモナコを救うか

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MF南野拓実のモナコはベンフィカとのアウェイ戦で逆転突破を目指す。ホームでの1stレグでは後半早々の失点で先制された中、数分後に数的不利に陥って反撃できず0-1で敗れた。後半半ばに投入された南野は献身的な守備と縦への仕掛けで奮闘したが、ゴールを奪うには至らず。しかし土曜に行われたナント戦では1ゴール2アシストと躍動。10月以来のゴールで勢い付いた中、モナコを逆転突破に導けるか。
◆アタランタは厳しすぎるPK判定を覆せるか

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そして後半追加タイムでの厳しすぎるPK判定でクラブ・ブルージュに1-2で惜敗したアタランタは、ホームで逆転突破を目指す。敵地でも勝機を見出せそうな戦いぶりをしていた中、土曜のカリアリ戦ではデ・ケテラエルやエデルソン、デ・ローンら主力をベンチスタートに。ゴールレスドローで終えてしまったが、しっかりとコンディションを整えた中、ブルージュ撃破に全力を注ぐ。
◆CLノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ②
▽2/19(水)
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元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏と元フランス代表FWティエリ・アンリ氏のやり取りが話題だ。 7日チャンピオンズリーグ(CL)のグループF第4節が行われ、ミランとパリ・サンジェルマン(PSG)がサン・シーロで対戦。ホームのミランが2-1で勝利し、死の組と呼ばれるグループFは大混戦となっている。 サン・シーロでのこの一戦には、現役時代に両方のクラブでプレーし、現在はインテル・マイアミの共同オーナーを務めるベッカム氏が来場。U-21フランス代表の監督を務めるアンリ氏とともに試合を解説していた。 その中、試合前にあった2人のちょっとしたやり取りが話題に。ポテトチップスを食べていたアンリ氏。隣にいたベッカム氏は自分も食べようと思ったのかポテチの袋を受け取ったが、すでに中身は残ってなかった。 ポテチを食べられなかったベッカム氏は袋を逆さにして残っていないことを確認すると、アンリ氏を軽くにらむが、アンリ氏は最後まですっとぼけたような表情を見せていた。 サッカー界のレジェンド同士のポテトチップスを巡る争いには、ファンからも「子どもか」、「微笑ましい」、「ポテチ食べたくなった」、「目が笑ってない」、「絶対怒ってる」と多くの反響が集まっている。 ただ、イギリス『デイリー・スター』や『talkSPORT』によると、2人の争いはガチではなく、2人が食べていたポテトチップス「Lay's (レイズ)」の広告の撮影である可能性が高いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ポテチを食べられてしまったベッカム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">CARREGOU AÍ? Thierry Henry e David Beckham no pré-jogo de Milan x PSG no San Siro. Imagina essa dupla jogando junto! <a href="https://twitter.com/hashtag/CasaDaChampions?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CasaDaChampions</a> <a href="https://t.co/89RfODnrrA">pic.twitter.com/89RfODnrrA</a></p>— TNT Sports BR (@TNTSportsBR) <a href="https://twitter.com/TNTSportsBR/status/1721947274077511857?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.08 12:55 Wed2
マルディーニ氏の27歳長男が現役引退へ...ミランやセリエAでのプレー叶わずもセカンドキャリアは…
ミランのレジェンド、パオロ・マルディーニ氏の長男が現役引退を決断したようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ミランのクラブ史における最大のバンディエラと言っても過言ではないマルディーニ氏。クラブキャリア全てをミランに捧げ、史上最高の左サイドバックとも称された男は、今夏まで古巣でテクニカル・ディレクター(SD)を務めていた。 そんなマルディーニ氏には2人の息子がおり、どちらも父に続いてサッカー選手に。次男はミランからエンポリへ武者修行中の元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニで、長男が現在無所属のDFクリスティアン・マルディーニ(27)だ。 まだ21歳の次男ダニエルが偉大な父に追いつけ追い越せと言わんばかりに逞しくセリエAで奮闘する一方、長男クリスティアンはミランの下部組織を退団後、セリエCやセリエDでのキャリアが中心となり、一時はマルタでのプレーも経験した。 現在に至るまでセリエAへのステップアップが叶っていないなか、昨シーズンはセリエCのレッコに所属も1年で契約が切れて現在は無所属。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、クリスティアンは現役引退を決断したという。 セカンドキャリアは代理人業。イタリアの著名なエージェントであり、イタリア代表のMFサンドロ・トナーリ(ニューカッスル)やMFダビデ・フラッテージ(インテル)、MFブライアン・クリスタンテ(ローマ)、また弟ダニエルなども顧客に持つジュゼッペ・リソ氏の下で働き始めるとのことだ。 祖父のチェーザレ・マルディーニ氏、そして父であるパオロ・マルディーニ氏...先代2人のように偉大なキャリアを築けなかったクリスティアン・マルディーニだが、いつの日かカルチョに大きな影響力を持つ大物代理人となる日が来るかもしれない。 2023.09.13 15:01 Wed3
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.5 “グランデ・ミラン”CL制覇、セリエA3連覇達成/ミラン[1993-94]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.5</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1993-94シーズン/ミラン 〜グランデ・ミラン〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1993-94milan.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(47) 獲得タイトル:チャンピオンズリーグ、セリエA 攻撃力6:★★★★★★☆☆☆☆ 守備力10:★★★★★★★★★★ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">CL制覇、セリエA3連覇達成</div> サッキが退任後、1991年にミランの監督に就任したカペッロは、バレージやマルディーニ、コスタクルタら守備能力の高いDFを生かしたソリッドなスタイルで、1年目からセリエA初となる無敗優勝を達成。さらに翌年もセリエAを制し、CLの決勝にも進出したミランは、1993―94シーズンに3連覇の偉業を成し遂げた。このシーズンの得点数は、わずか36得点。優勝クラブとしては、過去類を見ない少なさだった。しかし、失点数はわずか15という特筆ものの数字だった。抜群の勝負強さを発揮する当時のミランは、“グランデ・ミラン”と称され、まさに黄金期を迎えていた。 1993-94シーズンのハイライトは、何といってもCL決勝だった。相手はクライフの下で、ミランと同じく黄金期を迎えていたバルセロナ。下馬評では、ロマーリオやストイチコフ、クーマンらを擁するバルセロナが圧倒的有利との見方が大勢を占めたが、フタを開けてみればミランが4-0で圧勝した。ミランは序盤から、お家芸となっていたハイプレスを敢行し、デサイーを中心に中盤で主導権を掌握。マッサーロの2ゴールでリードして試合を折り返すと、後半開始直後にはサビチェビッチの鮮やかなループシュートで加点した。そして、終盤にはデサイーにもゴールが生まれ、“ドリームチーム”を見事に粉砕してみせた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鉄壁の守備陣</div> このシーズンのミランは、それまでチームを支えてきたオランダ・トリオが崩壊していた。ライカールトとフリットがクラブを去り、ファン・バステンも慢性的な負傷でコンディションが整わず。チームは転換期を迎えていた。そのなかでも、セリエAとCLを制覇できたのは、バレージとマルディーニ、コスタクルタ、タソッティというサッキ時代から不変のバックラインを擁していたからだ。パヌッチとガッリという優秀な選手もベンチに控えており、まさに隙のない守備陣だった。 守備に関して言えば、デサイーとアルベルティーニというセントラルMF2選手も効いていた。そして、前線にはテクニシャンのボバンとサビチェビッチが並んだ。チームはファン・バステンとフリットという得点源を補うようなストライカーが不在だったが、全体のバランスが良いチームだった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデヤン・サビチェビッチ(28)</span> イタリア語で天才を意味する“ジェニオ”のニックネームを持つモンテネグロ人アタッカー。ミランに加入した1992―93シーズンは、ファン・バステンやフリットの高い壁に苦しんだが、カペッロ就任後はチームにとって欠かせない存在となった。とりわけ、1993-94シーズンのCL決勝の活躍は印象的。前半22分に右サイドのドリブル突破からマッサーロの先制弾をアシストすると、後半2分には巧みな仕掛けから見事なループシュートを決めて、タイトル獲得に大きく貢献した。一方、ユーゴスラビア代表(当時)としては、内戦などの影響で全盛期に国際舞台への出場が叶わず、晩年に1998年フランスW杯に出場するにとどまった。 2019.04.05 22:00 Fri4
「イタリアは容赦ないな」サン・シーロにドンナルンマを描いた偽札が舞う、フリーでPSGに移籍「まだ許されてない」
パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマがミラニスタの洗礼を浴びた。 2015年に16歳でプロデビューを飾ったドンナルンマ。ミランで成長を遂げ、2021年夏にPSGへ移籍した。だが、移籍の形態は移籍金が発生しないフリー移籍。そのこともありミランのファンやサポーターからは反感を買っていた。 その中、PSGは7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループF第4節でミランと対戦。ドンナルンマにとっては初のサン・シーロ凱旋となった。 ドンナルンマを待っていたのは、ブーイングと偽札の嵐。ブーイングを浴びるだけでなく、ドンナルンマの顔が印刷された無数の偽札がスタンドの観客たちからピッチに投げ入れられた。 PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペも思わずニヤリと笑ってしまうような光景。SNS上のファンからも「イタリアは容赦ないな」、「まだ許されてないのか」、「偽札ばら撒かれてる」と反響が寄せられることとなった。 ミランを離れて以降、イタリア代表としてサン・シーロで2度プレーする機会があったが、その時もファンからブーイングを受けていたドンナルンマ。ファンの怒りが消えることはなさそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真&動画】かなり凝って作られたドンナルンマ紙幣、ばら撒かれる光景にムバッペもニヤリ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">'Dollarumma' <br><br>Milan fans welcome Gianluigi Donnarumma back to the San Siro <a href="https://t.co/UrEynLqGu5">pic.twitter.com/UrEynLqGu5</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1721983709795037383?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">AC Milan fans throw fake money at Gianluigi Donnarumma in protest at him moving for the money <br><br>'Dolla-rumma' <a href="https://t.co/SPwN4EDqVb">pic.twitter.com/SPwN4EDqVb</a></p>— LiveScore (@livescore) <a href="https://twitter.com/livescore/status/1721984318707257705?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.08 14:30 Wed5