ボニフェイス弾を守り抜いたレバークーゼンが連勝スタート、ミランは連敗スタートに【CL】

2024.10.02 05:58 Wed
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チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節、レバークーゼンvsミランが1日に行われ、1-0でレバークーゼンが勝利した。

初戦のフェイエノールト戦を敵地で4発快勝としたレバークーゼンは、3日前のバイエルン戦では守勢の展開ながら1-1の引き分けに持ち込んだ。そのバイエルン戦のスタメンから2選手を変更。アンドリッヒとテリエに代えてアレイシ・ガルシアとアドリを起用した。

一方、初戦のリバプール戦を落としたミランはダービーの勝利で勢い付くと、4日前のレッチェ戦を3発快勝としてセリエA3連勝とした。そのミランはレッチェ戦のスタメンからモラタに代えてロフタス=チークを起用した。
開始3分にボニフェイス、インカピエが立て続けにGK強襲のシュートを放ったレバークーゼンが押し込む流れとすると、21分に先制しかける。フリンポンの右クロスをボニフェイスがボレーで合わせた。しかし、その前にフリンポンにオフサイドがありVARの末、ノーゴールに。

前半半ば以降もレバークーゼンが敵陣でのプレーを続けたが、ゴールを奪うには至らず0-0で前半を終えた。
迎えた後半、開始3分にヴィルツがGK強襲のシュートを放ったレバークーゼンが3分後に先制する。アレイシ・ガルシアのスルーパスをボックス右に抜け出したグリマルドがヒールで残すと、フリンポンがシュート。これはGKメニャンにセーブされるもルーズボールをボニフェイスが押し込んだ。

ようやくゴールをこじ開けたレバークーゼンが自陣に引くなか、ミランは56分にラインデルスが枠内シュートを放つもGKフラデツキーの好守に阻まれる。

その後、モラタを投入したミランが前がかる展開が続くなか、終盤の82分にはテオ・エルナンデスのミドルシュートがバーに直撃。ルーズボールをモラタがヘッドで押し込みにかかるもシュートはわずかに枠を外れた。

このまま1-0で逃げ切ったレバークーゼンが連勝スタートとしている。

レバークーゼン 1-0 ミラン
【レバークーゼン】
ビクター・ボニフェイス(後6)

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元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat
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2019年の21歳以下の最優秀選手“ゴールデンボーイ”はアトレティコMFジョアン・フェリックスが受賞!

イタリア『トゥットスポルト』が26日、2019年のゴールデンボーイ賞を発表。アトレティコ・マドリーのポルトガル代表MFジョアン・フェリックスが受賞した。 『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞選出は、2003年からスタート。欧州でプレーする最も活躍した21歳以下の選手の中から、欧州各国の主要紙記者による投票で受賞者が決まる。 同賞のノミネート者は、今年6月に公表の100名から毎月20名ずつが落選していく方式で絞られ、10月時点で遂に20名に絞られていた。 ジョアン・フェリックスは、昨シーズンのチャンピオンズリーグで大きく注目を集めると、今夏にベンフィカからクラブ史上最高額の移籍金でアトレティコ・マドリーに加入していた。 また、2位にはドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ、3位にはレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが入っている。 ◆ゴールデンボーイ2019 最終結果 1.ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー/ポルトガル)/332票 2.ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/イングランド)/175票 3.カイ・ハフェルツ(レバークーゼン/ドイツ)/75票 4.アーリング・ハーランド(ザルツブルク/ノルウェー)/74票 5.マタイス・デ・リフト(ユベントス/オランダ)/71票 6.アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン)/49票 7.フィリップ・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド)/46票 8.ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン/イタリア)/37票 9.ニコロ・ザニオーロ(ローマ/イタリア)/36票 10.ドニエル・マレン(PSV/オランダ)/35票 11.メイソン・マウント(チェルシー/イングランド)/29票 12.ロドリゴ(レアル・マドリー/スペイン)/20票 13.ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー/ブラジル)/13票 14.モイゼ・ケアン(エバートン/イタリア)/13票 15.アンドリー・ルニン(バジャドリー/ウクライナ)/11票 16.デヤン・ヨベリッチ(フランクフルト/セルビア)/9票 17.マテオ・グエンドウジ(アーセナル/フランス)/9票 18.アルフォンソ・デイビス(バイエルン/カナダ)/1票 イ・ガンイン(バレンシア/韓国)/0票 フェラン・トーレス(バレンシア/スペイン)/0票 ◆ゴールデンボーイ受賞者リスト(当時の所属) 2003年:ラファエル・ファン・デル・ファールト(アヤックス) 2004年:ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド) 2005年:リオネル・メッシ(バルセロナ) 2006年:セスク・ファブレガス(アーセナル) 2007年:セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー) 2008年:アンデルソン(マンチェスター・ユナイテッド) 2009年:アレシャンドレ・パト(ミラン) 2010年:マリオ・バロテッリ(マンチェスター・シティ) 2011年:マリオ・ゲッツェ(ドルトムント) 2012年:イスコ(マラガ) 2013年:ポール・ポグバ(ユベントス) 2014年:ラヒーム・スターリング(リバプール) 2015年:アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド) 2016年:レナト・サンチェス(バイエルン) 2017年:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 2018年:マタイス・デ・リフト(アヤックス) 2019年:ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー) 2019.11.27 20:55 Wed

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