讃岐が4発快勝4連勝! 中田一三監督初陣の奈良は12試合ぶり無失点で連敗ストップ【明治安田J3第27節】
2024.09.08 20:47 Sun
中田一三氏が京都時代以来およそ5年ぶりとなるJ指揮で、まずは勝ち点1を確保。苦しむ奈良クラブをJ3残留へと導けるか。
8日、明治安田J3リーグ第27節の2試合が行われた。
今節の残り2試合は、残留争いの渦中にいるカマタマーレ讃岐(暫定17位)、そして奈良クラブ(暫定18位)のホームゲーム。
ただ、直近4試合無敗と3連勝の好調讃岐は、この日もホームでFC岐阜に快勝。開始5分で長谷川隼の右足弾が火を吹くと、後半は78分から10分間で3ゴールを叩き込んだ。
結果、今季最多の4ゴールで4-0という勝利に。第25節が延期されて1試合消化が少ないなか、16位に浮上し、今後の戦いに向けても弾みをつける格好となった。次節は14日、アウェイでツエーゲン金沢(6位)と対戦する。
一方、中田一三監督初陣の奈良クラブは、J2昇格争い中のカターレ富山とゴールレスドロー。少なからず勝機もあったなかで勝ち点1となったが、12試合ぶりの無失点こそ好材料か。
次節はAC長野パルセイロ(15位)とのアウェイゲーム。まだまだ厳しい戦いが続く。
◆第27節
▽9月8日(日)
カマタマーレ讃岐 4-0 FC岐阜
奈良クラブ 0-0 カターレ富山
▽9月7日(土)
FC琉球 1-2 いわてグルージャ盛岡
SC相模原 0-1 テゲバジャーロ宮崎
松本山雅FC 0-1 大宮アルディージャ
AC長野パルセイロ 0-2 FC大阪
ギラヴァンツ北九州 0-3 FC今治
Y.S.C.C.横浜 2-2 ツエーゲン金沢
ガイナーレ鳥取 3-1 アスルクラロ沼津
▽9月6日(金)
ヴァンラーレ八戸 0-1 福島ユナイテッドFC
今節の残り2試合は、残留争いの渦中にいるカマタマーレ讃岐(暫定17位)、そして奈良クラブ(暫定18位)のホームゲーム。
ただ、直近4試合無敗と3連勝の好調讃岐は、この日もホームでFC岐阜に快勝。開始5分で長谷川隼の右足弾が火を吹くと、後半は78分から10分間で3ゴールを叩き込んだ。
一方、中田一三監督初陣の奈良クラブは、J2昇格争い中のカターレ富山とゴールレスドロー。少なからず勝機もあったなかで勝ち点1となったが、12試合ぶりの無失点こそ好材料か。
ただ、今節は最下位・いわてグルージャ盛岡、19位・テゲバジャーロ宮崎が揃って勝ち点3を積んだなか、奈良は連敗を4でストップも、下位2チームとの勝ち点差が縮まる形に。
次節はAC長野パルセイロ(15位)とのアウェイゲーム。まだまだ厳しい戦いが続く。
◆第27節
▽9月8日(日)
カマタマーレ讃岐 4-0 FC岐阜
奈良クラブ 0-0 カターレ富山
▽9月7日(土)
FC琉球 1-2 いわてグルージャ盛岡
SC相模原 0-1 テゲバジャーロ宮崎
松本山雅FC 0-1 大宮アルディージャ
AC長野パルセイロ 0-2 FC大阪
ギラヴァンツ北九州 0-3 FC今治
Y.S.C.C.横浜 2-2 ツエーゲン金沢
ガイナーレ鳥取 3-1 アスルクラロ沼津
▽9月6日(金)
ヴァンラーレ八戸 0-1 福島ユナイテッドFC
中田一三の関連記事
2日、明治安田J3リーグ第35節の7試合が各地で行われた。
◆大宮 5-4 鳥取
J2リーグ昇格、J3リーグ優勝が確定している大宮アルディージャは、ホームでガイナーレ鳥取と、なかなか見ない形での撃ち合いに。
開始4分で杉本健勇が先制左足弾を決めると、そこから前半だけで4-0に。しかし、4点目直後の41
2024.11.02 17:34 Sat
26日、明治安田J3リーグ第34節の5試合が各地で開催された。
◆岐阜 4-1 今治
J2リーグ自動昇格圏の2位・FC今治が、今季最多タイの4失点でFC岐阜に敗戦。0-2となった直後の57分に市原亮太がヘディング弾で1点を返したが、そこからさらに2失点を喫した。
首位大宮に目の前でJ3優勝を明け渡した
2024.10.26 19:30 Sat
奈良クラブの関連記事
明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。
【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け
首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。
2025.05.07 21:02 Wed
J3の関連記事
14日、明治安田J3リーグ第5節延期分の松本山雅FCvsAC長野パルセイロがサンプロ アルウィンで行われ、2-2のドローに終わった。
降雪・積雪の影響で延期された、11位の松本と17位の長野による信州ダービー。11日に天皇杯の長野県予選決勝で相まみえた両者が今度はリーグ戦に舞台を移して激突した。
試合序盤は
2025.05.14 21:14 Wed
記事をさがす
|
|
中田一三の人気記事ランキング
1
J3で18位と苦しむ奈良がフリアン・マリン・バサロ監督を解任…後任として清水でプレイヤーデベロップメントコーチを務める中田一三氏を招へい
奈良クラブは4日、フリアン・マリン・バサロ監督(35)の解任及び、清水エスパルスでプレイヤーデベロップメントコーチを務める中田一三氏(51)の指揮官就任を発表した。 スペインのバルセロナ出身であるフリアン監督は、サバデルのトップチームコーチやU-21タイ代表監督などを務め、2021年から奈良の指揮官に就任。チームをJ3に昇格させて臨んだ昨シーズンは上位争いに加わり5位フィニッシュとなると、J3アウォーズでは最優秀監督賞を受賞した。 しかし、今シーズンは開幕から苦しい時期が続くと、明治安田J3リーグでは第23節のアスルクラロ沼津戦から4連敗中。チームは18位に沈み、降格圏が近づく状態となっていた。 後任として指揮官に就任する中田氏は、 現役引退後に中田一三サッカースクールを開校。伊勢ペルソナFC(現:伊勢 YAMATO FC)の監督、FC Avenidasolのテクニカルディレクター、FC.ISE-SHIMAの監督などを経て、2019年に京都サンガF.C.の監督に就任した。 京都ではポゼッションサッカーによって一時J2で首位に立つも、その後は苦戦。最終節で柏レイソル相手に衝撃的な大敗を喫して指揮官から退くと、2023年夏からは清水のプレイヤーデベロップメントコーチに就任していた。 J3残留のため大きな決断を下した奈良。フリアン監督と中田氏に加え、クラブ代表を務める濵田満氏もコメントしている。 ◆フリアン・マリン・バサロ監督 「この数年間で私たちがファン・サポーター、選手、スタッフ、パートナー企業、行政、代表と共に達成してきたことは本当に素晴らしいものでした。こうした成功は夢見ることすら難しいですが、私たちはそれを現実にしました。 私は、皆さんと共にこの輝かしい数年間を過ごすことができたことに心から感謝の気持ちでいっぱいですし、生涯忘れる事は無いでしょう」 「私は責任を感じており、1歩身を引かなければならないことは理解しています。しかし、私はこれからも奈良クラブのファンであり、チームが目標を達成できるよう応援していきます。私と妻の将来はまだ日本に縁があると思っていますので、今後も奈良の街や奈良クラブに訪れるつもりです。Visca el Nara!」 ◆中田一三氏 「奈良クラブを支える皆様へ。この度、奈良クラブの監督として新たに就任することとなりました。まずは、清水エスパルスでの貴重な経験を経て、次なる挑戦としてこの素晴らしいクラブの一員となれることを大変光栄に思います」 「現在、チームは厳しい状況にありますが、私たちがこの困難を乗り越え、奈良クラブを確実に残留へと導くことは当然の使命であり、そのために私は全力を尽くします。選手たちと共に一丸となり、クラブがこれまで積み上げてきたものと選手たちの能力の最適最大化を目指し、理想とする結果へと進んでいくことを固く信じています」 「私たちはこの状況から新たな希望の光を見出し、奈良クラブの未来を明るく照らしていきます。私の役割は、チーム全体のポテンシャルを引き出し、最後まで戦い抜く力を与えることです」 「サポーターの皆様の熱い応援が、私たちを理想の結果へと導く大きな原動力となります。共にこの戦いに挑み、奈良クラブの新たな歴史を築いていきましょう。これからも変わらぬご支援をどうかよろしくお願いいたします」 ◆濵田満代表 「日頃より奈良クラブにご支援やご声援を賜り心から御礼を申し上げます。この度、フリアン監督との契約を解除し、残りのシーズンを戦うことにしましたのでお知らせします」 「今シーズン、残り12試合を残し、降格圏内まで3ポイント差の18位という順位、現在のチーム状況、試合内容を鑑み、今後の試合をどのように戦っていくかについて協議を重ねた結果、今監督交代することが最善だと判断いたしました」 「フリアン監督は、2021年シーズンから3年半、奈良クラブにご尽力くださいました。2021年当時は奈良からJリーグは夢のまた夢だと言われていた厳しい状況で、さらにコロナ禍で来日が数か月遅れるという非常に難しい状況でした。そんな中での就任から共に戦い、2シーズンでJリーグに昇格できたことは本当によい思い出です」 「また、奈良が大好きでサポーターとも近く、日本の文化にも積極的に関わっていく姿勢や、常にプロフェッショナルな態度でクラブを導いてくれたことに、クラブとして心から感謝と敬意を表します。フリアン監督の今後の活躍を祈念申し上げます」 2024.09.04 10:30 Wed奈良クラブの人気記事ランキング
1
ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの去就は? Jリーグ挑戦は現在3名、JFLor地域リーグ移籍、現役引退…
ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの新天地が概ね決定。一方でスパイクを脱ぎ、社業に専念する者も少なくない。 2024シーズン限りで活動終了、日本フットボールリーグ(JFL)を退会したソニー。JFL王者に輝いたこともある名門実業団が幕を閉じた。 ラストイヤーを彩った選手たちの去就は、1月14日時点で概ね発表済み。現役続行でJリーグ、JFL、地域リーグに新天地を求める者いれば、引退してソニーの社業に専念する者も。 例えば、中盤主力のMF伊藤綾汰(24)はJ3リーグへ参入する高知ユナイテッドSCに移籍。不動の右サイドバックを担ったDF後藤裕二(24)は福島ユナイテッドFC、DF中山雅斗(23)は奈良クラブへ。現在、Jリーグ挑戦は3名を数える。 JFLクラブへ移籍するのは、昨季リーグ新人王のFW布方叶夢(22/→FCマルヤス岡崎)、DF辻椋大(23/→ブリオベッカ浦安)など今のところ計5名。VONDS市原へ向かうFW勝浦太郎(24)など地域リーグ移籍も計5名である。 一方、キャプテンを担ったMF吉野蓮(27)、2023シーズンJFLベストイレブンのMF平田健人(28)、正守護神のGK佐川雅寛(28)など、これまでに計7名が引退を発表。吉野は発表に伴い、「今後は会社に恩返しを」と綴っている。 ◆選手たちの去就(1月14日時点) GK 1 佐川雅寛→現役引退 21 八井田舜→現役引退 26 松田亮→ジェイリースFC(九州/地域) DF 2 後藤裕二→福島ユナイテッドFC(J3) 3 塩崎悠司→現役引退 4 長江皓亮→未発表 6 中山雅斗→奈良クラブ(J3) 16 辻椋大→ブリオベッカ浦安(JFL) 22 平山裕也→ヴェルスパ大分(JFL) 23 神田悠成→福山シティFC(中国/地域) 25 山下翼→FC延岡AGATA(九州/地域) 30 大友豪士→未発表 MF 5 平田健人→現役引退 7 吉森恭兵→現役引退 8 伊藤綾汰→高知ユナイテッドSC(J3) 10 藤原元輝→現役引退 11 信太英駿→未発表 14 吉野蓮→現役引退 18 秋元佑太→未発表 20 小池陸斗→福山シティFC(中国/地域) FW 9 勝浦太郎→VONDS市原FC(関東1部/地域) 13 山田晋平→ヴィアティン三重(JFL) 15 布方叶夢→FCマルヤス岡崎(JFL) 17 加藤佑弥→未発表 19 甲元大成→飛鳥FC(JFL) 2025.01.15 15:15 Wed2
奈良のMF森俊介が29歳で現役引退…新潟、東京Vでもプレー「いつか奈良クラブがJ1の舞台に立つ事を心から願っています」
奈良クラブは22日、MF森俊介(29)の現役引退を発表した。 森は兵庫県出身で、東山高校から関西学院大学へと進学。2017年にアルビレックス新潟に加入し、プロ生活をスタートさせた。 2018年には東京ヴェルディへ期限付き移籍。Jリーグで初ゴールを記録すると、2019年から新潟に復帰。2021年から奈良へと加入していた。 新潟ではJ1で4試合、J2で1試合、リーグカップで4試合に出場。東京VではJ2で2試合1得点、天皇杯で3試合に出場。奈良ではJFLで47試合6得点を記録しJ3昇格に貢献すると、今シーズンはJ3で11試合に出場していた。 森はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンをもって現役を引退する事を決めました。奈良クラブで最後を迎えられる事を誇りに思います」 「奈良に来てJリーグに昇格するという目標を持って戦えた事、そしてJFL優勝昇格という目標を達成出来た事は僕にとって最高の出来事でした」 「プロサッカー選手として結果を残す事が出来ず悔しい気持ちでいっぱいです。それでも試合に出られない時の姿勢を偉大な先輩方から教えて頂きました。どんな境遇でも腐らずやり続ける事の大切さを学びました。22年間続けて来た事を辞めるというのは簡単な決断ではなかったですがこれまで一緒に戦ってくれた体を休ませてあげようと思います」 「自分がチームを去っても応援し続けてくれたファンの方々、新潟で契約満了になり中々チームが決まらず辞めようか迷っている時にもう一度頑張れと鼓舞してくれた家族や仲間。オフシーズンに練習する環境をくれた福重先生。高校・大学に行く時助けてくれたおじいちゃんおばあちゃん。出せばキリがないくらい本当に色んな人が支えてくれたおかげでここまでやってこれました」 「そしてどんなに苦しい時期もずっと側で見守ってくれた妻と毎日元気をくれた息子に本当に感謝を伝えたいです。これから始まる新たなステージで自分らしく一生懸命前向きに頑張っていきます!いつか奈良クラブがJ1の舞台に立つ事を心から願っています。本当にありがとうございました」 2023.11.22 14:20 Wed3
JFL時代から奈良に6年在籍…DF加藤徹也が今治へ完全移籍「チャレンジを決断しました」
FC今治は27日、奈良クラブからDF加藤徹也(27)が完全移籍加入すると発表した。 加藤は2018年に当時JFLの奈良へ入団。今季まで6シーズン在籍し、自身としてもJリーグ初挑戦となったJ3で35試合に出場したが、今治への完全移籍を決断した。 双方のクラブ公式サイトからコメントを発表している。 ◆奈良クラブ 「まずは、奈良クラブに関わる全ての方に感謝しています。大卒から6年間サッカー選手としても人間としても僕を成長させてくれました。ありがとうございます!」 「僕はこの6年間Jリーガーになる夢を掴む事だけを考えて日々プレーをしていました。その日々の中でどん底も経験しました。ですが、昨年Jリーグ昇格・JFL優勝と最高の瞬間、景色を見る事が出来ました。あの瞬間を思い出すと今でも鳥肌が立ちます」 「そして今年Jリーグの舞台に立ち、ようやくプロサッカー選手としてのスタートを切る事ができました。本当に嬉しかったですし、興奮しました」 「そんな中、今回奈良クラブを離れチャレンジする事を決断しました。同カテゴリーでの移籍という事もあり、とても悩みましたが短いサッカー人生の中でチャレンジする事でもっと僕を成長させてくれるのではないかと思い、今回このような決断をしました」 「奈良クラブは日々成長しています。クラブハウスもでき、スタジアムには照明も設置されます。ファン・サポーターも年々増えています。応援もどんどん凄くなっていきます。奈良クラブがこれから更に成長し、大きいクラブになっていく事を期待しています!6年間本当にありがとうございました!!」 ◆FC今治 「FC今治の皆さん、初めまして加藤徹也です。皆さんと最高の瞬間、最高の景色を見るために今治に来ました!J2昇格のために全力でプレーします。そのためにピッチの上で戦います!」 2023.12.27 19:50 Wed4
奈良が秋田退団のDF吉村弦を完全移籍で獲得「全身全霊で頑張ります」
奈良クラブは9日、ブラウブリッツ秋田のDF吉村弦(27)が完全移籍で加入することを発表した。 ガンバ大阪の下部組織出身の吉村は、同志社大学を経て加入したAC長野パルセイロでプロデビュー。長野では主力の1人として、3シーズンにわたってプレーした。 2022シーズンから秋田に移籍した吉村だが、加入初年度の公式戦出場はなし。挽回を期して臨んだ2023シーズンは2月に左ハムストリング近位端を断裂する重傷を負った影響で長期離脱となり、試合出場がないままシーズンを終え対談となっていた。 奈良での再スタートを切る吉村は、クラブを通じてコメントしている。 「ブラウブリッツ秋田から来ました吉村弦です。生まれ育った関西でサッカーできる事を嬉しく思っています。チームの勝利のために全身全霊で頑張ります。よろしくお願いします」 2024.01.09 11:15 Tue5
