ここまでプレミア、CL全試合に出場のグラフェンベルフ、心配される疲労についてスロット監督は「ワタやマッカもそこでプレーできる」
2025.01.21 18:45 Tue
リバプールのアルネ・スロット監督が、ここまでフル稼働を続けるオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフのターンオーバーの必要性について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。
一方で、ここまでプレミアリーグ全21試合、CL全6試合に先発するグラフェンベルフについては、疲労を心配する声も。替えが利かない存在だからこそ、仮に負傷離脱となればチームが受ける打撃は計り知れないものとなってしまうだろう。
こうした懸念に対して、スロット監督は日本代表MF遠藤航やアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターも同じポジションでプレーできると説明。今後はターンオーバーを検討する試合が出てくることを示唆している。
「だから、チームにいる選手は誰もが特別であり、それはライアンも同じだ。そして、ワタ(遠藤)やマッカ(マク・アリスター)のようにそのポジションでプレーできる選手もいる。マッカはフォレスト戦のラスト30分をそのポジションででプレーしたしね。そしてカーティス・ジョーンズでさえ、そこでプレーできるだろう」
「常にバランスがあるんだ。彼らをたくさんプレーさせて突然ポイントを落としたら、『プレーさせすぎだ』となる。そして彼らが好調を維持すれば、誰もが『そうだ、成功の秘訣は常にプレーをすることさ』と言うだろう」
PR
今シーズンから新たに就任したスロット監督の下で、快進撃を続けるリバプール。プレミアリーグでは1試合未消化ながら2位アーセナルに6ポイント差をつけた首位に立っており、チャンピオンズリーグ(CL)でも唯一全勝を維持している。そんなリバプールを、中盤の底で支えているのがグラフェンベルフだ。ユルゲン・クロップ前監督の下ではポテンシャルを発揮しきれていなかったが、スロット監督から全幅の信頼を得るとリーチの長さと巧みなボールタッチ、効果的な前進などで替えの利かない存在となっている。こうした懸念に対して、スロット監督は日本代表MF遠藤航やアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターも同じポジションでプレーできると説明。今後はターンオーバーを検討する試合が出てくることを示唆している。
「ライアンとまったく同じ選手はいないかもしれないが、それはほぼ全員に当てはまるはずだ。ドム(ソボスライ)には彼なりの特徴が、モー(サラー)には彼なりの特徴がある。コーディ・ガクポとルチョ(ルイス・ディアス)も似ていない。ポジションは同じでも、スタイルは異なるんだ」
「だから、チームにいる選手は誰もが特別であり、それはライアンも同じだ。そして、ワタ(遠藤)やマッカ(マク・アリスター)のようにそのポジションでプレーできる選手もいる。マッカはフォレスト戦のラスト30分をそのポジションででプレーしたしね。そしてカーティス・ジョーンズでさえ、そこでプレーできるだろう」
「常にバランスがあるんだ。彼らをたくさんプレーさせて突然ポイントを落としたら、『プレーさせすぎだ』となる。そして彼らが好調を維持すれば、誰もが『そうだ、成功の秘訣は常にプレーをすることさ』と言うだろう」
PR
アルネ・スロットの関連記事
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
アルネ・スロットの人気記事ランキング
1
「その気概を評価したい」ヌニェスが劇的2発! リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星に?「彼自身とチームの今後を占ううえで有意義」
リバプールを勝利に導いたのは、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスである。 リバプールは18日、プレミアリーグ第22節でブレントフォードに2-0と勝利。途中出場のヌニェスが90+1分、90+3分とネットを揺らした。 前日会見で主要トピックとなっていたヌニェス。一部でサウジアラビア移籍が浮上したなか、「今季公式戦26試合で4得点という数字をどう捉えているのか?」との質問がアルネ・スロット監督に飛んでいたのだ。 迎えた一戦、ヌニェスは65分に投入され、決定機を2度逸。それでも試合終盤に2発を叩き込み、3ポイントの決定的な立役者となった。 『BBC Radio』出演のクリス・サットン氏は「タイトルを獲るなら、こういう終盤の得点で勝つ経験が重要」としたうえで、ヌニェスについて「十分ではないが、少なくとも今は“良い”。今日も最後まで諦めなかった」と及第点。 また、同席したマーティン・キーオン氏は続けざまに「こういった決定的な役割をモハメド・サラーに譲らなかった気概を評価したい。試合を決めたのはヌニェスだ」とコメント。 これについてサットン氏は「先週スロットが『ヌニェスを上手く機能させられていない』との旨を話したが、この勝利とヌニェスの2発は、リバプールと彼自身の今後を占ううえで有意義だったのではないか」と補足した。 「これがタイトル獲得への道というものだ」 90+1分弾で感情が爆発…ユニフォームを脱いでしまい、累積警告明けでいきなりイエローカードを頂戴したヌニェス。しかし、リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星となったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】試合を決めたヌニェス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">まさにケチャドバ!?<br>途中出場のダルウィン・ヌニェスが<br>ブレイス達成<br>リヴァプールが試合を決定づける<br><br>プレミアリーグ 第22節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブレントフォード</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/iddgod813h">pic.twitter.com/iddgod813h</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1880663987236569379?ref_src=twsrc%5Etfw">January 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.19 18:10 Sun2
「自信喪失?それはキミの認識」26戦4発ヌニェスを指揮官が擁護…OBはバッサリ「一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか?」
リバプールのアルネ・スロット監督が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスについて言及した。イギリス『ミラー』が伝える。 このところサウジ移籍の可能性が伝えられるヌニェス。24-25シーズンからのスロット体制では途中出場も多く、公式戦26試合で4ゴール4アシストとあまり数字を残せていない。 それでもスロット監督は、ブレントフォード戦(18日)に向けた前日会見でヌニェスを擁護。「あまり数字を残せていない」こそ、正しい認識ではないとして信頼を強調した。 「ダルウィン・ヌニェスが自信を失っている? それはキミの認識だろう。私は全くもってそう思っていない」 「彼は(FAカップ3回戦)アクリントン戦やフルアム戦で得点に絡み、サウサンプトン戦では自らゴールを決めた。ストライカーの人生は、得点できる時もあれば、そうではない時もある。毎週毎週先発するわけでもない」 「最近の我々は、トッテナム戦以外の全試合で得点を決めており、ダルウィンもこれまでやってきたように得点する時が来るのだよ。キミが思っているほど、彼は苦戦していない」 一方、先日『ITV』に出演したリバプールOBのロビー・ファウラー氏はヌニェスをバッサリ。厳しい言葉でさらなる奮起を促している。 「彼について言えることは2〜3年前と同じ。未熟で、リバプールの選手じゃない」 「いつまでも同じことを言いたくないんだ。『彼は一生懸命やっているから』と私の意見を非難する者がいるが、一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか? 彼が愛されているのは知っている。しかし、パフォーマンスもゴールも足りない。結果を出してほしい」 2025.01.18 13:42 Sat3
「彼は投入されれば全力を尽くす」リバプール指揮官が語るMF遠藤航への全幅の信頼「いつでもワタを必要としている」
リバプールのアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航を絶賛した。クラブ公式サイトが伝えている。 ユルゲン・クロップ前監督のラストシーズンとなった昨季は、後半戦から主力の一人としてプレーしていた遠藤。しかし、昨夏にスロット監督が就任すると、戦術的にライアン・グラフェンベルフがより好まれたこともあり、出場機会は激減していた。 それでも、最近は守備陣に負傷者を抱えていたチーム事情もあって、本職の中盤ではなくセンターバックで起用される機会が増加。9日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)準決勝のトッテナム戦や11日に行われたFAカップ3回戦のアクリントン戦では、センターバックのポジションで奮闘した。 スロット監督も、与えられたタスクを黙々とこなす遠藤の人間性を絶賛。チームにとって欠かせない戦力だと改めて強調している。 「(遠藤のプロフェッショナルさについては)明らかだ。私はアクリントン戦の前、ハーヴェイ(・エリオット)に部屋へ来るよう頼んだ。彼が10番のポジションでの起用を望んでいると知りつつも、出場できない選手がいたこともあって右サイドで起用しなければならなかったからだ。彼はそこで本当にうまくやったと思う」 「ワタ(遠藤)についても同じ状況だったが、私は彼を部屋に呼ばなかった。彼がどんな人間かは知っているからだ。どこで起用しても、ワタは『あぁ、いつ起用されてもベストを尽くすよ』という感じだからね。試合終了の5分前でも、彼は投入されれば全力を尽くす」 「多くのファンにとって、それは普通のことに思えるかもしれない。しかし私がフットボールに携わっている間には、試合終了5分前に投入された選手がワタとは違い、異なるエネルギーを見せている姿を目にしてきた」 「彼はチームにとって重要な存在だ。中盤で、あるいはセンターバックとして、いつでも彼を必要としている。そして、彼は本当に良くやってくれている。トッテナム戦では、彼を最終ラインから外した瞬間に失点してしまった!」 2025.01.14 18:10 Tue4
リバプールは抜けて強い? 最後の最後で力尽きたブレントフォード敵将が大絶賛 「優勝の大本命」
ブレントフォードのトーマス・フランク監督が今季のリバプールをプレミアリーグ優勝の“大本命”と評した。イギリス『デイリー・メール』が報じる。 アルネ・スロット新監督のもと、プレミア覇権奪還へまい進中のリバプール。直近のプレミア2試合でいずれも引き分けが続くなか、18日の第22節ではブレントフォードのホームに乗り込み、2-0で勝利した。 ブレントフォード戦も終盤まで0-0とさらなる引き分けも頭をよぎった、途中出場のダルウィン・ヌニェスが後半アディショナルに殊勲の2発。2位アーセナルを6ポイント差に突き放し、首位固めに成功した。 ブレントフォードからすれば、悔しい結果となったが、今年に入ってアーセナル、マンチェスター・シティに続くビッグクラブとの対戦だったフランク監督はリバプールから抜けた強さを感じたようだ。 「うちはこの短期間でマンチェスター・シティ、アーセナル、そしてリバプールと対戦した。私からすれば、彼らは他の2チームよりも上のレベル。完成されているね。プレミアリーグでも、世界でも、最高のチームさ。優勝の大本命だ」 そう敵将からも力を認められるリバプール。5連覇がかかるシティが遅れを取る今季、2019-20シーズン以来の優勝チャンスといえるが、このまま突っ走れるか。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌニェス大仕事のブレントフォード戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JWA3UThmaPM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.19 19:15 Sun5
「負傷離脱は最悪だった」ケガから復帰後すぐ先発復帰のリバプールDFコナテ、残るシーズンに向けて「よりリズムが必要だ」
リバプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテが、負傷からの復帰について語った。クラブ公式サイトが伝えている。 DFヴィルヒル・ファン・ダイクの相方として、今シーズンはスタートから絶大な存在感を示していたコナテ。圧倒的なフィジカルとスピードによって、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)で首位快走のチームを支える存在となっていたが、昨年11月に行われたCLでヒザを痛めて長期離脱となっていた。 それでも、6日に行われたプレミアリーグ第20節のマンチェスター・ユナイテッド戦で復帰を果たしたコナテ。DFジョー・ゴメスが負傷離脱したタイミングだったこともあって、いきなりのフル出場となった。 残るシーズンで再びの活躍が期待されるコナテは、自身にとって負傷は痛恨だったとコメント。復帰した現在はアルネ・スロット監督からの信頼を喜びつつ、一試合一試合に集中したいと意気込んでいる。 「(負傷で試合に参加できないのは)僕にとって最悪だった!試合を見たくない時もあったけど、見る必要はあったよ。ベンチの後ろに座っていると、ピッチで仲間たちと一緒にいたいと思って足が震えるんだ。でも、時にはこうしたことが起こるし、我慢するしかない」 「今は良い感じだけど、100%ではない。それでも復帰に向け、ヒザを治して練習してきた。素晴らしい試合が待っていると分かっていたからね。ジョー・ゴメスのケガもあった。彼は僕らにとって非常に重要であり、早く復帰してほしいよ。僕も早く復帰するため、あらゆることをしてきた」 「監督は僕を信頼してくれていると思う。6週間ケガをしていて、チームと一緒にトレーニングをしたのは1回だけだったけどプレーしたんだ。それまでもチームとは共に守り、プレースタイルも理解していたからピッチで迷うことはなかったよ。今はよりリズムが必要だ。チームのメンタリティは本当にまとまっていて、今シーズンはそれを続けていく」 「僕にとってプレミアリーグは世界で最も厳しいリーグだ。どのチームとの対戦も、非常に厳しい。これはどのクラブにとっても問題だね!すべてのチームとの対戦で、リラックスできる試合は1つもない。ブンデスリーガや他のリーグにいたときはリラックスできる試合もあったけど、プレミアリーグにはないんだ。すべてが非常に厳しいからこそ、努力してトレーニングし、毎回集中する必要がある」 2025.01.14 12:10 Tueリバプールの人気記事ランキング
1
殊勲の2発も英語を話せず…ヌニェスへのスペイン語インタビューが反響、ヒーローの声を届けた美人レポーターに賛辞集まる
リバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスへの「スペイン語インタビュー」が、イギリスで反響を呼んでいるという。 ヌニェスは18日、プレミアリーグ第22節・ブレントフォード戦で途中出場から2得点。去就報道などで試合前から注目が集まっていたなか、リバプールに2-0勝利をもたらした。 問答無用のヒーローということで、試合直後に現地での放映局『スカイ』がインタビューへ。 しかし、スペイン語圏ウルグアイの出身、イギリス在住2年半ほどのヌニェス。実は英語をほとんど話せないそうで、こういった選手はプレミアリーグの試合で活躍しても、水面下でインタビューを拒否することが珍しくない。 それでも、この日はどうしたってヌニェス。 『スカイ』はブラジル出身でスペイン語も堪能なジャーナリスト、ナタリー・ゲドラさんをこの試合でスタンバイさせており、ゲドラさんはヌニェスにごくごく簡単な英語とスペイン語を織り交ぜてインタビューした。 普段あまりインタビューに登場しないヌニェスとあって、これだけでも現地のSNSユーザーが盛り上がったそうだが、ゲドラさんはヌニェスが母語で紡いだアツイ気持ちを英語に翻訳。 ヌニェスとのやりとりを終えたあと、ゲドラさんはインタビュー全体を総括した。 「彼(ヌニェス)は『決して諦めない』と言いました。ゴールを決めるのに苦労しているのなら、もっともっと努力する…と。自らが難しい時期を過ごしているとの自覚、リバプールのために全力を注ぐ覚悟を感じました。今日の2得点は彼にとって良いものとなったはずです」 この日リバプールファンを喜ばせたのはヌニェスだが、ゲドラさんのファンになる人も。 SNS上では「スカイの新しいレポーター?素晴らしいインタビューだった」「スペイン語圏の選手の声が今後はもっと聞けるかも」「敬意に値するインタビュアーとスカイの準備」等々、ゲドラさんと『スカイ』に賛辞が贈られた。 <span class="paragraph-title">【写真】ヒーローヌニェスの声を届けた美しきインタビュアー、ナタリー・ゲドラさん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">"This unlocks Spanish-speaking players we rarely get to hear from!" <br><br>Fans heaped praise on a Sky Sports presenter for her eye-opening interview with Darwin Nunez that saw her translate their discussion<a href="https://t.co/F6lCUwXf6J">https://t.co/F6lCUwXf6J</a> <a href="https://t.co/ok5Kk5nBAi">pic.twitter.com/ok5Kk5nBAi</a></p>— Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1880938141135372564?ref_src=twsrc%5Etfw">January 19, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.20 17:35 Mon2
「その気概を評価したい」ヌニェスが劇的2発! リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星に?「彼自身とチームの今後を占ううえで有意義」
リバプールを勝利に導いたのは、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスである。 リバプールは18日、プレミアリーグ第22節でブレントフォードに2-0と勝利。途中出場のヌニェスが90+1分、90+3分とネットを揺らした。 前日会見で主要トピックとなっていたヌニェス。一部でサウジアラビア移籍が浮上したなか、「今季公式戦26試合で4得点という数字をどう捉えているのか?」との質問がアルネ・スロット監督に飛んでいたのだ。 迎えた一戦、ヌニェスは65分に投入され、決定機を2度逸。それでも試合終盤に2発を叩き込み、3ポイントの決定的な立役者となった。 『BBC Radio』出演のクリス・サットン氏は「タイトルを獲るなら、こういう終盤の得点で勝つ経験が重要」としたうえで、ヌニェスについて「十分ではないが、少なくとも今は“良い”。今日も最後まで諦めなかった」と及第点。 また、同席したマーティン・キーオン氏は続けざまに「こういった決定的な役割をモハメド・サラーに譲らなかった気概を評価したい。試合を決めたのはヌニェスだ」とコメント。 これについてサットン氏は「先週スロットが『ヌニェスを上手く機能させられていない』との旨を話したが、この勝利とヌニェスの2発は、リバプールと彼自身の今後を占ううえで有意義だったのではないか」と補足した。 「これがタイトル獲得への道というものだ」 90+1分弾で感情が爆発…ユニフォームを脱いでしまい、累積警告明けでいきなりイエローカードを頂戴したヌニェス。しかし、リバプールにとって3ポイント以上の価値を持つ白星となったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】試合を決めたヌニェス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">まさにケチャドバ!?<br>途中出場のダルウィン・ヌニェスが<br>ブレイス達成<br>リヴァプールが試合を決定づける<br><br>プレミアリーグ 第22節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブレントフォード</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/iddgod813h">pic.twitter.com/iddgod813h</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1880663987236569379?ref_src=twsrc%5Etfw">January 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.19 18:10 Sun3
「自信喪失?それはキミの認識」26戦4発ヌニェスを指揮官が擁護…OBはバッサリ「一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか?」
リバプールのアルネ・スロット監督が、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスについて言及した。イギリス『ミラー』が伝える。 このところサウジ移籍の可能性が伝えられるヌニェス。24-25シーズンからのスロット体制では途中出場も多く、公式戦26試合で4ゴール4アシストとあまり数字を残せていない。 それでもスロット監督は、ブレントフォード戦(18日)に向けた前日会見でヌニェスを擁護。「あまり数字を残せていない」こそ、正しい認識ではないとして信頼を強調した。 「ダルウィン・ヌニェスが自信を失っている? それはキミの認識だろう。私は全くもってそう思っていない」 「彼は(FAカップ3回戦)アクリントン戦やフルアム戦で得点に絡み、サウサンプトン戦では自らゴールを決めた。ストライカーの人生は、得点できる時もあれば、そうではない時もある。毎週毎週先発するわけでもない」 「最近の我々は、トッテナム戦以外の全試合で得点を決めており、ダルウィンもこれまでやってきたように得点する時が来るのだよ。キミが思っているほど、彼は苦戦していない」 一方、先日『ITV』に出演したリバプールOBのロビー・ファウラー氏はヌニェスをバッサリ。厳しい言葉でさらなる奮起を促している。 「彼について言えることは2〜3年前と同じ。未熟で、リバプールの選手じゃない」 「いつまでも同じことを言いたくないんだ。『彼は一生懸命やっているから』と私の意見を非難する者がいるが、一生懸命やっていればリバプールの選手でいられるのか? 彼が愛されているのは知っている。しかし、パフォーマンスもゴールも足りない。結果を出してほしい」 2025.01.18 13:42 Sat4
【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節
先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat5