新戦力よりユーベ戦の「勝利」を渇望、ミラン指揮官が移籍市場に言及「1月はあまり好きではない」

2025.01.18 16:43 Sat
ユベントス相手に再びの勝利狙うコンセイソン監督
Getty Images
ユベントス相手に再びの勝利狙うコンセイソン監督
ミランセルジオ・コンセイソン監督が大一番や補強についてコメントした。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。

コンセイソン監督就任後は後半で巻き返す逆転劇が続き、ここまで公式戦3勝1分けのミラン。18日に行われるセリエA第21節では、新体制初陣のスーペル・コッパ準決勝で対戦したユベントスと再び相まみえる。

前日会見に臨んだポルトガル人指揮官は、前節のコモ戦で負傷したアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックに言及。「プリシックは欠場だ。ブラフはかけたくない」、「深刻なものではないが、20分ほどプレーすれば悪化するリスクがあり、私はそれを冒したくない」と、大一番での欠場とともに状態を説明した。
一方で、1月のメルカートでの最優先ポジションについての質問に対しては、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)やチェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)、マンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)らビッグネームが候補に挙がっているなか、あくまで目の前の試合に集中していると取り合わず。

「(欲しいものは)明日の勝利だ。あなた(記者)の好奇心は理解できるが、許してほしい。私は試合のことを考えている。市場に反応するよう言い回しを変えても意味はない」
しかし、補強に向けクラブが動いていることは認め、上層部と意見を擦り合わせているという。

「1月の移籍市場はあまり好きではない。開いている期間が長すぎて、選手たちにポジティブではない感情を与えてしまうからだ。チームはバランスが取れている必要がある。今日の私にとって市場は最も重要なことではない」

「試合後は経営陣と話している。このチームにプラスアルファをもたらせる選手を獲得するのが容易ではないことはわかっているはずだ。時間はある。我々は互いに話し合っているし、何を望んでいるかについて同意している」

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「サッカーが大嫌いだった」偉大な父を持つ18歳M・イブラヒモビッチ、父ズラタンとの比較は「嫌だった」

ミラン・フトゥーロのU-18スウェーデン代表FWマキシミリアン・イブラヒモビッチが自らのキャリアについて語った。スウェーデン『Aftonbladet』が伝えた。 現在はミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏の息子、マキシミリアン。7月にはミランとプロ契約を交わし、下部組織で父と同じプロサッカー選手の道を歩み始めている。 主に左ウイングとしてプレーする18歳は、プリマヴェーラ1でここまで7試合4ゴールと好発進のシーズンに。10月にはU-18スウェーデン代表に初招集された。 マキシミリアンは代表活動中に取材に応じると、9歳から始まったサッカーキャリアを回想。父親が所属したパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)のアカデミーを渡り歩くと、その後は母国スウェーデンのハンマルビーでプレーし、2022年8月にミランへ行き着いた。 「どこの国でも良い思い出があるけれど、ミランが一番居心地の良い場所だった」 「始めたのは9歳の時でかなり遅かった。パリの地元クラブで」 「でも(サッカーに)一目惚れしたからじゃない。その逆だ。11歳くらいまではサッカーが大嫌いだった。最悪だった。すべてが間違っていて嫌だった。父と比較されるのも嫌だった」 「でもある日、サッカーへの愛に目覚めた。突然ピンと来たんだ」 また、昔は嫌だったという父との比較についてさらにコメント。今では自分の道を見つけているようだ。 「比較については考えない。僕は僕だし、彼は彼だ。同じポジションをプレーしているわけでもないから、比べることはあまりない」 好きな選手はブラジル代表FWネイマール、先輩のポルトガル代表FWラファエル・レオン、ミランにも所属した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏だとも明かしたマキシミリアン。ともに練習したことがあるレオンについては「初めて彼を見た時、まるでお菓子屋さんにいる気分だった」というが、「今はむしろ競争相手として見ている」と頼もしいコメントも残した。 <span class="paragraph-title">【動画】U-18代表入り! 取材に応じるマキシミリアン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vuIK6ScqWUg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 15:50 Thu
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マキシ・ロペスが現役引退…バルセロナやミランなどでプレー

リーベル・プレートやバルセロナ、ミランなどでプレーしたアルゼンチン人FWマキシ・ロペス(37)が現役引退を発表した。 マキシ・ロペスは29日に自身の公式SNSを更新。選手として在籍した全てのクラブでのプレー映像とともに「私の夢を実現してくれた皆さんに感謝します。それは美しい旅でした!!!」と、今夏のタイミングでスパイクを脱ぐ決断をしたことを明かした。 リーベル・プレートのユース出身のマキシ・ロペスは、バルセロナやマジョルカ、FCモスクワ、グレミオへのプレーを経て、2010年1月にカターニャに完全移籍。同クラブでは加入半年でリーグ戦11ゴールを挙げ、降格圏に沈んでいたクラブをセリエA残留に導いた。 その後、ミランやサンプドリアへレンタルされると、2014年夏にキエーボ、 2015年冬にトリノ、2017年夏にウディネーゼへ完全移籍。ウディネーゼ退団後はブラジルのヴァスコ・ダ・ガマやセリエB(イタリア2部)に所属したクロトーネでのプレーを経て、昨季はセリエC(イタリア3部)のサンベネデッテーゼに完全移籍していた。 クラブキャリアを通じてはセリエAで215試合、ラ・リーガで43試合、プレミアリーグで22試合など、公式戦400試合以上に出場していた。 2021.07.30 07:00 Fri

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