「移籍せずに残れば挽回できたかもしれませんが、僕は怖かったんです」小笠原佳祐が藤枝から相模原への完全移籍で胸中綴る
2024.12.19 16:50 Thu
SC相模原は19日、藤枝MYFCから期限付き移籍加入していたDF小笠原佳祐(28)について、期限付き移籍期間の終了と完全移籍移行を発表。小笠原は来季も相模原でプレーする。
小笠原は山口県出身で、東福岡高校、筑波大学を経て、2019年にロアッソ熊本へ入団。22年から藤枝へ移籍し、J2リーグ昇格に貢献したうえ、昨季はJ2で35試合出場も、今季は出番激減で7月から相模原へ期限付き移籍することに。
相模原では最終ラインでガッチリ定位置を掴み、来シーズンから完全移籍へ切り替わることに。小笠原は藤枝と相模原、双方のクラブ公式サイトからコメントを発表している。
◆藤枝MYFC
「僕は逃げたのではないか。夏に移籍してからずっとその気持ちが心の中にありました」
「僕は御託を並べるのが得意で、それらしい理由を見つけてストーリーを作っていくのが得意です。それはいつの間にか本心を覆い隠してしまうことがあります。5ヶ月前に移籍に際して書いたリリース文は今読み返してもたしかに本心だろうと思います。ただ同時に当時の現状から逃げたような気もするのです。そこが語られていないような気がしました」
「でも僕は怖かったんです」
「そのままMYFCに残り続けたとしてシーズンが終わったあとの面談で来年の契約がないことを言い渡されるのが。ロアッソのときからトラウマなのです」
「必要としてくれたクラブから必要ないと言われるのが、必要としてくれていた監督から必要ないと暗に伝わるのが、3年かけてだんだん好きになったクラブを離れるのが」
「組織は動的平衡なものです。生命と同じように組織を構成するものは絶えず変化していきます。ずっと残り続けるものはありません。僕もただ1つの細胞としてそこを通り過ぎていく存在にすぎません。でも確かに僕はそこに存在していたと思いたいのです」
「J2に昇格したあの瞬間、確かに僕は長野にいました。J2初年度、藤枝総合でエスパルスを倒したとき、確かに僕はピッチに立って終了のホイッスルを聞きました。天皇杯でJ1のアントラーズが藤枝総合のスタジアムに来たあの日、確かに僕はそこにいました」
「だから、このクラブに少なからず貢献できたという自負があります。ちっぽけな自負かもしれません。でもいいのです。そのちっぽけな自負を持って次のクラブに行きます」
「もちろんSC相模原にもクラブを今の位置まで引き上げてくれた人たちがたくさんいます。今も支えてくれている方がたくさんいます。少しでもその人たちに報いられるように精一杯サッカーをします。どれだけ小さくてもクラブに貢献できたと胸を張って言えるようにサッカーに向き合っていきます」
「夏の移籍はやっぱり逃げだったのかもしれないという気持ちは拭えません。でも仮に選択が逃げだったとしてもサッカー選手としてピッチ上で手は一切抜いていません。そして移籍先で出会えた人、経験できたことは僕にとってかけがえのないものになりました」
「サッカー界はとても狭いです。だからさようならもありません。またどこかでお会いしましょう!」
◆SC相模原
「『信じる』ことは何よりも肝心です」
「信じたけど結果が伴ってこなかった。これはサッカーの世界でよく起こり得ることです。反対に、信じていなかったけれど結果が出てしまった。これは時に前者よりも厄介です。信じていたかどうかは他人にはわかりません」
「どれだけ周りに『私(俺)は信じていたんだ』と何かが起こった後に言っても本心はその人にしかわかりません。サッカーに関わる人なら選手に限らず思い当たる節がある人も多いはずです。0-2で迎えた後半、1-0で迎えたラストプレー、0-0で迎えたアディショナルタイム。本当に勝つことを最後まで疑わずに信じられていたのか、自分に問わなければいけません」
「結果はコントロールできませんが、信じるかどうかは心の持ちようです。信じるかどうかはその人のスタンス次第です。繰り返しになりますが、信じたからといって見返りがくるとは限りません。それは決して結果が出ないことへの保険でもありません」
「もし結果が出たときに信じていた方がより一層喜べる。ただそれだけです。でもそれが一番嬉しいことです。信じきれずに結果が出てしまったとき、どれだけ取り繕っても自分だけは絶対に見ています。それが人間として一番ダサいことだと僕は思います」
「だから僕は来季いろんなものを信じます。どんな状況になってもピッチで一緒に闘うチームメイトと応援してくれる人を信じます。仮に信じてもらえなくてもまず自分から信じます。信じることが結果につながると信じたいし、結果を残さずに組織を去るのは嫌だからです」
「今季の自分の『信じる』気持ちがどうだったのか、もう一度自分に問い直して年始に出直してきます。クラブをJ2に戻せるように、自分もJ2に戻れるように、精一杯闘います」
「サガミスタの皆さん、みんなで信じ合いましょう」
小笠原は山口県出身で、東福岡高校、筑波大学を経て、2019年にロアッソ熊本へ入団。22年から藤枝へ移籍し、J2リーグ昇格に貢献したうえ、昨季はJ2で35試合出場も、今季は出番激減で7月から相模原へ期限付き移籍することに。
相模原では最終ラインでガッチリ定位置を掴み、来シーズンから完全移籍へ切り替わることに。小笠原は藤枝と相模原、双方のクラブ公式サイトからコメントを発表している。
「僕は逃げたのではないか。夏に移籍してからずっとその気持ちが心の中にありました」
「僕は御託を並べるのが得意で、それらしい理由を見つけてストーリーを作っていくのが得意です。それはいつの間にか本心を覆い隠してしまうことがあります。5ヶ月前に移籍に際して書いたリリース文は今読み返してもたしかに本心だろうと思います。ただ同時に当時の現状から逃げたような気もするのです。そこが語られていないような気がしました」
「もしかすると、移籍せずに残っていれば夏すぎから挽回してスタメンを勝ち取れたかもしれない、それは分かりません」
「でも僕は怖かったんです」
「そのままMYFCに残り続けたとしてシーズンが終わったあとの面談で来年の契約がないことを言い渡されるのが。ロアッソのときからトラウマなのです」
「必要としてくれたクラブから必要ないと言われるのが、必要としてくれていた監督から必要ないと暗に伝わるのが、3年かけてだんだん好きになったクラブを離れるのが」
「組織は動的平衡なものです。生命と同じように組織を構成するものは絶えず変化していきます。ずっと残り続けるものはありません。僕もただ1つの細胞としてそこを通り過ぎていく存在にすぎません。でも確かに僕はそこに存在していたと思いたいのです」
「J2に昇格したあの瞬間、確かに僕は長野にいました。J2初年度、藤枝総合でエスパルスを倒したとき、確かに僕はピッチに立って終了のホイッスルを聞きました。天皇杯でJ1のアントラーズが藤枝総合のスタジアムに来たあの日、確かに僕はそこにいました」
「だから、このクラブに少なからず貢献できたという自負があります。ちっぽけな自負かもしれません。でもいいのです。そのちっぽけな自負を持って次のクラブに行きます」
「もちろんSC相模原にもクラブを今の位置まで引き上げてくれた人たちがたくさんいます。今も支えてくれている方がたくさんいます。少しでもその人たちに報いられるように精一杯サッカーをします。どれだけ小さくてもクラブに貢献できたと胸を張って言えるようにサッカーに向き合っていきます」
「夏の移籍はやっぱり逃げだったのかもしれないという気持ちは拭えません。でも仮に選択が逃げだったとしてもサッカー選手としてピッチ上で手は一切抜いていません。そして移籍先で出会えた人、経験できたことは僕にとってかけがえのないものになりました」
「サッカー界はとても狭いです。だからさようならもありません。またどこかでお会いしましょう!」
◆SC相模原
「『信じる』ことは何よりも肝心です」
「信じたけど結果が伴ってこなかった。これはサッカーの世界でよく起こり得ることです。反対に、信じていなかったけれど結果が出てしまった。これは時に前者よりも厄介です。信じていたかどうかは他人にはわかりません」
「どれだけ周りに『私(俺)は信じていたんだ』と何かが起こった後に言っても本心はその人にしかわかりません。サッカーに関わる人なら選手に限らず思い当たる節がある人も多いはずです。0-2で迎えた後半、1-0で迎えたラストプレー、0-0で迎えたアディショナルタイム。本当に勝つことを最後まで疑わずに信じられていたのか、自分に問わなければいけません」
「結果はコントロールできませんが、信じるかどうかは心の持ちようです。信じるかどうかはその人のスタンス次第です。繰り返しになりますが、信じたからといって見返りがくるとは限りません。それは決して結果が出ないことへの保険でもありません」
「もし結果が出たときに信じていた方がより一層喜べる。ただそれだけです。でもそれが一番嬉しいことです。信じきれずに結果が出てしまったとき、どれだけ取り繕っても自分だけは絶対に見ています。それが人間として一番ダサいことだと僕は思います」
「だから僕は来季いろんなものを信じます。どんな状況になってもピッチで一緒に闘うチームメイトと応援してくれる人を信じます。仮に信じてもらえなくてもまず自分から信じます。信じることが結果につながると信じたいし、結果を残さずに組織を去るのは嫌だからです」
「今季の自分の『信じる』気持ちがどうだったのか、もう一度自分に問い直して年始に出直してきます。クラブをJ2に戻せるように、自分もJ2に戻れるように、精一杯闘います」
「サガミスタの皆さん、みんなで信じ合いましょう」
小笠原佳祐の関連記事
藤枝MYFCの関連記事
29日、明治安田J2リーグ第12節の10試合が各地で行われた。
【熊本vs千葉】敵地で1点が奪えず首位千葉の連勝がストップ…
4連勝で首位を快走するジェフユナイテッド千葉(勝ち点30)は、前節の藤枝MYFC戦で4試合ぶりの白星を飾った11位ロアッソ熊本(勝ち点15)と対戦し、0-0の引き分けに終わった。
2025.04.29 18:50 Tue
J2の関連記事
|
|
小笠原佳祐の人気記事ランキング
1
【Jリーグ出場停止情報】J1優勝を争う横浜FMのエドゥアルド、川崎Fの山根視来が出場停止
Jリーグは15日、最新の出場停止選手情報を発表した。 12日に発表された選手に加え、14日に行われた試合では12名が追加となった。 J1では首位の横浜F・マリノスのDFエドゥアルド、2位の川崎フロンターレの日本代表DF山根視来が出場停止選手として追加されることとなった。 またJ2では、7名が追加。プレーオフ圏に望みもあるFC町田ゼルビアではDF深津康太、MF髙江麗央、FW鄭大世が出場停止となっている。 J3でも14日に中断していた試合が行われた藤枝MYFCのMF鈴木惇、FC岐阜のMF庄司悦大、DFフレイレが出場停止となった。 【明治安田生命J1リーグ】 DF大南拓磨(柏レイソル) 第30節 vs川崎フロンターレ(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山根視来(川崎フロンターレ) 第30節 vs柏レイソル(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第30節 vs北海道コンサドーレ札幌(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWファビアン・ゴンザレス(ジュビロ磐田) 第30節 vsセレッソ大阪(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFリカルド・グラッサ(ジュビロ磐田) 第30節 vsセレッソ大阪(9/17) 今回の停止:1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 DF宮市剛(いわてグルージャ盛岡) 第37節 vsロアッソ熊本(9/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF深津康太(FC町田ゼルビア) 第37節 vs東京ヴェルディ(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(1/2) 第38節 vsブラウブリッツ秋田(9/25) 今回の停止:警告の累積による1試合停止(2/2) MF髙江麗央(FC町田ゼルビア) 第37節 vs東京ヴェルディ(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW鄭大世(FC町田ゼルビア) 第37節 vs東京ヴェルディ(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF関口正大(ヴァンフォーレ甲府) 第37節 vs横浜FC(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF内田航平(徳島ヴォルティス) 第37節 vsベガルタ仙台(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF中川創(FC琉球) 第37節 vsレノファ山口FC(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 DF石田崚真(SC相模原) 第25節 vs藤枝MYFC(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF常田克人(松本山雅FC) 第25節 vsガイナーレ鳥取(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF外山凌(松本山雅FC) 第25節 vsガイナーレ鳥取(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF小笠原佳祐(藤枝MYFC) 第25節 vsSC相模原(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF鈴木惇(藤枝MYFC) 第25節 vsSC相模原(9/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF宇賀神友弥(FC岐阜) 第25節 vsヴァンラーレ八戸(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF庄司悦大(FC岐阜) 第25節 vsヴァンラーレ八戸(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFフレイレ(FC岐阜) 第25節 vsヴァンラーレ八戸(9/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2022.09.15 19:20 Thu藤枝MYFCの人気記事ランキング
1
藤枝MF星原健太が現役引退「起業家で大富豪になるという新たな夢ができました」
藤枝MYFCは10日、MF星原健太(32)が現役を引退することを発表した。 星原は大阪府出身で、ガンバ大阪のユース出身。そのままトップチームに昇格すると、2012年には水戸ホーリーホックへ期限付き移籍。2014年にギラヴァンツ北九州へ完全移籍していた。 北九州では3シーズンを過ごすと、2017年に松本山雅FCへと完全移籍。ザスパクサツ群馬への期限付き移籍を経て、2019年から藤枝でプレーしていた。 通算成績は、J1リーグで8試合1得点、J2リーグで116試合3得点、J3リーグで36試合出場、リーグカップで1試合出場、天皇杯で8試合出場だった。 なお、今シーズンは3試合の出場に終わっていた。星原はクラブを通じてコメントしている。 「藤枝MYFCに関わる関係者、スポンサー様、ファン、サポーターの皆さん、2年間ご支援ご声援ありがとうございました」 「そして今まで関わったガンバ大阪、水戸ホーリーホック、ギラヴァンツ北九州、松本山雅FC、ザスパクサツ群馬の皆さん、本当にありがとうございました」 「今シーズン限りで現役引退を決意しました。サッカー人生色々あったけど本当に楽しかったです!そして自分には起業家で大富豪になるという新たな夢ができました。この歳からでも新たに挑戦できるというところをYouTubeを通して発信していきたいと思います!」 「今のところパーソナルトレーナーを目指そうと思っています。ただ、いい話があればすぐにでも乗り換えるつもりです!フリーでやろうと思っているので興味のある方は是非よろしくお願いします。何処へでも伺いますので」 「最後に、ぜひ皆さん「星原健太BTV」へのチャンネル登録よろしくお願いします」 2020.12.10 15:11 Thu2
藤枝がFW谷口堅三との契約満了を発表…納得いかない2年間も「これも自分の実力です」
藤枝MYFCは10日、FW谷口堅三(30)との契約満了を発表した。 谷口は鹿児島県出身で、サガン鳥栖や鹿児島ユナイテッドFC、グルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)でプレー。2018シーズンから藤枝でプレーし、1年目は明治安田生命J3リーグで21試合に出場し6得点を記録していた。 今シーズンは、リーグ戦12試合に出場し2得点に終わっていた。谷口はクラブを通じてコメントしている。 「はじめに、今シーズンもチームを応援していただいたファン、サポーター、スポンサー各社様、藤枝MYFCに関わる全ての方、お疲れ様でした。3位というクラブ最高順位の結果で終わることが出来ました」 「これも皆さまの日頃からの熱いご声援やご支援があったからこその結果だと思います。本当にありがとうございました」 「自分は今シーズンをもってこのクラブを去らなければなりません。藤枝に来て2年、納得のいくシーズンは過ごせませんでしたが、これも自分の実力です」 「しかし、「サッカーのまち」藤枝でサッカーが出来た経験を誇りに、今の悔しい気持ちを「反骨心」に変え、今後のサッカー人生に活かしていきたいと思います。静岡県民の優しさを多く感じた2年間、本当にありがとうございました」 2019.12.10 13:51 Tue3
父は元日本代表、藤枝退団のGK名良橋拓真がJFLの沖縄SVに加入「現役を辞める事も考えていたのですが…」
藤枝MYFCは24日、GK名良橋拓真(25)がJFLの沖縄SVへ移籍することを発表した。 名良橋は元日本代表DF名良橋晃氏の息子として知られる。 名良橋は、川崎フロンターレU-18、阪南大学を経て、2021年に藤枝入り。加入初年度こそ明治安田生命J3リーグで3試合に出場したが、チームが2位でJ2昇格を決めた2022シーズンは出番がなかった。 名良橋は沖縄SVを通じてコメントしている。 「沖縄SVに関わる全ての皆様、はじめまして。藤枝MYFCから加入する事になった名良橋拓真です。藤枝を契約満了になってから、様々な事もあり現役を辞める事も考えていたのですが、そんな状況の自分を沖縄SVに拾って頂きました」 「その時点で僕は沖縄SVの為に全てを捧げて戦うという覚悟を決め、この日差しの強い暖かな沖縄の地を踏み締めた瞬間、その覚悟はより一層強いものとなりました」 「チームの目標であるJ3昇格。沖縄SVは地域リーグから上がってきたばかりですが、どのチームも開幕戦を迎える時は勝点0の横一線からのスタートです。そこから一番最後にJ3昇格という最高の景色を沖縄SVに関わる全ての皆様と共に見るために、そして暑い沖縄の地で戦う僕らを応援して下さる皆様の心を熱くしたい。その思いを胸に自分の持っているものを全て出し切り精一杯頑張ります。 是非とも応援よろしくお願い致します」 2023.02.24 14:27 Fri4
J2藤枝で発生した集団食中毒の原因が判明、3グループ63名に症状…当該飲食店には営業禁止命令
藤枝MYFCは4日、チーム内で発生した集団食中毒について経過報告。保健所による調査結果も公表されている。 藤枝は2月28日、同26日、27日にかけてチーム内で集団食中毒が発生したことを発表。トップチームの選手、スタッフの25名が感染し、下痢や嘔吐の症状があるとしていた。 静岡県中部保健所に報告し、原因について調査を依頼。その結果、飲食店の利用が原因だと判明した。 中部保健所の発表によると、2月25日に藤枝市内の飲食店「Caldera(カルデラ)」で喫食した3グループ130人のうち、63名が発症。患者の共通食が当該施設で調理された食事に限られること、患者の症状が類似していること、患者及び調理従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がなされたことから、当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定したとのことだ。 入院患者も7名出ているとのこと。なお、当該施設は3日から当分の間、営業禁止処分が下されている。 摂取された食品は、ごはん、ポークチャップ、春雨サラダ、ゆで卵、ヒジキのサラダ、ミックスビーンズのポテトサラダとされている。 藤枝は選手、スタッフの状況について「全体としては回復傾向にありますが、自宅療養を続けている選手・スタッフもまだ数名います。引き続き保健所や医療機関等とも連携の上、クラブ関係者による経過観察を継続します」とし、コメントを発表している。 「この度、弊クラブトップチーム選手・スタッフ内において発生した集団食中毒に関して、保健所の調査結果が公表されました。弊クラブでは結果を精査するとともに、より一層の安全衛生管理、および再発防止に努めてまいります。あらためて、ファン・サポーターをはじめ、関係する皆様へご心配・ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」 「また、このような前例のない難しい状況下において、3月1日(土)のブラウブリッツ秋田戦でいただいた皆様からの応援は、弊クラブにとって決して忘れることのない大切なものとなりました。今シーズン初勝利に導く大きな力を私たちに与えていただいたことに対し、クラブ一同、心よりお礼を申し上げます」 「今後も藤枝MYFCは、ファン・サポーターをはじめ、関係する皆様とともに歩みを進めてまいります」 集団食中毒が発症した中で行われた1日の明治安田J2リーグ第3節では、藤枝はブラウブリッツ秋田をホームに迎え、終盤の前田翔茉のゴールで2-1と勝利を収めていた。 2025.03.04 12:25 Tue
5
