金曜デーゲームは福島に軍配! 終盤の清水一雅のゴールで連勝で暫定7位に浮上【明治安田J3第27節】
2024.09.06 15:40 Fri
6日、明治安田J3リーグ第27節のヴァンラーレ八戸vs福島ユナイテッドFCがプライフーズスタジアムで行われ、0-1で福島が勝利を収めた。
試合は4分、八戸が攻め立て、安藤由翔のパスを受けた佐々木快が繋ぐと、佐藤碧がボックス内左からシュートも枠の左に外れる。
対する福島は17分、ボックス手前からのクロスをファーサイドに走り込んだ森璃太がダイレクトで合わせるが右ポストを直撃。 20分にはカウンターから森晃太がドリブルを仕掛け、ボックス内左で切り返してDFを交わすとシュート。しかし、蓑田広大が頭でクリアする。
八戸の攻勢に押し込まれていた福島は42分、森晃太がボックス手前からミドルシュート。枠をとらえるが、GK大西勝吾が左手一本でセーブし、得点を許さない。
互いの守護神の好プレーもありゴールレスで迎えた中、福島は46分にビッグチャンス。鈴直樹のクロスを矢島輝一が胸で落とすと、森晃太がボックス内でシュートも、DFがクリアする。
八戸は52分にボックス手前でパスを受けた前澤甲気がミドルシュートも、クロスバーに嫌われる。77分にもチャンスを迎え、柳下大樹のクロスに途中出場の雪江悠人がドンピシャヘッドもGKがキャッチする。
すると迎えた82分、福島がついにスコアを動かす。ニアゾーンでパスを受けた塩浜遼が左足シュート。これをGKが弾くと、最後は清水一雅が押し込んで先制。終盤に福島がこの1点を守りきし連勝を収め7位に浮上。八戸は連敗となった。
◆明治安田J3リーグ第27節
▽9/6(金)
ヴァンラーレ八戸 0-1 福島ユナイテッドFC
▽9月7日(土)
《18:00》
SC相模原 vs テゲバジャーロ宮崎
Y.S.C.C.横浜 vs ツエーゲン金沢
ギラヴァンツ北九州 vs FC今治
FC琉球 vs いわてグルージャ盛岡
松本山雅FC vs 大宮アルディージャ
《19:00》
AC長野パルセイロ vs FC大阪
ガイナーレ鳥取 vs アスルクラロ沼津
▽9月8日(日)
《18:00》
奈良クラブ vs カターレ富山
カマタマーレ讃岐 vs FC岐阜
PR
一足先に行われたこの試合。金曜日のデーゲームという異例のスタートとなった。八戸は前節のテゲバジャーロ宮崎戦で3-2で打ち負けており、連敗を避けたいところ。一方の福島は、前節のギラヴァンツ北九州戦で1-0と勝利しており、連勝を目指す戦いとなった。対する福島は17分、ボックス手前からのクロスをファーサイドに走り込んだ森璃太がダイレクトで合わせるが右ポストを直撃。 20分にはカウンターから森晃太がドリブルを仕掛け、ボックス内左で切り返してDFを交わすとシュート。しかし、蓑田広大が頭でクリアする。
攻勢を受けていた八戸は21分、ボックス左からの山内陸のグラウンダーのクロスが佐々木につながったが、GK吉丸絢梓が至近距離からのシュートをセーブした。さらに26分、八戸は安藤のクロスにボックス中央で佐々木がヘッドで合わせるも枠の上。37分にも安藤がボックス左からのクロスがファーに飛ぶと、クリアを拾った佐藤がつなぎ、最後は 大関友翔がボックス手前中央からミドルシュートも右ポストを叩いてしまう。
八戸の攻勢に押し込まれていた福島は42分、森晃太がボックス手前からミドルシュート。枠をとらえるが、GK大西勝吾が左手一本でセーブし、得点を許さない。
互いの守護神の好プレーもありゴールレスで迎えた中、福島は46分にビッグチャンス。鈴直樹のクロスを矢島輝一が胸で落とすと、森晃太がボックス内でシュートも、DFがクリアする。
八戸は52分にボックス手前でパスを受けた前澤甲気がミドルシュートも、クロスバーに嫌われる。77分にもチャンスを迎え、柳下大樹のクロスに途中出場の雪江悠人がドンピシャヘッドもGKがキャッチする。
すると迎えた82分、福島がついにスコアを動かす。ニアゾーンでパスを受けた塩浜遼が左足シュート。これをGKが弾くと、最後は清水一雅が押し込んで先制。終盤に福島がこの1点を守りきし連勝を収め7位に浮上。八戸は連敗となった。
◆明治安田J3リーグ第27節
▽9/6(金)
ヴァンラーレ八戸 0-1 福島ユナイテッドFC
▽9月7日(土)
《18:00》
SC相模原 vs テゲバジャーロ宮崎
Y.S.C.C.横浜 vs ツエーゲン金沢
ギラヴァンツ北九州 vs FC今治
FC琉球 vs いわてグルージャ盛岡
松本山雅FC vs 大宮アルディージャ
《19:00》
AC長野パルセイロ vs FC大阪
ガイナーレ鳥取 vs アスルクラロ沼津
▽9月8日(日)
《18:00》
奈良クラブ vs カターレ富山
カマタマーレ讃岐 vs FC岐阜
PR
清水一雅
安藤由翔
佐々木快
佐藤碧
森璃太
森晃太
蓑田広大
山内陸
吉丸絢梓
大関友翔
大西勝吾
鈴直樹
矢島輝一
前澤甲気
柳下大樹
雪江悠人
塩浜遼
福島ユナイテッドFC
ヴァンラーレ八戸
J3
清水一雅の関連記事
福島ユナイテッドFCの関連記事
「黒が多くなって嬉しい!」「久しぶりに赤と黒の夢戦士」 昨年はJ2昇格PO敗退の福島、悲願の昇格へ黒い渦が描かれた新ユニフォーム発表! 「赤黒の冒険者感あって好き」「これ着てチューチュートレインする」
福島ユナイテッドFCは18日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。
2024シーズンは指揮官初挑戦となる寺田周平監督のもと、明治安田J3リーグを5位で終えた福島。J2昇格プレーオフ進出を果たしたが、準決勝で上位の松本山雅FCと引き分け、決勝進出とJ2昇格には届かなかった。
勢いそのまま、今度こそJ2
2025.01.18 14:55 Sat
J3の関連記事
記事をさがす
|
清水一雅の人気記事ランキング
1
今治が大宮に続くJ2自動昇格! 3位富山&4位沼津が白星逃しPO圏争いの大混戦続く、18位奈良は残留へ大きな14試合ぶり白星【明治安田J3第36節】
10日、明治安田J3リーグ第36節の7試合が各地で行われた。 勝てばJ2初昇格が決まる2位FC今治(勝ち点64)は、13位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)と運命のアウェイゲーム。今治は7分、加藤潤也が獲得したPKをマルクス・ヴィニシウスが決めて先制。その後も主導権を握るが追加点はなく試合を折り返す。 66分にはヴィニシウスが圧巻のミドルを決め、70分には加藤が流し込んで決定的な3点目。終盤にヴィニシウスがハットトリックを達成すると、後半アディショナルタイムには梅木怜がダメ押しし、2試合を残しての2位フィニッシュが確定。2020年のJ3参戦から5シーズン目でのJ2昇格を決めた。 大混戦のJ2昇格プレーオフ圏争いをリードする3位カターレ富山(勝ち点57)は、10位FC岐阜(勝ち点48)とのホームゲーム。富山は10分、神山京右が左CKからヘディングで先制ゴール。しかし27分、岐阜がFKから甲斐健太郎が同点弾を決めると、36分にはまたもFKから遠藤元一のゴールが決まる。 逆転を許した富山だったが、執念を見せたのは後半アディショナルタイム。左クロスから吉平翼が押し込み、土壇場で同点に。逆転でのJ2自動昇格は叶わなかったが、3位フィニッシュに向けた貴重な勝ち点「1」を掴んでいる。 富山を追う4位アスルクラロ沼津(勝ち点52)は、16位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点40)をホームに迎えた一戦。先手を取ったのは4分の宮崎。ワンツーでゴールに迫った武颯が冷静にGKをかわすシュートでネットを揺らす。 沼津は追いつけないまま終盤を迎えるも、90分に齋藤学がカットインシュートで同点弾。しかし、後半アディショナルタイムに吉澤柊のゴールが決まり、宮崎が再び勝ち越し。痛恨の敗戦で7位に後退した。 昇格PO圏一歩手前の7位福島ユナイテッドFC(勝ち点50)は、まだPOに手が届く12位ツエーゲン金沢(勝ち点47)と対戦。樋口寛規の序盤のゴールで先制するも、69分には金沢の西谷和希が同点ボレーを決める。 追いつかれた福島だったが、後半アディショナルタイムに清水一雅がポストに当てながら決勝点。勝ち点「3」をもぎ取った福島がPO圏内の6位に浮上した。 その他、9位ギラヴァンツ北九州(勝ち点49)が15位カマタマーレ讃岐(勝ち点40)相手に逃げ切り、8位に上昇。残留を争う18位奈良クラブ(勝ち点33)は8位SC相模原(勝ち点50)に2-1の勝利を収め、残留に前進の14試合ぶり白星。すでにJ3優勝を決めている首位大宮アルディージャ(勝ち点83)は14位FC琉球(勝ち点46)との一戦をドローで終えている。 ◆明治安田J3第36節 ▽11/10(日) ガイナーレ鳥取 0-5 FC今治 ツエーゲン金沢 1-2 福島ユナイテッドFC SC相模原 1-2 奈良クラブ カマタマーレ讃岐 1-2 ギラヴァンツ北九州 アスルクラロ沼津 1-2 テゲバジャーロ宮崎 カターレ富山 2-2 FC岐阜 FC琉球 1-1 大宮アルディージャ ▽11/9(土) FC大阪 5-0 Y.S.C.C.横浜 いわてグルージャ盛岡 1-6 松本山雅FC AC長野パルセイロ 0-1 ヴァンラーレ八戸 2024.11.10 19:36 Sun2
後半ATに劇的弾! 福島が昇格PO圏内争うFC大阪に競り勝ち7位浮上【明治安田J3第29節】
23日、明治安田J3リーグ第29節のFC大阪vs福島ユナイテッドFCが東大阪市花園ラグビー場で行われ、アウェイの福島が1-2で勝利した。 ともに昇格プレーオフ圏内に手が届きかけている8位FC大阪(勝ち点41)と11位福島(勝ち点39)の一戦。FC大阪は3連勝、福島は2試合ぶりの勝利を懸けて試合に臨んだ。 立ち上がりから先手を取ったのはアウェイの福島。5分、ロングボールから一気に前線へ向かうと、長野星輝がGKとの一対一に。冷静に流し込みネットを揺らした。 一方のFC大阪も舘野俊祐の直接FKが枠を捉えたが、福島GK山本海人がセーブ。その後も同点を目指してゴールに迫る。 ハーフタイムにかけては福島が攻勢を強めたが、波状攻撃も追加点には繋がらず。FC大阪は前半終了間際、古川大悟のバイシクルシュートも飛び出したが、1点ビハインドでハーフタイムを迎える。 58分、福島はクロスからチャンスを創出。GK永井建成が弾いたボールに清水一雅が反応し、切り返しから右足を振ったが、シュートはバーの上を越える。 やや攻め込まれていたFC大阪だったが、2枚替え直後の66分に反撃。左サイドに展開すると、舘野のピンポイントクロスに入ったばかりの西村真祈が合わせて同点ゴールを挙げた。 勢いそのままに逆転したいホームチーム。79分には同点弾の西村がGKとの一対一を迎えかけるが、少しトラップが流れてしまう。 終盤は福島が徐々に盛り返すと、ドラマが待っていたのは後半アディショナルタイム。押し込むなか、ボックス手前左の森晃太がワンタッチでコントロールショット。これが右ポストに当たって決まり、土壇場で勝ち越しに成功する。 CKを得たFC大阪はGK永井も上がりを見せたが、再びの同点には至らず試合終了。劇的勝利を手にした福島が勝ち点「3」を積み上げ、昇格プレーオフ圏内手前の7位に浮上した。 FC大阪 1-2 福島ユナイテッドFC 【FC大阪】 西村真祈(後21) 【福島】 長野星輝(前5) 森晃太(後45+3) ◆第29節 ▽9/23(月) FC大阪 1-2 福島ユナイテッドFC ▽9/21(土) ヴァンラーレ八戸 2-3 大宮アルディージャ SC相模原 2-0 FC今治 ギラヴァンツ北九州 2-0 FC岐阜 FC琉球 1-1 アスルクラロ沼津 ガイナーレ鳥取 2-0 AC長野パルセイロ ▽9/22(日) Y.S.C.C.横浜 0-0 いわてグルージャ盛岡 ツエーゲン金沢 0-1 カターレ富山 カマタマーレ讃岐 1-4 松本山雅FC 奈良クラブ 2-2 テゲバジャーロ宮崎 2024.09.23 16:10 Mon福島ユナイテッドFCの人気記事ランキング
1
ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの去就は? Jリーグ挑戦は現在3名、JFLor地域リーグ移籍、現役引退…
ソニー仙台FCラストイヤーを彩った選手たちの新天地が概ね決定。一方でスパイクを脱ぎ、社業に専念する者も少なくない。 2024シーズン限りで活動終了、日本フットボールリーグ(JFL)を退会したソニー。JFL王者に輝いたこともある名門実業団が幕を閉じた。 ラストイヤーを彩った選手たちの去就は、1月14日時点で概ね発表済み。現役続行でJリーグ、JFL、地域リーグに新天地を求める者いれば、引退してソニーの社業に専念する者も。 例えば、中盤主力のMF伊藤綾汰(24)はJ3リーグへ参入する高知ユナイテッドSCに移籍。不動の右サイドバックを担ったDF後藤裕二(24)は福島ユナイテッドFC、DF中山雅斗(23)は奈良クラブへ。現在、Jリーグ挑戦は3名を数える。 JFLクラブへ移籍するのは、昨季リーグ新人王のFW布方叶夢(22/→FCマルヤス岡崎)、DF辻椋大(23/→ブリオベッカ浦安)など今のところ計5名。VONDS市原へ向かうFW勝浦太郎(24)など地域リーグ移籍も計5名である。 一方、キャプテンを担ったMF吉野蓮(27)、2023シーズンJFLベストイレブンのMF平田健人(28)、正守護神のGK佐川雅寛(28)など、これまでに計7名が引退を発表。吉野は発表に伴い、「今後は会社に恩返しを」と綴っている。 ◆選手たちの去就(1月14日時点) GK 1 佐川雅寛→現役引退 21 八井田舜→現役引退 26 松田亮→ジェイリースFC(九州/地域) DF 2 後藤裕二→福島ユナイテッドFC(J3) 3 塩崎悠司→現役引退 4 長江皓亮→未発表 6 中山雅斗→奈良クラブ(J3) 16 辻椋大→ブリオベッカ浦安(JFL) 22 平山裕也→ヴェルスパ大分(JFL) 23 神田悠成→福山シティFC(中国/地域) 25 山下翼→FC延岡AGATA(九州/地域) 30 大友豪士→未発表 MF 5 平田健人→現役引退 7 吉森恭兵→現役引退 8 伊藤綾汰→高知ユナイテッドSC(J3) 10 藤原元輝→現役引退 11 信太英駿→未発表 14 吉野蓮→現役引退 18 秋元佑太→未発表 20 小池陸斗→福山シティFC(中国/地域) FW 9 勝浦太郎→VONDS市原FC(関東1部/地域) 13 山田晋平→ヴィアティン三重(JFL) 15 布方叶夢→FCマルヤス岡崎(JFL) 17 加藤佑弥→未発表 19 甲元大成→飛鳥FC(JFL) 2025.01.15 15:15 Wed2
「黒が多くなって嬉しい!」「久しぶりに赤と黒の夢戦士」 昨年はJ2昇格PO敗退の福島、悲願の昇格へ黒い渦が描かれた新ユニフォーム発表! 「赤黒の冒険者感あって好き」「これ着てチューチュートレインする」
福島ユナイテッドFCは18日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 2024シーズンは指揮官初挑戦となる寺田周平監督のもと、明治安田J3リーグを5位で終えた福島。J2昇格プレーオフ進出を果たしたが、準決勝で上位の松本山雅FCと引き分け、決勝進出とJ2昇格には届かなかった。 勢いそのまま、今度こそJ2行きを掴みたい2025シーズンは、引き続き「ヒュンメル」がサプライヤーに。「attention」がコンセプトのユニフォームとなった。 ベースの赤に黒い渦が巻くデザインは、チームの攻撃的スタイルをさらに掘り下げ、躍動感あるサッカーで魅了することで、地域を巻き込む大きなうねりを生み出し、悲願のJ2昇格を掴み取る覚悟を表現している。 FPは1stが赤、2ndが白で変わらないが、ソックスの色はそれぞれ黒とグレーとなり、ボディとは異なる配色に。GKは1stが水色、2ndが黄色となった。 今回のデザインには、「久しぶりに赤と黒の夢戦士じゃん」「黒の渦はデザイン的にも綺麗に映えてて赤黒の冒険者感あって好き」「黒の部分が多くなって嬉しい!」とファンがSNS上で反応。また、渦のデザインに「これ着てチューチュートレインする」というインスピレーションを得たファンもいるなか、「デザインがシンプル過ぎて、物足りなさを感じる…」という意見も挙がっている。 <span class="paragraph-title">【写真】黒が渦巻く福島新ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://t.co/P4J7bYKrmT">https://t.co/P4J7bYKrmT</a><br><br>ぜひご購入ください<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#福島ユナイテッド</a></p>— 福島ユナイテッドFC (@fufc_staff) <a href="https://twitter.com/fufc_staff/status/1880442738170114203?ref_src=twsrc%5Etfw">January 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> ※1/18 18時に追加情報 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fukushima20250118_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fukushima20250118_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fukushima20250118_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/fukushima20250118_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2025.01.18 14:55 Sat3
「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが…」 北京五輪代表GKの山本海人が21年の現役に幕…39歳で決断
福島ユナイテッドFCは10日、GK山本海人(39)が2024シーズンをもって現役を引退すると発表した。 山本は育成時代から過ごす清水エスパルスでプロデビュー。北京オリンピックを経験し、2009年にA代表からも声がかかる存在となるなか、2013年にヴィッセル神戸行きを決めた。 その後、ジェフユナイテッド千葉、横浜FC、ロアッソ熊本を渡り歩くと、2021年から福島に移り、昨季限りで契約満了に。キャリア通算ではJ1リーグ118試合、J2リーグ27試合、J3リーグ129試合、リーグカップ42試合、天皇杯20試合の出場数をマークした。 「2024シーズンをもって、現役から退く決断をいたしました。人生の半分以上である21年間、プロサッカー選手としてプレーできたことを、とてもうれしく思います。充実した楽しい時間でした」 「尊敬する両親と兄、愛する妻と息子は、私にとって大きな支えでした。幼い時からサッカー小僧で迷惑ばかりかけていたので、これからはゆっくり恩返しをしていきたいと思います」 「また、お世話になったクラブ、指導者、仲間、ファン、サポーターのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、貴重な経験と多くの思い出ができました。本当にありがとうございました」 「自分自身がここまで成長できたのは、多くの方々の助けや期待があったからこそだと思っています。これからもサッカー人として、何かしらの形で貢献していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします」 「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが、常にサッカーに愛情を注ぎ、全力で取り組むことができました。うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です」 「長い間、本当にお世話になりました。またいつの日か笑顔でお会いしましょう」 2025.01.10 12:06 Fri4
アジアカップ帯同、J3レンタル、プレーオフ、U-19代表活動参戦…。濃密だった2024年を飛躍の糧にできるか?/大関友翔(福島ユナイテッド)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.55】
12月16〜19日にかけて千葉・幕張で行われたU-19日本代表合宿。2028年ロサンゼルス五輪代表コーチに就任したばかりの羽田憲司コーチも今回から帯同する中、2025年2月のAFC・U-20アジアカップ(中国=アジア最終予選)に向けて選手たちがアピール合戦を繰り広げた。 19日には流通経済大学とトレーニングマッチが行われ、佐藤龍之介(FC東京)や井上愛簾(広島)、徳田誉(鹿島)らがゴールをゲット。インパクトを残した。彼らアタッカー陣を中盤から力強くサポートした1人がボランチの大関友翔(福島)である。 2005年2月生まれの若きボランチはロス世代の年長者の1人。川崎U-18から2023年にトップ昇格し、今季は寺田周平監督率いる福島ユナイテッドへレンタル移籍した。開幕前のプレーシーズンにはアジアカップ(カタール)のトレーニングパートナーとして市原吏音(大宮)、本間ジャスティン(横浜)らとともに帯同。遠藤航(リバプール)や川崎の先輩・守田英正(スポルティング・リスボン)、旗手玲央(セルティック)ら同ポジションの面々のプレー基準を体感。それをJ3の舞台に持ち込もうとした。 「試合体力というか、90分間フルパワーで行くところはフロンターレでやっていた時よりも成長したかなと思います」と本人も語っていたが、もともともテクニックに加え、強度・パワー・スピードといった部分で進化が見られたからこそ、今季J3で32試合出場8ゴールという結果を残し、チームを史上初のJ2昇格プレーオフへとけん引したのである。 しかしながら、福島は12月1日の準決勝・松本山雅戦で1-1のドロー。順位が下のチームは勝利しなければ次のステージに上がれないというルールだったため、この時点で福島の昇格の夢は途絶えた。試合後には寺田監督が「彼と松長根(悠仁)は川崎で試合に出られない中、試合に出ることが成長だと思って福島に来て、力をつけてくれたと思っています。でも最後に悲しい表情にさせてしまったのは申し訳ない」と涙ながらにコメント。大関自身も「周さんをJ2に連れていきたかった」と悔しがっていた。 ただ、このプレーオフという緊張感ある一戦は年代別代表でW杯切符を取れるかどうかの大一番に酷似している。今年9月のAFC・U-20アジアカップ予選(キルギス)に参戦した彼自身もその厳しさは痛感していることだろう。修羅場をくぐり抜け、世界への道をこじ開ける力をつけないといけないと改めて感じ、サッカーに取り組んでいるに違いない。 そんな彼は12月になって大先輩・中村憲剛(川崎FRO)の引退試合とU-19代表合宿に立て続けに参加。2025年の飛躍を誓ったという。 「憲剛さんはテレビやスタジアムでずっと見ていた選手。憧れの人の引退試合で隣でプレーさせてもらったのは感無量でした。横にいるだけでオーラがあるし、自分の目指すべき選手がこの人なんだというのを立ち姿から感じました」と本人も嬉しそうに語っていた。 2010年南アフリカW杯戦士・中村憲剛の領域を追い求めようと思うなら、やはり来季のJ1での活躍はマスト。まだ正式発表はないものの、おそらく大関は2025年はレンタル元の川崎に戻って、長谷部茂利新監督の下で勝負を賭けることになりそうだ。川崎の中盤にはキャプテン・脇坂泰斗を筆頭に、大島僚太、橘田健人、河原創、山本悠樹といった実績十分のボランチがズラリと並ぶだけに、厳しいポジション争いを強いられるのは間違いない。 大関が視野に入れるべきなのは、プロ3年目の2019年にブレイクした先輩・田中碧(リーズ)の成長曲線だろう。当時の田中碧も中村憲剛、大島僚太、守田らがひしめく中、大島や中村憲剛のケガで空いたポジションをガッチリとつかみ取り、1年でA代表にまで駆け上がったのである。 180センチ・75キロの田中碧と178センチ・60キロの大関ではフィジカル面に大きな違いがあるが、そこも含めてまだまだレベルアップが必要だ。J1トップの当たりや強度の中、自身のストロングである創造性やアイディア、ひらめきを発揮していくためにも、パワーや運動量の向上にもっともっと取り組まなければならないだろう。 「碧君も2年目の終わりくらいにちょっと出始めて、3年目にガッツリ出るようになった。自分も碧君みたいに活躍するなら来年が勝負だと思うので、いち早く等々力のピッチに立てるように頑張りたい。監督が変わるというのは僕みたいな若い選手にとっては大きなチャンス。みんなフラットな状態で入れるので、始動日からガンガンアピールしていきたいですね」 目を輝かせた大関。2月にはU-20W杯最終予選、9月にはU-20W杯(チリ)も控えていて、さらには大岩剛監督率いるロス五輪代表も始動する。この重要なタイミングを絶対に逃してはいけない。目まぐるしかった2024年の経験を糧にして、来季は新生・川崎の看板へと飛躍してほしいものである。 文・元川悦子 2024.12.27 15:00 Fri5