暫定体制ユナイテッドvsチェルシーは痛み分け…赤い悪魔が先制もカイセド鮮烈弾のブルーズが追いつく【プレミアリーグ】

2024.11.04 03:41 Mon
痛み分けのドロー決着
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痛み分けのドロー決着
プレミアリーグ第10節、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーが3日にオールド・トラッフォードで行われ、1-1のドローに終わった。14位に低迷するユナイテッドは前節、不振のウェストハム相手に1-2で敗戦。この結果を受け、クラブはテン・ハグ監督の解任を決断し、1日にはアモリム新監督の招へいを発表。そのポルトガル人指揮官は今月の代表戦明けから正式に指揮を執ることに。そのため、直近のEFLカップ4回戦のレスター・シティ戦に続き、残り3試合をファン・ニステルローイ暫定監督の下で戦う中、ホームで難敵ブルーズ撃破を狙った。5-2で圧勝したレスター戦からは先発3人を変更。守護神オナナ、マズラウィ、ホイルンドの主力3人が復帰。また、サイドは右にダロトとガルナチョ、左にマズラウィとラッシュフォードのセットとなった。

対する5位のチェルシーは前節、ニューカッスルとの接戦で2-1の勝利。リバプール戦での敗戦からバウンスバックに成功。ただ、そのマグパイズとの連戦となったEFLカップでは先発全員を入れ替えた中で0-2の完敗。今シーズン最初のタイトル逸となった。次節にアーセナルとのロンドン・ダービーを控える中、リーグ連勝を狙った強豪対決ではリーグ前節と全く同じスタメンを採用した。
相手の出方を窺いつつ、立ち上がりから主導権争いを繰り広げる両チーム。ボール保持ではホームチームがやや上回るも、アウェイチームがより効果的にフィニッシュまで持ち込んでいく。14分にはパーマーの右CKをニアのマドゥエケが頭で合わせたが、これは惜しくも右ポストを叩いた。

以降は一進一退の攻防となり、互いに相手のプレスのかけ方を見ながら後方からショートパスを繋いで前進を試みていくが、遅攻の局面ではなかなか効果的に攻撃へ繋げられない。それでも、セカンドボールの競り合いや相手のミス絡みで仕掛けるカウンターで際どい場面も創出。
前半半ばから終盤にかけてはチェルシーがボールの主導権を握るが、ユナイテッドがより効果的にフィニッシュへ繋げていく。ガルナチョのカットインからの左足シュートやペナルティアーク付近で得たブルーノ・フェルナンデスの直節FK、前半終了間際にはボックス右でブルーノのクロスに反応したラッシュフォードのダイレクトシュートが枠へ向かうが、これは惜しくも枠に嫌われた。

ゴールレスで折り返した後半、先に動いたのはアウェイのチェルシー。グストを下げてククレジャを左サイドバックに投入し、リース・ジェームズを右サイドバックに移した。

後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き主導権争いが続くと、チェルシーはペドロ・ネトのミドルシュート、ユナイテッドはブルーノを起点とした鮮やかなカウンターからボックス内で落としを受けたガルナチョのシュートでゴールを目指すが、精度を欠く。

しかし、後半半ばを迎えると、突如として試合が大きく動く。まずは68分、カゼミロからの浮き球に反応したホイルンドがボックス内でGKロベルト・サンチェスと交錯すると、このプレーでPKを獲得。これをキッカーのブルーノが冷静に左隅へ流し込んだ。

痛恨の失点を喫したチェルシーは、その前から準備していたムドリクとエンソ・フェルナンデスをマドゥエケ、ラヴィアに代えて同時投入。すると、失点直後の74分にはパーマーの右CKの流れからボックス手前左でクリアボールに反応したカイセドが抑えの利いた見事な右足ダイレクトシュートをゴール左下隅へ突き刺し、値千金の今季初ゴールとした。

すぐさま1-1のイーブンに戻った試合はここからよりオープンな展開に。その中でユナイテッドはホイルンド、ウガルテを下げてザークツィー、リンデロフを同時投入。この交代で勢いを出したホームチームは、押し気味の後半終盤にボックス内でガルナチョ、ブルーノに決定的なシーンが訪れたが、いずれもシュートを枠に飛ばせず。

試合最終盤は互いにカードの枚数が増えるなどより激しさを増したが、最後までスコアは動かず。この結果、注目の強豪対決は1-1のドロー決着となり、ユナイテッドは暫定体制での連勝がストップし、チェルシーもリーグ連勝のチャンスを逃した。

マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー
【マンチェスター・ユナイテッド】
ブルーノ・フェルナンデス(後25[PK])
【チェルシー】
モイセス・カイセド(後29)

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「特別な夜、長く待ち望んでいた夜」ケガに苦しむ中で2ゴールで勝利貢献のマウント、本拠地での初ゴールに「諦めずにやり続けてきた」

マンチェスター・ユナイテッドのMFメイソン・マウントがアスレティック・ビルバオ戦を振り返り、ゴールを喜んだ。 8日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグでユナイテッドはホームにアスレティックを迎えた。 アウェイでの1stレグで0-3と圧勝していたユナイテッド。2ndレグは逆転を目指すアスレティックに先制を許すも、その後はやらせない展開に。すると72分にマウントのゴールで同点に追いつくと、カゼミロ、ラスムス・ホイルンドとゴールを重ね勝利を確実なものに。後半アディショナルタイムにはマウントが2点目を決め、4-1で勝利。2戦合計7-1で決勝進出を決めた。 途中出場から2ゴールを記録したマウントはイギリス『TNT Sports』のインタビューに応じ、チームとして不振を極めた中での決勝進出を喜んだ。 「大変だった。ここに来てから、ケガや挫折もあったけど、常にポジティブな姿勢を保ってきた。何か良いことが起こると信じて、諦めずにやり続けてきた」 マウントは2023年7月に加入してから、ケガに苦しみ、満足いくプレーができていなかった中で殊勲の2ゴール。逆転を目指すアスレティックの猛攻を乗り切っての勝利を喜び、途中出場する際の心境も明かした。 「僕たちはなんとか嵐を乗り切り、もちろん最初のゴールを決めて1-1に追いついたことで、少し落ち着くことができた」 「ただ試合に出場して影響を与えようと思っただけだ。他の控え選手たちと一緒に出場した時は、試合は接戦だったし、出場して試合を落ち着かせて、影響を与えようとした」 また、後半アディショナルタイムの自身のゴールについては「僕はMFの前にいたので、頭の中では『もしボールが僕に回ってきたら、まず触ってシュートする』とだけ考えていた」と語り、「左足で蹴る必要はなかったけど、ディフェンダーがゴールからかなり離れているのが見えたので、上手くボールに触ろうとしただけなんだ」と語り、自身のオールド・トラッフォードでの初ゴールを振り返った。 「観客の熱狂は信じられないほどだ。彼らはずっと僕たちを応援してくれた」 「僕個人としては、もちろんここで、オールド・トラッフォードで初ゴールを決めたので、特別な夜になった。長い間待ち望んでいた夜だ。今夜は僕たちにとって特別な瞬間であり、力強く終わらせたい」 決勝は同じプレミアリーグを戦うよく知るトッテナムとの対戦に。勝利をおさめ、苦しんだシーズンでチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を手にすることができるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】マウントが鮮やか2ゴール!ユナイテッドが無敗でEL決勝へ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TqTAAMsrbXU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.09 12:05 Fri
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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu
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スパーズのEL決勝進出高まる状況でプレミア第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程が変更に

プレミアリーグ第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程の変更が発表された。 現在、熾烈なトップ5争いを繰り広げる7位のアストン・ビラと、16位のトッテナムの一戦は、当初5月18日(日)に開催予定だった。 しかし、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の可能性があるトッテナムが、5月21日(水)に行われるサン・マメス(ビルバオ)に十分な準備期間を得るため、アストン・ビラとプレミアリーグに5月16日(金)への日程変更を訴えていた。 EL準決勝1stレグではトッテナムがホームでボデ/グリムトに3-1で勝利。これに対して同じプレミアリーグ勢のマンチェスター・ユナイテッドが、アウェイでアスレティック・ビルバオに3-0で先勝。イングランド勢同士のファイナルの可能性が高まっている。 そのユナイテッドは元々プレミアリーグ第37節で16日にチェルシーとのアウェイゲームを戦う予定で、トッテナムが18日に試合を行う場合、公平性という部分で問題が生じるため、最終的にノースロンドンのチームの要請が認められる形となった。 なお、新たな日程ではアストン・ビラvsトッテナムが現地時間5月16日(金)の19:30(日本時間27:30)、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが20:15(日本時間28:15)にリスケジュールとなった。 2025.05.07 14:35 Wed

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