前代未聞! 交代出場寸前でまさかのベンチへ…ポーランド代表で衝撃の珍事、控えFWの登録なし「人為的なミス」

2024.11.18 13:45 Mon
交代出場の目前で出場できなかったシフィデルスキ
Getty Images
交代出場の目前で出場できなかったシフィデルスキ
国を代表して戦う気満々だった選手に思わぬ悲劇が待っていた。不測の事態が起こったのは、15日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ1第5節のポルトガル代表vsポーランド代表の一戦だ。

2-0とポルトガルがリードした中で迎えた72分に問題が発生。ポーランドは、カツペル・ウルバンスキを下げて、カロル・シフィデルスキをピッチに投入しようとしていた。
巻き返しを図ろうと、ミハウ・プロビエシュ監督が選手交代を画策したが、ピッチサイドで何やら揉め事が。シフィデルスキは交代せず、そのままベンチに引き下がったのだ。

交代する気満々でピッチサイドにいたシフィデルスキ。監督が別のアイデアを思いついたかと思いきや、理由は全く別のところに。『The Athletic』によると、シフィデルスキはそもそもこの試合のメンバーに登録されていなかったのだ。
しっかりとユニフォームを着用し、ハーフウェイライン付近で第4審の準備を待っていたが、そもそもピッチに立つ資格がなかったシフィデルスキ。複数のジャーナリストは試合時に配布されたメンバーリストをSNSにアップしたが、確かにシフィデルスキの名前はどこにもない。

ポーランド代表の広報担当者はこの件について「カロル・シフィデルスキ選手の状況については、人為的なミスにより、メンバー表に彼の名前が記載されていなかったことをお知らせします」とコメント。「選手にはすでにドレッシングルームで謝罪しており、この事態は収束した」と、チームから謝罪を行っているとした。

シフィデルスキはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシャーロットでプレー。ここまで74試合に出場し27ゴールを記録しているストライカーで、ポーランド代表としても37キャップを獲得している状況。まさに信じられない出来事となってしまった。

なお、試合は5-1でポルトガルが対象。選手交代が思い通りにできなかったポーランドはその後に3失点と守備が崩壊してしまった。


1 2

カロル・シフィデルスキの関連記事

ポーランド代表は24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第2節でマルタ代表とホームで対戦し2-0で勝利した。 欧州予選初戦のリトアニア代表をエースFWレヴァンドフスキの決勝弾で勝利したポーランドは、その試合からスタメンを3人変更。レヴァンドフスキやキャッシュ、ピオトロウスキに代えてピョンテ 2025.03.25 07:05 Tue
ポーランドサッカー協会(PZPN)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むポーランド代表メンバー25名を発表した。 3月からUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦わないチームは欧州予選がスタート。グループGに入っているポーランドは、フィンランド代表、リトアニア代表、マルタ代表と同居。また、 2025.03.14 14:35 Fri
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 ■ポーランド代表 出場回数:4 2024.06.16 17:30 Sun
ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキはユーロ2024のグループステージ初戦を欠場するようだ。 5大会連続の出場となるポーランド。フランス代表をはじめ、オランダ代表、そしてオーストリア代表が集うグループDに組み込まれ、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す。 そんなポーランドをエースとして引っ張るの 2024.06.12 17:35 Wed
ポーランド代表の前線に新たな懸念材料が出てきている。 ユーロ2024に向けて調整を進めるポーランドだが、ウクライナ代表との親善試合ではFWアルカディウシュ・ミリクがヒザを負傷。大会期間中の復帰が困難となり、本大会の登録メンバーを外れた。 さらに、10日に行われたトルコ代表との親善試合では2-1の勝利を収め、 2024.06.11 14:30 Tue

ポーランド代表の関連記事

ポーランド代表は24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第2節でマルタ代表とホームで対戦し2-0で勝利した。 欧州予選初戦のリトアニア代表をエースFWレヴァンドフスキの決勝弾で勝利したポーランドは、その試合からスタメンを3人変更。レヴァンドフスキやキャッシュ、ピオトロウスキに代えてピョンテ 2025.03.25 07:05 Tue
ポーランド代表は21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第1節でリトアニア代表と対戦し1-0で勝利した。 リーグA・グループ1に所属したUEFAネーションズリーグ2024-25では、グループ最下位に終わりリーグB降格となったポーランド。チームを率いるミハウ・プロビエシュ監督はW杯予選初戦に 2025.03.22 07:00 Sat
ポーランドサッカー協会(PZPN)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むポーランド代表メンバー25名を発表した。 3月からUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦わないチームは欧州予選がスタート。グループGに入っているポーランドは、フィンランド代表、リトアニア代表、マルタ代表と同居。また、 2025.03.14 14:35 Fri
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートし 2024.12.14 01:07 Sat
スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)での劇的勝利を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 18日、スコットランドはUNL2024-25のリーグAグループ1最終節でポーランド代表と対戦。最下位ながら準々決勝進出の可能性も残していたチームは、開始早々ジョン・マッギン 2024.11.19 10:55 Tue

UEFAネーションズリーグの関連記事

「ホントに8連休だったんだ」そんな風に私が驚いていたのは火曜日、リーガ28節でオサスナに勝った後、休眠状態に入ったヘタフェがようやく練習を開始したという記事を見つけた時のことでした。いやあ、確かにボルダラス監督のチームは、降格圏18位で各国代表戦週間を過ごす羽目になったお隣さんのレガネスとは違い、勝ち点9差の余裕ある1 2025.03.26 21:00 Wed
バルセロナのスペイン代表MFペドリが、過密日程やチームメイトのPK失敗に言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナルズ・準々決勝でオランダ代表と対戦したスペイン。1stレグを2-2のドローで終えると、23日の2ndレグは延長戦までもつれこみ2 2025.03.25 14:47 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のファイナル4の試合会場とキックオフ時間を発表した。 20日と23日に準々決勝が行われたUNL2024-25。4試合中2試合がPK戦までもつれる激闘となった中、ファイナル4開催国のドイツ代表、初代王者ポルトガル代表、2代目王者 2025.03.25 14:00 Tue
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグを 2025.03.25 06:30 Tue
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のプレーオフで敗れ、リーグBに降格したスコットランド代表の面々が、厳しい戦いを反省した。イギリス『BBC』が伝えた。 リーグAとリーグBの昇格・降格プレーオフに臨んでいたスコットランド。ギリシャとの1stレグは1-0で勝利を収めてリードを奪っていた。 そんな 2025.03.24 16:30 Mon

記事をさがす

カロル・シフィデルスキの人気記事ランキング

1

シフィデルスキの2発でマルタに完勝のポーランドがGS2連勝!【2026年W杯欧州予選】

ポーランド代表は24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第2節でマルタ代表とホームで対戦し2-0で勝利した。 欧州予選初戦のリトアニア代表をエースFWレヴァンドフスキの決勝弾で勝利したポーランドは、その試合からスタメンを3人変更。レヴァンドフスキやキャッシュ、ピオトロウスキに代えてピョンテク、カミンスキ、ボグシュをスタメンで起用した。 初戦でフィンランド代表に敗れたマルタに対し、立ち上がりから主導権を握るポーランドは13分にバックパスを受けたギラウマーのトラップミスからボールを奪ったボグシュがボックス左まで切り込みシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに防がれた。 攻勢を続けるポーランドは27分、敵陣中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、フランコフスキのパスでボックス右深くまで侵入したピョンテクがすべり込みながらダイレクトクロス。これは相手GKがギリギリ触れたが、ゴール前に流れたボールをシフィデルスキがゴールに押し込んだ。 先制したポーランドは34分にも、モデルの横パスを受けたシフィデルスキがバイタルエリア中央左からダイレクトミドルでゴールを脅かすと、44分には、ショートコーナーの流れからフランコフスキが右クロスを供給。これをファーサイドに走り込んだキヴィオルが右足ボレーで合わせたが、シュートは相手GKに阻まれ、1-0で前半を終えた。 迎えた後半からボグシュとベドナレクを下げてスリシュとヴィエテスカを投入したポーランドは、立ち上がりの51分に追加点を奪う。敵陣中盤でのインターセプトからショートカウンターを仕掛けると、ボックス内のモデルとのパス交換で相手マークを外したシフィデルスキがペナルティアーク左からゴール右隅にシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ポーランドは71分に敵陣左サイドで獲得したFKから10がクロスを供給すると、これをニアに走り込んだシフィデルスキが合わせたが、シュートは相手GKが右手一本で弾き出す。 ポーランドは78分にも、中盤からのスルーパスに反応したシフィデルスキがボックス内まで侵入しラストパス。走り込んだカミンスキがダイレクトシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに阻まれた。 後半アディショナルタイム1分にDFヴィエテスカへの危険なタックルでシュアレフが退場し、数的優位を得たポーランドはそのまま2-0で完勝。グループステージ連勝を飾っている。 また、同日開催のグループG第2節のリトアニア代表vsフィンランド代表は、2-2の引き分けに終わっている。 ◆グループG第2節結果 ▽3/24(月) ポーランド代表 2-0 マルタ代表 【ポーランド】 カロル・シフィデルスキ(前27) カロル・シフィデルスキ(後6) リトアニア代表 2-2 フィンランド代表 【リトアニア】 【フィンランド】 (前38) ◆グループG順位表 1.ポーランド代表(6/+3) ーーーW杯出場ーーー 2.フィンランド代表(4/+1) ーーー2次予選進出ーーー -.オランダ代表(-/-) 4.リトアニア代表(1/-1) 5.マルタ代表(0/-3) 2025.03.25 07:05 Tue
2

前代未聞! 交代出場寸前でまさかのベンチへ…ポーランド代表で衝撃の珍事、控えFWの登録なし「人為的なミス」

国を代表して戦う気満々だった選手に思わぬ悲劇が待っていた。 不測の事態が起こったのは、15日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ1第5節のポルトガル代表vsポーランド代表の一戦だ。 2-0とポルトガルがリードした中で迎えた72分に問題が発生。ポーランドは、カツペル・ウルバンスキを下げて、カロル・シフィデルスキをピッチに投入しようとしていた。 巻き返しを図ろうと、ミハウ・プロビエシュ監督が選手交代を画策したが、ピッチサイドで何やら揉め事が。シフィデルスキは交代せず、そのままベンチに引き下がったのだ。 交代する気満々でピッチサイドにいたシフィデルスキ。監督が別のアイデアを思いついたかと思いきや、理由は全く別のところに。『The Athletic』によると、シフィデルスキはそもそもこの試合のメンバーに登録されていなかったのだ。 しっかりとユニフォームを着用し、ハーフウェイライン付近で第4審の準備を待っていたが、そもそもピッチに立つ資格がなかったシフィデルスキ。複数のジャーナリストは試合時に配布されたメンバーリストをSNSにアップしたが、確かにシフィデルスキの名前はどこにもない。 ポーランド代表の広報担当者はこの件について「カロル・シフィデルスキ選手の状況については、人為的なミスにより、メンバー表に彼の名前が記載されていなかったことをお知らせします」とコメント。「選手にはすでにドレッシングルームで謝罪しており、この事態は収束した」と、チームから謝罪を行っているとした。 シフィデルスキはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のシャーロットでプレー。ここまで74試合に出場し27ゴールを記録しているストライカーで、ポーランド代表としても37キャップを獲得している状況。まさに信じられない出来事となってしまった。 なお、試合は5-1でポルトガルが対象。選手交代が思い通りにできなかったポーランドはその後に3失点と守備が崩壊してしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】交代する気満々のストライカー、まさかの試合に出られない珍事</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pl" dir="ltr">Kuriozalna sytuacja z Karolem Świderskim. Miał wejść gdy zaczęło się wertowanie dokumentów. Wygląda na to, że… nie został zgłoszony do kadry meczowej. <a href="https://twitter.com/sport_tvppl?ref_src=twsrc%5Etfw">@sport_tvppl</a> <a href="https://t.co/5VyNNJqAy3">pic.twitter.com/5VyNNJqAy3</a></p>&mdash; Mateusz Miga (@MateuszMiga) <a href="https://twitter.com/MateuszMiga/status/1857535938865340593?ref_src=twsrc%5Etfw">November 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.18 13:45 Mon
3

ミリクすでに離脱のポーランド前線に新たな負傷者…エースらがトルコ戦で負傷交代

ポーランド代表の前線に新たな懸念材料が出てきている。 ユーロ2024に向けて調整を進めるポーランドだが、ウクライナ代表との親善試合ではFWアルカディウシュ・ミリクがヒザを負傷。大会期間中の復帰が困難となり、本大会の登録メンバーを外れた。 さらに、10日に行われたトルコ代表との親善試合では2-1の勝利を収め、8戦無敗でユーロに臨むことになったが、前線の2選手が負傷交代するアクシデントに見舞われた。 この試合では先発出場し、先制点を決めたFWカロル・シフィデルスキはゴールセレブレーションの際に右足首を負傷。一度はプレーに復帰したが、19分の負傷交代となった。 ミハウ・プロビエシュ監督は同試合後の会見で、「カロルは足首を捻挫しており、検査が終われば状況がわかる」と、エラス・ヴェローナFWの状態を説明した。 一方、シフィデルスキの負傷以上にポーランド国民を不安にさせているのが、前半半ば過ぎにピッチに座り込み、自ら交代を要求したFWロベルト・レヴァンドフスキの状態だ。 ただ、プロビエシュ監督は「ロベルトは軽い負傷をしているが、問題はないはずだ」と、シフィデルスキに比べてエースのケガは深刻なものではないとの見通しを明らかにしている。 なお、ポーランドは本大会でグループDに入っており、オランダ代表、オーストリア代表、フランス代表と対戦する。 2024.06.11 14:30 Tue
4

レヴァンドフスキがユーロ初戦欠場…ポーランドはエースを欠いてのオランダ戦に

ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキはユーロ2024のグループステージ初戦を欠場するようだ。 5大会連続の出場となるポーランド。フランス代表をはじめ、オランダ代表、そしてオーストリア代表が集うグループDに組み込まれ、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す。 そんなポーランドをエースとして引っ張るのがレヴァンドフスキだが、10日に行われたトルコ代表との国際親善試合で33分に自らの要求でピッチを後に。この試合を本大会に弾みをつける勝利で飾ったポーランドだが、エースの状態が懸念されるところだ。 すでにFWアルカディウシュ・ミリクが欠場するチーム状況だが、イギリス『BBC』によると、ポーランド代表はチームドクターの声明として「レヴァンドフスキは大腿二頭筋断裂で大会初戦に出られない」と発表したという。 一方で、同じくこの試合で負傷交代したカロル・シフィデルスキとパヴェウ・ダビドビチに関しては「3、4日でトレーニングに復帰できる見込み」とし、重傷に至らず。初戦は16日のオランダ代表戦で、エースを欠いての戦いになるが、いかに。 2024.06.12 17:35 Wed

ポーランド代表の人気記事ランキング

1

シフィデルスキの2発でマルタに完勝のポーランドがGS2連勝!【2026年W杯欧州予選】

ポーランド代表は24日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選グループG第2節でマルタ代表とホームで対戦し2-0で勝利した。 欧州予選初戦のリトアニア代表をエースFWレヴァンドフスキの決勝弾で勝利したポーランドは、その試合からスタメンを3人変更。レヴァンドフスキやキャッシュ、ピオトロウスキに代えてピョンテク、カミンスキ、ボグシュをスタメンで起用した。 初戦でフィンランド代表に敗れたマルタに対し、立ち上がりから主導権を握るポーランドは13分にバックパスを受けたギラウマーのトラップミスからボールを奪ったボグシュがボックス左まで切り込みシュートを放ったが、これは相手GKのセーブに防がれた。 攻勢を続けるポーランドは27分、敵陣中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、フランコフスキのパスでボックス右深くまで侵入したピョンテクがすべり込みながらダイレクトクロス。これは相手GKがギリギリ触れたが、ゴール前に流れたボールをシフィデルスキがゴールに押し込んだ。 先制したポーランドは34分にも、モデルの横パスを受けたシフィデルスキがバイタルエリア中央左からダイレクトミドルでゴールを脅かすと、44分には、ショートコーナーの流れからフランコフスキが右クロスを供給。これをファーサイドに走り込んだキヴィオルが右足ボレーで合わせたが、シュートは相手GKに阻まれ、1-0で前半を終えた。 迎えた後半からボグシュとベドナレクを下げてスリシュとヴィエテスカを投入したポーランドは、立ち上がりの51分に追加点を奪う。敵陣中盤でのインターセプトからショートカウンターを仕掛けると、ボックス内のモデルとのパス交換で相手マークを外したシフィデルスキがペナルティアーク左からゴール右隅にシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ポーランドは71分に敵陣左サイドで獲得したFKから10がクロスを供給すると、これをニアに走り込んだシフィデルスキが合わせたが、シュートは相手GKが右手一本で弾き出す。 ポーランドは78分にも、中盤からのスルーパスに反応したシフィデルスキがボックス内まで侵入しラストパス。走り込んだカミンスキがダイレクトシュートを放ったが、これも相手GKのセーブに阻まれた。 後半アディショナルタイム1分にDFヴィエテスカへの危険なタックルでシュアレフが退場し、数的優位を得たポーランドはそのまま2-0で完勝。グループステージ連勝を飾っている。 また、同日開催のグループG第2節のリトアニア代表vsフィンランド代表は、2-2の引き分けに終わっている。 ◆グループG第2節結果 ▽3/24(月) ポーランド代表 2-0 マルタ代表 【ポーランド】 カロル・シフィデルスキ(前27) カロル・シフィデルスキ(後6) リトアニア代表 2-2 フィンランド代表 【リトアニア】 【フィンランド】 (前38) ◆グループG順位表 1.ポーランド代表(6/+3) ーーーW杯出場ーーー 2.フィンランド代表(4/+1) ーーー2次予選進出ーーー -.オランダ代表(-/-) 4.リトアニア代表(1/-1) 5.マルタ代表(0/-3) 2025.03.25 07:05 Tue
2

後半ATの劇的ロバートソン弾でスコットランドがリーグA残留プレーオフへ、最下位転落のポーランドがリーグB降格【UNL】

UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ1最終節、ポーランド代表vsスコットランド代表が18日に行われ、1-2でスコットランドが勝利した。 3日前のポルトガル代表戦を5失点完敗に終わって準々決勝進出が絶たれた3位ポーランド(勝ち点4)は、引き分け以上でリーグA残留プレーオフに回る3位が確定する中、ポルトガル戦のスタメンから6選手を変更。GKスコルプスキやウォルキエビッツがスタメンとなった。 一方、クロアチア代表に劇的勝利として準々決勝進出の可能性を残した最下位スコットランド(勝ち点4)は、クロアチア戦のスタメンから2選手を変更。クリスティとコンウェイに代えてダイクスと決勝点を挙げたマッギンがスタメンとなった。 試合は開始3分、スコットランドが先制する。ギルモアの縦パスをボックス右で受けたドークのクロスをマッギンが右足で合わせた。 マッギンの2試合連発弾で試合を動かしたスコットランドに対し、前がかるポーランドは11分、ピョンツコフスキのミドルシュートでGKを強襲。 そして18分には同点の絶好機。ロバートソンのフィードをカットした流れからショートカウンターに転じると、シフィデルスキが際どいシュートを放ったが、わずかに枠を捉えきれず。さらに23分にもロングフィードに抜け出したシフィデルスキに好機もGKゴードンのセーブに阻まれた。 ピンチを凌いだスコットランドは33分、ギルモアのミドルシュートがバーに直撃すれば、36分にもマクトミネイがGK強襲のシュートで追加点に迫っていく。さらに42分、マクトミネイのミドルシュートがポストに直撃したスコットランドが1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、オープンな展開で推移した中、59分にポーランドが追いつく。ボックス手前右からピョンツコフスキの強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 このままではリーグB降格となるスコットランドは65分、ダイクスのヘディングシュートが枠を捉える決定機を演出したが、GKスコルプスキのビッグセーブに阻まれる。 終盤にかけてはポーランドがスコットランドに反撃を許さず時間を進めていたが、追加タイム3分にドラマ。右サイドからのサウターのアーリークロスをファーサイドに走り込んだロバートソンがヘディングシュートでねじ込んだ。 これが決勝点となってスコットランドが3位に浮上。リーグA残留プレーオフに回ることになり、最下位に転落したポーランドのリーグB降格が決まった。 ポーランド 1-2 スコットランド 【ポーランド】 カミル・ピョンツコフスキ(後14) 【スコットランド】 ジョン・マッギン(前3) アンドリュー・ロバートソン(後48) 2024.11.19 06:45 Tue
3

W杯予選に臨むポーランド代表が発表! レヴァンドフスキやザレフスキら主軸が選出【2026年W杯欧州予選】

ポーランドサッカー協会(PZPN)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨むポーランド代表メンバー25名を発表した。 3月からUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦わないチームは欧州予選がスタート。グループGに入っているポーランドは、フィンランド代表、リトアニア代表、マルタ代表と同居。また、UNLの準々決勝を戦うスペイン代表とオランダ代表の敗者が同グループとなる。 ミハウ・プロビエシュ監督が率いるチームは、エースのFWロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)やMFニコラ・ザレフスキ(インテル)、DFヤクブ・キヴィオル(アーセナル)、DFヤン・ベドナレク(サウサンプトン)など主軸を順当に選出した。 また、DFマティ・キャッシュ(アストン・ビラ)が1年ぶりの代表復帰。負傷しているMFピオトル・ジエリンスキ(インテル)は招集外となった。 ポーランドは21日にホームでリトアニアと、24日にホームでマルタと対戦する。 今回発表されたポーランド代表候補メンバーは以下の通り。 <h3>◆ポーランド代表メンバー25名</h3> GK ウカシュ・スコルプスキ(ボローニャ/イタリア) マルシン・ブルカ(ニース/フランス) バルトロミエ・ドラゴウスキ(パナシナイコス/ギリシャ) バルトシュ・ムロゼク(レフ・ポズナン) DF マテウシュ・ヴィエテスカ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) カミル・ピョンツコフスキ(カスムパシャ/トルコ) パヴェウ・ダビドビチ(エラス・ヴェローナ/イタリア) セバスティアン・ウォルキエビチ(トリノ/イタリア) バルトシュ・ベレシンスキ(サンプドリア/イタリア) マティ・キャッシュ(アストン・ビラ/イングランド) ヤン・ベドナレク(サウサンプトン/イングランド) ヤクブ・キヴィオル(アーセナル/イングランド) MF マテウシュ・ボグシュ(クルス・アスル/メキシコ) バルトシュ・スリシュ(アトランタ・ユナイテッド/アメリカ) ヤクブ・ピオトロウスキ(ルドゴレツ/ブルガリア) セバスティアン・シマンスキ(フェネルバフチェ/トルコ) プジェミスワフ・フランコフスキ(RCランス/フランス) ヤクブ・モデル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) ヤクブ・カミンスキ(ヴォルフスブルク/ドイツ) カツペル・ウルバンスキ(モンツァ/イタリア) ニコラ・ザレフスキ(インテル/イタリア) FW ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ/スペイン) クシシュトフ・ピョンテク(イスタンブール・バシャクシェヒル/トルコ) アダム・ブクサ(ミッティラン/デンマーク) カロル・シフィデルスキ(パナシナイコス/ギリシャ) 2025.03.14 14:35 Fri
4

北中米W杯の欧州予選組み合わせ決定! 12カ国+POの4カ国が出場権獲得、来年3月からスタート【2026年北中米W杯欧州予選】

欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)欧州予選の組み合わせ抽選会を実施した。 アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が共催する次のW杯。これまでの32カ国から、48カ国に出場国が増加し、規模が大きくなった初の大会となる。 アジア、南米、アフリカではすでにW杯予選がスタートしている中、ヨーロッパはUEFAネーションズリーグ(UNL)が開催されており、ここから本格的に予選がスタートする。 12のグループに分かれて行われる欧州予選。各グループの1位はW杯出場権を獲得。グループ2位の12カ国はプレーオフに進出し、その中から4カ国が出場権を獲得。ヨーロッパからは合計16カ国が出場することとなる。 UNLの準々決勝以降はまだ行われていないため、一部のグループは組み合わせが決まっていない中、確定しているグループもある。 イングランド代表はグループKに入り、5カ国で戦うことに。セルビア代表、アルバニア代表、ラトビア代表、アンドラ代表と同居した。 また、ベルギー代表はグループJに入り、ウェールズ代表、北マケドニア代表、カザフスタン代表、リヒテンシュタイン代表と同居している。 欧州予選は2025年3月から11月までの5回のインターナショナル・マッチウィークで行われることに。4カ国で組まれているグループAからFまでは9月まで予選が行われないこととなる。 <h3>◆2026年北中米W杯欧州予選組み合わせ</h3> 【グループA】 ドイツ/イタリア勝者 スロバキア 北アイルランド ルクセンブルク 【グループB】 スイス スウェーデン スロベニア コソボ 【グループC】 ポルトガル/デンマーク勝者 ギリシャ スコットランド ベラルーシ 【グループD】 フランス/クロアチア勝者 ウクライナ アイスランド アゼルバイジャン 【グループE】 スペイン/オランダ勝者 トルコ ジョージア ブルガリア 【グループF】 ポルトガル/デンマーク敗者 ハンガリー アイルランド アルメニア 【グループG】 スペイン/オランダ敗者 ポーランド フィンランド リトアニア マルタ 【グループH】 オーストリア ルーマニア ボスニアヘルツェゴビナ キプロス サンマリノ 【グループI】 ドイツ/イタリア敗者 ノルウェー イスラエル エストニア モルドバ 【グループJ】 ベルギー ウェールズ 北マケドニア カザフスタン リヒテンシュタイン 【グループK】 イングランド セルビア アルバニア ラトビア アンドラ 【グループL】 フランス/クロアチア敗者 チェコ モンテネグロ フェロー諸島 ジブラルタル 2024.12.14 01:07 Sat
5

「とても良い夜だ」劇的ゴールでUNLリーグA残留プレーオフへ回るスコットランド、最下位回避にクラーク監督は「望んでいた結果を得られた」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、UEFAネーションズリーグ(UNL)での劇的勝利を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 18日、スコットランドはUNL2024-25のリーグAグループ1最終節でポーランド代表と対戦。最下位ながら準々決勝進出の可能性も残していたチームは、開始早々ジョン・マッギンのゴールで先制する理想的な展開に。しかし、後半に追いつかれるとその後は膠着状態となったが、アディショナルタイムにアンドリュー・ロバートソンが劇的な勝ち越し弾を決め、2-1で勝利した。 これにより、3位でリーグA残留プレーオフに回ることとなったスコットランド。クラーク監督はチームのパフォーマンスや結果を喜びつつ、リーグAに留まるため全力を尽くしたいと語っている。 「チームやファンのことを考えると、とても嬉しい。この試合を終え、とても満足している。多くのチャンスを作り出し、キャプテンの素晴らしいパスやヘディングシュートのおかげで、勝利のゴールを決めることができたんだ」 「我々にとっては、とても良い夜だったと思う。ポーランドはとてもとても攻撃的だったが、我々は望んでいた結果を得られたのだ。難しい環境の中でそれを達成できたのだから、本当に貴重だと思う」 「ポーランドは予想通りのプレーだった。最後の15分で良い結果を出した以上、彼らはその状況を守ってくるだろうと思っていたんだ」 「この先も、ネーションズリーグのプレーオフやワールドカップ予選など、厳しい試合は続いていく。しかし、我々は経験を積んでおり、ベストチームと対戦する機会を与えてくれるリーグAにとどまりたいと思っている」 2024.11.19 10:55 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly