ライスがアイルランド代表に“恩返し弾”でノーセレブレーション 「祝うのは本当に失礼」
2024.09.08 17:53 Sun
イングランド代表MFデクラン・ライスがアイルランド代表戦に抱いた思いを語った。イングランドは7日のUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグB・グループ2第1節でアイルランド代表とアウェイで対戦。ライスととジャック・グリーリッシュのゴールで2点を先行するなかで、守りも乱れず、2-0で勝利している。
1得点1アシストの活躍でフル出場したライスだが、年代別代表からアイルランド代表でプレーした過去があり、フル代表でも3キャップを記録。アイルランド代表の年代別代表を経験するグリーリッシュとともにブーイングを受けた。
それもあって、ライスはゴールセレブレーションなしに。イギリス『スカイ・スポーツ』でその件に言及した。
「祝うのは本当に失礼だったと思う。僕の祖父母、父方の家族は全員がアイルランド人で、もう亡くなっている。もうここにいないんだ。正直なところ、そんなこと(祝うこと)をしたくなった」
そう敬意を示した25歳はハリー・ケインが交代時にキャプテンマークの引き受けを拒否するひと幕も。その件は年功序列的に30歳ジョン・ストーンズの方が適任と感じてのことだったようだ。
「ハリー・ケインが僕にアームバンドを渡そうとしたけど、ストーンズの方が僕より年上で経験豊富。だから、ハリーに『僕よりもジョンの方がアームバンドにふさわしい』と言ったまでだ」
「それで、『ジョンに預けて』とね。それだけだよ。ジョンは年長者の1人だと思うし、ハリーがプレーしていないときは彼がいつもキャプテンを務める。だから、正しい判断だったと思う」
1得点1アシストの活躍でフル出場したライスだが、年代別代表からアイルランド代表でプレーした過去があり、フル代表でも3キャップを記録。アイルランド代表の年代別代表を経験するグリーリッシュとともにブーイングを受けた。
「祝うのは本当に失礼だったと思う。僕の祖父母、父方の家族は全員がアイルランド人で、もう亡くなっている。もうここにいないんだ。正直なところ、そんなこと(祝うこと)をしたくなった」
「アイルランド代表としてのプレーは本当に素晴らしい時間だった。1stチームでも、U-19でも、U-21でもね。素晴らしい思い出だし、今も残る。だから、悪いことは何も言えない。彼らの幸運を祈っている」
そう敬意を示した25歳はハリー・ケインが交代時にキャプテンマークの引き受けを拒否するひと幕も。その件は年功序列的に30歳ジョン・ストーンズの方が適任と感じてのことだったようだ。
「ハリー・ケインが僕にアームバンドを渡そうとしたけど、ストーンズの方が僕より年上で経験豊富。だから、ハリーに『僕よりもジョンの方がアームバンドにふさわしい』と言ったまでだ」
「それで、『ジョンに預けて』とね。それだけだよ。ジョンは年長者の1人だと思うし、ハリーがプレーしていないときは彼がいつもキャプテンを務める。だから、正しい判断だったと思う」
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17歳ヌワネリ2発にスターリングが加入後初弾! 16歳GKら若手大量デビューのアーセナルが3部相手に完勝で4回戦進出【EFLカップ】
カラバオカップ(EFLカップ)3回戦のアーセナルvsボルトンが25日にエミレーツ・スタジアムで行われ、5-1で勝利したアーセナルが4回戦進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 チャンピオンズリーグのアタランタ戦、プレミアリーグのマンチェスター・シティ戦をいずれもドローで終えたアーセナル。公式戦3試合ぶりの白星を狙った今シーズンのEFLカップ初陣ではEFLリーグ1(3部)のボルトンをホームで迎え撃った。 アルテタ監督はこの試合でカラフィオーリ、ライス、サカを除く先発8人を変更。相次ぐGK陣のアクシデントによって16歳と72日でのクラブ史上最年少スタメンでのファーストチームデビューを飾ったGKジャック・ポーターに加え、ニコルス、ルイス=スケリー、ヌワネリとアカデミー出身の10代選手が起用され、3トップはサカ、ガブリエウ・ジェズス、スターリングという並びとなった。 後ろ重心のボルトンに対して立ち上がりからボールを握るアーセナル。中を締める守備に対応を受け、外回りの攻撃が続いてなかなか効果的なボールの循環には至らない。 それでも、押し込む形を続けると、16分にはヌワネリ、ニコルスと右サイドで繋いでグラウンダーのクロスが供給されると、DF2枚のクリアミスによってペナルティアーク付近で足元に収めたライスが鋭い右足シュートをゴール右隅へ突き刺した。 ライスの今季初ゴールによってファーストチャンスをモノにしたホームチーム。失点後も戦い方を大きく変えないボルトンに対して引き続きゲームをコントロールしつつ、早い時間帯に勝負を付けるべくライスと3トップの主力組が違いを作り出す。26分にはスターリングの左クロスの流れからジェズスがバイシクルシュートで見せ場も作る。 以降は徐々にボルトンに押し返されるも、デビュー戦のGKポーターを含めて冷静に相手の攻撃を撥ね返していく。すると、37分にはルイス=スケリーの縦パスに反応したスターリングが左サイドのスペースに抜け出して正確なグラウンダークロスを送り込むと、最後はゴール前に飛び込んだヌワネリがワンタッチで流し込み、嬉しいファーストチーム初ゴールを挙げた。 格下相手に危なげなく試合を折り返したホームチームは後半も開始早々に追加点を挙げる。49分、相手ゴールキックからの不用意な繋ぎをライスが見事にカット。ショートカウンターに持ち込むと、ボールを引き取ったヌワネリが冷静にGKとの一対一を制して初ゴールに続く2点目まで奪ってみせた。 この3点目で試合を決めたかに思われたが、直後の53分にはロングカウンターを浴びると、マカティーのミドルスルーパスで完璧に背後を取られて右サイドを独走したコリンズにGKポーターもボックス内でかわされて無人のゴールへシュートを流し込まれた。 相手に勢いを取り戻させる失点となったアーセナルは62分、負傷したルイス=スケリーとライスを下げてハヴァーツ、ガブリエウの主力を同時投入。この交代直後の64分にはボックス右で強引に仕掛けたサカの高速クロスのこぼれをゴール前のスターリングがタップイン。加入後初ゴールで再び点差を広げる。 これで完全にボルトンの心を折ると、70分過ぎにはサカとカラフィオーリを下げてマルティネッリ、カクリをピッチに送り出すと、77分にはボックス右で仕掛けてスターリングが放ったシュートのこぼれ球をハヴァーツがすかさず蹴り込んでトドメの5点目とした。 その後は省エネモードで危なげなく試合をクローズしたアーセナルが5-1の完勝で公式戦3試合ぶりの白星と共に4回戦進出を決めた。 アーセナル 5-1 ボルトン 【アーセナル】 デクラン・ライス(前16) イーサン・ヌワネリ(前37、後4) ラヒーム・スターリング(後19) カイ・ハヴァーツ(後32) 【ボルトン】 アーロン・コリンズ(後8) 2024.09.26 05:44 Thu4
ウェストハムMFライスが幼馴染彼女との交際6年をお祝い、英国で最も高いビルでロマンチックな夜を過ごす
ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(22)が高級レストランでガールフレンドとの交際6周年をお祝いした。 17日のプレミアリーグ第8節エバートン戦にもフル出場したライスは、幼馴染でもあるガールフレンド、ローレン・フライヤーさんとの交際6周年を迎えた。 そのお祝いとして、高級レストランで食事をとることにしたライス。場所はイギリスで最も高い建物とされているロンドンの87階建てビル、ザ・シャード内にある33階の中華料理店だ。 テムズ川を見渡せる絶景で記念日を祝った仲睦まじい2人。その時の様子をフライヤーさんが自身のインスタグラムで投稿すると、「最高のカップルにおめでとうを」、「これまでで最もかわいいカップル」、「幸せな記念日をお祈りします」などの暖かなコメントが多数寄せられた。 ウェストハムでは副キャプテンも務めるライスは、9月16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループH第1節のディナモ・ザグレブ戦で、インターセプト後のドリブル突破からゴールを奪っている。21日にはEL第3節で日本代表MF伊東純也を擁するヘンクとホームで対戦予定。ディナモ・ザグレブ戦のような、記念日を祝う祝砲を打ち上げることはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ロンドンの夜景をバックにしたライスとフライヤーさんの素敵なツーショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CVN4Av8DYp8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CVN4Av8DYp8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CVN4Av8DYp8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">(@laurenfryer_)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.10.20 20:50 Wed5
直近8試合も1勝5分け2敗…イングランド代表が敵地で「60年間」勝てていない相手とは
イングランド代表は、意外にも苦手としている国と同じグループに組み分けされてしまった。イギリス『サン』が伝えている。 8日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25の組み合わせ抽選会がフランス・パリで開催され、UEFA加盟国がそれぞれリーグA〜リーグDにてカテゴリーごとに組み分けられた。 ガレス・サウスゲイト監督率いるイングランド代表は、イタリア代表・ドイツ代表・ハンガリー代表と同居したUNL2023-24・リーグA(最上位)グループ3でまさかの未勝利最下位に沈み、24-25からリーグBに降格…今回はリーグB・グループBでギリシャ代表・フィンランド代表・アイルランド代表としのぎを削ることが決まった。 一見すると、いや、間違いなく3カ国ともイングランド代表から見れば格下であり、最新のFIFAランキング(昨年12月)では、イングランドが3位、ギリシャが47位、フィンランドが59位、アイルランドが60位となっている。 次回のリーグA復帰には1位が絶対条件のなか、仮にホーム&アウェイ6戦全勝といかなくても、1位確保は固いように思える組み合わせ。だが、この組で最もFIFAランキングの低いアイルランドを、イングランドはやや苦手としている。 実はイングランド、隣国アイルランドとの直近8試合で1勝5分け2敗という戦績。前回対戦こそ国際親善試合としてホームで3-0と勝利しているが、この時は新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るっていた2020年、ノンプレッシャーの無観客で行われた一戦だ。 また、直近8試合の戦績以上に、アウェイでのvsアイルランドを大変苦手としており、最後にダブリンで勝利したのはなんと60年前の1964年5月…歴史的背景からイギリスを敵視する人々も少なくないアイルランドは、ホームでイングランドに敗れることなど到底許されないのだ。 前述の無観客試合を除いた最後のアイルランド撃破は39年前の1985年3月…『サン』は「アイルランド…難しい対戦だ。アウェイでは引き分けでもいいんじゃないか」と弱気に論評している。 ちなみに、イングランド代表の主軸選手であるデクラン・ライス(アーセナル)はアイルランド系。世代別年代からアイルランド代表を選択し、2018年にA代表デビューも飾っていたなか、2019年からイングランドに“鞍替え"...凄まじい誹謗中傷だけでなく脅迫の被害にも遭っている。 2024.02.09 17:00 Friイングランド代表の人気記事ランキング
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オーストラリア代表がマンC保有の21歳MFを失う? 豪代表で2試合出場も公式戦歴なく多重国籍、10月落選で浮かび上がった“鞍替え”希望
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ新監督が、初陣への前日会見に臨んだ。豪『news.com.au』が伝えている。 豪代表は10日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節で中国代表とのホームゲーム。2試合未勝利発進で前監督が辞任したなか、ポポヴィッチ新監督の初陣にして、今予選初得点、初白星を目指す「+3」がマストの一戦だ。 指揮官は開催地アデレードで前日会見に臨み、勝利への意欲を披露。その一方、報道陣からは「アレックス・ロバートソンを招集しなかった理由は?」と選手選考に関する質問が。 アレックス・ロバートソンとは、イングランド2部・チャンピオンシップのカーディフに所属するセントラルハーフ(MF)で、保有元はマンチェスター・シティという21歳。 シティのU-21チームに籍を置く一方、昨季はポーツマス、今季はカーディフへと武者修行し、今季のイングランド2部でコンスタントにプレー中。昨年オーストラリア代表入りし、3月と6月の親善試合2試合でプレーした経験も持つ。 所属クラブもプレータイムも安定しない若手とあってか、その後は招集が見送られてきたが、前述の通り、今季は順調な歩み。豪視点で「なぜいま招集しないんだ?」との疑問が記者から指揮官にぶつけられた格好だ。 ポポヴィッチ新監督のアンサーは、「招集可能なオーストラリア人は全員を視界に入れている。私の見解では、ロバートソンにはその資格がなく、今回の活動への参加はそもそも考慮していない」というもの。 『news.com.au』など豪紙が察するに、ロバートソンはA代表の“鞍替え”を検討中か。 ロバートソンはスコットランド出身で、豪州、スコットランド、イングランド、ペルーのパスポートを所持。これまでの豪代表としての2試合はいずれも親善試合で、手続きをすれば、ここからのA代表変更は原則可能である。 ポポヴィッチ新監督は本件に関して「今回選んだメンバーに満足している」と締め、ロバートソンについては多くを語らず。 振り返れば、過去1年の招集外も“鞍替え”希望があったためか。ロバートソンは世代別代表まで一貫してイングランドだったこともあってか、まだ最終選択を決めかねているか、もしくはオーストラリアを外した格好と考えられる。 2024.10.10 13:25 Thu2
イングランドが暫定体制初黒星…ギリシャが故バルドックに捧げる会心の勝利【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグBグループ2第3節のイングランド代表vsギリシャ代表が10日に行われ、アウェイのギリシャが1-2で勝利した。 ここまで2連勝スタートのイングランドは、同じく連勝スタートのギリシャとの首位攻防戦に臨んだ。今回の一戦に向けては数名の離脱者に加え、軽傷を抱えるエースのケインがベンチ外に。これを受け、この一戦ではサカとゴードンの両ウイングにベリンガムとフォーデンが中央に並ぶ[4-4-2]の布陣で臨んだ。 かつてプレミアリーグでもプレーし、先日に訃報が伝えられたギリシャ代表DFジョージ・バルドックへの黙とうが捧げられた中でスタートした一戦。開始直後にはベリンガムのシュート、パーマーの直接FKとイングランドが押し込む入りに。 ただ、好調のギリシャもすぐさま反撃の姿勢を見せると、相手ビルドアップの際にGKピックフォードに圧力をかけてボールを奪い切り、バカセタスが無人のゴールへシュートを放つが、これはDFコルウィルの圧巻のゴールカバーに阻まれる。この直後のセットプレーでもゴールネットを揺らすが、今度はオフサイドで認められず。 以降はボールを保持して押し込むイングランド、堅守速攻で応戦するギリシャという構図の下で拮抗した攻防が繰り広げられる。イングランドはサカとゴードンの両翼がボックス付近で幾度か良い形の仕掛けを見せたが、クロスや仕上げの部分でケイン不在を感じさせた。 ゴールレスで折り返した試合は後半の早い時間帯に動く。49分、ギリシャは波状攻撃から最後尾のコウリエラキスの果敢なドリブル突破で陣形を崩し、ボックス左で足元にパスを受けたパヴリディスが複数のDFに囲まれながらも巧みなターンからの右足シュートを流し込んだ。そして、ゴール直後にパヴリディスやチームメイトは喪章と共にバルドックのユニフォームを掲げ、天国へ旅立った仲間にゴールを捧げた。 一方、後半立ち上がりに痛恨の失点を喫したイングランドは、直前に右のハムストリングを痛めたと思われるサカを下げてマドゥエケをピッチに送り込むと、60分にはゴードンを下げてストライカーのワトキンスを投入。そのワトキンスは投入直後にボックス内へ抜け出すが、右足シュートを枠に飛ばせない。 以降も攻め手を見いだせないイングランドは72分、フォーデンを下げて7年ぶり代表復帰のソランケを投入。ワトキンスとの2トップに変更し、前半からの足元の繋ぎに加えてシンプルなクロスというアプローチで幾度か際どい場面を作り出す。 一方、メンバーを入れ替えながら強度を維持するギリシャは体を張った守備で相手の攻撃を撥ね返しつつ、シンプルなロングカウンターから幾度も引っくり返すシーンを創出。その流れでゴールネットを揺らす場面も作ったが、オフサイドによってゴールは認められず。 何とか2失点目を凌いで勝ち点の可能性を残したイングランドは後半の土壇場にようやく追いつく。87分、中央突破してボックス右に抜け出したワトキンスがマイナスの折り返しを入れると、ペナルティアーク左に勢いを持って走り込んだベリンガムが右足ダイレクトシュート。これがGKヴラホディモスの手をはじいてゴール右隅に決まった。 これで勢いづく聖地ウェンブリーの空気を追い風に攻勢を仕掛けたイングランドだったが、後半アディショナルタイムの攻防でゴールを奪ったのはアウェイのギリシャだった。94分、ロングボールのこぼれを拾ったペルカスのボックス内への仕掛けからゴール前で混戦を生むと、クリアを試みたリコ・ルイスをペルカスが潰したこぼれに詰めたパヴリディスが右への持ち出しからDFの股間を抜くシュートを左隅に流し込み、劇的な勝ち越しゴールとした。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、敵地でイングランドとの首位攻防戦を制したギリシャが3連勝。敗れたホームチームはカーズリー暫定対戦で初の黒星となった。 イングランド代表 1-2 ギリシャ代表 【イングランド】 ジュード・ベリンガム(後42) 【ギリシャ】 ヴァンゲリス・パヴリディス(後4、後49) 2024.10.11 05:50 Fri3
アーセナルに悲報、サカがピッチに座り込みプレー続行不可能…イングランド代表指揮官「検査を受けている。明らかに何かを感じていた」
アーセナルにとっては頭を抱えたくなる問題かもしれない。イングランド代表FWブカヨ・サカに負傷の可能性が浮上している。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンもプレミアリーグで優勝争いを繰り広げているアーセナル。ここまで7試合を終えて5勝2分けの勝ち点17でマンチェスター・シティと並び2位につけている。 一方でケガ人も多く、キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは9月の代表活動で足首を負傷して離脱が続いている状況。そのほかにもケガ人が何人か出ている状況だ。 そんな中、10日にUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25でギリシャ代表と対戦したイングランド代表。先発したサカは51分にピッチに座り込んでしまい、ノニ・マドゥエケ(チェルシー)と交代していた。 試合中に右の足裏を伸ばしたり押さえていたサカだったが、自らピッチに座り込みプレー続行不可能に。リー・カーズリー暫定監督は「彼は検査を受けている。最初のゴールに至るまでに、明らかに足に何かを感じていたのが見てとれた」と、違和感を覚えていた姿を見たとした。 イングランドはFWハリー・ケイン、FWジャック・グリーリッシュと前線の2人が負傷していたが、さらに負傷者が出ることに。重傷でないことをファンは願うところだが、どういった結果が出るのか注目だ。なお、アーセナルではプレミアリーグ7試合で2ゴール7アシストとチームの攻撃を牽引していた。 2024.10.11 23:25 Fri4
ケイン別メニュー、グリーリッシュ練習欠席…選手離脱のイングランド代表は未デビューの2人を追加招集【UEFAネーションズリーグ】
イングランドサッカー協会(FA)は9日、UEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むイングランド代表に2選手を追加招集したことを発表した。 リー・カーズリー暫定監督は25名を招集していたが、DFエズリ・コンサ(アストン・ビラ)、MFモーガン・ギブス=ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)、MFコビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)がそれぞれ負傷のため不参加となった。 当初は追加招集の予定はないとされていたが、9日にはFWハリー・ケイン(バイエルン)が別メニュー調整。FWジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)は軽い打撲のために練習を欠席していた。 新たに追加招集されたのは、MFカーティス・ジョーンズ(リバプール)と、DFヴァレンティノ・リヴラメント(ニューカッスル)の2名。どちらも招集歴はあるものの、まだA代表デビューは果たしていない若手2人だ。 カーティス・ジョーンズは、2024年5月に初招集。リヴラメントは9月に初招集を受け、今回はU-21イングランド代表に招集されていたが、A代表に加わることとなった。 2024.10.09 21:15 Wed5