スパーズが笑気ガス使用のビスマに懲戒処分…ポステコグルー監督「レスター戦から彼を出場停止にした」

2024.08.15 22:28 Thu
神戸戦でもプレーしたビスマ
Getty Images
神戸戦でもプレーしたビスマ
トッテナムが、違法となる笑気ガス使用の動画を投稿したマリ代表MFイヴ・ビスマに対して懲戒処分を行った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
PR
ビスマは10日に行われたバイエルンとのプレシーズンマッチ後の夜に街へ繰り出すと、リムジンの後部座席に座りながら風船から亜酸化窒素を吸い込む自身の姿を撮影し、スナップチャットのアカウントでシェアした。イギリスでは昨年末から「ヒッピークラック」と呼ばれる笑気ガスの所持は違法となり、ビスマは今回の行為によって警察の捜査を受ける可能性がある。
亜酸化窒素の使用は脳障害、うつ病、記憶喪失、失禁、幻覚、神経損傷を引き起こす可能性があり、常習的な常用者は最長2年の懲役、売人は最長14年の懲役となる。

その後、自身のしでかした愚行に気が付いたビスマは11日、「これらの動画について謝罪したい。これは重大な判断力の欠如だった。これがどれほど深刻で、健康上のリスクを伴うかを今は理解している。また、フットボーラーおよび模範としての責任を非常に真剣に受け止めている」と全面的に非を認めて謝罪した。
しかし、イギリス『サン』の取材に対して、クラブ内部での調査および懲戒処分を認めていたトッテナムは、処分の詳細に関しては明かさずも今週末に予定されるプレミアリーグ開幕節レスター・シティ戦での出場停止という処分を下した。

15日、レスター戦に向けた公式会見に出席したアンジェ・ポステコグルー監督は、ビスマの一件に関して言及。クラブ独自でレスター戦のメンバーから外す決断をしたことを明かした。

「長い間フットボールに関わってきたが、このような状況が起こったとき、私はいくつかの方法で彼らを見ようとしてきた」

「まず、ビスという人物がいて、彼は誤った決断をした」

「まだ制裁が関わっており、その一部は教育的なものだ。彼は責任のあるプロフットボーラーだ」

「彼は月曜日(レスター戦)に出場できない。月曜日の試合から彼を出場停止にした」

「彼は私とチームの両方との信頼関係を再び築く必要がある。彼には扉が開かれており、我々は彼が下す決断がチームに影響を与えることを理解するのを助けることができる」

さらに、ビスマが信頼回復へどんな振る舞いをすべきかとの問いに対してオーストラリア人指揮官は「行動だ。単純なことだよ。より良い決断を下すことが大事だ。彼は私やクラブ、関係者全員に対して真摯に謝罪したが、それはほんの一部に過ぎない」と返答。

謝罪という一過性の行動ではなく、日々のプロフェッショナルな振る舞いを通じて自身やスタッフ、チームメイトから再び尊敬を集めるべきだと、至極もっともな見解を述べた。

PR

イヴ・ビスマの関連記事

アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”を目前に控え、トッテナムに負傷者が発生したようだ。 2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の下、プレミアリーグ開幕からの3試合は1勝1分け1敗とスタートダッシュに失敗したトッテナム。今週末に行われるプレミアリーグ第4節では、宿敵アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー 2024.09.12 17:40 Thu
プレミアリーグ第2節、トッテナムvsエバートンが24日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で快勝した。 チャンピオンシップ王者のレスター・シティとの開幕戦を1-1のドローで終え、昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナム。エバートンを迎え撃ったホーム開幕戦では初白星 2024.08.25 01:07 Sun
トッテナムの新エースストライカー候補が早くも戦列を離れることになった。 2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節で昇格組レスター・シティ相手に1-1のドロースタートとなったトッテナム。24日に行われるホーム開幕戦ではエバートン相手に初白星を目指す。 アンジェ・ポステコグルー監督はその第2節を前にした公式 2024.08.23 23:02 Fri
引き分け発進のトッテナム。第2節・エバートン戦(H)は先発3枚が入れ替わる見通しだ。 スパーズは19日、プレミアリーグ第1節で昇格組レスター・シティと1-1ドロー。試合の大部分を支配し、29分にDFペドロ・ポロが先制点も、名手ジェイミー・ヴァーディの1発にやられ、勝ち点3を掴めなかった。 『フットボール・ロ 2024.08.23 13:15 Fri
トッテナムのマリ代表MFイヴ・ビスマが違法行為を謝罪した。イギリス『サン』が報じている。 報道によると、ビスマは10日に行われたバイエルンとのプレシーズンマッチ後の夜に街へ繰り出すと、リムジンの後部座席に座りながら風船から亜酸化窒素を吸い込む自身の姿を撮影し、スナップチャットのアカウントでシェアした。 イギ 2024.08.12 21:38 Mon

トッテナムの関連記事

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2 2024.09.16 00:09 Mon
プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが、日本時間15日22:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。共に前節取りこぼしたノースロンドンの両雄による今季最初のダービーマッチだ。 ポステコグルー体制2年目でトップ4返り咲きが最低限のノルマとなるトッテナム。今夏の移籍市場では指揮官のスタイ 2024.09.15 14:45 Sun
インターナショナルマッチウィーク前に行われた第3節では王者マンチェスター・シティ、リバプールが唯一の3連勝を達成。アーセナルとブライトンは痛み分けに終わり、チェルシーやトッテナムが取りこぼす形となった。 中断明けで週明けにはUEFAコンペティションのリーグフェイズが開幕する過密日程のなかで実施される第4節。今節最 2024.09.14 12:00 Sat
イングランドサッカー協会(FA)は12日、韓国代表FWソン・フンミンに対する物議を醸す過去のインタビューを受け、トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを告発した。 ベンタンクールは今年6月にウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選 2024.09.12 19:00 Thu
アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”を目前に控え、トッテナムに負傷者が発生したようだ。 2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の下、プレミアリーグ開幕からの3試合は1勝1分け1敗とスタートダッシュに失敗したトッテナム。今週末に行われるプレミアリーグ第4節では、宿敵アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー 2024.09.12 17:40 Thu

プレミアリーグの関連記事

プレミアリーグ第4節、トッテナムvsアーセナルが15日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 トッテナムはインターナショナルマッチウィークの中断前に行われた前節、鬼門セント・ジェームズ・パークでニューカッスルに1-2 2024.09.16 00:09 Mon
マンチェスター・シティのブラジル代表GKエデルソンがアシスト記録を伸ばしている。 14日、プレミアリーグ第4節でブレントフォードとのホームゲームに臨んだシティ。開始22秒で失点するまさかの展開となったが、19分にノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのゴールで追いつく。 エデルソンに見せ場がやってきたのは 2024.09.15 22:39 Sun
14日に行われたプレミアリーグ第4節のボーンマスvsチェルシーは歴史的にも派手にイエローカードが飛び交う戦いとなった。 アンソニー・テイラー主審によって裁かれた試合自体はチェルシー勝利で、1-0のロースコア決着となったが、両軍合わせて14枚ものイエローカードを記録。アンド二・イラオラ監督とエンツォ・マレスカ監督の 2024.09.15 18:35 Sun
サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢が振り返った。 プレミアリーグ復帰元年のサウサンプトンは3連敗スタートとなるなか、代表ウィークを挟み、14日の第4節でマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦。30分にPKチャンスもあったが、アンドレ・オナナのストップに遭うと、その後に失点を重ね、0-3の黒星を喫した。 2024.09.15 17:55 Sun
ブライトン&ホーヴ・アルビオンのホーム戦で日本代表MF三笘薫のビッグフラッグが登場した。 2022年夏にベルギーでのレンタルが終わり、ブライトンでのキャリアをスタートさせた三笘。今季から指揮を執るファビアン・ヒュルツェラー監督からも主力に計算され、プレミアリーグ開幕から全4試合で先発が続く。 今週末のイプス 2024.09.15 15:55 Sun

記事をさがす

イヴ・ビスマの人気記事ランキング

1

ダービー控えるトッテナムに痛手…MFイヴ・ビスマが代表戦で負傷か

アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”を目前に控え、トッテナムに負傷者が発生したようだ。 2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の下、プレミアリーグ開幕からの3試合は1勝1分け1敗とスタートダッシュに失敗したトッテナム。今週末に行われるプレミアリーグ第4節では、宿敵アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”が予定されている。 アーセナルは今月のインターナショナルマッチウィークで、主将のMFマルティン・ウーデーゴールが負傷。長期離脱の可能性も報じられており、ダービーに間に合わないのは確実とされている。 前節にデクラン・ライスが退場処分を受けて今節出場停止、新戦力のミケル・メリーノも負傷中と、アーセナルの中盤は非常に厳しい状況。トッテナムからすると、勝利を掴むチャンスでもあった。 しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、トッテナム側もこのインターナショナルマッチウィークで負傷者が発生。マリ代表としてアフリカ・ネーションズカップ(CAN)予選に臨んでいたMFイヴ・ビスマが、10日に行われたエスワティニ代表戦で負傷交代となったようだ。 これにより、ビスマがダービーに間に合うかは不透明になっている模様。直近2試合で先発しているビスマが欠場となれば、トッテナムとしても小さくない影響を受けることになる。 シーズン序盤の大一番として、注目を集める“ノースロンドン・ダービー”。残念ながら、両チームとも万全とは言えない状態で臨むこととなりそうだ。 2024.09.12 17:40 Thu
2

スパーズの新エースFW候補が早くも離脱…指揮官がエバートン戦欠場を明かす

トッテナムの新エースストライカー候補が早くも戦列を離れることになった。 2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節で昇格組レスター・シティ相手に1-1のドロースタートとなったトッテナム。24日に行われるホーム開幕戦ではエバートン相手に初白星を目指す。 アンジェ・ポステコグルー監督はその第2節を前にした公式会見に出席し、最新のチームニュースを提供。レスター戦で新天地デビューを飾ったFWドミニク・ソランケが足首のケガで欠場となることを明かした。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。 「ドミニクは前回の試合で打撲を負い、試合は乗り切ったが、翌日に悪化し、明日は欠場する」 なお、昨シーズンのボーンマスではリーグ戦全試合に出場していたソランケだが、軽傷ではあるものの新天地ではいきなりの欠場となった。 また、オーストラリア人指揮官は同じくレスター戦にて脳震とう疑いで負傷交代したMFロドリゴ・ベンタンクールの欠場も明言している。 「脳震とうのプロトコルに関係なく、私の観点からは、頭部のケガに対しては常により慎重にならなければいけない。彼は非常に順調に回復し、すべての検査を受け、体調も良好だが、ロドリゴを再び出場させる前に、完全に100%の状態であることを確認するために時間をかけて対応するつもりだ」 これで2選手を欠くことが決定した一方、同じくレスター戦の終盤で足を痛めた様子を見せていたDFペドロ・ポロに加え、笑気ガスの一件でクラブ独自の出場停止処分を科されたMFイヴ・ビスマ、バーンリーからの新加入で登録が完了したFWウィルソン・オドベールの3選手が起用可能であると明かした。 「ビスは出場可能だが、他に選択肢がる。ペドロは大丈夫だ。彼は今週トレーニングをしており、他に懸念事項はない」 なお、ソランケ不在の1トップに関してはFWリシャルリソン、FWソン・フンミンを代役に据えるか、プレシーズンでも採用していたMFデヤン・クルゼフスキの偽CF起用で乗り切る構えだ。 2024.08.23 23:02 Fri
3

今季初勝利へ…トッテナムが先発3枚変更でクルゼフスキら起用か

引き分け発進のトッテナム。第2節・エバートン戦(H)は先発3枚が入れ替わる見通しだ。 スパーズは19日、プレミアリーグ第1節で昇格組レスター・シティと1-1ドロー。試合の大部分を支配し、29分にDFペドロ・ポロが先制点も、名手ジェイミー・ヴァーディの1発にやられ、勝ち点3を掴めなかった。 『フットボール・ロンドン』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は24日のエバートン戦で先発3枚を入れ替える見通し。 レスター戦で開幕ゴールも足首を捻って交代したポロは、現段階で出場可否が不透明。プレシーズン好調のDFジェド・スペンスが代役起用せれると見てもよさそうだ。 脳震盪交代のMFロドリゴ・ベンタンクールはエバートン戦回避へ。代役はひと騒動起こしたMFイヴ・ビスマではなく、プレミアリーグ初先発となる新戦力MFアーチー・グレイが濃厚だ。 また、右ワイドはFWブレナン・ジョンソンからMFデヤン・クルゼフスキへ。レスター戦でインパクトに欠けたブレナンではなく、クルゼフスキが順当に使われる模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】エバートン戦へ準備を進めるトッテナム...今季初勝利なるか</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Getting set for <a href="https://twitter.com/hashtag/TOTEVE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TOTEVE</a> <a href="https://t.co/PgLShoZFtr">pic.twitter.com/PgLShoZFtr</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1826687145005785269?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 13:15 Fri
4

スパーズがエバートンに4発完勝で今季初勝利! ビスマ禊弾にソン・フンミンが超絶カウンター弾含む2発【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第2節、トッテナムvsエバートンが24日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが4-0で快勝した。 チャンピオンシップ王者のレスター・シティとの開幕戦を1-1のドローで終え、昨季上位陣で唯一の取りこぼしスタートとなったトッテナム。エバートンを迎え撃ったホーム開幕戦では初白星を狙った。 ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。足首に軽傷を負ったソランケに代えて新加入オドベールをデビューさせ、脳震とうのプロトコルで起用不可のベンタンクールの代役にクルゼフスキを起用したほか、パプ・サールに代えて笑気ガス問題でクラブ独自の出場停止処分を科されたビスマが復帰した。最前線にソン・フンミンを配した攻撃的な布陣を採用した。 開始直後からエンジン全開のホームチームはレスター戦同様に押し込む立ち上がりに。開始2分と5分にはいずれもセットプレーの流れからロメロ、ソン・フンミンが続けて強烈なシュートを枠に飛ばすが、いずれもGKピックフォードの好守に遭う。 以降もハーフコートゲームを展開し、マディソン、ブレナン・ジョンソンと決定機を作りながらも決め切れないトッテナム。しかし、嫌な流れが漂う前に渦中のマリ代表MFが決定的な仕事を見せた。 14分、右サイドを起点にボックス内で細かい繋ぎを見せると、ボックス右のクルゼフスキからの丁寧なマイナスパスに反応したビスマがペナルティアーク左から右足を一閃。相手DFの足先を掠めた強烈なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットに突き刺さった。 ビスマの加入後初ゴールとなる禊の一撃によって先制に成功したホームチーム。前節は追加点が大きな課題として残ったなか、先制後はやや押し返されて攻撃が停滞。 それでも、冷静にゲームを進めると、25分にはGKピックフォードへのバックパスに猛然とプレスを仕掛けたソン・フンミンが見事にボックス内で奪い切って無人のゴールへシュートを流し込み、エースの今季初ゴールで2点目を奪い切った。 この追加点によってゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたホームチームは、引き続きボールを握りながらオドベールの左サイドでの単騎突破や盛んにローリングする右サイドを起点に3点目を狙う。前半終了間際には課題のセットプレーでエバートンに際どい場面を作られたが、身体を張った守備で撥ね返した。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した展開に。序盤の57分には2点を追うエバートンがリンドストローム、エンディアイエと新戦力のアタッカー2人を同時投入。すると、その直後にはリンドストロームが鋭いシュートでGKヴィカーリオを脅かす。 一方、後半はなかなか決定機まで持ち込めないトッテナムは67分、オドベール、クルゼフスキを下げてリシャルリソン、サールを同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には左CKの場面でキッカーのマディソンの完璧なクロスをロメロが打点の高いヘディングシュートで合わせ、スパーズ通算100試合目のメモリアルゲームを自ら祝った。 完全に勢いづいたホームチームは驚愕のロングカウンターからトドメの4点目まで奪取。77分、自陣ペナルティアークでボールを奪ったファン・デ・フェンがそのまま快足を飛ばして中央突破。相手ボックス付近まで運んで左を並走するソン・フンミンにラストパスを送ると、韓国代表FWが左足シュートで股間を抜いてこの試合2点目を奪った。 これでエバートンの心を完全に折ったスパーズはグレイ、ベリウヴァルら若手に出場機会を与えつつゲームをクローズに入る。そして、このまま冷静にクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。 トッテナム 4-0 エバートン 【トッテナム】 イヴ・ビスマ(前14) ソン・フンミン(前25、後32) クリスティアン・ロメロ(後26) <span class="paragraph-title">【動画】プレミア最速CBの圧巻の中央突破からソン・フンミンがロングカウンター完結!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ファン・デ・フェンの持ち上がりから<br>ソン・フンミン本日2ゴール目<br><br>プレミアリーグ 第2節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/ZfBs5zRwvN">pic.twitter.com/ZfBs5zRwvN</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1827371127380844629?ref_src=twsrc%5Etfw">August 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.25 01:07 Sun
5

スパーズが笑気ガス使用のビスマに懲戒処分…ポステコグルー監督「レスター戦から彼を出場停止にした」

トッテナムが、違法となる笑気ガス使用の動画を投稿したマリ代表MFイヴ・ビスマに対して懲戒処分を行った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 ビスマは10日に行われたバイエルンとのプレシーズンマッチ後の夜に街へ繰り出すと、リムジンの後部座席に座りながら風船から亜酸化窒素を吸い込む自身の姿を撮影し、スナップチャットのアカウントでシェアした。 イギリスでは昨年末から「ヒッピークラック」と呼ばれる笑気ガスの所持は違法となり、ビスマは今回の行為によって警察の捜査を受ける可能性がある。 亜酸化窒素の使用は脳障害、うつ病、記憶喪失、失禁、幻覚、神経損傷を引き起こす可能性があり、常習的な常用者は最長2年の懲役、売人は最長14年の懲役となる。 その後、自身のしでかした愚行に気が付いたビスマは11日、「これらの動画について謝罪したい。これは重大な判断力の欠如だった。これがどれほど深刻で、健康上のリスクを伴うかを今は理解している。また、フットボーラーおよび模範としての責任を非常に真剣に受け止めている」と全面的に非を認めて謝罪した。 しかし、イギリス『サン』の取材に対して、クラブ内部での調査および懲戒処分を認めていたトッテナムは、処分の詳細に関しては明かさずも今週末に予定されるプレミアリーグ開幕節レスター・シティ戦での出場停止という処分を下した。 15日、レスター戦に向けた公式会見に出席したアンジェ・ポステコグルー監督は、ビスマの一件に関して言及。クラブ独自でレスター戦のメンバーから外す決断をしたことを明かした。 「長い間フットボールに関わってきたが、このような状況が起こったとき、私はいくつかの方法で彼らを見ようとしてきた」 「まず、ビスという人物がいて、彼は誤った決断をした」 「まだ制裁が関わっており、その一部は教育的なものだ。彼は責任のあるプロフットボーラーだ」 「彼は月曜日(レスター戦)に出場できない。月曜日の試合から彼を出場停止にした」 「彼は私とチームの両方との信頼関係を再び築く必要がある。彼には扉が開かれており、我々は彼が下す決断がチームに影響を与えることを理解するのを助けることができる」 さらに、ビスマが信頼回復へどんな振る舞いをすべきかとの問いに対してオーストラリア人指揮官は「行動だ。単純なことだよ。より良い決断を下すことが大事だ。彼は私やクラブ、関係者全員に対して真摯に謝罪したが、それはほんの一部に過ぎない」と返答。 謝罪という一過性の行動ではなく、日々のプロフェッショナルな振る舞いを通じて自身やスタッフ、チームメイトから再び尊敬を集めるべきだと、至極もっともな見解を述べた。 2024.08.15 22:28 Thu

トッテナムの人気記事ランキング

1

元ブラジル代表MFパウリーニョが36歳で現役引退…バルサやスパーズ、コリンチャンスで活躍

元ブラジル代表MFパウリーニョ(36)が現役引退を発表した。 6月末にコリンチャンスを契約満了によって退団していた36歳MFは8日、自身のインスタグラムを通じてプロフットボーラーからの引退を発表した。 「僕は幾度もチャンピオンに輝き、重要なタイトルを獲得し、ワールドカップに2回出場し、バルセロナでプレーするという栄誉にも恵まれた。偉大な遺産を残すことができた。コリンチャンスでの最後の試合で、4万5000人のコリンチャンスファンの前で、これが最後の試合になるだろうと感じたんだ。別れを告げるのにこれ以上の方法はないよ」 パウリーニョが涙ながらに語ったコリンチャンスでのラストマッチは5月28日にホームで行われたコパ・スダメリカーナのグループF最終節のラシン・クラブ・デ・モンテビデオ戦。3-0の快勝で首位でのノックアウトステージ進出を決めた中、試合後にパウリーニョは妻と2人の息子とともにスタジアムを一周。ホームの大観衆から大きな拍手が贈られ続け、チームメイトによる胴上げも行われていた。 その際に「コリンチャンス以上の素晴らしい環境、スタジアム、ファンは存在しない。何度も言ってきたけど、全てが世界No.1だ。長年にわたって授けてくれた愛情、尊敬に感謝しているよ」と、現役引退を示唆するようなコメントを残していた。 母国のグレミオ・オザスコ・アウダックスの下部組織で育ったパウリーニョは、リトアニアのFCヴィリニュス、ŁKSウッチとヨーロッパのクラブでプロキャリアをスタート。しかし、人種差別や給与未払い問題などで帰国を余儀なくされ、古巣でキャリアをリスタート。CAブラガンチーノ(現レッドブル・ブラガンチーノ)を経てコリンチャンスに1度目の加入。 母国の名門ではすぐさま国内屈指のボックス・トゥ・ボックスMFとして台頭し、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA、コパ・リベルタドーレス、FIFAクラブ・ワールドカップ制覇に貢献。その活躍によってトッテナムへのステップアップを果たしたが、イングランドの地では加入1年目こそ主力として活躍も2年目に序列が低下。2015年夏に中国の広州足球倶楽部へ完全移籍し、アジアの地では3度のリーグ制覇にAFCチャンピオンズリーグ制覇にも貢献した。 その後、2017年8月のバルセロナ移籍で欧州再上陸を果たすと、2017-18シーズンのラ・リーガ、コパ・デル・レイの国内2冠に貢献。その翌年に広州へ帰還し、サウジアラビアのアル・アハリでのプレーを経て2022年1月にコリンチャンスで母国帰還を果たしていた。 2011年9月のアルゼンチン代表戦でデビューを飾ったブラジル代表では通算56試合に出場。2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と2度のワールドカップ出場に加え、2013年のFIFAコンフェデレーションズカップ優勝を経験した。 <span class="paragraph-title">【動画】パウリーニョが涙と共に現役に別れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C_p2jbrO6N-/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C_p2jbrO6N-/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C_p2jbrO6N-/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Paulinho(@paulinhop8)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.09.09 06:00 Mon
2

FAがスパーズのベンタンクールを告発…6月に同僚ソン・フンミン揶揄したインタビューが大きな騒動に

イングランドサッカー協会(FA)は12日、韓国代表FWソン・フンミンに対する物議を醸す過去のインタビューを受け、トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールを告発した。 ベンタンクールは今年6月にウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニー(ソン・フンミン)の? みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった。僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」と騒動を謝罪した。 その後、ソン・フンミンは自身のインスタグラムのストーリーズを通じて、「ロロと話をしました。彼は間違いを犯しました。彼はそれを承知しており、謝罪しています。ロロはわざと不快なことを言うつもりはありませんでした。僕らは兄弟であり、何も変わっていません」と謝罪を受け入れる対応を示していた。 その一件から約3カ月を経て、FAはベンタンクールを告発した。その決断の理由を以下のように説明している。 「ロドリゴ・ベンタンクールは、メディアのインタビューに関連した不正行為により、FA規則E3に違反した疑いで告発されました」 「トッテナム・ホットスパーのミッドフィールダーは、不適切な行動をとったり、暴言や侮辱的な言葉を使ったり、ゲームの評判を落としたりしたため、FA規則E3.1に違反したとされています」 「さらに、これはFA規則E3.2で定義されている『悪質な違反』に該当すると主張されています。これは、明示的か暗示的かを問わず、国籍および/または人種および/または民族的起源への言及が含まれているためです」 ベンタンクールは9月19日までに今回の告発に対する回答を行う必要があるが、それまでの出場は認められているため、15日に控えるアーセナルとのノースロンドン・ダービー出場は可能となっている。 なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によれば、ベンタンクールに正式な処分が下された場合、6~12試合の出場停止という厳刑を科される場合もあるという。 2024.09.12 19:00 Thu
3

ダービー控えるトッテナムに痛手…MFイヴ・ビスマが代表戦で負傷か

アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”を目前に控え、トッテナムに負傷者が発生したようだ。 2年目を迎えたアンジェ・ポステコグルー監督の下、プレミアリーグ開幕からの3試合は1勝1分け1敗とスタートダッシュに失敗したトッテナム。今週末に行われるプレミアリーグ第4節では、宿敵アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”が予定されている。 アーセナルは今月のインターナショナルマッチウィークで、主将のMFマルティン・ウーデーゴールが負傷。長期離脱の可能性も報じられており、ダービーに間に合わないのは確実とされている。 前節にデクラン・ライスが退場処分を受けて今節出場停止、新戦力のミケル・メリーノも負傷中と、アーセナルの中盤は非常に厳しい状況。トッテナムからすると、勝利を掴むチャンスでもあった。 しかし、イギリス『デイリー・メール』によると、トッテナム側もこのインターナショナルマッチウィークで負傷者が発生。マリ代表としてアフリカ・ネーションズカップ(CAN)予選に臨んでいたMFイヴ・ビスマが、10日に行われたエスワティニ代表戦で負傷交代となったようだ。 これにより、ビスマがダービーに間に合うかは不透明になっている模様。直近2試合で先発しているビスマが欠場となれば、トッテナムとしても小さくない影響を受けることになる。 シーズン序盤の大一番として、注目を集める“ノースロンドン・ダービー”。残念ながら、両チームとも万全とは言えない状態で臨むこととなりそうだ。 2024.09.12 17:40 Thu
4

【プレミアリーグ第4節プレビュー】今季最初のNLダービー! シティ&リバプールが連勝狙う

インターナショナルマッチウィーク前に行われた第3節では王者マンチェスター・シティ、リバプールが唯一の3連勝を達成。アーセナルとブライトンは痛み分けに終わり、チェルシーやトッテナムが取りこぼす形となった。 中断明けで週明けにはUEFAコンペティションのリーグフェイズが開幕する過密日程のなかで実施される第4節。今節最大の注目カードはノースロンドン・ダービーだ。 トッテナムは前節、ニューカッスル相手に試合内容では圧倒しながらも2点目を奪うのに苦戦。その間に効率よく得点を重ねたホームチームに2-1と敗れ、鬼門セント・ジェームズ・パークで3連敗となった。これで今季初黒星と難しい形でのシーズンスタートとなったポステコグルーのチームは、直近4試合の対戦で勝利がない宿敵相手にバウンスバックの勝利を目指す。代表期間に負傷したMFビスマの状態は懸念も、DFファン・デ・フェン、FWソランケが復帰できる見込みで、ほぼベストなメンバーでホームでの大一番に臨めるはずだ。 一方、アーセナルは前節、ブライトンと1-1のドローに終わって開幕連勝がストップ。難敵相手に幸先よく先制したが、後半序盤のMFライスの退場が響き守勢を強いられると、何とか勝ち点1を得るのが精いっぱいというホームゲームとなった。さらに、今回の代表期間にはMFウーデゴール、DFカラフィオーリの2選手が負傷。とりわけ、中盤では新加入MFメリーノの離脱にライスの出場停止が重なり、多くの主力を欠く難しい状況に。敵地での大一番を前に新契約締結を発表したアルテタ監督は中盤と前線の組み合わせを含めその手腕が試される一戦となる。 開幕3連勝とさすがの滑り出しを見せた王者マンチェスター・シティは、ブレントフォード相手に開幕4連勝を狙う。前節は難所ロンドン・スタジアムでFWハーランドが今季2度目のハットトリックを達成し、3-1の快勝を収めた。また、代表期間にはDFアケの離脱は痛恨も、スペイン代表でMFロドリが試運転を行い、今節からクラブチームでも復帰が見込まれる。週明けにCLインテル戦、次節にアーセナル戦と重要な連戦を控える中、2勝1敗と好スタートを切った曲者相手に弾みを付ける勝利といきたい。ただ、絶好調のハーランドに関して大事な友人が他界する悲劇があり、グアルディオラ監督は休養を与える考えだ。エースの出場の可能性は残されているが、FWアルバレスの移籍で大きな懸念材料となるノルウェー代表FWのバックアップ問題に対する指揮官の解答がいきなりみられることになるはずだ。 その王者と同様に開幕4連勝を目指すリバプールはノッティンガム・フォレストとのホームゲームに臨む。前節、オランダ人指揮官対決に注目が集まったマンチェスター・ユナイテッドとの名門対決を3-0のスコア以上の差で完勝したレッズ。エースのサラー、ディフェンスリーダーのファン・ダイクの変わらぬ安定感にMFグラフェンベルフの覚醒、スロット監督の柔軟な采配とチームを巡る状況はすこぶるいい。フォレストは侮れない相手ではあるものの、ホームで取りこぼす可能性は低いと思われる。なお、中盤ではMFエリオットの負傷離脱にMFマク・アリスターが軽傷を負っており、日本代表で安定したパフォーマンスを見せたMF遠藤航にとっては初スタメンあるいはより長いプレータイムが与えられることを期待したい。 そのリバプールに完敗し、早くも今季初の連敗を喫したマンチェスター・ユナイテッドは、DF菅原由勢を擁するサウサンプトン相手にバウンスバックの勝利を狙う。MFカゼミロの2つのミスが決定的となった一方、スカッドの質や采配力でも完敗となった前節を経てテン・ハグ監督の進退問題が再燃するなど穏やかな状況ではない赤い悪魔。前節から負傷者の状況にあまり変化はなく、代表戦で明暗分かれたDFデ・リフトとFWザークツィーのオランダ代表コンビや新天地デビュー期待されるMFウガルテら新戦力の活躍が連敗ストップのカギを握る。 開幕3連敗とプレミアの厳しさを早くも実感させられるサウサンプトンでは前節、チームの今季初ゴールを挙げた菅原の活躍に期待。日本代表では左右のウイングバックにアタッカーを起用する森保監督の判断により2試合出番なしに終わった悔しさを格上ユナイテッド相手に晴らしたいところだ。 ここまで1勝1分け1敗の微妙なスタートとなったチェルシーは、開幕3戦無敗の難敵ボーンマスとのアウェイゲームで2戦ぶりの白星を狙う。前節はクリスタル・パレス相手に先制しながらも追いつかれてドロー。連勝のチャンスを逃した。今回の一戦ではMFパーマーに続き、長期契約にサインしたFWジャクソンに期待。諸々の事情でストライカー補強を見送ったクラブの期待に応え3試合連続ゴールで勝利に導けるか。 MF三笘薫を擁するブライトンは昇格組イプスウィッチ相手に2試合ぶりの白星を狙う。前節のアーセナル戦で新体制での連勝がストップも、チームの状態は引き続き良好だ。開幕からキレを感じさせる三笘は日本代表でも躍動感を見せており、長距離移動による疲労は不安材料だが、今季未勝利の昇格組相手に決定的な仕事が期待される。 MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは初勝利を懸けてレスター・シティと対戦。開幕連敗スタートから前節のチェルシー戦ではまずまずの試合内容でドローに持ち込んでおり、今度はリーグ戦初白星といきたい。チェルシー戦では後半に決定的なシュートも放った鎌田は代表でもリンクマンとして安定したパフォーマンスを見せており、プレミア初ゴールも期待できそうだ。 その他では開幕3連敗スタートのエバートンと上位進出を窺うアストン・ビラの名門対決、開幕未勝利のウォルバーハンプトンと好調ニューカッスルが激突する一戦にも注目だ。 《プレミアリーグ第4節》 ▽9/14(土) 《20:30》 サウサンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド 《23:00》 ブライトン vs イプスウィッチ クリスタル・パレス vs レスター・シティ フルアム vs ウェストハム リバプール vs ノッティンガム・フォレスト マンチェスター・シティ vs ブレントフォード 《25:30》 アストン・ビラ vs エバートン 《28:00》 ボーンマス vs チェルシー ▽9/15(日) 《22:00》 トッテナム vs アーセナル 《24:30》 ウォルバーハンプトン vs ニューカッスル 2024.09.14 12:00 Sat
5

10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】

20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly